JPH07259829A - アジャストボルト - Google Patents

アジャストボルト

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Publication number
JPH07259829A
JPH07259829A JP5603794A JP5603794A JPH07259829A JP H07259829 A JPH07259829 A JP H07259829A JP 5603794 A JP5603794 A JP 5603794A JP 5603794 A JP5603794 A JP 5603794A JP H07259829 A JPH07259829 A JP H07259829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
spherical
bolt
slide cap
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5603794A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kobayashi
正明 小林
Toshio Kurosu
俊生 黒須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP5603794A priority Critical patent/JPH07259829A/ja
Publication of JPH07259829A publication Critical patent/JPH07259829A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/14Tappets; Push rods
    • F01L1/146Push-rods

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 異なる部材間の当設に供され、これらの部材
間の当設角および隙間を調節するアジャストボルトに関
し、スライドキャップの脱落を防止しつつそのアジャス
トボルトを採用した機器の組立てを簡略化する。 【構成】 一端にネジ回転用溝を有するボルト本体11
の他端に球形部12を設け、その球形部をスライドキャ
ップ13に形成した球形溝14に嵌合させたアジャスト
ボルトにおいて、上記球形溝の内周面上部にリング溝1
5を形成し、そのリング溝に抜け防止用のばねリング1
6を嵌着して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる部材間の当設に
供され、これらの部材間の当設角および隙間を調節する
アジャストボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】カムシャフトの回転に応じてロッカアー
ムを介しバルブが気筒毎に開閉駆動される内燃機関で
は、ロッカアームは、そのロッカアームに一端が固着さ
れたアジャストボルトを介してバルブの一端に当設す
る。このようなアジャストボルトは、詳述した内燃機関
の燃焼サイクルに同期して変動するバルブとロッカアー
ムとの間の当設角度を吸収し、カムシャフトとバルブと
の間で機械的な力を安定に伝達する。
【0003】従来、このようなアジャストボルトを採用
した内燃機関については、例えば、実開平2−3470
2号、実開平2−83309号、実開平2−56803
号、実開平2−50003号、実開平2−83310号
の各公報に開示された種々の構成が提案されている。ま
た、アジャストボルトについては、例えば、特開平2−
8507号公報に開示された構成では、図3に示すよう
に、ボルト本体31の一端に球状部32を形成し、その
球状部32を収納可能な収納部とその収納部に形成され
て径が球状部32より小さな挿入穴を有するアシストキ
ャップ33に、ボルト31をその他端側から挿入して球
状部32を上述した収納部に収納し、さらに、その球状
部が着座可能な球面座34を有するステムキャップ(ス
ライドキャップ)35をかしめて結合することにより構
成される。
【0004】このような構成のアジャストボルトでは、
上述したかしめ結合の工程において球状部32や挿入穴
の加工公差が吸収され、確実にアジャストボルトの組立
てが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のアジャストボルトでは、ボルト本体31とステム
キャップ35との間にアシストキャップ33、球状部3
2を収容する収容部その他の部材が介在して部品点数が
多かった。また、組立て時には所定のかしめ工具を用い
て上述したかしめ結合を行う必要があり、作業の内容が
複雑であった。
【0006】本発明は、スライドキャップの脱落を防止
しつつ本発明にかかわるアジャストボルトを採用した機
器の組立てを簡略化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端にネジ回
転用溝を有するボルト本体の他端に球形部を設け、その
球形部をスライドキャップに形成した球形溝に嵌合させ
たアジャストボルトにおいて、上記球形溝の内周面上部
にリング溝を形成し、そのリング溝に抜け防止用のばね
リングを嵌着したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明にかかわるアジャストボルトでは、球形
溝の内周面上部に形成されたリング溝にばねリングが嵌
着され、そのばねリングによって球形部の首部が係止さ
れる。すなわち、上述した球形部と球形溝との間の嵌合
状態がリング溝とばねリングからなる簡単な機構によっ
て保持されるので、スライドキャップがボルト本体から
抜けることが防止され、かつ従来例に比べて部品点数が
低減される。
【0009】また、単にばねリングをリング溝に嵌着す
ることにより上述した抜け防止が可能となるので、本ア
ジャストボルトを適用した機器では、組立て作業が容易
となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す図
である。
【0011】図において、一端にネジ回転用溝10を有
するボルト本体11の他端には、略半球形状の球形部1
2が形成される。スライドキャップ13は、各辺の長さ
が球形部12の直径より大きな角材の頂部に、ボルト本
体11の径より大きな径で穿孔されて底部に球形部12
と嵌合する球形溝14を形成して構成される。さらに、
スライドキャップ13には、球形溝14の内周の内、そ
の球形溝の開口部近傍に位置し、かつボルト本体11の
球形部12との継ぎ目となる括れた部分に対応する領域
には、リング溝15が形成される。リング溝15には、
球形溝14に球形部12を嵌合させた状態でばねリング
16が嵌着される。
【0012】このような構成のアジャストボルトでは、
球形部12と球形溝14との間の嵌合状態がリング溝1
5とばねリング16のみからなる簡単な機構によって保
持される。すなわち、ボルト本体11とスライドキャッ
プ13との間の分離がばねリング16によって阻止され
るので、本実施例にかかわるアジャストボルトを採用し
た機器の組立て工程では、アジャストボルトを単一の部
品として取扱うことができ、作業が簡略化される。
【0013】また、このようなアジャストボルトは、図
2に示すように、内燃機関の動弁装置に適用できる。こ
のような動弁装置では、本実施例にかかわるアジャスト
ボルトは、内燃機関の各気筒に対応したバルブ201
202間に架設されたブリッジ21とカムシャフト22
の回動に応じて揺動するロッカアーム23との間に適用
され、ロッカアーム23の一端に形成されたネジ孔24
にボルト本体11を螺合し、さらに、ボルト本体11の
頂部からナット25を螺合させることにより取り付けら
れる。なお、図2では、図1に示すものと機能および構
成が同じものについては参照番号および名称の表示を省
略する。また、符号261 、262 は、それぞれバルブ
201、202の頂部に挿通されて個々のバルブを定位置
に強制的に復旧させるスプリングを示す。
【0014】以下、図1および図2を参照して、このよ
うな動弁装置の組立て工程について説明する。アジャス
トボルトは、ネジ孔24およびナット25に螺合させる
ことによりロッカアーム23の一端に取り付けられる。
このような組立て作業の最中およびその作業に続いてブ
リッジ21の頂部にスライドキャップ13の底面を当設
させるまでの工程では、スライドキャップ13は、リン
グ溝15およびバネリング16を介してボルト本体11
との係止状態が保持され、分離して脱落することが防止
される。
【0015】したがって、このような組立て工程では、
スライドキャップ13が分離しないように留意したり、
脱落したスライドキャップ13を探す作業が不要となっ
て作業の効率化および低廉化がはかられる。
【0016】なお、本実施例では、内燃機関においてロ
ッカアーム23とブリッジ21との間の当設部材として
適用されるアジャストボルトについて示したが、本発明
では、このような内燃機関に限定されず、異なる部位間
の当設角や間隔が一方あるいは双方の部材の変形、変位
その他によって変動し、その変動を吸収することが要求
されるならば、如何なる機器にも適用可能である。
【0017】また、本実施例では、スライドキャップ1
3がその底部でブリッジ21その他の部品に直接当設す
るアジャストボルトについて示したが、本発明では、こ
のようなスライドキャップの形状に限定されず、スライ
ドキャップ13に当設あるいは結合される部材の形状、
配置関係その他に適合させて成形することにより、例え
ば、突起、係合部、挿嵌部等を設けたり、図1に点線で
示すように、螺子部17を突設してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、球形
溝の内周面上部に形成されたリング溝とそのリング溝に
嵌着されたばねリングからなる簡単な機構により、ボル
ト本体の一端に形成された球形部の首部がスライドキャ
ップに形成された球形溝に係止される。
【0019】すなわち、部品点数が少なく簡単な構成に
よりスライドキャップがボルト本体から分離して脱落す
ることが回避される。したがって、アジャストボルトの
低廉化がはかられ、かつそのアジャストボルトを採用し
た機器では、組立て時に上述した脱落の回避に留意した
り脱落したスライドキャップを探す必要がなく、作業が
効率化されて組立て工数の削減および低廉化がはかられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明を適用した動弁装置の構成例を示す図で
ある。
【図3】従来のアジャストボルトの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ネジ回転溝 11,31 ボルト本体 12,32 球形部 13 スライドキャップ 14 球形溝 15 リング溝 16 ばねリング 17 螺子部 20 バルブ 21 ブリッジ 22 カムシャフト 23 ロッカアーム 24 ネジ孔 25 ナット 26 スプリング 33 アシストキャップ 34 球面座 35 ステムキャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にネジ回転用溝を有するボルト本体
    の他端に球形部を設け、その球形部をスライドキャップ
    に形成した球形溝に嵌合させたアジャストボルトにおい
    て、上記球形溝の内周面上部にリング溝を形成し、その
    リング溝に抜け防止用のばねリングを嵌着したことを特
    徴とするアジャストボルト。
JP5603794A 1994-03-25 1994-03-25 アジャストボルト Pending JPH07259829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5603794A JPH07259829A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 アジャストボルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5603794A JPH07259829A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 アジャストボルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07259829A true JPH07259829A (ja) 1995-10-09

Family

ID=13015890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5603794A Pending JPH07259829A (ja) 1994-03-25 1994-03-25 アジャストボルト

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JP (1) JPH07259829A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109578414A (zh) * 2018-12-10 2019-04-05 中国航发四川燃气涡轮研究院 一种自适应轴线偏转螺栓及其使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109578414A (zh) * 2018-12-10 2019-04-05 中国航发四川燃气涡轮研究院 一种自适应轴线偏转螺栓及其使用方法

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