JPH0335911A - スクロール形状の加工方法 - Google Patents
スクロール形状の加工方法Info
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- JPH0335911A JPH0335911A JP17069689A JP17069689A JPH0335911A JP H0335911 A JPH0335911 A JP H0335911A JP 17069689 A JP17069689 A JP 17069689A JP 17069689 A JP17069689 A JP 17069689A JP H0335911 A JPH0335911 A JP H0335911A
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- Japan
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- scroll
- blade
- end mill
- base surface
- scroll shape
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 9
- 238000003754 machining Methods 0.000 title abstract description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 4
- 238000003801 milling Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、例えば過給機に用いられるスクロールコン
プレッサの渦巻羽根の内外両側面をエンドミルで仕上げ
加工するようなスクロール形状の加工方法に関する。
プレッサの渦巻羽根の内外両側面をエンドミルで仕上げ
加工するようなスクロール形状の加工方法に関する。
（従来技術）
従来、上述例のスクロール形状の加工方法としては、例
えば、特開昭６２−８８５０７号公報に記載の方法があ
る。
えば、特開昭６２−８８５０７号公報に記載の方法があ
る。
すなわち、エンドミル等の加工用の工具の中心位置をイ
ンボリュート曲線の基礎円に接する直線上を移動させる
と共に、上述の工具の直線移動と一定比でもって同期さ
せてスクロール部品をインボリュート曲線の基礎円の中
心を回転中心として回転させるスクロール部品の加工方
法である。
ンボリュート曲線の基礎円に接する直線上を移動させる
と共に、上述の工具の直線移動と一定比でもって同期さ
せてスクロール部品をインボリュート曲線の基礎円の中
心を回転中心として回転させるスクロール部品の加工方
法である。
この従来方法により第６図に示すように基面６１より直
角に突出するスクロール形状６２の側面をエンドミル６
３で加工する場合、上述のスクロール形状６２の突出部
の基面６１に対して直角方向の曲げ剛性Ｆ３と、上述の
基面直角方向に配設されるエンドミル６３の曲げ剛性Ｆ
４との関係はＦ４＞＞Ｆ３ に設定される。
角に突出するスクロール形状６２の側面をエンドミル６
３で加工する場合、上述のスクロール形状６２の突出部
の基面６１に対して直角方向の曲げ剛性Ｆ３と、上述の
基面直角方向に配設されるエンドミル６３の曲げ剛性Ｆ
４との関係はＦ４＞＞Ｆ３ に設定される。
つまり、ツールとしてのエンドミル６３の工具径を大き
くし、その曲げ剛性Ｆ４が充分大きく設定される。
くし、その曲げ剛性Ｆ４が充分大きく設定される。
このため、上述のエンドミル６３を押付けて加工する時
、スクロール形状６２の突出部の逃げ量と、エンドミル
６３の逃げ量との関係は次式の如くなる。すなわち、 エンドミルの逃げ量く〈突出部の逃げ量この結果、スク
ロール形状６２の突出部が加工時に大きくたわむのに対
してエンドミル６３はほとんどたわまないので、加工完
了後のスクロール形状６２の突出部は第７図に示す如く
、その上部Ｃが幅広で、下部ｄが幅狭となる大きな偏差
（第７図の斜線部参照）が発生して、充分な直角度が得
られない問題点があった。
、スクロール形状６２の突出部の逃げ量と、エンドミル
６３の逃げ量との関係は次式の如くなる。すなわち、 エンドミルの逃げ量く〈突出部の逃げ量この結果、スク
ロール形状６２の突出部が加工時に大きくたわむのに対
してエンドミル６３はほとんどたわまないので、加工完
了後のスクロール形状６２の突出部は第７図に示す如く
、その上部Ｃが幅広で、下部ｄが幅狭となる大きな偏差
（第７図の斜線部参照）が発生して、充分な直角度が得
られない問題点があった。
第８図はこのような問題点を立証するために次の切削条
件でスクロール形状６２の側面を加工した時の実測デー
タを示す。
件でスクロール形状６２の側面を加工した時の実測デー
タを示す。
切削条件
切込量０．１ｍ
切削速度１０００ ｍ／ｗｉｎ
送り速度１０ｍ／ｓｆａ
工具径１．２ｍｍφ
この第８図においてハツチングを施した部分は第７図の
上部Ｃと下部ｄとの偏差を示し、このような従来方法で
は上述の偏差Ｌ２が約４２ｐＩｎと極めて大きく、充分
な直角度を得ることができなかった。
上部Ｃと下部ｄとの偏差を示し、このような従来方法で
は上述の偏差Ｌ２が約４２ｐＩｎと極めて大きく、充分
な直角度を得ることができなかった。
なお、上述の直角度を向上させるためには、切削速度を
低減すればよいが、この場合には切削能率が低下するの
で、実用性を欠く問題点がある。
低減すればよいが、この場合には切削能率が低下するの
で、実用性を欠く問題点がある。
（発明の目的）
この発明は、スクロール形状の基面に対する直角度の大
幅な向上を図ることができるスクロール形状の加工方法
の提供を目的とする。
幅な向上を図ることができるスクロール形状の加工方法
の提供を目的とする。
（発明の構成）
この発明は、基面より直角に突出するスクロール形状の
側面を加工用工具で加工するスクロール形状の加工方法
であって、上記スクロール形状の突出部の基面直角方向
の曲げ剛性と、上記基面直角方向に配設される加工用工
具の曲げ剛性とを略同一に設定して、上記加工用工具で
スクロール形状の側面を加工するスクロール形状の加工
方法であることを特徴とする。
側面を加工用工具で加工するスクロール形状の加工方法
であって、上記スクロール形状の突出部の基面直角方向
の曲げ剛性と、上記基面直角方向に配設される加工用工
具の曲げ剛性とを略同一に設定して、上記加工用工具で
スクロール形状の側面を加工するスクロール形状の加工
方法であることを特徴とする。
（発明の効果）
この発明によれば、上述の突出部の曲げ剛性と加工用工
具の曲げ剛性とを略同一に設定したので、加工用工具押
付けによる加工時に、突出部のたわみ量を加工用工具の
たわみ量により相殺することができる。
具の曲げ剛性とを略同一に設定したので、加工用工具押
付けによる加工時に、突出部のたわみ量を加工用工具の
たわみ量により相殺することができる。
この結果、スクロール形状の基面に対する直角度の大幅
な向上を図ることができる効果がある。
な向上を図ることができる効果がある。
（実施例）
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はスクロール形状の加工方法を示し、第１図、第２
図において、ワークとしてのスクロールコンプレッサ１
を設け、このスクロールコンプレッサ１には基面２から
直角に突出するスクロール形状の羽根３を一体形成して
いる。
図において、ワークとしてのスクロールコンプレッサ１
を設け、このスクロールコンプレッサ１には基面２から
直角に突出するスクロール形状の羽根３を一体形成して
いる。
また、上述の羽根３の内外両面を仕上げ加工する加工用
工具（ツール）としてのエンドミル４を設け、このエン
ドミル４を上述の基面直角方向に配設すると共に、第３
図に示すように、このエンドミル４の曲げ剛性Ｆｌと、
上述の羽根３の基面直角方向の曲げ剛性Ｆ２との関係を
、 Ｆ１＋Ｆ２ に設定している。
工具（ツール）としてのエンドミル４を設け、このエン
ドミル４を上述の基面直角方向に配設すると共に、第３
図に示すように、このエンドミル４の曲げ剛性Ｆｌと、
上述の羽根３の基面直角方向の曲げ剛性Ｆ２との関係を
、 Ｆ１＋Ｆ２ に設定している。
このように設定したエンドミル４を用いて第３図に示す
如く羽根３の側面を仕上げ加工する場合、スクロール−
〕コンプレッサを例えばＮＣ加工機としてのフライス盤
のテーブルに、またエンドミル４を主軸にそれぞれ取付
け、エンドミル４を羽根３の側面に押付けて仕上げ切削
加工するが、この時、羽根３のたわみｆｆ１（逃げ量）
をエンドミル４のたわみ量（逃げ量）により相殺するこ
とができる。
如く羽根３の側面を仕上げ加工する場合、スクロール−
〕コンプレッサを例えばＮＣ加工機としてのフライス盤
のテーブルに、またエンドミル４を主軸にそれぞれ取付
け、エンドミル４を羽根３の側面に押付けて仕上げ切削
加工するが、この時、羽根３のたわみｆｆ１（逃げ量）
をエンドミル４のたわみ量（逃げ量）により相殺するこ
とができる。
この結果、加工完了後の羽根３の形状は第４図に示す如
く、その上部ａと下部すとの間に偏差（第４図の斜線部
参照）がほとんどなく、スクロール形状の基面２に対す
る直角度の大幅な向上を図ることができる効果がある。
く、その上部ａと下部すとの間に偏差（第４図の斜線部
参照）がほとんどなく、スクロール形状の基面２に対す
る直角度の大幅な向上を図ることができる効果がある。
第５図はこのような効果を立証するために次の切削条件
で羽根３の側面を加工した時の実測データを示す。
で羽根３の側面を加工した時の実測データを示す。
切削条件
切込量０．１目
切削速度１０００ｍ〜旧ｎ
送り速度１０ｍ、／＋ｎｉｎ
工具径７６５Ｍφ
この第５図においてハツチングを施した部分は第２１図
の上部ａと下部すとの偏差を示し、こ、の加工方法では
上述の偏差！、１が約２０μｍと極ぬで小さく、充分な
直角度を得ることができた。
の上部ａと下部すとの偏差を示し、こ、の加工方法では
上述の偏差！、１が約２０μｍと極ぬで小さく、充分な
直角度を得ることができた。
なお、この実測データは、工具の逃げ量く羽根の逃げ量
の関係式成立下において偏差を求めたが、工具の逃げ量
り羽根の逃げ量の関係式が成立する条件下においては偏
差を略零にすることができ、上述の直角度を充分に向上
させることができる。
の関係式成立下において偏差を求めたが、工具の逃げ量
り羽根の逃げ量の関係式が成立する条件下においては偏
差を略零にすることができ、上述の直角度を充分に向上
させることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応においで、
この発明のスクロール形状の突出部は、実施例の羽根３
に対応し、 以下同様に、 加工用工具は、エンドミル４に対応するも、この発明は
、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
に対応し、 以下同様に、 加工用工具は、エンドミル４に対応するも、この発明は
、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
図面はこの発明の一実施例を示し、
第１図はスクロールコンプレッサの平面図、第２図はス
クロールコンプレッサの断面図、第３図はエンドミルに
よる羽根側面加工時の説明図、 第４図は加工後の羽根形状を示す説明図、第５図はスク
ロール形状の加工方法による実測データを示す説明図、 第６図は従来方法による突出部加工時の説明図、第７図
は従来方法による突出部加工後の説明図、第８図は従来
方法による実測データを示す説明図である。 ２・・・基 而 ３・・・羽 根４・・・エ
ンドミル ２・・暮の ４・・工、）ニジし 第１図 第２図 ４・・・エンドごル 第３図 第４１！！
クロールコンプレッサの断面図、第３図はエンドミルに
よる羽根側面加工時の説明図、 第４図は加工後の羽根形状を示す説明図、第５図はスク
ロール形状の加工方法による実測データを示す説明図、 第６図は従来方法による突出部加工時の説明図、第７図
は従来方法による突出部加工後の説明図、第８図は従来
方法による実測データを示す説明図である。 ２・・・基 而 ３・・・羽 根４・・・エ
ンドミル ２・・暮の ４・・工、）ニジし 第１図 第２図 ４・・・エンドごル 第３図 第４１！！
Claims (1)
- （１）基面より直角に突出するスクロール形状の側面を
加工用工具で加工するスクロール形 状の加工方法であって、 上記スクロール形状の突出部の基面直角方 向の曲げ剛性と、 上記基面直角方向に配設される加工用工具 の曲げ剛性とを略同一に設定して、 上記加工用工具でスクロール形状の側面を 加工する スクロール形状の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17069689A JPH0335911A (ja) | 1989-07-01 | 1989-07-01 | スクロール形状の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17069689A JPH0335911A (ja) | 1989-07-01 | 1989-07-01 | スクロール形状の加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0335911A true JPH0335911A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15909705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17069689A Pending JPH0335911A (ja) | 1989-07-01 | 1989-07-01 | スクロール形状の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0335911A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5314317A (en) * | 1992-06-19 | 1994-05-24 | Hitachi, Ltd. | Method of working scroll member of scroll compressor |
| US7052370B2 (en) * | 2000-09-29 | 2006-05-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | High-precision machining system |
| CN104841992A (zh) * | 2015-05-22 | 2015-08-19 | 常州信息职业技术学院 | 一种加工轴端扁头的方法 |
| CN105312641A (zh) * | 2014-07-28 | 2016-02-10 | 陕西柴油机重工有限公司 | 一种机身哈呋面的加工方法 |
-
1989
- 1989-07-01 JP JP17069689A patent/JPH0335911A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5314317A (en) * | 1992-06-19 | 1994-05-24 | Hitachi, Ltd. | Method of working scroll member of scroll compressor |
| US7052370B2 (en) * | 2000-09-29 | 2006-05-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | High-precision machining system |
| CN105312641A (zh) * | 2014-07-28 | 2016-02-10 | 陕西柴油机重工有限公司 | 一种机身哈呋面的加工方法 |
| CN105312641B (zh) * | 2014-07-28 | 2018-11-13 | 陕西柴油机重工有限公司 | 一种机身哈呋面的加工方法 |
| CN104841992A (zh) * | 2015-05-22 | 2015-08-19 | 常州信息职业技术学院 | 一种加工轴端扁头的方法 |
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