JPH0752267Y2 - タイトフレーム - Google Patents

タイトフレーム

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JPH0752267Y2
JPH0752267Y2 JP1991023161U JP2316191U JPH0752267Y2 JP H0752267 Y2 JPH0752267 Y2 JP H0752267Y2 JP 1991023161 U JP1991023161 U JP 1991023161U JP 2316191 U JP2316191 U JP 2316191U JP H0752267 Y2 JPH0752267 Y2 JP H0752267Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、梁,母屋等の上に跨設
されて折版屋根板等のルーフパネルを下方から支持する
タイトフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実公昭51−8725号公報に
は、梁にボルト締めにより個別に取り付けられるように
した、折版の止着金具が記載されている。これは、一つ
若しくは二つもので形成したU字状杆の両端にH型鋼の
水平部の両側に挿着される挿着片を連設し、このU字状
杆の左右辺間にボルトを貫挿せしめると共にU字状杆の
頂部に止着ボルトを突設させたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、折版屋根
は、比較的に軽量で、大きな建屋にも広く用いられ、そ
のような場合には、とくに下方からの吹き上げに対する
充分な強度が要求される。しかるに、上述した従来例で
は、下地梁であるH型鋼に対する止着力を得るための挿
着片は、L字杆の下部を外方に屈曲させてその先端部分
を単に内方に折り返すように折り曲げて形成され、大き
な引っ張り荷重が作用するとその端部がめくれ変形した
り、破損したりして、H型鋼から外れてしまうことが懸
念される。つまり、下方からの吹き上げに対して充分な
掛止強度を得られるような構成ではない。
【0004】また、前述した従来例で、図示のように、
U字杆をH型鋼に取り付けるために、一方のL字杆の挿
着片をH型鋼の端部に嵌めた後、それに対応させて他方
の挿着片を嵌め合わせる2つの動作を必要とし、屋根上
取り付け作業性に劣るという難点がある。
【0005】一方、U字状杆を一体に形成した場合で
は、挿着片の折り返し部の寸法を充分にとると、H型鋼
の両端部に嵌める作業が困難になるという難点がある。
つまり、その挿着片には、嵌め込みを容易にするための
案内部分が形成されていないため、作業者は、一方の挿
着片をH型鋼の一方の端部に嵌めた後に、他方の挿着片
をH型鋼の他方の端部に嵌め込むためには、その挿着片
が他方の端部を交わせるまで、他方の杆部を押し拡げな
ければならない。このようなことから、嵌め込み易くし
ようとすると、挿着片の折り返し部を短くせざるを得
ず、そうすると、挿着片がH型鋼から外れ易くなり、上
方ヘの引っ張り荷重に対する掛止強度が低下する。
【0006】本考案は、かゝる実情に鑑みてなされたも
のであって、下地梁に対する取付け作業性が良好で、か
つ上方への引っ張り強度を向上させたタイトフレームを
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するための手段を以下のように構成している。すな
わち、例えば図1に示すように、両側に掛合部1を有す
る梁,母屋等2の上に跨設されてルーフパネル3を支持
するタイトフレーム4を、板部材により一体に屈曲形成
し、ルーフパネル3を載せる頂部5と、その両側に側壁
部6とを設け、その頂部5には、吊り子20の馳締め部
21から下方に延びる垂下部22を挿通させるための挿
通孔23を開設し、かつその挿通孔23に挿通させた前
記垂下部22の下部には、板部材を折曲させてなる抜け
止め金具25を、締結部材26,29によって固定する
一方、その両側壁部6,6の下部には、梁,母屋等2の
掛合部1に掛止する掛止部7を、横外方に屈曲突出して
内方に折り返す溝状に形成するとともに、下端を外方に
向けて折り返した案内補強部8を掛止部7の下部に連続
して一体に形成し、その掛止部7よりも上方の部位に
は、両側壁部6,6を締め付けるための締結具9を取り
付ける孔10(図4参照)を穿設形成している。
【0008】
【作用】まず、地上で、吊り子20の垂下部22をタイ
トフレーム4の頂部5の挿通孔23に挿通させ、その垂
下部22の下部に、抜け止め金具25を締結部材26,
29で固定しておいてから、タイトフレーム4を取り付
ける。そのタイトフレーム4を梁,母屋等2に取り付け
るには、例えば図2ないし図4に実線で示すように、一
方の溝状に形成した掛止部7を、梁,母屋等2の一方の
掛合部1の端部に嵌め合わせた後、他方の掛止部7の下
部に連続して一体に形成した案内補強部8の下面を、下
地梁2の他方の張出し部1の端部に沿わせて、他方の側
壁部6をやや外方に拡げつつ下方に押え込み(白矢印方
向に)、その掛止部7に、梁,母屋等2の他方の掛合部
1の端部をすべり込ませるようにして嵌めることができ
る。つまり、連続した簡易かつ円滑な動作で、タイトフ
レーム4を梁,母屋等2に容易に嵌めることができる。
しかる後に、側壁部6,6に形成した孔10,10に締
結具9を取り付けて、両側壁部6,6をその両側から締
め付ければ、両掛止部7,7が梁,母屋等2の両掛合部
1,1に対して挟着固定され(図1参照)、取り付け作
業を完了することができる。なお、締結具9は、タイト
フレーム4を梁,母屋等2に取り付ける前に、予め孔1
0,10に取り付けた状態でゆるく仮り締めしておいて
もよい。
【0009】あるいは、図3に示すように、下地梁2に
真上からタイトフレーム4を対応させて、下方へ押し込
むようにして(白矢印方向に)、梁,母屋等2の両掛合
部1,1で双方の案内補強部8,8をともに横外方に拡
げつつ、掛止部7,7に掛合部1,1を嵌め込むことも
できる。
【0010】次いで、そのタイトフレーム4の上に、ル
ーフパネル3を載せて吊り子20を介した馳締め(図5
参照)すれば、ルーフパネル3の組み付け作業が終了す
る。なお、上述したタイトフレーム4の梁,母屋等2へ
の取り付け作業は、たとえ屋根上でも容易におこなうこ
とができるが、予め地上において仮り付けしておくこと
で、屋根上での作業をより一層簡易なものとすることが
できる。つまり、このタイトフレーム4が、個々に独立
した一体ものであるため、予め、地上で、個々に、締結
具9,19をゆるく仮り締めして、その掛止部7を梁,
母屋等2に対して嵌め込んだ状態としておき、屋根上で
は、タイトフレーム4を所定の位置に位置合わせした後
に、締結具9,19の本締めをおこなうようにすればよ
い。
【0011】このようにして梁,母屋等2の上にタイト
フレーム4を介して組み付けられたルーフパネル3は、
下方からの吹き上げに対して、充分な強度を有してい
る。すなわち、まず、ルーフパネル3に馳締めされた吊
り子20はタイトフレーム4に抜け止め状態で取り付け
られているため、ルーフパネル3はタイトフレーム4に
対して充分な抜け止め強度で取り付けられている。そし
て、そのタイトフレーム4の両側壁部6,6が、その吹
き上げ力に沿う方向に下地梁2の上に跨るように略垂直
に立設されていることから、最も効果的に引っ張り強度
を得ることができ、下方からの吹き上げに対して、変形
や破損を回避することができるのである。そのタイトフ
レーム4の側壁部6の下部に形成した掛止部7では、さ
らにその下部に一体に形成した案内補強部8によって剛
性が向上されるため、めくれや曲げ変形、あるいは破損
等が回避され、その掛止部7が梁,母屋等2の掛合部1
から外れるようなトラブルの発生が回避される。つま
り、吹き上げ力に対するタイトフレーム4自体の耐力と
梁,母屋等2に対する掛止強度の双方が向上されている
ことから、かかるルーフパネル支持構造は、下方からの
吹き上げに対する強度が格段に向上されたものとなる。
なお、積雪等による上方からの荷重に対しても、梁,母
屋等2の上に跨るように略垂直に立設されているタイト
フレーム4によって、効果的に対処できることはいうま
でもない。
【0012】
【実施例】以下に本考案の実施例を詳細に説明する。本
例に示すタイトフレームは、梁上に跨設されて折版屋根
板を支持するもので、梁に対して取り付け易く、かつ上
方への引っ張り強度が向上するように、以下の如く構成
している。図1に示すように、梁2は、平坦な上面14
の両側に突出する掛合部1,1を有するH型鋼であり、
その上面14に、板部材で略U字状に屈曲形成されたタ
イトフレーム4が倒置状態に立設固定され、そのタイト
フレーム4に載せたルーフパネル3(図6参照)が、吊
り子20を介した馳締め(図5参照)により固定されて
いる。
【0013】詳述すると、ルーフパネル3(図5参照)
は、山部15と谷部16とが傾斜した立ち上がり部17
によって交互に連設される折版屋根板であり、その折版
屋根板3を受けるタイトフレーム4は、折版屋根板3の
山部15を載せる略平坦な頂部5(図4参照)と、その
両側から垂下する側壁部6,6とを有し、その両側壁部
6,6の下部には、H型鋼2の掛合部1,1の両端に掛
止させるための掛止部7,7が、横外方に屈曲突出して
折り返す溝状に形成されており、その掛止部7,7の下
部には、横内方に屈曲して下端を外方に向けて折り返し
た案内補強部8,8を連続一体に形成している。そし
て、その掛止部7,7よりも上方の部位には、スペーサ
18を介して両側壁部6,6をその両側から挟着固定す
るための締結具9であるボルトを挿通させるボルト孔1
0,10が穿設形成されている。なお、ボルト孔10は
側壁部6に複数対形成してもよい。
【0014】タイトフレーム4の頂部5には、吊り子2
0を挿通させるための細長い挿通孔23が両側壁部6,
6に直交する方向に穿設形成されており、予め、吊り子
20を、その挿通孔23に遊嵌挿通させて、その吊り子
20の下部に、抜け止め金具25をボルト26の締結に
より固定して、その抜け止め金具25と頂部5の下面と
の間に若干の隙間を有して揺動自在に吊持させておき、
折版屋根板3の傾斜角度の変化にも柔軟に対応できるよ
うにしている。つまり、その吊り子20は彎曲した馳締
め部21から下方に延びてボルト孔24を有する垂下部
22を形成しており、その垂下部22がタイトフレーム
4の頂部5の挿通孔23に遊嵌挿通され、その垂下部2
2に、略T字状に屈曲形成されてボルト孔27を有する
抜け止め金具25をボルト26とナット29の締結によ
り固定している。従って、このボルト26は、予め、地
上で本締めしておくことにより、抜け止め金具25を吊
り子20に固定しておき、屋根上では馳締め作業のみと
して作業性を向上させることができる。なお、抜け止め
金具25のボルト孔27は四角孔とし、ボルト26は角
根ボルトを使用して、ナットの締結作業を容易にしてい
る。
【0015】側壁部6の下部に形成される掛止部7は、
H型鋼2の掛合部1に被嵌するように、略コ字状の溝形
状に形成されており、その溝自体が剛性の高いものであ
るが、本例では、さらに、その下部に、H型鋼2に対す
る嵌め込み作業を容易とする案内用を兼ねて掛止部7の
剛性を補うために、案内補強部8を連続して一体に形成
している。この案内補強部8は、掛止部7の内方に向か
う下部を外方に向けて折り返して、下端を外方に向け、
掛止部7の下方にもう一つの溝12を並行に形成したも
のである。従って、掛止部7は、この案内補強部8によ
り剛性が向上され、変形しにくいものとなっており、H
型鋼2から外れにくく、後述するように、折版屋根板3
に作用する下方からの吹き上げに対して充分な強度を得
ることができる。
【0016】この案内補強部8は、下端を外方に向けて
掛止部7から折り返され、H型鋼2の掛合部1の端縁
を、その掛止部7にすべり込ませ易い彎曲形状となって
おり、確実な案内効果を得られるものである。すなわ
ち、タイトフレーム4をH型鋼2に取り付けるには、ま
ず、図2に実線で示すように、まず、一方の掛止部7
を、H型鋼2の一方の掛合部1の端部に嵌め合わせた
後、他方の案内補強部8の下面を、他方の掛合部1の端
部に沿わせて、その他方の側壁部6をやや外方に拡げつ
つ下方に押え込めば(白矢印方向に)、その他方の掛止
部7の溝に、H型鋼2の他方の掛合部1の端部をすべり
込ませるようにして嵌め込むことができる。つまり、連
続した簡易かつ円滑な動作で、タイトフレーム4をH型
鋼2に容易に嵌めることができる。しかる後に、両側壁
部6,6間にスペーサ18を介してボルト9を本締めす
ることにより、両掛止部7,7をH型鋼2の両掛合部
1,1に対して挟着固定することができる(図4参
照)。なお、ボルト9は、タイトフレーム4を梁2に取
り付ける前に、予めボルト孔10,10にスペーサ18
を介して挿通させてナット19でゆるく仮り締めしてお
いてもよい。
【0017】あるいは、タイトフレーム4のH型鋼2へ
の取り付けは、図3に示すように、H型鋼2に真上から
タイトフレーム4を載せて、これを下方へ押え込むよう
にして(白矢印方向に)、H型鋼2の両方の掛合部1,
1が両案内補強部8,8を横外方へ拡げつつ、掛止部
7,7に掛合部1,1を嵌め込むこともできる。この場
合、図示は省略するが、案内補強部8をやや長く形成し
てその下端を下方に傾斜させておくと、作業を容易にお
こなえる。
【0018】以上のようにして、H型鋼2に立設したタ
イトフレーム4の頂部5に、折版屋根板3を載せて、馳
締め装置等により吊り子20を介して馳締め固定すれ
ば、折版屋根板3の組み付け作業が終了する。なお、上
述したタイトフレーム4のH型鋼2への取り付け作業
は、前述したように、予め地上において仮り付けをおこ
なうことで、屋根上での作業をより一層簡易なものとす
ることができる。つまり、このタイトフレーム4が、個
々に独立した一体ものであるため、予め、地上で、個々
に、締め付けボルト9をゆるく仮り締めした状態とし
て、H型鋼2に嵌め込んでおき、屋根上では、そのタイ
トフレーム4を所定の位置に位置合わせした後、ボルト
9の本締めをおこなうようにすれば、高所での作業を容
易簡略なものとすることができる。なお、タイトフレー
ム4のH型鋼2に対する位置合わせは、側壁部6の下部
内側または外側の中央位置に割り付け用の印28を付
し、それをH型鋼2の上面14等に付した位置決め用の
印(図示省略)に対応させるようにしている。
【0019】このようにしてH型鋼2の上にタイトフレ
ーム4を介して組み付けられた折版屋根板3は、下方か
らの吹き上げに対して、充分な強度を有するものとな
る。すなわち、まず、ルーフパネル3に馳締めされた吊
り子20はタイトフレーム4に抜け止め状態で取り付け
られているため、ルーフパネル3はタイトフレーム4に
対して充分な抜け止め強度で取り付けられている。そし
て、そのタイトフレーム4の両側壁部6,6が、その吹
き上げ力に沿う方向に梁2の上に抜け止め状態で略垂直
に立設されていることから、そのタイトフレーム4の側
壁部6が最も効果的な引っ張り強度を得ることができ、
下方からの吹き上げに対してそれ自体の変形や破損を回
避することができるのである
【0020】そしてさらに、その側壁部6の下部に形成
した掛止部7では、その下部に一体に形成した案内補強
部8によって、曲げ変形や破損が回避されるため、その
掛止部7がH型鋼2の掛合部1から外れるようなトラブ
ルの発生が回避され、梁2に対する安定した掛止強度が
発揮される。つまり、吹き上げ力に対するタイトフレー
ム4自体の耐力とH型鋼2に対する掛止強度の双方が向
上されていることから、かかるルーフパネル支持構造
は、下方からの吹き上げに対する強度が格段に向上され
ることとなる。なお、積雪等による上方からの荷重に対
しても、略垂直に立設されているタイトフレーム4によ
って、効果的に対処できることはいうまでもない。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように本考案によるタイト
フレームは、両側に突出する掛合部を有する梁,母屋等
の上に跨設されてルーフパネルを支持するタイトフレー
ムを、ルーフパネルを載せる略平坦な頂部と、その両側
から垂下する側壁部とを有する略U字状に屈曲形成し
て、その頂部に吊り子を締結部材によって抜け止め状態
取り付ける一方、その両側壁部の下部には、梁,母屋
等の張出し部の両端にその外方から掛止する掛止部を、
横外方に屈曲突出して内方に折り返す溝状に形成すると
ともに、下端を外方に向けて折り返した案内補強部を掛
止部の下部に連続させて一体に形成し、かつ、掛止部よ
りも上方の部位に、両側壁部を外側から締め着けるため
のボルトを挿通させるボルト孔を穿設形成しているの
で、溶接作業を要することなく、梁,母屋等に対する取
付け作業性が容易でコンパクトなものとすることがで
き、かつ上方への引っ張り強度が格段に向上して、ルー
フパネルに作用する下方からの吹き上げに対する耐力が
優れたものとなる。なお、本考案は梁を特定するもので
はなく、実施例に示したH型鋼やチャンネル鋼材に限ら
れることなく、その他の鋼材であっても、両側に突出す
る掛合部を有するものであれば適用することができる。
また、ルーフパネルは折版屋根板に限られることなく、
その他の屋根板部材であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタイトフレームを介してルーフパネル
が梁,母屋等に支持されている状態を示す一部横断正面
図である。
【図2】タイトフレームの梁,母屋等への取り付け要領
を説明するための説明図である。
【図3】タイトフレームの梁,母屋等への別の取り付け
要領を説明するための説明図である。
【図4】吊り子とタイトフレームの分解組立斜視図であ
る。
【図5】タイトフレームを介してルーフパネルが梁,母
屋等に支持されている状態を示す縦断面図である。
【図6】タイトフレームを介してルーフパネルが梁,母
屋等に支持されている状態を示す斜視図である。
【符号の説明】1…掛合部、2…梁,母屋等、3…ルーフパネル(折版
屋根板)、4…タイトフレーム、5…頂部、6…側壁
部、7…掛止部、8…案内補強部、9…締結具、10…
孔、20…吊り子、22…垂下部、25…抜け止め金
具、26,29…締結部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−39717(JP,U) 実開 昭59−120224(JP,U) 実開 平1−154227(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に掛合部を有する梁,母屋等の上に
    跨設されてルーフバネルを支持するタイトフレームが、
    板部材により一体に屈曲形成されて、ルーフパネルを載
    せる頂部と、その両側に側壁部とを有し、その頂部に
    は、吊り子の馳締め部から下方に延びる垂下部を挿通さ
    せるための挿通孔が開設され、かつその挿通孔に挿通さ
    れた前記垂下部の下部には、板部材を折曲させてなる抜
    け止め金具が、締結部材によって固定される一方、その
    両側壁部の下部には、前記梁,母屋等の掛合部にその外
    方から掛止する掛止部が、横外方に屈曲突出して内方に
    折り返す溝状に形成されるとともに、下端を外方に向け
    て折り返した案内補強部が前記掛止部の下部に連続して
    一体に形成され、前記掛止部よりも上方の部位には、両
    側壁部を外側から締め付けるための締結具を取り付ける
    孔が穿設形成されていることを特徴とするタイトフレー
    ム。
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JPH0624507Y2 (ja) * 1988-04-19 1994-06-29 光洋器材株式会社 スライド吊子

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