JPH036276B2 - - Google Patents

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JPH036276B2
JPH036276B2 JP57016472A JP1647282A JPH036276B2 JP H036276 B2 JPH036276 B2 JP H036276B2 JP 57016472 A JP57016472 A JP 57016472A JP 1647282 A JP1647282 A JP 1647282A JP H036276 B2 JPH036276 B2 JP H036276B2
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JP
Japan
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cable
stress
bending
wire
zone
Prior art date
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Application number
JP57016472A
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English (en)
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JPS57149578A (en
Inventor
De Bonto Maruku
Doheene Urubain
Danbure Pauru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bekaert NV SA
Original Assignee
Bekaert NV SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Bekaert NV SA filed Critical Bekaert NV SA
Publication of JPS57149578A publication Critical patent/JPS57149578A/ja
Publication of JPH036276B2 publication Critical patent/JPH036276B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B1/00Constructional features of ropes or cables
    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
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    • D07B1/06Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
    • D07B1/0606Reinforcing cords for rubber or plastic articles
    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
    • D07B1/0626Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B5/00Making ropes or cables from special materials or of particular form
    • D07B5/12Making ropes or cables from special materials or of particular form of low twist or low tension by processes comprising setting or straightening treatments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S148/00Metal treatment
    • Y10S148/902Metal treatment having portions of differing metallurgical properties or characteristics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S57/00Textiles: spinning, twisting, and twining
    • Y10S57/902Reinforcing or tire cords

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は平滑表面を有する金属ケーブル、特
に車輌用タイヤ、コンベヤベルト等のゴム製品の
強化に用いられるゴム接着性スチールコードに関
する。このようなゴム接着性補強コードはスチー
ルワイヤーを撚合してコード状にしたもので、引
張り強度が少なくとも2000ニユートン/mm2以上、
破断点伸びが少なくとも1%、好ましくは約2
%、ワイヤーの径が0.05〜0.80mm、好ましくは
0.40mm以下(たとえば0.20又は0.25mm)、さらにゴ
ム接着性コーテング層、たとえば銅、亜鉛、黄銅
又は3成分系黄銅合金、又はこれらの組合せから
なるものを0.05〜0.40μm、好ましくは0.12〜
0.22μmを有するものである。このコーテングは
化学的プライマー物質を用い、ゴム埋没性および
接着剤をさらに向上させるようにしてもよい。こ
の母材への含浸性、接着性のために、平滑なワイ
ヤー表面が好ましい。すなわち、表面の不規則性
(平均表面高さに対し)の大きさが10μm以下、好
ましくは1μm以下のものが好ましい。このような
平滑面は通常の手段、すなわち、ワイヤー(コー
ト層の有無を問わず)を引張りダイ内を通過させ
ることによつて得られる。 冷間加工のうち、一般に引張りと特に関係な
く、このようなケーブルは重大な残留応力を示
し、荷重応力とともに、ケーブルに対し、ある程
度の平滑性と、切断したときに大きなねじれ捩し
性を与え、これらはともに好ましいものではな
い。このような残留応力をできるだけ低く抑え、
不活性なケーブルを得るため、ケーブルを1又は
それ以上のセツトからなる直線化ローラ間を通過
させ引張り又は捩り応力をともなつて、又はとも
なうことなく反対方向に交互に折曲させることが
従来おこなわれていた。このような交互折曲処理
は、ワイヤーの外側表面での残留応力を減少させ
るため割れの発生を減少させ、そのためケーブル
の疲労抵抗に対し良い影響を与えるものである。 この発明は従来の方法で直線化されたケーブル
に対し、さらに疲労抵抗性を向上させることがで
きる平滑ケーブルを提供することを目的とする。
圧縮とともに表面凹凸の形成および圧縮による金
属組織上の変化、たとえばシヨツトブラス法によ
るものは疲労抵抗のために良い表面状態を与え
る。しかし、この方法による場合、表面平滑性が
失なわれるという欠点が生ずる。そのため、さら
に疲労強度を向上させるには不純物を最少限にし
て合金化したり、引張り強度および伸び性を最良
に兼備させ必要な疲労強度を得るために熱処理お
よび加工処理を適当に選び、あるいは金属組織上
の変態にともなう結晶構造上の微細応力を解放す
るための熱処理を施すなどの方策がとられてい
た。しかし、そのような方法は必ずしも期待通り
のものとはならない。それはケーブル内の疲労現
象は極めて複雑で、かつ、個々のワイヤーの荷重
の加わり方、荷重蓄積に対する抵抗の特殊性によ
るものである。ケーブルに引張応力又は折曲応力
が加えられたとき、個々のワイヤーは引張り、曲
げ、および捩り応力の複合下におかれ、ケーブル
がこれらの荷重により与えられるものは、材質上
の抵抗、およびケーブルを内部浸食させるワイヤ
相互間の内部摩擦の複合である。 この発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
つて、合金又は引張り強度および伸び性の結合以
外の特徴によつて疲労抵抗をさらに向上せしめる
ことができるケーブルを提供するものである。 すなわち、この発明は各金属ワイヤが表面平滑
で、かつ、全周面域に残留圧縮応力が実質的に均
一に分散された状態で形成されている複数の金属
ワイヤからなることを特徴とする金属ケーブルを
提供するものである。 残留微細応力を減少させるための一又はそれ以
上のセツトの直線化ローラを従来の方法で通過さ
せた平滑ケーブルを検査したとき、引張り残留応
力(長手方向で測定したとき)が周面に形成され
ているように見え、最良の場合でも引張り残留応
力および小さな圧縮残留応力の複合が形成されて
いる。これらの残留応力を減少させることは不活
性なケーブルで、疲労特性の良好なものを得るの
に好ましいことである。しかし、この周面の引張
り残留応力が減少するだけでなく、圧縮応力(長
手方向で測定したとき)が周面である程度、意図
的に形成されている場合は疲労特性はさらに良く
なると思われる。この疲労特性の向上は従来のシ
ヨツトブラスト処理を不必要とするに十分である
と思われる。なお、このシヨツトブラスト処理は
接着層が1μm以下の場合のスチールコードでは好
ましくない。 この発明の他の目的は上述の如くゴムタイヤ等
の補強に適したスチールコードを提供することを
目的とする。 この発明のさらに他の目的はゴム製品の補強に
適したゴム接着性スチールコードであつて引張り
強度が3000ニユートン/mm2以上のものを提供する
ことを目的とする。このような引張り強度の大き
いものは従来得られなかつたものである。その理
由は引張り強度の増加は硬化加工の増大を必要と
し、そのため疲労抵抗が犠牲となるからである。
しかし、上述の如く高引張り強度に周面圧縮残留
応力を組合せたとき、引張り強度および疲労強度
のバランスのとれたケーブルを得ることができ
る。このような高引張り強度を有し、重量のより
小さいケーブルはゴム製品、たとえばタイヤ等の
強化のため好ましいものである。 このような残留応力の好ましい状態は本発明に
基づき、ケーブルを直線化ローラセツトを通過さ
せ、かつ後述の如く引張り応力と曲げ角度を組合
せ特定の応力パターンを形成させることによつて
得られる。ケーブルをこのような特定の状態から
解放させたとき、所望の状態の残留応力を有する
ものとなる。 この発明の他の特徴はケーブルの各後続部に複
数回の曲げ−曲げ解放処理を施すものであつて、
該処理の少なくとも2回が著るしく異なつた面で
おこなわれ、各処理が同時期における引張り応力
下でケーブルの曲げをおこなうことからなり、こ
れによつて多数のワイヤの断面が曲げ中心点の方
向に向つて連続的に、塑性延伸域、弾性延伸域お
よび実質的な弾性圧縮域を示し、ついで曲げ応力
から解放することを特徴とする金属ケーブルの製
造方法を提供するものである。各ワイヤの断面を
時計のダイヤルプレートのように時間単位で割
り、上述の如き曲げ−曲げ解放処理を12時と6時
を結ぶ面でおこなうと、圧縮残留応力を有する2
つのアークが周面リム内に、すなわち、12時と6
時の周りに形成され、他方、3時と9時の周りの
アークは変化しない。そのため、この折曲−非折
曲操作は変化されていない他の面についてもおこ
なう必要があり、これによつて、リム全面に亘つ
て均一な圧縮残留応力が生ずるようにする。この
他の面はしたがつて第1の面と著るしく異なつた
ものとなり、好ましくは第1の面と90゜をなす角
度を形成するものとする。なお、その他の角度を
選ぶことも可能であるが、その場合、残留応力の
均一性が悪くなる。しかし、その角度も少なくと
も30゜以上とすべきである。このように折曲面を
変え、又は順次に面を変え周面のすべてにこのよ
うな処理がなされるとその結果、残留応力の均一
性(ワイヤの長手方向で測定した場合)が向上す
ることになる。 したがつて、本明細書でワイヤー中における
“圧縮残留応力”とはワイヤーに対する外部応力
を取り除いてワイヤーの内部応力のバランスを保
つた状態において未だワイヤーの中に残留する圧
縮方向の応力を云う。したがつて、ワイヤーの周
面全体に残留圧縮応力が形成されているとすると
ワイヤーの周面の一部を選択的にワイヤー長手方
向にエツチングしたとき、このエツチング側にワ
イヤーが曲がることになる。実質的に均一に分散
された圧縮残留応力”とは周面リムの各素線の円
弧における定量的に測定した残留応力が正確に同
一であるものを意味するものではない。すなわ
ち、これは周面リム全面に亘つて圧縮残留応力が
著るしく変化していないもの、つまり、リムの可
成りの円弧が引張り残留応力を示し、平均的残留
応力が後述の如く可成りの圧縮動作を示すものを
云う。この状態は疲労抵抗を向上させるのに十分
であり、これは上述の方法によつて得られる。圧
縮残留応力の長手方向の変化に関し、“実質的に
均一に分布された圧縮残留応力”とは平均残留応
力が断面の周面に亘つて長手方向にその最大値の
50%以上変化しないことを意味する。この長手方
向の変化は上記方法を連続方法としておこなうこ
とにより極めて小さくすることができる。この方
法において、後続するケーブル部分は彎曲した案
内通路を通過し、必要な曲げ−曲げ解放処理が加
えられる。この案内通路は後述の如く、この通路
に沿つて設けられた多数の案内ローラからなるよ
うにすることが好ましい。 第1図は本来、直線状のワイヤーを或る曲線に
弾性的に折曲した状態を示している。第1a図は
長手方向の図、第1b図は横方向の図、第1c図
は中立面から距離“h”における折曲したときの
応力の線図、第1d図は曲げ応力が取り除かれた
後の応力線図である。このように弾性的に折曲し
たワイヤーは上半分1が延伸下におかれ、下半分
2が圧縮下におかれ、双方の半分部分が中立面3
によつて互いに分離される。これらの応力は第1
c図に、中立面からの距離の関数として示されて
いる。曲げ応力が取り除かれたとき、ワイヤーは
直線状態に戻る。ワイヤーが当初において内部応
力が無いものと仮定した場合、ワイヤーは内部応
力がゼロとなり当初の状態に戻る(第1d図)。 第2図は同一のワイヤーをより大きく折曲し、
これによつて塑性変形を生じさせた場合を示して
いる。この折曲時に、ワイヤーは4つの区域に分
けられる。塑性延伸域4、弾性延伸域5、弾性圧
縮域6、塑性圧縮域7(第2a図および第2b
図)。第2c図は中立面8からの距離の関数とし
て応力線図を示している。曲げ応力を取り去つた
とき、ワイヤーは弾性的復元力により直線状態に
戻され、残留応力の状態が第2d図に示されてい
る。すなわち区域4の上部皮かく部は残留圧縮応
力下にあり、下部皮かく部は残留引張り応力下に
おかれている。これを簡単に云うと、区域5,6
の弾性復元力はワイヤーをより直線状態にするよ
うに働き、区域4は圧縮され、区域7は延伸され
る(それぞれ区域5,6への遷移区域とは別に)。 第3図は第2図と同様の円弧に曲げたものであ
るが、引張り応力下、すなわち、曲げ応力に対し
小さな引張り応力“P゜”が加重されている。その
結果、中立面8が低くなり、区域4が大きくな
り、区域7が小さくなる(第3a、第3b図)。
折曲時の応力の状態が第3c図に示されている。
又、残留応力の状態が第3d図に示されている。
すなわち、“テイル(tail)”9−10(第2d
図)は短縮され、区域7の下方皮かく部の残留引
張り応力は点10で示されるようにより小さくな
つている。テイル9−10をより短縮するため加
重引張り応力を増大させ、点10がゼロライン1
1の他方の側にくるようにし、区域7の下方皮か
く上の残留応力が圧縮応力になるようにする。こ
の加重引張り応力Pは十分に大きくし、中立ライ
ンがあるレベルに下げられ、区域7が消え、残留
応力線図のうえでテイル9−10が消えるように
することもできる。これは第4図に示す理想的な
場合である。第4d図には残留応力の状態が示さ
れている。すなわち、上方および下方皮かく部は
圧縮残留応力下にある。これを簡単に説明する
と、区域5,6の弾性復元力によりワイヤーはよ
り直線状態になろうとし、これによつて、区域4
が圧縮される区域5への遷移区域とは別に)。し
かし、ワイヤーが完全に直線状態へ戻らないた
め、区域6内の弾性圧縮は完全には弛まない。 この理想的状態は上下側の圧縮残留応力を得る
ための理想的条件を示している。すなわち、引張
りおよび曲げ応力の組合せはワイヤーを3つの区
域に分ける。すなわち、円弧の中心へ向う方向で
連続的に、塑性延伸区域4、弾性延伸区域5、弾
性圧縮区域6が形成される。さらに極めて小さい
塑性圧縮の区域7が存在し、テイル9−10(第
3d図)が十分に小さく、点10が圧縮側に、つ
まり第3d図のゼロライン11の左側にくる。し
たがつて、弾性圧縮6の区域はこの塑性圧縮7の
極めて小さい区域と一緒にし、“実質的”な弾性
的圧縮区域と呼ぶことにする。 平面AA(第5図)における曲げ操作は表面部
12,13を圧縮残留応力の状態に導く。同じ面
における他の折曲(ただし反対側)は部分12,
13間の残留応力状態の対称を与える。さらに、
面AAに交互に多数の曲げを加えると残留応力パ
ターンの安定性をさらに向上させる。しかし、圧
縮残留応力の状態は表面部12,13にのみ形成
される。同じことが面BBについても繰り返され
る。この処理は表面部12,13の残留応力の状
態を実質的に変えるものではない。なぜならば、
この処理の間、これらの部分は弾性変形区域にあ
り、残留応力の状態は変らない。その結果、圧縮
残留応力を有する表面区域16(第6図)と表面
区域の応力の一部を折消す残留引張り応力を有す
る芯部17とが形成され、ワイヤーは落着いた状
態となる。 表面に圧縮残留応力を有するワイヤーからなる
ケーブルをつくるため、最初に各ワイヤーを引張
り応力下で折曲し、ついでケーブルに撚合するだ
けでは一般に不十分である。なぜならば撚合操作
は塑性変形であり、先の残留応力パターンを破壊
するおそれがあるからである。これは塑性変形の
程度に関係なく、各ワイヤが捩りを以つて撚合さ
れるか否かについても関係ない。この処理はワイ
ヤーがケーブルに撚合されたときワイヤー上に施
される。この処理は単にケーブル全体を引張り応
力下で曲げること、すなわち、最初にAA面、つ
いでBB面(第7図)についておこなわれる。各
ワイヤーは応力下で曲げられたとき、一本のワイ
ヤーの如く反応し、このことはワイヤーが若干ら
せん形を有するものであつても、同じである。ワ
イヤーをのちにケーブルから分離し後述の如く残
留表面応力についてテストしたところ圧縮応力が
認められた。 引張り応力下で繰り返し折曲するのには第8図
に示す如き装置が用いられる。この装置はブレー
キホイル22、第1のローラセツト23(直線化
ローラと同様)、第2のローラセツト24および
駆動ホイル25からなる。双方のローラセツトは
第9図により詳細に示されている。撚合装置又は
巻き戻しボビンから直接送られるケーブル21は
最初にブレーキホイル22上で数回転させられて
通過し、該ホイルがケーブルに対し、十分な摩擦
を保持するようにする。ついでケーブルは折曲ロ
ーラ部23,24の双方を水平に通過し、ついで
駆動ホイル25上で数回転し、このホイルがケー
ブルを十分に把握するようにする。そこからケー
ブル21はさらに巻上げボビンへ向けて移動され
る。 折曲ローラ部23,24中で交互に折曲された
ケーブル中の引張り応力は支持プレート27の深
さを決定するねじ26によつて調整される。この
支持プレート27はスプリング28を介してブレ
ーキ29をブレーキホイル22の軸上のブレーキ
ドラム30に対し押圧するようになつている。駆
動ホイル25はローラセツト23,24を介して
ブレーキドラム22からケーブル21を引張るモ
ータによつて回転駆動される。 ローラセツト23はケーブルの通路に沿つて上
下に配置された多数のローラからなつている。上
側のローラはケーブルの下方向に押し下げ、下側
のローラはケーブルを上方向に押し上げるように
なつている。そのため、この通路を通過するケー
ブルは公知の直線化ローラの如く波状の通路を通
る。ただし、この発明における違いはこれらのセ
ツトが適用される引張り応力との関連で調整可能
となつており、ワイヤーに塑性延伸、弾性延伸お
よび実質的な弾性圧縮を形成する折曲を得ること
ができるようになつている点であり、これは第
3、第4図で説明した如く、その結果、ワイヤー
表面に可成りの圧縮残留応力が形成されるのであ
る。これは従来の直線化ローラの調整による交互
の塑性折曲より残留応力を低くするだけのもので
はない。 ケーブル通路の上方のローラ31は垂直位置に
ついて調整可能となつており、これはねじ32に
よつておこなわれ、折曲の度合を調節することが
きる。これによつてケーブルは垂直面について一
連の必要な交互の折曲が施される。第2のローラ
セツト24は第1のものと同様であるが、ただ水
平面について、一連の交互の折曲を施し得るよう
になつている。 次に、ブレーキ29を作動させるねじ26によ
り、まや波形状態の調整との関連でさらにねじ3
2により、ケーブルに対する引張り応力を調整
し、所望の塑性延伸、弾性延伸、弾性圧縮の各区
域を形成する方法について説明する。 一例として、直径0.25mmのワイヤー4本からピ
ツチ10mmで撚合されたスチールケーブルをつくつ
た。このケーブルは0.70%炭素鋼であつて、各ワ
イヤーは引張り強さ約2800ニユートン(N)/
mm2、弾性限界(0.2%限界)約2400ニユートン/
mm2、弾性伸び率約1.4%、破断点伸び2.2%のもの
である。 このケーブルへの引張り応力は130ニユートン
すなわち660ニユートン/mm2に調整され、このケ
ーブルを緊張下でローラセツト23,24を通過
せしめた。この場合、各ローラセツトは直径8mm
のローラ8個を12.5mmの距離D(第9図)の間隔
で設けたものを用いた。ローラ31の深さはねじ
32により、波形が最大円弧において1mm当りの
長さに対し、8゜の彎曲をなすように調整された。
これにより、ケーブルのワイヤー中に必要な塑性
伸び、弾性伸びおよび弾性圧縮が得られる。な
お、この波形の調整は最初に粗く調整し、ついで
得られた残留応力の状態を調べて、さらに正確に
調整する方が実際的である。 延伸後において残留引張り応力を示す延伸ワイ
ヤーからなる上記例のケーブルは疲労抵抗が
975N/mm2(25サンプルの平均、分散49N/mm2
であつた。しかし、上記実施例の如く処理したと
き、ケーブルに撚合したのち可成りの残留圧縮応
力を示し、疲労抵抗が1083N/mm2(25サンプルの
平均、分散56N/mm2)であり、約10%の向上が認
められた。この疲労抵抗はHunterビーム疲労テ
スター(Hunter Spring社、ペンシルバニア州、
米国)によるものであり、これはたとえば米国特
許No.2435772に説明されている。 他のタイプのケーブル、ワイヤー径のものに対
してはそれぞれ引張り応力、折曲度合等をそれぞ
れ適当に調整することになろう。しかし、第4d
図に示されたような理想的な条件等を参考にして
第10図に示すような状態をうるための予測をな
し得るであろう。すなわち、ここでa1は弾性限界
での伸び(%)を示し、a1+a2は最大高さ“h”
(ほぼa1の60%)での塑性伸区域での所望伸びで
ある。なお、bは弾性限界での圧縮(%)であ
り、ほぼa1と同じである。塑性伸び区域、弾性伸
び区域、弾性圧縮区域の高さはそれぞれa2,a1
よびa1に比例する。Pが弾性限界(N/mm2)とす
ると、第10図により、P0、すなわち、折曲応
力に加重される引張り応力はほぼ P/2×a2/a1N/mm2となる。 この引張り応力は彎曲度に相当し、第10図か
ら 2a1+a2/100d×360/2π(度/mm) となる。なお、ここで“d”は各ワイヤーの直径
である。 これらの他は当初の予測にすぎず、さらに正確
には結果的に得られた応力を調べてさらに調整さ
せる。このような調整において、第4d図により
彎曲が大きいほど、加重されるべき引張り応力は
小さくてよいことを示している。しかし、これは
のちに調整を要するところの大体の傾向である。 加重引張り応力を形成させる手段として、第8
図にブレーキホイル22の使用が示されている。
撚合装置から直接送られたケーブルはすでに撚合
ダイ又は摩擦によるブレーキ作用により反対緊張
が加えられて、さらに各ワイヤーに塑性変形が、
巻き戻しボビンから撚合ダイへ送られる間に与え
られている。この反対又は逆緊張はブレーキ作用
を有する巻き房しボビン又はこれらの組合せによ
つても与えることができる。この場合、ローラセ
ツト23,24は撚合装置の撚合ダイから直接、
下流側にくる。 圧縮残留応力が得られ、さらに調整する必要が
あるか否かの制御は以下のようにしておこなう。
すなわち、駆動ホイル25から離れたケーブルか
ら15cm長さのサンプルをとり、ワイヤーの方向性
マークをつける(ワイヤーの径が全て同一のとき
は代表として数個のワイヤーを選ぶ)。この方向
性マークはワイヤーのどの側が処理時に上側であ
つたか、修正がどのローラになされるべきかを知
る手掛りとするためのものである。ついでワイヤ
ーをケーブルから分離する。このときワイヤーは
ほぼ直線状であるが、若干らせん状波形を有して
いる。ついで、いくつかのワイヤーについて、そ
の上側に関し、又他のワイヤーについて、その下
側に関し、さらに他のワイヤーについて他の側面
に関してテストがおこなわれる。 ワイヤーの側面の残留応力の状態は定性的およ
びある程度定量的になされ、この場合選択エツチ
ングがおこなわれる。すなわち、残留応力を調べ
る側と反対の側の半分のみがエツチングされる。
もし、残留応力を調べる側が圧縮下にある場合は
ワイヤーはエツチングが進むにつれてエツチング
側に曲がる。これは第11a図に示されている。
ここで、ワイヤー40は上側42を除き、保護ラ
ツカー41で被覆されている。ワイヤーはついで
エツチングバス中の熱溶液(たとえば50℃)、た
とえば30%HNO3水溶液中に導入される。数秒
後、ワイヤーはエツチングされ、応力下にある材
質のため曲がることになる。さらに、ある時間
後、通常15〜60秒(ワイヤーの径、エツチング液
の強さによる)後、その曲がりが最大となる。残
留応力が圧縮応力であるとすると、ワイヤー40
は第11b図の如くエツチング側に曲る(第11
a図の場合、上側)。 ケーブル製造開始前にケーブル上の引張り応力
および曲げを計算に基づいてほぼ定め、ついでケ
ーブルを残留応力に関しテストし、必要に応じ
て、さらに調整する。製造時にサンプルをとり出
して、所定の結果が得られているか否かをチエツ
クし、又ワイヤーの外側面の残留応力が可成りの
圧縮動作を示しているか否かをチエツクする。こ
のような可成りの圧縮動作は径が0.25mmのワイヤ
ーの場合、長さ150mmで少なくとも10mmの距離
“b”(第11図)を生ずる曲り度を得る程度に存
在し得る。これは円弧の平均半径約1100mmに相当
し、ワイヤーの径と円弧の半径との割合は1/
4400となる。この割合は反対側の材料の除去によ
る表面形状の伸びを表わすものであるから、この
程度のワイヤーの径において、この割合が約2×
10-4以上のとき可成りの圧縮動作が許容の範囲で
あると云うことができ、これは他の径のワイヤー
についても云える。 回転ビーム疲労テストは疲労動作の一面を示す
が、第12図に示すような3−ローラテストも興
味深いものである。このテストにおいてケーブル
は3個のローラ44,45,46上を通過され
る。なお、矢線48で示す如く、ベアリングが取
着された部材47は前後進するようになつてい
る。ケーブルはケーブルの一端は荷重49により
緊張下におかれ、端他端はテスト装置のフレーム
に固定される。部材47のストロークにより、ケ
ーブルはローラ45の一側から直線方向にローラ
上に通過され、ローラ45の半径で彎曲され、さ
らにローラ45の他側でローラ44,46に達す
る前に再び直線状となる。ローラ44,45,4
6の径を適宜選択され、中立面から最も遠いワイ
ヤー表面での所定の曲げ張力γbが計算される。つ
いで荷重49の異なる値についてテストの張力の
増加に従つておこなわれる。この引力の値は
50N/mm2、100N/mm2、150N/mm2等50N/mm2ずつ
増大させ、500000サイクル後に破壊しないケーブ
ルの最大張力γaが得られる。これらγaの値はγb
異なる値を求めるためにも用いられる。 3本のワイヤーからなる中心撚線と、その周り
に設けられた9本のワイヤーからなるケーブル
(3+9×0.22)で全てのワイヤーの径が0.22mm
からなるものについてテストをおこなつた。この
ワイヤーは0.8%の炭素を含み、引張り強度約
3200N/mm2および弾性限界約2900N/mm2、弾性伸
び約1.5%引張り破断伸び約2.2%に処理された。
本願発明の特性を有するケーブル“a”と、これ
と同じ品質、構造の従来のケーブル“b”を比較
した。その結果を以下に示す。
【表】 埋設された状態でテストがおこなわれ
た。
この発明に係わるケーブルは下記の如きトラツ
ク用タイヤカーカス用スチールコードに適用する
ことができる。 7×3×0.15 3+9+15×0.22 3+9×0.15 3+9×0.175 7×4×0.175 7×4×0.22 3+9+15×0.175 3+9×0.22 さらに以下の如き新しいタイプにも、らせん形
状のワイヤーの有無に拘わらず、適用することも
できる。 3+9×0.175 3+9×0.20 3+9×0.33 12×0.175 12×0.20 12×0.22 トラツクタイヤ用ベルトにおいても以下の如き
従来の構造のものに適用することができる。 3×0.20+6×0.38 3+9+15×0.22 3×0.20+6×0.35 3+9×0.22 7×4×0.22 3×0.15+6×0.27 あるいは下記の如きやや特殊なものに対しても
適用し得る。 3+9×0.28 12×0.28 3+9×0.22 12×0.22 このような構造のものはいずれも、たとえば
2200N/mm2、2600N/mm2又は3000N/mm2の比抗張
力、8,12,16,20mmのピツチ、黄銅又は三成分
系黄銅合金で被覆され、たとえば40又は50Kg/cm2
の100%モジユラスを以つてゴム内に埋設された
ものとして適用することができよう。 本発明の上記実施例に限らず、たとえば直線化
ローラセツト23,24を長手方向軸の周りに回
転するようにした直線化ローラセツトで置き換え
ることもでき、その場合、引張り強さおよび折曲
は同じ方法で組み合わされる。 また、本発明の金属ケーブルは他の従来のワイ
ヤと組合せて使用し得ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は曲げ応力下にあるワイヤー、および荷
重印加中および後の応力の状態を示す模式図、第
2図は第1図に比較してより大きい折曲応力を加
えた場合の模式図、第3図は第2図と類似するも
ので、曲げ応力に小さな引張応力を組合せた状態
を示す図、第4図は第3図に類似するが、それよ
りも大きい引張り応力を加えた場合の図、第5図
はワイヤーおよび互いに垂直をなす2つの折曲面
を示す断面図、第6図は周面リムが圧縮応力下に
あるワイヤーの断面を示す図、第7図は本発明の
処理のためのケーブルの断面図、第8図は本発明
の方法を実施するための装置を示す図、第9図は
第8図の一部を詳細に示す図、第10図は第4図
のワイヤーの応力線図、第11図はワイヤーの残
留表面応力の試験方法を説明する図、第12図は
疲労抵抗のテスト装置を示す図である。 図中、1……上半分、2……下半分、3……中
立面、4……塑性伸び区域、5……弾性伸び区
域、6……弾性圧縮域、7……塑性圧縮域、8…
…中立面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平滑な表面を持ち、かつ、長手方向における
    残留圧縮応力が実質的に均一に分散された状態に
    ある全周面区域を実質的に持つスチールワイヤー
    を複数本有するスチールケーブル。 2 ゴム製品の強化のためゴム接着性スチールコ
    ードの形態にある特許請求の範囲第1項に記載の
    ケーブル。 3 ワイヤーがスチールコードの形態のもので、
    引張り強さが3000ニユートン/mm2以上のものから
    なる特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    ケーブル。 4 処理のために連続して走行するスチールケー
    ブルの各後続部に複数回の曲げ−曲げ解放−処理
    を施すものであつて、該処理の少なくとも2回を
    著しく異なつた面で施し、この各処理が同時期に
    おける引張り応力を及ぼしながらケーブルの曲げ
    を施すことからなり、これによつて多数のワイヤ
    ーの断面に曲げ中心点の方向に向かつて順次、塑
    性延伸域、弾性延伸域および実質的な弾性圧縮域
    を形成させ、ついで曲げ応力から解放することを
    特徴とする、平滑な表面を持ち、かつ、長手方向
    における残留圧縮応力が実質的に均一に分散され
    た状態にある全周面区域を実質的に持つスチール
    ワイヤーを複数本有するスチールケーブルの製造
    方法。 5 曲げ−曲げ解放−処理が同一面で交互に反対
    方向の一連の曲げ−曲げ解放−処理と、続いて、
    他の著しく異なる面における同様の交互の曲げ−
    曲げ解放−処理をおこなうことからなる特許請求
    の範囲第4項に記載の方法。 6 曲げ−曲げ解放−処理を施すため曲げ案内通
    路にケーブルを通過させ連続的に処理する特許請
    求の範囲第4項または5項に記載の方法。 7 曲げ案内通路が、該通路に沿つて設けられた
    多数の案内ローラからなつている特許請求の範囲
    第6項に記載の方法。
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