JPH0786042B2 - トラックレール装置 - Google Patents

トラックレール装置

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JPH0786042B2
JPH0786042B2 JP61238963A JP23896386A JPH0786042B2 JP H0786042 B2 JPH0786042 B2 JP H0786042B2 JP 61238963 A JP61238963 A JP 61238963A JP 23896386 A JP23896386 A JP 23896386A JP H0786042 B2 JPH0786042 B2 JP H0786042B2
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track rail
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エルエスエル ロギスティク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コムパニー
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G21/00Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
    • B65G21/20Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
    • B65G21/22Rails or the like engaging sliding elements or rollers attached to load-carriers or traction elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B25/00Tracks for special kinds of railways
    • E01B25/22Tracks for railways with the vehicle suspended from rigid supporting rails
    • E01B25/24Supporting rails; Auxiliary balancing rails; Supports or connections for rails

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、懸架式コンベアシステムのトラックレール、
特に、テキスタイル産業分野の材料を運搬するのに使用
される懸架式のコンベアシステムのトラックレールに関
する。
<従来の技術> 従来のトラックレールは、角形横断面を有する鋼部材で
形成され、複数の脚間に開口した下側面を有している。
上記角形横断面のトラックレールは、コンベア通路レー
ル中において、例えば、円形横断面のチューブとして形
成され連続した形鋼部材に溶接されている。また、脚間
にはキャリアウエブとして機能するウエブ部が介設され
ている。
<発明が解決しようとする課題> 吊り下げ型コンベアシステムのコンベア通路の構成は、
顧客注文の多数の部品を組み込まなければならないので
複雑になる。トラックレールは、中央吊り下げ形の一対
のトラックローラがこのトラックレール上を走行するの
に適している。また、一対のトラックローラは、トラッ
クレールの下側が開口しているため、取り外すことが可
能になっている。しかし、安全性の観点から、コンベア
通路のレール離脱防止部において一対のトラックローラ
がレールから離脱するのを防止するために他の部品を取
り付けなければならない。トラックレールの開放された
角形横断面は、捩り負荷を大きくし、トラックレールの
上側に過剰に材料を滞留させることになる。上述した構
造のために、トラックレール、したがって単位長さのコ
ンベア通路の重量は、極めて大きくなる。
また、トラックレールは、水平方向で非対称になってい
るため、他の方法で上下方向に向けられた曲げ部が必要
となる。コンベア通路を組み立てるときに発生する溶接
歪みは、製品に行き過ぎた許容差を与えなければならな
い結果となる。同様に、トラックレールの対称面を正確
に上下方向に設定しようとしても、これは、組立後には
保証されない。また、トラックレールおよびコンベア通
路の重量が大きければ、輸送コストが増大する。また、
トラックレールの材料は、必要な耐食処理をしなければ
ならないためコストの高騰が余儀なくされている。ま
た、コンベア通路の結合個所および当接個所にはキャリ
アウエブとトラックレールとのために異なる連結具が必
要となる。
また、他の従来例としては、例えば実公昭53−49198号
公報に記載されている考案にあっては、レールの構造が
複雑になっていると共に、大型化し、重量の増加を招い
ている。この結果、製造作業能率の低下やコストの高騰
が余儀なくされている。また、トラックレールに対する
トラックローラの容易な着脱が不可能であり、この点で
も作業能率の低下を招いている。
更に、特開昭53−124878号公報に記載されている発明に
あっては、レールの構造は簡素化されているものの、前
述と同様にトラックレールに対するトラックローラの容
易な着脱が不可能である。
本発明の目的は、種々の条件の下で幅広く使用するのに
適し、従来のレールよりも安定し負荷重量が大きく重量
が小さい、吊り下げ形のコンベアシステムのトラックレ
ールを提供することである。
<問題点を解決するための手段> 本発明のトラックレールは、第1項に記載されているよ
うに、トラックレール1は屋根形に収束する1対の脚2,
2から成る横断面構造を有し、該脚2,2の上端が、トラッ
クレール1の対称面Sから横方向へ互いに離れた位置に
配置されていると共に、各脚2,2の上面に、一対のトラ
ックローラ54,55が走行するローラトラック面3,3が形成
され、上記両脚2,2の対向する上部間と下部間に、上記
対称面Sに対して略直角方向に延出されて、両脚2,2を
一体に連結する下側の横断ウエブ4及び上側のウエブ5
が設けられ、上記横断ウエブ4,5と両脚2,2との間に、閉
じられた中空部6が長手方向に沿って形成され、上記上
部側の横断ウエブ5には、上記対称面Sに沿って延設さ
れて横断ウエブ5に略直角方向から結合しかつ該横断ウ
エブ5と長手方向において連続するキャリアウエブ15が
一体に設けられ、上記一対のトラックローラ54,55に
は、レール離脱ギャップを形成する共通のローラヨーク
57が傾斜状の軸56,56を介して取り付けられ、上記キャ
リアウエブ15には、少なくともトラックローラ54,55の
大きさに対応する大きさの窓16が形成され、トラックレ
ール1のレール離脱部において、トラックレールに隣接
した少なくとも1個の窓16の窓下縁17を上記横断ウエブ
4との間の間隔が上記ローラヨーク57のレール離脱ギャ
ップ幅Aよりも短く設定され、上記ローラヨーク57を持
ち上げつつトラックレール1の横方向に倒すことによっ
て上記トラックローラ54,55が上記トラックレール1か
ら離脱させるようにしたことを特徴としている。
第2項は、上記ウエブ5の上面には、キャリアウエブ15
が固定された両側に長手方向溝18が形成されていると共
に、上記脚2,2の自由端には横断ウエブ4と略平行に延
びる突出部7が一体に形成され、かつ該突出部7と横断
ウエブ4との間にアリ溝11,12が形成されていることを
特徴としている。
第3項は、上記長手方向溝18にレール離脱防止手段29が
着脱自在に設けられていることを特徴としている。
第4項は、上記トラックレールに前記キャリアウエブ15
を介して一体に結合されたキャリアレール21は、上記ト
ラックレール1の横断面形状と略同一に形成されている
と共に、該キャリアレール21,キャリアウエブ15及びト
ラックレール1はコンベア通路レール20として一体に形
成され、かつこのコンベア通路レール20におけるキャリ
アレール21はトラックレール1と面対称位置に配置さ
れ、さらに複数のコンベア通路レール20を相互に結合し
てコンベア通路を構成したことを特徴としている。
第5項は、上記キャリアウエブ15はトラックレール1に
一体に結合されていると共に、キャリアレール21及び窓
16はコンベア通路レール20の長手方向の中心軸に対して
非対称であって、かつトラックレール1寄りに配置さ
れ、かつコンベア通路レール20はコンベア通路のレール
離脱防止部を形成するために、該コンベア通路レール20
の長手方向の中心軸を中心として180゜回転され、トラ
ックレール1としてキャリアレール21が取り付けられ、
キャリアレール21としてトラックレール1が取り付けら
れることにより、トラックレール1と新たに隣接した窓
16の縁と、新たにトラックレール1として機能するキャ
リアレール21の横断ウエブ4の下側部との間の距離をレ
ール離脱ギャップ幅Aよりも大きく設定したことを特徴
としている。
第6項は、上記トラックレール1あるいはキャリアレー
ル21は、上記アリ溝11,12等に挿入された連結部材58ま
たは対称面S上に配置された固定手段によって他のレー
ル22に面対称状態に固定されていることを特徴としてい
る。
第7項は、上記アリ溝11,12は、脚2,2のローラトラック
面3,3上を走行しないまたは部分的にのみ走行する他の
トラックローラシステムのトラックローラのために、単
葉状または双葉状のローラトラックを挿入するのに適合
した形状を有し、ローラトラック面3,3上を走行するト
ラックローラ54,55のヨーク57が単葉状または双葉状の
ローラトラック面3,3に接触することなくこれら挿入さ
れた単葉状または双葉状のローラトラック面3,3を跨ぐ
ように形成したことを特徴としている。
第8項は、上記トラックレール1,キャリアレール21及び
キャリアウエブ15が、軽金属または軽合金の押出成形に
よって一体に形成されていることを特徴としている。
第9項は、上記トラックレール1,キャリアエール21及び
キャリアウエブ15が、金属シートの圧延成形または溶接
によって結合された複数構造体として形成されたことを
特徴としている。
第10項は、上記トラックレール1,キャリアレール21及び
キャリアウエブ15が、グラスファイバーで補強された合
成材料の押出成形によって形成されたことを特徴として
いる。
<発明の作用効果> 本発明によれば、装置全体の構造が簡素化かつコンパク
ト化されると共に、軽量化が図れる。この結果、製造作
業能率の向上とコストの低廉化が図れる。
しかも、横断ウエブによって両脚間の補強が図れ、トラ
ックレールに作用する負荷が十分に軽減される。
さらに、レール離脱ギャップ等の構成によってトラック
ローラをトラックレールに対して簡単に取り付けあるい
は離脱させることが可能になる。
また、中空部内に電力供給ケーブル等をコンパクトに収
納することが可能になる。
さらに、両脚の上端を横断ウエブとともに他のウエブに
よって結合したため、トラックレールの補強効果が一層
向上して負荷容量の高いレールが得られる。
また、ウエブに対して垂直に連結されたキャリアウエブ
によってキャリアウエブとトラックレールとの間の強度
が高くなると共に、トラックレールの対称面が垂直状態
を保持でき、また、キャリアウエブは、キャリアレール
に直接的に結合されるものであるから、トラックレール
をキャリアレールに結合するために従来必要であった難
しい操作が不要になる。
さらにまた、コンベア通路レール及び単位長さ当たりの
重量が窓の大きさ及び数を適当に選定することによって
予め正確に定められる。窓縁部と横断ウエブの下側との
間の選定距離によって、一定の窓の位置を定めれば、ト
ラックローラが離脱しうる部位を有するコンベア通路が
自動的に得られる。トラックローラ通路または脚の幅
は、必ずレール離脱ギャップ幅よりも大きい。
第2項によれば、長手方向溝は、トラックレールの剛性
及び負荷容量が損傷されることなく、補助部品を取り付
け位置決めすることが可能となる。これらの長手方向溝
は、ウエブの垂直方向に望ましい弾性を与えることもで
きる。
また、突出部は、この突出部が存在する部分において、
材料の滞溜を招来する。しかし、トラックレールの負荷
容量,慣性力及び抵抗モーメントには良い影響を与え
る。
更に、トラックレールの横断面内のアリ溝は、例えば補
助装置または取付部材の取り付けのような二次的目的に
向けられている。補助装置または取付部材は、トラック
レールの長手方向に移動させることができ、また、いず
れの部位においてもロックされうる。
以上の第1〜第2項によれば、スライド接触レールまた
は電極供給ケーブルは、例えば長手方向溝に収容するこ
とができる。また、ローラトラックにプラスチックのラ
イナを設けることもできる。このライナは、トラックレ
ールの下側の溝と係合することによって付加的に固着さ
れることもある。トラックレールが他の姿勢で取り付け
られたとき、脚の端部に設けられた突出部の表面は、他
の形のトラックローラまたは取り付けのためにローラト
ラックと一部として機能する。トラックレールが他の姿
勢で取り付けられたとき、ローラは、横断ウエブの下段
に設けられた支持面上を走行することができる。即ち、
コンベアシステムの全体配置から生ずる種々異なる目的
のために、トラックレールを使用することができる複合
した横断面形状を有するトラックレールが得られる。
次に、第3項によれば、レール離脱防止手段は、重要な
要件に合致して選択的に取り付けられ、または取り外さ
れる。変更された組立キットに従ってトラックレールが
構成されているので、システムは、例えば種々の操作条
件に適合するように、その後に簡単な方法で変更するこ
とができる。
第4項によれば、トラックレール自体は、コンベア通路
を組立キットの形で据え付けるために使用されるコンベ
ア通路レールの必須部分を構成する。このレールを使用
すれば、トラックレールをキャリアレールに連結する必
要がなく、また顧客注文による構造が途切れることがな
い。コンベア通路レールは、組み立て及び取り付けに関
して有利な構造を有する。また、一定の用途のためには
トラックレールまたはキャリアレールの横断ウエブも不
要となる。
第5項によれば、本発明の原理を組立キットとして展開
することによって、コンベア通路レールは、少なくとも
2個の異なる姿勢で取り付けることができる。この場
合、トラックローラは常に下側の位置に配置されたレー
ル上を走行する。したがって、レール離脱部またはレー
ル離脱防止部を設けるか否かは、取り付け姿勢によって
決定される。
第6項によれば、付加的なレールの特定の溝断面形状を
利用することによって、トラックレールまたはキャリア
レールのいずれかに面対称で固着された付加的レールを
使用すいれば、コンベア通路の負荷容量を全長に亘って
連続的にまたは部分的に増大させることができる。組立
キット方式にするために付加的レールも、トラックレー
ルの横断面を有している。
第7項によれば、ローラトラックの横断面の形状によっ
て、複数の異なるトラックローラシステムを付加的、か
つ同時に使用することが可能となる。ローラトラックの
横断面形状は、例えば底側に形成された溝の中のよう
に、簡単に挿入される形状である。したがって、例えば
中央で吊り下げられ横から支持されたローラヨークを一
基のコンベア通路に同時に使用することができる。
第8項によれば、軽金属または軽合金が望みの横断面形
状で容易に、経済的に、かつ実際には連続して押出成形
される。また、押出成形された製品も非常に正確に成形
され、耐食性が大きく、また外観が好ましい。鋼に比較
して小さい材料の比負荷容量は、トラックレールの選定
された横断面形状によって補償されるものよりも大き
い。
第9項によれば、溶接された鋼構造体に比較して重量が
小さくなり、コンベア通路レールの生産が簡単である。
第10項によれば、合成材料のトラックレールまたはコン
ベア通路レールが低負荷の分野で非常に有用である。合
成材料でレールを作る場合には、横断ウエブ及び脚で囲
まれた中空部中の補強部材または脚そのものの中の補強
部材を設けることが重要である。合成材料を使用したの
で、トラックローラの走行に伴う騒音が小さくなる。曲
げ部の形成も、材料の弾性によって容易となる。
<実施例> 第1図に示されたトラックレール1は、例えば、軽金属
または軽合金の連続鋳造または連続押出成形部材によっ
て成形され、それのみで使用してもよいし、また、第2
図に示されているように、トラックレール1の対称面S
に沿って延設されたキャリアウエブ15および該キャリア
ウエブ15を介してキャリアレール21を一体形成してもよ
い。これによって、キャリアレール21がトラックレール
1に対して面対称に配置されてコンベア通路レール20を
形成している。
第1図に示されているように、トラックレール1は上方
に向かって収束する屋根形状の一対の脚2,2を有する。
該脚2,2の上面には、例えば、第5a図に示された一対の
トラックローラ53を構成するトラックローラ54および55
が走行するローラトラック面3が形成されている。トラ
ックローラ54および55は、ローラヨーク57に取り付けら
れたヨーク支持キャリア手段(図示せず)に設けられた
傾斜軸56,56に取り付けられている。また、ローラヨー
ク57には、トラックローラ54および55が取り外しのため
に持ち上げるため凹部が形成されている。また、トラッ
クレール1は、垂直対称面Sに対して対称形状に形成さ
れている。
両脚2,2は、対称面Sに対して直角に伸びた横断ウエブ
4によって下部が互いに結合されている。脚2,2の上端
は、対称面Sの両側に形成された横断方向隙間まで延び
るとともに、横断ウエブ4に対してほぼ平行に延びた上
側のウエブ5によって上部が互いに結合されている。
横断ウエブ4は、脚2,2およびウエブ5の内面と共働し
て中空部6を形成する。
尚、中空部6には、長手方向補強部材が設けられていて
もよい。中空部6の自由空間は、電力供給ケーブルおよ
びその類似物を収容するために使用してもよい。
各脚2の自由端には傾斜ガイド面9および横断面ウエブ
4と平行に延びたガイド面10から成る突出部7が一体的
に形成されている。ガイド面9と対称面Sとが成す角
は、60゜であり、他方、ローラトラック面3と対称面S
とがなす角は、45゜である。各突出部7は、横断ウエブ
4と共働して各アリ溝12を形成する。このアリ溝12は、
トラックレール1の底の方へ開口しており、外側の境界
として切込み面11を夫々有する。切込み面11に隣接し
て、横断ウエブ4の従和部にガイド面13が形成されてい
てもよい。
図示された実施例においては、ウエブ5が平らな上面14
を有し、キャリアウエブ15に一体的に結合されている。
キャリアウエブ15は、前述のように対称面Sに沿って上
方に延びている。キャリアウエブ15の両側において、ウ
エブ5に長手方向溝18が形成されている。この長手方向
溝18は、切込み形状であることが望ましい。また、キャ
リアウエブ15には、円形状の窓16が形成されている。こ
の窓16の下縁17は、対称面Sにおける両ローラトラック
3の仮想交点下側において延びている。
トラックレール1は、まず、第1図および第2図に示さ
れた状態で使用するように意図されている。
この状態において、キャリアウエブ15は、上下方向(垂
直方向)に延びている。
第2図に示されたコンベア通路レール20(押出成形部材
として一体形成されたもの)において、キャリアレール
21は、トラックレール1とほぼ同一の横断面形状を有
し、トラックレール1に対して面対称となるように配置
されている。中立軸の実際の位置は、キャリアウエブ15
中の窓16の非対称の程度によっても決定される。各窓16
の上縁17′は、トラックレール1から下縁17までの距離
よりも大きい距離でキャリアレール21から隔置されてい
る。窓16は、細長い開口部に形成してもよい。キャリア
ウエブ15は、コンベア通路レール20の全長に亘って連続
した状態で延びている。1個および同一のコンベア通路
(第10図参照)内において、コンベア通路レールは、キ
ャリアレール21を上側にして、または、トラックレール
1を上側にして取り付けてもよい。トラックレール1が
上側の場合、キャリアレール21は、トラックレールとし
て機能する。いずれの取付状態を選択するかは、まず、
窓16の非対称性を利用することによって、レール離脱部
または後述するレール離脱防止手段が形成されるか否か
を考えて決定される。
第1図に示されたトラックレール1のローラトラック面
3,3には、プラスチックのトラック層が設けられてい
る。このトラックは、長手方向溝18およびアリ溝12とロ
ック状態で取り付けられることが望ましい。第2図に示
されたコンベア通路レール20は、取付部材73(第11図参
照)によって、第13図に示されたような支持フレームま
たは支持格子70に固着されていてもよい。取付部材73
は、キャリアレール21またはトラックレール1(他の取
付状態の場合)のアリ溝12に挿入されている。第2図に
示されたコンベア通路レール20は、外側からキャリアレ
ール21の脚に脚合した取付具によって、第10図に示され
たような支持格子70に固着されていてもよい。
レールは、長手方向18に収納された取付具40および42に
よって横側から取り付けるようにしてもよい(第7図参
照)。
第3a図に示されたコンベア通路レール20の実施例におい
て、キャリアレール21は、例えばアリ溝12に挿入された
連結部材58または対称面Sに配置された固定ボルトによ
って他のレール22に結合されている。このようにすれ
ば、コンベア通路レール20の剛性および負荷容量が増大
する。レール22の横断面形状は、トラックレール1また
はキャリアレール21の横断面形状にほぼ対応する。しか
し、他のレール22には、キャリアウエブ15が設けられて
いず、上向きに開口した懸架部品用アリ溝23が設けられ
ている。平面状ウエブ5′が第1図のトラックレール1
のウエブ5と横断ウエブ4との間の距離よりも小さい距
離を以て横断ウエブ4′に対して隔設されている。
第3b図に示された実施例において、他のレール22は、例
えば、対称面S内に存在する固着具25によってトラック
レール1に固着されている。この結果、トラックレール
1とレール22との間に開いた空間24が形成される。レー
ル22は、トラックレール1の突出部7の表面10に当接
し、ローラヨーク57の使用を妨げない。
第4a図に示されたトラックレール1には、アリ溝12に取
り付けられた離脱防止手段である単葉状ローラトラック
27が設けられている。単葉状ローラトラック27は、アリ
溝12に着脱自在に設けられ、ローラトラック面3,3と共
働するローラトラック面28,28を有する。ローラトラッ
ク面3および28は、共働して直立したローラ32,32を有
するローラシステムのトラックチャネルを構成する。ロ
ーラ32,32は、図外のローラヨークに取り付けられ、横
倒しによってトラックレール1とローラトラック27の間
から離脱可能にするレール離脱ギャップ幅A1を有してお
り、また、横式懸架ローラヨーク57に取り付けられてい
てもよい。この構造によれば、ローラトラック面28に接
触しないでローラトラック面28の周りに配置されたロー
ラヨーク57を具えたトラックローラ対53と、横から懸架
されたローラヨーク57を具えたトラックローラ32とを交
互に、または、同時に使用することができる。これは、
重要な特徴である。また、前記単葉状ローラトラック27
によってトラックローラ54,55の各ローラトラック面3,3
からの不用意な脱落が防止される。
隣り合わせのコンベア通路レールの接触端部には各長手
方向溝18に挿入された結合もしくは芯出しピン26が設け
られていてもよい(第4a図)。
第4b図に示された実施例においては、双葉状ローラトラ
ック27′が設けられている。このローラトラック27′
は、2本のローラトラック部28を有する。これらのロー
ラトラック部28によって、直立したローラ32を有するロ
ーラヨーク57は、トラックレール1の両側に沿って走行
できる。この第4b図の実施例においても、同様に、第5a
図に示されたローラ対53の同時使用が可能である。ロー
ラトラック27または27′には、異なるローラを配置構造
を使用するシステムを取り付けるために、一体構造とし
てトラックレール1が設けられてもよい。また、各トラ
ックローラ54,55を取り外すには、最初にローラ32,32を
レール離脱ギャップ幅Aを介して取り外した後、ローラ
トラック27をアリ溝12から離脱させた後に、レール離脱
ギャップ幅Aを介して取り外すようになっている。
第5a図は、トラックローラ対53のトラックローラ54およ
び55がトラックレール1に支持された態様を示してい
る。トラックローラ54および55は、軸56,56を中心とし
て回転するようにローラヨーク57に取り付けられてい
る。トラックローラ54および55の周面縁部は、レール離
脱ギャップ幅Aを有するレール離脱ギャップ(derailga
p)を形成する。レール離脱ギャップ幅Aが存在してい
るため、トラックローラ対53が第1図または第5a図に示
されたトラックレール1から離脱することができる。こ
の離脱のために、ローラ対53は、持ち上げられ、その後
90゜回転される。これによって、ローラ対53は、横方向
に引き外される。この引き外しは、横断ウエブ4の下面
側と窓下縁17との間の距離がレール距離ギャップ幅Aよ
りも小さいことによって可能となる。
しかし、第5a図に示された実施例において、ストッパ部
材29として形成されたレール離脱防止手段が設けられて
いる。ストッパ部材29は、トラックレール1の長手方向
溝18に挿入され、長手方向溝18の適宜の位置には着脱自
在に設けられている。ストッパ部材29には、トラックロ
ーラ対53がレールから離脱しないように防止する直立し
たリム部が形成されている。このストッパ部材29のレー
ルからの離脱操作は、トラックレール1の下側に設けら
れたローラヨーク57に形成された適当な形状の凹部によ
って容易となる。
第5b図に示された実施例には、アリ溝12の適宜の位置に
着脱自在に設けられたブロック30として構成されたレー
ル離脱防止手段が設けられている。ブロック30は、トラ
ックローラ対53が横方向に引き外されないようにするた
め、トラックレール1の下面側を越えて下方に突出して
いる。
第5c図に示された実施例においては、第4b図の他のロー
ラトラック27′が盛り上がり部34を有する成形部材31と
して形成されている。盛り上がり部34は、アリ溝12に着
脱自在に設けられ、ローラトラック33および3上を走行
する直立ローラ32を具えた他のローラシステムに対する
レール離脱防止手段を形成する。盛り上がり部34の部位
において、トラックローラ32に結合され略示されたロー
ラヨーク57は、トラックローラ32がローラトラック33の
上方を通過できる高さまで持ち上げることができない。
盛り上がり部34は、1個の横式懸架ローラ32の場合にも
効果的である。尚、トラックローラ対53を取り外すに
は、予め成形部材31および盛り上がり部34を所定の方法
でアリ溝12から取り外した後に、レール離脱ギャップ幅
Aを利用して前述と同様に取り外すようになっている。
第6a図に示されているように、操作用突出部36を有する
スライド部材35として形成され、選択的に操作できるレ
ール離脱防止手段は、キャリアウエブ15に取り付けられ
ている。スライド部材35は、長手方向溝18から抜き取
り、トラック対ローラ53がレールから離脱できる高さま
で押し上げることができる。しかし、レール離脱防止部
材が長手方向溝18に係合している限り、窓16を通して生
じるレール離脱を防止することができる。
第6b図の実施例においては、トラックローラ対は、スト
ッパ部材39がスプリング38の力に抗してアリ溝12内に押
し込まれた後で、レールから離脱させることができる。
ストッパ部材39を含むレール離脱防止装置は、板部材37
によってアリ溝12内に保持される。
第5a図,第5b図,第5c図,第6a図および第6b図に示され
たレール離脱防止手段は、実際には、トラックレール1
またはコンベア通路レール21上のいずれか適当な部位に
配置してもよい。
第7図に示されたコンベア通路レール20は、2個の異な
るトラックローラシステム同時使用に適したものであ
る。この目的で、キャリアレール21のアリ溝12は、長手
方向に延びた補助レール61の一部を収容している。補助
レール61は、凸面状に上方に盛り上がったローラトラッ
ク62を有する。このローラトラック62に沿って直立にロ
ーラ43が走行する。直立ローラ43は、一点鎖線で示され
ているように、左側に取り付けられた懸架ヨークを有す
る。コンベア通路レール20は、取り付け部材40によって
横から取り付けられている。
取り付け部材40は、キャリアウエブ15の両側においてト
ラックレール1およびキャリアレール21の長手方向溝18
に挿入され、例えば、固定具41によって長手方向溝18の
適宜の位置で固着されている。横方向に突出した片持ち
レバーを有する懸架アタッチメント42が板状の取り付け
部材40に固着されている。第7図に示された実施例にお
いて、トラックレール1は、第5a図に示す一対のトラッ
クローラ53およびトラックローラ43がトラックレール1
を走行するのに適した形状を有する。
第8図に示された実施例において、コンベア通路レール
20は、キャリアウエブ15が高くなるように構成されてい
る。キャリアウエブ15の一側において、支持板44がトラ
ックレール1およびキャリアレール21の長手方向溝18に
挿入されている。支持板44は、長手方向溝18の適宜位置
に固着されているとともに、電力ケーブルおよびその他
の類似物のため取り付けブラケット45を支持する。した
がって、ブラケット45は、電気的に操作される懸架コン
ベアシステムのためにスライド接触手段を有してもよ
い。
第9図は、支持装置51を示している。支持装置51は、懸
架コンベア通路を支持するため、または、支持フレーム
70(第10図参照)を組み立てるために使用される。支持
装置51は、第3a図および第3b図に示されたコンベア通路
レール22から成る。この、コンベア通路レール22は、互
いに120゜の角度で配置され、固着具52によって一体に
ボルト締めされている。全てのレール22の面9は、互い
に接触している。
このタイプの支持装置は、また、第1図に示されたトラ
ックレール1を使用することによって組み立ててもよ
い。同様にして、2本または4本のレールが相互結合さ
れてもよい。このようにして平面状の壁を取り地受ける
レールを組み立てることも可能である。同様に、このよ
うな支持装置は、コンベア通路レール20を使用すること
によって、すなわち、第1図に示されたトラックレール
1の横断面形状に基づいて構成することができる。ま
た、上記支持装置は、第2図に示されたコンベア通路レ
ール20を使用することによって構成することができる。
コンベアシステムを取り付けるか、または直立させるの
に必要な組立てキット型の構造部品を供給することは、
可能である。
第10図は、コンベアシステムの一部を示している。この
コンベアシステムは、支持フレームまたは支持格子70に
支持され、2本の平行なトラック71および72を有する。
これらのトラック71および72は、並列して取り付けら
れ、当接したコンベア通路レール20によって構成されて
いる。同様に、支持フレームは、適当な長さのコンベア
通路レール20から構成されている。これらのコンベア通
路レール20は、地面の上方において、柱51に支持された
上側梁りを構成する。コンベア通路レール20によって形
成されたクロス梁りは、屋根の吊り下げ梁77に選択的に
固着されていてもよい。2本のトラック71および72のコ
ンベア通路レール20は、例えば第11図に拡大斜視図とし
て示された取付部材73によってクロス梁りの下側面に固
着されている。取付部材73は、第10図に示されていない
態様で、それぞれトラックレール1およびキャリアレー
ル21のアリ溝12に挿入されている。トラック71の場合、
各コンベア通路レール20は、支持フレーム70のクロス梁
りに固着されたキャリアレール21を有する。したがっ
て、トラックレール1は、下端に位置する。この構造に
おいては、窓16は、トラックレール1に極めて近接して
配置されており、ローラがこのトラックに沿ってレール
から離脱することを可能とする。トラック72において、
コンベア通路レール20は、逆転した状態で取り付けら
れ、コンベア通路レール20のトラックレール1によって
クロス梁りに固着されている。したがって、キャリアレ
ール21は、ローラ対がキャリアレール21上を走行するよ
うに下端に位置する。窓16の非対称位置のために、新た
な窓下縁とキャリアレール21との間の距離は、ローラ対
がレールから離脱するのを可能とするには大きすぎるの
で、この構造は、トラックのレール離脱防止部を構成す
る。
第11図に示された取り付け部材73は、十字形に配置さ
れ、互いに係合された、2個のスライドブロック部材74
および75から成る。これらのスライドブロック部材74お
よび75は、一体構造であってもよいし、または、固着手
段76によって解放自在に相互結合されていてもよい。後
者の場合には、スライドブロック部材74および75の相互
の位置関係は、調整できる。この構造によって、スライ
ドブロック部材74および75は、個別的にアリ溝12に挿入
することができるとともに、例えばキャリアレールの脚
を介して挿入された道具によって、その後の組立作業中
に相互結合することができる。
上述したトラックレールのみの組立キットの考え方およ
びコンベア通路レールの組立キットの考え方は、選択的
にレール22と組み合わせて、従来可能であったものより
も高い負荷容量を達成することができる。トラックレー
ル1およびキャリアレール21を有するキャルアウエブ15
は、必ずしも軽金属または軽合金の押出成形による必要
がない。プレス成形もしくは溶接された金属シート構造
体、または合成材料、例えばガラスファイバーで強化さ
れた合成樹脂の構造体を提供することも可能である。複
数の異なる材料の複合構造物も考えられる。
これら全ての実施例は、共通して、単位長さ当たりの重
量が比較的小さく、負荷容量が大きく、捩りおよび曲げ
強度が大きい。トラックローラと材料の組み合わせは、
摩耗および走行ノイズの観点から容易に最適なものを見
つけることができる。発明に斯かるレールの横断面形状
によれば、種々の補助部品および取り付け具を容易に取
り付けることができる。トラックレール1の横断面形状
によって、上昇および下降トラック部の提供、上昇トラ
ック部および下降トラック部の水平トラック部への移
行、および水平面での曲げ部の形成が容易となる。レー
ル離脱防止手段は、同様の簡単な態様で提供できる。レ
ールの横断面形状は、すでに、生ずる可能性がある他の
要件に合致するように構成されているので、適当な取り
付け部材を使用することにより、コンベア通路は、屋根
の懸架、横からの取り付けおよび地面支持に選択的に適
合できる 図に示されたトラックレール1またはコンベア通路レー
ルで構成されたコンベアシステムは、最初から複数の異
なるトラックローラシステムに使用されるように構成さ
れていてもよいし、また、補助部品を使用することによ
ってその後にこれらのトラックローラシステムに適合す
るように構成されていてもよい。したがって、複数の異
なるローラシステムも同時に使用できる。コンテナコン
ベアシステムにおいては、他の使用形態がある。このコ
ンテナコンベアシステムにはコンベア通路レールが倒さ
れた状態すなわち、90゜回転した状態で設けられてい
る。キャリアウエブまたはキャリアレールによれば、ス
ライド接触レールまたはその他の類似物は、容易にキャ
リアウエブまたはキャリアレールに取り付けられるの
で、コンベア通路レールは、電気的懸架コンベアシステ
ムに使用するのに適している。
トラックレール1には幾つかの異なる角度で傾斜し互い
に連続している面が形成されているから、幾つかの角度
で取り付けられた複数個のトラックローラを有するトラ
ックローラ装置または他のキャリッジ手段を交互に使用
することもでき、または、同時に使用することもでき
る。動力装置で駆動されるコンベア部の場合には、例え
ばチェーンコンベアまたはその類似物のようなトラック
部のレール中に新たな動力駆動装置を組み入れることが
できる。横から取り付けられたコンベアトラック、また
は、中心で吊り下げられたコンベアトラックの場合、キ
ャリッジ手段は、キャリアレール上を走行する。より簡
単な方法で同様な強度を有する結合が得られるので、ト
ラック部は、溶接する必要がない。出発材料としては軽
金属または軽合金が使用される場合には、いずれの最終
表面仕上げ処理も必要としない。しかし、アルマイト処
理をして、装飾または表面特性の改良に供してもよい。
色分けをして重要度に応じてトラック部を区別すること
もできる。
<発明の効果> 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、装置
全体の構造が簡素化かつコンパクト化されると共に、軽
量化が図れる。この結果、製造作業能率の向上とコスト
の低廉化が図れると共に、トラックレールの慣性力及び
摩擦抵抗を小さくすることができる。
しかも、横断ウエブによって両脚間の補強が図れ、トラ
ックレールに作用する負荷が十分に軽減される。
さらに、レール離脱ギャップ等の構成によってトラック
ローラをトラックレールに対して簡単に取り付けあるい
は離脱させることが可能になる。
また、中空部内に、電力供給ケーブル等をコンパクトに
収納することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トラックレールの横断面図である。第2図
は、第1図に示されたトラックレールを一体化した懸架
コンベア通路レールの斜視図である。第3a図および第3b
図は、負荷支持容量を増大させた、2個の変形例にかか
る懸架コンベア通路レールの横断面図である。第4a図お
よび第4b図は、付属品を有する第1図のトラックレール
の横断面図である。第5a図,第5b図および第5c図は、他
の付属品を有する第1図のトラックレールの横断面図で
ある。第6a図および第6b図は、更に他の付属品を有する
第1図のトラックレールの横断面図である。第7図は、
相補的機能を有する懸架コンベア通路の横断面図であ
る。第8図は、付属品が固着されたコンベア通路の横断
面図である。第9図は、第1図のトラックレールに基づ
いた部材によって組み立てられた支持体の横断面図であ
る。第10図は、取り付けられたコンベア通路の一部を示
す斜視図である。第11図は、第10図に基づく詳細斜視図
である。 1……トラックレール、2……脚、3……ローラトラッ
ク面、4……横断ウエブ、6……中空部、15……キャリ
アウエブ、21……キャリアレール、53……トラックロー
ラ、54,55……一対のトラックローラ、56……軸、57…
…ローラヨーク、S……横断対称面、A……レール離脱
ギャップ幅。
フロントページの続き (72)発明者 ロルフ シエーネンベルガー ドイツ連邦共和国,デイ−8910 ランドス ベルグ/レツエ,ヘルゾグスタンド スト ラツセ 7 (56)参考文献 特開 昭53−124878(JP,A) 実公 昭53−49198(JP,Y2)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックレール1は、屋根形に収束する1
    対の脚2,2から成る横断面構造を有し、 該各脚2,2の各上端が、トラックレール1の対称面Sか
    ら横方向へ互いに離れた位置に配置されている共に、 各脚2,2の上面に、一対のトラックローラ54,55が走行す
    るローラトラック面3,3が形成され、 上記両脚2,2の対向する上部間と下部間に、上記対称面
    Sに対して略直角方向に延出されて、両脚2,2を一体に
    連結する下側の横断ウエブ4及び上側のウエブ5が設け
    られ、 上記横断ウエブ4,5と両脚2,2との間に、閉じられた中空
    部6が長手方向に沿って形成され、 上記上部側の横断ウエブ5には、上記対称面Sに沿って
    延設されて横断ウエブ5に略直角方向から結合しかつ該
    横断ウエブ5と長手方向において連続するキヤリアウエ
    ブ15が一体に設けられ、 上記一対のトラックローラ54,55には、該両者54,55間に
    レール離脱ギャップを形成する共通のローラヨーク57が
    傾斜状の軸56,56を介して取り付けられ、 上記キャリアウエブ15には、少なくともトラックローラ
    54,55の大きさに対応する大きさの窓16が形成され、 トラックレール1に隣接した少なくとも1個の窓16の窓
    下縁17と上記横断ウエブ4との間の間隔が上記レール離
    脱ギャップの幅Aよりも短く設定され、 上記トラックローラ54,55を、ローラヨーク57を介して
    持ち上げながらトラックレール1の横方向に倒すことに
    よって、上記トラックレール1から離脱させるようにし
    たことを特徴とする懸架式コンベアシステムのトラック
    レール装置。
  2. 【請求項2】上記ウエブ5の上面には、キャリアウエブ
    15が固定された両側に長手方向溝18が形成されていると
    共に、上記脚2,2の自由端には横断ウエブ4と略平行に
    延びる突出部7が一体に形成され、かつ該突出部7と横
    断ウエブ4との間にアリ溝11,12が形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の懸架式コンベ
    アシステムのトラックレール装置。
  3. 【請求項3】上記長手方向溝18にレール離脱防止手段29
    が着脱自在に設けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第2記載の懸架式コンベアシステムのトラックレ
    ール装置。
  4. 【請求項4】上記トラックレールに前記キャリアウエブ
    15を介して一体に結合されたキャリアレール21は、その
    断面形状や大きさ及びローラトラック面33の構成に関し
    て上記トラックレール1の横断面と略同一に形成されて
    いると共に、該キャリアレール21,キャリアウエブ15及
    びトラックレール1はコンベア通路レール20として一体
    に形成され、かつこのコンベア通路レール20におけるキ
    ャリアレール21はトラックレール1と面対称位置に配置
    され、さらに複数のコンベア通路レール20を相互に結合
    してコンベア通路を構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1〜第3項のいずれかに記載された懸架式コン
    ベアシステムのトラックレール装置。
  5. 【請求項5】上記キャリアウエブ15はトラックレール1
    に一体に結合されていると共に、キャリアレール21及び
    窓16はコンベア通路レール20の長手方向の中心軸に対し
    て非対称であって、かつトラックレール1寄りに配置さ
    れ、かつコンベア通路レール20はコンベア通路のレール
    離脱防止部を形成するために、該コンベア通路レール20
    の長手方向の中心軸を中心として180゜回転され、トラ
    ックレール1としてキャリアレール21が取り付けられ、
    キャリアレール21としてトラックレール1が取り付けら
    れることにより、トラックレール1と新たに隣接した窓
    16の縁と、新たにトラックレール1として機能するキャ
    リアレール21の横断ウエブ4の下側部との間の距離をレ
    ール離脱ギャップ幅Aよりも大きく設定したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1〜第4項のいずれかに記載さ
    れた懸架式コンベアシステムのトラックレール装置。
  6. 【請求項6】上記トラックレール1あるいはキャリアレ
    ール21は、上記アリ溝11,12等に挿入された連結部材58
    または対称面S上に配置された固定手段によって他のレ
    ール22に面対称状態に固定されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1〜第4項のいずれかに記載された懸
    架式コンベアシステムのトラックレール装置。
  7. 【請求項7】上記アリ溝11,12は、脚2,2のローラトラッ
    ク面3,3上を走行しないまたは部分的にのみ走行する他
    のトラックローラシステムのトラックローラのために、
    単葉状または双葉状のローラトラックを挿入するのに適
    合した形状を有し、ローラトラック面3,3上を走行する
    トラックローラ54,55のヨーク57が単葉状または双葉状
    のローラトラック面3,3に接触することなくこれら挿入
    された単葉状または双葉状のローラトラック面3,3を跨
    ぐように形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜第5項のいずれかに記載された懸架式コンベアシステ
    ムのトラックレール装置。
  8. 【請求項8】上記トラックレール1,キャリアレール21及
    びキャリアウエブ15は、軽金属または軽合金の押出成形
    によって一体に形成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1〜第6項のいずれかに記載された懸架式コ
    ンベアシステムのトラックレール装置。
  9. 【請求項9】上記トラックレール1,キャリアレール21及
    びキャリアウエブ15は、金属シートの圧延成形または溶
    接によって結合された複数構造体として形成されたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜第6項のいずれかに
    記載された懸架式コンベアシステムのトラックレール装
    置。
  10. 【請求項10】上記トラックレール1,キャリアレール21
    及びキャリアウエブ15は、グラスファイバーで補強され
    た合成材料の押出成形によって形成されたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜第6項のいずれかに記載され
    た懸架式コンベアシステムのトラックレール装置。
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