JPH0351424B2 - - Google Patents
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- JPH0351424B2 JPH0351424B2 JP1133853A JP13385389A JPH0351424B2 JP H0351424 B2 JPH0351424 B2 JP H0351424B2 JP 1133853 A JP1133853 A JP 1133853A JP 13385389 A JP13385389 A JP 13385389A JP H0351424 B2 JPH0351424 B2 JP H0351424B2
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 12
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 208000004210 Pressure Ulcer Diseases 0.000 description 3
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主に体の自由のきかない人に利用さ
れる多機能を有するベツド装置に関する。
れる多機能を有するベツド装置に関する。
従来の体の自由のきかない人に利用されるベツ
ド装置は、単にマツトを支持する床板の背部分に
当たる部分が背もたれになるように床板に対して
折り曲げ自在に構成されている。そして、このよ
うな従来のベツド装置は、これの床板の背部分を
起こし上げることにより、上半身を起こし食事を
したり、テレビを見たり、その他寝た状態では行
ないにくい動作を容易に行なうことができるもの
である。
ド装置は、単にマツトを支持する床板の背部分に
当たる部分が背もたれになるように床板に対して
折り曲げ自在に構成されている。そして、このよ
うな従来のベツド装置は、これの床板の背部分を
起こし上げることにより、上半身を起こし食事を
したり、テレビを見たり、その他寝た状態では行
ないにくい動作を容易に行なうことができるもの
である。
又、従来のベツド装置は、単に背部分を起こし
上げるだけでなく、ベツド装置の床板が背部、座
部及び脚部に3分割され、背上げのみでなく、腰
上げ及び脚下げも可能なものとして、実開昭62−
32524号、実開昭64−39722号及び実開昭6−
42029号公報等が知られている。
上げるだけでなく、ベツド装置の床板が背部、座
部及び脚部に3分割され、背上げのみでなく、腰
上げ及び脚下げも可能なものとして、実開昭62−
32524号、実開昭64−39722号及び実開昭6−
42029号公報等が知られている。
しかしながら、上述のような従来例では、体の
自由のきかない人が食事をしたり、テレビを見た
り用便をしたりするのに都合が良いもののシーツ
を取り替えたり、着替えをしたり、寝返りをうつ
たりすることが困難である。従つて、体の自由の
きかない人がこれらの動作を行なうには、介護者
に大きな負担を与えたり、大きな苦痛を与える結
果になつたりする。
自由のきかない人が食事をしたり、テレビを見た
り用便をしたりするのに都合が良いもののシーツ
を取り替えたり、着替えをしたり、寝返りをうつ
たりすることが困難である。従つて、体の自由の
きかない人がこれらの動作を行なうには、介護者
に大きな負担を与えたり、大きな苦痛を与える結
果になつたりする。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされた
もので、体の自由のきかない人に大きな苦痛や介
護者に起きな負担を強いることなく、シーツやフ
トンの取り替え、着替えや寝返りを容易に行なう
ことが可能なベツド装置を提供することを目的と
する。
もので、体の自由のきかない人に大きな苦痛や介
護者に起きな負担を強いることなく、シーツやフ
トンの取り替え、着替えや寝返りを容易に行なう
ことが可能なベツド装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本発明のベツド装置
は、本体フレームと、該本体フレームの長手方向
に略平行に着脱自在に設けたサイドレールと、該
サイドレールに着脱自在に設けた1以上の吊りベ
ルトと、前記本体フレームの上方に位置して設け
られている床板と、該床板を支持すると共に該床
板及び前記本体フレーム間に夫々回動自在に取り
付けられる一方及び他方の支点棒と、該一方の支
点棒の前記床板における支点部及び前記本体フレ
ーム間に夫々回動自在に取り付けられると共に伸
縮動作可能な伸縮装置とからなるものである。
は、本体フレームと、該本体フレームの長手方向
に略平行に着脱自在に設けたサイドレールと、該
サイドレールに着脱自在に設けた1以上の吊りベ
ルトと、前記本体フレームの上方に位置して設け
られている床板と、該床板を支持すると共に該床
板及び前記本体フレーム間に夫々回動自在に取り
付けられる一方及び他方の支点棒と、該一方の支
点棒の前記床板における支点部及び前記本体フレ
ーム間に夫々回動自在に取り付けられると共に伸
縮動作可能な伸縮装置とからなるものである。
更に、サイドレールに着脱自在な寝返り用シー
ツを設けてると尚良い。
ツを設けてると尚良い。
上記構成になるベツト装置によれば、伸縮装置
が伸びきつた状態、すなわち、床板が一番高い位
置にある状態から伸縮装置を縮めると、床板を支
えている一方及び他方の支点棒が共に床板及び本
体フレームに対して回動して斜めち倒れて行き、
床板が下方に移動する。そして、伸縮装置を縮ん
だ状態、すなわち、床板が一番低い位置にある状
態から伸縮装置を伸ばすと、床板を支えている一
方及び他方の支点棒が床板及び本体フレームに対
して回動して斜めから立ち上がり、床板が上方に
移動する。従つて、高い位置にした床板上に寝て
いる体の自由のきかない人と床板との間の吊りベ
ルトを必要本数通し、この吊りベルトの両端をサ
イドレールに着して、伸縮装置を縮めて床板を下
方に移動させると、人が吊りベルト上に宙吊りに
なる。更に、この状態で吊りベルトと床板との間
に寝返り用シーツを通し、床板を上方に移動して
宙吊り状態を解除し、寝返り用シーツの一端を張
つた状態で他端をたるんだ状態でサイドレールに
着し、且つ人体に敷かれた位置の寝返り用シーツ
を床板に固定して、吊りベルトを抜き取り、床板
を下方に移動させれば、人を寝返りさせる。
が伸びきつた状態、すなわち、床板が一番高い位
置にある状態から伸縮装置を縮めると、床板を支
えている一方及び他方の支点棒が共に床板及び本
体フレームに対して回動して斜めち倒れて行き、
床板が下方に移動する。そして、伸縮装置を縮ん
だ状態、すなわち、床板が一番低い位置にある状
態から伸縮装置を伸ばすと、床板を支えている一
方及び他方の支点棒が床板及び本体フレームに対
して回動して斜めから立ち上がり、床板が上方に
移動する。従つて、高い位置にした床板上に寝て
いる体の自由のきかない人と床板との間の吊りベ
ルトを必要本数通し、この吊りベルトの両端をサ
イドレールに着して、伸縮装置を縮めて床板を下
方に移動させると、人が吊りベルト上に宙吊りに
なる。更に、この状態で吊りベルトと床板との間
に寝返り用シーツを通し、床板を上方に移動して
宙吊り状態を解除し、寝返り用シーツの一端を張
つた状態で他端をたるんだ状態でサイドレールに
着し、且つ人体に敷かれた位置の寝返り用シーツ
を床板に固定して、吊りベルトを抜き取り、床板
を下方に移動させれば、人を寝返りさせる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
述する。
第1図は本発明のベツド装置の正面図、第2図
はベツド装置の側面図、第3図は伸縮装置の一部
を示す斜視図、第4図は伸縮装置の駆動部分を示
す断面図である。図面において、1はベツド装置
を示し、該ベツド装置1は、本体フレーム2と、
該本体フレーム2の上方に位置し、マツト若しく
はフトン等を載置する床板3と、該床板3及び本
体フレーム2間に夫々回動自在に取り付けられる
前支点棒(支点棒)4,4及び後支点棒(支点
棒)5,5と、後支点棒5,5の床板側支点部
(支点部)5a,5a間に渡されたロール6の略
中央部及び本体フレーム2間に夫々回動自在に取
り付けられると共に伸縮操作可能な伸縮装置7
と、本体フレーム2の長手方向に略平行に着脱自
在に設けられたサイドレール8とを主要構成要素
としてなる。
はベツド装置の側面図、第3図は伸縮装置の一部
を示す斜視図、第4図は伸縮装置の駆動部分を示
す断面図である。図面において、1はベツド装置
を示し、該ベツド装置1は、本体フレーム2と、
該本体フレーム2の上方に位置し、マツト若しく
はフトン等を載置する床板3と、該床板3及び本
体フレーム2間に夫々回動自在に取り付けられる
前支点棒(支点棒)4,4及び後支点棒(支点
棒)5,5と、後支点棒5,5の床板側支点部
(支点部)5a,5a間に渡されたロール6の略
中央部及び本体フレーム2間に夫々回動自在に取
り付けられると共に伸縮操作可能な伸縮装置7
と、本体フレーム2の長手方向に略平行に着脱自
在に設けられたサイドレール8とを主要構成要素
としてなる。
前記本体フレーム2は、矩形状に強固に組まれ
ており、底面にはキヤスター9が4個取り付けら
れ、移動容易になつている。この本体フレーム2
にはサイドレール8を着脱自在にすべく4本のパ
イプ10が立設されている。
ており、底面にはキヤスター9が4個取り付けら
れ、移動容易になつている。この本体フレーム2
にはサイドレール8を着脱自在にすべく4本のパ
イプ10が立設されている。
前記前支点棒4,4は、これらの床板側及び本
体フレーム側支点部4a,4a及び4b,4b
が、いずれも床板3の下面に設けられた軸支部1
1,11及び本体フレーム2の上面に設けられた
軸支部12,12により回動自在に軸支されてい
る。そして、前記後支点棒5,5は、第3図に示
すように、これらの床板側支点部5a,5aが前
述のロール6に回動自在に取り付けられ、更に、
このロール6の両端が床板3の下面に設けられた
軸支部13,13に回動自在に取り付けられてい
る。後支点棒5,5の本体フレーム側支点部5
b,5bは、本体フレーム2の上面に設けられた
軸支部14,14に回動自在に取り付けられてい
る。
体フレーム側支点部4a,4a及び4b,4b
が、いずれも床板3の下面に設けられた軸支部1
1,11及び本体フレーム2の上面に設けられた
軸支部12,12により回動自在に軸支されてい
る。そして、前記後支点棒5,5は、第3図に示
すように、これらの床板側支点部5a,5aが前
述のロール6に回動自在に取り付けられ、更に、
このロール6の両端が床板3の下面に設けられた
軸支部13,13に回動自在に取り付けられてい
る。後支点棒5,5の本体フレーム側支点部5
b,5bは、本体フレーム2の上面に設けられた
軸支部14,14に回動自在に取り付けられてい
る。
前記伸縮装置7は、本体フレーム2の上面に設
けられた軸支部15a間に渡され回動自在に取り
付けられた回転軸15及び前記ロール6間に、回
動自在に取り付けられ、伸縮動作を行なうことに
より、前記床板3を上下方向に移動させるもので
ある。この伸縮装置7のモータ16を取り付けた
取付板17が、回転軸15に回動自在に取り付け
られ、モータ16の回転軸16aにはウオームギ
ヤー18が取り付けられている。
けられた軸支部15a間に渡され回動自在に取り
付けられた回転軸15及び前記ロール6間に、回
動自在に取り付けられ、伸縮動作を行なうことに
より、前記床板3を上下方向に移動させるもので
ある。この伸縮装置7のモータ16を取り付けた
取付板17が、回転軸15に回動自在に取り付け
られ、モータ16の回転軸16aにはウオームギ
ヤー18が取り付けられている。
このウオームギヤー18はネジ部19のウオー
ムホイール20に噛合している。このネジ部19
は、パイプ21の一端にウオームホイール20の
ボスが嵌合固定され、そして、ウオームホイール
20の軸心部には角ネジ22が貫設されている。
この角ネジ22の先端側は、移動ナツト23のナ
ツト24に螺着されている。一方、角ネジ22の
基端側は、前記取付板17に取り付けられた取付
台25の孔25aを遊嵌しており、ネジ26によ
り基端側端面に固定されたストツパー27によつ
て、取付台25からネジ部19が離脱しないよう
になつている。尚、ネジ部19のウオームホイー
ル20と取付台25との間にはスラストベアリン
グ28が設けられ、ネジ部19はスラストベアリ
ング28を介して取付台25により回動自在に軸
支されている。
ムホイール20に噛合している。このネジ部19
は、パイプ21の一端にウオームホイール20の
ボスが嵌合固定され、そして、ウオームホイール
20の軸心部には角ネジ22が貫設されている。
この角ネジ22の先端側は、移動ナツト23のナ
ツト24に螺着されている。一方、角ネジ22の
基端側は、前記取付板17に取り付けられた取付
台25の孔25aを遊嵌しており、ネジ26によ
り基端側端面に固定されたストツパー27によつ
て、取付台25からネジ部19が離脱しないよう
になつている。尚、ネジ部19のウオームホイー
ル20と取付台25との間にはスラストベアリン
グ28が設けられ、ネジ部19はスラストベアリ
ング28を介して取付台25により回動自在に軸
支されている。
移動ナツト23は、パイプ29の一端に前記ナ
ツト24を嵌合固定し、他端に前記ロール6に回
動自在に嵌合するパイプ30が固定されてなる。
この移動ナツト23は、ネジ部19の角ネシ22
が回動することにより、伸縮運動を行なうように
なつている。
ツト24を嵌合固定し、他端に前記ロール6に回
動自在に嵌合するパイプ30が固定されてなる。
この移動ナツト23は、ネジ部19の角ネシ22
が回動することにより、伸縮運動を行なうように
なつている。
前記サイドレール8は、鳥居状にパイプを組み
U字形のパイプ8aを差し込んで作られており、
本体フレーム2に立設された4本のパイプ10に
脚8bが差し込まれることにより固定される。そ
して、このサイドレール8には、第5図、第6図
に示すように、吊り上げベルト31が掛けられ
る。この吊り上げベルト31は、ベルト32の両
端に固定治具33を取り付けられてなる。
U字形のパイプ8aを差し込んで作られており、
本体フレーム2に立設された4本のパイプ10に
脚8bが差し込まれることにより固定される。そ
して、このサイドレール8には、第5図、第6図
に示すように、吊り上げベルト31が掛けられ
る。この吊り上げベルト31は、ベルト32の両
端に固定治具33を取り付けられてなる。
次に、上記構成になるベツド装置1の使用方法
について述べる。
について述べる。
まず、本体フレーム2に立設しているパイプ1
0に、サイドレール8の脚部8bを差し込んでサ
イドレール8に固定する。次に、第5図、第6
図、第7図イに示すように、床板3上に敷かれた
マツト若しくはフトン上のシーツ(いずれも図示
せず)と人Mとの間に吊りベルト31を通す。第
5図の例では吊りベルト31が4本通されてお
り、サイドレール8にこの吊りベルト31の両端
にある固定治具33を掛ける。そして、図示しな
いスイツチをオンして、移動ナツト23が縮む方
向に伸縮装置7のモータ16を回転させる。この
回転は、モータ16の回転軸16aに取り付けら
れたウオームギヤー18、ウオームホイール20
を介して角ネジ22を回転させ、移動ナツト23
のナツト24を第4図中の矢線A方向に移動させ
る。従つて、移動ナツト23は、ロール6を第1
図若しくは第3図中の矢線A方向に移動させるか
ら、前及び後支点棒4及び5は第1図中の矢線
A′方向に倒れ、床板3が下降する。この床板3
が第7図ロに示す位置まで下降すると、スイツチ
がオフされモータ16が停止する。このため、人
Mは吊りベルト31により宙吊りの状態になる。
人Mがこの状態になつていると、シーツやフトン
を取り替えたり、人Mのパジヤマや下着を着替え
させることが容易に出来る。又、人Mが用便を出
来るように床板3上に便器を置いたり、おむつを
付け替えたりすることも容易に出来る。更に人M
の床ずれの防止、治療も容易に行なうことができ
る。
0に、サイドレール8の脚部8bを差し込んでサ
イドレール8に固定する。次に、第5図、第6
図、第7図イに示すように、床板3上に敷かれた
マツト若しくはフトン上のシーツ(いずれも図示
せず)と人Mとの間に吊りベルト31を通す。第
5図の例では吊りベルト31が4本通されてお
り、サイドレール8にこの吊りベルト31の両端
にある固定治具33を掛ける。そして、図示しな
いスイツチをオンして、移動ナツト23が縮む方
向に伸縮装置7のモータ16を回転させる。この
回転は、モータ16の回転軸16aに取り付けら
れたウオームギヤー18、ウオームホイール20
を介して角ネジ22を回転させ、移動ナツト23
のナツト24を第4図中の矢線A方向に移動させ
る。従つて、移動ナツト23は、ロール6を第1
図若しくは第3図中の矢線A方向に移動させるか
ら、前及び後支点棒4及び5は第1図中の矢線
A′方向に倒れ、床板3が下降する。この床板3
が第7図ロに示す位置まで下降すると、スイツチ
がオフされモータ16が停止する。このため、人
Mは吊りベルト31により宙吊りの状態になる。
人Mがこの状態になつていると、シーツやフトン
を取り替えたり、人Mのパジヤマや下着を着替え
させることが容易に出来る。又、人Mが用便を出
来るように床板3上に便器を置いたり、おむつを
付け替えたりすることも容易に出来る。更に人M
の床ずれの防止、治療も容易に行なうことができ
る。
次に、上述のような作業が終了後、スイツチを
オンして、移動ナツト23が伸びる方向に伸縮装
置7のモータ16を回転させる。この回転によ
り、上述の場合とは逆に移動ナツト23は、ロー
ル6を第1図若しくは第3図中の矢線B方向に移
動させるから、前及び後支持棒4及び5は、第1
図中の矢線B′方向に立ち上がり、床板3が第1
図、第2図、第7図イの位置に戻る。このあと、
吊りベルト31を引き抜けば作業が終了する。
オンして、移動ナツト23が伸びる方向に伸縮装
置7のモータ16を回転させる。この回転によ
り、上述の場合とは逆に移動ナツト23は、ロー
ル6を第1図若しくは第3図中の矢線B方向に移
動させるから、前及び後支持棒4及び5は、第1
図中の矢線B′方向に立ち上がり、床板3が第1
図、第2図、第7図イの位置に戻る。このあと、
吊りベルト31を引き抜けば作業が終了する。
第8図は、本発明のベツド装置1のサイドレー
ル8に寝返り用シーツ34を掛け、人Mを寝返り
させる状態を示す側面図である。すなわち、この
ベツド装置1では、以下のようにして、人Mを寝
返りさせることができる。すなわち、第7図ロの
状態のときに、寝返り用シーツ34の両端34
a,34bをサイドレール8に掛け、スイツチを
オンして、床板3を第7図イの状態にする。この
あと、寝返り用シーツの一端34aを張つた状態
で、他端34bをたるませた状態でサイドレール
8にそれぞれ掛ける。そして、寝返り用シーツ3
4の人Mに敷かれている中間部34cを床板3に
固定して、吊りベルト31を抜き取る(第8図イ
参照)。次に、スイツチをオンして床板3を第8
図ロの状態に下降させると、人Mを寝返りさせる
ことができる。
ル8に寝返り用シーツ34を掛け、人Mを寝返り
させる状態を示す側面図である。すなわち、この
ベツド装置1では、以下のようにして、人Mを寝
返りさせることができる。すなわち、第7図ロの
状態のときに、寝返り用シーツ34の両端34
a,34bをサイドレール8に掛け、スイツチを
オンして、床板3を第7図イの状態にする。この
あと、寝返り用シーツの一端34aを張つた状態
で、他端34bをたるませた状態でサイドレール
8にそれぞれ掛ける。そして、寝返り用シーツ3
4の人Mに敷かれている中間部34cを床板3に
固定して、吊りベルト31を抜き取る(第8図イ
参照)。次に、スイツチをオンして床板3を第8
図ロの状態に下降させると、人Mを寝返りさせる
ことができる。
以上詳述したように、本発明のベツド装置によ
れば、伸縮装置が伸びきつた状態、すなわち、床
板が一番高い位置にある状態から伸縮装置を縮め
ると、床板を支えている一方及び他方の支点棒が
共に床板及び本体フレームに対して回動して斜め
に倒れて行き、床板が下方に移動する。そして、
伸縮装置が縮んだ状態、すなわち、床板が一番低
い位置にある状態から伸縮装置を伸ばすと、床板
を支えている一方及び他方の支点棒が床板及び本
体フレームに対して回動して斜めから立ち上が
り、床板が上方に移動することが出来る。従つ
て、構造が簡単なものでありながら、床板を自由
に上下させることができる。
れば、伸縮装置が伸びきつた状態、すなわち、床
板が一番高い位置にある状態から伸縮装置を縮め
ると、床板を支えている一方及び他方の支点棒が
共に床板及び本体フレームに対して回動して斜め
に倒れて行き、床板が下方に移動する。そして、
伸縮装置が縮んだ状態、すなわち、床板が一番低
い位置にある状態から伸縮装置を伸ばすと、床板
を支えている一方及び他方の支点棒が床板及び本
体フレームに対して回動して斜めから立ち上が
り、床板が上方に移動することが出来る。従つ
て、構造が簡単なものでありながら、床板を自由
に上下させることができる。
又、本体フレームの長手方向に略並行にサイド
レールを設け、該サイドレールに着脱自在な吊り
ベルトを設けると、床板上に寝ている体の自由の
きかない人と床板との間に吊りベルトを必要本数
通し、この吊りベルトの両端をサイドレールに着
して、伸縮装置を縮めて床板を下方に移動させる
と、人が吊りベルト上に容易に宙吊りになる。従
つて、人がこの状態になつていると、シーツやフ
トンを取り替えたり、人のパジヤマや下着を着替
えさせることが容易に出来る。又、人が用便を出
来るように床板3上に便器を置いたり、おむつを
付け替えたりすることも容易に出来る。更に人の
床ずれの防止、治療も容易に行なうことができる
等の効果がある。
レールを設け、該サイドレールに着脱自在な吊り
ベルトを設けると、床板上に寝ている体の自由の
きかない人と床板との間に吊りベルトを必要本数
通し、この吊りベルトの両端をサイドレールに着
して、伸縮装置を縮めて床板を下方に移動させる
と、人が吊りベルト上に容易に宙吊りになる。従
つて、人がこの状態になつていると、シーツやフ
トンを取り替えたり、人のパジヤマや下着を着替
えさせることが容易に出来る。又、人が用便を出
来るように床板3上に便器を置いたり、おむつを
付け替えたりすることも容易に出来る。更に人の
床ずれの防止、治療も容易に行なうことができる
等の効果がある。
更に、人が吊りベルト上に宙吊りの状態で吊り
ベルトと床板との間に寝返り用シーツを通し、床
板を上方に移動して宙吊り状態を解除し、寝返り
用シーツの一端を張つた状態で他端をたるんだ状
態でサイドレールに夫々着し、且つ寝返り用シー
ツの人体に敷かれた位置を床板に固定して、吊り
ベルトを抜き取り、床板を下方に移動させれば、
人を容易に寝返りさせることが出来、床ずれの発
生を防止することが出来る。
ベルトと床板との間に寝返り用シーツを通し、床
板を上方に移動して宙吊り状態を解除し、寝返り
用シーツの一端を張つた状態で他端をたるんだ状
態でサイドレールに夫々着し、且つ寝返り用シー
ツの人体に敷かれた位置を床板に固定して、吊り
ベルトを抜き取り、床板を下方に移動させれば、
人を容易に寝返りさせることが出来、床ずれの発
生を防止することが出来る。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明のベツド装置の正面図、第2図はベツド装
置の側面図、第3図は伸縮装置の一端を示す斜視
図、第4図は伸縮装置の駆動部分を示す断面図、
第5図は床板と人との間に吊りベルトを通した状
態のベツド装置の平面図、第6図は第5図のP部
の斜視図、第7図は吊りベルトを使用している状
態を示すベツド装置の側面図、第8図は寝返りシ
ーツを使用している状態を示すベツド装置の側面
図である。 1……ベツド装置、2……本体フレーム、3…
…床板、4……前支点棒(他方の支点棒)、5…
…後支点棒(一方の支点棒)、5a……床板側支
点部(支点部)、7……伸縮装置、8……サイド
レール、31……吊りベルト、34……寝返り用
シーツ。
本発明のベツド装置の正面図、第2図はベツド装
置の側面図、第3図は伸縮装置の一端を示す斜視
図、第4図は伸縮装置の駆動部分を示す断面図、
第5図は床板と人との間に吊りベルトを通した状
態のベツド装置の平面図、第6図は第5図のP部
の斜視図、第7図は吊りベルトを使用している状
態を示すベツド装置の側面図、第8図は寝返りシ
ーツを使用している状態を示すベツド装置の側面
図である。 1……ベツド装置、2……本体フレーム、3…
…床板、4……前支点棒(他方の支点棒)、5…
…後支点棒(一方の支点棒)、5a……床板側支
点部(支点部)、7……伸縮装置、8……サイド
レール、31……吊りベルト、34……寝返り用
シーツ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体フレームと、該本体フレームの長手方向
に略平行に着脱自在に設けたサイドレールと、該
サイドレールに着脱自在に設けた1以上の吊りベ
ルトと、前記本体フレークの上方に位置して設け
られている床板と、該床板を支持すると共に該床
板及び前記本体フレーム間の夫々回動自在に取り
付けられる一方及び他方の支点棒と、該一方の支
点棒の前記床板における支点部及び前記本体フレ
ーム間に夫々回動自在に取り付けられると共に伸
縮動作可能な伸縮装置とからなることを特徴とす
るベツド装置。 2 サイドレールに着脱自在な寝返り用シーツを
設けてなる請求項1記載のベツド装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133853A JPH0360A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | ベッド装置 |
KR1019900007669A KR930001300B1 (ko) | 1989-05-26 | 1990-05-26 | 베드장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1133853A JPH0360A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | ベッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360A JPH0360A (ja) | 1991-01-07 |
JPH0351424B2 true JPH0351424B2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=15114564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1133853A Granted JPH0360A (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | ベッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0360A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2785090B1 (fr) * | 1998-10-23 | 2001-01-19 | St Microelectronics Sa | Composant de puissance portant des interconnexions |
JP6292569B2 (ja) | 2013-12-04 | 2018-03-14 | 協同油脂株式会社 | 等速ジョイント用グリース組成物及びそのグリース組成物を封入した等速ジョイント |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60182948A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | 北浜 清 | 身体回動装置 |
JPS6116126B2 (ja) * | 1980-05-06 | 1986-04-28 | Mitsubishi Metal Corp |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5874930U (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | 瑞穂醫科工業株式会社 | 昇降装置 |
JPS60162593U (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-29 | 富士電機株式会社 | リフタ |
JPS6116126U (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-30 | 東陶機器株式会社 | 病人用ベツド |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP1133853A patent/JPH0360A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6116126B2 (ja) * | 1980-05-06 | 1986-04-28 | Mitsubishi Metal Corp | |
JPS60182948A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | 北浜 清 | 身体回動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360A (ja) | 1991-01-07 |
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