JPH0351043Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0351043Y2 JPH0351043Y2 JP1985115946U JP11594685U JPH0351043Y2 JP H0351043 Y2 JPH0351043 Y2 JP H0351043Y2 JP 1985115946 U JP1985115946 U JP 1985115946U JP 11594685 U JP11594685 U JP 11594685U JP H0351043 Y2 JPH0351043 Y2 JP H0351043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- cutting
- radial direction
- center line
- radial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 44
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、工作物の面に円形の凹部を切削加工
するためのバイトに関するものである。
するためのバイトに関するものである。
〈従来の技術〉
工作物の面に円形の凹部を切削加工する場合が
ある。例えば、エンジンのピストン頂面には、
吸、排気バルブの逃がし凹部が形成されている。
ある。例えば、エンジンのピストン頂面には、
吸、排気バルブの逃がし凹部が形成されている。
従来、この凹部の切削加工は第7図で示すよう
に、アールバイト1により工作物Wの面にアール
輪郭2を切削し、このアール輪郭2内に残つた中
央の凸部3をエンドミル4にて切削して円形の凹
部5を加工していた。
に、アールバイト1により工作物Wの面にアール
輪郭2を切削し、このアール輪郭2内に残つた中
央の凸部3をエンドミル4にて切削して円形の凹
部5を加工していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記従来技術では、異なつた2種の切削工具に
より2工程の異なつた加工を必要とするため、加
工に時間が掛ると共に、アール部と直線部とを結
ぶ連続部分の精度に難点があつた。
より2工程の異なつた加工を必要とするため、加
工に時間が掛ると共に、アール部と直線部とを結
ぶ連続部分の精度に難点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記従来の問題点を解決するため
に、主軸の回転中心線から半径方向に延在する刃
先と、この刃先の半径方向外端と円弧で連続して
主軸の回転中心線と平行する刃先と、前記半径方
向の刃先の延在方向とは反対側の半径方向に前記
半径方向の刃先の切り込み量より大きい深さの切
欠凹部とを備えたものである。
に、主軸の回転中心線から半径方向に延在する刃
先と、この刃先の半径方向外端と円弧で連続して
主軸の回転中心線と平行する刃先と、前記半径方
向の刃先の延在方向とは反対側の半径方向に前記
半径方向の刃先の切り込み量より大きい深さの切
欠凹部とを備えたものである。
〈作用〉
本考案は、主軸の回転中心点から半径方向に延
在する刃先によつて円形平面を切削し、前記刃先
の半径方向と円弧で連続して主軸の回転中心線と
平行する刃先にてアール輪郭を同時に切削し、切
欠凹部より切粉を効率よく排出するものである。
在する刃先によつて円形平面を切削し、前記刃先
の半径方向と円弧で連続して主軸の回転中心線と
平行する刃先にてアール輪郭を同時に切削し、切
欠凹部より切粉を効率よく排出するものである。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を第1図乃至第6図に基づ
いて説明する。第1図乃至第4図において、10
は本考案によるバイトを示す。このバイト10
は、図略の主軸回転中心線15から半径方向に延
在する刃先11と、この刃先11の半径方向外端
と円弧12で連続して主軸の回転中心線15と平
行する刃13とを前記半径方向の刃先11の延在
方向とは反対側の半径方向に前記半径方向の刃先
11の切り込み量より大きい深さの切欠凹部20
を設けたものである。14はシヤンクを示す。
いて説明する。第1図乃至第4図において、10
は本考案によるバイトを示す。このバイト10
は、図略の主軸回転中心線15から半径方向に延
在する刃先11と、この刃先11の半径方向外端
と円弧12で連続して主軸の回転中心線15と平
行する刃13とを前記半径方向の刃先11の延在
方向とは反対側の半径方向に前記半径方向の刃先
11の切り込み量より大きい深さの切欠凹部20
を設けたものである。14はシヤンクを示す。
第5図は、本考案のバイト10をバイトホルダ
16に装着した状態を示し、前記シヤンク14を
嵌合し、ネジ20にて締付固定され、刃部もネジ
21にて締付固定される。
16に装着した状態を示し、前記シヤンク14を
嵌合し、ネジ20にて締付固定され、刃部もネジ
21にて締付固定される。
本考案は上記の通りの構造であるから、工作物
Wの面に、半径方向に延在する刃先11によつて
切込みを与え、主軸の回転中心線15を中心にし
て回転させることにより、第6図で示すように、
刃先11により円形の凹部17の平面19を切削
し、また円弧12で連る刃先13にてアール輪郭
部18を同時に切削し、切粉を切欠凹部20より
排出するものである。
Wの面に、半径方向に延在する刃先11によつて
切込みを与え、主軸の回転中心線15を中心にし
て回転させることにより、第6図で示すように、
刃先11により円形の凹部17の平面19を切削
し、また円弧12で連る刃先13にてアール輪郭
部18を同時に切削し、切粉を切欠凹部20より
排出するものである。
〈考案の効果〉
以上のように本考案は、主軸の回転中心線から
半径方向に延在する刃先と、この刃先の半径方向
外端と円弧で連続して主軸の回転中心線と平行す
る刃先と、前記半径方向の刃先の延在方向とは反
対側の半径方向に前記半径方向の刃先の切り込み
量より大きい深さの切欠凹部とを備え構成のバイ
トであるから、このバイトを主軸の回転中心線で
回転し、軸線方向に切込みを当えることにより、
工作物の面には半径方向に延在する刃先の半径寸
法の2倍の直径寸法のアール輪郭と平面とを有す
る円形凹部が一工程で切削することができる。ま
た、前記半径方向の刃先の切削による切粉は、こ
の刃先の回転によつて掻き集められ、切欠凹部よ
り効率よく排出することができる。
半径方向に延在する刃先と、この刃先の半径方向
外端と円弧で連続して主軸の回転中心線と平行す
る刃先と、前記半径方向の刃先の延在方向とは反
対側の半径方向に前記半径方向の刃先の切り込み
量より大きい深さの切欠凹部とを備え構成のバイ
トであるから、このバイトを主軸の回転中心線で
回転し、軸線方向に切込みを当えることにより、
工作物の面には半径方向に延在する刃先の半径寸
法の2倍の直径寸法のアール輪郭と平面とを有す
る円形凹部が一工程で切削することができる。ま
た、前記半径方向の刃先の切削による切粉は、こ
の刃先の回転によつて掻き集められ、切欠凹部よ
り効率よく排出することができる。
第1図は本考案の正面図、第2図は第1図矢
視図、第3図は第1図矢視図、第4図は第1図
矢視図、第5図は本考案のバイトをバイトホル
ダに装着した状態の側面図、第6図は切削状態を
示す断面図、第7図A,B,Cは従来の切削工程
の説明図である。 10……バイト、11……刃先、12……円
弧、13……刃先、14……シヤンク、15……
主軸の回転中心線。
視図、第3図は第1図矢視図、第4図は第1図
矢視図、第5図は本考案のバイトをバイトホル
ダに装着した状態の側面図、第6図は切削状態を
示す断面図、第7図A,B,Cは従来の切削工程
の説明図である。 10……バイト、11……刃先、12……円
弧、13……刃先、14……シヤンク、15……
主軸の回転中心線。
Claims (1)
- 工作物の面に円形の凹部を切削加工するバイト
であつて、主軸の回転中心線から半径方向に延在
する刃先と、この刃先の半径方向外端と円弧で連
続して主軸の回転中心線と平行する刃先と、前記
半径方向の刃先の延在方向とは反対側の半径方向
に前記半径方向の刃先の切り込み量より大きい深
さの切欠凹部とを備えたことを特徴とするバイ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985115946U JPH0351043Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985115946U JPH0351043Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225102U JPS6225102U (ja) | 1987-02-16 |
JPH0351043Y2 true JPH0351043Y2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=31000078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985115946U Expired JPH0351043Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0351043Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5469888A (en) * | 1977-11-14 | 1979-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Throwaway tip and cutting tool |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55165701U (ja) * | 1979-05-16 | 1980-11-28 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP1985115946U patent/JPH0351043Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5469888A (en) * | 1977-11-14 | 1979-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Throwaway tip and cutting tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6225102U (ja) | 1987-02-16 |
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