JPH11206635A - 吸込口体とこの吸込口体を有する電気掃除機 - Google Patents
吸込口体とこの吸込口体を有する電気掃除機Info
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- JPH11206635A JPH11206635A JP1231298A JP1231298A JPH11206635A JP H11206635 A JPH11206635 A JP H11206635A JP 1231298 A JP1231298 A JP 1231298A JP 1231298 A JP1231298 A JP 1231298A JP H11206635 A JPH11206635 A JP H11206635A
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- suction port
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転管を回動させても風路断面積を小さくさ
せることのない吸込口体と、この吸込口体を有する電気
掃除機を提供する。 【解決手段】 吸込口本体30と、吸込口本体30の後
部に設けらた回転管40と、回転管40に連結される接
続管31とを備え、回転管40の後端部に内面50a,
48aを有する支持突部45,保持カバー50が設けら
れ、内面50a,48aに沿って摺動回動するシール筒
部56を接続管31に設けた吸込口体において、接続管
31を回動させた際に、シール筒部56の切欠70によ
って形成される隙間をスライド部材59で塞ぐようにし
た。
せることのない吸込口体と、この吸込口体を有する電気
掃除機を提供する。 【解決手段】 吸込口本体30と、吸込口本体30の後
部に設けらた回転管40と、回転管40に連結される接
続管31とを備え、回転管40の後端部に内面50a,
48aを有する支持突部45,保持カバー50が設けら
れ、内面50a,48aに沿って摺動回動するシール筒
部56を接続管31に設けた吸込口体において、接続管
31を回動させた際に、シール筒部56の切欠70によ
って形成される隙間をスライド部材59で塞ぐようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸込口本体の後
部に前後方向に回動可能に設けた接続管を有する吸込口
体と、この吸込口体を有する電気掃除機とに関する。
部に前後方向に回動可能に設けた接続管を有する吸込口
体と、この吸込口体を有する電気掃除機とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図10および図11に示す吸
込口体が知られている。図10および図11において、
1は底面に集塵用の吸込開口(図示せず)を設けた吸込口
本体で、この吸込口本体1の後部には回転管2が前後方
向に延びる軸線J回りに回動可能に設けられており、こ
の回転管2と吸込開口とは連通している。この回転管2
の後部には半筒状の連結部3が形成され、この連結部3
内にほぼ筒状の連結部4が回動可能に嵌合されるととも
にビスPによって抜け止めされている。連結部4の後部
には接続管5が一体形成され、この接続管5と回転管2
とは、連結部4の側部に形成した開口4Aを介して連通
している。また、接続管5は連結部3,4によりビスP
を中心にして前後方向に回動可能となっている。
込口体が知られている。図10および図11において、
1は底面に集塵用の吸込開口(図示せず)を設けた吸込口
本体で、この吸込口本体1の後部には回転管2が前後方
向に延びる軸線J回りに回動可能に設けられており、こ
の回転管2と吸込開口とは連通している。この回転管2
の後部には半筒状の連結部3が形成され、この連結部3
内にほぼ筒状の連結部4が回動可能に嵌合されるととも
にビスPによって抜け止めされている。連結部4の後部
には接続管5が一体形成され、この接続管5と回転管2
とは、連結部4の側部に形成した開口4Aを介して連通
している。また、接続管5は連結部3,4によりビスP
を中心にして前後方向に回動可能となっている。
【0003】この吸込口体1によって例えば狭い隙間を
掃除するような場合、接続管5を図11に示すように起
立させるとともに、図12に示すように、回転管2を回
転させて接続管5を寝かせた状態にする。このようにす
ることにより、吸込口本体1を狭い隙間に入れてその狭
い隙間を掃除することができる。
掃除するような場合、接続管5を図11に示すように起
立させるとともに、図12に示すように、回転管2を回
転させて接続管5を寝かせた状態にする。このようにす
ることにより、吸込口本体1を狭い隙間に入れてその狭
い隙間を掃除することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな吸込口体にあっては、接続管5を図11に示すよう
に起立させると、接続管5の連結部4が回転管2の一部
を塞ぐ状態となり、回転管2の風路断面積が小さくなっ
てしまう。このため、吸込口本体1による塵埃の吸引力
が低下してしまう問題があった。
うな吸込口体にあっては、接続管5を図11に示すよう
に起立させると、接続管5の連結部4が回転管2の一部
を塞ぐ状態となり、回転管2の風路断面積が小さくなっ
てしまう。このため、吸込口本体1による塵埃の吸引力
が低下してしまう問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされも
ので、その目的は、回転管を回動させても風路断面積を
小さくさせることのない吸込口体と、この吸込口体を有
する電気掃除機を提供することにある。
ので、その目的は、回転管を回動させても風路断面積を
小さくさせることのない吸込口体と、この吸込口体を有
する電気掃除機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、集塵用の吸込開口が底
面に形成された吸込口本体と、前後方向に延びた軸線回
りに回動可能に前記吸込口本体の後部に設けられるとと
もに前記吸込開口に連通した回転管と、この回転管に連
結される接続管とを備え、前記回転管の後端部に左右方
向に延びた軸線を有する円弧状の接合面を有する第1連
結部が設けられ、前記接合面に接合するとともにその接
合面に沿って前後方向に回動し且つ第1連結部とともに
連結風路を形成する第2連結部が前記接続管の先端部に
設けられ、前記接続管は前記連結風路を介して回転管に
連通するとともに第1,第2連結部により左右方向に延
びた軸線回りに回動可能となっている吸込口体におい
て、前記接続管を回動させた際に前記第1連結部または
第2連結部によって、接続管または回転管の風路の断面
積を小さくさせないようにしたことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明は、集塵用の吸込開口が底
面に形成された吸込口本体と、前後方向に延びた軸線回
りに回動可能に前記吸込口本体の後部に設けられるとと
もに前記吸込開口に連通した回転管と、この回転管に連
結される接続管とを備え、前記回転管の後端部に左右方
向に延びた軸線を有する円弧状の接合面を有する第1連
結部が設けられ、前記接合面に接合するとともにその接
合面に沿って前後方向に回動し且つ第1連結部とともに
連結風路を形成する第2連結部が前記接続管の先端部に
設けられ、前記接続管は前記連結風路を介して回転管に
連通するとともに第1,第2連結部により左右方向に延
びた軸線回りに回動可能となっている吸込口体におい
て、前記接続管を回動させた際に前記第1連結部または
第2連結部によって、接続管または回転管の風路の断面
積を小さくさせないようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記接続管を所定方向
へ回動させた際に接続管または回転管の風路の断面積を
小さくさせないように、接続管を所定方向と反対方向へ
回動させた際に第1連結部の後縁部と第2連結部の前縁
部との間に隙間を形成させ、前記接続管が前記反対方向
に回動された際に第1連結部側または第2連結部側から
引き出されて前記隙間を塞ぐスライド部材を設け、前記
接続管が所定方向へ回動される際に、引き出されたスラ
イド部材が第1連結部側または第2連結部側へ収納され
ることを特徴とする。
へ回動させた際に接続管または回転管の風路の断面積を
小さくさせないように、接続管を所定方向と反対方向へ
回動させた際に第1連結部の後縁部と第2連結部の前縁
部との間に隙間を形成させ、前記接続管が前記反対方向
に回動された際に第1連結部側または第2連結部側から
引き出されて前記隙間を塞ぐスライド部材を設け、前記
接続管が所定方向へ回動される際に、引き出されたスラ
イド部材が第1連結部側または第2連結部側へ収納され
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記接続管を所定方向
へ回動させた際に接続管または回転管の風路の断面積を
小さくさせないように、接続管を所定方向と反対方向へ
回動させた際に第1連結部の後縁部と第2連結部の前縁
部との間に隙間を形成させ、前記接続管の回動に応じて
伸縮する蛇腹部材で前記隙間を塞いだことを特徴とす
る。
へ回動させた際に接続管または回転管の風路の断面積を
小さくさせないように、接続管を所定方向と反対方向へ
回動させた際に第1連結部の後縁部と第2連結部の前縁
部との間に隙間を形成させ、前記接続管の回動に応じて
伸縮する蛇腹部材で前記隙間を塞いだことを特徴とす
る。
【0009】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれか記載の吸込口体を有する電気掃除機である
ことを特徴とする。
3のいずれか記載の吸込口体を有する電気掃除機である
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る吸込口体を
有する電気掃除機の実施例を図面に基づいて説明する。
有する電気掃除機の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1において、10は電気掃除機本体で、
この本体10内には集塵室12とこの集塵室12を負圧
にする電動送風機13とが設けられており、集塵室12
には集塵フィルタ14が設けられている。15は一端が
電気掃除機本体10に着脱可能に接続されているホース
で、このホース15の他端には手元操作管16が設けら
れている。手元操作管16には把手部16Aと操作部1
6Bとが設けられており、操作部16Bには電動送風機
13の電源を切るオフスイッチS1や電動送風機13の
パワーを設定する設定スイッチS2,S3等が設けられて
いる。
この本体10内には集塵室12とこの集塵室12を負圧
にする電動送風機13とが設けられており、集塵室12
には集塵フィルタ14が設けられている。15は一端が
電気掃除機本体10に着脱可能に接続されているホース
で、このホース15の他端には手元操作管16が設けら
れている。手元操作管16には把手部16Aと操作部1
6Bとが設けられており、操作部16Bには電動送風機
13の電源を切るオフスイッチS1や電動送風機13の
パワーを設定する設定スイッチS2,S3等が設けられて
いる。
【0012】手元操作管16には延長管17が着脱可能
に接続され、延長管17の先端部には吸込口体20が着
脱可能に接続されている。
に接続され、延長管17の先端部には吸込口体20が着
脱可能に接続されている。
【0013】吸込口体20は、図2および図3に示すよ
うに、吸込口本体30と、延長管17に接続されるとと
もにこの本体30の後部に設けられた接続管31とを備
えている。
うに、吸込口本体30と、延長管17に接続されるとと
もにこの本体30の後部に設けられた接続管31とを備
えている。
【0014】吸込口本体30には底面に吸込開口32を
有する吸込室33が形成され、この吸込室33内には絨
毯等に付着した塵埃を掻き上げる回転清掃体34が回転
自在に配置されている。回転清掃体34は断面が湾曲し
た複数のブレード35を軸部36に植設して構成したも
のである。吸込口本体30の前面には、左右方向に延び
たスリット状の一対の空気導入口37,37が形成さ
れ、この空気導入口37,37から導入された空気は回
転清掃体34のブレード35に当たって回転清掃体34
を回転させる。
有する吸込室33が形成され、この吸込室33内には絨
毯等に付着した塵埃を掻き上げる回転清掃体34が回転
自在に配置されている。回転清掃体34は断面が湾曲し
た複数のブレード35を軸部36に植設して構成したも
のである。吸込口本体30の前面には、左右方向に延び
たスリット状の一対の空気導入口37,37が形成さ
れ、この空気導入口37,37から導入された空気は回
転清掃体34のブレード35に当たって回転清掃体34
を回転させる。
【0015】また、吸込口本体30には、吸込室33の
後部にこの吸込室33に連通するとともに前後方向に延
びた円筒状の吸込管部39が形成され、この吸込管部3
9の外周囲に回転管40が回転自在に嵌合されている。
後部にこの吸込室33に連通するとともに前後方向に延
びた円筒状の吸込管部39が形成され、この吸込管部3
9の外周囲に回転管40が回転自在に嵌合されている。
【0016】この回転管40の後部には、図4ないし図
6に示すように、回転管40の端面の略半分の部分から
後方に突出する支持突部45が形成されている。この支
持突部45の左右には支持壁46,46が形成され、支
持壁46,46には半円状の軸受凹部47,47がそれ
ぞれ形成されている。また、支持壁46,46間には壁
部48が連接され、壁部48には断面円弧状の内面48
aが形成されている。この内面48aの中心線は吸込管
部39の軸線と直交する方向(左右方向)に延びてい
る。図中、49は支持壁46,46間の切欠である更
に、支持突部45には保持カバー50が図6に示した様
にタッピングネジ51,51で固定されている。この支
持突部45と保持カバー50とによって第1連結部が構
成されている。
6に示すように、回転管40の端面の略半分の部分から
後方に突出する支持突部45が形成されている。この支
持突部45の左右には支持壁46,46が形成され、支
持壁46,46には半円状の軸受凹部47,47がそれ
ぞれ形成されている。また、支持壁46,46間には壁
部48が連接され、壁部48には断面円弧状の内面48
aが形成されている。この内面48aの中心線は吸込管
部39の軸線と直交する方向(左右方向)に延びてい
る。図中、49は支持壁46,46間の切欠である更
に、支持突部45には保持カバー50が図6に示した様
にタッピングネジ51,51で固定されている。この支
持突部45と保持カバー50とによって第1連結部が構
成されている。
【0017】保持カバー50は、回転管40及び吸込管
部39の後端の半分を覆っている。保持カバー50に
は、後方に開放する切欠51と、支持壁46,46に当
接する支持壁52,52が形成されている。保持カバー
50の後端縁には切欠51に沿うとともに左右方向に延
びて下方に突出した突起50Tが形成されている。ま
た、保持カバー50には、支持壁52,52間に位置し
て円弧状の内面50aが形成されている。この内面50
aは壁部48の内面48aに沿って延びている。
部39の後端の半分を覆っている。保持カバー50に
は、後方に開放する切欠51と、支持壁46,46に当
接する支持壁52,52が形成されている。保持カバー
50の後端縁には切欠51に沿うとともに左右方向に延
びて下方に突出した突起50Tが形成されている。ま
た、保持カバー50には、支持壁52,52間に位置し
て円弧状の内面50aが形成されている。この内面50
aは壁部48の内面48aに沿って延びている。
【0018】この各支持壁52,52には、半軸受凹部
47,47と一致する半円状の軸受凹部53,53が形
成されていると共に、軸受凹部53,53の中央に開放
する浅い係止凹部54,54が形成されている。また、
保持カバー50には支持壁52,52間に位置し且つ係
止凹部54,54に対応する係止突部55,55が形成
されている。
47,47と一致する半円状の軸受凹部53,53が形
成されていると共に、軸受凹部53,53の中央に開放
する浅い係止凹部54,54が形成されている。また、
保持カバー50には支持壁52,52間に位置し且つ係
止凹部54,54に対応する係止突部55,55が形成
されている。
【0019】接続管31の一端部には屈曲部31aが形
成され、屈曲部31aの端部には略半円筒状のシール筒
部(第2連結部)56が一体に形成されている。このシ
ール筒部56は、回転軸線としての中心線が接続管31
の軸線と直交する方向(左右方向)に延びている。ま
た、シール筒部56の軸線方向端部には端壁57,57
が形成され、端壁57,57にはシール筒部56と同軸
の回転支持軸58,58が突設されている。
成され、屈曲部31aの端部には略半円筒状のシール筒
部(第2連結部)56が一体に形成されている。このシ
ール筒部56は、回転軸線としての中心線が接続管31
の軸線と直交する方向(左右方向)に延びている。ま
た、シール筒部56の軸線方向端部には端壁57,57
が形成され、端壁57,57にはシール筒部56と同軸
の回転支持軸58,58が突設されている。
【0020】この支持軸58は軸受凹部47,53間に
回転自在に保持され、シール筒部56は円弧状の内面4
8a,50a間に配設され、接続管31は、シール筒部
56が回転支持軸58,58を中心にして内面48a,
50a間を摺動回動することにより前後方向へ回動す
る。
回転自在に保持され、シール筒部56は円弧状の内面4
8a,50a間に配設され、接続管31は、シール筒部
56が回転支持軸58,58を中心にして内面48a,
50a間を摺動回動することにより前後方向へ回動す
る。
【0021】保持カバー50の内面50aとシール筒部
56との間には円弧状のスライド部材59が配設されて
いる。そして、シール筒部56には円弧状の内面48a
に摺接するシール突部60が形成されている。また、シ
ール筒部56の周壁56Aの上側には前方に開放した切
欠70が形成され、この切欠70に沿って突条部71が
形成されている。
56との間には円弧状のスライド部材59が配設されて
いる。そして、シール筒部56には円弧状の内面48a
に摺接するシール突部60が形成されている。また、シ
ール筒部56の周壁56Aの上側には前方に開放した切
欠70が形成され、この切欠70に沿って突条部71が
形成されている。
【0022】切欠70の幅(前後方向の幅)は、接続管
31を図7に示すように起立させた際に、シール筒部5
6の周壁56Aが回転管40内にある吸込管部39の風
路の一部を塞がないように設定されている。
31を図7に示すように起立させた際に、シール筒部5
6の周壁56Aが回転管40内にある吸込管部39の風
路の一部を塞がないように設定されている。
【0023】スライド部材59の前端には上方に突出し
た突起59Aが形成され、後端には下方に突出した突起
59Bが形成されている。突起59Bはシール筒部56
の突条部71に係合して、接続管31が図8に示す起立
位置から図3に示す位置へ回動された際に、保持カバー
50内に収納された状態のスライド部材59がその回動
とともに引き出されていく。また、接続管31が図3に
示す位置へ回動されると、スライド部材59の突起59
Aが保持カバー50の突起50Tに係合して、スライド
部材59の抜けの防止が図られている。
た突起59Aが形成され、後端には下方に突出した突起
59Bが形成されている。突起59Bはシール筒部56
の突条部71に係合して、接続管31が図8に示す起立
位置から図3に示す位置へ回動された際に、保持カバー
50内に収納された状態のスライド部材59がその回動
とともに引き出されていく。また、接続管31が図3に
示す位置へ回動されると、スライド部材59の突起59
Aが保持カバー50の突起50Tに係合して、スライド
部材59の抜けの防止が図られている。
【0024】接続管31を図3に示す位置へ回動させる
と、シール筒部56の切欠70と保持カバー50の切欠
51により、すなわち、図7に示すように、保持カバー
50の後端縁50Eとシール筒部56の前端縁56Eと
の間に隙間が形成される。この隙間は、スライド部材5
9が引き出されていくことによって閉塞されるようにな
っている。
と、シール筒部56の切欠70と保持カバー50の切欠
51により、すなわち、図7に示すように、保持カバー
50の後端縁50Eとシール筒部56の前端縁56Eと
の間に隙間が形成される。この隙間は、スライド部材5
9が引き出されていくことによって閉塞されるようにな
っている。
【0025】そして、シール筒部56と支持突部45と
保持カバー50とで接続管31を前後方向に回動可能に
する関節部100が構成され、接続管31と回転管40
はシール筒部56と支持突部45と保持カバー50とで
形成される連結風路101を介して連通している。
保持カバー50とで接続管31を前後方向に回動可能に
する関節部100が構成され、接続管31と回転管40
はシール筒部56と支持突部45と保持カバー50とで
形成される連結風路101を介して連通している。
【0026】接続管31を図3の位置から図8に示す位
置へ回動させると、スライド部材59が接続管31の屈
曲部31aに押されて保持カバー50内に収納されてい
く。すなわち、スライド部材59は、接続管31を図3
の倒した位置と図8の起立させた位置との間の回動移動
に追従して移動する。
置へ回動させると、スライド部材59が接続管31の屈
曲部31aに押されて保持カバー50内に収納されてい
く。すなわち、スライド部材59は、接続管31を図3
の倒した位置と図8の起立させた位置との間の回動移動
に追従して移動する。
【0027】また、図4に示したように、シール筒部5
6の外周面には係止凹部61が形成され、支持軸58の
外周面には係止突部62が形成されている。そして、接
続管31を図8の如く起立させたときには、係止凹部6
1に係止突部55が係合すると共に、係止突部62が係
止凹部54に係合して、接続管31を起立位置に保持す
る。
6の外周面には係止凹部61が形成され、支持軸58の
外周面には係止突部62が形成されている。そして、接
続管31を図8の如く起立させたときには、係止凹部6
1に係止突部55が係合すると共に、係止突部62が係
止凹部54に係合して、接続管31を起立位置に保持す
る。
【0028】吸込口本体30の下ケース80の後部中央
の左右の部分には、図9に示すように、後方に突出する
後輪支持用の突部81,81が形成され、この突部8
1,81の後端部には後輪64,64が取り付けられて
いる。また、上ケース82の後部には吸込管部39の両
側に位置するカバー部42,42が形成され、このカバ
ー部42,42は下ケース80の後輪支持用の突部8
1,81をカバーしている。63は下ケース80に取り
付けた前輪である。
の左右の部分には、図9に示すように、後方に突出する
後輪支持用の突部81,81が形成され、この突部8
1,81の後端部には後輪64,64が取り付けられて
いる。また、上ケース82の後部には吸込管部39の両
側に位置するカバー部42,42が形成され、このカバ
ー部42,42は下ケース80の後輪支持用の突部8
1,81をカバーしている。63は下ケース80に取り
付けた前輪である。
【0029】次に、上記実施形態の電気掃除機の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0030】狭い場所を掃除する場合には、図8に示す
ように、接続管31を起立させる。この起立により、ス
ライド部材59が接続管31の屈曲部31aに押されて
保持カバー50内に収納されていくとともに、シール筒
部56が回転支持軸58,58を中心にして支持突部4
5と保持カバー50の支持部内面48a,50a間を摺
動回動していき、シール筒部56の周壁56Aの上部側
が前方へ突き出していく状態となるが、周壁56Aの切
欠70によって、吸込管部39の風路の一部がその周壁
56Aによって塞がれてしまうことがなく、その風路の
断面積を小さくさせずに一定に保つことができる。
ように、接続管31を起立させる。この起立により、ス
ライド部材59が接続管31の屈曲部31aに押されて
保持カバー50内に収納されていくとともに、シール筒
部56が回転支持軸58,58を中心にして支持突部4
5と保持カバー50の支持部内面48a,50a間を摺
動回動していき、シール筒部56の周壁56Aの上部側
が前方へ突き出していく状態となるが、周壁56Aの切
欠70によって、吸込管部39の風路の一部がその周壁
56Aによって塞がれてしまうことがなく、その風路の
断面積を小さくさせずに一定に保つことができる。
【0031】そして、起立した接続管31を回転管39
を回転させることによりほぼ水平状態に倒す(図12参
照)。接続管31は回転管39とともに回転していくの
で、風路断面積は一定に保たれる。このため、狭い隙間
を掃除する場合であっても、吸込効率を低下させずに塵
埃を吸引していくことができる。
を回転させることによりほぼ水平状態に倒す(図12参
照)。接続管31は回転管39とともに回転していくの
で、風路断面積は一定に保たれる。このため、狭い隙間
を掃除する場合であっても、吸込効率を低下させずに塵
埃を吸引していくことができる。
【0032】また、シール筒部56に切欠70を設け、
この切欠によって形成される隙間をスライド部材59で
塞ぐようにしたものであるから、その構造は簡単なもの
である。
この切欠によって形成される隙間をスライド部材59で
塞ぐようにしたものであるから、その構造は簡単なもの
である。
【0033】上記実施形態では、隙間をスライド部材5
9で閉塞しているが、蛇腹部材を使用してその隙間を閉
塞するようにしてもよい。この場合も構造は簡単なもの
となる。
9で閉塞しているが、蛇腹部材を使用してその隙間を閉
塞するようにしてもよい。この場合も構造は簡単なもの
となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、接続管を所定角度回動させた際に第1連結
部または第2連結部によって、接続管または回転管の風
路の断面積を小さくさせないようにしたものであるか
ら、接続管の回動により風路の断面積を小さくさせずに
済み、接続管を起立させて狭い隙間を掃除するような場
合であっても、吸込効率を低下させずに塵埃を吸引して
いくことができる。
明によれば、接続管を所定角度回動させた際に第1連結
部または第2連結部によって、接続管または回転管の風
路の断面積を小さくさせないようにしたものであるか
ら、接続管の回動により風路の断面積を小さくさせずに
済み、接続管を起立させて狭い隙間を掃除するような場
合であっても、吸込効率を低下させずに塵埃を吸引して
いくことができる。
【0035】請求項2の発明によれば、上記効果の他、
スライド部材で隙間を塞ぐようにしたものであるから、
その構造は簡単になるという効果を有する。
スライド部材で隙間を塞ぐようにしたものであるから、
その構造は簡単になるという効果を有する。
【0036】請求項3の発明によれば、請求項1の効果
の他、蛇腹部材で隙間を塞ぐようにしたものであるか
ら、その構造は簡単になるという効果を有する。
の他、蛇腹部材で隙間を塞ぐようにしたものであるか
ら、その構造は簡単になるという効果を有する。
【0037】請求項4の発明によれば、請求項1ないし
請求項3の効果を得る電気掃除機を提供することができ
る。
請求項3の効果を得る電気掃除機を提供することができ
る。
【図1】本発明に係る電気掃除機の実施の形態を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の吸込口体を示した平面図である。
【図3】図2の吸込口体の断面図である。
【図4】接続管を前後左右に回動させる関節部の構造を
示した分解斜視図である。
示した分解斜視図である。
【図5】関節部を示した斜視図である。
【図6】接続管を前後左右に回動させる関節部の構造を
示した分解斜視図である。
示した分解斜視図である。
【図7】関節部の構造を示した断面図である。
【図8】接続管を起立させた状態を示した説明図であ
る。
る。
【図9】吸込口体の底面を示した底面図である。
【図10】従来の電気掃除機を示した斜視図である。
【図11】図11の吸込口体の一部を断面にした部分断
面図である。
面図である。
【図12】吸込口体の使用状態を示した説明図である。
20 吸込口体 30 吸込口本体 31 接続管 40 回転管 45 支持部 45a 内面 50 保持カバー 50a 内面 56 シール筒部(第2連結部) 59 スライド部材 70 切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 順司 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 (72)発明者 石川 清 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内 (72)発明者 市野 雄之 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内
Claims (4)
- 【請求項1】集塵用の吸込開口が底面に形成された吸込
口本体と、前後方向に延びた軸線回りに回動可能に前記
吸込口本体の後部に設けられるとともに前記吸込開口に
連通した回転管と、この回転管に連結される接続管とを
備え、前記回転管の後端部に左右方向に延びた軸線を有
する円弧状の接合面を有する第1連結部が設けられ、前
記接合面に接合するとともにその接合面に沿って前後方
向に回動し且つ第1連結部とともに連結風路を形成する
第2連結部が前記接続管の先端部に設けられ、前記接続
管は前記連結風路を介して回転管に連通するとともに第
1,第2連結部により左右方向に延びた軸線回りに回動
可能となっている吸込口体において、 前記接続管を回動させた際に前記第1連結部または第2
連結部によって、接続管または回転管の風路の断面積を
小さくさせないようにしたことを特徴とする吸込口体。 - 【請求項2】前記接続管を所定方向へ回動させた際に接
続管または回転管の風路の断面積を小さくさせないよう
に、接続管を所定方向と反対方向へ回動させた際に第1
連結部の後縁部と第2連結部の前縁部との間に隙間を形
成させ、 前記接続管が前記反対方向に回動された際に第1連結部
側または第2連結部側から引き出されて前記隙間を塞ぐ
スライド部材を設け、 前記接続管が所定方向へ回動される際に、引き出された
スライド部材が第1連結部側または第2連結部側へ収納
されることを特徴とする請求項1の吸込口体。 - 【請求項3】前記接続管を所定方向へ回動させた際に接
続管または回転管の風路の断面積を小さくさせないよう
に、接続管を所定方向と反対方向へ回動させた際に第1
連結部の後縁部と第2連結部の前縁部との間に隙間を形
成させ、 前記接続管の回動に応じて伸縮する蛇腹部材で前記隙間
を塞いだことを特徴とする請求項1の吸込口体。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか記載の
吸込口体を有することを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231298A JPH11206635A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 吸込口体とこの吸込口体を有する電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1231298A JPH11206635A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 吸込口体とこの吸込口体を有する電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11206635A true JPH11206635A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11801810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1231298A Pending JPH11206635A (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 吸込口体とこの吸込口体を有する電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11206635A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100756004B1 (ko) | 2006-07-31 | 2007-09-06 | 한경희 | 스팀청소기 밀대 연결구조 |
US7434294B2 (en) | 2003-07-09 | 2008-10-14 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Suction opening body and electric cleaner |
JP2012024496A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Toshiba Corp | 掃除機用吸込み口体及びこれを備えた電気掃除機 |
US10292555B2 (en) | 2014-12-02 | 2019-05-21 | Dyson Technology Limited | Floor tool for a vacuum cleaner |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP1231298A patent/JPH11206635A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7434294B2 (en) | 2003-07-09 | 2008-10-14 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Suction opening body and electric cleaner |
KR100756004B1 (ko) | 2006-07-31 | 2007-09-06 | 한경희 | 스팀청소기 밀대 연결구조 |
JP2012024496A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Toshiba Corp | 掃除機用吸込み口体及びこれを備えた電気掃除機 |
US10292555B2 (en) | 2014-12-02 | 2019-05-21 | Dyson Technology Limited | Floor tool for a vacuum cleaner |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040427 |