JP2012090056A - カレントミラー回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲートリーク電流による影響を軽減させることができ、なおかつ、高周波ノイズに対する耐性を向上させることができるカレントミラー回路を提供する。
【解決手段】カレントミラー回路は、ミラー元となる第1のMOSトランジスタと、ミラー先となる第2のMOSトランジスタのゲートと、第1のMOSトランジスタのゲートと第2のMOSトランジスタのゲートとの間に、この順序で直列に接続された第4、第2、第1および第3の抵抗と、第1の抵抗および第3の抵抗の間のノード、ならびに、第2の抵抗および第4の抵抗の間のノードを入力とし、第1および第2の抵抗の間のノードを出力とする差動増幅回路とを備える。第3の抵抗は第1の抵抗よりも大きい抵抗値に設定され、第4の抵抗は第2の抵抗よりも大きい抵抗値に設定され、第3の抵抗は第4の抵抗よりも大きい抵抗値に設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電流源からミラー元のトランジスタに流れる参照電流を基準値として、ミラー先のトランジスタに流れる出力電流にミラーすることによって、所望の出力電流を生成するカレントミラー回路に関するものである。
テクノロジー(半導体製造技術)の微細化が進むにつれて、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタのゲートリーク電流は指数関数的に増大しており、それがカレントミラー回路を構成するミラー元およびミラー先のMOSトランジスタのゲート電圧を所望のバイアス点(バイアス電圧)から変動させてしまうことも少なくない。このため、精度よく参照電流をミラーするために、カレントミラー回路に対して、ゲートリーク電流を補償する回路を付加した構成が用いられることがある(特許文献1参照)。
一方で、参照電流の電流源から供給される参照電流に含まれる高周波ノイズを軽減させるために、カレントミラー回路自身にRC型ローパスフィルタ回路を付加した構成が用いられることがある(特許文献2〜4参照)。このように、カレントミラー回路にローパスフィルタ回路を付加することによって、付加したローパスフィルタ回路のカットオフ周波数よりも高周波成分のノイズは出力電流から除去され、安定した出力電流を供給することが可能になる。
特開2006−140299号公報 特公平7−3646号公報 特開2003−124751号公報 特開2006−59057号公報
図8は、RC型ローパスフィルタ回路を備える従来のカレントミラー回路の構成を表す一例の回路図である。同図に示すカレントミラー回路40は、参照電流の電流源12と、ミラー元となるN型MOSトランジスタ(以下、NMOSという)Mと、ミラー先となるNMOSMと、抵抗Rおよび容量CからなるRC型ローパスフィルタ回路とによって構成されている。ここで、カレントミラー回路40のミラー比は1であるものとする。
カレントミラー回路40では、電流源12から供給される参照電流IREFがミラー元のNMOSMに流れる。NMOSMのゲートは、そのドレインに接続されているため、NMOSMに参照電流IREFを流すことができる所定の電圧にバイアスされる。
NMOSMのゲートの電圧は、RC型ローパスフィルタ回路を介してミラー先のNMOSMのゲートに供給される。従って、理想的には、NMOSMには、ミラー元のNMOSMに流れる参照電流IREFと等しい出力電流IOUTが流れる。
ここで、ローパスフィルタ回路40は、抵抗Rおよび容量Cの時定数によって決定されるカットオフ周波数に応じて、電流源12から供給される参照電流IREFに含まれる、カットオフ周波数よりも高い周波数成分のノイズを除去する。
MOSトランジスタのゲート酸化膜厚が十分厚い場合には、ゲートリーク電流を無視することができるが、微細化が進んでMOSトランジスタのゲート酸化膜厚が薄くなるに従って、図中矢印で示すように、無視できないゲートリーク電流のパス(経路)が生じる。プロセス上、薄膜MOSトランジスタにおけるゲートリーク電流自体を軽減させることは非常に困難である。
ゲートリーク電流が発生した場合、ゲートリーク電流が抵抗Rを流れることによってIRドロップが生じ、NMOSMのゲートと抵抗Rとの間のノードX’の電圧VX’と、NMOSMのゲートと抵抗Rとの間のノードB’の電圧VB’との間に差が生じる。その結果、ミラー元のNMOSMに流れる参照電流IREFとミラー先のNMOSMに流れる出力電流IOUTとの間に差が生じる。
また、高周波ノイズを軽減させるために、カレントミラー回路に対して、MOS容量を利用したRC型ローパスフィルタ回路を付加した場合、図中矢印で示すように、参照電流をミラーするためのNMOSMおよびMだけではなく、ローパスフィルタ回路の容量(C)として機能するMOS容量においてもゲートリーク電流が発生する。このため、ローパスフィルタ回路を構成する抵抗(R)におけるIRドロップによるバイアス点の更なる変動は避けられない。
言い換えると、ミラー元とミラー先におけるMOSトランジスタのゲート−ソース間の電圧差がより一層広がるために、カレントミラー回路における電流ミラーの精度が格段に低下してしまう。
本発明の目的は、ゲートリーク電流による影響を軽減させることができ、なおかつ、高周波ノイズに対する耐性を向上させることができるカレントミラー回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、第1の電流源からミラー元となる第1のMOSトランジスタのゲートおよびドレインに流れる電流を、第2のMOSトランジスタを流れる電流にミラーするカレントミラー回路において、
前記第1のMOSトランジスタのゲートと前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間に、この順序で直列に接続された第4、第2、第1および第3の抵抗と、
前記第1の抵抗および前記第3の抵抗の間のノード、ならびに、前記第2の抵抗および前記第4の抵抗の間のノードを入力とし、前記第1および第2の抵抗の間のノードを出力とする差動増幅回路とを備え、
前記第3の抵抗は前記第1の抵抗よりも大きい抵抗値に設定され、前記第4の抵抗は前記第2の抵抗よりも大きい抵抗値に設定され、前記第3の抵抗は前記第4の抵抗よりも大きい抵抗値に設定されていることを特徴とするカレントミラー回路を提供するものである。
ここで、前記第1の抵抗および前記第3の抵抗の抵抗値の比率と前記第2の抵抗および前記第4の抵抗の抵抗値の比率とが等しい値に設定されていることが好ましい。
さらに、一方の端子が前記第3の抵抗と前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間のノードに接続された容量素子を備え、前記第1の抵抗および前記第3の抵抗と前記容量素子とによってローパスフィルタが構成されていることが好ましい。
さらに、前記第1の抵抗および前記第2の抵抗の間のノードに接続された第2の電流源と、ゲートおよびドレインが前記第1の抵抗および前記第2の抵抗の間のノードに接続された第3のMOSトランジスタとを備えることが好ましい。
本発明によれば、差動増幅回路によるフィードバック制御を行うことによって、ゲートリーク電流が生じる場合であっても、ゲートリーク電流によるバイアス電圧の変動を軽減し、ミラーされる電流の変動を軽減することができる。
本発明のカレントミラー回路の構成を表す一実施形態の回路図である。 図1に示すAmpの構成を表す回路図である。 図1に示す本実施形態のカレントミラー回路の具体的な設計例の回路概念図である。 図3に示す本実施形態のカレントミラー回路のシミュレーション結果を表す回路概念図である。 図3に示す本実施形態のカレントミラー回路における伝達関数(Z→B)のシミュレーション結果表すグラフである。 図9に示す従来のカレントミラー回路における伝達関数(X’→B’)および図3に示す本実施形態のカレントミラー回路における伝達関数(X→B)のシミュレーション結果を表すグラフである。 本発明のカレントミラー回路の構成を表す別の実施形態の回路図である。 従来のカレントミラー回路の構成を表す一例の回路図である。 図8に示す従来のカレントミラー回路の具体的な設計例の回路概念図である。 図9に示す従来のカレントミラー回路のシミュレーション結果を表す回路概念図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のカレントミラー回路を詳細に説明する。
図1は、本発明のカレントミラー回路の構成を表す一実施形態の回路図である。同図に示すカレントミラー回路10は、電流源12,14と、NMOSM,M,Mと、抵抗R,αR,R,αRと、容量Cと、差動増幅回路であるAmp16とによって構成されている。本実施形態のカレントミラー回路10は、図8に示す従来のカレントミラー回路40に本発明を適用したものであり、同一の構成要素には同一の符号を付けてある。
ミラー元となるNMOSMは、電流源12とグランドとの間に接続され、ゲートがドレインに接続(ダイオード接続)されている。また、ミラー先となるMOSMのソースは、グランドに接続されている。
抵抗R,αR,R,αRおよび容量Cは、RC型ローパスフィルタを構成する。抵抗R,αR,R,αRは、NMOSMのゲートとNMOSMのゲートとの間に、NMOSMのゲートの側から(図1中左側から)抵抗αR,R,R,αRの順序で直列に接続されている。容量Cは、抵抗αRとNMOSMのゲートとの間のノードBとグランドとの間に接続されている。電流源14は、抵抗Rと抵抗Rとの間のノードZに接続されている。NMOSMは、ノードZとグランドとの間に接続され、ゲートがドレインに接続(ダイオード接続)されている。
ここで、抵抗αRは、抵抗Rよりも大きい抵抗値に設定されている。例えば、抵抗αRは抵抗Rの10〜50倍程度の抵抗値に設定することが望ましい。同様に、抵抗αRは、抵抗Rよりも大きい抵抗値に設定されている。例えば、抵抗αRは抵抗Rの10〜50倍程度の抵抗値に設定することが望ましい。また、抵抗R,αRの抵抗値の比率と抵抗R,αRの抵抗値の比率とが等しい値に設定されている。
抵抗αRの抵抗値は大きい方が、αRおよび容量CからなるRC型ローパスフィルタのカットオフ周波数を低くするために好ましい。これによって電流IREFに含まれる高周波ノイズだけでなく、Amp16が発生する高周波ノイズも除去することができる。
一方、抵抗Rの抵抗値は小さい方が好ましい。その理由は以下の通りである。
・Amp16の入力から出力間の抵抗を小さくするため。
・Amp16にノイズが入力すればそれも増幅されることを考えると、ミラー元入力ノードにノイズの発生する要因となる抵抗値を大きくするのは回路動作においてマイナスとなる。
また、抵抗Rを抵抗Rよりも大きく設定することが好ましい。その理由は以下の通りである。
・ローパスフィルタによってノイズを排除することを考えれば、ミラー先に近い側に高抵抗値を配置するのが理想である。
・仮にミラー元に近い抵抗Rが大きいと、Amp16に接続するノードはAmp16の正入力端子に入力しており、Amp16の正入力端子への入力電圧が大きく(正帰還ループのゲインが高く)なり、ループが不安定になる。
・また、ミラー元の抵抗αRとして高抵抗を配置した場合、αは抵抗Rと抵抗Rで等しくする必要があるので、必然的に抵抗Rの抵抗値は現状より大きくなり(例えば、抵抗αRを500kΩとした場合、抵抗Rは10kΩとなるが、これは実施例の20倍となる)、Amp16に数倍以上のノイズが入力され、むしろAmp16でノイズを増幅することになり、上述したように回路動作においてマイナスとなる。従って、その副次的な理由からもミラー先に大きな抵抗を配置することが好ましい。
なお、抵抗R,αRの値の比率と抵抗R,αRの値の比率とを等しく設定する理由に関しては後述する。
Amp16の入力端子−には、抵抗Rと抵抗αRとの間のノードAの電圧Vが入力され、入力端子+には、抵抗Rと抵抗αRとの間のノードYの電圧Vが入力される。Amp16は、ノードAの電圧VとノードYの電圧Vとの差を検出し、その差に応じて、その差を打ち消すためのフィードバック電流IAmpをノードZに出力する。
以下、Amp16の一例を挙げて説明する。
図2は、図1に示すAmpの構成を表す回路図である。同図に示すAmp16は、入力部18と、出力部20と、バイアス電圧発生部22とによって構成されている。
バイアス電圧発生部22は、電流源30と、NMOSMとを備えている。NMOSMは、電流源30とグランドGNDとの間に接続されている。バイアス電圧発生部22では、NMOSMのゲートが、電流源30とNMOSMのドレインとの間のノードに接続(ダイオード接続)されて、NMOSMのゲート上にDCバイアス電圧Vbが発生される。
入力部18は、NMOSM,M,Mと、P型MOSトランジスタ(以下、PMOSという)M,Mとを備えている。NMOSM,Mのゲートには、それぞれ入力電圧Vin ,Vin が入力され、ソースはNMOSMを介してグランドGNDに接続されている。PMOSM,Mのソースは電源VDDに接続され、ドレインは、それぞれ、NMOSM,Mのドレインに接続され、ゲートは、PMOSMのドレインに接続されて、カレントミラー回路が構成されている。
出力部20は、電源VDDとグランドGNDとの間に直列に接続されたPMOSM10およびNMOSMと、容量Cと備えている。容量Cは、入力部18のPMOSMとNMOSMとの間のノードDと、出力部20のPMOSM10とNMOSMとの間のノードEと、の間に接続されている。PMOSM10のゲートは、ノードDに接続されている。また、ノードEから出力電流IOUTが出力される。
また、バイアス電圧発生部22のNMOSMのゲートと、入力部18のNMOSMのゲートと、出力部20のNMOSMのゲートとが接続されて、カレントミラー回路が構成されている。
Amp16では、入力部18の2つのNMOSM,Mに入力される差動入力電圧Vin およびVin (つまり、電圧VおよびV)に応じて、これに対応する出力電流Iout(つまり、フィードバック電流IAmp)が、出力部20のノードEから出力される。つまり、Vin >Vin の場合には、その電圧差に応じて出力電流Ioutが増加し、Vin <Vin の場合には、その電圧差に応じて出力電流Ioutが減少する。
なお、Amp16の具体的な構成は上記例に限定されず、各種構成の差動増幅回路を利用することができる。
次に、カレントミラー回路10における作用を説明する。
カレントミラー回路10は、電流源12からミラー元のNMOSMに流れる参照電流IREFを基準値として、ミラー先のNMOSMに流れる電流にミラーすることによって、所望の出力電流IOUTを生成するものである。
カレントミラー回路10では、電流源12から供給される参照電流IREFがミラー元のNMOSMに流れる。NMOSMのゲートは、そのドレインに接続されているため、NMOSMに参照電流IREFを流すことができる所定の電圧にバイアスされる。
また、電流源14から供給される参照電流IREFがNMOSMに流れる。同様に、NMOSMのゲートは、そのドレインに接続されているため、ゲートリーク電流が流れないと仮定した場合には、NMOSMに参照電流IREFを流すことができる所定の電圧にバイアスされる。
NMOSMのゲートの電圧は、抵抗αR,R,R,αRおよび容量Cを介してミラー先のNMOSMのゲートに供給される。ここで、ゲートリーク電流が、抵抗αR,R,R,αRに流れないと仮定した場合には、NMOSMのゲートと抵抗αRとの間のノードXの電圧VとノードBの電圧Vとの間にIRドロップによる電圧差は生じることはなく、ミラー先のNMOSMには、ミラー元のNMOSMに流れる参照電流IREFと等しい値の出力電流IOUTが流れる。
上記の説明では、ゲートリーク電流が流れない場合を仮定しているが、実際には、テクノロジが微細化され、MOSトランジスタのゲート酸化膜が薄膜化されるに従って、ゲートリーク電流が増大し、無視できなくなる。カレントミラー回路10において、ゲートリーク電流が流れるパス(経路)は、図1中に矢印で示すように、NMOSM,M,Mおよび容量Cの合計4箇所である。
ローパスフィルタ回路は、電流源12から供給される参照電流IREFに高周波ノイズが含まれていた場合には、NMOSMのゲートに発生するバイアス電圧にも高周波ノイズが含まれる。しかし、抵抗αR,R,R,αRおよび容量Cの時定数によって決定されるカットオフ周波数に応じて、カットオフ周波数よりも高い周波数成分のノイズを除去する。これにより、参照電流IREFに含まれる高周波ノイズの影響によってノードBの電圧Vが変動し、ミラーされる電流が変動するのを防止することができる。
Amp16は、ゲートリーク電流によるIRドロップによって、ノードAの電圧VとノードYの電圧Vとの間に差が生じた場合に、その差に応じて、両者の電圧が等しくなるようにフィードバック電流IAmpを出力する。これにより、ゲートリーク電流が生じる場合であっても、ゲートリーク電流によるバイアス電圧の低下を軽減し、ミラー精度の低下を軽減することができる。なお、Amp16内にもカレントミラー回路を使用しており、本願のカレントミラー回路でのゲートリーク電流によるIRドロップと同様の現象によって、ミラーの精度が低下することが考えられるが、Amp16に要求される動作周波数が低いため、動作性能に影響を及ぼす可能性は低い。また、ローパスフィルタ回路を付加する必要もない。
ここで、ローパスフィルタ回路は、Amp16から出力されるフィードバック電流IAmpに高周波ノイズが含まれていた場合にも、抵抗R,αRおよび容量Cの時定数によって決定されるカットオフ周波数よりも高い周波数成分のノイズを除去することができる。これにより、フィードバック電流IAmpに含まれる高周波ノイズの影響によってノードBの電圧Vが変動し、ミラーされる電流が変動するのを防止することができる。
以下、Amp16によって、ノードAの電圧VとノードYの電圧Vとの間の電圧差を検出し、この電圧差を解消するフィードバック電流IAmpを出力することにより、ノードXの電圧VとノードBの電圧Vとの電位差を解消できることを説明する。
ここで、カレントミラー回路10における電流のミラー比は1であるとする。また、NMOSM,M,Mのトランスコンダクタンスをg、Amp16のトランスコンダクタンスをGとする。また、ノードZからノードBに向かって抵抗R1,αRに流れる電流をIR1、ノードZからノードXに向かって抵抗R,αRに流れる電流をIR2とする。
前述のように、Amp16は、ノードAの電圧VとノードYの電圧Vとの差を検出し、その差に応じて、下記式(1)に示すように、その電圧差を打ち消すためのフィードバック電流IAmpを出力する。
(V−V)=IAmp … (1)
ここで、Amp16が理想的であるとすると、Amp16の入力端子に流れ込む電流は無視できるので、抵抗Rを流れる電流IR1および抵抗Rを流れる電流IR2を用いて、ノードXの電圧VおよびノードBの電圧Vは、それぞれ下記式(2)で表すことができる。
=V−(1+α)RR2
=V−(1+α)RR1 … (2)
同じく、Amp16が理想的であれば、ノードYの電圧VとノードAの電圧Vは等しくなるので、下記式(3)が成り立つ。
R1=RR2 … (3)
従って、式(1)〜(3)をまとめると、下記式(4)を導き出すことができる。
=V … (4)
つまり、前述のように、Amp16によって、ノードAの電圧VとノードYの電圧Vとの間の電圧差を検出し、この電圧差を解消するフィードバック電流IAmpを出力することにより、ノードXの電圧VとノードBの電圧Vとの電位差を解消できる。
なお、上記式(4)が成り立つためには、抵抗R,αRの値の比率と抵抗R,αRの値の比率とを等しく設定する必要がある。
上記のようにAmp16が理想的であれば、Amp16によって、ノードAの電圧VとノードYの電圧Vが等しくなると、ノードXの電圧VとノードBの電圧Vは等しくなり、ミラー先のNMOSMには、ミラー元のNMOSMに流れる参照電流IREFと等しい出力電流IOUTが流れる。しかし、実際のAmp16では、ノードXの電圧VとノードBの電圧Vとの間に、近似的にG/gmの大きさに応じた分のオフセットが生じることになる。
前述のように、ゲートリーク電流によるIRドロップによって、ノードXの電圧VとノードBの電圧Vとの間には差が生じる。カレントミラー回路10では、G/gの値が大きくなればなるほど、この差を打ち消すことができる。従って、Amp16の利得(ゲイン)を大きくすることが望まれるが、Amp16のポール(Pole:極)と、Amp16の外部のポールとの関係に注意が必要となる。
ここで、ポールとは、Amp16のゲイン(利得)が低下し始めるポイント(周波数)である。例えば、横軸を周波数特性とし、縦軸をゲインとするAmp16の動作特性のグラフを想定する(例えば、図5参照)。このグラフにおいて、ある一定の周波数まではゲインは変化しないが、周波数が高くなっていってポールの周波数に到達すると、それ以上の周波数ではゲインが低下する(図5の場合、概略で10前後)。
ポールが1個しか存在しない場合には、Amp16へのフィードバック信号の位相は最大で90°までしかずれないので正帰還がかかる虞はないが、Amp16と、出力ノードZとノードA,Yにポールを持つ可能性があり、メインとなるAmp16のポールと他のポールとの距離が近いと、Amp16へのフィードバック信号の位相が容易に最大で180°までずれる現象が発生し、そのため、設計次第ではAmp16に正帰還がかかって発振する虞がある。
従って、複数のポールが存在する場合には、Amp16の内部にポールが発生する周波数を、他のポールから十分離すように設計することによって、Amp16に正帰還がかかって発振する可能性をより低減することができる。従って、図7に示すように、論理的には、電流源14とトランジスタMを設けることは必須ではないが、設計上では、電流源14とトランジスタMを設けた方が上記のような設計が容易になるというメリットがあるため、図1に示すように、電流源14とNMOSMを設けた構成の方が好ましい。
ここで、電流源14とNMOSM2を設けると、内部のポールとAmp16出力のポールとを離すことができる理由について説明する。
・Amp16の出力に直接見えるRC時定数を小さくすることによって極を遠ざけることができる。
・RC時定数の「R」を小さくするために、ダイオードMOSを設ける(ダイオードMOSを設けるため、結果的に電流源も必要となる)。
・Gmを下げる(利得を下げる)ことで極を遠ざけ、正帰還を抑制する。
また、このことから出力のRC時定数も改善されるので、実施例の回路特性としても改善される。
次に、カレントミラー回路10の具体的な設計例を挙げて説明する。
図1に示す本実施形態のカレントミラー回路10および図8に示す従来のカレントミラー回路40について、各構成要素の具体的な値(参照電流IREFの電流値、NMOSのトランジスタサイズおよびトランスコンダクタンス値、抵抗値、容量値等)を設定し、シミュレーションを実施した。
図9は、図8に示す従来のカレントミラー回路の具体的な設計例の回路概念図である。同図は、図8に示す従来のカレントミラー回路40の各構成要素に設定した値を示したものである。すなわち、図9のカレントミラー回路40において、電流源12から供給される参照電流IREF=50μA、NMOSM,MのトランジスタサイズW/L=10μm/1.5μm、NMOSM,Mのトランスコンダクタンスg=0.5mS、抵抗R=500kΩ、容量C=100pFに設定した。
図3は、図1に示す本実施形態のカレントミラー回路の具体的な設計例の回路概念図である。同図は、図1に示す本実施形態のカレントミラー回路10の各構成要素に設定した値を示したものである。すなわち、図3のカレントミラー回路10において、電流源12,14から供給される参照電流IREF=50μA、NMOSM,M,MのトランジスタサイズW/L=10μm/1.5μm、NMOSM,M,Mのトランスコンダクタンスg=0.5mS、抵抗R,αR,R,αR=10kΩ、500kΩ、0.5kΩ、25kΩ、容量C=100pF、Amp16のポールの周波数=100kHz、Amp16のトランスコンダクタンスG=200mSに設定した。
前述のように、図1に示す本実施形態のカレントミラー回路10は、図8に示す従来のカレントミラー回路40に本発明を適用したものである。そのため、図3に示すカレントミラー回路10において、電流源12から供給される参照電流IREF、NMOSM,MのトランジスタサイズW/Lおよびトランスコンダクタンスg、容量Cの値は、図9に示すカレントミラー回路40の場合と同じ値に設定している。また、抵抗R,αR,R,αRの合成抵抗の値についても、抵抗Rとほぼ同様の値に設定している。
続いて、図10は、図9に示す従来のカレントミラー回路のシミュレーション結果を表す回路概念図である。同図に示すように、従来のカレントミラー回路40では、シミュレーションの結果、ミラー元のNMOSMに流れる電流は50μAであり、ノードX’における電圧は506mVであった。これに対し、ミラー先のNMOSM1に流れる電流は30μAであり、ノードB’におけるバイアス電圧は457mVであった。
従来のカレントミラー回路40では、ノードX’におけるバイアス電圧が506mVであるのに対して、ノードB’におけるバイアス電圧は457mVであり、ゲートリーク電流の影響によって、バイアス電圧が大きく変動していることが分かる。そのため、ミラー元のNMOSMに流れる電流が50μAであるのに対して、ミラー先のNMOSMに流れる電流は30μAとなり、大幅に減少している。
一方、図4は、図3に示す本実施形態のカレントミラー回路のシミュレーション結果を表す回路概念図である。同図に示すように、本実施形態のカレントミラー回路10において、ミラー元のNMOSMに流れる電流は52μAであり、ノードXにおけるバイアス電圧は511mVであった。これに対し、ミラー先のNMOSM1に流れる電流は49μAであり、ノードBにおけるバイアス電圧は502mVであった。
本実施形態のカレントミラー回路10では、ノードXにおけるバイアス電圧が511mVであるのに対して、ノードBにおけるバイアス電圧は502mVであり、バイアス電圧がほとんど変動していないことが分かる。ミラー元のNMOSMに流れる電流は、Amp16等の追加によって52μAと微増しているが、ミラー先のNMOSMに流れる電流は49μAとなり、ほとんど減少していない。
以上のように、本実施形態のカレントミラー回路10は、従来のカレントミラー回路40と比べて、ゲートリーク電流の影響によるバイアス電圧の変動を大幅に低減し、ミラー元からミラー先に精度よく電流をミラーすることができることが分かった。
続いて、図5および図6に、カレントミラー回路におけるRC型ローパスフィルタの特性を表すシミュレーション結果のグラフを示す。これらのグラフの縦軸は利得G(dB)、横軸は周波数freq(Hz)を表す。
図5は、図3に示す本実施形態のカレントミラー回路における伝達関数(Z→B)のシミュレーション結果を表す。RC型ローパスフィルタの特性は、抵抗R,αRおよび容量Cの時定数に応じて決定される。このグラフに示すように、図3に示す本実施形態のカレントミラー回路10のRC型ローパスフィルタのカットオフ周波数は、概略で周波数10である。そして、そこから入力信号の周波数が10(10倍)増加するに従って、出力信号の利得は20dBずつ減少する(−20dB/dec)。
図6は、図9に示す従来のカレントミラー回路における伝達関数(X’→B’)および図3に示す本実施形態のカレントミラー回路における伝達関数(X→B)のシミュレーション結果を表す。このグラフに示すように、図9に示す従来のカレントミラー回路40のカットオフ周波数は、概略で10〜10の間、図3に示す本実施形態のカレントミラー回路のカットオフ周波数は、概略で10〜10の間であり、カットオフ周波数は、従来のカレントミラー回路40の方が少しだけ低い。一方、カットオフ周波数以上の周波数におけるゲイン低下量は、10〜10の間でグラフが交差し、それ以上の周波数では、本実施形態のカレントミラー回路10の方が、従来のカレントミラー回路40よりも大きい。すなわち、良好なフィルタ特性を示している。
ここで、Z→B、X→Bの伝達関数のグラフ(図5,6)が異なるのは、対象となる系の伝達関数に影響を与える回路が全く異なるためである。
図5(Z→B)は、Amp16や電流源14を追加しているが、Zからミラー先までの部分では従来技術と変わらない回路構成であり(抵抗値が10kΩ増えているが、無視できるレベル)、実際に従来技術と特性が変わっていないことを示す。
X→Bは、系の中に複数のポールを持ち、特に最初の部分は、第1のpole(−20dB/dec)と第2のpole(−40dB/dec)がかなり接近していると考えられる。その後、zero点(グラフが変化しない。水平になる。)を経てさらに第3のpoleを持つような特性となっていることにより、グラフが波打っているような形となっている。つまり、Amp16などの回路が系の中に存在するが故の特性である。
また、図6(X→B)において、従来技術の最初のpoleが高周波側にずれているのは、Amp16の利得による影響である(10倍程度伸びている。)。それをフィルタの抵抗値で再現すると80kΩであり、「帯域が広くてもよければ80kΩで良い」ことを示す。ただし、その後のフィルタ特性は本提案の回路の方が良く、結果として本提案の方が特性としては良い。
なお、正帰還に留意すべきは、Amp16の系を持つAまたはY→Zのループ内であり、X→Bについては問題とはならない。
以上のように、本実施形態のカレントミラー回路10は、同程度の帯域幅(カットオフ周波数)を持つ従来のカレントミラー回路40と比べて、高周波領域におけるノイズ軽減特性が大きく改善されていることが分かる。
なお、カレントミラー回路10は、NMOSM〜Mの代わりにPMOSを使用して構成することも可能である。また、電流源12から供給される参照電流IREFの値は適宜変更してもよいし、カレントミラー回路10のミラー比を適宜変更してもよい。また、電流源14からNMOSMに供給される参照電流IREFの値を、電流源12から供給される参照電流IREFとは別個に適宜変更してもよい。また、電流源14およびNMOSMは必要に応じて適宜設けることが望ましい。容量Cは、例えば、ミラー先のMOSトランジスタのゲート容量等で代用することによって省略することも可能である。Ampの出力にダイオード接続のMOSを設けることは必須ではないが、極による正帰還が発生する可能性を考慮すると、設けた回路構成にした方が好ましい。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。例えば、本実施例では、カレントミラーのミラー比を1で説明しているが、本発明はミラー比によって限定されるものではなく、他のミラー比の場合にも適用可能である。
10,40 カレントミラー回路
12,14,30 電流源
16 Amp
18 入力部
20 出力部
22 バイアス電圧発生部
〜M,M NMOS
,M,M10 PMOS
,R,αR,R,αR 抵抗
,C 容量

Claims (4)

  1. 第1の電流源からミラー元となる第1のMOSトランジスタのゲートおよびドレインに流れる電流を、第2のMOSトランジスタを流れる電流にミラーするカレントミラー回路において、
    前記第1のMOSトランジスタのゲートと前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間に、この順序で直列に接続された第4、第2、第1および第3の抵抗と、
    前記第1の抵抗および前記第3の抵抗の間のノード、ならびに、前記第2の抵抗および前記第4の抵抗の間のノードを入力とし、前記第1および第2の抵抗の間のノードを出力とする差動増幅回路とを備え、
    前記第3の抵抗は前記第1の抵抗よりも大きい抵抗値に設定され、前記第4の抵抗は前記第2の抵抗よりも大きい抵抗値に設定され、前記第3の抵抗は前記第4の抵抗よりも大きい抵抗値に設定されていることを特徴とするカレントミラー回路。
  2. 前記第1の抵抗および前記第3の抵抗の抵抗値の比率と前記第2の抵抗および前記第4の抵抗の抵抗値の比率とが等しい値に設定されていることを特徴とする請求項1記載のカレントミラー回路。
  3. さらに、一方の端子が前記第3の抵抗と前記第2のMOSトランジスタのゲートとの間のノードに接続された容量素子を備え、前記第1の抵抗および前記第3の抵抗と前記容量素子とによってローパスフィルタが構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカレントミラー回路。
  4. さらに、前記第1の抵抗および前記第2の抵抗の間のノードに接続された第2の電流源と、ゲートおよびドレインが前記第1の抵抗および前記第2の抵抗の間のノードに接続された第3のMOSトランジスタとを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカレントミラー回路。
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