JPH01199702A - 切削インサート - Google Patents

切削インサート

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JPH01199702A
JPH01199702A JP63263804A JP26380488A JPH01199702A JP H01199702 A JPH01199702 A JP H01199702A JP 63263804 A JP63263804 A JP 63263804A JP 26380488 A JP26380488 A JP 26380488A JP H01199702 A JPH01199702 A JP H01199702A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチップ除去工作用、好ましくは旋削や掘削用の
切削インサートであって、主切刃を含む少なくとも１つ
の切削コーナを有する切削インサートに関する。
〔従来の技術］ 例えば旋削工作において、従来の工作は粗（荒）加工用
の１又はそれ以上の切削インサートによって実行される
。この工作は仕上切削インサートによって完成する。こ
れは粗旋削面が充分に仕上げられた丸味を有していない
ので必要である。このように異なる工具を使って幾つか
の工程工作を行うことは高価につき、且つ時間を要する
ことは直裁に認識される。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述のタイプの切削インサートであっ
て、例えば長手方向の旋削が：同時に粗加工と仕上加工
；或いは同時に仕上加工と研摩加工；或いはまた同時に
粗加工、仕上加工及び研摩加工を実行することが出来る
切削インサートを提供することにある。
そして本発明の目的は添付の特許請求の範囲に規定の特
徴を付与された切削インサートにより達成される。
〔実施例〕
第１図に示す本発明に係わる切削インサート１０はイン
デキシャブルなものであって、開示の実施例では、三角
の基本形を有している。しかし、本発明の範囲では、そ
の他の基本形、例えば斜方形を有することも可能である
。
このインデキシャブルインサート１０はホルダ（図示省
略）に取付けられている。工作物１１はその中心軸１２
に関して回転する間にインサート１０によって工作され
る。インサート１０の送り方向はＭによって指定されて
いる。
第１図の円で囲む部分の詳細は第２図に示される。
第２図から分かるようにインサートｌＯは主切刃１３と
第２切刃１４を有する少なくとも１個の切削コーナを含
んでいる。
この実施例では、主切刃１３の直線部分は９０゜の設定
角を有している。逃げ角δは比較的広い範囲で変動し得
る。本実施例ではδ々５°である。
主切刃の切削深さはり、によって表され、ノーズ半径は
Ｒによって表されている。ノーズ半径の大きさは、０．
２〜３．２　ｍｍの範囲にあるべきである。
第２切刃１４の切削深さｈ２は０．５　ｍ１Ｉ１１より
小さく、好ましくは０．０３ｍｍである。従って、主切
刃１３が明確な波形の粗加工面を作り出すならば、本発
明の範囲内で、第２切刃の負切削深さ、を有することが
可能である。即ちこの場合、波形のピークは完全に除去
されない。
第２切刃１４の設定角はβによって表され、大きな値に
することも可能であるが、こ＼では３゜の角度にしであ
る。第２切刃１４の逃げ角Ｅは２゜より小さくすべきで
ある。本実施例では、Ｅ々１５′である。
第２図には、点１６で切削コーナに接触し、主切刃１３
から更に遠くに離れて位置する第２切刃１４の端点１７
を通る直線１５を描いている。こはτで表される。
直線１５の両点１６　、１７間の長さは０．１〜４　ｍ
ｍであり、好ましくは０．５〜２ＩＩＩＩ１１１例えば
ｌ　ｍｖａである。
第３図から明らかなように、主切刃１３と第２切刃１４
に夫々作用する半径方向送り力（ラジアル送り力）Ｆ、
’　とＦｌ″は小さい。これはインサート１０に作用す
る反力が小さいことを意味する。
第３図から、ノーズ半径Ｒが小さくなれば、それだけラ
ジアル力Ｆ、′が小さくなることが認識される。ラジア
ル力Ｆ　、Ｉｒに到ると、第２切刃Ｉ４の設定角βは相
対的に小さくみえる。しかし、切刃１４の切削深さｈ２
は小さい。これはラジアル力Ｆ、″の大きさが相対的に
小さくみえることを意味する。
第４図から明らかなように、本発明は９０°とは違う角
度の設定角αを有するインサートにも適用し得る。この
設定角αが９０°より小さいならば、主切刃１３のラジ
アル力Ｆ１がより大きくなる。本発明の範囲内で、主切
刃１３の設定角αが９０°より幾分大きくすることも可
能である。このような場合には、主切刃１３の直線部分
に作用するラジアル力が主切刃の曲線部分に作用するラ
ジアル力及び／或いは第２切刃に作用するラジアル力を
扁う。
本発明によれば、角τと設定角αは共に１７７゜〜２１
０°、好ましくは１７７°〜１９５’の値を有している
。
本発明の切削インサートは次のように機能する。
第２図において、長手方向の旋削において、正常な外見
のチップ（切り屑）１Ｂの作成が主切刃１３で達成され
るが、その間第２切刃１４τ非常に薄いチップ１９〆作
成される。０．２　ｍｍ　／回転の送り速度で、約０．
２　＋＋ｕａ厚の主チップＩ８が得られ、その間得られ
る第２チツプ１９の厚みはわずかに０．０２ｍｍである
。これは第２切刃１４の比較的小さく見える逃げ角との
組合せより、本発明の切削インサートを使用したときに
表面仕上げが従来の切削インサートに比較して確実に改
良されるという成果をもたらす。
従って、第２切刃を含む本発明の設計原理が表面仕上げ
を従来の切削インサートの場合よりも送り速度／回転か
ら格段に独立するようにしてしまうことに注目すべきで
ある。フィールドテストは０、８　ｍ　／回転で、本発
明原理を用いることにより満足すべき表面仕上げが達成
されることを示した。
これは工具摩耗（工作された細部によって測定される）
が確実に軽減されることを意味している。
平均表面偏差“Ｒ３′°の尺度で表した表面仕上げを本
発明と従来の切削工具に関して異なる送り速度゛Ｓ　Ｉ
Ｉにおいて表示した第５図の図表から、本発明の切削工
具による表面仕上げの改良を認識することが出来る。
第５図から明らかなように、本発明によれば、表面仕上
げの格段の改良が達成される。特にこれは高送り速度に
おいて顕著である。
第６図には本発明に係わる第２の実施例の切削インサー
トｌｏａが示されているが、これは前記第１の実施例の
切削インサートに対し、送り方向Ｍに見て、主切刃１３
の背後に二個の第２切刃１４ａ。
１４ｂがある点で変更が為されている。
第６図から分かるように、両箱２切刃１４ａ。
１４ｂの設定角β、、βゎは共に３°である。好ましく
は、第２切刃１４ｂは第２切刃１４ａに較へ１／１００
ｍ更に深い切削深さを有している。
角度τ１とて、は夫々主切刃１３の直線部分と工作ライ
ン１５ａ、１５ｂのなす角である。
１以上の第２切刃が設けられた場合、逃げ角Ｅの上述の
値は主切刃から最遠方に位置する第２切刃に最も適した
ものである。
本発明の範囲において、２個以上の第２切刃群を設ける
ことは可能である。
また、本発明の範囲において、第２切刃が切削機能を持
たず、研摩機能のみを有していることも可能である。こ
の場合の切削インサートは研摩手段と称される。勿論、
切削コーナに１又はそれ以上の第２切刃を１又はそれ以
上の研摩具との組合°せで配設することも可能である。
第７図に示す第３の実施例は本発明に係わる短大ドリル
２０に関するものである。このドリルは半径方向に見て
内側の切削インサート２１と外側の切削インサート２２
を具備している。外側インサート２２の円で囲む部分の
拡大詳細は第８図に示される。
上述の他の実施例に対応するあり方で、主切刃１３を含
む切削コーナと第２切刃１４を有している。切削コーナ
の点１６に接し且つ主切刃１３から最遠方に位置する第
２切刃１４の終端点１７を通る直線は１５で表し、工作
ラインと称される。
主切刃１３と工作ライン１５とのなす角度はτで表して
いる。設定角はαで表している。本発明によれば角τと
設定角αは共に、１７７°〜２１０’、好ましくは１７
７°〜１９５°の値である。両点１６と１７間の工作ラ
イン長は０．１〜４　ｍｍで、好ましくは０．５〜２　
ｍｍ、例えば１ｏｕｎ。
本発明は正と負の両種の切削インサートに適用すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明に係わる切削インサートを長手方向の旋
削作動位置において工作物と共に示す説明図、第２図は
第１図の切削インサートの局部の詳細を示すインサート
の部分拡大説明図、第３図は長手方向旋削中の本発明に
係わる切削インサートに作用するラジアル力を示す工作
物とインサートの部分説明図、第４図は本発明に係わる
切削インサートの別の実施例におけるラジアル力を示す
工作物とインサートの部分説明図、第５図は本発明と従
来の切削インサートに関し、インサート送り速度に対す
る表面仕上げ変化を示すグラフ、第６図は本発明の切削
インサートのもう１つの実施例を示すインサートの部分
説明図、第７図はショートホールドリルに設置した本発
明に係わる切削インサートを示すドリルの部分説明図、
及び第８図は第７図のインサートの局部の詳細を示すイ
ンサートの拡大部分説明図である。 図において： １０　、１０　ａ　、　２１　、２２−切削インサート
、１１・・・工作物、　　　１３・・・主切刃、１４；
１４ａ　、１４ｂ・・・第２切刃（追加の切刃）、１５
・・・工作ライン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、設定角（α）を有する主切刃（１３）を有する少な
    くとも１つの切削コーナを含む切削インサートにおいて
    、 インサートの送り方向（Ｍ）に見て主切刃（１３）の背
    後に更に追加の切刃（１４；１４ａ，１４ｂ）及び／或
    いは研摩手段が設けられていることを特徴とする切削イ
    ンサート。 ２、切削コーナに点（１６）で接し、且つ第２の切刃又
    は研摩手段の終端点（１７）を通る直線と主切刃の直線
    部分が、角（τ；τ＿ａ，τ＿ｂ）をなし、該終端点（
    １７）が主切刃（１３）から最遠方に位置したものであ
    り、設定角（α）と角（τ）が共に１７７°〜２１０°
    の値であり、両点（１６，１７）間の距離が０．１〜４
    ｍｍであることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
    載の切削インサート。 ３、設定角（α）と角（τ）が共に１７７°〜１９５°
    の値であり、両点（１６，１７）間の距離が０．５〜２
    ｍｍであることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記
    載の切削インサート。 ４、主切刃（１３）から最遠方に位置する追加切刃（１
    ４；１４ｂ）或いは研摩手段の逃げ角が２°より小さい
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３項のいづ
    れか１項に記載の切削工具。 ５、追加の切刃（１４；１４ａ，１４ｂ）の設定角（β
    ；β＿ａ，β＿ｂ）が３°であることを特徴とする特許
    請求の範囲第１項〜第４項のいづれか１項に記載の切削
    インサート。 ６、切削コーナのノーズ半径が０．２〜３．２ｍｍであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第５項のい
    づれか１項に記載の切削インサート。 ７、追加の切刃（１４；１４ａ，１４ｂ）或いは研摩手
    段を含む切削コーナが切削インサート基本形状のベベル
    部分に配設されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第１項〜第６項のいづれか１項に記載の切削インサート
    。 ８、追加切刃（１４）の切削深さ（ｈ＿２）が０．５ｍ
    ｍより小さいことを特徴とする特許請求の範囲第１項〜
    第７項のいづれか１項に記載の切削インサート。 ９、切削深さ（ｈ＿２）が負であることを特徴とする特
    許請求の範囲第８項に記載の切削インサート。
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