JPS5816272Y2 - シユミツト回路 - Google Patents

シユミツト回路

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Publication number
JPS5816272Y2
JPS5816272Y2 JP4907078U JP4907078U JPS5816272Y2 JP S5816272 Y2 JPS5816272 Y2 JP S5816272Y2 JP 4907078 U JP4907078 U JP 4907078U JP 4907078 U JP4907078 U JP 4907078U JP S5816272 Y2 JPS5816272 Y2 JP S5816272Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
pnp
circuit
npn
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP4907078U
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English (en)
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JPS54152652U (ja
Inventor
大田正喜
長島良武
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は入力信号に対する動作レベルと非動作レベルを
異ならしめたシュ□ット回路に関する。
バイポーラ型トランジスタで構成した従来のシュミット
回路(シュミットトリガ)を第1図に示す。
図においてTl、T2は差動増幅用トランジスタ、T3
はその定量流源用トランジスタ、rlはその抵抗、r2
sr 3 sr4はバイアス抵抗、Lは負荷である。
トランジスタT4.T5、抵抗r5.r6はミラー回路
を構成し、トランジスタT 6 * T 7、抵抗r7
.rBはミラー回路を構成する。
rlは負荷抵抗である。
第1図の回路動作は、第2図の波形図にも示される如く
入力信号Viの電圧レベルがトランジスタT2のベース
基準電位を越えた時点でトランジスタT1がオンとなる
から、トランジスタT2のベース電位が下がる。
従ってこのベース基準電位以下に入力Viの電圧レベル
が降下しない限り、l・ランジスタT2はオンしないか
ら、シュミット動作かり能となるものである。
上記第1図の回路の問題点は、回路の消費電流を考慮し
て抵抗r2 s r 3 s r4の抵抗値を数にΩ〜
数+にΩに設計しなければならないため、集積回路化し
た場合に面積が犬となってし1う。
またシュミット回路の閾値電圧がトランジスタT2.T
4等の電流増幅率Hfeに依存すること、つ捷りトラン
ジスタのHfeのばらつきでトランジスタT2のベース
を電流が変化し、この変化分は大抵抗r 3 + r
4を流れて、差動増幅回路の基準電位変動が犬となるこ
と等があげられる。
従って第1図の回路は集積回路化に適した構成とは云い
難いものである。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、前記問題点
を解消した構成とすることにより、集積回路化に適する
シュミット回路を提供しようとするものである。
以下第3図を参照して本考案の一実施例を説明する。
図中Qlはベースに入力信号vlを受けるNPN トラ
ンジスタ、Q2はこのトランジスタQ1と共同して差動
増幅し、コレクタが出力端となるNPN型トランジスタ
、Q3はトランジスタQl−Q2の共通エミッタ電流源
となるNPN型トランジスタ、R1はその抵抗、Lは負
荷、Q4は負荷りによって!I脚gれコレクタがトラン
ジスタQ2のベースに接続されたPNP型トランジスタ
、Q5はトランジスタQ3と共通にベースバイアス電圧
Vbiasが供給されてトランジスタQ4 ノコレクタ
電流を流す電流源用NPN型トランジスタR3はその抵
抗、Q6はベースに匍脚電圧v1を受けてコレクタ、エ
ミッタ間が電流源Q51R3の側路な形成するPNP型
トランジスタ、Q7はベースに制御電圧v2を受けてエ
ミッタ、コレクタ間が電流源Q4.R2の側路を形成す
るNPN型トランジスタである。
トランジスタQ4−QB −Q9、抵抗R2s R4*
R5とトランジスタQto−Qtt、抵抗R6,R7
とはそれぞれカレントミラー回路を構成して負荷りの一
部をなし、負荷りの出力は負荷抵抗Rtから取出される
ここで、 トランジスタのエミッタ電流■、〜■7
を第3図の如く定め、各抵抗の符号を抵抗値としてその
1壕用いトランジスタQ3=Q50ベース・1ミンク間
電圧をV師(Q3)・VBE(Q5)とすれば、次式が
成立する。
■3=■2 ・・・・・・・・・・・・(3) ■6=I5 ・・・・・・・・・・・・(6) そして電流■4〉■1 となるように抵抗R15R2*
R3−R4の値を設定してかくと、第4図の波形図の
入力信号Vlが無人力化されている状態においては、ト
ランジスタQ6を通して゛ l4−I、″の電流が流れ
、トランジスタQ2のベースを位は’ V t +VB
E(Q6 ) ”で与えられる。
ここでVvBE(Q6)はトランジスタQ6のベース、
エミッタ間順方向電圧である。
この時トランジスタQ2のベース電位は入力電圧V1よ
りもはるかに高いため、トランジスタQ2はオン状態だ
から、カレントミラー回路電流■5.■6.■7は流れ
ており、出力電圧V。
は“vcc−l7Rt”である。ただしvcoは電源電
圧である。
次に入力電圧vlが第4図に示される如く上昇し、Vl
+VBE(Q6) ”以上の電圧になるとトランジ
スタQ2がオフ状態となり、トランジスタQ、がオン状
態となり、電流■2はトランジスタQ1を通して流れる
同時に電流13〜I7は遮断されるため、出力電圧V。
=vo。レベルとなる。電流■4が遮断されることによ
り、電流■1はトランジスタQ7を通して流れ、トラン
ジスタQ2のベース電圧は” V2−VBE(Q7 )
”となる。
このVBE(Q7)はトランジスタQ7のベース、エミ
ッタ間抵抗である。
即ち差動増幅回路の比較基準i:” Vl +VBE(
Q6)”から−v2−VBE(Q7)に切換わる(但し
vl〉V2としている)。
次に入力電圧Viのレベルが″V2+−VBE(Q7)
”以下になると、トランジスタQ1がオフ、トランジス
タQ2がオン状態に切換わリシュミット動作が行なわれ
るものである。
このようにして得られる出力電圧V。
、出力電流■。1jIO2の波形は第4図に示される。
上記バイアス電圧V1.V2はトランジスタQ4゜Q5
のvcoWBE”程度電源電圧V。
C及び接地レベルに対し余裕なみればよい。
即ち、電圧v1.v2及び電流■1.I4の大小関係任
意に設定することにより、トランジスタQ11%抵抗R
7からなる定電流源の動作範囲は可変である。
上記のように構成されたシュミット回路には次のような
利点が具備される。
即ち第3図の回路の各抵抗の値は数百Ω〜数にΩ程度で
構成できる、つ捷り本回路で使用されている抵抗は定電
流回路と負荷抵抗のみであり、定電流回路の抵抗R,〜
R7は大巾に小さくできる(極端に云えば零にできる)
ので、負荷抵抗のみ数にΩとすればよい。
また本回路は抵抗比で電流値が決する構成であり、従っ
て抵抗と電流を独立に設計可能である。
また本回路はトランジスタのHfeの影響がない、つ1
り差動増幅部の基準電位が供給部に着目してみると、エ
ミッタホロワであるトランジスタQ6゜Q7のエミッタ
側出力インピーダンスは1000程度で、従来の大抵抗
R3,R4等と比較して大巾に小さいので、差動増幅部
の基準電位変動は大巾に小さくなるものである。
以上の点を考慮すれば、本回路は集積回路化に適してい
ることが分る。
な釦上記実施例では負荷りとして負荷抵抗とカレントミ
ラー回路で構成したが、これのみに限られることなく要
はトランジスタQ2に対し負荷となるものであればよい
また本考案にあっては、抵抗R2を省略したり、使用P
NP トランジスタをNPNトランジスタにしたり、使
用NPNトランジスタPNP )ランジスタにした構成
とすることもできる等、種々の応用が可能である。
以上説明した如く本考案によれば、抵抗値、電流、Hf
e等の問題点を改善できるので、集積回路化に適したシ
ュミット回路が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシュミット回路図、第2図は同回路の作
用を示す信号波形図、第3図は本考案の一実施例の回路
図、第4図は同回路の作用を示す信号波形図である。 Ql、Q2・・・差動増幅用トランジスタ、Q3.Q5
・・・電流源用トランジスタ、 Q4 、Q6 sCh・・・基準電位制御用トランジス
タ・ L・・・負荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに入力信号を受ける第1のNPN(PNP)トラ
    ンジスタと、この第1のトランジスタと共同して差動増
    幅をし、コレクタが出力端となる第2ONPN (PN
    P ) トランジスタと、前記第I及び第2のトランジ
    スタの共通エミッタ電流源となる第1の電流源と、前記
    第2のトランジスタのコレクタ側負荷と、この負荷の電
    圧降下によって制御されたコレクタが前記第2のトラン
    ジスタのベースに接続された第3のPNP(NPN)
    トランジスタと、この第3のトランジスタのコレクタ電
    流を流す第2の電流源と、ベースに第1の制御電圧を受
    け、コレクタ・エミッタ間が第2の電流源のIIJ路を
    形成する第4のPNP (NPN) トランジスタと、
    ベースに第2の制御電圧を受け、エミッタ・コレクタ間
    が第3のトランジスタの側路な形成する第5のNPN(
    PNP ) トランジスタとを具備することを特徴とす
    るシュミット回路。
JP4907078U 1978-04-14 1978-04-14 シユミツト回路 Expired JPS5816272Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54152652U JPS54152652U (ja) 1979-10-24
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