JP2816046B2 - ガイドレール取付装置 - Google Patents

ガイドレール取付装置

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JP2816046B2
JP2816046B2 JP4060401A JP6040192A JP2816046B2 JP 2816046 B2 JP2816046 B2 JP 2816046B2 JP 4060401 A JP4060401 A JP 4060401A JP 6040192 A JP6040192 A JP 6040192A JP 2816046 B2 JP2816046 B2 JP 2816046B2
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rail
guide rail
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林 博 司 小
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Toshiba Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/023Mounting means therefor
    • B66B7/024Lateral supports

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層建物におけるエレ
ベータの昇降路を昇降する乗りかごや重錘を案内するよ
うに昇降路に立設されるガイドレールを取付けるガイド
レール取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高層建物におけるエレベータの
昇降路を昇降する乗りかごや重錘は、昇降路のガイドレ
ールに沿って交互に昇降するように設けられており、こ
のガイドレールは昇降路の側壁にガイドレール取付装置
を約2〜3m程度の間隔で固定して設けており、このガ
イドレール取付装置は高層建物の高さに応じて数百個程
度の使用数になる。
【0003】既に提案されているこの種のガイドレール
取付装置は、図7及び図8に示されるように構成されて
いる。
【0004】即ち、図7及び図8において、昇降路1の
側壁1aには、断面がL字状をなす壁側取付部材2の垂
直片2aが各アンカーボルト3で固定されている。即
ち、この垂直片2aには、一対の条孔4が水平方向に穿
設されており、この各条孔4には、各アンカーボルト3
が貫通して垂直片2aを固定している。又、上記壁側取
付部材2の水平片2bには、一対の長孔5が前後方向へ
穿設されており、この両長孔5には、アングル状をなす
レール側金具6の水平片6aが各取付ボルト7で固定さ
れている。つまり、上記両長孔5の位置する水平片6a
には、各条孔8が両長孔5と同じ方向へ穿設されてお
り、上記壁側取付部材2の水平片2bとレール側金具6
の水平片6aとは、両長孔5と各条孔8とを通した各取
付ボルト7で固定されている。さらに、上記レール側金
具6の垂直片6bには、ガイドレール9の基部9aが当
接しており、このガイドレール9の基部9aは各レール
ブラケット(レールクリップともいう)10と各取付ボ
ルト11で緊締固定されている。
【0005】従って、上述したガイドレール取付装置
は、昇降路1の側壁1aにガイドレール9を取付ける時
には、昇降路1の側壁1aに壁側取付部材2の垂直片2
aを各アンカーボルト3で固定し、予め、壁側取付部材
2に仮締めしたレール側金具6の垂直片6bをガイドレ
ール9の背面に当接した状態で各取付ボルト7を緩め、
壁側取付部材2に対するレール側金具6を各長孔5や各
条孔8を介して摺動させ、これにより、昇降路1の側壁
1aからガイドレール9の背面までの距離を調整して
後、上記各取付ボルト7で緊締固定して壁側取付部材2
とレール側金具6とを締結し、しかる後、この両者の接
合部を溶接して固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たガイドレール取付装置は、昇降路1の側壁1aが比較
的に凹凸がある関係上、上記壁側取付部材2の水平片2
bはある程度傾斜することを余儀無くされため、レール
側金具6の垂直度が損なわれるおそれがあり、これに起
因して、エレベータの乗りかごの昇降時、乗りかごが横
振れが発生する原因になる。このために、上記レール側
金具6の水平片6aと上記壁側取付部材2の水平片2b
との間や上記レール側金具6の垂直片6bとガイドレー
ル9の背面との間に複数のライナー(隔離片)を挿入し
て、ガイドレール9が垂直になるように調整を行ってい
る。しかも、上記上記壁側取付部材2の垂直片2aが取
付く部分の昇降路1の側壁1aは異なる大きさの凹凸が
あるため、異なる厚さのライナー(隔離片)を予め用意
しなければならず、さらに、ライナー(隔離片)の挿入
作業は高所作業のために時間と労力を費やし安全性にも
問題がある。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、ライナー(隔離片)を使用することな
く、乗りかごの横揺れを防止し、高所作業でも自動化
し、取付作業のできるようにして安全性や信頼性の向上
を図るようにしたガイドレール取付装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、昇降路の側壁
に立設されるガイドレールにおいて、上記側壁に壁側取
付部材を直接若しくは間接的に固定し、この壁側取付部
材にレール側平板を上記ガイドレールに対して前後方向
へ調整可能に設け、このレール側平板の端面に上記ガイ
ドレールを各レールブラケットと各取付ボルトで緊締固
定するように付設したものである。
【0009】
【作用】本発明は、昇降路の側壁にガイドレールを取付
ける時、昇降路の側壁に壁側取付部材の垂直片を各アン
カーボルトで固定し、予め、壁側取付部材に仮締めした
レール側平板の円弧部をガイドレールの背面に当接した
状態で各取付ボルトを緩め、壁側取付部材に対するレー
ル側平板を各長孔や各条孔を介して摺動させ、これによ
り、昇降路の側壁からガイドレールの背面までの距離を
調整して後、上記各取付ボルトで緊締固定して壁側取付
部材とレール側平板とを緊締固定し、しかる後、この両
者の接合部を溶接して固定している。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示のー実施例について説明
する。
【0011】なお、本発明は、上述した具体例と同一構
成部材には、同じ符号を付して説明する。
【0012】図1乃至図3において、符号1は、例え
ば、高層建物における昇降路であって、この昇降路1の
側壁1aには、断面がL字状をなす壁側取付部材12の
垂直片12aが各アンカーボルト3で固定されている。
即ち、この垂直片12aには、一対の小孔13が穿設さ
れており、この各条孔13には、各アンカーボルト3が
貫通して垂直片12aを固定している。又、上記壁側取
付部材12の水平片12bには、一対の長孔14が水平
方向へ穿設されており、この両長孔14には、レール側
平板15が各取付ボルト16で固定されている。つま
り、上記両長孔14の位置する水平片12bには、各条
孔17が両長孔14に対して直交して穿設されており、
上記壁側取付部材12の水平片12bとレール側平板1
5とは、各条孔17と両長孔14とを通した各取付ボル
ト16で固定されている。さらに、上記レール側平板1
5の端部には、僅かに円弧部15aが壁面1aの凹凸に
よる傾斜を解消可能に形成されており、この円弧部15
aには、一対のねじ孔18が刻設されている。さらに
又、上記円弧部15aには、ガイドレール9の基部9a
が当接しており、このガイドレール9の基部9aは各レ
ールブラケット(レールクリップともいう)10と各取
付ボルト11で緊締固定されている。
【0013】以下、本発明の作用について説明する。
【0014】従って、昇降路1の側壁1aにガイドレー
ル9を取付けるとき、昇降路1の側壁1aに壁側取付部
材12の垂直片12aを各アンカーボルト3で固定す
る。
【0015】次に、予め、壁側取付部材12に仮締めし
たレール側平板15の円弧部15aをガイドレール9の
背面に当接した状態で各取付ボルト11を緩め、壁側取
付部材12に対するレール側平板15を各長孔14や各
条孔17を介して摺動させ、これにより、昇降路1の側
壁1aからガイドレール9の背面までの距離を調整して
後、上記レール側平板15にガイドレール9を各レール
ブラケット10と各取付ボルト11で緊締固定し、しか
る後、この両者の接合部を溶接して固定する。
【0016】次に、図3(A)(B)に示される本発明
の他の実施例は、レール側平板15の円弧部15aの代
りに、壁面1aの凹凸による傾斜を解消するために、レ
ール側平板15の端部を面取りをして各取付ボルト11
を螺装し、上記レール側平板15にガイドレール9を各
レールブラケット10と各取付ボルト11で緊締固定す
るものである。
【0017】又一方、図4に示される本発明の他の実施
例は、レール側平板15の水平部を殺ぎ取り、レール側
平板15自体を薄肉軽量化したものであり、これにより
各取付ボルト11を螺装し、上記レール側平板15にガ
イドレール9を各レールブラケット10と各取付ボルト
11で緊締固定するものである。
【0018】次に、図5に示される本発明の他の実施例
は、昇降路1の側壁1aの凹凸がある傾斜面の度合が大
きい場合、レール側平板15の円弧部15aにガイドレ
ール9を各レールブラケット10と各取付ボルト11及
び球面座金19を介して緊締固定するものである。
【0019】次に、図6に示される本発明の他の実施例
は、昇降路1の側壁1aの凹凸がある傾斜面の度合が大
きい場合、各取付ボルト11の当接部を球面座11aを
形成し、レール側平板15の円弧部15aにガイドレー
ル9を各レールブラケット10と各取付ボルト11の球
面座11aを直接に緊締固定するものである。
【0020】なお、本発明の壁側取付部材は側壁に直接
に取付けた実施例を説明したけれども、建屋ビームに間
接的に取付けてもよいこと勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、昇降
路の側壁に立設されるガイドレールにおいて、上記側壁
に壁側取付部材を直接若しくは間接的に固定し、この壁
側取付部材にレール側平板を上記ガイドレールに対して
前後方向へ調整可能に設け、このレール側平板の端面に
上記ガイドレールを各レールブラケットと各取付ボルト
で緊締固定するように付設してあるので、ライナーを使
用することなく、乗りかごの横揺れを防止し、しかも、
ライナーの挿入調整も不要となるばかりでなく、据付作
業を大幅に短縮てきると共に、構成部品も少ないから安
価に提供できるし、取付ボルトの取付方向も正面から螺
着するようにしているから、高所作業でも自動化して安
全性や信頼性の向上を図ることができる等の優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガイドレール取付装置の要部の一部を
破截して示す側面図。
【図2】同上平面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す各図。
【図4】本発明の他の実施例を示す図。
【図5】本発明の他の実施例を示す図。
【図6】本発明の他の実施例を示す図。
【図7】既に提案されているガイドレール取付装置の要
部を示す平面図。
【図8】同上正面図。
【符号の説明】
1 昇降路 9 ガイドレール 10 レールブラケット 11 取付ボルト 12 壁側取付部材 15 レール側平板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降路の側壁に立設されるガイドレールに
    おいて、上記側壁に直接若しくは間接的に固定された壁
    側取付部材と、この壁側取付部材に上記ガイドレールに
    対して前後方向へ調整可能に設けられたレール側平板
    と、このレール側平板の端面に上記ガイドレールを各取
    付ボルトで緊締固定するように付設された各レールブラ
    ケットとを具備したことを特徴とするガイドレール取付
    装置。
JP4060401A 1992-03-17 1992-03-17 ガイドレール取付装置 Expired - Lifetime JP2816046B2 (ja)

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KR100985331B1 (ko) * 2009-03-25 2010-10-04 민병익 엘리베이터용 레일 고정 장치
JP6382404B1 (ja) * 2017-07-11 2018-08-29 東芝エレベータ株式会社 エレベータ用ガイドレールの固定装置及び固定方法

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