JPH07110757B2 - トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置 - Google Patents

トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置

Info

Publication number
JPH07110757B2
JPH07110757B2 JP3430589A JP3430589A JPH07110757B2 JP H07110757 B2 JPH07110757 B2 JP H07110757B2 JP 3430589 A JP3430589 A JP 3430589A JP 3430589 A JP3430589 A JP 3430589A JP H07110757 B2 JPH07110757 B2 JP H07110757B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
gate
shaped member
fitting
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3430589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02215693A (ja
Inventor
裕彦 西田
利一 山本
Original Assignee
大福工営株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大福工営株式会社 filed Critical 大福工営株式会社
Priority to JP3430589A priority Critical patent/JPH07110757B2/ja
Publication of JPH02215693A publication Critical patent/JPH02215693A/ja
Publication of JPH07110757B2 publication Critical patent/JPH07110757B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トロリーコンベヤ用レールを天井側から吊り
下げるための吊り下げ装置に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来、トロリーコンベヤ用レールを吊り下げる場合に
は、当該レールの上面にブラケットを溶接し、このブラ
ケットと天井側のレール吊り下げ部材とを連結してい
た。従って、前記ブラケットの位置によってレール長さ
方向の吊り下げ位置が決まってしまうので、前記ブラケ
ットのレール長さ方向の位置に合わせてレール吊り下げ
部材を精度良く配設しなければならなかった。又、長尺
のレールに直接ブラケットを溶接しなければならないの
で、溶接作業に手間がかかる欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決するために、
レール吊り下げ部材の下端部に連結される門形部材の両
側板内側に、トロリーコンベヤ用レールの上側左右両側
縁に嵌合する溝を各々備えた左右一対の嵌合部材を配置
し、両嵌合部材をボルトが貫通する状態で前記門形部材
の両側板をボルトナットにより互いに接近方向に締結し
た吊り下げ装置であって、前記両嵌合部材の内、少なく
とも一方の嵌合部材は、前記門形部材の側板に対して固
着せず、他方の嵌合部材の内側面とこれに対向する門形
部材の一方の側板の内側面との間の間隔を前記レールの
上側左右両側縁間の巾よりも若干大ならしめて成るトロ
リーコンベヤ用レール吊り下げ装置を提案するものであ
る。
(発明の作用) 前記門形部材を前記レールに取り付ける場合、前記一対
の嵌合部材の内、門形部材の側板に固着していない一方
の嵌合部材を取り外した状態で、他方の嵌合部材の内側
面とこれに対向する門形部材の一方の側板の内側面との
間に前記レールの上側左右両側縁が嵌合するように、前
記レールに対して門形部材を嵌合させると共に、門形部
材を横にずらせて前記他方の嵌合部材の溝に前記レール
の上側左右両側縁の一方を嵌合させる。この結果、前記
レールの上側左右両側縁の他方とこれに隣接する門形部
材の一方の側板との間に隙間が生じるので、取り外して
ある前記一方の嵌合部材を前記門形部材から離れた位置
で前記レールの上側左右両側縁の他方に溝を利用して嵌
合させると共に、当該嵌合部材をレールに沿って摺動さ
せることにより、前記門形部材の一方の側板内側に進入
させる。係る状態で、両嵌合部材にボルトを貫通させる
ように前記門形部材の両側板をボルトナットにより互い
に接近方向に締結して、門形部材をレール長さ方向の所
定位置、即ち天井側のレール吊り下げ部材に連結し得る
位置、に固定することが出来る。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図及び第2図に於いて、1はトロリーコンベヤ用レ
ール、2は天井側から垂下するレール吊り下げ部材、3
は前記レール吊り下げ部材2の下端に連結される門形部
材である。この門形部材3と前記レール吊り下げ部材2
とは、前記レール吊り下げ部材2の下端側部に溶接によ
り固着された受け座板4と、前記門形部材3の上面に溶
接によって垂直に固着された取付板5と、両者を結合す
るボルト6及びナット7によって連結される。前記受け
座板4と取付板5とは、その板面がレール1の長さ方向
に対して直角となる向きに取り付けられており、これら
受け座板4と取付板5の対接面4a,5aには、互いに嵌合
し合って上下方向の相対滑りを阻止する凹凸加工が施さ
れている。又、一方の取付板5のボルト孔8は上下方向
の長孔に形成され、ナット7を弛緩させて受け座板4と
取付板5の対接面4a,5aの噛み合いを外した状態で、取
付板5を受け座板4に対してボルト孔8の範囲内で昇降
させた後にナット7を締結する方法により、レール吊り
下げ部材2に対する門形部材3の取り付け高さを調整し
得る。
このレール吊り下げ部材2に対する門形部材3の連結構
造は上記構造に限定されない。例えば第4図に示すよう
に、レール吊り下げ部材2の下端側部に固着された受け
座板9の厚さを下端側程大ならしめると共に、門形部材
3の上面に垂直に固着された取付板10の厚さを上端側程
大ならしめ、以て受け座板9と取付板10の対接面9a,10a
を図示のように傾斜させることにより、ボルト6及びナ
ット7で受け座板9と取付板10とを締結したとき、両者
間の上下方向の相対滑りを前記両対接面9a,10aの傾斜に
より防止し得るように構成することも出来る。
前記門形部材3の左右両側板11a,11bの内側には、嵌合
部材12a,12bが配置されている。これら嵌合部材12a,12b
の内側には、前記レール1の上側左右両側縁1a,1bに嵌
合する溝13a,13bが全長にわたって形成され、一方の嵌
合部材12aのみが門形部材3の一方の側板11aに溶接によ
って固着されている。又、門形部材3の両側板11a,11b
及び両嵌合部材12a,12bには、2本のボルト14a,14bを左
右横方向に貫通させるためのボルト孔16が設けられてい
る。15a,15bはナットである。
前記嵌合部材12aの内側面とこれに対向する門形部材3
の側板11bの内側面との間の間隔D1は、前記レール1の
上側左右両側縁1a,1b間の巾D2よりも若干大きくなって
いる。
レール1をレール吊り下げ部材2に連結する場合、第3
図に示すように一方の嵌合部材12bを取り外した状態の
門形部材3をレール1に上から嵌合させる。このとき、
前記間隔D1,D2の関係から、レール1の上側左右両側縁1
a,1bが、嵌合部材12aとこれに対向する門形部材3の側
板11bとの間に相対的に嵌入する。係る状態でレール1
に対し門形部材3を横方向にずらせて、嵌合部材12aの
溝13aをレール1の一方の側縁1aに嵌合させる。この結
果、レール1の他方の側縁1bと門形部材3の側板11bと
の間に隙間が生じるので、この門形部材3から離れた位
置でレール1の側縁1bに溝13bを利用して嵌合させた嵌
合部材12bを門形部材3の方へ摺動させ、当該嵌合部材1
2bを前記レール1の側縁1bと門形部材3の側板11bとの
間に入り込ませることが出来る。然して、全てのボルト
孔16が一致したところでボルト14a,14bを門形部材3の
側板11a,11b及び両嵌合部材12a,12bにわたって貫通さ
せ、ナット15a,15bを螺嵌させる。そして門形部材3
を、各嵌合部材12a,12bの溝13a,13bを利用してレール1
に対しその長さ方向に摺動させ、取付板5をレール吊り
下げ部材2の受け座板4に対接させ、高さ調整した後に
ボルト6及びナット7にて締結する。この後、ナット15
a,15bを締め付けて、門形部材3の両側板11a,11bを互い
に接近させるように締結することにより、当該門形部材
3をレール1に固定する。
尚、作業性の若干の低下が許容されるならば、両嵌合部
材12a,12bの何れもを門形部材3の両側板11a,11bに固着
しないでおくことも可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明のトロリーコンベヤ用レール吊り下
げ装置によれば、レール側には何も取り付けておく必要
がないので、組立コストを大幅に削減し得る。しかも天
井側のレール吊り下げ部材の位置に合わせて、レール長
さ方向の任意の位置に門形部材を固定することが出来る
ので、レール吊り下げ部材のレール長さ方向の位置精度
を高めておく必要は全くなくなる。更にレールと門形部
材とは、溝付き嵌合部材とボルトナットにより安全強固
に結合することが出来るにも拘わらず、少なくとも一方
の嵌合部材は門形部材に固着しないで脱着可能としたの
で、レールとの結合作業を簡単容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部縦断正面図、第2図は一部縦断側面図、第
3図はレールに対する門形部材の取り付け作業を説明す
る横断平面図、第4図は変形例を説明する要部の縦断側
面図である。 1……トロリーコンベヤ用レール、1a,1b……レール1
の上側左右両側縁、2……レール吊り下げ部材、3……
門形部材、4,9……受け座板、5,10……取付板、6,14a,1
4b……ボルト、7,15a,15b……ナット、8,16……ボルト
孔、11a,11b……門形部材の両側板、12a,12b……嵌合部
材、13a,13b……溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール吊り下げ部材の下端部に連結される
    門形部材の両側板内側に、トロリーコンベヤ用レールの
    上側左右両側縁に嵌合する溝を各々備えた左右一対の嵌
    合部材を配置し、両嵌合部材をボルトが貫通する状態で
    前記門形部材の両側板をボルトナットにより互いに接近
    方向に締結した吊り下げ装置であって、前記両嵌合部材
    の内、少なくとも一方の嵌合部材は、前記門形部材の側
    板に対して固着せず、他方の嵌合部材の内側面とこれに
    対向する門形部材の一方の側板の内側面との間の間隔を
    前記レールの上側左右両側縁間の巾よりも若干大ならし
    めて成るトロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置。
JP3430589A 1989-02-14 1989-02-14 トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置 Expired - Fee Related JPH07110757B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3430589A JPH07110757B2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3430589A JPH07110757B2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02215693A JPH02215693A (ja) 1990-08-28
JPH07110757B2 true JPH07110757B2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=12410445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3430589A Expired - Fee Related JPH07110757B2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14 トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07110757B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200480837Y1 (ko) * 2015-02-12 2016-07-12 다이후쿠코리아 (주) 오버헤드 파워 앤드 프리 컨베이어와 서포트의 결합 구조

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105064148B (zh) * 2015-08-10 2017-04-12 上海空列轨道技术有限公司 支柱轨道梁系统
CN105538342A (zh) * 2016-02-03 2016-05-04 深圳市施罗德工业测控设备有限公司 一种轨道支架
CN111571637A (zh) * 2020-04-20 2020-08-25 广东电网有限责任公司 一种应用于挂轨机器人轨道的吊顶固定装置
CN112030624B (zh) * 2020-09-03 2022-05-13 南京派光高速载运智慧感知研究院有限公司 一种用于管廊机器人运行的轨道基础设施

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200480837Y1 (ko) * 2015-02-12 2016-07-12 다이후쿠코리아 (주) 오버헤드 파워 앤드 프리 컨베이어와 서포트의 결합 구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02215693A (ja) 1990-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5259165A (en) Supporting metal fittings for double beams
JPH07110757B2 (ja) トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置
US5119908A (en) Procedure for mounting the guide rails for an elevator car or counterweight, and a mounting system implementing the procedure
US4831805A (en) Precast concrete board fixing metal fitting
CN113152748A (zh) 单元式幕墙侧挂支座系统
US5255609A (en) Suspension support system for an overhead conveyor system with clamp type connectors which do not penetrate existing structure
JPH0732545Y2 (ja) トロリーコンベヤ用レール吊り下げ装置
JPH0623617Y2 (ja) カーテンウォールの取付構造
JP2816046B2 (ja) ガイドレール取付装置
JP3330136B2 (ja) ケーブルラック支持用のフラットバーの吊りボルトへの取付け構造及びケーブルラック支持用のフラットバーの保持部材
JP2833430B2 (ja) 柱梁の据付構造における梁の保持構造
JPS644776Y2 (ja)
JP2653267B2 (ja) トロリーコンベヤ用レール吊下装置
JPH0735945Y2 (ja) 天井吊ボルト連結金具
JPH0671702U (ja) 壁パネル取付構造
JPH0682262U (ja) 建築用外壁材の取付構造
JPH03200691A (ja) マンコンベアのガイドレール接続構造
JPH0518546Y2 (ja)
JP2867142B2 (ja) モノレールのレール支持装置
JPH0417680Y2 (ja)
JPH06264499A (ja) 梁の接合装置
JPH0339356Y2 (ja)
JPS6332031A (ja) 梁接合構造
JPH0748842Y2 (ja) 溶接階段
JPH0451371Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees