JP3597366B2 - 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸込口体に対して連通管が自在に回動可能な電気掃除機用吸込口体及びこの吸込口体を有する電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、吸込口体に対して連通管を自在に回動可能とした電気掃除機の吸込口体として特開昭55−19143号公報が開示されている。
【0003】
この電気掃除機の吸込口体は、図7,図8に示すように、吸込口体1の後縁部中央部近傍に、吸込口体1の後部上部に集塵用の吸込口に連通する筒部2が形成され、この筒部内に回転管3が回動自在に保持されている。この回転管3の後部に半円筒状部4が一体に形成され、この半円筒状部4の内部に略円筒状部5が保持されている。半円筒状部4の左右側壁部と略円筒状部5の左右側壁部は木ねじなどの螺着部材6により結合されている。略円筒状部5には掃除機本体7から延びる連通管8に接続される接続管9が一体に形成されており、接続管9は略円筒状部5と共に半円筒状部4内壁に沿って摺接回動可能になっている。また、略円筒状部5内には回転管3と接続管9内部を連通する孔が形成されており、吸込口、回転管3、略円筒状部5、接続管9と吸気が流れるようになっている。また、略円筒状部5の接続管9は、床面に吸込口体1を配置した場合に、床面からの最大傾斜角度が略45度前後の角度が得られるように、斜めに延びており、連通管9の手元操作に応じて吸込口体1が床面に追従できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電気掃除機の吸込口体1により、家具と家具との間の狭い隙間を清掃する場合に、床面に対して連通管8を略直角に向けて吸込口体1と連通管8とを略直角の角度状態とするように、回転管3の半円筒状部4と略円筒状部5とを摺接回動し、更に、吸込口体1の回転管3とを回動させて吸込口体1に対して接続管9を略平行に沿わせることとなる。
【0005】
しかしながら、このような電気掃除機の吸込口体1で吸込口体1を長手方向に往復移動させると、筒部2と回転管3の回動と、半円筒状部4と略円筒状部5の回転とで構成される自在継ぎ手部分の捻り力の変化により、連通管8の長手方向と吸込口体1の長手方向とが開いた状態となって、狭い隙間の清掃時に吸込口体が家具等に引っかかって清掃しにくいという不具合が生ずる場合がある。
【0006】
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、自在継ぎ手機構により接続されている吸込口体と接続管とにおいて、吸込口体を吸込口体自身の長手方向に移動させて清掃をする場合、連通管の操作方向に対して吸込口体の中心が開いて家具や壁面等に引っかかり難い電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する他面、本発明の請求項1にかかる電気掃除機用吸込口体は、塵埃を吸引する吸込口を有する吸込口体本体の電気掃除機の連通管に接続される側の後部に、床面側にローラを有する脚部が形成され、該脚部の中央部に、前記連通管に連通すると共に前記吸込口に連通する回転部が、前記吸込口体本体の長手方向に直交し、且つ、水平方向に延びる第1回転軸線を中心に回動自在に支持され、この回転部の前記吸込口体本体の反対側に、前記回転部に連通すると共に前記連通管に接続される接続管が、前記第1回転軸線に対して直交する第2回転軸線を中心として、回動可能に接続され、前記接続管と前記脚部に、前記第2回転軸線と前記第1回転軸線とに基づいて、前記接続管を前記吸込口体本体の長手方向に沿わせたときに相互に当接し合って、前記接続管の中心線と前記回転部の第1回転軸線とのなす角度を維持する角度維持手段が形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項2にかかる電気掃除機用吸込口体は、請求項1の電気掃除機用吸込口体において、前記角度維持手段は前記吸込口体本体において前記回転部を挟んだ両側の位置に設けられていることを特徴とする。更に、本発明の請求項3の電気掃除機用吸込口体は、請求項1、2のいずれかの電気掃除機用吸込口体において、前記回転部内部に、前記接続管と前記第1回転軸線との角度を一定に維持可能な第2の角度維持手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項3の電気掃除機は、請求項1,2のいずれかの電気掃除機用吸込口体を備えていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に,本発明の好ましい実施形態にかかる電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機を図面に基づいて説明する。
【0011】
図6はこの実施形態にかかる電気掃除機を示しており、20は掃除機本体21と吸込口体30とを備えた電気掃除機である。掃除機本体21内には、ホース22が接続される集塵室(図示せず)が形成され、集塵室内に集塵フィルタ23が配置されている。集塵フィルタ23の後方には電動送風機24とこの電動送風機24から空気が排気される排気孔が設けられている。ホース22の前端部には手元操作部25が形成され、手元操作部25から伸縮調整可能な連通管としての延長管26が着脱自在に接続されている。延長管26の前端部には吸込口体30の接続管31が着脱可能に接続されている。
【0012】
吸込口体30は、延長管26の先端部に取り付けられ、延長管26に対して左右方向に長く延びる吸込口体本体32を備えている。吸込口体30は、接続管31と吸込口体本体32から構成されている。この実施形態では、吸込口体本体32は、図6の位置状態おいて、手元操作部25を掃除機本体21に接近させる場合を後方移動とし、手元操作部25を掃除機本体21から遠ざける場合を前方移動とする。通常、延長管26を握って広い床面等を清掃する場合、吸込口体本体32の長手方向であるY軸方向(図1,図2参照)は、延長管26の軸方向Aに対して直交するように向けられる。この実施形態では、吸込口体本体32の左右中心線が床面に沿って延びる方向をX軸方向としている(図1,図2参照)。
【0013】
吸込口体本体32は、図1の下部に位置する部位が前部とされ、図の上部に位置する部位が後部とされる。吸込口体本体32を形成する下部ケース33と上部ケース34の前部は孔とフックとにより結合され、下部ケース33と上部ケース34の後部は、上部ケース34の一部を構成し、接続管31を回転自在に保持する後部カバー50により結合される。下部ケース33と上部ケース34の内部に吸込口室35が形成されている。
【0014】
吸込口室35内には周面に6枚のブレード36を螺旋状に突出形成した回転清掃体37が配置されている。回転清掃体37は吸込口体30の長手方向であるY軸方向に延びており、左右両端部が下部ケース33と上部ケース34と双方に形成された軸受け凹部(図示せず)に回転自在に支持されている。回転清掃体37のブレード36の左右両端部であって床面を清掃する側の角部は、回転清掃体37の回転軸の軸受け部分より左右方向に突出しており、床面の清掃領域の幅が拡大されている。すなわち、壁に対して吸込口体30を略直角に向けて当てて清掃する場合に、床と壁との隅部に溜まりやすい塵埃を集塵しやすくなっている。
【0015】
下部ケース33の後部には、後部カバー50の円筒部51前端周縁部を支える縦壁部52が突設されている。縦壁部52上部は、吸い込んだ気流を通過させるように後部カバー50の円筒部51の内壁と連なる円形凹部とされている。縦壁部52の円形凹部の縁部は円筒部51を支えている。下部ケース33には、図3に示すように、吸込口38が開口している。吸込口38は吸込口体30の長手方向(Y軸方向)に延びており、下部ケース33の前縁部に一対のローラ39が設けられている。
【0016】
また、下部ケース33の後縁部には一対の脚部下壁部40,40が突設されている。一対の脚部下壁部40,40の下面部には、それぞれローラ41が回転自在に支持されている。このローラ41の回転中心は連結部80の軸81の中心より後方に設定されており、接続管31を床面側に傾けたときに、吸込口体本体32の前部が床面から浮き上がらないようになっている。前記ローラ39,39及びローラ41,41はY軸に平行な回転軸を有し、吸込口体30の前後方向に回転自在とされている。なお、前記ローラ39,41の代わりに床面に鉛直な軸心を中心として回転自在なキャスターを設けたり、ボールを回転自在に保持させることにより、吸込口体30をX軸Y軸方向に自在に可動としても良い。一対の脚部下壁部40,40の間は補強部42により連結されている。
【0017】
上部ケース34は、回転清掃体37を下部ケース33と共同して保持し、吸込口室35を形成するように、下部ケース33の周壁部に着脱可能に固定される。上部ケース34と下部ケース33との当接部分はバンパ43により覆われている。バンパ43は吸込口体30後部の一対の脚部下壁部40,40の両側から吸込口体30の側部及び前部を覆っている。上部ケース34の後部は後部カバー50により構成される。
【0018】
図4は後部カバー50の構成及び接続管31の連結部80の構成を示す。後部カバー50は、円筒部51、回転部54,カバー部55,56,後部縦壁部57、脚部上部59、軸受け下部70、軸受け上部61で大略構成され、自在継ぎ手部分を構成する。
【0019】
円筒部51は固定側であり、円筒部51の周囲に回転部54が360度回転可能に装着されている。円筒部51の前部側には、上部ケース34の後部を閉鎖する一部筒状のカバー部55と、円弧断面形状のカバー部56が一体に形成されている。カバー部55の内壁は円筒部51の内壁と面一に形成されている。カバー部56は上部ケース34と一体に組み付けられて吸込口室35の後部を区画する。円筒部55の下部及びカバー部56の下部には、左右方向に延びて吸込口室35の後部を区画する後部縦壁部57が一体に形成されている。後部縦壁部57の両端部には左右方向に延びる掛止部58が形成されている。この掛止部58は、図1に示すように、上部ケース34の後部両端にスライド可能に設けられた掛止爪部59が保持される。上部ケース34の後部内壁に、後部カバー50のカバー部56を当接させ、外側に位置する掛止爪部59を接続管31側にスライドさせると、上部ケース34と後部カバー50とが組み合わせられて一体になり、掛止爪部59を両端外側に移動すると、後部カバー50と上部ケース34とが分離できるようになっている。
【0020】
後部縦壁部57の左右には脚部上壁部60が突出している。脚部上壁部60は、下部ケース33の脚部下壁部40、40と木ねじにより固定される。一対の脚部上壁部60の上部には、Y軸方向に延びる突起61がそれぞれ形成されている。突起61は、接続管31の端子カバー62の左右に突設された突起63と共に角度維持手段を構成する。この突起61,63は、接続管31を軸心Xに対して略直角に角度を変更させ、接続管31を吸込口体本体32に平行に倒したときに、接続管31と吸込口体本体32との角度を維持する。
【0021】
回転部54の下部には、吸込口体30の後方に突出するように、一対の軸受け下部70が突設されている。一対の軸受け下部70、70同士は底部71により連なっており、軸受け下部70の内部には、図4に示すように、軸受け板72が形成され、軸受け板72の上部に下部軸受け穴73が形成されている。一対の軸受け板72,72の間には、接続管31端部の半円筒形状の連結部80が収納される。下部軸受け穴73には連結部80の左右に突設された軸81が保持される。一対の軸81,81の中心には第2回転軸線Bが通っている。一対の軸受け板72,72の円筒部51側の基部75は、回転部54と一体に形成されている。基部75には、円筒部51の内壁と滑らかに連なる円形の凹部76が形成されている。軸受け板72と基部75とで形成される角部には、連結部80の下方への回転を止めるストッパ77が突設されている。ストッパ77は左右一対形成されている。軸受け下部70の側部外壁部78には、軸受け上部90に突設されたボス91を挿入するボス穴部79が形成されている。ボス91はボス穴部79に挿入されて軸受け下部70と軸受け上部90との位置決めを行い、更に、下方から木ねじをボス91にねじ込むことにより、軸受け下部70と軸受け上部90とが一体に固定される。
【0022】
軸受け下部70の上部は、軸受け上部90により閉鎖される。軸受け上部90の前縁部91は回転部54の円形の段部92の上部形状と略一致しており、段部79に沿って填り込むようになっている。前縁部91が段部79に一致することにより、軸受け下部70と軸受け上部90との間に接続管31の連結部80を格納したときに、外部からの空気の進入による吸込口室35の負圧低下が防止される。軸受け上部90の後縁部92は接続管31が上方に回動可能なように剔られている。また、軸受け上部90の側部90Aは軸受け下部70の側壁部70Aの輪郭形状と一致するように球状に湾曲している。軸受け上部90の内壁部には、軸受け板72に突き当てられる軸受け板93が突設されている。軸受け板93の下端部と軸受け板72の上端部には、それぞれ段部93A、72Aが形成されており、段部93A、72Aが互いに一致するように当接することにより軸受け板93,72間の繋ぎ目において隙間が閉鎖されるようになっている。
【0023】
軸受け板93の下端部中央部には接続管31の軸81を保持する上部軸受け穴94が形成されている。この上部軸受け穴94と前記下部軸受け穴73とで形成される軸受け穴の直径は、接続管31の軸81に突設された突起82を含めた直径と略一致しており、突起82が前記軸受け穴の内部をスライド回転し得るようになっている(図5(a)(b)(c)参照)。軸受け穴93の上部には、突起82を位置決めされる凹部95が形成されている。この凹部95内部に突起82が収まることにより接続管31が、回転部54の第1回転軸である第1回転軸線Xに対して直交状態の姿勢が維持される。更に、軸受け板93,93の内面側には上記の直交状態を維持するための突起96,96が形成されており、突起96,96が連結部80の周面に形成された凹部83,83に入り込むことが出来るようになっている。
【0024】
接続管31の連結部80の周面は半円筒状に形成され、上端縁部84及び下端縁部85が周面から突出している。上端縁部84は軸受け上部90の円筒内壁面形状の内部周壁に沿って摺接し、下端縁部85は軸受け下部70の円筒内壁面形状の底部71を摺接する。なお、図2に示すように、底部71の接続管31側の内壁面には下端縁部85の移動を規制する段部71Aが形成され、軸受け上部90の接続管31側の内壁面には上端縁部84の移動を規制する段部90Aが形成されている。
【0025】
また、連結部80の左右側壁は軸受け板上部93及び軸受け板下部73に沿って摺接することによって回転部54の軸受け部分の気密性が確保されている。連結部80の左右に突設された一対の軸81の中心を通る軸線は第2回転軸線Bとされ、連結部80は接続管31の回転中心線とされている。
【0026】
接続管31は、回転部54の第1回転軸線X方向に対して回転可能に接続され、更に、軸81が軸受け板下部72及び軸受け板上部93に回転可能に保持されているので、接続管31は第2回転軸線Bに基づいて上下方向及び吸込口体本体32の長手方向に回動可能となっている。
【0027】
接続管31は、連結部80から床面上方に延びるように屈曲された後に、直線状に延びており、曲線部から中心線Aに沿う直線部分31Aに変わる部分に端子カバー62が取り付けられている。端子カバー62は延長管26に配線がなされているときに端子穴を閉鎖する。端子カバー62の左右には突起61と掛止する一対の突起63,63が形成されている。接続管31を軸81を中心に回転させた場合、図5(a)(b)(c)に示すように、突起82が凹部95に入り、凹部83に突起96が入ったときに、接続管31の直線部分31Aは床面に対して直角に向くことが可能になる。また、接続管31を支持する回転部54は、第1回転軸線Xを中心として回転可能であるので、接続管31の直線部分31Aは第1回転軸線Xとの直角の角度を維持したまま、第1回転軸線Xの周りに回動する。更に、接続管31の端子カバー62の左右に突設された突起63が脚部60Aの突起61の後部縦壁部57側に当接することにより、接続管31の中心方向Aと第1回転軸線Xとの直角状態は維持される。
【0028】
この実施形態においては、請求項の構成要件となる角度維持手段は、突起61,63により構成されているが、更に、軸81の突起82と凹部95並びに、連結部80の凹部83と突起96を角度維持手段に含めても良い。
【0029】
本実施形態の電気掃除機用吸込口体によれば、接続管31を床面Fに対して直角に起立させると、軸81の突起82と凹部95並びに、連結部80の凹部83と突起96によって第1回転軸線Xとの接続管31の中心線Aとの直交状態を維持できる共に、回転部54により接続管31を吸込口体本体32の長手方向に揺動することができる。
【0030】
従って、家具と家具との間の狭い床面などを清掃する場合にも、吸込口体本体32をその長手方向であるY方向に向けて移動させて狭い部分の清掃を行うことができる。しかも、接続管31を倒して略床面Fとの角度を極力小さくした場合には、突起82と凹部95、及び凹部83と突起96のみならず、突起61,62との当接により、接続管31の中心線Aと第1回転軸線Xとの直交状態が維持されるために、接続管31の中心線Aと第1回転軸線Xとの角度が90度以上に広がって清掃がやり難くなることが防止される。
【0031】
更に、突起61が一対の脚部60Aのいずれにも形成され、接続管31の端子カバー62の左右に突起63、63が突設されているので、接続管31を吸込口体本体32の左右いずれに倒した場合でも、角度の維持を行うことができる。
【0032】
なお、この実施形態では、接続管31と回転部54の軸心Xとの直交状態を維持する角度維持手段として、突起82と凹部95、及び凹部83と突起96、及び、突起61,63により構成しているが、突起61を脚部60Aに形成した段部に換え、突起63を端子カバー62に形成した段部に換えて、段部同士により掛止させても良い。このような段部により構成すれば、突起61,63の破損などが防止される。また、端子カバー62に突起63又は段部を形成するので、接続管31本体には加工を要せず、コストの増大を防止できる。なお、角度維持手段は一方が凹部であり、他方が突起により形成されていても良い。このような、接続管31は電気掃除機の延長管により着脱可能であるが、電気掃除機の延長管に一体に設けられていても良い。
【0033】
なお、100は上部ケース34の前部に開口された回転清掃体37用の吸気穴であり、101は下部ケース33の下面に保持されたブラシである。
【0034】
【発明の効果】
本発明の請求項1乃至請求項3の電気掃除機用吸込口体及び請求項の電気掃除機によれば、家具と家具との間の狭い床面などを清掃する場合にも、吸込口体本体をその長手方向に向けて移動させて狭い部分の清掃を行うことができる。しかも、接続管を倒して略床面との角度を極力小さくした場合には、角度維持手段により、接続管の中心線と回転部の軸心との直交状態が維持されるために、接続管の中心線と回転部の軸心の角度が広がって清掃がやり難くなることが防止される。
本発明の請求項2の電気掃除機用吸込口体及び請求項4の電気掃除機によれば、請求項1の効果に加えて、角度維持手段が吸込口体本体において回転部を間に挟んだ両側の位置に設けられているので、接続管を吸込口体本体の左右いずれに倒した場合でも、角度の維持を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる電気掃除機用吸込口体の平面図である。
【図2】図1の接続管を吸込口体本体の長手方向に沿わせて倒した状態の平面図である。
【図3】図1の第1回転軸線Xに沿う断面図である。
【図4】図1の電気掃除機用吸込口体の後部カバーの分解斜視図である。
【図5】(a)〜(c)は図1の接続管と軸受け穴との角度変更状態を示す概念図である。
【図6】図1の吸込口体を接続した電気掃除機の斜視図である。
【図7】従来の電気掃除機の概略図である。
【図8】従来の吸込口体の分解斜視図である。
【符号の説明】
26 延長管(連通管)
30 吸込口体
31 接続管
32 吸込口体本体
54 回転部
61 脚部の突起(角度維持手段)
62 端子カバーの突起(角度維持手段)
80 連結部
81 軸
X 第1回転軸線(回転部の回転中心)
A 接続管の中心線
B 第2回転軸線
Y 吸込口体の長手方向

Claims (4)

  1. 塵埃を吸引する吸込口を有する吸込口体本体の電気掃除機の連通管に接続される側の後部に、床面側にローラを有する脚部が形成され、該脚部の中央部に、前記連通管に連通すると共に前記吸込口に連通する回転部が、前記吸込口体本体の長手方向に直交し、且つ、水平方向に延びる第1回転軸線を中心に回動自在に支持され、この回転部の前記吸込口体本体の反対側に、前記回転部に連通すると共に前記連通管に接続される接続管が、前記第1回転軸線に対して直交する第2回転軸線を中心として、回動可能に接続され、前記接続管と前記脚部に、前記第2回転軸線と前記第1回転軸線とに基づいて、前記接続管を前記吸込口体本体の長手方向に沿わせたときに相互に当接し合って、前記接続管の中心線と前記回転部の第1回転軸線とのなす角度を維持する角度維持手段が形成されていることを特徴とする電気掃除機用吸込口体。
  2. 請求項1の電気掃除機用吸込口体において、前記角度維持手段は前記吸込口体本体において前記回転部を挟んだ両側の位置に設けられていることを特徴とする電気掃除機用吸込口体。
  3. 請求項1、2のいずれかの電気掃除機用吸込口体において、前記回転部内部に、前記接続管と前記第1回転軸線との角度を一定に維持可能な第2の角度維持手段を設けたことを特徴とする電気掃除機用吸込口体。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかの電気掃除機用吸込口体を備えていることを特徴とする電気掃除機。
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