JP2766015B2 - 内燃機関用の燃料噴射ノズル - Google Patents

内燃機関用の燃料噴射ノズル

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JP2766015B2
JP2766015B2 JP1505412A JP50541289A JP2766015B2 JP 2766015 B2 JP2766015 B2 JP 2766015B2 JP 1505412 A JP1505412 A JP 1505412A JP 50541289 A JP50541289 A JP 50541289A JP 2766015 B2 JP2766015 B2 JP 2766015B2
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ヴアーグナー,ヴエルナー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、請求項1の上位概念に基づく形式の燃料噴
射ノズルに関するものである。
[背景技術] 西独国特許出願公開第23 03 506号明細書に基づいて
公知になっている前記形式の噴射ノズルでは、回動防止
手段として使用される構成部材は球であり、該球は、ノ
ズルホルダに形成された、前記球の直径に適合した半径
方向盲孔内に圧入されている。この構成は単純であり、
かつ、盲孔と球との直径許容誤差範囲を比較的狭くする
必要があるにも拘らず低廉であるが、ノズルホルダ外周
面を超えさせることのできる突設寸法あごく限られてい
る。それというのは一面において球中心がノズルホルダ
の外形以内に位置せねばならず、また他面において球及
び盲孔の直径は製作上の理由から、ノズルホルダのその
他の寸法との関係で或る所定の寸法を超えることができ
ないからである。前記の突設寸法には限りがあるという
欠点を除くために球の代わりにノズルホルダ内にピンを
半径方向で圧入することは西独国特許出願公開第21 21
127号明細書に基づいて公知である。しかしながらこの
構成は前述の公知の構成よりもコスト高になるばかりで
なく、ピンは、ノズルホルダ内において必要な座着強度
を保証するためにノズルホルダ内へ相当の長さ導入され
ていなければならない。このためにピンはノズルホルダ
のリングカラー内に配置されており、該リングカラーに
は、噴射ノズルを緊定する中空ねじを当接係合させるた
めの肩が同時に形成されている。この配置構成は、リン
グカラーを形成するためにノズルホルダに付加的な切削
作業段階が必要である故に、この点で不利である。回動
防止手段として球を圧入した別の公知の構成では、中空
ねじを係合させるための肩はスナップリングに形成され
ており、該スナップリングはノズルホルダの外周に形成
した環状溝に座着している。この構成ではノズルホルダ
の縦方向中間部分は平滑な円筒形に構成されてはいる
が、特にスリムなノズルホルダの場合、該ノズルホルダ
は、スナップリング用の環状溝によって弱化され、また
スナップリングの直径は強度上及び機能上の理由から或
る所定の寸法を下回ることが許されないので不利であ
る。
[発明の開示] 請求項1において特徴部分として記載した構成手段に
よって、ノズルホルダを、回動防止のための手段及び中
空ねじを当接係合させるための手段によってできるだけ
僅かしか、もしくは全く弱化させないようにすることが
可能になる。
請求項1に記載した構成の有利な態様は請求項2〜4
に記載した手段によって可能である。
回動防止手段を形成する構成部材の固定部位における
ノズルホルダの横断面の弱化度合は、ノズルホルダが外
周に浅い凹設部又は扁平面取り部を有し、該凹設部又は
扁平面取り部の基面が前記構成部材のための支持部を形
成する場合には特に僅かである。前記構成部材がピンと
して構成されており、該ピンが、ノズルホルダに面した
方の端面にリングエッジを有し、該リングエッジがノズ
ルホルダの凹設部の基面に支持されている場合には、特
に高い剪断強さをもった溶接シームが得られる。
ノズルホルダに設けた小径の短い孔の開口縁に座着し
た、球として構成された回動防止手段を有する噴射ノズ
ルでは、ノズルホルダの外周を超えて突出する可能な限
り大きな球突設寸法が得られるので、ノズルホルダは平
滑な円筒形に構成できるのみならず、また従来よりもス
リムに構成することができる。
[図面の簡単な説明] 図面には本発明の2つの実施例が示されており、第1
図は内燃機関のシリンダヘッドに組込まれた第1実施例
による噴射ノズルの縦断面図、第2図は第1図に示した
矢印Aの方向で見た噴射ノズル部分の略字側面図、第3
図は第1図に相応して断面した第2実施例の断面図であ
る。
[発明を実施するための最良の形態] 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
第1図に示した噴射ノズルはシリンダヘッド12の孔10
内に嵌込まれておりかつ中空ねじ14によってパッキン16
を介して孔10の底18に圧着されている。噴射ノズルはノ
ズル本体20を有し、該ノズル本体は中間円板22と共にス
リーブナット24によってノズルホルダ26に圧着されてい
る。ノズル本体10内には弁座28が形成されておりかつ弁
ニードル30が摺動可能に支承されている。該弁ニードル
は、ノズルホルダ26の室32内に配置された閉鎖ばね34に
より加圧片36を介して弁座28に圧着されている。スリー
ブナット24はノズルホルダ26の雄ねじ部38に螺合されて
おり、かつスリーブナット24の上端面40には加圧リング
42が支えられている。前記孔10の雌ねじ部44にねじ込ま
れた中空ねじ14は前記加圧リング42を介して噴射ノズル
を孔10の底18に圧着する。
中空ねじ14の緊締時にノズルホルダ26の回動を防止す
るために球50が設けられており、該球は、ノズルホルダ
26に設けた短い半径方向の盲孔54の開口縁52に座着し、
そこで抵抗溶接によって固定されている。球50はノズル
ホルダ26の外周を突設寸法aだけ超えて突出しかつ孔10
の周壁に形成した縦溝56内に入り込んでいるので、孔10
内にノズルホルダ26を嵌込んだのちには球50によって回
動が避けられる。該球50は加圧リング42の範囲内に配置
されており、該加圧リングは、球の配置部位では連続的
に一貫した縦スロット58(第2図)を有しかつスロット
縁部60には、第2図に略示した球50に適合した切欠き区
域62を有している。加圧リング42は一時的に拡張した上
で球50にかぶさり、かつ、噴射ノズルをシリンダヘッド
12内にまだ組付けていないあいだ不都合が弛みを生ぜし
めないようにノズルホルダに確保される。
球50の突設寸法aは、盲孔内に球をプレス嵌めした公
知の構成の場合よりも著しく大であり、従って、又、球
50も盲孔54も特に正確な寸法に設定する必要はない。ま
た中空ねじ14を当接させるための肩を形成するためにノ
ズルホルダ26にリングカラーを設ける必要がなく、ある
いは、スナップリングを収容するための、横断面を減じ
ることになる環状溝を設ける必要もなくなるので、ノズ
ルホルダは平滑な円筒形に、また特にスリムに構成する
ことができるばかりでなく、更に又、ノズルホルダを組
付け孔に緊定する際のノズルホルダの回動の確実な防止
が保証されている。従来技術では存在しなかった1つの
作業ステップ、すなわち盲孔54の開口縁における球50の
抵抗溶接は、さしたる制作費をかけないで単純かつ確実
な手段で実施することができる。
第3図に示した第2実施例による噴射ノズルの構成は
前述の噴射ノズルに大体において等しいので、両実施例
で等しい部分には、第1図及び第2図と同一の対照符号
を付した。しかしながら第3図に示した噴射ノズルが第
1実施例と異なっている点は、回動防止のためにピン70
が設けられており、該ピンが、ノズルホルダ26aの外周
に設けた浅い凹設部74の基面72に固定されていることで
ある。該ピン70は、ノズルホルダ26aに面した方の端面
に、環状のリングエッジ76を有し、該リングエッジで以
てピン70は前記基面72に抵抗溶接によって固定されてい
る。他方の端面ではピン70は縦溝56の横断面形状に適合
させるために球面状に構成されている。ノズルホルダ26
aの軸線に対するピン70の心決めは溶接装置によって行
われる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴエライン,ホルスト ドイツ連邦共和国 D‐8600 バムベル ク バーベンベルガーリンク 76 (72)発明者 ヴアーグナー,ヴエルナー ドイツ連邦共和国 D‐7016 ゲルリン ゲン ジルヒヤーシユトラーセ 11 (72)発明者 フライシユマン,ヘルムート ドイツ連邦共和国 D‐8608 メメルス ドルフ チユツクスフーター シユトラ ーセ 2 (56)参考文献 特開 昭49−109723(JP,A) 特開 昭47−39919(JP,A) 特開 昭55−1498(JP,A) 実開 昭58−90368(JP,U) 実開 昭61−5365(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 61/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルホルダ(26,26a)を有し、該ノズル
    ホルダには、ノズルホルダ外周を超えて半径方向に突設
    された構成部材(50,70)が固定されており、該構成部
    材が、内燃機関のシリンダヘッド内に形成されていて噴
    射ノズルを収容する組付け孔(10)の周壁に設けた相応
    の切欠き部内に入り込んでおり、かつ、前記ノズルホル
    ダが、該ノズルホルダにかぶせられて噴射ノズルの肩
    (42)に係合する中空ねじ(14)によって前記組付け孔
    内に緊定される際のノズルホルダの回動防止手段を前記
    構成部材が形成しており、回動防止手段として使用され
    る構成部材(50,70)が、ノズルホルダ(26,26a)の外
    周に形成された凹設部(54,74)に固定されている形式
    の、内燃機関用の燃料噴射ノズルにおいて、構成部材
    (50,70)が、ノズルホルダ(26,26a)の中心軸線に対
    して半径方向で凹設部(54,74)に接触し、かつ該凹設
    部(54,74)に溶接継手によって固定されており、ノズ
    ルホルダ(26,26a)の雄ねじ部(38)に螺合されたスリ
    ーブナット(24)によって前記ノズルホルダ(26,26a)
    にノズル本体(20)が固定されており、噴射ノズルを緊
    定する中空ねじ(14)を当接させるための肩が、前記ノ
    ズルホルダ(26,26a)にかぶせ嵌められたスロット付き
    加圧リング(42)の一方の端面に形成されており、該ス
    ロット付き加圧リングが、前記スリーブナット(24)の
    加圧リング寄り端面(40)に支持されており、かつ前記
    スロット付き加圧リング(42)のスロット縁部(60)の
    対応した切欠き区域(62)が、回動防止手段を形成する
    構成部材(50,70)を遊びを以て取囲んでいることを特
    徴とする、内燃機関用の燃料噴射ノズル。
  2. 【請求項2】回動防止手段として使用される構成部材が
    球(50)であり、該球(50)の位置を固定するためにノ
    ズルホルダ(26)が、球径よりも小さな直径を有する短
    い半径方向の盲孔(54)を有し、該盲孔の開口縁(52)
    が前記球(50)のための支持部を形成している、請求項
    1記載の噴射ノズル。
  3. 【請求項3】回動防止手段として使用される構成部材が
    ピン(70)であり、かつノズルホルダ(26a)に設けた
    凹設部が浅底凹設部(74)又は扁平面取り部として構成
    されており、該浅底凹設部又は扁平面取り部の基面(7
    2)が、前記ピン(70)の端面を支持するための支持部
    を形成している、請求項1記載の噴射ノズル。
  4. 【請求項4】ノズルホルダ(26a)に面した方のピン(7
    0)の端面が、前記ノズルホルダ(26a)の浅底凹設部
    (74)又は扁平面取り部の基面(72)に当接するリング
    エッジ(76)を有している、請求項3記載の噴射ノズ
    ル。
JP1505412A 1988-06-06 1989-06-03 内燃機関用の燃料噴射ノズル Expired - Lifetime JP2766015B2 (ja)

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DE3819218.7 1988-06-06
DE3908796A DE3908796A1 (de) 1988-06-06 1989-03-17 Kraftstoff-einspritzduese fuer brennkraftmaschinen
DE3908796.4 1989-03-17

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JPH03504752A JPH03504752A (ja) 1991-10-17
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