JPH0355428Y2 - - Google Patents

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JPH0355428Y2
JPH0355428Y2 JP73486U JP73486U JPH0355428Y2 JP H0355428 Y2 JPH0355428 Y2 JP H0355428Y2 JP 73486 U JP73486 U JP 73486U JP 73486 U JP73486 U JP 73486U JP H0355428 Y2 JPH0355428 Y2 JP H0355428Y2
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JP
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rotating brush
suction port
brush body
suction
rotating
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JP73486U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、回転ブラシ体を備えた電気掃除機
の吸込口体に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、回転ブラシ体を備えた吸込口体60は、
第6図〜第7図に示すように、上ケース61と下
ケース62とにより構成されており、この吸込口
本体60の後部中央部には、タービン収納室63
が設けられている。
このタービン収納室63には、タービン64が
配置されているとともに、このタービン64の前
方には、回転管65にこのタービン64を介さず
に連通する迂回開口部66aとタービン64を介
して連通する吹付開口部66bとがそれぞれ設け
られている。
吸込口本体60の前部には、タービン64にベ
ルト68を介して連結している回転ブラシ体67
が吸込口69に内側から臨ませて配置されてい
る。
この回転ブラシ体67の回転軸を回転自在に支
持している軸受部70は、下ケース62の両端部
に設けられている受部71に支持されているとと
もに、回転ブラシ体67は受部71の上下方向に
上下動可能となつている。
そこで、切換えレバー72を操作して、遮蔽板
73により、迂回開口部66aを閉鎖すると、吸
込風はタービン64に対向する吹付開口部66b
を通つてタービン64に吹付けられ、それによつ
て、タービン64が回転する。この回転はベルト
68を介して回転ブラシ体67に伝達され、これ
を回転せさ、この回転ブラシ体67の回転力によ
りじゆうたん面上のごみは掻き上げられ、吸込口
69から吸引される。
又、受部の上方にバネ体を配置して、回転ブラ
シ体を床面方向に付勢し、床面の凹凸により、自
動的に回転ブラシ体を上下動させる形式のものも
ある。
一方、特開昭59−51823号公報には、主吸込口
と主吸込室とを有し、電気掃除機への接続口を形
成した主吸込具内に、副吸込口および副吸込室を
有する副吸込具を可動的に設け、この副吸込具を
切換操作子により前後方向に動かして主、副吸込
具の吸込通路を択一的に切換えるようにしたもの
が記載されている。
この構成によれば、じゆうたんの場合には、切
換操作子をじゆうたん掃除位置へ倒すと、これに
連動して回転ブラシが軸受ガイドを介して降下
し、ブラシ毛の一部が主吸込口より突出する。
一方、副吸込口具は後退してその副吸込口が閉
鎖され、同時にシヤツターが連通口を開放してい
る。
ここで、電気掃除機を作動し、モータに通電す
ると、ゴミは回転ブラシによりかき上げられ、主
吸込口から主吸込室、主吸込通路、連通口、接続
口へと吸引される。
次に、畳の場合には、切換操作子を畳掃除位置
に倒すと、回転ブラシが上昇し、副吸込具が前進
して主吸込口とその副吸込口とが合致する。さら
に連通口はシヤツターによつて閉じられる。従つ
て、ゴミは副吸込口、副吸込室、副吸込通路、接
続口へと吸塵される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構成であるから、前者の形式のもの
は、被清掃面74が畳や床面の場合には、切換え
レバー72を操作して迂回開口部66aを開口し
てタービン64の回転を停止させ、吸込風が迂回
開口部66aから吸引されるようにしたものがあ
るが、回転ブラシ体67は不使用の時も吸込風の
風路中に位置しているため、この回転ブラシ体6
7が邪魔してごみが通過しにくいばかりでなく、
糸くず等のごみはブラシ毛67aに引掛つてしま
うという問題があつた。
又、吸込風が回転ブラシ体67を通過する際、
乱流が発生して吸塵性能を低下させたり、騒音の
発生の原因となる等の問題もあつた。
又、特開昭59−51823号公報のものは、主吸込
具内に副吸込具を可動的に設け、この副吸込具を
前後方向に移動させて、吸込形態を切換えるよう
にしたものであるから、主吸込具内に副吸込具の
収納スペース及びこの副吸込具を前後方向に移動
させるためのスペース等を形成しなければなら
ず、主吸込具が複雑化してしかも大型化してしま
うといつた問題があつた。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は、回転ブラシ室には回転ブラシ体の
周囲に位置して回転ブラシ体の長さと略同一長さ
を有しかつ内部が中空の略半円筒状の遮蔽体が回
動自在に配設され、この遮蔽体を回転ブラシ体の
上方位置へ回動させた時、回転ブラシ体は吸塵風
路中に配置されるとともにこの遮蔽体を回転ブラ
シ体の下方位置へ回動させたとき回転ブラシ体は
遮蔽体により上方向に押し上げられるとともに吸
塵風路から遮蔽されるようにしたものである。
〔作用〕
被清掃面がじゆうたんの場合には、遮蔽体は、
回転ブラシ体の上方に位置しているので、駆動源
を回転し、この回転はベルトを介して回転ブラシ
体に伝達され、この回転ブラシ体によつてじゆう
たん面上のごみをかき上げる。
次いで、被清掃面が床面や畳などの場合には、
遮蔽体は回転ブラシ体の下方位置へ回転され、こ
の遮蔽体により回転ブラシ体は上方向に押し上げ
られるとともに、吸塵風路から遮蔽されるので、
吸塵風路中に回転ブラシ体がないため、吸い込ま
れるごみは、回転ブラシ体に邪魔されることな
く、吸塵風路中を円滑に通過することが出来る。
〔考案の実施例〕
この考案の一実施例を第1図〜第5図に基づい
て詳細に説明する。
第1図〜第5図において、1は電気掃除機の吸
込口本体で、上ケース41と下ケース42とによ
り構成されており、下ケース42の被清掃面4と
対向する底面には、吸込口5が設けられている。
吸込口本体1の前部には回転ブラシ体6が配設
され、後部には駆動源としてのタービン7が内臓
されているとともに、上下方向に回転する第1の
回転管8と左右方向に回転する第2の回転管9と
が接続管10を介して上ケース41と下ケース4
2とにより上下方向および左右方向に回転自在に
挟持されている。
吸込口5の両端部に対向する下ケース42の両
側部内壁には、上下方向に長く、内方に凹設され
た一対の受部11が互いに開放端側を対向させて
突説されている。
一方、回転ブラシ体6の両端部には回転軸12
が設けられており、この回転軸12は軸受部13
に軸支され、この軸受部13は受部11に上下動
自在に支持されている。回転ブラシ体6は、下ケ
ース42の内側から吸込口5に臨ませて配設され
ている。
14は仕切壁で、吸込口本体1の上ケース41
と下ケース42との互いに対向する位置に、長手
方向中心線に沿つて立設されており、吸込口本体
1の内部はこの仕切壁14により前部および後部
とに区分けされており、前部には回転ブラシ室1
5が形成され、後部には仕切壁14と直行する壁
面14aとにより駆動源収納室としてのタービン
収納室16が形成されている。
吸込口本体1内には、吸込口5から回転ブラシ
室15、タービン収納室16をへて回転管8,9
に至る吸塵風路が形成されている。
吸込口本体1の底面には、吸込口5の後方に位
置してシール体17が設けられている。
タービン7がタービン収納室16内に配置され
ており、このタービン7の回転軸18はスリーブ
19を介して回転自在に支持部20に支持されて
いるとともに、タービン7の回転軸18と回転ブ
ラシ体6の端部とには、それぞれ歯車21,22
が設けられており、ベルト23を介して互いに連
結されている。
タービン収納室16の前面には、回転管10に
連通するタービン7の側方に位置する迂回開口部
25aとタービン7に対向して位置する吹付開口
部25bとが設けられている。
迂回開口部25aが閉鎖されている時、吹付開
口部25bからの吸込風によりタービン7が回転
する。このタービン7の回転力はベルト23を介
して回転ブラシ体6に伝達され、回転ブラシ体6
が回転してごみをかき上げ、このごみは吸込口本
体1内に吸引させるように構成されている。
24は切換えレバーで、タービン収納室16の
側方に位置する迂回開口部25aを開閉するため
の遮断板26が連設されている。
この切換えレバー24に対向するとともに、切
換えレバー24と弾性的に係合して切換えレバー
の位置決めをする板バネ27が、下ケース42に
設けられている係止部28,28に係止されてい
る。
従つて、切換えレバー24を把持して遮蔽板2
6を摺動自在に移動させ、タービン収納室16の
側方に位置する迂回開口部25aを開閉して、吸
込口5からの吸込風を迂回開口部25aからター
ビン7を迂回して通過させたり、あるいは吹付開
口部25bからタービン7に吹付けたりして、タ
ービン7を回転・停止させることにより、回転ブ
ラシ体6を回転・停止している。
上ケース41の左右方向略中央部には、下ケー
ス42方向に垂下している仕切壁43が設けられ
ており、この仕切壁43の前面には、左右方向に
ストツパー44が突設されており、仕切壁43と
ストツパー44とがそれぞれ迂回開口部25aに
対向する箇所は切欠されて切欠部45が設けられ
ている。
上ケース41の両端部には、仕切壁43から前
方向に向けて、円弧状の透溝46がそれぞれ設け
られている。
47は遮断体で、第1図、第3図に示すよう
に、回転ブラシ体6の長さと略同一の長さを有
し、両端部には側面が形成され、内部が中空の略
半円筒状に形成され、両側面外壁には半円形状の
軸48がそれぞれ突設されており、一方の開放端
縁部中央部には、即ち、ストツパー44の切欠部
45に対向する箇所には、突起部49が垂下して
設けられている。
さらに、遮蔽体47の表面には、被清掃面4に
当接して、吸込口5の前部を遮蔽するシール部材
50が左右方向に沿つて設けられているととも
に、両端部外壁には、上ケース41の両端部に形
成されている長い透溝46に沿つて回動自在に突
出するつまみ51が立設されている。
一方、回転ブラシ室15の両端部に設けられて
いる仕切壁14bには、回転ブラシ体6の両端部
を囲撓する円形状(上ケース41と下ケース42
とに、それぞれ略半円状に形成されている)の案
内リブ52が幅広に形成されている。
従つて、遮蔽体47は、その軸48が上ケース
41と下ケース42とにより構成されて円形とな
る案内リブ52に回転自在に挟持されているとと
もに、第2図に示すように、つまみ51は外部か
ら操作可能であるように、透溝46から突出して
いる。
次に、第1図、第4図〜第5図を参照して作用
動作について説明する。
被清掃面4がじゆうたんの場合には、つまみ5
1を吸込口本体40の中央部方向に移動させて、
「じゆうたん」位置にすると、遮蔽体47は、第
4図に示すように、回転ブラシ体6の上方に位置
するとともに、吸込風によりタービン7が回転
し、この回転はベルト23を介して回転ブラシ体
6に伝達される。
次いで、被清掃面4が床面や畳などの場合に
は、つまみ51を吸込口本体40の前面方向に移
動して「床面・畳」位置にすると、第5図に示す
ように、遮蔽体47は回転ブラシ体6の下方に位
置する。
この時、回転ブラシ体6は遮蔽体47により上
方向に押し上げられて吸塵風路からは遮蔽れる。
この状態では、吸塵風路の断面積が狭くなるとと
もに、吸込口5からの吸込風は、遮蔽体47に案
内されて、回転ブラシ体6に邪魔されることな
く、直接迂回開口部25aへと円滑に誘導され
る。
それ故、従来のように回転ブラシ体6にごみが
からまることもない。この場合、タービン7は停
止している。
〔考案の効果〕
この考案は、回転ブラシ室には回転ブラシ体の
周囲に位置して回転ブラシ体の長さと略同一長さ
を有しかつ内部が中空の略半円筒状の遮蔽体が回
動自在に配設され、この遮蔽体を回転ブラシ体の
上方位置へ回動させた時、回転ブラシ体は吸塵風
路中に配置されるとともに、この遮蔽体を回転ブ
ラシ体の下方位置へ回動させた時、回転ブラシ体
は遮蔽体により上方向に押し上げられるとともに
吸塵風路から遮蔽されるようにしたので、被掃除
面が畳や床面の場合には、遮蔽体を回転ブラシ体
の下方に位置させるため、吸塵風路の断面積が狭
くなるから、吸込風の流速が速くなり吸塵性能が
向上する。又、回転ブラシ体は、遮蔽体により遮
断されて吸込風の吸塵風路内には位置していない
ので、吸込口から吸込まれたごみは、回転ブラシ
体に邪魔されることなく遮蔽体に案内されて円滑
に吸込口本体内に吸引され、騒音の発生も阻止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の一実施例を示すも
ので、第1図は展開斜視図、第2図は斜視図、第
3図は遮蔽体47の斜視図、第4図、第5図は動
作状態を示す断面図、第6図〜第7図は従来例を
示すもので、第6図は展開斜視図、第7図は断面
図である。 1……吸込口本体、5……吸込口、6……回転
ブラシ体、7……駆動源としてのタービン、8,
9……回転管、15……回転ブラシ室、16……
駆動源収納室、23……ベルト、25a……迂回
開口部、25b……吹付開口部、47……遮蔽
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下面に吸込口が形成され、かつ後端中央部に回
    転管が取り付けられた吸込口本体と、 この吸込口本体の前部に形成された回転ブラシ
    室に内側から前記吸込口に臨ませて上下動自在で
    かつ回転自在に配設された回転ブラシ体と、 前記吸込口本体の後部に形成された駆動源収納
    室に配設された前記回転ブラシ体にベルトを介し
    て回転力を伝達する駆動源と、 前記吸込口本体に形成され前記吸込口から回転
    ブラシ室をへて回転管に至る吸塵風路と、 を備えた電気掃除機の吸込口体において、 前記回転ブラシ室には、前記回転ブラシ体の周
    囲に位置して前記回転ブラシ体の長さと略同一長
    さを有しかつ内部が中空の略半円筒状の遮蔽体が
    回動自在に配設され、この遮蔽体を前記回転ブラ
    シ体の上方位置へ回動させた時前記回転ブラシ体
    は前記吸塵風路中に配置されるとともにこの遮蔽
    体を前記回転ブラシ体の下方位置へ回動させたと
    き前記回転ブラシ体は前記遮蔽体により上方向に
    押し上げられるとともに前記吸塵風路から遮蔽さ
    れること を特徴とする電気掃除機の吸込口体。
JP73486U 1986-01-09 1986-01-09 Expired JPH0355428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP73486U JPH0355428Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP73486U JPH0355428Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62112560U JPS62112560U (ja) 1987-07-17
JPH0355428Y2 true JPH0355428Y2 (ja) 1991-12-10

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ID=30777979

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP73486U Expired JPH0355428Y2 (ja) 1986-01-09 1986-01-09

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4468440B2 (ja) * 2005-01-31 2010-05-26 株式会社東芝 電気掃除機およびその吸込口体
US8057679B2 (en) 2008-07-09 2011-11-15 Baxter International Inc. Dialysis system having trending and alert generation
US8282829B2 (en) 2009-05-20 2012-10-09 Baxter International Inc. System and method for automated data collection of twenty-four hour ultrafiltration and other patient parameters using wired or wireless technology

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JPS62112560U (ja) 1987-07-17

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