JP2001169977A - 電気掃除機およびその吸込口体 - Google Patents
電気掃除機およびその吸込口体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で連通管の回動範囲を増大できる
電気掃除機の吸込口体を提供する。 【解決手段】 ケース体24に下面に吸込口30を開口する
吸込室31に連通し後部略中央に後方に突出する軸支管部
57を有した連結管部55を設ける。軸支管部57に回動自在
に軸支する円筒状部85を有した継手部61を設ける。継手
部61に円筒状部85の径方向に沿って略水平でかつ上方に
位置して軸支する回転軸67を一端上部に設け先端側が上
下方向に回動可能で円筒状部71に連通する連通管部62を
設ける。連通管部62の軸方向を前後方向に回動した状態
では重なり合い、上下方向に回動した状態で連通管部62
の一端下部を継手部61に亘って覆う揺動閉塞体75を回転
軸67に回動自在に軸支する。軸方向が水平方向から上下
方向まで風路の閉塞や隙間の開口を防止して大きな回動
範囲で連通管部62を軸支でき、掃除性を向上できる。
電気掃除機の吸込口体を提供する。 【解決手段】 ケース体24に下面に吸込口30を開口する
吸込室31に連通し後部略中央に後方に突出する軸支管部
57を有した連結管部55を設ける。軸支管部57に回動自在
に軸支する円筒状部85を有した継手部61を設ける。継手
部61に円筒状部85の径方向に沿って略水平でかつ上方に
位置して軸支する回転軸67を一端上部に設け先端側が上
下方向に回動可能で円筒状部71に連通する連通管部62を
設ける。連通管部62の軸方向を前後方向に回動した状態
では重なり合い、上下方向に回動した状態で連通管部62
の一端下部を継手部61に亘って覆う揺動閉塞体75を回転
軸67に回動自在に軸支する。軸方向が水平方向から上下
方向まで風路の閉塞や隙間の開口を防止して大きな回動
範囲で連通管部62を軸支でき、掃除性を向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸にて上下方
向に回動自在に軸支した連通管を備えた電気掃除機およ
びその吸込口体に関する。
向に回動自在に軸支した連通管を備えた電気掃除機およ
びその吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機の吸込口体と
して、例えば特開平11−197065号公報に記載の
構成が知られている。
して、例えば特開平11−197065号公報に記載の
構成が知られている。
【0003】この特開平11−197065号公報に記
載の電気掃除機の吸込口体は、略四隅に車輪を有し下面
に吸込口を開口する前後方向に対して横長のケース体
に、吸込口に連通する連通管を軸方向がケース体の前後
方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能に回
動自在に軸支した構成が知られている。この吸込口体
は、ケース体の後部略中央に円筒状で軸方向がケース体
の前後方向に沿って一体的に設けられ吸込口に連通する
連結管部に回転自在に嵌合する継手部を備えている。ま
た、連通管は、継手部の径方向に軸方向を有し継手部に
回転自在に軸支される回転軸をそれぞれ一対突設し、延
長管に接続される軸方向の他端側が上下方向に回動可能
に継手部に軸支され中間部が屈曲した形状となってい
る。そして、連通管は、継手部および連通管の回動によ
り、連通管の他端側の軸方向がケース体の前後方向に沿
う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能でかつ長手方
向に沿う位置において上下方向に回動可能となってい
る。
載の電気掃除機の吸込口体は、略四隅に車輪を有し下面
に吸込口を開口する前後方向に対して横長のケース体
に、吸込口に連通する連通管を軸方向がケース体の前後
方向に沿う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能に回
動自在に軸支した構成が知られている。この吸込口体
は、ケース体の後部略中央に円筒状で軸方向がケース体
の前後方向に沿って一体的に設けられ吸込口に連通する
連結管部に回転自在に嵌合する継手部を備えている。ま
た、連通管は、継手部の径方向に軸方向を有し継手部に
回転自在に軸支される回転軸をそれぞれ一対突設し、延
長管に接続される軸方向の他端側が上下方向に回動可能
に継手部に軸支され中間部が屈曲した形状となってい
る。そして、連通管は、継手部および連通管の回動によ
り、連通管の他端側の軸方向がケース体の前後方向に沿
う位置と長手方向に沿う位置とに選択可能でかつ長手方
向に沿う位置において上下方向に回動可能となってい
る。
【0004】ところで、連通管は、回転軸が連通管の中
心を通る径方向に位置することから、連通管が上下方向
に沿うように回動した際に連通管の一端の上部が回動軸
よりケース体側の前側に位置する状態となって風路の一
部を塞ぐことがないように切り欠かれた状態に形成され
ている。そして、この連通管の他端側を下方に回動した
状態で、一端側の切り欠かれた部分が継手部から露出し
て開口しないように、継手部および連通管の一端側の上
部間に位置して連通管の切り欠かれた部分を閉塞するよ
うに、湾曲板状に形成された閉塞体が摺動可能に配設さ
れている。
心を通る径方向に位置することから、連通管が上下方向
に沿うように回動した際に連通管の一端の上部が回動軸
よりケース体側の前側に位置する状態となって風路の一
部を塞ぐことがないように切り欠かれた状態に形成され
ている。そして、この連通管の他端側を下方に回動した
状態で、一端側の切り欠かれた部分が継手部から露出し
て開口しないように、継手部および連通管の一端側の上
部間に位置して連通管の切り欠かれた部分を閉塞するよ
うに、湾曲板状に形成された閉塞体が摺動可能に配設さ
れている。
【0005】そして、この吸込口体は、通常の床面を掃
除する際には連通管の軸方向を前後方向に略沿わせてケ
ース体を左右方向に長手状となるように走行させて掃除
し、家具の間等の狭い場所を掃除する際には軸方向をケ
ース体の長手方向に沿わせて走行方向に長手状となるよ
うに走行させて掃除し、掃除形態が可変可能となってい
る。さらに、延長管を連通管に接続した状態で連通管の
他端側が上下方向に沿う状態とすることにより、掃除機
本体に吸込口本体を延長管とともに係止可能な構成が採
られている。
除する際には連通管の軸方向を前後方向に略沿わせてケ
ース体を左右方向に長手状となるように走行させて掃除
し、家具の間等の狭い場所を掃除する際には軸方向をケ
ース体の長手方向に沿わせて走行方向に長手状となるよ
うに走行させて掃除し、掃除形態が可変可能となってい
る。さらに、延長管を連通管に接続した状態で連通管の
他端側が上下方向に沿う状態とすることにより、掃除機
本体に吸込口本体を延長管とともに係止可能な構成が採
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−197065号公報に記載の電気掃除機の吸
込口体では、連通管の中間部が屈曲するため、家具の下
部を掃除するなどの場合、吸込口本体が家具の下部に移
動したとしても延長管が家具の下端に当接するため、連
通管の軸方向がケース体の長手方向に沿うように、連結
管に対して継手部を回動させるとともに継手部に対して
連通管を回動して延長管の軸方向に対してケース体の長
手方向が沿うように家具の下部に移動して掃除する必要
があり、掃除作業が煩雑となるおそれがある。
開平11−197065号公報に記載の電気掃除機の吸
込口体では、連通管の中間部が屈曲するため、家具の下
部を掃除するなどの場合、吸込口本体が家具の下部に移
動したとしても延長管が家具の下端に当接するため、連
通管の軸方向がケース体の長手方向に沿うように、連結
管に対して継手部を回動させるとともに継手部に対して
連通管を回動して延長管の軸方向に対してケース体の長
手方向が沿うように家具の下部に移動して掃除する必要
があり、掃除作業が煩雑となるおそれがある。
【0007】このため、継手部を連結管に対して回動さ
せることなく家具の下部を掃除可能とするために、連通
管を屈曲することなく直管状に形成して一端側に設けた
回転軸にて上下方向に回動可能に軸支することが考えら
れる。
せることなく家具の下部を掃除可能とするために、連通
管を屈曲することなく直管状に形成して一端側に設けた
回転軸にて上下方向に回動可能に軸支することが考えら
れる。
【0008】しかしながら、連通部を上下方向に回動可
能に軸支した場合、その回転軸が連通管の中心を通る径
方向に位置することから、連通管が上下方向に沿うよう
に回動した際、その一端の上部が回転軸よりケース体側
の前側に位置する状態となり風路の一部を塞ぐ状態とな
るので、連通管の一端側の上部を切り欠き、連通管が前
後方向に沿うように回動した際に切り欠きが開口しない
ように摺動自在の閉塞板を配設する必要があるが、閉塞
板を配設することにより、連通管が上下方向に沿うよう
に回動すると閉塞板と連通管とが干渉してしまい回動で
きなくなる、あるいは、干渉しないようにすると閉塞板
が風路の一部を閉塞してしまう問題がある。
能に軸支した場合、その回転軸が連通管の中心を通る径
方向に位置することから、連通管が上下方向に沿うよう
に回動した際、その一端の上部が回転軸よりケース体側
の前側に位置する状態となり風路の一部を塞ぐ状態とな
るので、連通管の一端側の上部を切り欠き、連通管が前
後方向に沿うように回動した際に切り欠きが開口しない
ように摺動自在の閉塞板を配設する必要があるが、閉塞
板を配設することにより、連通管が上下方向に沿うよう
に回動すると閉塞板と連通管とが干渉してしまい回動で
きなくなる、あるいは、干渉しないようにすると閉塞板
が風路の一部を閉塞してしまう問題がある。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で連通管の回動範囲が増大する電気掃除
機およびその吸込口体を提供することを目的とする。
で、簡単な構成で連通管の回動範囲が増大する電気掃除
機およびその吸込口体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機の吸込口体は、被掃除面と対向する面に吸込口を開口
し前後方向に対して交差する方向に長手方向を有するケ
ース体と、前記吸込口に連通して設けられ、前記ケース
体側に位置する一端側の上部が前記ケース体の長手方向
に沿った回転軸により前記ケース体に対して回転自在に
軸支されて他端側が上下方向に回動可能な略円筒状の連
通管と、この連通管の一端側下部に配設され、前記ケー
ス体および前記連通管に対して相対的に前記回転軸を中
心として摺動可能で、前記連通管の他端が上方に回動し
た状態で前記ケース体および前記連通管の一端間を閉塞
し、前記連通管の他端が下方に回動した状態で前記連通
管の一端下部に重なり合う閉塞体とを具備したものであ
る。
機の吸込口体は、被掃除面と対向する面に吸込口を開口
し前後方向に対して交差する方向に長手方向を有するケ
ース体と、前記吸込口に連通して設けられ、前記ケース
体側に位置する一端側の上部が前記ケース体の長手方向
に沿った回転軸により前記ケース体に対して回転自在に
軸支されて他端側が上下方向に回動可能な略円筒状の連
通管と、この連通管の一端側下部に配設され、前記ケー
ス体および前記連通管に対して相対的に前記回転軸を中
心として摺動可能で、前記連通管の他端が上方に回動し
た状態で前記ケース体および前記連通管の一端間を閉塞
し、前記連通管の他端が下方に回動した状態で前記連通
管の一端下部に重なり合う閉塞体とを具備したものであ
る。
【0011】そして、略円筒状の連通管のケース体側の
一端上部をケース体の長手方向に沿って軸方向を有した
回転軸により回動可能に軸支し、連通管の他端が上方に
回動した状態でケース体および連通管の一端間を閉塞
し、連通管の他端が下方に回動した状態で連通管の一端
下部に重なり合う閉塞体を、ケース体および連通管に対
して相対的に回転軸を中心として摺動可能に連通管の一
端側下部に配設するため、軸方向が前後方向に沿った状
態に回動した連通管に閉塞体が重なり合ってケース体の
吸込口に連通する風路を閉塞せず、軸方向が上下方向に
沿った状態に連通管を回動した状態で連通管とケース体
との間に生じる開口部分は相対的に摺動可能な閉塞体に
て閉塞するため、例えば回転軸が軸方向を連通管部の中
心を通る径方向に位置して設ける場合では、連通管部の
一端あるいは閉塞体にて風路が閉塞されたり、連通管部
とケース体との間に隙間が生じるなどのおそれがある
が、軸方向が前後方向に沿う状態から軸方向が上下方向
に沿う状態まで、風路を閉塞したり開口を生じることな
く連通管が回動可能に軸支され、閉塞体を上部に設けた
回転軸と反対側の回動側となる下部に設ける簡単な構造
で連通管の回動範囲が増大し、掃除作業が容易となる。
一端上部をケース体の長手方向に沿って軸方向を有した
回転軸により回動可能に軸支し、連通管の他端が上方に
回動した状態でケース体および連通管の一端間を閉塞
し、連通管の他端が下方に回動した状態で連通管の一端
下部に重なり合う閉塞体を、ケース体および連通管に対
して相対的に回転軸を中心として摺動可能に連通管の一
端側下部に配設するため、軸方向が前後方向に沿った状
態に回動した連通管に閉塞体が重なり合ってケース体の
吸込口に連通する風路を閉塞せず、軸方向が上下方向に
沿った状態に連通管を回動した状態で連通管とケース体
との間に生じる開口部分は相対的に摺動可能な閉塞体に
て閉塞するため、例えば回転軸が軸方向を連通管部の中
心を通る径方向に位置して設ける場合では、連通管部の
一端あるいは閉塞体にて風路が閉塞されたり、連通管部
とケース体との間に隙間が生じるなどのおそれがある
が、軸方向が前後方向に沿う状態から軸方向が上下方向
に沿う状態まで、風路を閉塞したり開口を生じることな
く連通管が回動可能に軸支され、閉塞体を上部に設けた
回転軸と反対側の回動側となる下部に設ける簡単な構造
で連通管の回動範囲が増大し、掃除作業が容易となる。
【0012】請求項2記載の電気掃除機の吸込口体は、
請求項1記載の電気掃除機の吸込口体において、閉塞体
は、連通管の回転軸の周面に当接する支持部を備えたも
のである。
請求項1記載の電気掃除機の吸込口体において、閉塞体
は、連通管の回転軸の周面に当接する支持部を備えたも
のである。
【0013】そして、閉塞体に連通管の回転軸の周面に
当接する支持部を設けるため、軸方向が上下方向に沿っ
た状態に連通管を回動した状態で連通管とケース体との
間に生じる開口部分を閉塞体が閉塞する状態において支
持部により閉塞体を支持するので、閉塞体が風路側に落
ち込むことを防止し、確実に連通管とケース体との間に
生じる開口部分を閉塞する。
当接する支持部を設けるため、軸方向が上下方向に沿っ
た状態に連通管を回動した状態で連通管とケース体との
間に生じる開口部分を閉塞体が閉塞する状態において支
持部により閉塞体を支持するので、閉塞体が風路側に落
ち込むことを防止し、確実に連通管とケース体との間に
生じる開口部分を閉塞する。
【0014】請求項3記載の電気掃除機の吸込口体は、
請求項2記載の電気掃除機の吸込口体において、回転軸
および支持部は、いずれか一方が円筒状に形成され、い
ずれか他方がいずれか一方に回転自在に嵌合する円柱状
に形成されたものである。
請求項2記載の電気掃除機の吸込口体において、回転軸
および支持部は、いずれか一方が円筒状に形成され、い
ずれか他方がいずれか一方に回転自在に嵌合する円柱状
に形成されたものである。
【0015】そして、回転軸および軸支部のいずれか一
方を円筒状に形成し、いずれか他方をいずれか一方に回
転自在に嵌合する円柱状に形成するため、連通管に閉塞
体が一体的に組み付けられ、閉塞体の摺動が円滑となる
とともに、組立製造性が向上する。
方を円筒状に形成し、いずれか他方をいずれか一方に回
転自在に嵌合する円柱状に形成するため、連通管に閉塞
体が一体的に組み付けられ、閉塞体の摺動が円滑となる
とともに、組立製造性が向上する。
【0016】請求項4記載の電気掃除機は、掃除機本体
と、この掃除機本体に接続される請求項1ないし3いず
れか一記載の電気掃除機の吸込口体とを具備したもので
ある。
と、この掃除機本体に接続される請求項1ないし3いず
れか一記載の電気掃除機の吸込口体とを具備したもので
ある。
【0017】そして、風路を閉塞したり開口を生じるこ
となく簡単な構造で連通管の回動範囲が増大して掃除作
業が容易となる請求項1ないし3いずれか一記載の電気
掃除機の吸込口体を備えるため、掃除性が向上する。
となく簡単な構造で連通管の回動範囲が増大して掃除作
業が容易となる請求項1ないし3いずれか一記載の電気
掃除機の吸込口体を備えるため、掃除性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を示
す電気掃除機の構成を図面を参照して説明する。
す電気掃除機の構成を図面を参照して説明する。
【0019】図8において、1は掃除機本体で、この掃
除機本体1は、上面を開口した下部本体ケース2a、およ
び、この下部本体ケース2aの後部上面を閉塞する上部本
体ケース2bが、前面を含む周縁にバンパ3を挟持して接
合されて前側上面を開口した本体ケース2を有してい
る。そして、掃除機本体1は、本体ケース2の前側上面
を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支してい
る。
除機本体1は、上面を開口した下部本体ケース2a、およ
び、この下部本体ケース2aの後部上面を閉塞する上部本
体ケース2bが、前面を含む周縁にバンパ3を挟持して接
合されて前側上面を開口した本体ケース2を有してい
る。そして、掃除機本体1は、本体ケース2の前側上面
を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支してい
る。
【0020】また、本体ケース2は、進行方向の前側下
面に図示しない旋回自在の旋回輪が取り付けられ、本体
ケース2の後側側面に大径の従動輪6が回転自在に設け
られ、掃除機本体1は旋回輪と従動輪6とにて被掃除面
である床面上を走行可能となっている。さらに、本体ケ
ース2の上部には、上下方向に摺動可能なハンドル7が
設けられている。また、本体ケース2の底面には、前方
に向けて凹状に開口し、本体ケース2の後面を床面に対
向するように立位状態とした際に上方に向けて開口する
図示しない引っ掛け凹部が設けられている。
面に図示しない旋回自在の旋回輪が取り付けられ、本体
ケース2の後側側面に大径の従動輪6が回転自在に設け
られ、掃除機本体1は旋回輪と従動輪6とにて被掃除面
である床面上を走行可能となっている。さらに、本体ケ
ース2の上部には、上下方向に摺動可能なハンドル7が
設けられている。また、本体ケース2の底面には、前方
に向けて凹状に開口し、本体ケース2の後面を床面に対
向するように立位状態とした際に上方に向けて開口する
図示しない引っ掛け凹部が設けられている。
【0021】そして、掃除機本体1内には、図示しない
電動送風機が収容される電動送風機室が後側に区画形成
され、この電動送風機の吸込側に連通しかつ上方が開放
して蓋体4にて開閉され集塵フィルタを収容する図示し
ない集塵室が前側に区画形成されている。さらに、掃除
機本体1の前側には、集塵室に臨んで開口しホース8が
着脱可能に接続される接続口9が形成されている。
電動送風機が収容される電動送風機室が後側に区画形成
され、この電動送風機の吸込側に連通しかつ上方が開放
して蓋体4にて開閉され集塵フィルタを収容する図示し
ない集塵室が前側に区画形成されている。さらに、掃除
機本体1の前側には、集塵室に臨んで開口しホース8が
着脱可能に接続される接続口9が形成されている。
【0022】また、ホース8は、可撓なホース本体11
と、このホース本体11の一端に設けられ掃除機本体1の
接続口9に着脱可能に差し込み接続される連結管12と、
ホース本体11の他端に設けられ延長管13を介して吸込口
本体14が接続される把持部15とにて構成されている。そ
して、把持部15には、電動送風機の駆動状態を設定操作
する各種スイッチ16,16を有した操作手段17が配設され
ている。
と、このホース本体11の一端に設けられ掃除機本体1の
接続口9に着脱可能に差し込み接続される連結管12と、
ホース本体11の他端に設けられ延長管13を介して吸込口
本体14が接続される把持部15とにて構成されている。そ
して、把持部15には、電動送風機の駆動状態を設定操作
する各種スイッチ16,16を有した操作手段17が配設され
ている。
【0023】さらに、延長管13には、本体ケース2の引
っ掛け凹部に係脱可能に係合し、ホース8および吸込口
本体14を接続した状態でも延長管13を本体ケース2に係
脱可能に保持するフック部18が設けられている。
っ掛け凹部に係脱可能に係合し、ホース8および吸込口
本体14を接続した状態でも延長管13を本体ケース2に係
脱可能に保持するフック部18が設けられている。
【0024】一方、吸込口本体14は、図1ないし図6に
示すように、前後方向である走行方向に対して横長矩形
状で、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(AB
S)樹脂などの合成樹脂製の上面を開口した下部ケース
21と、この下部ケース21の上部に上面の開口を覆い同材
質の下面を開口する上部ケース22とが、下部ケース21お
よび上部ケース22の前面を含む周面に沿って軟質部材の
緩衝体23を挟持して結合固定されて、後部略中央が後方
に向けて突出する凸字状のケース体24を備えている。
示すように、前後方向である走行方向に対して横長矩形
状で、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(AB
S)樹脂などの合成樹脂製の上面を開口した下部ケース
21と、この下部ケース21の上部に上面の開口を覆い同材
質の下面を開口する上部ケース22とが、下部ケース21お
よび上部ケース22の前面を含む周面に沿って軟質部材の
緩衝体23を挟持して結合固定されて、後部略中央が後方
に向けて突出する凸字状のケース体24を備えている。
【0025】そして、下部ケース21は上面に略垂直にリ
ブ下部25a を有し、上部ケース22は下面に略垂直に下端
縁がリブ下部25a に接合するリブ上部25b を有し、ケー
ス体24はリブ下部25a およびリブ上部25b により横長矩
形状の吸込部26とこの吸込部26の後部略中央に後方に一
対突出するハウジング部27,27とにて凸字状に形成され
ている。また、吸込部26内には、リブ下部25a およびリ
ブ上部25b により、前側に横長に位置し下部ケース21の
下面に吸込口30が開口形成された吸込室31がハウジング
部27,27に対して区画形成されている。さらに、ケース
体24の吸込室31の一端下面は下方に向けて開口し、この
開口に閉塞板32が装着具33にて着脱可能に取り付けられ
ている。また、リブ下部25a およびリブ上部25b の略中
央には、それぞれ対向して凹状に形成された切欠保持凹
部35a ,35b がそれぞれ設けられている。
ブ下部25a を有し、上部ケース22は下面に略垂直に下端
縁がリブ下部25a に接合するリブ上部25b を有し、ケー
ス体24はリブ下部25a およびリブ上部25b により横長矩
形状の吸込部26とこの吸込部26の後部略中央に後方に一
対突出するハウジング部27,27とにて凸字状に形成され
ている。また、吸込部26内には、リブ下部25a およびリ
ブ上部25b により、前側に横長に位置し下部ケース21の
下面に吸込口30が開口形成された吸込室31がハウジング
部27,27に対して区画形成されている。さらに、ケース
体24の吸込室31の一端下面は下方に向けて開口し、この
開口に閉塞板32が装着具33にて着脱可能に取り付けられ
ている。また、リブ下部25a およびリブ上部25b の略中
央には、それぞれ対向して凹状に形成された切欠保持凹
部35a ,35b がそれぞれ設けられている。
【0026】さらに、下部ケース21は、吸込部26の下面
を構成する吸込下部21a と、この吸込下部21a の後部に
一体的に設けられハウジング部27,27の下面を構成する
一対のハウジング下部21b ,21b とにて凸字状に形成さ
れている。そして、吸込下部21a の前部には、複数例え
ば2カ所凹状で、前方に向けて深くなる案内傾斜下面37
a を有した吸気下凹部37が設けられている。
を構成する吸込下部21a と、この吸込下部21a の後部に
一体的に設けられハウジング部27,27の下面を構成する
一対のハウジング下部21b ,21b とにて凸字状に形成さ
れている。そして、吸込下部21a の前部には、複数例え
ば2カ所凹状で、前方に向けて深くなる案内傾斜下面37
a を有した吸気下凹部37が設けられている。
【0027】また、上部ケース22は、吸込部26の略上面
を覆って着脱可能に下部ケース21に取り付けられる断面
円弧状のケース蓋体22a と、このケース蓋体22a の後部
に一体的に鍔状に設けられ下部ケース21のハウジング下
部21b を覆いハウジング部27を構成するケース覆部22b
とにて凸字状に形成されている。
を覆って着脱可能に下部ケース21に取り付けられる断面
円弧状のケース蓋体22a と、このケース蓋体22a の後部
に一体的に鍔状に設けられ下部ケース21のハウジング下
部21b を覆いハウジング部27を構成するケース覆部22b
とにて凸字状に形成されている。
【0028】さらに、緩衝体23は、例えばゴムなどの弾
性部材にて形成され、吸込部26の吸込室31の略前側上面
を覆い下部ケース21の前面より前方に突出し後部縁に上
部ケース22の前側縁に係合する係合爪部40を有し上部ケ
ース22の前側縁に連続する平板状のひさし部41を備えて
いる。そして、このひさし部41の下面には、一体に設け
られ下部ケース21の前側縁に下端縁が当接する支柱リブ
部42が一体に設けられている。さらに、ひさし部41の両
側には、下部ケース21および上部ケース22に挟持されケ
ース体24の側面から後部に亘ってケース体24の周面を覆
う帯状の保護カバー部43が一体に設けられている。ま
た、支柱リブ部42の下端縁には、下部ケース21の吸気下
凹部37に対応して凹状で、ひさし部41の先端部から連続
し後部に向けて深くなる案内傾斜上面44a を有した吸気
上凹部44が設けられている。そして、これら吸気下凹部
37および吸気上凹部44にて、ケース体24の前側には、前
方かつ下方に向けて吸気口45が開口形成され、この吸気
口45が吸込室31に連通する後方に従って上方に位置する
傾斜した吸気風路46が設けられている。
性部材にて形成され、吸込部26の吸込室31の略前側上面
を覆い下部ケース21の前面より前方に突出し後部縁に上
部ケース22の前側縁に係合する係合爪部40を有し上部ケ
ース22の前側縁に連続する平板状のひさし部41を備えて
いる。そして、このひさし部41の下面には、一体に設け
られ下部ケース21の前側縁に下端縁が当接する支柱リブ
部42が一体に設けられている。さらに、ひさし部41の両
側には、下部ケース21および上部ケース22に挟持されケ
ース体24の側面から後部に亘ってケース体24の周面を覆
う帯状の保護カバー部43が一体に設けられている。ま
た、支柱リブ部42の下端縁には、下部ケース21の吸気下
凹部37に対応して凹状で、ひさし部41の先端部から連続
し後部に向けて深くなる案内傾斜上面44a を有した吸気
上凹部44が設けられている。そして、これら吸気下凹部
37および吸気上凹部44にて、ケース体24の前側には、前
方かつ下方に向けて吸気口45が開口形成され、この吸気
口45が吸込室31に連通する後方に従って上方に位置する
傾斜した吸気風路46が設けられている。
【0029】そして、下部ケース21の吸込下部21a の前
部両端側には、従動前輪48a が回転自在に軸支された従
動前輪室48が形成されている。また、下部ケース21の一
対のハウジング下部21b ,21b には、それぞれ従動後輪
49a が回転自在に軸支された従動後輪室49が形成されて
いる。なお、従動後輪49a は、外周面に布などの柔軟部
材やゴムなどの弾性部材である図示しない保護シートが
設けられている。そして、ケース体24は、従動前輪48a
と従動後輪49a とにて被掃除面である床面上を走行可能
になっている。
部両端側には、従動前輪48a が回転自在に軸支された従
動前輪室48が形成されている。また、下部ケース21の一
対のハウジング下部21b ,21b には、それぞれ従動後輪
49a が回転自在に軸支された従動後輪室49が形成されて
いる。なお、従動後輪49a は、外周面に布などの柔軟部
材やゴムなどの弾性部材である図示しない保護シートが
設けられている。そして、ケース体24は、従動前輪48a
と従動後輪49a とにて被掃除面である床面上を走行可能
になっている。
【0030】さらに、下部ケース21の下面には、前側縁
に沿って下方に向けて壁状に突出するリールリップ51が
着脱可能に設けられているとともに、吸込口30の後方に
左右方向に沿って、すなわち吸込口30の縁に沿って下方
に向けて例えばブラシ毛などの清掃部材52が壁状に突出
し床面から塵埃を掻き出す清掃体53が着脱可能に設けら
れている。そして、これらリールリップ51および清掃体
53により、掃除の際に吸込口30の下面が大気圧に対する
負圧状態を確保する。
に沿って下方に向けて壁状に突出するリールリップ51が
着脱可能に設けられているとともに、吸込口30の後方に
左右方向に沿って、すなわち吸込口30の縁に沿って下方
に向けて例えばブラシ毛などの清掃部材52が壁状に突出
し床面から塵埃を掻き出す清掃体53が着脱可能に設けら
れている。そして、これらリールリップ51および清掃体
53により、掃除の際に吸込口30の下面が大気圧に対する
負圧状態を確保する。
【0031】また、ケース体24には、ハウジング部27,
27間に位置して下部ケース21および上部ケース22に挟持
固定され吸込室31の後部略中央に連通する風路室54を区
画する連結管部55が設けられている。この連結管部55
は、円筒状で軸方向の一端側が吸込室31に向けてラッパ
状に次第に径大となる吸込管部56を有した軸支管部57を
有している。また、連結管部55は、吸込管部56の外周縁
に外方に向けて鍔状に突出し周縁がそれぞれ下部ケース
21および上部ケース22のリブ下部25a およびリブ上部25
b の各切欠保持凹部35a ,35b に係合する取付板部58を
備えている。そして、連結管部55は、軸支管部57の一端
側の吸込管部56が吸込室31に向けてラッパ状に拡開し他
端側がケース体24から後方に向けて略円筒状に突出し、
軸支管部57の軸方向が前後方向かつ水平方向に沿ってケ
ース体24に配設される。また、軸支管部57の外周面に
は、周方向に沿って凹溝状の取付凹溝部59が設けられて
いる。
27間に位置して下部ケース21および上部ケース22に挟持
固定され吸込室31の後部略中央に連通する風路室54を区
画する連結管部55が設けられている。この連結管部55
は、円筒状で軸方向の一端側が吸込室31に向けてラッパ
状に次第に径大となる吸込管部56を有した軸支管部57を
有している。また、連結管部55は、吸込管部56の外周縁
に外方に向けて鍔状に突出し周縁がそれぞれ下部ケース
21および上部ケース22のリブ下部25a およびリブ上部25
b の各切欠保持凹部35a ,35b に係合する取付板部58を
備えている。そして、連結管部55は、軸支管部57の一端
側の吸込管部56が吸込室31に向けてラッパ状に拡開し他
端側がケース体24から後方に向けて略円筒状に突出し、
軸支管部57の軸方向が前後方向かつ水平方向に沿ってケ
ース体24に配設される。また、軸支管部57の外周面に
は、周方向に沿って凹溝状の取付凹溝部59が設けられて
いる。
【0032】さらに、連結管部55の軸支管部57には、回
転自在に嵌着する回動管としての継手部61が取り付けら
れている。また、この継手部61には、一端を他端が上下
方向に回動自在に継手部61に軸支された連通管としての
連通管部62が取り付けられ、継手部61および連通管部62
にて接続管63が構成されている。
転自在に嵌着する回動管としての継手部61が取り付けら
れている。また、この継手部61には、一端を他端が上下
方向に回動自在に継手部61に軸支された連通管としての
連通管部62が取り付けられ、継手部61および連通管部62
にて接続管63が構成されている。
【0033】そして、連通管部62は、略円筒状で延長管
に一端が接続される筒状部65と、この筒状部65の他端に
設けられた連通回動部66とを備えている。また、連通回
動部66の開口縁の上部、すなわちケース体24の上部側に
対応する部分には、外周面の接線方向に軸方向を有する
回転軸67が一体に設けられている。そして、連通回動部
66は、上部に回転軸67の中心軸を中心とした円弧状の上
部摺接面68a を有し、下部に回転軸67の中心軸を中心と
した円弧状の下部摺接面68b を有し、回転軸67の軸方向
に沿って対向する一対の側面が略扇形状の側部摺接面68
c ,68c を有して側面視で扇柱状に形成されている。
に一端が接続される筒状部65と、この筒状部65の他端に
設けられた連通回動部66とを備えている。また、連通回
動部66の開口縁の上部、すなわちケース体24の上部側に
対応する部分には、外周面の接線方向に軸方向を有する
回転軸67が一体に設けられている。そして、連通回動部
66は、上部に回転軸67の中心軸を中心とした円弧状の上
部摺接面68a を有し、下部に回転軸67の中心軸を中心と
した円弧状の下部摺接面68b を有し、回転軸67の軸方向
に沿って対向する一対の側面が略扇形状の側部摺接面68
c ,68c を有して側面視で扇柱状に形成されている。
【0034】また、連通回動部66の開口する上縁には、
回転軸67の軸方向に沿い外方に向けて壁状に突出し継手
部61に当接して筒状部65の他端側が下方に回動すること
を規制する回動規制上部70が設けられている。さらに、
連通回動部66の開口する下縁には、回転軸67の軸方向に
沿い外方に向けて壁状に突出する抜止規制部71が設けら
れている。また、筒状部65の外周面の下部には、径方向
に沿って壁状に下方に向けて突出し継手部61の下部に当
接して回動を規制する回動規制下部72が突設されてい
る。さらに、筒状部65の外周面には、軸方向を前後方向
に沿って位置する状態で水平方向に沿った径方向の位置
に、軸方向に沿って壁状の図示しない係止爪部が一対突
設されている。これら係止爪部は、連通管部62の筒状部
65の軸方向をケース体24の長手方向に沿って位置する状
態で、ケース体24のハウジング部27,27の先端上面に上
方に向けて突設された引っ掛け爪部74にそれぞれ係合可
能となっている。
回転軸67の軸方向に沿い外方に向けて壁状に突出し継手
部61に当接して筒状部65の他端側が下方に回動すること
を規制する回動規制上部70が設けられている。さらに、
連通回動部66の開口する下縁には、回転軸67の軸方向に
沿い外方に向けて壁状に突出する抜止規制部71が設けら
れている。また、筒状部65の外周面の下部には、径方向
に沿って壁状に下方に向けて突出し継手部61の下部に当
接して回動を規制する回動規制下部72が突設されてい
る。さらに、筒状部65の外周面には、軸方向を前後方向
に沿って位置する状態で水平方向に沿った径方向の位置
に、軸方向に沿って壁状の図示しない係止爪部が一対突
設されている。これら係止爪部は、連通管部62の筒状部
65の軸方向をケース体24の長手方向に沿って位置する状
態で、ケース体24のハウジング部27,27の先端上面に上
方に向けて突設された引っ掛け爪部74にそれぞれ係合可
能となっている。
【0035】さらに、連通管部62には、連通回動部66に
位置して閉塞体としての揺動閉塞体75が設けられてい
る。この揺動閉塞体75は、連通回動部66の下部摺接面68
b の中心となる回転軸67の中心軸を中心として湾曲する
閉塞底板76を備えている。そして、この閉塞底板76の湾
曲しない一縁には、湾曲する側に向けて壁状に突出し先
端が連通回動部66の下部摺接面68b に摺接し連通回動部
66の抜止規制部71に当接して連通回動部66から外れるこ
とを規制する抜止係止爪部77が設けられている。さら
に、閉塞底板76の湾曲する一対の縁には、外面が連通回
動部66の側部摺接面68c にそれぞれ摺接する補強リブ部
78が設けられている。また、閉塞底板76には、補強リブ
部78の抜止係止爪部77が設けられている側に閉塞底板76
の中心軸に向けて帯状で連通回動部66の側部摺接面68c
にそれぞれ摺接する閉塞底板79がそれぞれ一体に設けら
れている。さらに、閉塞側板79の先端には、中心軸が閉
塞底板76の中心軸に同軸上となり回転軸67を回転自在に
嵌合する円筒状の支持部80が設けられている。
位置して閉塞体としての揺動閉塞体75が設けられてい
る。この揺動閉塞体75は、連通回動部66の下部摺接面68
b の中心となる回転軸67の中心軸を中心として湾曲する
閉塞底板76を備えている。そして、この閉塞底板76の湾
曲しない一縁には、湾曲する側に向けて壁状に突出し先
端が連通回動部66の下部摺接面68b に摺接し連通回動部
66の抜止規制部71に当接して連通回動部66から外れるこ
とを規制する抜止係止爪部77が設けられている。さら
に、閉塞底板76の湾曲する一対の縁には、外面が連通回
動部66の側部摺接面68c にそれぞれ摺接する補強リブ部
78が設けられている。また、閉塞底板76には、補強リブ
部78の抜止係止爪部77が設けられている側に閉塞底板76
の中心軸に向けて帯状で連通回動部66の側部摺接面68c
にそれぞれ摺接する閉塞底板79がそれぞれ一体に設けら
れている。さらに、閉塞側板79の先端には、中心軸が閉
塞底板76の中心軸に同軸上となり回転軸67を回転自在に
嵌合する円筒状の支持部80が設けられている。
【0036】そして、揺動閉塞体75は、支持部80が回転
軸67,67にそれぞれ嵌合し、図2に示すように連通管部
62の軸方向が前後方向に沿った状態で連通回動部66に重
なる状態と、図1に示すように連通管部62の軸方向が上
下方向に沿った状態で連通回動部66の下部、すなわちケ
ース体24の下部側に対応する部分を覆う状態との間で連
通回動部66に対して相対的に回動可能に軸支される。
軸67,67にそれぞれ嵌合し、図2に示すように連通管部
62の軸方向が前後方向に沿った状態で連通回動部66に重
なる状態と、図1に示すように連通管部62の軸方向が上
下方向に沿った状態で連通回動部66の下部、すなわちケ
ース体24の下部側に対応する部分を覆う状態との間で連
通回動部66に対して相対的に回動可能に軸支される。
【0037】一方、継手部61は、連結管部55を嵌合して
回転自在に保持される円筒状の円筒状部85と、この円筒
状部85の一端縁の半周に下方に向けて開口する略半球状
に一連に突設された上継手部86と、この上継手部86の下
面を覆ってねじ止めなどにより一体的に取り付けられる
略半球状の下継手部87とを備えている。
回転自在に保持される円筒状の円筒状部85と、この円筒
状部85の一端縁の半周に下方に向けて開口する略半球状
に一連に突設された上継手部86と、この上継手部86の下
面を覆ってねじ止めなどにより一体的に取り付けられる
略半球状の下継手部87とを備えている。
【0038】そして、円筒状部85の径方向の位置には、
連結管部55の軸支管部57の取付凹溝部59に対向して一対
の通孔88が設けられている。そして、この通孔88には、
この通孔88を介して軸支管部57の取付凹溝部59に摺動自
在に係合する取付部材89が係脱可能に取り付けられ、継
手部61の円筒状部85が連結管部55に回転自在に取り付け
られる。
連結管部55の軸支管部57の取付凹溝部59に対向して一対
の通孔88が設けられている。そして、この通孔88には、
この通孔88を介して軸支管部57の取付凹溝部59に摺動自
在に係合する取付部材89が係脱可能に取り付けられ、継
手部61の円筒状部85が連結管部55に回転自在に取り付け
られる。
【0039】また、上継手部86は、下面に連通管部62の
連通回動部66の回動規制上部70の先端が摺接する円弧状
の上部湾曲摺動面91を下面に有した湾曲上板部92と、こ
の湾曲上板部92の湾曲する一対の縁にそれぞれ連続し下
方に向けて球面状に湾曲する球状上カバー部93とを有
し、外面側が略半球状に連続して形成されている。ま
た、上継手部86の湾曲上板部92と球状上カバー部93,93
との間には、下方に向けて壁状に突出し湾曲上板部92側
の面に揺動閉塞体75の側部摺接面68c が摺接する略平行
な一対の区画上リブ94,94が設けられている。さらに、
上継手部86の湾曲上板部92には、連通管部62の筒状部65
が挿入可能に略コ字状に切欠上逃げ部95が切欠形成され
ている。そして、この湾曲上板部92の切欠上逃げ部95の
縁には、下方に向けて壁状に突出し先端が連通回動部66
の上部摺接面68a に摺接するとともに連通回動部66の回
転規制上部70が当接して連通管部62の回動を規制する摺
接回動規制部96が設けられている。
連通回動部66の回動規制上部70の先端が摺接する円弧状
の上部湾曲摺動面91を下面に有した湾曲上板部92と、こ
の湾曲上板部92の湾曲する一対の縁にそれぞれ連続し下
方に向けて球面状に湾曲する球状上カバー部93とを有
し、外面側が略半球状に連続して形成されている。ま
た、上継手部86の湾曲上板部92と球状上カバー部93,93
との間には、下方に向けて壁状に突出し湾曲上板部92側
の面に揺動閉塞体75の側部摺接面68c が摺接する略平行
な一対の区画上リブ94,94が設けられている。さらに、
上継手部86の湾曲上板部92には、連通管部62の筒状部65
が挿入可能に略コ字状に切欠上逃げ部95が切欠形成され
ている。そして、この湾曲上板部92の切欠上逃げ部95の
縁には、下方に向けて壁状に突出し先端が連通回動部66
の上部摺接面68a に摺接するとともに連通回動部66の回
転規制上部70が当接して連通管部62の回動を規制する摺
接回動規制部96が設けられている。
【0040】また、下継手部87は、上継手部86の湾曲上
板部92に対向し揺動閉塞体75の閉塞底板76の外面側が摺
接する上方に向けて湾曲した下部摺接面101 を有した湾
曲下板部102 と、この湾曲下板部102 の湾曲する一対の
縁にそれぞれ連続し上方に向けて球面状に湾曲する球状
下カバー部103 ,103 とを有し、外面側が略半球状に連
続して形成されている。そして、下継手部87の湾曲下板
部102 と球状下カバー部103 との間には、上下方向に壁
状に突出し湾曲下板部102 側の面に揺動閉塞体75の側部
摺接面68c が摺接する略平行な一対の区画下リブ104 ,
104 が設けられている。また、下継手部87の湾曲下板部
102 には、連通管部62の筒状部65が挿入可能に略コ字状
に切欠下逃げ部105 が切欠形成されている。さらに、湾
曲下板部102 には、切欠下逃げ部105 と反対側の縁に上
方に壁状に突出し上端縁が円筒状部85の外周面に係合す
る略半円凹状の連結係合凹部106 が切欠形成され、揺動
閉塞体75の閉塞底板76および連通管部62の連通回動部66
の下部縁が当接して揺動閉塞体75および連通管部62の回
動を規制する連結回動規制部107 が設けられている。
板部92に対向し揺動閉塞体75の閉塞底板76の外面側が摺
接する上方に向けて湾曲した下部摺接面101 を有した湾
曲下板部102 と、この湾曲下板部102 の湾曲する一対の
縁にそれぞれ連続し上方に向けて球面状に湾曲する球状
下カバー部103 ,103 とを有し、外面側が略半球状に連
続して形成されている。そして、下継手部87の湾曲下板
部102 と球状下カバー部103 との間には、上下方向に壁
状に突出し湾曲下板部102 側の面に揺動閉塞体75の側部
摺接面68c が摺接する略平行な一対の区画下リブ104 ,
104 が設けられている。また、下継手部87の湾曲下板部
102 には、連通管部62の筒状部65が挿入可能に略コ字状
に切欠下逃げ部105 が切欠形成されている。さらに、湾
曲下板部102 には、切欠下逃げ部105 と反対側の縁に上
方に壁状に突出し上端縁が円筒状部85の外周面に係合す
る略半円凹状の連結係合凹部106 が切欠形成され、揺動
閉塞体75の閉塞底板76および連通管部62の連通回動部66
の下部縁が当接して揺動閉塞体75および連通管部62の回
動を規制する連結回動規制部107 が設けられている。
【0041】さらに、下継手部87の区画下リブ104 ,10
4 には、上端縁の中間部に上方に向けて舌片状に突出す
る軸支リブ110 がそれぞれ設けられている。また、上継
手部86の区画上リブ94,94には、下端縁の中間部に軸支
リブ110 が係合する同形状に凹状に切り欠き形成された
軸支凹部111 がそれぞれ設けられている。そして、軸支
リブ110 の先端縁およびこの先端縁と接合する軸支凹部
111 の縁には、それぞれ略半円状に軸支切欠部112 ,11
2 が対向して切り欠き形成され、これら軸支切欠部112
にて連通管部62の回転軸67,67を回転自在に軸支する略
円形の軸受孔113 ,113 を構成する。なお、軸支リブ11
0 および軸支凹部111 は、図7に示すように、軸受孔11
3 ,113 の中心軸が円筒状部85の中心軸に直交する径方
向に沿って略水平でかつ円筒状部85の中心軸より上方に
位置する状態に形成されている。
4 には、上端縁の中間部に上方に向けて舌片状に突出す
る軸支リブ110 がそれぞれ設けられている。また、上継
手部86の区画上リブ94,94には、下端縁の中間部に軸支
リブ110 が係合する同形状に凹状に切り欠き形成された
軸支凹部111 がそれぞれ設けられている。そして、軸支
リブ110 の先端縁およびこの先端縁と接合する軸支凹部
111 の縁には、それぞれ略半円状に軸支切欠部112 ,11
2 が対向して切り欠き形成され、これら軸支切欠部112
にて連通管部62の回転軸67,67を回転自在に軸支する略
円形の軸受孔113 ,113 を構成する。なお、軸支リブ11
0 および軸支凹部111 は、図7に示すように、軸受孔11
3 ,113 の中心軸が円筒状部85の中心軸に直交する径方
向に沿って略水平でかつ円筒状部85の中心軸より上方に
位置する状態に形成されている。
【0042】そして、先端縁が接合する一対の区画上リ
ブ94,94および区画下リブ104 ,104 により、湾曲上板
部92および湾曲下板部102 間に連通管部62の連通回動部
66を収容する風路空間部115 が区画形成され、図1に示
すように連通管部62の軸方向が上下方向に沿った状態
で、揺動閉塞体75の閉塞底板76は連通管部62の先端下部
と下継手部87の湾曲下板部102 間に架橋するように位置
して閉塞し、風路空間部115 が隙間を開口することなく
連通管部62に連通する。なお、揺動閉塞体75は継手部61
および連通管部62の連通回動部66に摺接するとともに、
連通回動部66の上部は継手部61の上継手部86に摺接する
ため、リークする隙間を生じない。そして、接続管63
は、回転軸67で回動しても、連通管部62の筒状部65が延
長管13およびホース8を介して掃除機本体1に着脱自在
に接続される状態で、隙間を生じることなく吸込口30を
掃除機本体1の接続口9に連通する。
ブ94,94および区画下リブ104 ,104 により、湾曲上板
部92および湾曲下板部102 間に連通管部62の連通回動部
66を収容する風路空間部115 が区画形成され、図1に示
すように連通管部62の軸方向が上下方向に沿った状態
で、揺動閉塞体75の閉塞底板76は連通管部62の先端下部
と下継手部87の湾曲下板部102 間に架橋するように位置
して閉塞し、風路空間部115 が隙間を開口することなく
連通管部62に連通する。なお、揺動閉塞体75は継手部61
および連通管部62の連通回動部66に摺接するとともに、
連通回動部66の上部は継手部61の上継手部86に摺接する
ため、リークする隙間を生じない。そして、接続管63
は、回転軸67で回動しても、連通管部62の筒状部65が延
長管13およびホース8を介して掃除機本体1に着脱自在
に接続される状態で、隙間を生じることなく吸込口30を
掃除機本体1の接続口9に連通する。
【0043】さらに、ケース体24内には、吸込室31の左
右方向の両端部のリブ下部25a およびリブ上部25b の接
合する位置にそれぞれ設けられた軸受120 ,120 により
回転自在に軸支された回転体としての回転清掃体121 が
配設されている。この回転清掃体121 は、外周面に螺旋
状に凹溝状のブレード取付溝122 を設けたシャフト123
と、このシャフト123 の両端部に回転自在に設けられ軸
受120 に係脱可能に装着される軸支部材124 と、シャフ
ト123 のブレード取付溝122 に一縁が取り付けられシャ
フト123 の外周面に壁状でスパイラル状に設けられ先端
側が一側に湾曲した清掃部材としてのブレード125 と、
一面側である回転清掃体121 が回転する方向の面に起毛
が設けられた清掃部材としての布ブレード126 とを備え
ている。なお、説明の都合上ブレード125 および布ブレ
ード126 を直線状に示した。
右方向の両端部のリブ下部25a およびリブ上部25b の接
合する位置にそれぞれ設けられた軸受120 ,120 により
回転自在に軸支された回転体としての回転清掃体121 が
配設されている。この回転清掃体121 は、外周面に螺旋
状に凹溝状のブレード取付溝122 を設けたシャフト123
と、このシャフト123 の両端部に回転自在に設けられ軸
受120 に係脱可能に装着される軸支部材124 と、シャフ
ト123 のブレード取付溝122 に一縁が取り付けられシャ
フト123 の外周面に壁状でスパイラル状に設けられ先端
側が一側に湾曲した清掃部材としてのブレード125 と、
一面側である回転清掃体121 が回転する方向の面に起毛
が設けられた清掃部材としての布ブレード126 とを備え
ている。なお、説明の都合上ブレード125 および布ブレ
ード126 を直線状に示した。
【0044】そして、回転清掃体121 は、吸込口30に臨
んで下端が従動前輪48a および従動後輪49a にて形成さ
れる平面より上方に位置し、平坦な床面である板の間に
は接触せず吸込口30に入り込む凹凸のある床面である絨
毯にはブレード125 が接触し、布ブレード126 は従動前
輪48a および従動後輪49a にて形成される平面より下方
に位置し、板の間に接触してフローリングするように配
設される。
んで下端が従動前輪48a および従動後輪49a にて形成さ
れる平面より上方に位置し、平坦な床面である板の間に
は接触せず吸込口30に入り込む凹凸のある床面である絨
毯にはブレード125 が接触し、布ブレード126 は従動前
輪48a および従動後輪49a にて形成される平面より下方
に位置し、板の間に接触してフローリングするように配
設される。
【0045】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
する。
【0046】掃除する際、掃除機本体1に延長管13およ
びホース8を介して吸込口本体14を接続する。この状態
で、ホース8の把持部15を持って操作手段17のスイッチ
16の操作により、適宜電動送風機を所望の駆動状態で駆
動し、把持部15を押動して吸込口本体14を床面上で前後
に走行させる。なお、床面上を吸込口本体14が走行する
際には、接続管63すなわち連通管部62の軸方向は吸込口
本体14の走行方向である前後方向に沿った状態である第
1の掃除形態となる。
びホース8を介して吸込口本体14を接続する。この状態
で、ホース8の把持部15を持って操作手段17のスイッチ
16の操作により、適宜電動送風機を所望の駆動状態で駆
動し、把持部15を押動して吸込口本体14を床面上で前後
に走行させる。なお、床面上を吸込口本体14が走行する
際には、接続管63すなわち連通管部62の軸方向は吸込口
本体14の走行方向である前後方向に沿った状態である第
1の掃除形態となる。
【0047】そして、電動送風機の駆動により、電動送
風機の大気圧に対して負圧となる側に連通する吸込室31
内が大気圧に対して負圧となって吸気口45から吸気さ
れ、この吸気され吸気風路46を流通する吸気流が回転清
掃体121 のブレード125 および布ブレード126 に当たっ
て回転清掃体121 を回転させる。この吸気流は、回転清
掃体121 のブレード125 および布ブレード126 に略垂直
に吹き付けられた後、回転清掃体121 の軸方向に沿うよ
うにケース体24の中心の風路室54に向けて集まるように
回転清掃体121 の回転に長い距離で作用して回転トルク
を増大させつつ連結管部55の吸込管部56に流れる。
風機の大気圧に対して負圧となる側に連通する吸込室31
内が大気圧に対して負圧となって吸気口45から吸気さ
れ、この吸気され吸気風路46を流通する吸気流が回転清
掃体121 のブレード125 および布ブレード126 に当たっ
て回転清掃体121 を回転させる。この吸気流は、回転清
掃体121 のブレード125 および布ブレード126 に略垂直
に吹き付けられた後、回転清掃体121 の軸方向に沿うよ
うにケース体24の中心の風路室54に向けて集まるように
回転清掃体121 の回転に長い距離で作用して回転トルク
を増大させつつ連結管部55の吸込管部56に流れる。
【0048】この吸込口本体14の床面上での走行によ
り、床面が絨毯などの場合、回転する回転清掃体121 の
ブレード125 の先端部分が床面に衝突して塵埃を叩き出
すとともにブレード125 が掻き出しあるいは掃き取りし
て掻き取り、塵埃を吸込口30から吸い込む。また、床面
が板の間や畳などの比較的に平坦な場合、回転する回転
清掃体121 の布ブレード126 が床面を磨きつつ床面上の
塵埃を掃き取り、吸込口30から吸い込む。
り、床面が絨毯などの場合、回転する回転清掃体121 の
ブレード125 の先端部分が床面に衝突して塵埃を叩き出
すとともにブレード125 が掻き出しあるいは掃き取りし
て掻き取り、塵埃を吸込口30から吸い込む。また、床面
が板の間や畳などの比較的に平坦な場合、回転する回転
清掃体121 の布ブレード126 が床面を磨きつつ床面上の
塵埃を掃き取り、吸込口30から吸い込む。
【0049】そして、空気とともに吸い込んだ塵埃は、
延長管13およびホース8を介して掃除機本体1の集塵室
に流入して捕捉する。
延長管13およびホース8を介して掃除機本体1の集塵室
に流入して捕捉する。
【0050】この第1の掃除形態では、継手部61は連結
管部55に対してほとんど回転せず、吸込口本体14の前後
方向への走行に伴って連通管部62の延長管13に接続され
る端部が上下方向に回動する状態となる。この連通管部
62の回動に伴って、連通管部62の連通回動部66が継手部
61の風路空間室115 内で回動するとともに、継手部61と
連通管部62の連通回動部66との間に挟持されるように位
置する揺動閉塞体75が連通回動部66に対して相対的に回
動する。そして、吸込口本体14が掃除作業者側に引かれ
るように後退する状態、すなわち連通管部62の他端側が
上方に回動し連通回動部66が継手部61の下継手部87の湾
曲下板部102 から外れる状態となる場合には、揺動閉塞
体75の抜止係止爪部77が連通回動部66の抜止規制部71に
当接して連通回動部66の回動に伴って揺動閉塞体75が回
動し、連通回動部66の下部を覆い、下継手部87および連
通回動部66間に隙間が生じない。
管部55に対してほとんど回転せず、吸込口本体14の前後
方向への走行に伴って連通管部62の延長管13に接続され
る端部が上下方向に回動する状態となる。この連通管部
62の回動に伴って、連通管部62の連通回動部66が継手部
61の風路空間室115 内で回動するとともに、継手部61と
連通管部62の連通回動部66との間に挟持されるように位
置する揺動閉塞体75が連通回動部66に対して相対的に回
動する。そして、吸込口本体14が掃除作業者側に引かれ
るように後退する状態、すなわち連通管部62の他端側が
上方に回動し連通回動部66が継手部61の下継手部87の湾
曲下板部102 から外れる状態となる場合には、揺動閉塞
体75の抜止係止爪部77が連通回動部66の抜止規制部71に
当接して連通回動部66の回動に伴って揺動閉塞体75が回
動し、連通回動部66の下部を覆い、下継手部87および連
通回動部66間に隙間が生じない。
【0051】また、家具の下などの上下方向が狭い場所
では、図2に示すように、連通管部62の軸方向がケース
体24の前後方向で水平方向に沿うように回動させる。こ
の状態では、連通管部62の連通回動部66の下部開口縁お
よび揺動閉塞体75の閉塞底板76の前側縁が下継手部87の
摺接回動規制部96にそれぞれ当接し、連通回動部66およ
び下継手部87の湾曲下板部102 間に閉塞底板76が挟持さ
れ、揺動閉塞体75が連通回動部66に重なり合う状態とな
る。
では、図2に示すように、連通管部62の軸方向がケース
体24の前後方向で水平方向に沿うように回動させる。こ
の状態では、連通管部62の連通回動部66の下部開口縁お
よび揺動閉塞体75の閉塞底板76の前側縁が下継手部87の
摺接回動規制部96にそれぞれ当接し、連通回動部66およ
び下継手部87の湾曲下板部102 間に閉塞底板76が挟持さ
れ、揺動閉塞体75が連通回動部66に重なり合う状態とな
る。
【0052】一方、家具の間などの比較的狭い場所、す
なわち横長の吸込口本体14が走行できない幅寸法の床面
を掃除する際には、接続管63の連通管部62の軸方向が吸
込口本体14の長手方向で水平方向に沿うように接続管63
の継手部61および連通管部62をそれぞれ回動し、吸込口
本体14を長手方向が走行方向となるように掃除形態を第
2の掃除形態に可変し、隙間部分に吸込口本体14を滑り
込ませるようにして掃除する。
なわち横長の吸込口本体14が走行できない幅寸法の床面
を掃除する際には、接続管63の連通管部62の軸方向が吸
込口本体14の長手方向で水平方向に沿うように接続管63
の継手部61および連通管部62をそれぞれ回動し、吸込口
本体14を長手方向が走行方向となるように掃除形態を第
2の掃除形態に可変し、隙間部分に吸込口本体14を滑り
込ませるようにして掃除する。
【0053】また、ホース8を床面上においた場合、あ
るいは吸込口30に閉塞した塵埃の除去、回転清掃体121
に絡み付いた糸ゴミなどの除去のために、吸込口本体14
の下面が床面から離間すると、吸込室31内が大気圧に対
する負圧が小さくなって大気圧に近い状態となり、吸気
口45から回転清掃体121 に吹き付ける吸気量が低減し、
回転清掃体121 の回転は停止する。
るいは吸込口30に閉塞した塵埃の除去、回転清掃体121
に絡み付いた糸ゴミなどの除去のために、吸込口本体14
の下面が床面から離間すると、吸込室31内が大気圧に対
する負圧が小さくなって大気圧に近い状態となり、吸気
口45から回転清掃体121 に吹き付ける吸気量が低減し、
回転清掃体121 の回転は停止する。
【0054】そして、掃除の中断あるいは中止の場合に
は、延長管13に設けたフック部18を本体ケース2に設け
た図示しない引っ掛け凹部に係合し、本体ケース2にホ
ース8および吸込口本体14を接続した状態で延長管13を
係止保持する。この場合には、図1に示すように、接続
管63の連通管部62の軸方向が上下方向に沿う状態で保持
される。この状態でも、上述したように、揺動閉塞体75
により連通管部62の下側部を覆って継手部61との間に隙
間が生じることを防止する。
は、延長管13に設けたフック部18を本体ケース2に設け
た図示しない引っ掛け凹部に係合し、本体ケース2にホ
ース8および吸込口本体14を接続した状態で延長管13を
係止保持する。この場合には、図1に示すように、接続
管63の連通管部62の軸方向が上下方向に沿う状態で保持
される。この状態でも、上述したように、揺動閉塞体75
により連通管部62の下側部を覆って継手部61との間に隙
間が生じることを防止する。
【0055】上述したように、連通管部62の一端の上部
にケース体24の長手方向に沿って軸方向を有しケース体
24に回転自在に設けた継手部61に回転自在に軸支される
回転軸67を設けるとともに、連通管部62の他端が上方に
回動した状態でケース体24および連通管部62の一端間を
閉塞し連通管部62の他端が下方に回動した状態で連通管
部62の一端に重なり合う揺動閉塞体75を、ケース体24お
よび連通管部62に対して相対的に回転軸67を中心として
摺動可能に連通管部62の一端側の下部に配設するため、
軸方向が前後方向に沿った状態に回動した連通管部62に
揺動閉塞体75が重なり合ってケース体24の吸込口30に連
通する風路を閉塞せず、軸方向が上下方向に沿った状態
に連通管部62を回動した状態で軸支位置と反対側の回動
側となる連通管部62の下部とケース体24との間に生じる
開口部分は相対的に摺動可能な揺動閉塞体75にて閉塞す
る。このため、従来の回転軸67が軸方向を連通管部62の
中心を通る径方向に位置する場合では連通管部62の一端
あるいは閉塞体にて風路が閉塞されたり、連通管部62と
ケース体24の継手部61との間に隙間が生じるなどのおそ
れがあるが、上記実施の形態では軸方向が前後方向に沿
う状態から軸方向が上下方向に沿う状態まで、風路を閉
塞したり開口を生じることなく連通管部62が回動可能に
軸支され、揺動閉塞体75を上部に設けた回転軸67と反対
側の下部に設ける簡単な構造で連通管部62の回動範囲を
増大でき、通常の床面の掃除、家具の下などの掃除、掃
除の中断や中止の際に本体ケース2に保持する状態に容
易に可変でき、掃除作業が容易となって掃除性を向上で
きる。
にケース体24の長手方向に沿って軸方向を有しケース体
24に回転自在に設けた継手部61に回転自在に軸支される
回転軸67を設けるとともに、連通管部62の他端が上方に
回動した状態でケース体24および連通管部62の一端間を
閉塞し連通管部62の他端が下方に回動した状態で連通管
部62の一端に重なり合う揺動閉塞体75を、ケース体24お
よび連通管部62に対して相対的に回転軸67を中心として
摺動可能に連通管部62の一端側の下部に配設するため、
軸方向が前後方向に沿った状態に回動した連通管部62に
揺動閉塞体75が重なり合ってケース体24の吸込口30に連
通する風路を閉塞せず、軸方向が上下方向に沿った状態
に連通管部62を回動した状態で軸支位置と反対側の回動
側となる連通管部62の下部とケース体24との間に生じる
開口部分は相対的に摺動可能な揺動閉塞体75にて閉塞す
る。このため、従来の回転軸67が軸方向を連通管部62の
中心を通る径方向に位置する場合では連通管部62の一端
あるいは閉塞体にて風路が閉塞されたり、連通管部62と
ケース体24の継手部61との間に隙間が生じるなどのおそ
れがあるが、上記実施の形態では軸方向が前後方向に沿
う状態から軸方向が上下方向に沿う状態まで、風路を閉
塞したり開口を生じることなく連通管部62が回動可能に
軸支され、揺動閉塞体75を上部に設けた回転軸67と反対
側の下部に設ける簡単な構造で連通管部62の回動範囲を
増大でき、通常の床面の掃除、家具の下などの掃除、掃
除の中断や中止の際に本体ケース2に保持する状態に容
易に可変でき、掃除作業が容易となって掃除性を向上で
きる。
【0056】そして、揺動閉塞体75に回転軸67を嵌合す
る円筒状の支持部80を設けて回転軸67に支持したため、
回転軸67の周面に支持部80が当接し揺動閉塞体75の閉塞
底板76と回転軸67との距離が一定に保持されて揺動閉塞
体75が配設されることから、連通管部62の軸方向が上下
方向に沿った状態に連通管部62を回動した状態で連通管
部62とケース体24に取り付けられた継手部61との間に生
じる開口部分を閉塞して揺動閉塞体75が外部に露出する
状態において、外部から揺動閉塞体75に応力が加わった
り、電動送風機の駆動にて風路内が大気圧に対して負圧
となって閉塞底板76が吸い込まれる状態となっても、閉
塞側板79を介して支持部80が回転軸67に突っ張る状態と
なって風路側に閉塞底板67が落ち込むことを防止でき、
確実に連通管部62とケース体24に取り付けられた継手部
61との間を閉塞できる。
る円筒状の支持部80を設けて回転軸67に支持したため、
回転軸67の周面に支持部80が当接し揺動閉塞体75の閉塞
底板76と回転軸67との距離が一定に保持されて揺動閉塞
体75が配設されることから、連通管部62の軸方向が上下
方向に沿った状態に連通管部62を回動した状態で連通管
部62とケース体24に取り付けられた継手部61との間に生
じる開口部分を閉塞して揺動閉塞体75が外部に露出する
状態において、外部から揺動閉塞体75に応力が加わった
り、電動送風機の駆動にて風路内が大気圧に対して負圧
となって閉塞底板76が吸い込まれる状態となっても、閉
塞側板79を介して支持部80が回転軸67に突っ張る状態と
なって風路側に閉塞底板67が落ち込むことを防止でき、
確実に連通管部62とケース体24に取り付けられた継手部
61との間を閉塞できる。
【0057】さらに、支持部80を回転軸67を嵌合する円
筒状に形成したため、揺動閉塞体75が回動する際に回転
軸67の周面全体に支持部80からの力が作用して揺動閉塞
体75を円滑に回動できるとともに、連通管部62の連通回
動部66に揺動閉塞体75を一体的に組み付けでき、組立製
造性を向上できる。
筒状に形成したため、揺動閉塞体75が回動する際に回転
軸67の周面全体に支持部80からの力が作用して揺動閉塞
体75を円滑に回動できるとともに、連通管部62の連通回
動部66に揺動閉塞体75を一体的に組み付けでき、組立製
造性を向上できる。
【0058】また、連通管部62を軸支する継手部61をケ
ース体24に軸方向が前後方向に沿う状態で回転可能に設
けたため、連通管部62の軸方向がケース体24の長手方向
に沿う第2の掃除形態に可変でき、家具の間などの幅寸
法が狭い箇所でも容易に掃除できるとともに、第1の掃
除形態から第2の掃除形態に回動する際に、連通管部62
を軸支する回転軸67の位置が継手部61の円筒状部85の中
心軸から上方に変位したねじれの位置となるため、連通
管部62、延長管13およびホース8の自重も回動方向に作
用でき、連通管部62を回動させる力を小さくでき、容易
に連通管部62を回動できるとともに、吸込口本体14を床
面上に載置しホース8の把持部15を把持したままの状態
で小さい力で第2の掃除形態に回動でき、掃除性を向上
できる。
ース体24に軸方向が前後方向に沿う状態で回転可能に設
けたため、連通管部62の軸方向がケース体24の長手方向
に沿う第2の掃除形態に可変でき、家具の間などの幅寸
法が狭い箇所でも容易に掃除できるとともに、第1の掃
除形態から第2の掃除形態に回動する際に、連通管部62
を軸支する回転軸67の位置が継手部61の円筒状部85の中
心軸から上方に変位したねじれの位置となるため、連通
管部62、延長管13およびホース8の自重も回動方向に作
用でき、連通管部62を回動させる力を小さくでき、容易
に連通管部62を回動できるとともに、吸込口本体14を床
面上に載置しホース8の把持部15を把持したままの状態
で小さい力で第2の掃除形態に回動でき、掃除性を向上
できる。
【0059】なお、上記実施の形態において、キャニス
タ型の電気掃除機に限らず、吸込口本体14が掃除機本体
1の下面に直接形成されたアップライト型、掃除機本体
1と吸込口本体14とが一体化された自走式の電気掃除
機、ハンディ型などにも適用することができる。
タ型の電気掃除機に限らず、吸込口本体14が掃除機本体
1の下面に直接形成されたアップライト型、掃除機本体
1と吸込口本体14とが一体化された自走式の電気掃除
機、ハンディ型などにも適用することができる。
【0060】そして、吸気流により回転する回転清掃体
121 を設けて説明したが、回転清掃体121 を設けない、
あるいは複数設けてもよく、回転させる方法としては、
吸気口45からの吸気流を直接吹き付けて回転させる他、
電動機やエアタービンなどの駆動手段にて回転させても
よい。
121 を設けて説明したが、回転清掃体121 を設けない、
あるいは複数設けてもよく、回転させる方法としては、
吸気口45からの吸気流を直接吹き付けて回転させる他、
電動機やエアタービンなどの駆動手段にて回転させても
よい。
【0061】また、回転清掃体121 としては、起毛を壁
状に設けた回転ブラシや、布ブレード126 およびブレー
ド125 が一体のものなどいずれの清掃部材を備えたもの
でもよい。
状に設けた回転ブラシや、布ブレード126 およびブレー
ド125 が一体のものなどいずれの清掃部材を備えたもの
でもよい。
【0062】そして、閉塞体としては、例えば閉塞底板
76のみとし、継手部61に閉塞底板76を摺動可能に摺動軌
跡に沿って凹溝状で閉塞底板76の摺動方向の両側縁を抜
止保持する構成としたり、閉塞側板79を側面視で扇形形
状とするなど、連通管部62を回動した際に回動側となる
下部を隙間が生じないように覆ういずれの形状でもでき
る。
76のみとし、継手部61に閉塞底板76を摺動可能に摺動軌
跡に沿って凹溝状で閉塞底板76の摺動方向の両側縁を抜
止保持する構成としたり、閉塞側板79を側面視で扇形形
状とするなど、連通管部62を回動した際に回動側となる
下部を隙間が生じないように覆ういずれの形状でもでき
る。
【0063】また、支持部80としては、例えば単に円弧
状に形成して回転軸67の外周面に突っ張るように当接さ
せたり、回転軸67を円筒状に形成してこの円筒状の回転
軸67に円柱状に形成した支持部80を嵌合保持するなどし
てもよい。
状に形成して回転軸67の外周面に突っ張るように当接さ
せたり、回転軸67を円筒状に形成してこの円筒状の回転
軸67に円柱状に形成した支持部80を嵌合保持するなどし
てもよい。
【0064】そして、回転可能な継手部61に連通管部62
をケース体24に対して回動可能に軸支して説明したが、
第2の掃除形態に可変しない構成、例えば継手部61を設
けずケース体24に直接連通管部62を軸支する構成として
もよい。
をケース体24に対して回動可能に軸支して説明したが、
第2の掃除形態に可変しない構成、例えば継手部61を設
けずケース体24に直接連通管部62を軸支する構成として
もよい。
【0065】また、連通管部62に設けた回転軸67を継手
部61に設けた軸受孔113 にて軸支したが、逆の構成、す
なわち連通管部62に軸受孔113 を設けて継手部61やケー
ス体24に設けた回転軸67により連通管部62を回動可能に
軸受してもよい。
部61に設けた軸受孔113 にて軸支したが、逆の構成、す
なわち連通管部62に軸受孔113 を設けて継手部61やケー
ス体24に設けた回転軸67により連通管部62を回動可能に
軸受してもよい。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機の吸込口体に
よれば、ケース体の長手方向に沿って軸方向を有した回
転軸によりケース体側の一端上部が軸支される連通管の
一端側下部に、連通管の他端が上方に回動した状態でケ
ース体および連通管の一端間を閉塞し下方に回動した状
態で連通管の一端下部に重なり合う閉塞体をケース体お
よび連通管に対して相対的に回転軸を中心として摺動可
能に配設したため、軸方向が前後方向に沿った状態に回
動した連通管に閉塞体が重なり合ってケース体の吸込口
に連通する風路を閉塞せず、軸方向が上下方向に沿った
状態に連通管を回動した状態で連通管とケース体との間
に生じる開口部分は相対的に摺動可能な閉塞体にて閉塞
するので、連通管の軸方向が前後方向に沿う状態から上
下方向に沿う状態まで風路を閉塞したり開口を生じるこ
となく連通管を回動可能に軸支でき、閉塞体を回転軸と
反対側の回動側の下部に設ける簡単な構造で連通管の回
動範囲を増大でき、掃除作業が容易にできる。
よれば、ケース体の長手方向に沿って軸方向を有した回
転軸によりケース体側の一端上部が軸支される連通管の
一端側下部に、連通管の他端が上方に回動した状態でケ
ース体および連通管の一端間を閉塞し下方に回動した状
態で連通管の一端下部に重なり合う閉塞体をケース体お
よび連通管に対して相対的に回転軸を中心として摺動可
能に配設したため、軸方向が前後方向に沿った状態に回
動した連通管に閉塞体が重なり合ってケース体の吸込口
に連通する風路を閉塞せず、軸方向が上下方向に沿った
状態に連通管を回動した状態で連通管とケース体との間
に生じる開口部分は相対的に摺動可能な閉塞体にて閉塞
するので、連通管の軸方向が前後方向に沿う状態から上
下方向に沿う状態まで風路を閉塞したり開口を生じるこ
となく連通管を回動可能に軸支でき、閉塞体を回転軸と
反対側の回動側の下部に設ける簡単な構造で連通管の回
動範囲を増大でき、掃除作業が容易にできる。
【0067】請求項2記載の電気掃除機の吸込口体によ
れば、請求項1記載の電気掃除機の吸込口体の効果に加
え、閉塞体に連通管の回転軸の周面に当接する支持部を
設けるため、支持部により閉塞体が支持され、軸方向が
上下方向に沿った状態に連通管を回動した状態で連通管
とケース体との間に生じる開口部分を閉塞体が閉塞する
状態において閉塞体が風路側に落ち込むことを防止で
き、確実に連通管とケース体との間に生じる開口部分を
閉塞できる。
れば、請求項1記載の電気掃除機の吸込口体の効果に加
え、閉塞体に連通管の回転軸の周面に当接する支持部を
設けるため、支持部により閉塞体が支持され、軸方向が
上下方向に沿った状態に連通管を回動した状態で連通管
とケース体との間に生じる開口部分を閉塞体が閉塞する
状態において閉塞体が風路側に落ち込むことを防止で
き、確実に連通管とケース体との間に生じる開口部分を
閉塞できる。
【0068】請求項3記載の電気掃除機の吸込口体によ
れば、請求項2記載の電気掃除機の吸込口体の効果に加
え、回転軸および軸支部のいずれか一方を円筒状に形成
し、いずれか他方をいずれか一方に回転自在に嵌合する
円柱状に形成するため、閉塞体を円滑に摺動できるとと
もに、連通管に閉塞体が一体的に組み付けられて組立製
造性を向上できる。
れば、請求項2記載の電気掃除機の吸込口体の効果に加
え、回転軸および軸支部のいずれか一方を円筒状に形成
し、いずれか他方をいずれか一方に回転自在に嵌合する
円柱状に形成するため、閉塞体を円滑に摺動できるとと
もに、連通管に閉塞体が一体的に組み付けられて組立製
造性を向上できる。
【0069】請求項4記載の電気掃除機によれば、風路
を閉塞したり開口を生じることなく簡単な構造で連通管
の回動範囲が増大して掃除作業が容易となる請求項1な
いし3いずれか一記載の電気掃除機の吸込口体を備える
ため、掃除性を向上できる。
を閉塞したり開口を生じることなく簡単な構造で連通管
の回動範囲が増大して掃除作業が容易となる請求項1な
いし3いずれか一記載の電気掃除機の吸込口体を備える
ため、掃除性を向上できる。
【図1】本発明の実施の一形態を示す連通管を立てた状
態の吸込口本体の側面断面図である。
態の吸込口本体の側面断面図である。
【図2】同上連通管を倒した状態の吸込口本体を示す側
面断面図である。
面断面図である。
【図3】同上上部ケースの一部を切り欠いた吸込口本体
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】同上吸込口本体の正面図である。
【図5】同上吸込口本体の底面図である。
【図6】同上吸込口本体の上部ケースと連通管との関係
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図7】同上接続管を示す断面図である。
【図8】同上電気掃除機を示す斜視図である。
1 掃除機本体 14 吸込口本体 24 ケース体 30 吸込口 62 連通管としての連通管部 67 回転軸 75 閉塞体としての揺動閉塞体 80 支持部
Claims (4)
- 【請求項1】 被掃除面と対向する面に吸込口を開口し
前後方向に対して交差する方向に長手方向を有するケー
ス体と、 前記吸込口に連通して設けられ、前記ケース体側に位置
する一端側の上部が前記ケース体の長手方向に沿った回
転軸により前記ケース体に対して回転自在に軸支されて
他端側が上下方向に回動可能な略円筒状の連通管と、 この連通管の一端側下部に配設され、前記ケース体およ
び前記連通管に対して相対的に前記回転軸を中心として
摺動可能で、前記連通管の他端が上方に回動した状態で
前記ケース体および前記連通管の一端間を閉塞し、前記
連通管の他端が下方に回動した状態で前記連通管の一端
下部に重なり合う閉塞体とを具備したことを特徴とした
電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項2】 閉塞体は、連通管の回転軸の周面に当接
する支持部を備えたことを特徴とした請求項1記載の電
気掃除機の吸込口体。 - 【請求項3】 回転軸および支持部は、いずれか一方が
円筒状に形成され、いずれか他方がいずれか一方に回転
自在に嵌合する円柱状に形成されたことを特徴とした請
求項2記載の電気掃除機の吸込口体。 - 【請求項4】 掃除機本体と、 この掃除機本体に接続される請求項1ないし3いずれか
一記載の電気掃除機の吸込口体とを具備したことを特徴
とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36351199A JP2001169977A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 電気掃除機およびその吸込口体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36351199A JP2001169977A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 電気掃除機およびその吸込口体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001169977A true JP2001169977A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18479505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36351199A Pending JP2001169977A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 電気掃除機およびその吸込口体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001169977A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102648833A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 戴森技术有限公司 | 用于表面处理器具的清洁器头 |
CN105142477A (zh) * | 2013-03-21 | 2015-12-09 | 伊莱克斯公司 | 具有铰接的刚性部件的真空吸尘器吸嘴 |
JP2019025203A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 吸込口体および電気掃除機 |
US10292555B2 (en) | 2014-12-02 | 2019-05-21 | Dyson Technology Limited | Floor tool for a vacuum cleaner |
CN110179396A (zh) * | 2019-04-29 | 2019-08-30 | 拓浦精工智能制造(邵阳)有限公司 | 旋装式地刷拖头及所应用的吸尘器 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36351199A patent/JP2001169977A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102648833A (zh) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | 戴森技术有限公司 | 用于表面处理器具的清洁器头 |
WO2012117231A1 (en) * | 2011-02-28 | 2012-09-07 | Dyson Technology Limited | A cleaner head for a surface treating appliance |
US8966711B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-03-03 | Dyson Technology Limited | Cleaner head for a surface treating appliance |
AU2012223075B2 (en) * | 2011-02-28 | 2015-03-26 | Dyson Technology Limited | A cleaner head for a surface treating appliance |
CN105142477A (zh) * | 2013-03-21 | 2015-12-09 | 伊莱克斯公司 | 具有铰接的刚性部件的真空吸尘器吸嘴 |
US10292555B2 (en) | 2014-12-02 | 2019-05-21 | Dyson Technology Limited | Floor tool for a vacuum cleaner |
JP2019025203A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 吸込口体および電気掃除機 |
CN110179396A (zh) * | 2019-04-29 | 2019-08-30 | 拓浦精工智能制造(邵阳)有限公司 | 旋装式地刷拖头及所应用的吸尘器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040513 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040602 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041013 |