JPH0421363B2 - - Google Patents

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JPH0421363B2
JPH0421363B2 JP19557782A JP19557782A JPH0421363B2 JP H0421363 B2 JPH0421363 B2 JP H0421363B2 JP 19557782 A JP19557782 A JP 19557782A JP 19557782 A JP19557782 A JP 19557782A JP H0421363 B2 JPH0421363 B2 JP H0421363B2
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JP
Japan
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resistor
voltage
circuit
differential pair
transistor
Prior art date
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JP19557782A
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English (en)
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JPS5985574A (ja
Inventor
Tsuneo Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、ダブルバランス回路に係り、特に
そのバイアス回路の改良に関する。
〔発明の技術的背景〕
従来、アナログ信号の乗算器としてダブルバラ
ンス回路(二重平衡差動増幅回路)は、例えば
FMラジオ受信機のマルチプレツクス回路および
クオドラチユアFM復調回路などに広く使用され
るようになつている。
このようなダブルバランス回路は、例えば第1
図に示されるように、共通エミツタが抵抗R0
介して接地されるNPN形である第1の差動対ト
ランジスタQ11,Q12の各コレクタに、同様に
NPN形である第2および第3の差動対トランジ
スタQ21,Q22およびQ31,Q32の各共通エミツタ
が対応的に接続されている。この第2の差動対ト
ランジスタQ21,Q22の各コレクタは、それぞれ
対応的に一対の出力端子Oa,Obに接続され、同
様に第3の差動対トランジスタQ31,Q32の各コ
レクタは一対の出力端子Oa,Obに対応的に接続
されている。上記トランジスタQ21,Q31は、各
コレクタが共通の負荷抵抗Raを介して電源Vcc
に接続され、上記トランジスタQ22,Q32は、各
コレクタが共通の負荷抵抗Rbを介して電源Vcc
に接続されている。
また、上記第1の差動対トランジスタQ11
Q12の各ベースは、それぞれ対応的に非反転入力
信号、反転入力信号が供給される第1の平衡入力
端子IXa,IXbに接続されている。上記第2の差
動対トランジスタQ21,Q22の各ベースは、上記
第3の差動対トランジスタQ32,Q31の各ベース
に対応的接続され、且つ非反転入力信号、反転入
力信号が供給される第2の平衡入力端子IYa,
IYbに接続されると共に抵抗Rc,Rdを介して電
源Vccに接続されている。
そして、第1の差動対トランジスタQ11,Q12
それぞれのベースバイアスは、以下に説明するよ
うな構成により供給されるようになつている。
つまり、エミツタが電源Vccに接続される
PNP形のトランジスタQ1は、共通接続されるベ
ースおよびコレクタが定電流源Ioを介して接地さ
れている。このトランジスタQ1とカレントミラ
ー回路を構成するPNP形のトランジスタQ2は、
エミツタが電源Vccに接続され、ベースがトラン
ジスタQ1のベースに接続され、コレクタが図示
極性のダイオードD1および抵抗R1を介して接地
されている。上記トランジスタQ2のコレクタお
よびダイオードの接続中点は、コンデンサC1
介して接地されると共に、抵抗R2およびR3を対
応的に介して上記トランジスタQ11およびQ12
各ベースに接続されるものである。
したがつて、第1図のトランジスタQ1,Q2
なるカレントミラー回路は、上記定電流源Io電流
に略等しい電流を上記ダイオードD1および抵抗
R1に供給するものである。これらダイオードD1
および抵抗R1による電圧降下は、抵抗R2および
R3を介して対応的に上記トランジスタQ11および
Q12に対し安定したベースバイアスを供給するも
のである。また、上記コンデンサC1は、ノイズ
成分を接地に側路するように働くものである。上
記第1の差動対トランジスタQ11,Q12の共通エ
ミツタに接続される抵抗R0は、特にローノイズ
化を目的として定電流源に変えて用いられるもの
である。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、第1図の回路は、電源Vcc電圧
の変動に対して、トランジスタQ2のコレクタお
よびダイオードD1の接続中点の電位VBが安定化
されるようになされているが、電源Vcc電圧が低
下する減電圧状態では、第1の差動対トランジス
タQ11,Q12それぞれコレクタ−エミツタ間電圧
が小さくなり、トランジスタQ11,Q12が飽和状
態になり急激にそれらの利得が小さくなるといつ
た欠点がある。また、電源Vcc電圧が低下した状
態で第1の平衡入力端子IXa,IXbに大入力が加
えられると、トランジスタQ11,Q12は、コレク
タ−エミツタ間電圧が小さいので、飽和状態とな
り異常動作の原因ともなつていた。
これに対し、減電圧状態での動作を安定化する
には抵抗R0の電圧降下を小さくすれば良いが第
1の平衡入力端子IXa,IXbに供給される例えば
ノイズによる同相入力を抑圧し得なくなるもので
あり、抵抗R0の電圧降下は熱電圧VTに比較して
充分大きな値としなければならない。なお、熱電
圧VTは、kをボルツマン定数、Tを絶対温度、
qを電子の電荷とすれば、VT=kT/qで示され
るものである。
〔発明の目的〕
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、
電源電圧が低下した状態であつても安定に動作
し、ノイズの少い良好なダブルバランス回路を提
供することを目的とする。
〔発明の概要〕
この発明は、各エミツタを直接あるいはそれぞ
れ抵抗を介して接続し、この接続点あるいは前記
各エミツタから抵抗もしくは定電流源を介して基
準電位に接続し、各コレクタ側に第2および第3
の差動対トランジスタを対応的に接続した第1の
差動対トランジスタと、入力側に定電流源を接続
したカレントミラー回路と、このカレントミラー
回路の出力側および基準電位間に接続した直列接
続の抵抗およびダイオードによる分圧回路と、こ
の分圧回路の分電圧を前記第1の差動対トランジ
スタの各ベースにバイアスとして供給するバイア
ス供給手段と備えたものである。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照してこの発明の一実施例につき
詳細に説明する。
第2図はこの発明によるダブルバランス回路を
示すものである。但し、第2図中、第1図と同一
部分には同一符号を付してその説明を省略するも
のとする。
すなわち、前記トランジスタQ2のコレクタお
よびダイオードD1のアノード相互間には、抵抗
R10が介挿接続されている。上記抵抗R10および
前記ダイオードのアノードの接続中点は、前記ト
ランジスタQ2のコレクタ電圧が上記抵抗R10とダ
イオードD1および前記抵抗R1とにより分圧され
る電圧が導出されるものであり、前記抵抗R2
R3、コンデンサC1の共通一端が接続されている。
以上のような構成を備えたダブルバランス回路
において、電源Vcc電圧が低下する減電圧状態と
なると、トランジスタQ2のコレクタ電流が減少
しダイオードD1のアノードの電位VB(つまりバイ
アス電圧)が低下する。このため、第1の差動対
トランジスタQ11,Q12が急激に飽和状態となる
ことが防止されるようになるので、第2図のダブ
ルバランス回路は、全体の利得の低下やゆるやか
且つ少なくなり、減電圧状態とされても安定に動
作するものである。
ここで、抵抗R0およびR10による電圧降下をそ
れぞれ700mVおよび300mVに設定した場合、第
2図の回路と第1図の回路を比較すると、第2図
の回路は電源Vcc電圧に対しトランジスタQ11
るいはQ12はコレクタ−エミツタ間電圧VCEが第
3図中実線で示されるように変化するものであ
る。これに対して、第1図の回路は電源Vcc電圧
に対しトランジスタQ11あるいはQ12のコレクタ
−エミツタ間電圧VCEが第3図中破線で示される
ように変化する。このような比較によれば第3図
からも明らかなように、第2図の回路は、電源
Vcc電圧の低下に対してトランジスタQ11乃至Q12
のコレクタ−エミツタ間電圧の変化がゆるやかで
あり、安定に動作することがわかる。
また、第2図の回路は、抵抗R0による電圧降
下を熱電圧VTに対して充分高くとることができ
るので第1の平衡入力端子IXa,IXbに供される
同相入力を充分に抑圧し得るものであり、良好な
ローノイズ特性を示すものである。
ところで、トランジスタQ2が飽和状態となる
電源Vcc電圧は、トランジスタQ2の飽和状態とな
る飽和電圧と、ダイオードD1の順方向電圧と、
抵抗R1,R10それぞれの電圧降下の総和となる。
またトランジスタQ11乃至Q12が飽和状態となる
電源Vcc電圧は、トランジスタQ11乃至Q12の飽和
電圧と、トランジスタQ21,Q22乃至Q31,Q32
ベース−エミツタ間電圧と、抵抗R0の電圧降下
の総和となる。そこで、ダイオードD1としてベ
ース−コレクタ間を短絡したトランジスタを用い
るならば、ダイオードD1の順方向電圧とトラン
ジスタQ21,Q22乃至Q31,Q32のベース−エミツ
タ間電圧とが略等しくなり、トランジスタQ2
飽和状態となる電源Vcc電圧と、第1の差動対ト
ランジスタQ11,Q12が飽和状態となる電源Vcc電
圧との差は、抵抗R10の電圧降下ぶんだけとな
る。これにより、抵抗R10は、抵抗値を所望の降
下電圧が得られるように適宜設定すれば良い。ま
た、各トランジスタQ21,Q22,Q31,Q32に供給
される電源電圧が電源Vcc電圧よりも低い場合、
それに応じて抵抗R10の電圧降下を大きくしてや
れば良い。
なお、この発明は上記実施例のみに限定される
ものではなく、例えば第4図に示すように変形し
ても良い。但し、第4図中、第2図と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
すなわち、カレントミラー回路を構成する前記
各トランジスタQ1,Q2の各エミツタは、対応的
に抵抗R11,R12を介して電源Vccに接続しアーリ
ー効果の影響を小さくしている。そして、ダイオ
ードD1のかわりにコレクタ−ベース間を共通接
続したトランジスタQ3を用いられている。また、
第1の差動対トランジスタQ11,Q12それぞれの
エミツタ間には、抵抗R13,R14直列的に介挿接
続され、抵抗R13,R14の接続中点に抵抗R0一端
が接続されて許容入力の拡大がなされるようにな
つているものである。
なお、上記各実施例のトランジスタQ11,Q12
の各エミツタと接地間は、いわゆるスター結線で
構成しているが、当然ことながら、デルタ結線で
も実現することができるものである。
〔発明の効果〕
以上詳述したようにこの発明によれば、電源電
圧が低下した状態であつても安定に動作し、ノイ
ズの少ない良好なダブルバランス回路を提供する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダブルバランス回路を示す回路
図、第2図はこの発明に係るダブルバランス回路
を示す回路図、第3図は第2図の回路の効果を説
明するために用いた図、第4図は他の実施例を示
す図である。 Q11,Q12,Q21,Q22,Q31,Q32,Q1,Q2,Q3
…トランジスタ、R0,R1,……,R3,R10,…
…,R12…抵抗、I0…定電流源、D1…ダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各エミツタを直接あるいはそれぞれ抵抗を介
    して接続し、この接続点あるいは前記各エミツタ
    から抵抗もしくは定電流源を介して基準電位点に
    接続し、各コレクタ側に第2および第3の差動対
    トランジスタを対称的に接続した第1の差動対ト
    ランジスタと、 入力側に定電流源を接続したカレントミラー回
    路と、 前記カレントミラー回路の出力側に一端を接続
    した第1の抵抗と、 前記第1の抵抗の他端と基準電位点間に直列接
    続したダイオードおよび第2の抵抗と、 前記第1の抵抗の他端の分電圧をバイアス電圧
    として前記第1の差動対トランジスタの各ベース
    に供給するバイアス供給回路とからなるダブルバ
    ランス回路。
JP19557782A 1982-11-08 1982-11-08 ダブルバランス回路 Granted JPS5985574A (ja)

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JP19557782A JPS5985574A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 ダブルバランス回路

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JPS5985574A JPS5985574A (ja) 1984-05-17
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JP19557782A Granted JPS5985574A (ja) 1982-11-08 1982-11-08 ダブルバランス回路

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DE3475446D1 (en) * 1984-06-25 1989-01-05 Ibm Graphics display terminal
JPS623524A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Mitsubishi Electric Corp スイツチ回路

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JPS5985574A (ja) 1984-05-17

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