JP3008380U - 屋根材取付装置 - Google Patents

屋根材取付装置

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JP3008380U
JP3008380U JP1994011807U JP1180794U JP3008380U JP 3008380 U JP3008380 U JP 3008380U JP 1994011807 U JP1994011807 U JP 1994011807U JP 1180794 U JP1180794 U JP 1180794U JP 3008380 U JP3008380 U JP 3008380U
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rising
mounting
portions
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roofing
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Inventor
田 秀 雄 藤
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株式会社藤田兼三工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 梁に簡単且つ容易に屋根材を取り付けること
ができるようにする。 【構成】 梁4の下側に、その長手方向に対して直角方
向に屋根材6を配置する。取付金具8の取付片8bの延
長部分8b’に設けたボルト挿入孔10が屋根材6の立
ち上り部6c,6dに設けたボルト挿入孔に合うよう
に、取付金具8の嵌合部8aを梁4の下位水平部4aに
圧入嵌合する。次にボルト12によって、取付金具8の
取付片8bの延長部分8b’と、屋根材6の立ち上り部
6c,6dを固定する。取付金具8の取付片8bの延長
部分8b’は、嵌合部8aを梁4の下位水平部4aに嵌
合配置したとき、この下位水平部4aの真下に位置しな
いように、嵌合部8aの開口側とは反対方向に所定長さ
延長して形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、H型鋼などの梁に屋根材を固定するための屋根材取付装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
H型鋼などの梁に屋根材を固定する場合、従来は、梁の所定箇所に取付片を溶 接により固設し、該取付片に屋根材をボルトによって固定していた。あるいは、 梁の所定位置に穴を明け屋根材に設けた穴を梁の穴に合わせ、この穴にボルトを 挿入して屋根材を梁に固定していた。 屋根材の複数の取付部の間隔幅の寸法は予め決まっている。そのため、上記従 来技術では、この寸法に正確にあわせて、梁の所定位置に取付片を溶接したり、 あるいは、取付穴を形成する作業が容易でなく、屋根取付作業を非能率的なもの としていた。また、梁に固定した取付片や、梁にうがった穴は、それらの取付位 置に誤差がある場合、梁に屋根材を固定することができない場合があった。この 欠陥を解消するため、梁の下位水平部に取付金具をスライド自在に嵌合し、この 取付金具の取付片に屋根材の立ち上り部を固定するようにした屋根材取付装置が 特開平5−209449号公報に示すように開発されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
梁の下位水平部に取付金具を嵌合し、この取付金具をこの下位水平部に固定す ると、取付金具に一体的に形成されている取付片が、梁の下位水平部の直下に位 置し、梁の下に隠れてしまい、梁が邪魔になって、取付片に屋根材の立ち上り部 をねじにより固定する作業が極めて困難となり、この作業を能率的に行うことが できなかった。本考案は上記欠陥を除去することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、H型鋼から成る長尺状の梁(4)の下位 水平部(4a)に、前記梁(4)の長手方向に対して直角方向に配置された屋根 材(6)(14)を取付金具(8)(16)によって固定するための屋根材取付 装置において、前記取付金具を前記下位水平部(4a)に嵌合自在なU状の嵌合 部(8a)(16a)と、該嵌合部(8a)(16a)の下側に一体的に形成さ れた取付片(8b)(16b)とから構成し、該取付片(8b)(16b)を前 記嵌合部(8a)(8b)の奥端部下方より更に該嵌合部(8a)(8b)の開 口側とは反対方向に延長して延長部分(8b’)(16b’)を形成し、前記取 付金具(8)(16)の嵌合部(8a)(16a)を前記梁(4)の下位水平部 (4a)に嵌合し、前記取付片(8b)(16b)の延長部分(8b’)(16 b’)に、ねじによって前記屋根材(6)(14)の立ち上り部(6c)(6d )(14a)を固定するようにしたものである。
【0005】
【作用】
梁4の下に配置した屋根材6,14の立ち上り部6c,6d,14aのねじ用 の穴に合わせて取付金具8,16の嵌合部8a,16aを梁4の下位水平部4a に嵌合する。該状態において、取付金具8,16の取付片8b,16bの延長部 分8b’,16b’は、梁4の下位水平部4aの側方に突出位置する。次に、取 付金具8,16の取付片8b,16bの延長部分8b’,16b’に屋根材6, 14の立ち上り部6c,6d,14aをねじによって固定する。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 図4において、2はH型鋼から成る大梁であり、これに直角関係を存して、H型 鋼から成る小梁4が固設されている。6は金属板から成る屋根材であり、複数隣 接配置され、それぞれ図2に示すように両側部に立ち上り部6c,6dが屈折形 成され、断面形状が略コ字状に形成されている。
【0007】 前記屋根材6の一方の立ち上り部6cを構成する側壁の上部には、外側に屈折 する水平部と下方に屈折する垂下部とから成る係合部6aが形成され、他方の立 ち上り部6dを構成する側壁には、内側に屈折する水平部から成る係合部6bが 形成されている。
【0008】 8は取付金具であり、図3に示すように、小梁4の下位水平部4aに脱着自在 に圧嵌可能なU字状の嵌合部8aと該嵌合部8aの下面に一体的な取付片8bが 垂直に形成されている。
【0009】 前記取付片8bは、嵌合部8aの奥端部8a’より更に、該嵌合部8aの開口 側8a”とは反対方向に所定長さ延長する延長部分8b’を有し、該延長部分8 b’には、屋根材取り付け用の、長孔から成るボルト挿入用孔10が透設されて いる。
【0010】 前記屋根材6の各々の一方の立ち上り部6cには、一対のボルト挿入孔が透設 され、他方の立ち上り部6dの前記ボルト挿入孔に対応する箇所には、一対のボ ルト挿入孔が透設されている。
【0011】 次に本実施例の作用について説明する。 一対の屋根材6,6を隣接配置し、一方の屋根材6の係合部6aを他方の屋根材 6の係合部6bに被嵌し、一方の屋根材6の立ち上り部6cを、他方の屋根材6 の立ち上り部6dに、互いのボルト挿入孔を一致させて当接させる。
【0012】 次に、互いに接合させた一対の屋根材6,6を小梁4の下方にこれに対して直 角に配置する。次に取付金具8の嵌合部8aを、小梁4の下位水平部4aに圧入 嵌合して、取付片8b延長部分8b’のボルト挿入孔10を屋根材6の立ち上り 部6cのボルト挿入孔に合わせる。
【0013】 次に、取付片8bのボルト挿入孔10あるいは屋根材6の立ち上り部6dのボ ルト挿入孔からボルト12を挿入し、ナット13をボルト12にねじ込んで一対 の屋根材6,6の立ち上り部6c,6dを、取付金具8の取付片8bの延長部分 8b’に固定する。
【0014】 屋根材6を、取付金具8の延長部分8b’に固定する作業は、延長部分8b’ が梁4の側方に突出しているため、容易に行うことができる。
【0015】 屋根材6の立ち上り部6cには、他の屋根材6の立ち上り部6dを互いの係合 部6a,6bを係合させて、順次、図2に示す如く横方向に接合し、上記した要 領でこの接合部を取付金具8を介して、小梁4に固定する。
【0016】 次に、他の実施例を図6,7を参照して、説明する。 14は金属のパネルから成る屋根材であり、波形に形成され、多数の突部14a から成る立ち上り部が等間隔に平行に形成されている。前記突部14aの各々の 上位水平部には、所定の複数箇所に一対のねじ穴が透設されている。
【0017】 16は取付金具であり、嵌合部16aが形成され、且つ、嵌合部16aの下面 にL型の取付片16bが一体的に形成されている。前記取付片16bは、嵌合部 16aの奥端部より更に、該嵌合部16aの開口部とは反対方向に所定長さ延長 する延長部分16b’を有し、該延長部分16b’の水平部には、屋根材取り付 け用のボルト挿入孔18,20が透設されている。前記取付金具16は、各小梁 4ごとに複数用意されている。
【0018】 上記した構成において、屋根材14の突部14aを各小梁4の下位水平部4a の下面に直角に配置する。次に、取付金具16の延長部分16b’のボルト挿入 孔18,20と突部14aのねじ穴とを一致させて、取付金具16の嵌合部16 aを小梁4の下位水平部4aに圧嵌する。
【0019】 次に、ボルト挿入孔18,20にボルト22,22を挿入して、該ボルト22 ,22を突部14aのねじ穴にねじ込み、屋根材14を取付金具16に固定する 。 尚、上記取付金具8,16の嵌合部8a,16aの上部壁にねじ穴を設け、この ねじ穴にボルトを螺合し、ボルトの先端を小梁4の下位水平部4aの上面に圧接 可能として、嵌合部8a,16aをボルトによって小梁4の下位水平部4aに固 定し得るようにしても良い。
【0020】
【効果】
本考案は上述の如く構成したので、梁に屋根材を固定するとき、梁が作業者の 邪魔にならない。そのため屋根材固定作業を容易且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】外観図である。
【図2】外観図である。
【図3】取付金具の外観図である。
【図4】側面図である。
【図5】正面図である。
【図6】他の実施例を示す外観図である。
【図7】他の実施例を示す外観図である。
【符号の説明】
2 大梁 4 小梁 6 屋根材 8 取付金具 10 ボルト挿入用孔 12 ボルト 13 ナット 14 屋根材 16 取付金具 18 ボルト挿入孔 20 ボルト挿入孔 22 ボルト

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H型鋼から成る長尺状の梁(4)の下位
    水平部(4a)に、前記梁(4)の長手方向に対して直
    角方向に配置された屋根材(6)(14)を取付金具
    (8)(16)によって固定するための屋根材取付装置
    において、前記取付金具を前記下位水平部(4a)に嵌
    合自在なU状の嵌合部(8a)(16a)と、該嵌合部
    (8a)(16a)の下側に一体的に形成された取付片
    (8b)(16b)とから構成し、該取付片(8b)
    (16b)を前記嵌合部(8a)(8b)の奥端部下方
    より更に該嵌合部(8a)(8b)の開口側とは反対方
    向に延長して延長部分(8b’)(16b’)を形成
    し、前記取付金具(8)(16)の嵌合部(8a)(1
    6a)を前記梁(4)の下位水平部(4a)に嵌合し、
    前記取付片(8b)(16b)の延長部分(8b’)
    (16b’)に、ねじによって前記屋根材(6)(1
    4)の立ち上り部(6c)(6d)(14a)を固定す
    るようにしたことを特徴とする屋根材取付装置。
  2. 【請求項2】 前記屋根材(6)を、両側部に立ち上り
    部(6c)(6d)が形成されたコ字状の本体と、該本
    体の一方の立ち上り部(6c)を構成する側壁の上部に
    形成された外側に突出する水平部と該水平部に屈折形成
    された垂直部とを有する係合部(6a)と、前記本体の
    他方の立ち上り部(6d)を構成する側壁の上部に形成
    された内側に突出する水平部を有する係合部(6b)と
    を備えた金属のパネルにより構成し、一対の屋根材
    (6)(6)のうち一方の屋根材(6)の一方の立ち上
    り部(6c)と他方の屋根材(6)の他方の立ち上り部
    (6d)とを互いの係合部(6a)(6b)を係合させ
    て合接し、該合接する立ち上り部(6c)(6d)を前
    記取付片(8b)の延長部分(8b’)に、ボルトなど
    のねじ(12)(12)により固定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の屋根材取付装置。
  3. 【請求項3】 前記屋根材(14)を、断面形状が台形
    の立ち上り部(14a)が多数互いに平行且つ等間隔で
    屈折形成された金属のパネルにより構成し、前記立ち上
    り部(14a)の頂部を、前記取付片(16b)の延長
    部分(16b’)にねじにより固定するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の屋根材取付装置。
JP1994011807U 1994-08-30 1994-08-30 屋根材取付装置 Expired - Lifetime JP3008380U (ja)

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