JPH04837Y2 - - Google Patents

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JPH04837Y2
JPH04837Y2 JP14741887U JP14741887U JPH04837Y2 JP H04837 Y2 JPH04837 Y2 JP H04837Y2 JP 14741887 U JP14741887 U JP 14741887U JP 14741887 U JP14741887 U JP 14741887U JP H04837 Y2 JPH04837 Y2 JP H04837Y2
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bed
bathtub
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pedestal
vertical support
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JP14741887U
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は合成樹脂製防水布よりなる柔軟な浴
槽の両側縁に取付けられる一対の硬質支持棒を適
宜架台に支持して寝室において、寝たきり老人や
患者の入浴をさせるときに使用する前記架台に関
する。
(従来技術及び問題点) 従来この種の架台としては和室における敷き布
団又は畳みの上で使用するものは、本件出願人会
社において既に開発し、実開昭61−13272号実用
新案公開公報によつて知られており、その効果は
前述の通り和室で使用する限りにおいて優れた効
果を発揮している。
しかしながらベツドの上で使用するにはどうし
ても前記架台をマツトレス上又はベツドのスプリ
ングの上に置くことになり、前記架台そのものが
不安定となり使用し難いし、浴槽を支持したとき
にこれより湯がこぼれる虞がある。
これを改善するものとして本件出願人は先に実
願昭61−28471号としてベツドを跨架する架台を
考案し、所期の効果を得ることができた。
然るに、先願の架台においては、水及び入浴者
の入つた浴槽を一対の冂型架台本体で支持するも
のであり、各架台本体の中央水平部に相当の荷重
が作用し、下方に対し凸に湾曲変形し、この湾曲
変形に伴い、その両側の垂直支持部が下方ほど外
側に開き傾斜変形する傾向をとり、長期間この架
台を繰返し使用するとこの傾斜変形が永久歪みと
なりこのような架台本体の変形により架台の支持
力が減殺し使用中に浴槽を安定良く支持できなく
なり、浴槽が振動し易くなり、激しく振動した場
合には、浴槽内の水が溢出するおそれが生じ、先
願の架台を使用する場合には安全に、かつ不安感
なく入浴するには、今だ改善の余地が残つてい
る。
また、このような荷台の変形を阻止するため、
太いパイプを用いると架台全体の重量が重くな
り、その組立及び運搬に看護者の労力負担が多く
なり、コスト高となる。
(解決しようとする問題点) この考案は、前記の問題点を冂型架台本体の改
良により解決し、安定良く浴槽をベツド上で支持
でき、看護者の労力負担を軽減した安価な簡易浴
槽ベツド用架台を市場に提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は合成樹脂製防水布よりなる柔軟な横
臥型浴槽の両側スリーブに一対の硬質支持棒を通
し、この支持棒を架台に載架乃至懸架できる簡易
浴槽のベツト用の一対の架台において、 前記ベツド用の一対の架台本体は自立型でそれ
ぞれベツドを横断方向に跨架する冂字型形状をな
し、その両側垂直支柱部は相互に平行に形成して
あり、それぞれの中央水平部には前記硬質支持棒
が支持できる支持部が設けてあり、各垂直支柱部
の各下端部分は、内向きに大きく湾曲して、前記
中央水平部と平行に形成され、床面に載置型の架
台としてある簡易浴槽ベツド用架台である。
(考案の作用) 前記のように構成したこの考案の作用を説明す
る。
前述の簡易浴槽の一対の支持棒を架台本体の水
平部に設けた浴槽支持部に支持させて使用する。
この場合本件考案とは直接関係はないが支持棒
を架台本体に支持する前に入浴者を浴槽内にいれ
ておく。
この浴槽内で入浴をする際、水、入浴者及び浴
槽の荷重は、支持棒両端を介してこの架台本体の
中央水平部に加えられ、この中央水平部を下方へ
湾曲変形させ、両側の垂直支柱部を両側へ拡げよ
うとするが、その垂直支柱部の下端部には水平に
湾曲し床面に接触しているため、床面と下端水平
部分の殊に先端部の床面に対する接触圧は非常に
大きくなり、下端水平部分は床との間に滑りを起
こさず、垂直支柱部は外方に移動することなく、
その場で支持される。
(考案の効果) 前記のように構成され作用するこの考案は次の
効果を奏する。
前記各垂直支柱部の下端部分を内向きに大きく
湾曲させ水平とし、床面に載置し自在としてある
ため、入浴時の荷重による水平支持部の下方に凸
に湾曲しようとする力は垂直支柱部の下端水平部
分の殊に先端近傍の床面との接触圧力を上昇さ
せ、前記支柱下端部が床面とスリツプして、垂直
支柱部下端部が外方に開いて傾斜するのを阻止
し、略元の位置を保持するため、各垂直支柱部の
支持力は減殺せず、しかも安定よく支持される効
果を有し、外側に拡がつた状態に垂直支柱部が永
久変形しない。
(実施例) 次に、この考案の代表的な実施例を説明する。
この考案のものに使用される第1図に示す簡易
浴槽Aとしては合成樹脂製の防水布よりなる横臥
型の柔軟な浴槽41の両側縁42のスリーブに一
対の支持棒40が挿入してあり、この支持棒40
の長さはベツドBの枕元及び足元ボード(図示せ
ず)間の寸法よりも若干短くしてある。また浴槽
41の底部43には排水ホース44が取付けてあ
る。
前記ベツドB用の一対の架台本体10はそれぞ
れベツドBを横断方向に跨架する冂字型形状をな
し、それぞれ一対の垂直支柱部11は相互に平行
に形成してあり、それぞれ架台本体10の中央の
水平部12は前記簡易浴槽Aの硬質支持棒40が
支持できる水平な支持部13としてあり、この架
台本体10は通常丸鋼棒によつて形成してあり、
前記支持部13は水平部12より垂下した一対の
懸垂フツク14によつて構成してある。これら懸
垂フツク14の開放端15はそれぞれ内側に位置
してあり、かつその垂直軸線周りに回転自在とし
その向きを180°以上変更自在としてある。
前述の水平部12より垂下した一対のフツク1
4の代わりに水平部12より起立した二本ずつの
ピンによつて前記支持部13を構成してもこの考
案としては同一である。
前記各垂直支柱部11の各下端部分11aは、
内方に大きく湾曲し前記支持部13と平行かつ水
平に形成され、床面に載置型としてある。
11bは、各垂直支柱部11の前後に一体に配
置した一対の脚部であり、各脚部11bの下端部
分11cは、前記内方に湾曲した前記垂直支柱部
11の下端部分11aと平面にみて直角方向に湾
曲水平に形成され、かつ同一平面内に形成してあ
る。
即ち、一本の架台本体10は、各垂直支柱部1
1に各々3本宛設けた下端部11a,11cによ
り、床面に自立型に形成されている。
前記各下端部分11aを2叉に分岐し、前記脚
部11bを省略してこの架台本体10を自立型に
形成してもこの考案としては同じである。
前記各垂直支柱部11に対して前記水平部12
は、高さ位置を調整固定自在に装備されており、
図示の場合には、垂直支柱部11はパイプとし、
左右の垂直支柱部11の上端部に嵌合し伸縮自在
な第2垂直支柱部11eが水平部12の両端から
垂設され、この第2垂直支持部11eに、その垂
直な軸線に沿い数個の小孔が貫通して穿設してあ
り、これら小孔と同一寸法の小孔が垂直支柱部1
1の上端部に、その軸線に沿い等ピツチで複数個
貫通穿設してあり、この第2垂直支柱部11eの
小孔と、垂直支柱部11の選択した小孔に貫通す
る固定ピン17により、任意の高さに水平部12
はセツトされる構造としてある。
(実施例の作用) 叙上の様に構成しているこの実施例のものの作
用はつぎの通りである。
架台本体10をそれぞれく字状に部分の凸側屈
曲が前記ベツドBの最寄りの前記ボードより離反
する側に位置させて、これらの垂直支柱部11の
下端部分を床面に載置しベツドBに架台本体10
を自立させ跨架させる。このときの架台本体10
の水平な支持部13の高さはこれに浴槽41の支
持棒40を支持させたとき浴槽41の底部43が
丁度ベツドBのマツトレス30面に接する高さに
成るように垂直支柱部11に対し第2の垂直支柱
部11eの位置を調整し、前記固定ピン17の操
作によりその位置に固定する。
このようにして後支持棒40の挿入してない浴
槽41を前記マツトレス30に敷き患者などを寝
返りさせてこの浴槽41の中に入れ、次に浴槽4
1のスリーブにそれぞれ支持棒40を挿入する。
次いで、開放端15が外向き乃至平行となる姿勢
に前記懸垂フツク14をセツトした状態で支持棒
40のそれぞれの両端部を架台本体10の支持部
13下面に当接する高さまで持ち上げ、前記フツ
ク14を回動させて、このフツク14の開放端1
5から支持棒40の各端部を落とし込み、これの
端部も支持部13で支持し、浴槽41を所定の深
さに形成する。最後に前記浴槽41の中に適温の
湯をいれてベツドB上で入浴させる。
入浴時に、入浴者、浴槽41及びこの中の湯の
すべての荷重は、支持棒40を介してこの架台本
体10の水平部12に曲げ荷重として加えられ、
これを湾曲させようとする力として作用して、そ
の左右の前記垂直支柱部分11を外方へ拡げよう
とするが、その下端部11aは、内方に大きく湾
曲し支持部13と平行として水平に形成され、床
面に接触していることから床面と下端水平部分1
1aの殊に先端部の床面に対する接触圧が、水平
部12を下方に凸に湾曲させようとする力により
増大させられ、この水平部分11aは床面上で滑
り難くなり、この結果、左右の一対の垂直支柱部
分11の下端部11aが外方へ拡がり傾斜せず、
垂直支柱部分11は略垂直な位置に保持され、安
定良く前記簡易浴槽Aを支持し続ける。
入浴終了後は折り畳んである排水ホース44を
水平に伸ばし浴槽内の使用済みの湯をこの排水ホ
ース44を利用して排水し、前記組立時の手順を
逆にして、患者などをマツトレス30上に戻し、
架台本体10をベツドBから移動する。
(実施例固有の効果) 前記懸垂フツク14をその垂直軸線の周りに回
動自在に支持部13に設けることにより、浴槽4
1に通した支持棒40の懸垂フツク14に対する
取付取外しが容易となり、この支持棒40を利用
して担架として水浴時以外に浴槽41をベツドB
上に設置する場合にも、この架台を有効に使用で
きる。
水平部12を垂直支柱部11に対して高さ調節
自在に設けることにより、種々高さのベツドB上
に安定良く簡易浴槽Aを載置できる。
なお、垂直支柱部11の自己自立型の構造とし
て、前記実施例の他に、水平な円盤11fを第4
図の如く垂直支柱部11に付設してもこの考案の
ものとしては同一である。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案に係るもので、第1図はベツド
を省略したこの実施例の使用状態を示す斜視図、
第2図は、その架台本体の正面図、第3図はその
側面図、第4図は、その他の垂直支柱部分の側面
図、及び第5図は第2図の高さ調整機構部分の拡
大縦断面図である。 図中の主な符号、10……架台本体、11……
垂直支柱、12……水平部、11a……下端部
分、A……簡易浴槽、B……ベツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂製防水布よりなる柔軟な横臥型浴槽
    の両側スリーブに一対の硬質支持棒を通し、こ
    の支持棒を架台に載架乃至懸架できる簡易浴槽
    のベツト用の一対の架台において、 前記ベツド用の一対の架台本体は自立型でそ
    れぞれベツドを横断方向に跨架する冂字型形状
    をなし、その両側垂直支柱部は相互に平行に形
    成してあり、それぞれの中央水平部には前記硬
    質支持棒が支持できる支持部が設けてあり、各
    垂直支柱部の各下端部分は、内向きに大きく湾
    曲して、前記中央水平部と平行に形成され、床
    面に載置型の架台としてある簡易浴槽ベツド用
    架台。 2 前記中央水平部の高さ位置は、両側垂直支柱
    部に対して調整自在としてある実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の簡易浴槽ベツド用架
    台。 3 前記各下端部分は、2又に分岐している実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の簡易浴槽ベ
    ツド用架台。
JP14741887U 1987-09-25 1987-09-25 Expired JPH04837Y2 (ja)

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WO2013094765A1 (ja) * 2011-12-24 2013-06-27 Iida Kazuyoshi 介護ベッド

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