JPH0280020A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH0280020A
JPH0280020A JP23115488A JP23115488A JPH0280020A JP H0280020 A JPH0280020 A JP H0280020A JP 23115488 A JP23115488 A JP 23115488A JP 23115488 A JP23115488 A JP 23115488A JP H0280020 A JPH0280020 A JP H0280020A
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JP
Japan
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suction port
brush
rotating brush
rotary brush
suction
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JP23115488A
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English (en)
Inventor
Hideo Abe
阿部 秀男
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、塵埃を掻き出すための回転ブラシを備えた電
気掃除機の吸込口体に係り、とくに、吸込口に臨む回転
ブラシの構造に関する。
(従来の技術) 従来、とくにじゅうたんの掃除に適した電気掃除機の吸
込口体として、たとえば第12図に示すように、下部本
体ケース1およびF部本体ケース2からなる吸込口本体
3の下面部前側に左右方向へ延びる細長い吸込口4を形
成し、この吸込口4に臨んで吸込口本体3内に電動mな
どにより回転駆動される細長い回転ブラシ5を回転自在
に支持したものが知られているが、従来のこの種の電気
掃除機の吸込口体では、吸込口4仝休が常時開放状態に
ある構造になっていた。なお、前記吸込口本体3の下面
には、前記吸込口4の左右両端から吸込口本体3の左右
両側面に至る風の案内用の風路溝6が形成されている。
また、7は前記吸込口4により小さい連通口8を介して
連通した回動自在の継手管、9は走行用の後輪、10は
前輪である。
一方、とくに床およびたたみの掃除に適した電気掃除機
の吸込口体としては、たとえば第13図に示すように、
吸込口本体3に下方へ開口した比較的小さな吸込口4を
形成するとともに、前記吸込口本体3の下面に前記吸込
口4から左右方向へ吸込口本体3の左右両側面まで延び
る側路溝6を形成したものが知られている。なお、前記
吸込口4および風路溝6の後側に沿ってブラシ毛11が
植設されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、第13図に示す回転ブラシのない従来の電気
掃除機の吸込口体は、吸込口4の開口面積が小さいため
、強い吸込力が得られるが、じゅうたんの掃除には適さ
ない。これに対して、第12図に示す従来の電気掃除機
の吸込口体は、とくに毛足の長いじゅうたんなどの掃除
には適しているが、吸込ロ40開ロ面積が大きいため、
吸込力が弱い。したがって、本床などの床、たたみある
いは毛足の短いカーペット類の掃除に用いるとき、回転
ブラシ5がとくに必要ないにもかかわらず、弱い吸込ノ
Jしか得られ/、鵞いため、じゅうたん以外の用途には
適さない。すなわち、従来の回転ブラシ付吸込口体は、
被掃除面の違いによらず、一定の開口面積の吸込口4か
ら吸込を行なうため、常に最適の吸込を行なえない問題
があった。
そのため、じゅうたんおよび床などの様々な被掃除面を
掃除するとき、各被掃除面に対して効率のよい吸込を行
なうためには、2種類の吸込口体を用意しておかなけれ
ばならず、手間がかかつて、掃除時間も長くなり、能率
が悪いとともに、不ll済であった。
本発明の目的は、上述のような問題点を解決して、じゅ
うたんあるいは床などの各種被掃除面それぞれについて
効率のよい吸込が行なえる回転ブラシ付電気掃除機の吸
込口体を提供することである。さらに、この電気掃除機
の吸込口体において、じゅうたん以外の床などを掃除す
る際に回転ブラシのブラシ毛が邪魔にならないようにす
ることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、吸込口を下面部に設けた吸込口本体と、この
吸込口本体内に前記吸込口に臨んで回転自在に支持され
外周面にブラシ毛を設けた回転ブラシと、前記吸込口本
体内に設けられ前記回転ブラシを回転駆動する電動機ま
たはエアタービンなどの駆動源とを備えた電気掃除機の
吸込口体において、上記目的を達成するために、前記回
転ブラシを上下動自在としてこの回転ブラシにより前記
吸込口を聞n自在とするとともに、前記回転ブラシの中
央部にこの回転ブラシが下降して前記吸込口を閉じたと
ぎにもこの吸込口の一部のみを開放状態に保つ凹部を設
けたものである。
また、回転ブラシの外周面にこの回転ブラシの凹部に向
かってほぼ吸込口の長手方向すなわち回転ブラシの軸方
向へ延びる複数の突条を形成してもよい。
さらに、回転ブラシのブラシ毛をこの回転1ラシの内外
に出没自在とするとともに、このブラシ毛を少なくとも
前記回転ブラシの回転時遠心力などにより突出させこの
回転ブラシの下FlfRばね力などにより没入させる出
没手段を加えてもよい。
(作用) 本発明の請求項1の電気掃除機の吸込口体では、たとえ
ば毛足の長いじゅうたんなどを掃除するとき、回転ブラ
シを上昇させて、この回転ブラシの下側に臨む吸込口の
全体を開放し、回転ブラシを駆動源により回転駆動する
。そして、この回転する回転ブラシが吸込口の全体に渡
る広い範囲でじゅうたんなどから塵埃を掻き出し、掻き
出された塵埃が吸込口から吸込まれる。一方、床あるい
はたたみなどを掃除するときは、回転ブラシを下降させ
て、この回転ブラシにより吸込口を塞ぐが、この状態で
は、回転ブラシの中央部に凹部があることにより、吸込
口の中央部の一部のみが開放される。そして、回転ブラ
シを回転させない状態で吸込を行なうが、このとき、吸
込口は回転ブラシの凹部が位置している部分のみが開口
していて開口面積が小さくなっているので、吸込口の中
央部から強い吸込力をもって塵埃が吸込まれる。
また、請求項2の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シを回転させてじゅうたんなどを掃除するとき、回転ブ
ラシの外周面にありほぼその軸方向へ延びる複数の突条
がビータとしてじゅうたんなどを押打する。一方、回転
ブラシを回転させずにこの回転ブラシにより吸込口を塞
いで床などを掃除するときには、吸込口に位置し回転ブ
ラシの凹部に向かって延びる複数の突条が、風および塵
埃を凹部へと導く。
さらに、請求項3の電気掃除機の吸込口体では、回転ブ
ラシを回転させてじゅうたんなどを掃除するとき、出没
手段がたとえば遠心力などによリブラシ毛を回転ブラシ
外へ突出さ住る。したがって、この回転ブラシのブラシ
毛が塵埃を掻き出す。・一方、回転ブラシを下降させて
この回転ブラシを回転させずに床などを掃除するときに
は、出没手段がたとえばばね力などよりブラシ毛を回転
ブラシ内へ没入させる。したがって、ブラシ毛により風
および塵埃の流れが妨げられることが防止される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を第1図ないし第11図
に基づいて説明する。
第11図において、16はホースで、このホース16は
、図示しない電気掃除機本体に一端部が接続されるもの
であり、握り管17を他端側に有している。また、18
はこの握り管17に一端部が着脱自在に接続される延長
管で、この延長管18は、吸込口体19が他端部に着脱
自在に接続されるものである。そして、前記ホース16
および延長管18に沿って、前記吸込口体19内に導入
される電源コード20が保持されている。
つぎに、前記吸込口体19について説明する。
21は吸込口本体で、この吸込口本体21は、バンパー
22を介して結合固定された下部本体ケース23と上部
本体ケース24とからなっている。そして、前記吸込口
本体21の下面部の後側と前側とには、左右一対の接輪
26と前輪27とが軸着されている。
また、前記吸込口本体21の内部には、左右方向へ伸び
る仕切壁28により回転ブラシ室29が前側に区画形成
されており、前記仕切壁28の中央部には連通口30が
開口形成されている。そして、前記回転ブラシ室29に
臨んで吸込口本体21の下面部には左右方向へ延びる細
長い吸込口31が開口形成されている。また、前記吸込
口本体21の下面には、この吸込口本体21の左右両側
面から前記吸込口31の左右両端に至る下方へ開口した
風路溝32が形成されている。さらに、前記吸込口本体
21の後部には、前記延長管18に後部が着脱自在に嵌
合接続される継手管33が枢着されており、この継手管
33の前端開口部が前記連通口30に可撓な連通管34
を介して連通接続されている。
また、前記吸込口本体21内の左右−側でかつ前記仕切
壁28の後方の位置には駆動源としての電動機3Gが配
設されており、この電動機36の左右方向外方へ突出し
た回転軸体37にはプーリ38が固着されている。また
、前記電源コード20が電1iIJ機36に電気的に接
続されている。なお、この電atffi36は、前記握
り管17などに設けられた図示しないスイッチによりオ
ン・オフ制御されるようになっている。
41は細長い回転ブラシで、この回転ブラシ41は、後
で詳しく説明するように、前記回転ブラシ室29内に左
右方向を回転軸方向として回転自在にかつ上下動自在に
支持され、前記吸込口31を開閉するものである。tt
J記回転ブラシ41は、左右方向を軸方向とする円柱形
状のブラシ台42を有しているが、このブラシ台42の
中央部は、縮径されて前記連通口30に対向する円環状
の凹部43となっている。そして、前記ブラシ台42の
径は、前記吸込口31の前後方向の幅より大きくなって
いるが、凹部43の径は吸込口31の幅より若干小さく
なっている。
また、前記ブラシ台42の軸方向の良さは、前記吸込口
31の左右り向の長さとほぼ等しくなっているそして、
前記ブラシ台42の外周面には、凹部43を除いて、左
右方向へ延びる複数だとえtf 4条の突条44がブラ
シ台42の中心軸に対して放射状に形成されており、こ
れら突条44は、前記凹部43まで達している。
まI;、前記ブラシ台42の外周部には、四部43を除
いてかつ前記各突条44W5に位置して、複数のブラシ
毛45が左右方向へ並んで4条設けられている。そして
、これらブラシ毛45は、第9図および第10図に示す
ように、それぞれブラシ台42に対して出没自在となっ
ている。すなわち、このブラシ台42に形成された複数
の穴部46に出没手段としての錘体47がそれぞれ停方
向へ摺動自在に嵌合されており、これら錘体47に前記
各ブラシ毛45がそれぞれ外方へ向けて植設されている
。なお、前記各穴部46のブラシ台42の外周部に位置
する部分は、前記ブラシ毛45が挿通された縮径部48
となっており、この縮径部48により前記各錘体47が
抜は止めされている。さらに、これら各踵体47は、前
記穴部46内に位置した出没手段としてのコイル状ばね
49によりそれぞれ没入方向へ付勢されている。
また、前記ブラシ台42の一端部には、前記電動機36
の1−リ38との間に回転転)!用の無端ベルト51が
張架されるプーリ52が同軸的に固着されている。さら
に、前記ブラシ台42の両端部には、回転輪体53がそ
れぞれ同軸的に固着されている。
56は支持アーム体で、この支持アーム体56は、天板
部51とこの天板部51の左右両端から垂下した一対の
側板部58とからなっている。そして、第8図に示すよ
うに、これら側板部58に前記回転ブラシ41の両回転
軸体53がそれぞれベアリング59を介して回転自在に
支持されている。一方、前記吸込口本体21の回転ブラ
シ室29内の左右両側面には、相対向する方向および上
方へ開口した支持凹部60がそれぞれ形成されており、
これら支持凹部60に前記支持アーム体5Gの各側板部
58が上下摺動自在に嵌合されている。こうして、前記
回転ブラシ41が、前記回転ブラシ室29内に回転自在
かつ吸込口31を塞ぐ位置まで上下動自在に支持されて
いる。
また、前記吸込口本体21の2I:、面には、左右方向
中央部でかつ前記回転ブラシ¥29の上方に位置して円
形の窪部61が形成されており、この窪部61には、さ
らにその中心部を通る直径上に位vする断面アーバ状の
カム溝62が形成されている。さらに、前記窪部61′
a′)中心部には通孔63が貫通形成されている。そし
て、この通孔G3にはつまみ体64が水平回動自在に貫
通されている。一方、前記支持アーム体56の中央部に
は前記通孔63に対向する通孔65が形成されており、
この通孔65を回動自在に貫通したねじ66が前記つま
み体G4の下端部に螺着されて、このつまみ休64が前
記支持アーム体56に水平回動のみ可能に連結されてい
る。また、前記つまみ休64を囲続して前記吸込口本体
21の上面部と支持アーム体56との間にコイル状のば
ね67が取付けられており、このばね67により、前記
支持アーム体56およびつまみ体64は常時下方へ付勢
されている。そして、このつまみ体64の上部には、前
記窪部G1の底面上を摺動しカム溝62に係脱自在に係
合されるカム受部68が下方へ突出ざl!(形成されて
いる。
さらに、前記回転ブラシ室29内の左右一端部の上側に
位置して吸込口本体21にはマイク[1スイツチγ1(
第8図図示)が固着されている。このマイクロスイッチ
71は、下方へ付勢された上下方向へ進退自在の開閉子
72を有しており、この開閉子72は、前記支持アーム
体56の上野時のみkこのアーム体56により下方から
押圧されて退行するものである。そして、前記マイク[
1スイツヂ71は、前記電@J@3Gに電気的に接続さ
れており、開閉子72の下りへの進出時に前記電動l1
36を停止させ、開閉子72の退行時に電動機36を駆
動可能状態とするものである。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
たとえば毛足の長いじゅうたんなどを掃除するときには
、必要ならばつまみ体64を回動操作し、第6図に示す
ように、このつまみ休64のカム受部68を窪部61に
おけるカム溝62から外れた位置にのり上げさせる。こ
の状態では、第1図にa線で示すように、ばね67の付
勢力に抗して、つまみ休64、支持アーム体56および
回転ブラシ41が上昇位置に保持され、吸込口31の全
体が開放される。これとともに、支持アーム体56がマ
イクロスイッチ71の開閉子72を下方から押圧させて
退行させ、電動機36が駆動可能状態となる。なお、電
動機36が停止していて、回転ブラシ41が回転してい
ない状態では、第10図に示すように、ばね49の付勢
力により、各ブラシ毛45はブラシ台42内に没入して
いる。
ここで、握り管17などにあるスイッチをオンにすれば
、電動機3Gが駆動状態になり、この電動1136の回
転軸体37からプーリ38、ベル1−51およびプーリ
52を介して回転ブシ゛シ41に回転が伝達され、この
回転ブラシ41が回転する。こうして回転ブラシ41が
回転すると、第9図に示すように、錘体41に加わる遠
心力によってブラシ毛45がブラシ台42から突出する
。そして、回転する回転ブラシ41のブラシ毛45が、
吸込口31の長手方向の全体に渡る広い範囲でじゅうた
んなどから塵埃を掻き出す。
これとともに、回転ブラシ41の突条44がビータとし
てじゆうたlυなどを押打し、塵埃を叩き出づ。
また、掃除機本体内の電動送風機の駆動により、上述の
ようにして掻き出されるなどした塵埃が風とともに吸込
口31から吸込まれ、回転ブラシ室29、遠道ロ3G、
連通管34、継手管33、延長管18おにびホース1G
を介して掃除機本体内の集?室に導かれる。
一方、回転ブラシ41が不要な床、たたみ、あるいは毛
足の短いカーペットなどの掃除時には、つまみ体64を
回動させて、第7図に示すように、このつまみ休64の
カム受部68をカム溝62に位δさせる。そうすると、
第1図に実線で示すように、ばね67の付勢力によって
、つまみ休64、支持アーム体56および回転ブラシ4
1が下降し、この回転ブラシ41のブラシ台42が吸込
口31の前後の端縁に当接して、凹部43を除いて吸込
口31が回転ブラシ41により塞がれる。すなわち、吸
込口31は、回転ブラシ41の中央部にある凹部43が
重なった中央部の一部のみが開放状態となる。これとと
もに、支持アーム休56が下降することによりマイクロ
スイッチ71の開閉子72から離れ、この開閉子72が
下方へ進出し、握り管11などのスイッチの開閉にかか
わらず、電動機36は必ず停止状態となり、回転ブラシ
41は回転しない。したがって、もちろんブラシ毛45
もブラシ台42内に没入しlζ状態になる。
そして、この状態で吸込を行なうが、このとき、吸込口
31は回転ブラシ41の凹部43が位置している部分の
みが開口していて開口面積が小さくなっているので、吸
込力が強くなり、前記開口した部分から強力に塵埃が吸
込まれる。その際、床などに対向する吸込口31に位置
して回転ブラシ41の凹部43に向かって延びる複数の
突条44が、第3図に矢指で示すように、風および塵埃
を凹部43にスムーズに導く。なお、回転ブラシ41を
回転させて掃除するときも同じであるが、吸込口31の
左右両側方にある風路溝32からも風が導かれる。また
、風および塵埃の流路となる突条44間においてブラシ
毛45が突出していないので、このブラシ毛45により
、風および塵埃の流れが妨げられることがなく、いっそ
う効率よい吸込が行なわれる。
上記構成によれば、じゅうたんなどを掃除するときは、
回転ブラシ41を回転させて広い範囲で塵埃を掻き出す
ことができ、また、回転ブラシ41が不要な床やたたみ
などを帰隊するときは、吸込口31の開口面積を小さく
して、従来の床用の吸込口体と同様の集中的な吸込を行
なうことがeきる。
すなわち、1台の吸込口体19で、被掃除面の種類に応
じたR通の吸込形態を選択することができ、従来のよう
に用途別の2台以上の吸込口体を用意する必要がなく、
手間がかからず、能率的な掃除が行なえるとともに、経
済的である。
また、回転ブラシ41に設けられた突条44が、回転ブ
ラシ41の回転時のビータと非回転時の風の案内とを兼
ねているので、無駄のない構成である。
なお、上記実施例では、回転ブラシ41の駆動源を電動
機36としたが、駆動源は吸込気流により回転されるエ
アタービンにしてもよい。
また、回転ブラシ41のブラシ毛45は、糸状体を束ね
たものではなく、軟質塩化ビニール樹脂などで形成され
た弾性突出片としてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が17られる。
請求項1の電気掃除機の吸込口体では、吸込口に上方か
ら臨む回転ブラシを上下動自在としてこの回転ブラシに
より吸込口を間開自在とし、回転ブラシの中央部にその
下降時吸込口の一部のみを開放状態とする凹部を設けた
ので、回転ブラシの不要な床やたたみなどの掃除を行な
うとぎは、吸込口の開口面積を小さくして吸込力を強く
することができ、したがって、じゅうたんあるいは床な
どの被掃除面の種類に応じて最も効率のよい吸込を行な
うことができ、しかも、このような吸込形態の選択が1
台の吸込口体により可能なので、手間がかからず、能率
的であるとともに、経済的である。
また、請求項2の電気掃除機の吸込口体では、回転ブラ
シの外周面に凹部に向かってほぼ吸込口の長手方向へ延
びる複数の突条を設けたので、この突条が、回転ブラシ
の回転時じゅうたんなどを押打するビータとして作用す
るのみでなく、回転ブラシの下降時に吸込口の開口部分
である凹部に風を案内するn用を有し、被掃除面の種類
に応じたより一層効率のよい吸込が行なえるとともに、
構成に無駄がない。
さらに、請求項3の電気掃除様の吸込口体Cは、回転ブ
ラシのブラシ毛を少なくとも回転ブラシの回転時突出さ
せ下降時没入させるので、回転ブラシを下降させ吸込口
の間口面積を小さくして床などの掃除を行なうとき、ブ
ラシ毛が風や四埃の流れを妨げることがなく、より効率
的な吸込が行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す前部を断面にした側面図、第2図は同上下部本体ケー
スを除いた底面図、第3図は同上全体の底面部、第4図
は同上全体の斜視図、第5図は同上窪部の斜視図、第6
図は同上第5図の■−■断面でつまみ体が上野した状態
の断面図、第7図は同上つまみ体が下降した状態の断面
図、第8図は同上突条およびブラシ毛を省略した回転ブ
ラシ部分の斜視図、第9図は同上ブラシ毛が突出した状
態の回転ブラシの一部を断面にした側面図、第10図は
同上ブラシ毛が没入した状態の回転ブラシの一部を断面
にした側面図、第11図は同上吸込口体と延長管とホー
スとの接続状態を示す側面図、第12図は従来の電気掃
除機の吸込口体の一例を示す斜視図、第13図は従来の
電気掃除機の吸込口体の他の例を示す斜視図である。 19・・吸込口体、21・・吸込口本体、31・吸込口
、36・・駆動源としての電動機、41・・回転ブラシ
、43・・凹部、44・・突条、45・・ブラシ毛、4
7・・出没手段としての錘体、49・・出没手段として
のばね。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸込口を下面部に設けた吸込口本体と、この吸込
    口本体内に前記吸込口に臨んで回転自在に支持され外周
    面にブラシ毛を設けた回転ブラシと、前記吸込口本体内
    に設けられ前記回転ブラシを回転駆動する駆動源とを備
    え、 前記回転ブラシを上下動自在としてこの回転ブラシによ
    り前記吸込口を開閉自在とし、前記回転ブラシの中央部
    にこの回転ブラシが下降して前記吸込口を閉じたときこ
    の吸込口の一部を開放状態とする凹部を設けたことを特
    徴とする電気掃除機の吸込口体。
  2. (2)回転ブラシの外周面にこの回転ブラシの凹部に向
    かってほぼ吸込口の長手方向へ延びる複数の突条を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機の吸込
    口体。
  3. (3)回転ブラシのブラシ毛をこの回転ブラシの内外に
    出没自在とし、このブラシ毛を少なくとも前記回転ブラ
    シの回転時突出させこの回転ブラシの下降時没入させる
    出没手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記
    載の電気掃除機の吸込口体。
JP23115488A 1988-09-14 1988-09-14 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH0280020A (ja)

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