JPH0587119A - ボールジヨイントの製造方法 - Google Patents

ボールジヨイントの製造方法

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Publication number
JPH0587119A
JPH0587119A JP27837691A JP27837691A JPH0587119A JP H0587119 A JPH0587119 A JP H0587119A JP 27837691 A JP27837691 A JP 27837691A JP 27837691 A JP27837691 A JP 27837691A JP H0587119 A JPH0587119 A JP H0587119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
ball
caulking
retaining ring
caulking portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27837691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuji Yokoyama
徳治 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Musashi Seimitsu Industry Co Ltd filed Critical Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Priority to JP27837691A priority Critical patent/JPH0587119A/ja
Publication of JPH0587119A publication Critical patent/JPH0587119A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0685Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints
    • F16C11/069Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints with at least one separate part to retain the ball member in the socket; Quick-release systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールスタッドの引き抜き方向の強度が高
く、揺動する角度を充分に有するボールジョイントの製
造方法を提供することを目的とする。 【構成】 ハウジング6のかしめ部内径より若干大径
か、もしくは等しい外径を有する抜け止めリングをかし
め部内周に圧入後、かしめ部をかしめて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の懸架装
置及び操舵装置等に使用されるボールジョイントの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来図1左半部に示すような、一端が開
口するハウジング106にベアリング105とボールス
タッド102の球頭部104とが内包され、抜け止めリ
ング111をハウジング106の、開口107側に形成
された内周肩部108に着座させてハウジング106の
かしめ部109によりかしめ固定されるボールジョイン
ト101としては特公昭58−44908号、実公昭6
3−17855号、実公平3−18740号等、多くが
知られている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来のボールジ
ョイント101は、一般にハウジング106の開口10
7付近かしめ部109内径より若干小径なる外径を有す
る抜け止めリング111を、前記ハウジング106のか
しめ部109内周に嵌合させ内周肩部108に着座後、
ハウジング106のかしめ部109をかしめて固定する
ため、抜け止めリング111外周とハウジング106の
かしめ部109内周との間には間隙Sが形成される(図
2)。この間隙Sは全周に渡り均一に形成されるわけで
はなく、間隙Sの広い部分、狭い部分と不均一に形成さ
れるので、間隙Sが広い部分では特にかしめ部109の
かしめ加工が不充分となり、ボールスタッド102の引
き抜き方向の強度が低下するという問題がある。
【0004】また上述の如く、抜け止めリング111外
周とハウジング106のかしめ部109内周との間の間
隙Sが全周に渡り不均一に形成されると、ボールスタッ
ド102の軸線方向中心線Xに対して抜け止めリング1
11の中心がずれる。これにより抜け止めリング111
の内周とボールスタッド102の軸線方向中心線Xとの
距離で基準より小なる距離t部分が発生する。ここでボ
ールスタッド102がこの小なる距離t方向に揺動する
と、この揺動する角度が基準より小なる状態でボールス
タッド102の軸部103と抜け止めリング111の内
周とが接触し、ボールスタッド102の揺動する角度が
充分に取れないという問題がある。
【0005】更に、ボールスタッド102の球頭部10
4を内包したベアリング105をハウジング106内に
内挿すると、ベアリング105には軸線方向の圧入代が
設けてあるため、ベアリング105はハウジング106
の内周肩部108より開口107側に若干突出する。従
って抜け止めリング111を嵌入しても内周肩部108
に着座せず、その後のかしめ加工が充分にできないとい
う問題がある。
【0006】従って本発明はこの様な問題を解決し、ボ
ールスタッドの引抜き方向の強度が高く、揺動する角度
を充分に有するボールジョイントの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は以下の通
りである。
【0008】ハウジングのかしめ部内径より若干大径
か、もしくは等しい外径を有する抜け止めリングをかし
め部内周に圧入後、かしめ部をかしめて固定する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0010】図1右半部は、本発明の実施例によるボー
ルジョイント1を表している。図において、2は球状の
球頭部4とその球頭部4から延びる柄部3とを有するボ
ールスタッド、5は合成樹脂より成るベアリングで、ボ
ールスタッド2の球頭部4を揺動自在に保持する。カッ
プ状のハウジング6は、ボールスタッド2の球頭部4と
ベアリング5とを内包し、また、ボールスタッド2の柄
部3を突出させる開口7を有する。ハウジング6の反開
口側には図示せぬステアリング装置のラック部材と螺合
するネジ部10が突出している。
【0011】図1のB部を図3に拡大して示される如
く、ハウジング6の開口7側端部にはかしめ部9、内周
には内周肩部8が形成され、その内周肩部8にはボール
スタッド2の抜け防止のための抜け止めリング11を着
座させ、かしめ部9によりかしめ固定される。
【0012】次に、上述の如きボールジョイントの組み
立てについて説明する。
【0013】まず、図4に示す如く、ハウジング6内に
ベアリング5で囲▲ぎょう▼されたボールスタッド2の
球頭部4を挿入し、次にハウジング6のかしめ部9内径
Rより若干大径か、もしくは等しい外径rを有する抜け
止めリング11を開口7よりかしめ部9内周に圧入して
内周肩部8に着座させる。このとき内周肩部8より開口
7側に突出するベアリング上端部13は抜け止めリング
11により押圧され、ハウジング6の内包部12内に圧
入される。そして最後に、図1右半部に示す如く、ハウ
ジング6のかしめ部9をかしめることにより抜け止めリ
ング11を固定させてボールジョイント1を組み立て
る。
【0014】このようにして抜け止めリング11をハウ
ジング6のかしめ部9内周に圧入後、かしめ部9をかし
めて抜け止めリング11を固定すると、図3に示す如
く、抜け止めリング11外周とハウジング6のかしめ部
9内周との間は密着して間隙が発生することがなく、更
にボールスタッド2の軸線方向中心線Xと抜け止めリン
グ11の中心とが、ボールスタッド2の軸線方向から見
て一致する。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ハウジン
グのかしめ部内径より若干大径か、もしくは等しい外径
を有する抜け止めリングをかしめ部内周に圧入後、かし
め部をかしめて固定するため、抜け止めリング外周とハ
ウジングのかしめ部内周とが密着して間隙が発生するこ
とがないので、高いかしめ強度を維持することができ、
抜け止めリングを充分に固定できる。
【0016】またボールスタッドの軸線方向中心線と抜
け止めリングの中心とが一致するので、ボールスタッド
が揺動する角度を全周に渡って等しくすることができ、
揺動する角度が小さい部分の発生を防止できる。
【0017】更にベアリングはハウジングの内包部内に
圧入されるので、抜け止めリングを充分にかしめ加工す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】右半部は本発明の製造方法によるボールジョイ
ント、左半部は従来のボールジョイントの実施例を各々
示す部分断面平面図である。
【図2】図1のA部を拡大して示す部分断面平面図であ
る。
【図3】図1のB部を拡大して示す部分断面平面図。
【図4】本発明におけるボールジョイントの製造方法の
工程の一部を示す部分断面平面図である。
【符号の説明】
2 ボールスタッド 3 柄 部 4 球 頭 部 5 ベアリング 6 ハウジング 7 開 口 8 内周肩部 9 かしめ部 11 抜け止めリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状の球頭部(4)と該球頭部(4)か
    ら延びる柄部(3)とを有するボールスタッド(2)
    と、前記球頭部(4)を揺動回動自在に保持するベアリ
    ング(5)と、該ベアリング(5)と前記ボールスタッ
    ド(2)の球頭部(4)を内包しかつ開口(7)から前
    記ボールスタッド(2)の柄部(3)を突出させるハウ
    ジング(6)と、該ハウジング(6)の開口(7)内周
    に形成された内周肩部(8)に着座させてハウジング
    (6)の開口(7)付近かしめ部(9)によりかしめ固
    定される抜け止めリング(11)とを備えたボールジョ
    イントの製造方法において、前記ハウジング(6)のか
    しめ部(9)内径(R)より若干大径か、もしくは等し
    い外径(r)を有する前記抜け止めリング(11)を前
    記かしめ部(9)内周に圧入後、該かしめ部(9)をか
    しめて固定することを特徴とするボールジョイントの製
    造方法。
JP27837691A 1991-09-30 1991-09-30 ボールジヨイントの製造方法 Pending JPH0587119A (ja)

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997028474A1 (en) * 1996-02-05 1997-08-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Notched fiber array illumination device
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