JPH0365715A - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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JPH0365715A
JPH0365715A JP1202562A JP20256289A JPH0365715A JP H0365715 A JPH0365715 A JP H0365715A JP 1202562 A JP1202562 A JP 1202562A JP 20256289 A JP20256289 A JP 20256289A JP H0365715 A JPH0365715 A JP H0365715A
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resistor
constant current
bias voltage
base
capacitor
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Akira Nakamura
晃 中村
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は定電流回路、特にカレントミラー回路を用い耐
ノイズ特性に優れた定電流回路に関する。
[従来の技術] ベース間が接続された2個のトランジスタを用い基準電
流と比例関係にある電流(トランジスタの特性が均一で
あるときには等しい電流)を独立した電位にある負荷に
流すカレントミラー回路は、アナログIC等において定
電流回路として広く用いられている。
第3図にカレントミラー回路を用いた従来の定電流回路
の回路図を示す。図において、エミッタ接地の入力トラ
ンジスタ10はベース・コレクタが接合されたいわゆる
ダイオード接合をなし、そのベース・エミッタ間には一
定のバイアス電圧vBEが抵抗12を介してバイアス電
圧源14により印加される。
一方、入力トランジスタ10と同様にエミッタ接地され
た出力トランジスタ16のコレクタには任意の電位にあ
る回路18が接続され、またベースは入力トランジスタ
10のベースに接続されて入力トランジスタ10と等し
いバイアス電圧vBEが印加される構成である。
このような回路構成において、バイアス電圧源14から
の基準電流をIref、入力及び出力トランジスタ10
.16の電流増幅率をh  1コE レクタ電流をそれぞれIc1S Ico、ベース電流を
Ibi、Iboとし、入力及び出力トランジスタ10.
16の特性が均一であるとすると、Ib1−1ci/h
FE Ibo−1co/hFE であり、両トランジスタのvBEが共通であるから、 Ico−Ic1 が成立つ。従って、 Ico−1ref−(Ibi+Ibo)=1 r e 
f (1−2/hFE)(1) となる。一般にり、 E>>2であるので、結局、Ic
o’l:Iref となり、基準電圧にほぼ等しい一定の電流が出力トラン
ジスタ16のコレクタに流れることとなる。
このように、第3図の回路においては(1)式に示すよ
うな一定電流が流れるが、より精度を高めた定電流回路
も従来より考えられている。第4図はそのような回路の
一例であり、この回路では、入力トランジスタ10のコ
レクタ・ベース間がトランジスタ20を介して接続され
ている点で第3図の回路と異なっている。このようにト
ランジスタ20を介すると、出力トランジスタ16のコ
レクタ電流1coは、 Ico−1ref (1−2/h   2)E (2) となり、(1)式に比べより高精度で、Ico−1re
f が成立ち、一定電流を供給することができるようになる
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の定電流回路においては幾つか
の問題が生じていた。既に述べたように、出力トランジ
スタ16のコレクタには(1)式及び(2)式に示され
ているように基準電流Irefにほぼ比例した電流が流
れる。ところが、この基準電流Iref自体がばらつい
てしまう、言いかえればバイアス電圧源14からのバイ
アス電圧にノイズが混入してしまうと、このノイズの影
響によってコレクタ電流1coもばらついてしまい、一
定の電流が得られなくなってしまうのである。
さらには、この回路をアナログIC等に組み込んだ場合
、回り込みによって発振を起こしてしまう問題も生じて
いた。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は耐ノイズ特性に優れ、極めて安定した定電流
源となり得る定電流回路を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はカレントミラーを
構成する入力及び出力トランジスタと、この入力トラン
ジスタに基準電流を供給するバイアス電圧源とを備え、
前記入力トランジスタに入力する基準電流とほぼ比例関
係にある一定の電流が前記出力トランジスタに流れる定
電流回路において、前記バイアス電圧源と前記出力トラ
ンジスタのベースとの間に直列に抵抗を接続し、かつ前
記抵抗と前記出力トランジスタのベースとの間に一端が
接地されたコンデンサを接続し、前記抵抗及びコンデン
サによって前記バイアス電圧源の高周波ノイズを除去す
ることを特徴としている。
[作用] 本発明の定電流回路は上述のような回路構成を有し、バ
イアス電圧源と出力トランジスタのベースとの間に接続
された抵抗と一端が接地されたコンデンサとで高周波成
分をカットするローパスフィルタを構成する。
従って、バイアス電圧源からのバイアス電圧にノイズ、
特に高周波ノイズが混入したとしても、出力トランジス
タにはノイズのない一定のベース・エミッタ電圧が印加
されることとなり、常に一定の電流が出力トランジスタ
に流れることになる。
[実施例] 以下、図面を用いながら本発明に係る定電流回路の好適
な実施例を説明する。第1図は一実施例の回路図であり
、エミッタ接地のNPN形入力トランジスタ10はベー
ス・コレクタがNPN形トランジスタ20を介して接合
されたいわゆるダイオード接合をなし、そのベース・エ
ミッタ間には一定のバイアス電圧VBEが抵抗12を介
してバイアス電圧源14により印加される。
一方、入力トランジスタ10と同様にエミッタ接地され
たNPN形出力出力トランジスタ1Gレクタには任意の
電位にある負荷18が接続され、またベースは入力トラ
ンジスタ10のベースに接続されている。なお、本実施
例においては入力トランジスタ10と出力トランジスタ
16とはそのエミッタ面積が1:Nの比率に設定されて
おり、従ってそれぞれのトランジスタのベース電流1b
txlboは、 Ibo−NXIb1 なる関係にある。
ここで、本実施例において特徴的なことは、図中P点と
Q点との間、すなわちバイアス電圧源14と出力トラン
ジスタ16のベースとの間に抵抗22を直列に接続し、
かつ図中Q点、すなわちこの抵抗22と出力トランジス
タ16のベースとの間に一端が接地されたコンデンサ2
4を接続したことである。このように抵抗22とコンデ
ンサ24を接続することにより、抵抗22の抵抗値Rと
コンデンサ24の容量Cで定まる遮断周波数を境にして
それより広域の信号成分をカットするローパスフィルタ
が構成され、バイアス電圧に混入した高周波ノイズを効
果的に除去することができる。
なお、本実施例においては、バイアス電圧源14と入力
トランジスタ10のベースとの間にも抵抗26を直列に
接続している。これは抵抗22を直列に接続することに
伴ない、入力及び出力トランジスタのベース・エミッタ
電圧vBEが異なる値となることを防ぐためであり、そ
の抵抗値は抵抗22のN倍に設定されている。
第2図は本発明の他の実施例の回路図である。
本実施例においては、第1図の回路にさらに一端が接地
されたコンデンサ28を抵抗26と入力トランジスタ1
0のベースとの間に接続したことを特徴としている。こ
れにより、入力トランジスタ10のベース・エミッタ電
圧も高周波ノイズがカットされて一定となり、より高精
度かつ安定な定電流回路を得ることができる。
なお、前記各実施例においては入力及び出力トランジス
タをNPN形としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、PNP形トランジスタを用いても構成するこ
とができる。
また、本実施例では精度を高めるためにトランジスタ2
0を用いた構成を示したが、必要に応じこのトランジス
タ20を除去しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明はカレントミラー回路にロ
ーパスフィルタを巧みに組み合わせて定電流回路を構成
したものであり、耐ノイズ特性に優れ、安定した定電流
を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る定電流回路の一実施例の回路図、 第2図は本発明に係る定電流回路の他の実施例の回路図
、 第3図、第4図は従来の定電流回路の回路図である。 10 ・・・ 入力トランジスタ 14 ・・・ バイアス電圧源 16 ・・・ 出力トランジスタ 22 ・・・ 抵抗 24 ・・・ コンデンサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カレントミラーを構成する入力及び出力トランジスタと
    、入力トランジスタに基準電流を供給するバイアス電圧
    源とを備え、前記入力トランジスタに入力する基準電流
    とほぼ比例関係にある一定の電流が前記出力トランジス
    タに流れる定電流回路において、 前記バイアス電圧源と前記出力トランジスタのベースと
    の間に直列に抵抗を接続し、かつ前記抵抗と前記出力ト
    ランジスタのベースとの間に一端が接地されたコンデン
    サを接続し、前記抵抗及びコンデンサによって前記バイ
    アス電圧源の高周波ノイズを除去することを特徴とする
    定電流回路。
JP1202562A 1989-08-03 1989-08-03 定電流回路 Expired - Lifetime JPH073646B2 (ja)

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