JPH024662Y2 - - Google Patents

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JPH024662Y2
JPH024662Y2 JP13101784U JP13101784U JPH024662Y2 JP H024662 Y2 JPH024662 Y2 JP H024662Y2 JP 13101784 U JP13101784 U JP 13101784U JP 13101784 U JP13101784 U JP 13101784U JP H024662 Y2 JPH024662 Y2 JP H024662Y2
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JP
Japan
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bathtub
connecting rod
rod
bathtub body
support rod
Prior art date
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Expired
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JP13101784U
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English (en)
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JPS61121821U (ja
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は寝たきり老人や身障者を入浴させる折
畳み式臥身浴槽に関するものである。
(従来の技術) 従来、此種の臥身浴槽は浴槽本体の下面に固定
用の架台を立設した単純な構造である。
その為、不使用時でも使用状態のままで室内の
一隅に設置されており、邪魔であるばかりでな
く、室内の有効スペースを占有する不具合があ
る。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は不使用時に
はコンパクト化させることが出来るようにしたも
のである。
(問題点を解決する為の手段) 本考案が講じた技術的手段は次の通りである。
(イ) 浴槽本体の両側前後に支持杆を枢着状に垂設
し、前部支持杆の下端に座部を直角に固定する
と共にその支持杆の枢着点を介して浴槽本体を
起伏自在とする。
(ロ) 後部支持杆同志に渉つて連結杆を架設すると
共に前部支持杆に、引掛け溝を有する操作バー
を枢着し、前記連結杆に引掛け溝を回動可能に
嵌合させる。
(作用) 本考案の技術的手段の作用は、浴槽本体を前部
支持杆との枢着点を支点として転回して逆立ち状
に自立させ、その浴槽本体の転回に伴ない後部浴
槽支持杆を自重で折畳む。
(実施例) 浴槽本体AはFRP等の合成樹脂で人が横臥し
やすい長方体状に形成した臥身槽a1の背もたれ部
a2上部に頭を載せる為の枕部a3を備え且つその枕
部a3に隣接して洗髪槽a4を備えた周知形状のもの
であり、この本体Aの下面に架台Bを枢着状に垂
設して本体が逆立ち状に起伏可能とする。
架台Bは上記浴槽本体Aを起伏自在、即ち逆立
ち状に自立可能に支持するもので、臥身槽a1の下
面両側に前後2本づつ設けた支持杆b1,b2と、後
部支持杆b2,b2に渉つて架設した連結杆b5と、前
部支持杆b1に一端を枢着し上記連結杆b5に回動可
能に嵌合する引掛け溝を有する操作バーb3と、前
部支持杆b1の下端に水平状に固定した座部b4とか
なる。支持杆b1,b2は浴槽本体Aを水平状に支持
する為のもので、臥身槽a1の下面に垂設した突杆
a5に上端を枢着して垂設してなり、この支持杆
b1,b2において後の支持杆b2同志を連結杆b5で連
結すると共に前の支持杆b1下端に座部b4を設け、
連結杆b5に遊嵌合する操作バーb3を前部支持杆b1
に枢着する。尚1は後部支持杆b2の後側への拡開
を阻止するる突杆a5下端に当接すべくその支持杆
b2上端後面に固定するストツパーである。
座部b4は第3図に示すように浴槽本体Aが逆立
ち状に自立した際、浴槽本体Aを自立状態に保持
させる台座として機能するもので、前の支持杆b1
下端に直角状に設けてなり、この座部b4先端に浴
槽本体Aが自立した際、当接するストツパー片2
を形成する。尚、この座部b4は図面では平板状で
あるが、例えば前の支持杆b1,b1に長尺杆を直角
に固定し、その長尺杆を接続杆で連結しても良
く、浴槽本体Aを安定良く自立させるものである
為可及的長尺なものの方が好ましい。ちなみに3
はストツパー付きのキヤスターで、自立状態で浴
槽本体Aを移動できるように配慮している。
連結杆b5は突杆a5と後の浴槽支持杆b2との枢着
点b2′よりも下位における後の支持杆b2,b2同志
に架設してなり、操作バーb3の遊嵌合により後部
支持杆b2を垂直状に保持する。
操作バーb3は、前の支持杆b1,b1に渉つて接続
した接続杆b6に一端を枢着し、第1図に示すよう
に上記連結杆b5と衝合する部分に引掛け溝b3′を
形成する。
引掛け溝b3′は第1図と第3図に示す浴槽本体
Aの使用時と自立時双方における連結杆b5に係合
してその使用時の架台Bと折畳み時の架台Bを定
形に保持する為のものである。
この引掛け溝b3′は前縁で第1図に示すように
連結杆b5に係合して後の支持杆b2の前方への折曲
を阻止し、後縁で第3図の連結杆b5に係合して架
台Bの折畳み状態を維持するような大きさに切欠
形成する。
而して、第1図の使用状態から洗髪槽a4等の所
望な部分を手で持ち上方へ押し上げる。この時、
浴槽本体Aは前の支持杆b1と、突杆a5との枢着点
b1′を回動中心として回動し、終極的に第3図に
示すように前端の上縁リムa6下面がストツパー片
2に当接して浴槽本体Aは逆立ち状に自立し架台
Bも折畳まれる。この時連結杆b5は回動しつつ引
掛け溝b3′内においてガイドされる為、第1図に
おいて一点鎖線で示す節が平行四辺形を形成せず
とも後の支持杆b2は抵抗なくスムーズに折畳まれ
る。
第4図は一点鎖線で示す節が平行四辺形を形成
する場合の折畳み式臥身浴槽を示すものである。
ちなみに浴槽本体Aは、臥身槽a1の底部から排
水管3を横引き状に連結すると共に、その排水管
3に着脱自在な継手4を介してフレキシブル管5
を接続すことにより本体Aの全高を低く出来るよ
うに配慮しているけれども、一般の立引き式の排
水構造を採用しても良く、自立させる際には当然
フレキシブル管5を外ずして行なう。
(考案の効果) 本考案は以上のように浴槽本体の両側前後に支
持杆を枢着状に垂設し、前の支持杆下端に座部を
直角に固定して前の支持杆との枢着点を介して浴
槽本体を起伏自在となし、後の支持杆同志に渉つ
て連結杆を架設すと共に前の支持杆に、引掛け溝
を設けた操作バーを枢着し、該操作バーを連結杆
に回動可能に嵌合したので、浴槽本体を逆立ち状
に自立させると共に、架台を折畳んでコンパクト
化することができ、部屋の角(隅)や廊下等の四
隅部分に立てかけた状態で、配備することがで
き、部屋の有効スペースを占有しないばかりか操
作バーと連結杆との関係が遊嵌合で抵抗がない
為、前の支持杆との枢着点のみの摩擦力が負荷と
して働き、持ち上げ作業が容易で婦女子、老人で
も軽作業にて浴槽本体の持ち上げ作業を実行する
ことができる。
依つて、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案折畳み式臥身浴槽を示し、第1図
は正面図で一部切欠する、第2図は側面図で一部
切欠する、第3図は逆立ち状に自立した状態を示
す正面図で一部切欠する、第4図は他の例の正面
図で一部切欠する。 尚図中、A:浴槽本体、b1,b2:支持杆、b3
操作バー、b3′:引掛け溝、b4:座部、b5:連結
杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽本体の両側前後に、支持杆を枢着状に垂設
    し、前の支持杆の下端に座部を直角に固定してこ
    の支持杆との枢着点を介して浴槽本体を起伏自在
    となし、後の支持杆同志に渉つて連結杆を架設す
    ると共に前の支持杆に、引掛け溝を設けた操作バ
    ーを枢着し、該操作バーを連結杆に回動可能に嵌
    合してなる折畳み式臥身浴槽。
JP13101784U 1984-08-28 1984-08-28 Expired JPH024662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13101784U JPH024662Y2 (ja) 1984-08-28 1984-08-28

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JP13101784U JPH024662Y2 (ja) 1984-08-28 1984-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61121821U JPS61121821U (ja) 1986-07-31
JPH024662Y2 true JPH024662Y2 (ja) 1990-02-05

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ID=30689609

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