JPH03504752A - 内燃機関用の燃料噴射ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関用の燃料噴射ノズル ［技術分野］ 本発明は、請求項１及び７の上位概念に基づく形式の燃料噴射ノズルに関するも のである。

［背景技術］ 西独国特許出願公開第２３　０３　５０６号明細書に基づいて公知になっている 前記形式の噴射ノズルでは、回動防止手段として使用される構成部材は球であり 、核球は、ノズルホルダに形成された、前記球の直径に適合した半径方向盲孔内 に圧入されている。この構成は単純であり、かつ、盲孔と球との直径許容誤差範 囲を比較的狭くする必要があるにも拘らず低廉であるが、ノズルホルダ外周面を 超えさせることのできる突設寸法はごく限られている。それというのは−面にお いて球中心がノズルホルダの外径以内に位置せねばならず、また他面において球 及び盲孔の直径は製作上の理由から、ノズルホルダのその他の寸法との関係で成 る所定の寸法を超えることができないからである。前記の突設寸法には限りがあ るという欠点を隷くために球の代りにノズルホルダ内にビンを半径方向で圧入す ることは西独国特許出願公開第２１　２１　１２７号明細書に基づいて公知であ る。しかしながらこの構成は前述の公知の構成よりもコスト高になるばかりでな く、ビンは、ノズルホルダ内において必要な座着強度を保証するためにノズルホ ルダ内へ相当の長さ導入されていなければならない。このためにビンはノズルホ ルダのリングカラー内に配置されており、該リングカラーには、噴射ノズルを緊 定する中空ねじを尚接係合させるための肩が同時に形成されている。この配置構 成は、リングカラーを形成するためにノズルホルダに付加的な切削作業段階が必 要である故に、この点で不利である。回動防止手段として球を圧入した別の公知 の構成では、中空ねじを係合させるための贋はスナップリングに形成されており 、該スナップリングはノズルホルダの外周に形成した環状溝に座着している。こ の構成ではノズルホルダの縦方向中間部分は平滑な円筒形に構成されてはいるが 、特にスリムなノズルホルダの場合、該ノズルホルダは、スナップリング用の環 状溝によって弱化され、またスナップリングの直径は強度上及び機能上の理由か ら成る所定の寸法を下回ることが許されないので不利である。

［発明の關示］ 請求”Ｊｌ及び７において特徴部分として記載した構成手段によって、ノズルホ ルダを、回動防止のための手段及び中空ねじを当接係合させるための手段によっ てできるだけ僅かしか、もしくは全く弱化させないようにすることが可能になる 。

請求項１及び７に記載しｔ；構成の有利な態様は請求項２〜６及び請求項８に記 載した手段によって可能である。

回動防止手段を形成する構成部材の固定部位におけるノズルホルダの横断面の弱 化度合は、ノズルホルダが外周に浅い凹設部又は扁平面取り部を有し、該凹設部 又は扁平面取り部の基面が前記構成部材のための支持部を形成する場合には特に 僅かである。前記構成部材がビンとして構成されており、該ビンが、ノズルホル ダに面した方の端面にリングエツジを有し、該リングエツジがノズルホルダの凹 設部の基面に支持されている場合には、特に高い剪断強さをもった溶接シームが 得られる。

ノズルホルダに設けた小径の短い孔の開口縁に座着した、球として構成された回 動防止手段を有する噴射ノズルでは、ノズルホルダの外周を超えて突出する可能 な限り大きな球突設寸法が得られるので、ノズルホルダは平滑な円筒形に構成で きるのみならず、また従来よりもスリムに構成することができる。

［図面の簡単な説明］ 図面には本発明の２つの実施例が示されており、第１図は内燃機関のシリンダヘ ッドに組込まれた第１実施例による噴射ノズルの縦断面図、第２図は第１図に示 した矢印Ａの方向で見た噴射ノズル部分の暗示側面図、第３図は第１図に相応し て断面した第２実施例の断面図である。

［発明を実施するための最良の形態３ 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。

第１図に示した噴射ノズルはシリンダへラド１２の孔ｌＯ内に嵌込まれておりか つ中空ねじ１４によってパツキン１６を介して孔ｌＯの底１８に圧着されている 。噴射ノズルはノズル本体２０を有し、該ノズル本体は中間円板２２と共にスリ ーブナツト２４によってノズルホルダ２６に圧着されている。ノズル本体１０内 には弁座２８が形成されておりかつ弁ニードル３０が摺動可能に支承されている 。該弁ニードルは、ノズルホルダ２６の室３２内に配置された閉鎖ばね３４によ り加圧片３６を介して弁座２８に圧着されている。

スリーブナツト２４はノズルホルダ２６の雄ねじ部３８メこ螺合されており、か つスリーブナツト２４の上端面４０には加圧りング４２が支えられている。前記 孔ｌＯの雌ねじ部４４にねじ込まれた中空ねじ１４は前記加圧リング４２を介し て噴射ノズルを孔１０の底１８に圧着する。

中空ねじ１４の緊締時にノズルホルダ２６の回動を防止するために＃５０が設け られており、核球は、ノズルホルダ２６に設けた短い半径方向の盲孔５４の開口 縁５２に座着し、そこで抵抗溶接によって固定されている。球５０はノズルホル ダ２６の外周を突設寸法ａだけ超えて突出しかつ孔１０の周壁に形成した縦溝５ ６内に入り込んでいるので、孔ｌＯ内にノズルホルダ２６を嵌込んだのちには球 ５０によって回動が避けられる。核球５０は加圧リング４２の範囲内に配置され ており、該加圧リングは、球の配置部位では連続的に一貫した縦スロット５８（ 第２図）を有しかつスロット縁部６０には、第２図に略示しＩ；球５０に適合し た切欠き区域６２を有している。加圧リング４２は一時的に拡張した上で球５０ にかぶさり、かつ、噴射ノズルをシリンダヘッド１２内にまだ組付けていないあ いだ不都合な弛みを生ぜしめないようにノズルホルダに確保される。

球５０の突設寸法ａは、盲孔内に球ををプレス嵌めした公知の構成の場合よりも 著しく大であり、従って又、球５０も盲孔５４も特に正確な寸法に設計する必要 はない。また中空ねじ１４を当接させるための肩を形成するためにノズルホルダ ２６にリングカラーを設ける必要がなく、あるいは、スナップリングを収容する Ｉ；めの、横断面を減じることになる環状溝を設ける必要もなくなるので、ノズ ルホルダは平滑な円筒形に、また特にスリムに構成することができるばかりでな く、更に又、ノズルホルダを組付は孔に緊定する際のノズルホルダの回動の確実 な防止が保証されている。

従来技術では存在しなかった１つの作業ステップ、すなわち盲孔５４の開口縁に おける球５０の抵抗溶接は、さしたる製作費をかけないで単純かつ確実な手段で 実施することができる。

第３図に示した第２実施例による噴射ノズルの構成は前述の噴射ノズルに大体に おいて等しいので、両実施例で等しい部分には、第１図及び第２図と同一の対照 符号を付した。しかしながら第３図に示した噴射ノズルが９＄１実施例と異なっ ている点は、回動防止のためにビン７０が設けられており、該ビンが、ノズルホ ルダ２６ａの外周に設けた浅い凹設部７４の基面７２に固定されていることであ る。該ビン７０は、ノズルホルダ２６ａに面した方の端面に、環状のリングエツ ジ７６を有し、該リングエツジで以てビン７０は前記基面７２に抵抗溶接によっ て固定されている。他方の端面ではビン７０は縦溝５６の横断面形状に適合させ るために球面状に構成されている。ノズルホルダ２６ａの軸線に対するビン７０ の心決めは溶接装置によつ国際調査報告 Ｎ１頁の続き 優先権主張　　［相］１９８９年３月１７叶＠西ドイツ（ＤＥ）［相］Ｐ３９０ ８７９６．４）２発　明　者　　ドライバー、ユールゲン　　　　　　ドイツ連 邦共和国−セ　１０ ）２発　明　者　　ヴエライン、ホルスト　　　　　　　ドイツ連邦共和国り７ ６ 醗　明　者　　ヴアーグナー、ヴエルナー　　　　　ドイツ連邦共和国−セ　１ １ ）２発　明　者　　フライシュマン、ヘルムート　　　　ドイツ連邦共和国−シ ュトラーセ 特表千３−５０４７５２　（５） ８６００　　バムベルク　ヘンネベルガー　シュトラＤ　−８６００バムベルク 　バーベンベルガーリンＤ　−７０１６ゲルリンゲン　ジルヒヤーシュトラＤ　 −８６０８メメルスドルフ　チュツクスフー夕

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．ノズルホルダを有し、該ノズルホルダには、ノズルホルダ外周を超えて半径 方向に突設された構成部材が固定されており、該構成部材が、機関のシリンダヘ ッド内に形成されていて噴射ノズルを収容する組付け孔の周壁に設けた相応の切 欠き部内に入り込んでおり、かつ、前記ノズルホルダが、該ノズルホルダにかぶ せられて噴射ノズルの肩に係合する中空ねじによって前記組付け孔内に緊定され る際のノズルホルダの回動防止手段を前記構成部材が形反している形式の、内燃 機関用の燃料噴射ノズルにおいて、回動防止手段として使用される構成部材（５ ０，７０）が、ノズルホルダ（２６，２６ａ）の外周に凹設部（５４，７４）に よって形成された支持部（５７，７２）に座着しかつ該支持部に特に抵抗溶接に よって固定されていることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射ノズル。
2. ２．回動防止手段として使用される構成部材が球（５０）であり、該球（５０） の位置を固定するためにノズルホルダ（２６）が、球径よりも小さな直径を有す る短い半径方向の盲孔（５４）を有し、該盲孔の開口縁（５２）が球（５０）の ための支持部を形成している、請求項１記載の噴射ノズル。
3. ３．ノズルホルダ（２６ａ）が外周に浅い凹設部（７４）又は扁平面取り部を有 し、該凹設部又は扁平面取り部の基面（７２）が、回動防止手段として使用され る構成部材（７０）のための支持部を形成している、請求項１記載の噴射ノズル 。
4. ４．回動防止手段として使用される構成部材がビン（７０）であり、該ピンが、 ノズルホルダ（２６ａ）に面した方の端面に、該ノズルホルダ（２６ａ）に設け た凹設部（７４）又は扁平面取り部の基面（７２）に支持されるリングエッジ（ ７６）を有している、請次項３記載の噴射ノズル。
5. ５．ノズルホルダ（２６ａ）から離反した方の、ピン（７０）の外端部が球面状 に構成されている、請求項３又は４記載の噴射ノズル。
6. ６．ノズルホルダの雄ねじ部に螺合されたスリーブナットによって前記ノズルホ ルダにノズル本体を固定した噴射ノズルにおいて、噴射ノズルを緊定する中空ね じ（１４）を当接させるための肩が、前記ノズルホルダ（２６，２６ａ）にかぶ せ嵌められたスロット付き加圧リング（４２）の一方の端面に形成されており、 該スロット付き加圧リングが、前記スリーブナット（２４）の加圧リング寄り端 面（４０）に支持されており、かつ前記スロット付き加圧リング（４２）のスロ ット縁部（６０）の対応した切欠き区域（６２）が、回動防止手段を形成する構 成部材（５０，７０）を遊びを以て取囲んでいる、請球項１から５までのいずれ か１構記載の噴射ノズル。
7. ７．噴射ノズルを保持するノズルホルダにはノズル本体が、前記ノズルホルダの 燃焼室寄り雄ねじ部に螺合したスリーブナットによって固定されており、かつ前 記ノズルホルダにかぶせ嵌められ機関のシリンダヘッド内に形成された転射ノズ ル組付け孔に螺入される中空ねじが、噴射ノズルの肩に当接し前記組付け孔内の 肩に噴射ノズルを緊密に緊定する形式の、内燃機関用の燃料噴射ノズルにおいて 、中空ねじ（１４）を当接するために噴射ノズルに設けられた肩が、前記ノズル ホルダ（２６，２６ａ）にかぶせ嵌められた加圧リング（４２）の一方の端面に 形成されており、該加圧リングが、該加圧リングに面した方の、前記スリーブ（ ２４）の端面（４０）に支持されていることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴 射ノズル。
8. ８．ノズルホルダが外周に、半径方向で突設された構成部材を有し、該構成部材 が組付け孔の周壁に設けた相応の切欠き部内に係合しかつ噴射ノズルを緊定する 際の回動防止手段を形成している噴射ノズルにおいて、加圧リング（４２）がス ロットを有し、該スロット付き加圧リングのスロット縁部（６０）の相応した切 欠き区域（６２）が、回動防止手段を形成する構成部材（５０，７０）を取囲ん でいる、請求項７記載の噴射ノズル。