JPH03126453A - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JPH03126453A
JPH03126453A JP1264551A JP26455189A JPH03126453A JP H03126453 A JPH03126453 A JP H03126453A JP 1264551 A JP1264551 A JP 1264551A JP 26455189 A JP26455189 A JP 26455189A JP H03126453 A JPH03126453 A JP H03126453A
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main body
floorboard
seat
leg
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JP1264551A
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Yoichi Kasuga
洋一 春日
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Haruchika Precision Co Ltd
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Haruchika Precision Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明は、主に体の自由のきかない人に利用される多機
能を有するベッド装置に関する。
〔従来の技術1 従来の体の自由のきかない人に利用されるベッド装置は
、単にマットを支持する床板の背部分に当たる部分が背
もたれになるように床板に対して折り曲げ自在に構成さ
れている。そしてこのような従来のベッド装置は、これ
の床板の背部分を起こし上げることにより、上半身を起
こし食事をしたり、テレビを見たり、その他寝た状態で
は行ないにくい動作を容易に行なうことができるもので
ある。
又、従来のベッド装置は、単に背部分を起こし上げるだ
けでなく、ベッド装置の床板が背部、座部及び脚部に3
分割され、背止げのみでな(、腰上げ及び脚下げも可能
なものとして、実開昭62−32524号、実開昭64
−39722号及び実開昭64−42029号公報等が
知られている。
更に、本願人による特願平Ql−133853号、特願
平01−133854号のベッド装置がある。このベッ
ド装置によれば、床板が自由に上下できるから、サイド
レールを取り付け、このサイドレールに吊りベルトや寝
返りシーツを掛けると、フトンやシーツの取り替え、寝
返りも容易にできる。加えて、床板を3分割とし、床板
の形態を変えるとイスの状態や低床の状態にできるのみ
ならず、前述のサイドレールに入浴用シーツを掛けると
入浴さえも可能になるものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のような従来例では、体の自由のき
かない人が食事をしたり、テレビを見たり用便をしたり
するのに都合が良いもののシーツを取り替えたり、着替
えをしたり、寝返りをうったりすることが困難である。
従って、体の自由のきかない人がこれらの動作を行なう
には、介護者に大きな負担を与えたり、大きな苦痛を与
える結果になったりする。
まだ、本出願人によるベッド装置(特願平OI−133
853号、特願平01−133854号参照)では、上
述のような不都合な点はほぼ解消できるものの、体の自
由のきかない人目らが操作して各種の機能を満足するこ
とができず、必ず介護者が行なわなければならない点に
大きな不便さがある。もとより完全に体の自由のきかな
い人や、入浴したりするようなことは介護者の手を煩わ
さなければならないが、多少体の自由かき(人が床板を
イスの形にしたり、低床にしたりするような操作も困難
なものであった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
体の自由のきかない人に大きな苦痛や介護者に大きな負
担を強いることなく、シーツやフトンの取り替え、着替
え、寝返り及び入浴等を容易に行なうことが可能であり
、完全に体のきかない大以外は、ある程度上述のような
操作を自ら行なうことも可能なベッド装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明のベッド装置は、本体
フレームと、該本体フレームの上方に位置し脚部と座部
と背部とに3分割されると共に回動自在にそれぞれ連結
されてなる床板と、該床板を支持すると共に該床板の前
記座部及び前記本体フレームの間に回動自在にそれぞれ
取り付けられている一方及び他方の支持アームと、前記
座部及び前記本体フレームの間に回動自在にそれぞれ取
り付けられると共に伸縮動作可能な座部伸縮装置と、前
記背部及び前記本体フレームの間に回動自在にそれぞれ
取り付けられると共に伸縮動作可能な背部伸縮装置と、
前記脚部及び前記本体フレームの間に一端が回動自在に
それぞれ取り付けられ他端が互いに回動自在に連結して
いる脚部側リンク及びフレーム側リンクと、該両リンク
の連結点及び本体フレームの間に回動自在にそれぞれ取
り付けられると共に伸縮動作可能な脚部伸縮装置と、前
記各伸縮装置の伸縮状態を指示して前記床板の形態を変
形する制御装置とからなるものである。
また1本体フレームの長手方向に略平行にサイドレール
を設け、該サイドレールに着脱自在な吊りベルトを設け
たものが良い。
また、サイドレールに着脱自在な入浴用シーツを設ける
と良い。
更に、サイドレールに着脱自在な寝返り用シーツを設け
ると良い。
〔作  用〕
上記構成になるベッド装置によれば、床板の形態が所望
の形態になるように制御装置を設定しスタートすると、
制御装置は各伸縮装置に対してその伸縮状態を指示し、
この指示により各伸縮装置は伸縮して所定位置で停止し
、床板は所望の形態となる。
また、本体フレームにサイドレールを装着し、ベッド装
置の床板上に寝ている体の自由のきかない人と床板との
間に吊りベルトを必要本数通し、この吊りベルトの両端
をサイドレールに着して、床板が低床となるように制御
装置を設定しスタートさせれば、各伸縮装置は伸縮し床
板を下方に移動させて低床を実現し、人は吊りベルト上
に宙吊りになる。
また、宙吊り状態で吊りベルトと床板との間に入浴用シ
ーツを通し、床板が通常の状態、すなわち、床板が水平
状態で一番高い状態となるように制御装置を設定しスタ
ートさせれば、各伸縮装置は伸縮する。そのあと床板を
上方に移動して宙吊り状態を解除し、入浴用シーツの両
端をサイドレールに着し、吊りベルトを抜き取り、床板
が入浴状態となるように制御装置を設定しスタートさせ
れば、各伸縮装置は伸縮し床板を入浴に都合の良い形態
に変形させ、その入浴用シーツ内に湯をいれることによ
り人を入浴させることができる。
更に、宙吊り状態で吊りベルトと床板との間に寝返り用
シーツを通し、床板を上方に移動して宙吊り状態を解除
する。寝返り用シーツの一端を張った状態で他端をたる
んだ状態でサイドレールに着し、且つ人体に敷かれた位
置の寝返り用シーツを床板に固定して、吊りベルトを抜
き取り・、床板が低床となるように制御装置を設定しス
タートさせれば、各伸縮装置は伸縮し床板を下方に移動
させるから、人を寝返りさせることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明のベッド装置の正面図、第2図はベッド
装置の平面図、第3図はベッド装置の胴面図、第4図は
座部伸縮装置を示す断面図、第5図は制御装置の模式図
である1図面において、lはベッド装置を示し、該ベッ
ド装置lは、本体フレーム2と、該本体フレーム2の上
方に位置し脚部3と座部4と背部5とに3分割され回動
自在にそれぞれ連結されている床板6と、該床板6を支
持すると共に該床板6の前記座部4及び前記本体フレー
ム2の間に回動自在にそれぞれ取り付けられている前及
び後支持アーム7及び8と、前記座部4及び前記本体フ
レーム2の間に回動自在にそれぞれ取り付けられると共
に伸縮動作可能な座部伸縮装置9と、前・記背部5及び
前記本体フレーム3の間に回動自在にそれぞれ取り付け
られると共に伸縮動作可能な背部伸縮装置lOと、前記
脚部3及び前記本体フレーム2の間に一端が回動自在に
それぞれ取り付けられ他端が互いに回動自在に連結して
いる脚部側リンク11及びフレーム側リンク12と、該
両リンク11.12の連結点13及び本体フレーム2の
間に回動自在にそれぞれ取り付けられると共に伸縮動作
可能な脚部伸縮装置14と、前記各伸縮装置の伸縮状態
を指示して前記床板2の形状を変形する制御装置15と
を主要構成要素としてなる。
前記本体フレーム2は、矩形状に強固に組まれており、
裏面にはキャスター16が4個取り付けられ、移動自在
になっている。この本体フレーム2にはサイドレール1
7を着脱自在にすべく4本のバイブ18が立設されてい
る。
前記床板6は、前述のように脚部3と座部4と背部5と
に3分割されている。これら脚部3と座部4との間及び
座部4と背部5との間は、所定の間隙6a、6bを存し
てビン19及び20により回動自在に連結されている。
また、背部5にはベッドボード21が着脱自在に取り付
けられている。
前記前支持アーム(一方の支持アーム)7は、パイプに
より矩形に組まれ、一端が座部4の裏面に固定された支
点部22.22によって回動自在に取り付けられ、他端
が本体フレーム2に固定された支点部23.23によっ
て回動自在に取り付けられている。また、前記後支持ア
ーム(他方の支持アーム)8は、前述の前支持アーム7
と同様に構成されている。
前記座部伸縮装置9は、一端が座部4の裏面に固定され
た支点部24によって回動自在に取り付けられ、他端が
本体フレーム2に固定された支点部25によって回動自
在に取り付けられ、伸縮動作を行なうことにより、座部
4を上下方向に移動させるものである。
すなわち、この座部伸縮装置9は、第4図に示すように
、モータ26を取り付けた取付部27が、前述の支点部
25の回転軸28に回動自在に取り付けられ、モータ2
Bのモータ軸26aにはつオームギヤー29が取り付け
られている。
このつオームギヤー29はネジ部30のウオームホイー
ル31に噛合している。このネジ部30は、バイブ32
の一端が取付部27に固定され、ウオームホイール31
の軸心部には角ネジ33が貫設されている。この角ネジ
33の先端側は、移動ナツト34のナツト部35に螺着
されている。一方、角ネジ33の基端側は、前記取付部
27に取り付けられたラジアルベアリング36.37に
軸支されており、更に、移動ナツト34によるスラスト
荷重を受けるためのスラストベアリング38が、取付部
27とラジアルベアリング36との間に設けられている
移動ナツト34は、バイブ部39の一端が前記ナツト部
35と一体成形され、他端が前記支点部24に回動自在
に取り付けられて成る。この移動ナツト34は、ネジ部
30の角ネジ33が回動することにより、伸縮運動を行
なうようになっている。
そして、この伸縮運動の度合い、すなわち、移動ナツト
34の移動位置を検出するための位置検出センサー40
がネジ部30のバイブ32に設けられている。
前記背部伸縮装置10は、一端が背部5の裏面に固定さ
れた支点部41によって回動自在に取り付けられ、他端
が本体フレーム2に固定された支点部42によって回動
自在に取り付けられ、伸縮動作を行なうことにより、背
部5を上下方向に移動させるものである。この背部伸縮
装置10は、前述の座部伸縮装置9とその構成が同一な
のでその詳細な説明を省略する。
前記脚部側リンク11は、脚部3の裏面に固定された支
点部43によって回動自在に取り付けられ、前記フレー
ム側リンク12は本体フレーム2に固定された支点部4
4によって回動自在に取り付けられている。そして、こ
の脚部II+及びフレーム側リンク11及び12は、前
述のとおり連結点13により回動自在に取り付けられ、
この連結点13に前記脚部伸縮装置14の一端が回動自
在に取り付けられ、他端は本体フレーム2に固定された
支点部45によって回動自在に取り付けられている。従
って、この脚部伸縮装置14が伸縮動作を行なうことに
より、脚部3は上下運動、その他の様々な動きをするも
のである。この脚部伸縮装置14は、前述の座部伸縮装
置9とその構成が同一なのでその詳細な説明を省略する
前記制御装置15は、第5図に示すように、操作指令部
46、制御部47及び電源スィッチ48からなり、電気
的にそれぞれ接続されている5操作指令部46は、イス
選択スイッチ49、入浴選択スイッチ50、低床選択ス
イッチ5I及び原点選択スイッチ52により構成され、
制御するためのプログラムを作るものである。制御部4
7は、操作指令部46で指令されたプログラムに従って
制御回路を作り、信号を出し、各伸縮装置9.1O11
4をその信号に基づいて作動させるものである。
そして、制御装置15の制御部47は、座部伸縮装置9
及び位置検出センサー40、背部伸縮装置、 10及び
位置検出センサー53ならびに脚部伸縮装置14及び位
置検出センサー54にそれぞれ電気的に接続されている
前記サイドレール17は、鳥居状にバイブを組みU字形
のバイブ17aを差し込んで作られており、本体フレー
ム2に立設された4本のバイブ18に脚17aが差し込
まれることにより固定される。
次に、上記構成になるベッド装置lの使用方法について
述べる。
本発明のベッド装置lは、制御装置15の操作指令部4
6の各選択スイッチ49.50.51及び52を選択す
れば、床板3の形状及び位置を種々変えることができる
ベッド装置lを第1図、第7図に示すような原点にある
状態から第8図に示すように床板6を最下位に下げるに
は、第6図のフローチャートに示すように、ステップl
にて操作指令部46の低床選択スイッチ51を選択して
オンする。ステップ2に進んで、各伸縮装置14,9、
lOの伸縮状態、すなわち、各移動ナツト34の現状の
位置を確認してステップ3に進む。ステップ3において
、各伸縮装置14.9、lOがそれぞれG、E、Cの位
置になるように、制御部47から各伸縮装置14.9.
10に信号を出し、ステップ6に進んで、各モータ26
が駆動して各移動ナツト34を伸縮してステップ7に進
む。
ステップ7において、各移動ナツト34が伸縮して、そ
れぞれG、E、Cの位置になったことを各位置検出セン
サ54.40.53にて検出して制御部47に送りステ
ップ8に進む。ステップ8において制御部47から停止
信号が出て各モータ26を停止し、第8図に示すように
ベッド装置1は低床状態になる。
次に復帰させて原点に戻そうとした場合、すなわち、第
7図の状態にするにはステップ9に進んで操作指令部4
6の原点選択スイッチ52をオンする。ステップIOに
進んで、各位置検出センサ54.40.53にて位置確
認して、ステップ11に進む、ステップ11において各
伸縮装置14.9、lOをそれぞれF、D、Cの位置に
なるように制御部47から信号を出し、各モータ26を
駆動させ、各移動ナツト34を伸縮して、所定位置まで
各移動ナツト34が伸縮したら、ステップ12に進み制
御部47から停止信号が出て各モータ26を停止し、第
7図に示すようにベッド装置1は原点に戻る。
また、床板6を第7図の状態から第9図に示すように椅
子状にするには、第6図のフローチャートのステップ1
において操作指令部46のイス選択スイッチ49を選択
しオンすれば良い、すなわち、ステップ2に進んで各伸
縮装置14.91Oの伸縮状態、すなわち、各移動ナツ
ト34の現状の位置を確認してステップ3に進む、ステ
ップ3において、各伸縮装置14.9.10をそれぞt
NH,E、Aの位置になるように、制御部47から各伸
縮装置14.9、IOに信号を出し、ステップ6に進ん
で、各モータ26が駆動して各移動ナツト34を伸縮し
てステップ7に進む、ステップ7において、各移動ナツ
ト34が伸縮して、それぞれG、E、Cの位置になった
ことを各位置検出センサ54.40.53にて検出して
制御部47に送り、ステップ8に進み制御部47から停
止信号が出て各モータ26を停止し、第9図に示すよう
にベッド装置lは椅子状態になる。
次に1人間を吊り上げたい場合は、まず、本体フレーム
2に立設しているバイブ18に、サイドレール17の脚
部17bを差し込んでサイドレール17を固定する。次
に、第10図、第11図、第12図(イ)に示すように
、床板6上に敷かれたマット若しくはフトン上のシーツ
(いずれも図示せず)と人Mとの間に、吊りベルト56
を通す。
なお、この吊りベルト56は、ベルト57とこれの両端
に取付られた固定治具58とからなる。第1O図の例で
は、吊りベルト56が4本通されており、サイドレール
17にこの吊りベルト56の両端にある固定治具58を
掛ける。そして、制御装置15の操作指令部46の低床
選択スイッチ51をオンして、上述のように床板6を最
下位に下げると、人Mは第12図(ロ)に示すように吊
りベルト56により、宙吊りの状態になる0人Mがこの
状態になっていると、シーツやフトンを取り替えたり、
人Mのパジャマや下着を着替えさせることが容易にでき
る。また、人Mが用便を出来るように床板6上に便器を
置いたり、おむつを付は替えたりすることも容易にでき
る。更に人Mの床ずれの防止、治療も容易に行なうこと
ができる次に、上述のような作業が終了後、床板6を第
12図(イ)の位置に戻し、吊りベルト56を弓き抜け
ば作業が終了する。
次に、人Mを入浴させたい場合に、床板6を第7図の状
態から第13図に示すような入浴可能な状態にするには
、第6図のフローチャートのステップlにおいて操作指
令部46の入浴選択スイッチ50を選択してオンすれば
良い、すなわち、ステップ2に進んで各伸縮装置14.
9.10の伸縮状態、すなわち、各移動ナツト34の状
態の位置を確認してステップ3に進む、ステップ3にお
いて、各伸縮装置14.9.10をそれぞれFE、Bの
位置になるように制御部47から各伸縮装置14.9、
IOに信号を出し、ステップ6に進んで、各モータ26
が駆動して各移動ナツト34を伸縮してステップ7.8
と進み、第13図に示すようにベッド装置lは入浴でき
る状態になる第14図(イ)は、本発明のベッド装置l
のサイドレール17に入浴用シーツ59を掛けた状態の
斜視図を示し、第14図C口)は人Mが入浴している状
態を示す正面図である。このベッド装置1では、以下の
ようにして人間を入浴させることができる。すなわち、
第12図(ロ)状態のときに、入浴用シーツ59をサイ
ドレール17に掛け、入浴用シーツ59の略中心部に設
けられた排水ホース59aを床板6の座部4及び背部5
との間の隙間6bに差し込み、排水ホース59aを締め
付けて湯りが出ないようにする1次に、操作指令部46
の原点選択スイッチ52をオンして床板6を第12図(
イ)の状態にし、吊りベルト56を抜き取る。
そして、上述のように入浴選択スイッチ50をオンして
第13図、第14図に示すように床板6がV字形にすれ
ば良い。このあと、入浴用シーツ59に温水器(図示せ
ず)等からの湯りを・入れれば1人間を入浴させること
ができる。入浴が終了したら、排水ホース59aから湯
を完全に抜き、人Mの体をよく拭いて、床板6を上昇さ
せて第12図(イ)の状態にする。このあと床板6と人
Mとの間に吊りベルト56を通し、サイドレール17に
吊りベルト56を掛ける。
更に、床板6を最下位に下げて、人Mを宙吊りの状態に
して入浴用シーツ59を抜き取り、服を着せ、再び床板
6を第12図(イ)の位置に戻し、吊りベルト56を引
き抜けば、入浴作業が終了する。
第15図(イ)、(ロ)は、本発明のベッド装置lのサ
イドレール17に寝返り用シーツ60を掛け、人Mを寝
返りさせる状態の側面図を示し、第15図(ハ)はその
正面図である。このベッド装置lでは、以下のようにし
て、人間を寝返りさせることができる。すなわち、第1
2図(ロ)の状態のときに、寝返り用シーツ60の両端
60a、60bをサイドレール17に掛け、操作指令部
46の原点選択スイッチ52をオンして、床板6を第1
2図(イ)の状態にするにのあと、寝返り用シーツ60
の一端60aを張った状態で、他端60bをたるませた
状態でサイドレール17にそれぞれ掛ける。そして、寝
返り用シーツ60の人Mに敷かれている中間部60Cを
床板6に固定して、吊りベルト56を抜き取る(第15
図(イ)参照)。
次に、操作指令部46の低床選択スイッチ5Iをオンし
て床板6を第15図(ロ)の状態に下降させると、人間
を寝返りさせることができる(第15図(ハ)参照)。
[発明の効果1 以上詳述したように、本発明のベッド装置によれば、床
板の形態が所望の形態になるように制御装置を設定しス
タートすると、制御装置は各伸縮装置に対してその伸縮
状態を指示し、この指示により各伸縮装置は伸縮して所
定位置で停止し、床板は所望の形態となる。従って、完
全に体の自由がきかない大以外は、制御装置により、介
護者の力を借りなくても床板を所望の形状1例えば、イ
スの形態や低床の状態にすることが容易でき1体の自由
がきかないことによる苦痛を和らげ、すこしでも快適な
生活に近づけることができる。
また、本体フレームにサイドレールを装着し、ベッド装
置の床板上に寝ている体の自由のきかない人と床板との
間に吊りベルトを必要本数通し、この吊りベルトの両端
をサイドレールに着して、床板が低床となるように制御
装置を設定しスタートされば、各伸縮装置は伸縮し床板
を下方に移動させて低床を実現し、人はベルト上に宙吊
りになる。従って、人がこの状態になっていると、シー
ツやフトンを取り替えたり、人のパジャマや下着を着替
えさせることが容易にできる。また、人が用便をできる
ように床板上に便器を置いたり、おむつを付は替えたり
することも容易にできる。更に人の床ずれの防止、治療
も容易に行なうことができる効果があるまた、宙吊り状
態で吊りベルトと床板との間に入浴用シーツを通し、床
板が通常の状態、すなわち、床板が水平状態で一番高い
状態となるように制御装置を設定しスタートさせれば、
各伸縮装置は伸縮し床板を上方に移動して宙吊り状態を
解除する。そのあと入浴用シーツの両端をサイドレール
に着し、吊りベルトを抜き取り、床板が入浴状態となる
ように制御装置を設定しスタートさせれば、各伸縮装置
は伸縮し床板を入浴に都合の良い形態に変形させ、その
入浴用シーツ内に湯を入れることにより人を容易に入浴
させることができる。
更に、宙吊り状態で吊りベルトと床板との間に寝返り用
シーツを通し、床板を上方に移動して宙吊り状態を解除
する。寝返り用シーツの一端を張った状態で他端をたる
んだ状態でサイドレールに着し、且つ人体に敷かれた位
置の寝返り用シーツを床板に固定して、吊りベルトを抜
き取り、床板が低床となるように制御装置を設定しスタ
ートさせれば、各伸縮装置は伸縮し床板を下方に移動さ
せるから、人を寝返りさせることができる。従って、床
ずれ等発生を防止することができ、体の自由のきかない
人の苦痛をやわらげることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明の
ベッド装置の正面図、第2図はベッド装置の平面図、第
3図はベッド装置の側面図、第4図は伸縮装置を示す断
面図、第5図は制御装置の模式図、第6図は制御装置の
フローチャート図、第7図、第8図、第9図はベッド装
置の各態様をそれぞれ示す側面図、第10図は床板と人
との間吊りベルトを通した状態のベッド装置の平面図、
第11図は第10図のP部の斜視図、第12図は吊りベ
ルトを使用している状態を示すベッド装置の側面図、第
13図は床板を入浴状態にしたベッド装置の側面図、第
14図(イ)は入浴用シーツを使用している状態を示す
ベッド装置の斜視図、第14図(ロ)は入浴用シーツを
使用している状態を示すベッド装置の正面図、第15図
(イ)、(ロ)は寝返りシーツを使用している状態を示
すベッド装置の側面図、第15図(ハ)は寝返りシーツ
を使用している状態を示すベッド装置の正面図である。 3−・−・・・脚部 5・・・・・・背部 7・・・・・・前支持アーム 8・・・・・・後支持アーム 9・・・・・・座部伸縮装置 11・・・・・・脚部側リンク 12・・・−・・フレーム側り 13・・・・・一連結点 14・・・・・・脚部伸縮装置 17−・・−・・サイドレール 56・・・・・・吊りベルト 60・・・・・・寝返り用シーツ ンク 4・−・・・−座部 6・・−・・−床板 (一方の支持アーム) (他方の支持アーム) lト・・・・・背部伸縮装置 15・・・・・・制御装置 59・・・・・・入浴用シーツ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体フレームと、該本体フレームの上方に位置し
    脚部と座部と背部とに3分割されると共に回動自在にそ
    れぞれ連結されてなる床板と、該床板を支持すると共に
    該床板の前記座部及び前記本体フレームの間に回動自在
    にそれぞれ取り付けられている一方及び他方の支持アー
    ムと、前記座部及び前記本体フレームの間に回動自在に
    それぞれ取り付けられると共に伸縮動作可能な座部伸縮
    装置と、前記背部及び前記本体フレームの間に回動自在
    にそれぞれ取り付けられると共に伸縮動作可能な背部伸
    縮装置と、前記脚部及び前記本体フレームの間に一端が
    回動自在にそれぞれ取り付けられ他端が互いに回動自在
    に連結している脚部側リンク及びフレーム側リンクと、
    該両リンクの連結点及び本体フレームの間に回動自在に
    それぞれ取り付けられると共に伸縮動作可能な脚部伸縮
    装置と、前記各伸縮装置の伸縮状態を指示して前記床板
    の形態を変形する制御装置とからなることを特徴とする
    ベッド装置。
  2. (2)本体フレームの長手方向に略平行にサイドレール
    を設け、該サイドレールに着脱自在な吊りベルトを設け
    てなる請求項(1)記載のベッド装置。
  3. (3)サイドレールに着脱自在な入浴用シーツを設けて
    なる請求項(2)記載のベッド装置。
  4. (4)サイドレールに着脱自在な寝返り用シーツを設け
    てなる請求項(2)記載のベッド装置。
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