JPS60243306A - 内燃機関のシリンダヘツド組立体構造 - Google Patents
内燃機関のシリンダヘツド組立体構造Info
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- JPS60243306A JPS60243306A JP59169904A JP16990484A JPS60243306A JP S60243306 A JPS60243306 A JP S60243306A JP 59169904 A JP59169904 A JP 59169904A JP 16990484 A JP16990484 A JP 16990484A JP S60243306 A JPS60243306 A JP S60243306A
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- cylinder head
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- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/04—Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
- F01L1/047—Camshafts
- F01L1/053—Camshafts overhead type
- F01L1/0532—Camshafts overhead type the cams being directly in contact with the driven valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は内燃機関のシリンダへノド組立体構造に関し、
特にダブルオーバヘッドカム軸型で、かつ1気筒当りの
吸排気弁の少なくとも一方を複数個にした内燃機関にお
けるシリンダヘッド組立体の改良に関するものである。
特にダブルオーバヘッドカム軸型で、かつ1気筒当りの
吸排気弁の少なくとも一方を複数個にした内燃機関にお
けるシリンダヘッド組立体の改良に関するものである。
ダブルオーバヘッドカム軸型の内燃機関において、1気
筒当りの吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を複数化す
ることにより、吸排気効率を向上させて、機関性能を向
上させるようにしたものがある。このように1気筒当り
の吸排気弁の数を複数化すると、当然その動弁機構は大
きくなり、それを収納するためのシリンダヘッド上部が
大型化することは避けられない。しかも、シリンダヘッ
ドには、そのシリンダヘッドをシリンダブロックに固定
するための締結ボルトの挿入スペースも必要であるため
、ますます機構のコンパクト化には不利になってしまう
。
筒当りの吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を複数化す
ることにより、吸排気効率を向上させて、機関性能を向
上させるようにしたものがある。このように1気筒当り
の吸排気弁の数を複数化すると、当然その動弁機構は大
きくなり、それを収納するためのシリンダヘッド上部が
大型化することは避けられない。しかも、シリンダヘッ
ドには、そのシリンダヘッドをシリンダブロックに固定
するための締結ボルトの挿入スペースも必要であるため
、ますます機構のコンパクト化には不利になってしまう
。
このようなシリンダへノドの大型化を解消するため、特
開昭57−176311号公報に開示されるように、動
弁機構のカム軸等を支持するカムキャリヤ部分を、シリ
ンダヘッドとは別体に構成し、そのシリンダヘットをカ
ムキャリヤとは独立にシリンダブロックに固定し、その
シリンダへ、ド上部に別体のカムキャリヤを固定するよ
うにしたものがある。
開昭57−176311号公報に開示されるように、動
弁機構のカム軸等を支持するカムキャリヤ部分を、シリ
ンダヘッドとは別体に構成し、そのシリンダヘットをカ
ムキャリヤとは独立にシリンダブロックに固定し、その
シリンダへ、ド上部に別体のカムキャリヤを固定するよ
うにしたものがある。
ところで、上記シリンダヘッド組立体において、吸排気
弁のタペット調整は非常に面倒なものであるが、本発明
者の検討によると、このタペット調整は、シリンダブロ
ックへの組イ」け前に、カムキャリヤをシリンダヘッド
に予めザブ組みした4Je 態で実施するようにし、し
かる後、そのカブ糾めしたものをシリンダブロックに対
し27組付すした方が、組立性向−ヒの上で有利である
ことが判明した。しかし、このように予めザブ組みする
と、シリンダブロックに対する組伺は作業性に支障か生
ずることがある。
弁のタペット調整は非常に面倒なものであるが、本発明
者の検討によると、このタペット調整は、シリンダブロ
ックへの組イ」け前に、カムキャリヤをシリンダヘッド
に予めザブ組みした4Je 態で実施するようにし、し
かる後、そのカブ糾めしたものをシリンダブロックに対
し27組付すした方が、組立性向−ヒの上で有利である
ことが判明した。しかし、このように予めザブ組みする
と、シリンダブロックに対する組伺は作業性に支障か生
ずることがある。
すなわち−、カムキャリヤ上面からシリンダへ7F」二
面へ貫通ずる空隙が、締結工具を差し込める程度の大き
ざで、かつ作業者の手が挿入できない程度に小さいもの
である場合、もしシリンダヘッド上に載せた締結用ナン
ドが正常な姿勢になく、倒伏状態になったときは、その
姿勢修復作業に手間どり、組立作業性を阻害するという
問題がある。
面へ貫通ずる空隙が、締結工具を差し込める程度の大き
ざで、かつ作業者の手が挿入できない程度に小さいもの
である場合、もしシリンダヘッド上に載せた締結用ナン
ドが正常な姿勢になく、倒伏状態になったときは、その
姿勢修復作業に手間どり、組立作業性を阻害するという
問題がある。
本発明の目的は、上述のようにシリンダヘッドとカムキ
ャリヤとを別体にすることの利点を活かしながら、その
組立作業性を向上することができる内燃機関のシリンダ
ヘッド組立体構造を提供することにある。
ャリヤとを別体にすることの利点を活かしながら、その
組立作業性を向上することができる内燃機関のシリンダ
ヘッド組立体構造を提供することにある。
上記目的を達成するだめの本発明のシリンダへノド組立
体構造は、1気筒当り吸気弁及び排気弁の少な(とも一
方を複数個設け、これら吸排気弁を、シリンダヘッドと
は別体のカムキャリヤに支持したカム軸等の動弁機構に
より駆動すべくした内燃機関において、前記カムキャリ
ヤとシリンダへ、ノドとを、シリンダブロックとは独立
に締結可能にすると共に、前記シリンダヘッドをシリン
タフロックに対し植込ボルトと締結ナンドにより前記カ
ムキャリヤとは独立に締結可能にし、かつ前記締結ナン
ドの周囲に倒伏防止用の壁を設けたことを特徴とするも
のである。
体構造は、1気筒当り吸気弁及び排気弁の少な(とも一
方を複数個設け、これら吸排気弁を、シリンダヘッドと
は別体のカムキャリヤに支持したカム軸等の動弁機構に
より駆動すべくした内燃機関において、前記カムキャリ
ヤとシリンダへ、ノドとを、シリンダブロックとは独立
に締結可能にすると共に、前記シリンダヘッドをシリン
タフロックに対し植込ボルトと締結ナンドにより前記カ
ムキャリヤとは独立に締結可能にし、かつ前記締結ナン
ドの周囲に倒伏防止用の壁を設けたことを特徴とするも
のである。
(発明の実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
図において、】は本発明によって構成された直列4気筒
内燃機関のシリンダへ・ノド組立体である。このシリン
ダヘッド組立体1ば、シリンタフロック2の上面に、そ
のシリンダブロック2側に固定した植込ホルト3と、そ
の植込ホルト3の上端に蝮合する締結ナツト4とにより
一体に締結されている。
内燃機関のシリンダへ・ノド組立体である。このシリン
ダヘッド組立体1ば、シリンタフロック2の上面に、そ
のシリンダブロック2側に固定した植込ホルト3と、そ
の植込ホルト3の上端に蝮合する締結ナツト4とにより
一体に締結されている。
上記シリンダヘッド組立体1は、下部のシリンダヘッド
5に対し、その上部にカムキャリヤ6を固定し、さらに
その上部にヘッドカバー30を固定している。シリンダ
ヘッド5の下面には、シリンダブロック2に設けた不図
示の4つのシリンダに対応して、それぞれ4つの燃焼室
32.32,32.32を形成している。各燃焼室32
には、機関の一方の側に対し3個の吸気弁7,7.7が
設けられ、他方の側に対し2個の排気弁8.8を設けら
れている。
5に対し、その上部にカムキャリヤ6を固定し、さらに
その上部にヘッドカバー30を固定している。シリンダ
ヘッド5の下面には、シリンダブロック2に設けた不図
示の4つのシリンダに対応して、それぞれ4つの燃焼室
32.32,32.32を形成している。各燃焼室32
には、機関の一方の側に対し3個の吸気弁7,7.7が
設けられ、他方の側に対し2個の排気弁8.8を設けら
れている。
各吸気弁7は、その弁棒7aをシリンダヘッド5に摺動
自在に支持され、かつ戻しスプリング9によって常時閉
弁方向に付勢されている。
自在に支持され、かつ戻しスプリング9によって常時閉
弁方向に付勢されている。
弁41J”taの上端には、動弁機構を構成するりフタ
10が設けられている。そのリフタ10はカムキャリヤ
6に摺動自在に支持され、かつその上面に駆動用のカム
軸11のカムIlaが当接している。したがって、この
カム軸11の回転により、リフタ10はカムllaによ
って押し下げられ、吸気弁7を開弁させるようになって
いる。
10が設けられている。そのリフタ10はカムキャリヤ
6に摺動自在に支持され、かつその上面に駆動用のカム
軸11のカムIlaが当接している。したがって、この
カム軸11の回転により、リフタ10はカムllaによ
って押し下げられ、吸気弁7を開弁させるようになって
いる。
排気弁8も吸気弁7と同様の構成になっており、その弁
4’J8aをシリンダヘッド5に摺動自在に支持され、
かつ戻しスプリング12によって常時閉弁方向に付勢さ
れている。弁棒8aの上端には動弁機構を構成するりフ
タ13が設けられている。そのリフタ13はカムキャリ
ャ6に摺動自在に支持され、かつその上面に駆動用のカ
ム軸14のカム14aが当接している。したがって、こ
のカム軸14の回転により、リフタ13はカム14aに
よって押し下げられ、排気弁8を開弁させるようになっ
ている。
4’J8aをシリンダヘッド5に摺動自在に支持され、
かつ戻しスプリング12によって常時閉弁方向に付勢さ
れている。弁棒8aの上端には動弁機構を構成するりフ
タ13が設けられている。そのリフタ13はカムキャリ
ャ6に摺動自在に支持され、かつその上面に駆動用のカ
ム軸14のカム14aが当接している。したがって、こ
のカム軸14の回転により、リフタ13はカム14aに
よって押し下げられ、排気弁8を開弁させるようになっ
ている。
上記吸気弁駆動用のカム軸11と排気弁駆動用のカム軸
14とは、下側半周をカムキャリヤ6上面の軸受面に支
持されると共に、上側半周を軸受キャップ18.19.
2−0.21により支持されている。この軸受キャップ
18,19゜20.21は、頭付ホルト22と頭付ボル
ト22aにより力Lキャリヤ6に締結されるが、そのう
ち頭付ポルl−222は、軸受キャンプ18゜19.2
0,2]とカムキャリヤ6の間だけを締結するだけであ
るが、頭付ボルト22の方はカムキャリヤ6を貫通し、
シリンダヘッド5に対し螺合している。そのため、上記
頭付ボルト22を介し、上記軸受キャンプ18,19,
20.21とカムキャリヤ6の両方が、シリンダへノド
5に対し一体に締結され、それによってカムキャリヤ6
はシリンダヘッド5に対し、シリンダブロック2とは独
立に一体化できるようになっている。また、上記カムキ
ャリヤ6に固定された軸受キャップ18,19,20.
21には、ヘッドカバー30がホルト31により固定さ
れ、カムキャリヤ6の上方を覆うようになっている。
14とは、下側半周をカムキャリヤ6上面の軸受面に支
持されると共に、上側半周を軸受キャップ18.19.
2−0.21により支持されている。この軸受キャップ
18,19゜20.21は、頭付ホルト22と頭付ボル
ト22aにより力Lキャリヤ6に締結されるが、そのう
ち頭付ポルl−222は、軸受キャンプ18゜19.2
0,2]とカムキャリヤ6の間だけを締結するだけであ
るが、頭付ボルト22の方はカムキャリヤ6を貫通し、
シリンダヘッド5に対し螺合している。そのため、上記
頭付ボルト22を介し、上記軸受キャンプ18,19,
20.21とカムキャリヤ6の両方が、シリンダへノド
5に対し一体に締結され、それによってカムキャリヤ6
はシリンダヘッド5に対し、シリンダブロック2とは独
立に一体化できるようになっている。また、上記カムキ
ャリヤ6に固定された軸受キャップ18,19,20.
21には、ヘッドカバー30がホルト31により固定さ
れ、カムキャリヤ6の上方を覆うようになっている。
また、上記カム軸11.14は、それぞれ鍔状に突出す
る支持板23.24を形成しており、その支持板23.
24をカムキャリヤ6上面の溝に係止させ、軸方向へず
れないように支持されている。また、両カム軸11.1
4の長平方向の中央には、それぞれスプロケット15,
16が固定され、この両スプロケット15.16に巻回
されたチェノ17を介して、不図示のクランク軸により
、公知のようにクランク軸の1/2の回転速度で駆動さ
れるようになっている。
る支持板23.24を形成しており、その支持板23.
24をカムキャリヤ6上面の溝に係止させ、軸方向へず
れないように支持されている。また、両カム軸11.1
4の長平方向の中央には、それぞれスプロケット15,
16が固定され、この両スプロケット15.16に巻回
されたチェノ17を介して、不図示のクランク軸により
、公知のようにクランク軸の1/2の回転速度で駆動さ
れるようになっている。
前述したシリンダヘッド5をシリンダブロック2に対し
て締結するための締結ナツト4に対面して、その上方の
カムキャリヤ6の部分にはレンチ等の締結工具を挿通可
能にする締結工具用挿通孔25が上下に貫通している。
て締結するための締結ナツト4に対面して、その上方の
カムキャリヤ6の部分にはレンチ等の締結工具を挿通可
能にする締結工具用挿通孔25が上下に貫通している。
さらに、この締結工具用挿通孔25に対応して、カム軸
11.14にも締結工具用挿通孔26が貫通し、同しく
軸受キャンプ19.21の延長部分にも締結工具用挿通
孔27が貫通している。
11.14にも締結工具用挿通孔26が貫通し、同しく
軸受キャンプ19.21の延長部分にも締結工具用挿通
孔27が貫通している。
これら締結工具用挿通孔25.26.27の大きさは、
締結工具を挿通できる最小限のものでよい。そのため、
これら締結工具用挿通孔25.26.27は、上記締結
ナツト4の外形よりも小さな孔になっている。このよう
に締結工具用挿通孔を小さくすることにより、カムキャ
リヤ6の大きさを、リフタ10.13を保持し得る最小
限のものにし、全体をコンパクトな形状にできるように
なっている。
締結工具を挿通できる最小限のものでよい。そのため、
これら締結工具用挿通孔25.26.27は、上記締結
ナツト4の外形よりも小さな孔になっている。このよう
に締結工具用挿通孔を小さくすることにより、カムキャ
リヤ6の大きさを、リフタ10.13を保持し得る最小
限のものにし、全体をコンパクトな形状にできるように
なっている。
上記締結ナツト4の頭部上面には、レンチ等の締結工具
の先端を係合するための係合孔4aが設&−1られてい
る。この係合孔4aは、締結工具先端の断面形状に応じ
た形状をしており、6角或いは菊座などのトルクを伝達
可能な形状になっている。
の先端を係合するための係合孔4aが設&−1られてい
る。この係合孔4aは、締結工具先端の断面形状に応じ
た形状をしており、6角或いは菊座などのトルクを伝達
可能な形状になっている。
また、この締結ナツト4の周囲を全部又は部分的に囲む
ように、縦方向の壁面28がシリンダヘッド5上面に突
設されている。この壁面28は、締結ナツト4が植込ボ
ルト3に螺合していないフリー状態のとき、その締結ナ
ツト4が側方へ倒れるのを防止する。この壁面28によ
る倒伏防止により、締結工具を差し込んで締結ナツト4
を締結するとき、倒伏した締結ナツト4を修復する面倒
な作業が不要となり、その締結操作を簡単にする。
ように、縦方向の壁面28がシリンダヘッド5上面に突
設されている。この壁面28は、締結ナツト4が植込ボ
ルト3に螺合していないフリー状態のとき、その締結ナ
ツト4が側方へ倒れるのを防止する。この壁面28によ
る倒伏防止により、締結工具を差し込んで締結ナツト4
を締結するとき、倒伏した締結ナツト4を修復する面倒
な作業が不要となり、その締結操作を簡単にする。
上記壁面28は、必すしも締結ナツト4の全周囲に設け
る必要はなく、この実施例のように倒伏を防止する最小
限を囲んでいればよい。このように部分的に壁面28を
設けることにより、第6図に示すように油逃し溝29を
形成し、シリンダヘッド5の上面を清潔に保つことがで
きる。
る必要はなく、この実施例のように倒伏を防止する最小
限を囲んでいればよい。このように部分的に壁面28を
設けることにより、第6図に示すように油逃し溝29を
形成し、シリンダヘッド5の上面を清潔に保つことがで
きる。
また、上述したシリンダヘッド組立体1によると、予め
上記シリンダヘッド組立体1をサブ組めした状態で、シ
リンダブロック2に対し組付けを行うことができる。そ
のため、吸排気弁7.8のクリアランス調整は、上記サ
ブ組み状態でシリンダブロック2への組付は前に行うこ
とができるため、シリンダブロック2へ固定した状態で
行うときのような面倒はない。
上記シリンダヘッド組立体1をサブ組めした状態で、シ
リンダブロック2に対し組付けを行うことができる。そ
のため、吸排気弁7.8のクリアランス調整は、上記サ
ブ組み状態でシリンダブロック2への組付は前に行うこ
とができるため、シリンダブロック2へ固定した状態で
行うときのような面倒はない。
なお、」−記実施例では、締結工具用挿通孔をカム軸1
1.14や軸受キャップ19.21にも設けたか、これ
らカム軸や軸受キャップが、上記カムキャリヤ6の締結
工具用挿通孔25の−1一方に対応する位置関係にない
ときは、これら26.27等の締結工具用挿通孔は設け
る必要はない。
1.14や軸受キャップ19.21にも設けたか、これ
らカム軸や軸受キャップが、上記カムキャリヤ6の締結
工具用挿通孔25の−1一方に対応する位置関係にない
ときは、これら26.27等の締結工具用挿通孔は設け
る必要はない。
また、上記実施例では、シリンダヘット5をシリンダブ
ロック2に固定するための植込ホルト3を、シリンダブ
ロック2に固定されているもの点して説明したが、この
植込ボルト3をシリンダブロック2をjjJさせて、図
示しないクランクケースに植込むようにしたものでもよ
い。
ロック2に固定するための植込ホルト3を、シリンダブ
ロック2に固定されているもの点して説明したが、この
植込ボルト3をシリンダブロック2をjjJさせて、図
示しないクランクケースに植込むようにしたものでもよ
い。
上述したように、本発明のシリンダヘッド組立体は、1
気筒当り吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を複数個設
げ、これら吸排気弁を、シリンダへノドとは別体のカム
キャリヤに支持したカム軸等の動弁機構により駆動すべ
くした内燃機関において、前記カムキャリヤとシリンダ
ヘッドとを、シリンダプロ、りとは独立に締結可能にす
ると共に、前記シリンダへノドをシリンダブロックに対
し植込ボルトと締結ナンドにより前記カムキャリヤとは
独立に締結可能にし、かつ前記締結ナンドの周囲に倒伏
防止用の壁面を設ける構成としたので、互いに別体のカ
ムキャリヤとシリンダヘッドとを予めサブ組みし、その
ザブ組みしたものをシリンダブロックに対し組付けるよ
うにしても、上記シリンダヘッド締結用の締結ナンドが
壁面によって倒伏することがないため、締結操作を容易
にし、組立作業性を向上することかできる
気筒当り吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を複数個設
げ、これら吸排気弁を、シリンダへノドとは別体のカム
キャリヤに支持したカム軸等の動弁機構により駆動すべ
くした内燃機関において、前記カムキャリヤとシリンダ
ヘッドとを、シリンダプロ、りとは独立に締結可能にす
ると共に、前記シリンダへノドをシリンダブロックに対
し植込ボルトと締結ナンドにより前記カムキャリヤとは
独立に締結可能にし、かつ前記締結ナンドの周囲に倒伏
防止用の壁面を設ける構成としたので、互いに別体のカ
ムキャリヤとシリンダヘッドとを予めサブ組みし、その
ザブ組みしたものをシリンダブロックに対し組付けるよ
うにしても、上記シリンダヘッド締結用の締結ナンドが
壁面によって倒伏することがないため、締結操作を容易
にし、組立作業性を向上することかできる
第1図は本発明の実施例による内燃機関のシリンダヘッ
ド組立体を、第2図のI−1矢視で示す図、第2図は同
シリンダヘッド組立体を、カムキャップを除いた状態で
示す平面図、第3図は第5図のm−m矢視図、第4図は
第1図の■矢視図、第5図はヘンドヵハー及びカム軸を
除いた状態のカムキャリヤ上面を示す平面図、第6図は
カムキャリヤを除いた状態を示すシリンダヘッド上面を
示す平面図、第7図は第5図の■−■矢視図、第8図は
第5図の■−■矢視図である。 ■・・・シリンダヘッド組立体、 2・・・シリンダブ
ロック 3・・・植込ボルト、4・・・締結ナツト、5
・・・シリンダヘット、6・・・カムキャリヤ、 7・
・・吸気弁、 8・・・排気弁、 1o、13・・リフ
タ、11.14・・・カム軸、11a。 14a・・・カム、25,26.27・・・締結工具用
挿通孔、 28・・・壁面、 29・・・油逃し溝。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦
ド組立体を、第2図のI−1矢視で示す図、第2図は同
シリンダヘッド組立体を、カムキャップを除いた状態で
示す平面図、第3図は第5図のm−m矢視図、第4図は
第1図の■矢視図、第5図はヘンドヵハー及びカム軸を
除いた状態のカムキャリヤ上面を示す平面図、第6図は
カムキャリヤを除いた状態を示すシリンダヘッド上面を
示す平面図、第7図は第5図の■−■矢視図、第8図は
第5図の■−■矢視図である。 ■・・・シリンダヘッド組立体、 2・・・シリンダブ
ロック 3・・・植込ボルト、4・・・締結ナツト、5
・・・シリンダヘット、6・・・カムキャリヤ、 7・
・・吸気弁、 8・・・排気弁、 1o、13・・リフ
タ、11.14・・・カム軸、11a。 14a・・・カム、25,26.27・・・締結工具用
挿通孔、 28・・・壁面、 29・・・油逃し溝。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士斎下和彦
Claims (1)
- 1気筒当り吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を複数個
設け、これら吸排気弁を、シリンダへノドとは別体のカ
ムキャリヤに支持したカム軸等の動弁機構により駆動す
べくした内燃機関において、前記カムキャリヤとシリン
ダヘッドとを、シリンダブロックとは独立に締結可能に
すると共に、前記シリンダヘッドをシリンダブロックに
対し植込ボルトと締結ナンドにより前記カムキャリヤと
は独立に締結可能にし、かつ前記締結ナツトの周囲に倒
伏防止用の壁を設けたことを特徴とする内燃機関のシリ
ンダヘッド組立体構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US610848 | 1984-05-16 | ||
US06/610,848 US4632073A (en) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | Camshaft mounting mechanism for DOHC engine of motorcyle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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