JP3886032B2 - カーテンウォールの固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カーテンウォールの固定装置に関し、さらに詳しくは、面ユニットを、ブラケットを介して、躯体に対して固定されたファスナーと連結したものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のカーテンウォールの固定装置としては、種々のものが知られているが、本出願人に係る特許第3048835号を代表例として挙げることができる。
【0003】
これは、躯体に埋設固定されたベースプレートに対して、アングル部材よりなるファスナーが固定用ボルトにより固定され、さらにこのファスナーに対してボルト等を介して面ユニットが固定されるものである。
【0004】
さらに、具体的には、アングル部材よりなるファスナーの起立片に対して引きボルトと押しボルトとを並べて2組配置するとともに、ファスナーの起立片の上端部に自重受け材を溶接固定し、一方、面ユニットに対してアングル部材よりなるブラケットをボルトにより固定するとともに、このブラケットに前記自重受け材と対峙する張出片を溶接固定し、さらにこの張出片に自重受けボルトが螺設されるナットを溶接固定する。そして、自重受けボルトの先端を自重受け材の水平面に対して当接させた状態で面ユニットを取付け、面ユニットの自重を支持させるとともに、自重受けボルトの螺進量により面ユニットの上下方向の位置調整が行われる。また、前記引きボルトがユニット側のブラケットの起立フランジに対して連結された引きボルトと、ブラケットの鉛直面に先端が当接する押しボルトとにより両ボルトの螺進量を調整することによりパネル面に直交する方向の出入り量が調整されるようになっている。
【0005】
この例のほか、引きボルトと押しボルトとの組み合わせによることなく、ブラケットの起立フランジとファスナーの起立片との間に、Rライナー(扁板状ライナー)を介在させ、これらを連結する連結ボルトの締め付け度合いにより、パネル面に直交する方向の出入り量を調整する場合などもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
いずれにしても、上記各部材は部材点数が多く、その管理に多大な手間とコストを要し、また、鋼製のものを溶接により固定する部分が多く、溶接精度管理が難しく、さらに、現場での位置の調整、及びボルトの締め付けトルク調整(特に風荷重受けボルトの締め付けトルクの微妙な調整)に多大な手間と時間を要する。
【0007】
したがって、本発明の主たる課題は、カーテンウォールユニットの取付けとその位置調整がきわめて容易となり、しかも部材点数が少なく、多くの部材をアルミ(アルミ合金)押出成形品とすることができるカーテンウォールの固定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1項記載の発明>
面ユニットを、これに固定のブラケットを介して、建物躯体に対して固定されたファスナーと連結したものであって、
前記ファスナーは、ベース部から上方に突出する突起部を有し、前記ブラケットは、前記突起部に上方から跨いで嵌合しており、
前記ブラケットは、ブラケット本体とその室内側に位置する別体のブラケット片とを有し、使用段階で;前記ブラケット本体とブラケット片とは一体化され、前記ブラケット本体の室内方向に向く面、下面及びブラケット片の室外方向に向く面が、前記突起部を上方から跨いで嵌合する嵌合面を形成しており、
前記ブラケット本体に上下方向の貫通溝または貫通孔による貫通部が形成され、この貫通部に前記ブラケット片が外れない状態で貫通し、前記ブラケット本体とブラケット片とはこれらを繋ぐボルトにより一体化されている
ことを特徴とするカーテンウォールの固定装置。
【0009】
<作用効果>
ブラケットは、ファスナーのベース部から上方に突出する突起部に、上方から跨いで嵌合していることにより、面ユニットの内外方向の移動が規制され、従来のように、ボルトにより、ブラケットとファスナーの起立片とを連結することが不要となる。
ブラケットをファスナーの突起部に上方から跨いで嵌合させるために、ブラケットが一体品であるほか、本形態のように、ブラケットを、ブラケット本体とその室内側に位置する別体のブラケット片とにより形成することにより、ブラケットをファスナーの突起部に上方から跨いで嵌合させるに際して、ブラケット片を後に上方から挿入することにより、 挿入作業が容易となる。
ブラケット片をブラケット本体の貫通部に貫通させる形態を採ることにより、ユニットの設置と同時にあるいはユニットの設置の後に、ブラケット片を前記貫通部に挿通すれば、ブラケット全体としてファスナーの突起部に上方から跨いで嵌合させることができる。しかも、ブラケット片は挿通可能、すなわちスライド可能あるから、ブラケットは仮保持位置に保持でき、ユニットの高さ調整後に、ファスナー基部上面の位置に合わせて挿通深さを設定でき、これによりファスナーの突起部とは常にある高さ方向長さのかかり代を確保でき、安定したユニットの固定態様となる。最終的には、ブラケット本体とブラケット片とをボルトにより一体化させることにより、ブラケット片の抜け止めを図ることができる。
【0010】
<請求項2項記載の発明>
前記ブラケット本体に上下方向の高さ調整用ボルトが螺進位置調整自在に螺合しており、その下端が突起部の上面に乗っている請求項1記載のカーテンウォールの固定装置。
【0011】
<作用効果>
面ユニットの高さ位置は、高さ調整用ボルトの螺進位置調整により調整できる。そして、ブラケット自体に高さ調整用ボルトのネジ孔が形成されているので、従来のように、ブラケットに張出片を溶接固定しておく必要はなく、溶接作業手間がなく、部材点数を削減できる。
【0012】
<請求項3項記載の発明>
前記突起部の内外面に、鉛直横断面において、膨出する円弧面を有する請求項1または2記載のカーテンウォールの固定装置。
【0013】
<作用効果>
突起部の内外面に、鉛直横断面において、膨出する円弧面を有することで、ブラケットを突起部に上方から跨いで嵌合させるとき、容易に嵌合させることができ、しかも、ファスナーの突起部の起立方向に対する面ユニットの鉛直面からの若干の角度誤差が生じたとしても、確実にその誤差を吸収できる。
【0014】
<請求項4項記載の発明>
面ユニットを、これに固定のブラケットを介して、建物躯体に対して固定されたファスナーと連結したものであって、
前記ファスナーは、ベース部から上方に突出する突起部を有し、前記ブラケットは、前記突起部に上方から跨いで嵌合しており、
前記ブラケットに下方に向かって開口する貫入孔が形成されており、躯体に対して固定のロッキング金具の一部が前記貫入孔に貫入していることを特徴とするカーテンウォールの固定装置。
【0015】
<作用効果>
ブラケットに下方に向かって開口する貫入孔が形成されており、躯体に対して固定のロッキング金具の一部が前記貫入孔に貫入していることで、ロッキング構造を容易に採ることができるとともに、部材点数が少ないものとなる。
【0016】
<請求項5項記載の発明>
面ユニットを、これに固定のブラケットを介して、建物躯体に対して固定されたファスナーと連結したものであって、
前記ファスナーは、ベース部から上方に突出する突起部を有し、前記ブラケットは、前記突起部に上方から跨いで嵌合しており、
前記ブラケットは、面ユニットの縦枠の室内側面が当たる受け面を有することを特徴とするカーテンウォールの固定装置。
【0017】
<作用効果>
ブラケットには、面ユニットの縦枠の室内側面が当たる受け面を有するので、面ユニットが受ける風荷重を、受け止め、しかも、ブラケットは、ファスナーの突起部に上方から跨いで嵌合しているので、内外方向の移動を確実にファスナーで受け止めて規制できるので、安定したカーテンウォールの固定構造となる。
【0018】
<請求項6項記載の発明>
前記ブラケットはアルミまたはその合金の押出し成形品である請求項1〜5のいずれか1項に記載のカーテンウォールの固定装置。
【0019】
<作用効果>
ブラケットがアルミまたはその合金の押出し成形品であることにより、部材点数の大幅な削減を図ることができるとともに、従来の溶接固定部が不要となり、生産性が高まり、しかも寸法誤差を生じることがなくなり、品質的に保証されたものとなる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながらさらに詳説する。図1は要部縦断面図、図2はその要部拡大図、図3は要部水平断面図、図4はその要部拡大図、図5は室内側からの視図である。
実施の形態のカーテンウォールは、躯体1に、たとえばH形鋼1A、これに固定の起立アンカー1B及び水平アンカー1Cに、ファスナー10が固定ボルト13,13により固定されている。このファスナー10に対して、面ユニット(以下、単にユニットという)20…が固定されたユニット式カーテンウォールである。なお、ユニット20は中間に水平中骨21を有し、2パネル1ユニットのタイプである。
【0025】
ユニット20は、上枠(図示せず)、水平中骨21、下枠(図示せず)、左右縦枠22、23(左右とは室外側から見て)によって構成される枠フレームと、この枠フレームに嵌め込まれるガラス、ミラーガラス、タイル、石板、陶板等の上側パネルG1 および下側パネルG2 (パネルGとも言う。)と、押縁24とを基本構成とされ、これら部材が工場において組み立てられ、ユニット化された状態で現場に搬入される。25は耐火ボードである。なお、ユニットは上記形態に限定されず、たとえば上枠、下枠及び左右縦枠のみによって構成される枠フレームを有するものなどでもよい。
【0026】
このユニット20に対して、さらに工場において、あるいは現場にて、本発明の左右ブラケット30、40が左右縦枠22、23にそれぞれ固定ボルト(ナットも含めて言う)31、41により固定される。
【0027】
左右に関し、基本構成は同じであるので、以下では、断りのない限り、右ユニットの左側端部分について説明を進める。
【0028】
しかるに、先にファスナー10について説明すると、アンカー1Cに形成された左右方向の鍵穴状貫通孔1Ca、及びファスナー10のベース部11に形成された内外方向の長孔11aに固定ボルト13が挿通され、ファスナー10の左右位置及び出入り位置を調整されながら、ナット締結により、躯体1に対して固定されている。
【0029】
ファスナー10のベース部11の室外側から突起部12が一体的に突出している。突起部12は、上端部が室内側に向いたフック状をなし、その上面は平坦面とされている。この平坦面に繋がって、突起部の内外面に、鉛直横断面において、膨出する円弧面12A,12Aが形成されている。また突起部12の上端部が室内側に向いたフック状をなしていることにより、後述するロッキング金物50のワッシャー係止溝12Bが形成されている。
【0030】
さて、典型的に図2に明示されているように、ブラケット30は、ファスナー10の突起部12に上方から跨いで嵌合している。実施の形態のブラケット30は、下方に向かって開口する貫入孔が形成されており、躯体に対して固定のロッキング金具の一部が前記貫入孔に貫入している(ブラケット40についても同様であることは前述のとおりである)。ブラケット30は、アルミまたはその合金の押出し成形品からなり、ブラケット本体32とその室内側に位置する別体のブラケット片33とを有する。使用段階で;すなわち図示のように、ブラケット本体32とブラケット片33とは止め付けボルト34により一体化され、ブラケット本体32の室内方向に向く面32A、下面32B及びブラケット片33の室外方向に向く面33Aが、突起部12を上方から跨いで嵌合する嵌合面を形成している。
【0031】
他方、ブラケット30の平面形状は、典型的に図4に明示されているように、まず、ブラケット本体32に関しては、室外側に縦枠22と固定ボルト31と連結するための基端片部32aを有し、その先端側から他方のユニットに張出して張出し受け片部32bが形成されている。この張出し受け片部32bは、面ユニット20の縦枠22の室内側面が当たる受け面とされている。さらに、張出し受け片部32bの先端には、縦枠22の室内側面に繋がる側面を係止関係にする爪片部32cが形成されている。
【0032】
ブラケット本体32の中央部から室内側先端にかけては、アルミまたはその合金の押出し成形品を切除することにより、図2にも示されているように、ブラケットの下面が基端片部32aの下面より上に位置するように形成されている。中央部には、ボックス形状部32dが形成され、そのホロー部は上下に開口する貫入孔32eとされ、躯体1に対して固定のロッキング金具50の一部、すなわちその貫入部51(図5参照)が貫入孔32eに貫入している。ボックス形状部32dの貫入孔32eの3面には、内方に膨出して円弧凸条が形成され、貫入部51の貫入を容易にし、ロッキング支持を都合よいものにしている。
【0033】
このボックス形状部32dの側方にはビスポケット状のボルト保持部32fが形成され、このボルト保持部32fに、上下方向の高さ調整用ボルト60が挿入され、上下のナット61、61によって螺進位置調整自在に螺合している。高さ調整用ボルト60の下端は、図2に示されているように、ファスナー10の突起部12の上面に乗っている。ボルト保持部32fは、ボルト軸部が回動自在に挿通されるほか、予めメネジ孔が形成され、あるいは、高さ調整用ボルト60の強制的な螺入によりタップメネジ孔が形成されるなどして、調整用ボルト60と螺合してもよく、その螺進位置調整自在に螺合している。これにより、面ユニット20の高さ位置を調整するようにしてある。調整後はナット61、61により固定が図られる。
【0034】
ボックス形状部32dの先端側には、上下方向に連なるリップ溝状部32gが形成され、そのリップ溝部32hを貫通部として、ブラケット片33が外れない状態で、実施の形態では係止脚部33a,33aが係合状態で貫通し、図2も参照されるように、ファスナー10のベース部11の上面に当接するまで落とし込まれ、その後に、ブラケット本体32とブラケット片33とはこれらを繋ぐ、止め付けボルト34により一体化されている。図4に示されているように、ブラケット片33外面には、膨出する円弧面33bが形成され、突起部12と線接触するようにしてある。
【0035】
なお、図2に図示の符号32iはユニット20の吊孔部、32jは、工場出荷段階で、ブラケット片33をブラケット本体32に仮止めしておくビスである。
【0036】
(固定作業)
面ユニット20の躯体1に対する固定に際しては、一般的に、まず、躯体1にファスナー10を仮固定する。これに対して、ブラケット30が取り付けられた、すなわち、ブラケット本体32及び仮止めビス32jにより仮止めされたブラケット片33の両者が取り付けられた、面ユニット20を、現場に持ち込む。このとき、面ユニット20の吊り下げのために、ブラケット30の側面に形成した揚重用孔54を介して吊り下げながら、面ユニット20を、現場に持ち込むようにしてある。この吊り下げ状態で、ブラケット30を、ブラケット本体32の室内方向に向く面32A、下面32B及びブラケット片33の室外方向に向く面33Aを、突起部12を上方から跨いで嵌合させる。その後、高さ調整用ボルト60の下端を、ファスナー10の突起部12の上面に乗らせた状態で、高さ調整用ボルト60の螺進位置を調整し、面ユニット20の高さ位置を調整する。調整後はナット61、61により固定を図る。また、仮止めビス32jを外し、ブラケット片33の下端がベース部11の上面に当接するように位置決めし、タッピング機能を有する、止め付けボルト34により強制的にネジを形成しながら止め付け、ブラケット本体32とブラケット片33との一体化を図る。
【0037】
他方、図5に示したように、予め、L字状のロッキング金具50の一片を、突起部12の上面(頂面)に当て、ワッシャー係止溝12Bにワッシャー52を挿入し、これらを固定ボルト53により固定しておき、ブラケット30の設置の段階で、ロッキング金具50の他片としての貫入部51が貫入孔32eに相対的に貫入させる。
【0038】
このように、ブラケット片32がファスナー10の突起部12に支持される結果、前記突起部12の頂面より下側に位置するブラケット片33の長さLは、その突起部12の頂面に設けられたロッキング金具50の鉛直方向露出部長さlよりも大きいので、地震に伴う層間変位により、ロッキングして持ち上がるユニットの端部に対しても十分な係止状態を維持できる。ロッキング金具50は面ユニットの左右支持部に対してどちらか一方に取り付けることで足りる。
【0039】
その後または途中の過程において、必要な位置調整及びボルト締めなどの作業が行われる。
【0040】
一方、左方のユニット20についても、同様に共通のファスナー10に対してブラケット本体42とブラケット片43からなるブラケット40により固定が図られる。このとき、隣接する縦枠22と縦枠23とは、張出し片が食い違い状態でセットされ、その張出し片の重ね合わせ部分が成形シール材などによりシールされる。この形態については、図示をもって詳しい説明を省略する。
【0041】
(他の形態)
上記の形態では、施工性の簡便を図るために、ブラケット本体32とブラケット片33とは別体であるが、一体化されていることも可能である。また、ブラケット本体32のリップ溝状部32gに代えて、すなわち貫通溝に代えて、中空孔による貫通孔とし、これに挿通できるブラケット片を用いてもよい。ビスポケット状のボルト保持部32fについても、溝に代えて、中空孔による貫通孔でもよい。上記の実施の形態では、左右のブラケット30、40に対して共通のファスナー10を用いているが、必要ならば、個別的に専用のファスナーを用意することも可能である。場合により、左右のブラケット本体32、42に対して、共通のブラケット片を落とし込み、固定を図ることもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、部材点数が少なく、多くの部材をアルミ(アルミ合金)押出成形品とすることができ、しかも位置調整がきわめて簡易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部縦断面図である。
【図2】その要部拡大図である。
【図3】は要部水平断面図である。
【図4】その要部拡大図である。
【図5】室内側からの視図である。
【符号の説明】
1…躯体、10…ファスナー、11…ベース部、12…突起部、12A…円弧面、13…固定ボルト、20…(面)ユニット、21…水平中骨、22…左縦枠、23…右縦枠、30,40…ブラケット、32,42…ブラケット本体、32a…基端片部、32b…張出し受け片部、32d…ボックス形状部、32e…貫入孔、32f…ボルト保持部、32g…リップ溝状部、32h…リップ溝部、33a…係止脚部、33,43…ブラケット片、34…止め付けボルト、50…ロッキング金具、51…貫入部、60…高さ調整用ボルト。

Claims (6)

  1. 面ユニットを、これに固定のブラケットを介して、建物躯体に対して固定されたファスナーと連結したものであって、
    前記ファスナーは、ベース部から上方に突出する突起部を有し、前記ブラケットは、前記突起部に上方から跨いで嵌合しており、
    前記ブラケットは、ブラケット本体とその室内側に位置する別体のブラケット片とを有し、使用段階で;前記ブラケット本体とブラケット片とは一体化され、前記ブラケット本体の室内方向に向く面、下面及びブラケット片の室外方向に向く面が、前記突起部を上方から跨いで嵌合する嵌合面を形成しており、
    前記ブラケット本体に上下方向の貫通溝または貫通孔による貫通部が形成され、この貫通部に前記ブラケット片が外れない状態で貫通し、前記ブラケット本体とブラケット片とはこれらを繋ぐボルトにより一体化されている
    ことを特徴とするカーテンウォールの固定装置。
  2. 前記ブラケット本体に上下方向の高さ調整用ボルトが螺進位置調整自在に螺合しており、その下端が突起部の上面に乗っている請求項1記載のカーテンウォールの固定装置。
  3. 前記突起部の内外面に、鉛直横断面において、膨出する円弧面を有する請求項1または2記載のカーテンウォールの固定装置。
  4. 面ユニットを、これに固定のブラケットを介して、建物躯体に対して固定されたファスナーと連結したものであって、
    前記ファスナーは、ベース部から上方に突出する突起部を有し、前記ブラケットは、前記突起部に上方から跨いで嵌合しており、
    前記ブラケットに下方に向かって開口する貫入孔が形成されており、躯体に対して固定のロッキング金具の一部が前記貫入孔に貫入していることを特徴とするカーテンウォールの固定装置。
  5. 面ユニットを、これに固定のブラケットを介して、建物躯体に対して固定されたファスナーと連結したものであって、
    前記ファスナーは、ベース部から上方に突出する突起部を有し、前記ブラケットは、前記突起部に上方から跨いで嵌合しており、
    前記ブラケットは、面ユニットの縦枠の室内側面が当たる受け面を有することを特徴とするカーテンウォールの固定装置。
  6. 前記ブラケットはアルミまたはその合金の押出し成形品である請求項1〜5のいずれか1項に記載のカーテンウォールの固定装置。
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