JPH03501633A - 糸供給システム - Google Patents

糸供給システム

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JPH03501633A
JPH03501633A JP1507607A JP50760789A JPH03501633A JP H03501633 A JPH03501633 A JP H03501633A JP 1507607 A JP1507607 A JP 1507607A JP 50760789 A JP50760789 A JP 50760789A JP H03501633 A JPH03501633 A JP H03501633A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 糸供給システム この発明は、回転可能に支承され、周囲で糸を供給し、環状に位置するシャフト を介して駆動源に接続されて回転する少なくとも1個の糸供給要素を有し、織機 や編み機特に丸編み機に用いられる糸供給システムに関する。
最近ではどの近代的高速丸編み機も、関連した糸パツケージから均一に所定の張 力で手繰り出される糸を個々の機械的編み物フィードに供給する糸供給システム を有している。典型的には、このような糸供給システムは、機械の支持リングに 固定されたホールダを有しており、糸供給ホイールか糸供給ドラムの形感の糸供 給要素がホールダの垂直軸の辺りで回転可能に支承されている。丸編み機の金糸 供給要素の駆動は、水平面に位置し、糸供給システムの辺りで糸供給要素と共軸 に連結されているプーリに係合するエンドレス循環平又は歯付ベルトにより共通 になされる。ベルトは、針シリンダの一定速度で回転するので、直径の変更が可 能な特別のホイールにより駆動される。典型例はドイツ国特許第12 86 6 80号及び24 61 746号に記載されている。
糸供給要素は、平又は歯付ベルトにより共通に駆動されるので、垂直回転軸が機 械の周囲のリング内に位置していなければならない。このことは、先ず上方から 到着した糸を水平に向けて、糸を供給する糸供給要素に供給し、次に供給された 糸を糸供給要素から関連した編み物フィードに供給する糸移動路に向かわせる複 数個の糸変更点が原則的に必要であることを意味している。これは、糸供給要素 により供給される糸が正接で要素を離れる場合、即ち、糸供給要素に向かって移 動する糸の速度は糸供給要素から出ていく糸の速度と同じ場合(ドイツ国特許第 24 61 746号)、及び糸が糸供給要素から軸方向の頭上に引き出される 場合(ドイツ国特許第17 60 600号)のいずれにも適用することができ る。そのような糸変更点では、糸の摩擦が増大する。糸の性質及び糸の水分量に 基づいて比較的激しく磨耗し、けばや糸くずが生じる。
糸の移動を妨げるけばや糸くずなどの蓄積を防止するために、継続的に動作する 送風機が必要である。即ち、比較的大量に消費すると、大量のけばや糸くずが生 じる。
糸供給システムのプーリは糸供給要素のシャフトに直に取り付けられてシャフト により駆動されるという事実により、丸編み機のこれらのブーりに係合するエン ドレスベルトの直径及び位置が決まる。糸供給システムはホールダが外側に突田 するように共通支持リングに固定されているので、円形状の駆動ベルト移動路の 直径は原則的に支持リングの直径よりも小さくなることはない。しかしながら、 これは糸のガイドにとってはしばしば好ましくない。なぜなら、例えば、糸が機 械の隣に位置する(側方の)糸パツケージ供給フレームから供給される場合に、 個々の糸を支承している管は支持リングの内部を延びているので、ベルトの交換 の際には緩めなければならないからである。
機械的糸供給システム全体に共通の1本の駆動ベルトを用いることが、一般に好 ましくない場合もある。なぜなら、この種の装置には、ベルトには寿命があり駆 動ベルトの交換が難しいという基本的な欠点があるからである。
従来の技術には、動作位置で水平回転軸を中心に回転する糸供給要素を用いた多 くの数の様々な糸供給システムが含まれる。−例として、審査されたドイツ国特 許出願第DE−A3 17 85 501号を挙げる。これには、ホールダに回 転可能に支承された糸供給要素が可変スリップ連結を介して関連したプーリに連 結されている糸供給システムが記載されている。このような糸供給システムによ り糸の変更点が少なくなるので糸はより好ましく移動するが、糸供給要素の駆動 が簡単ではなく、動作の信頼性が不十分であるために、業界では広く利用されて いない。
回転駆動される糸供給要素の周囲に糸が供給されて、糸供給要素(ベルトフィー ダ)の周面領域に駆動ベルトにより押し付けられるか、複数個の巻きの中の糸供 給要素に巻き付けられて貯蔵巻きを形成する幾つかの典型例を述べた糸供給シス テムの他に、糸パツケージの本体から直に繰り出される弾性糸用の糸供給要素も 知られている。このような糸供給システムは、ドイツ国特許第32 33 86 9号に典型例が記載されている。この例では、糸供給要素はホールダに回転可能 に支承された少なくとも1個の駆動ローラを有しており、駆動ローラの周囲は自 重により駆動ローラに押し付けられる少なくとも1個の糸パツケージ体と摩擦係 合する。駆動ローラは、平面内を回転するように配置されて複数個の糸供給シス テムにより共有されるエンドレス駆動ベルトを介して駆動される(ドイツ国特許 第32 33 869)。しかしながら、相互に隣接して配置された複数個の糸 パツケージ体を収容する2個の長い駆動ローラを有し、駆動ローラは機械の反対 側に相互に平行に配置され、軟性シャフトを介して共通駆動ギアに連結されてい る円形状の編み機も公知である(米国特許第3,303,671号)。この装置 は様々な編み物フィードへの糸の供給状態をかなり変更することができるが、比 較的長くなければならない複数本の軟性シャフトが支承されておらず、しかもそ の内の一本が針シリンダを横切ってガイドされなければならないので、ノックを 起こして糸の移動を妨害する。
同様のことは、糸供給ホイールと共に作用する類似の種類の糸供給システムにも 基本的に当てはまる(米国特許第3゜226.955号及びフランス国特許第1  294 926号)。
UK特許第1,109,788号により公知で金属性の特種効果重用のこの種の 糸供給システムでは一般により好ましい状態が得られる。このシステムでは、編 み物フィードは駆動ローラであり、その数は関連したベアリングブラケットによ り支承された共通の水平支持リング上に相互に配置された等間隔の数と同じであ り、隣接駆動ローラはユニバーサルジョイントにより相互に連結されている。こ れは両端で共通ギアにより駆動される閉じた円形状の駆動列を生成する。このよ うな接合シャフトは高価であり、ユニバーサルジヨイント内にはけばか堆積し易 く、潤滑も常に必要である。
この発明の目的は、この先行技術を基にして、特に簡単で、動作に信頼性があり 、糾み立てか容易で、駆動源の位置や形状による妨害を受けずに糸パツケージ又 は糸源から糸使用スアーンヨンまでの理想的な糸の移動を確保する、特に円形状 の編み機用の糸供給システムを提供することである。
この目的を達成するために、上に述べた一般的な種類の糸供給システムは、この 発明によれば、環状のシャフトが間隔を置いて支承されている少なくとも1本の 軟性シャフトを有しており、このシャフトに連結されて駆動される糸供給要素や 駆動要素がシャフト上でスリップすることを特徴としている。
この構成により、糸供給システムが全体的に簡単になり、故障し難くなるので、 様々な状態の用途に適用することができるようになる。このシステムは寿命の長 い比較的少ない部品で構成することができるので、非常に経済的である。このシ ステムは静かに動作する。同時に、このシステムでは糸供給要素を最適な糸供給 路に従って任意に配置でき、しかも駆動源も自由に選択することができる。
円形状の編み機に用いるときは、軟性シャフトを針シリンダの軸と共軸な円弧上 に配置して、機械フ1ノ−ムのベアリングにより間隔を置いて支承することが好 ましい。この場合は、駆動用にエンド1ノス回転駆動ベルトを用いる場合とは対 称的に、駆動を非常に簡単にしかも非常に容易に監視することができるので、実 質的に故障を前もって排除することができる。
適切な支承は容易であり、適切に支承されていると仮定すると、軟性シャフトは ほとんど磨耗しないので、ベルト駆動に比べて寿命か格段に長い。妨害や故障の 原因となるけばや糸くずの堆積問題はもはや生じない。軟性シャフトの長い露出 部は、軟性シャフトの分野では既に公知の保護ホースによりカバーすることがで きる。また、保護ホースで露出部をカバーすることにより、偶発事故を最小限に 押さえることができる。修理の際には、軟性シャフトを関連した駆動部又は糸供 給要素から取り外すだけで良い。
最も簡単な場合では、軟性シャフトは1個の部品で構成されている。複数個の部 品で構成された軟性シャフトを有する実施例も可能である。この場合、部品間に は連結部が位置している。また、軟性シャフトに本来的にプレス[・レスを施し ておくことが好ましい。
少なくとも1本の糸供給要素を軟性シャツ[・に直に取り付けるか、軟性シャフ トに直に取り付けられた筒状のブツシュやスリーブのような要素に相対的な回転 をしないように取り付けるようにすると、特に簡単な構成にすることができる。
糸供給要素も駆動要素に連結して駆動することができる。
糸供給要素を軟性シャフトに固定して回転させるか、軟性シャフトに取り付けら れて、関連した連結手段により軟性シャフトに選択的に連結される駆動要素に固 定して回転させると実用的である。このような連結手段は回転する軟性シャフト から一時的に離れることができるので、設置作業や自動軸方向貯蔵巻きフィード により動作する糸ホイールに必要量を巻き付ける際などに便利である。このよう な手動による連結手段の替わりに1、必要ならば制御装置により作動される自動 インデックス連結手段を設けることもできる。制御手段は軟性シャフトから離れ た適切な位置に配置され、例えば、電気ラインを介して連結手段に連結される。
特に、連結手段が軟性シャフトの回転動作とは別個に作動される場合、特定の編 み物フィードに供給される糸は、例えば、縦縞形成機と共に動作する編み機の動 作に基づいて必要に応じてオンオフされる。
組立及び解体の状態を改善するために、特に1本の共通軟性シャフト上に位置す る複数個の糸供給要素を有する糸供給システムでは、少なくとも1個の糸供給要 素に分割可能なベアリング手段を設けて、糸供給要素を分割可能なベアリング手 段で軟性シャフトに取り付けるようにするか、軟性シャフトに別の要素を設ける と有利である。このようにすることにより、例えば、1個の糸供給要素を取り替 える際に、軟性シャフト全体を取り外す必要がなくなる。
糸供給システムが遠方に位置する糸パツケージから糸を繰り出す場合に、少なく とも1個の糸供給要素が周囲に糸が巻き付けられる糸ホイール又(°よ糸ドラム として形成されている。
糸ホイール又は糸ドラムには糸供給要素が関連付けられていて、糸ホイール又は 糸ドラムにより糸が正接で供給されたり繰り出されたりする。このような糸ホイ ール又は糸ドラムは水平に支承されている。糸ホイール又は糸ドラムは糸の貯蔵 リザーバとして機能する。しかしながら、原則的には、この糸供給システムの少 なくとも1個の糸供給要素は、糸供給要素に装着された糸パツケージ体と周面て 摩擦係合して糸パツケージ体を駆動する駆動ローラとして形成される。駆動ロー ラは、駆動ローラにより規定される共軸の中空室を貫通し、駆動ローラから離隔 して同ローラに平行に延びている軟性シャフトに連結されている。軟性シャフト は例えば駆動ローラの全長に亘る直線上をガイドされる。この形状の糸供給シス テムは、動かすこと即ち糸パツケージから繰り出すことの難しいエラストマー性 の糸に特に適(−でいる。この糸供給システムの特に簡単な構成は、軟性シャフ トに直に固定された管状の駆動ローラの両端をホールダで支承することにより得 られる。
細かいうね又は単一のチャネルを有する単一の丸編み機、相互固定機械、その他 の場合のように、糸供給要素が共通の軟性シャフトにより常に同じ回転速度で駆 動される簡単な実施例では、この単一の軟性シャフトを機械の上方の適切な高さ で機械を環状に覆うように配置するだけで十分である。軟性シャフトの一端又は 両端を適切なギア、場合によっては無限に調節できるギアにより駆動する。いず れの場合にも、駆動は針シリンダの動きに同期されるので、糸の供給量は糸の消 費と調和する。無限に調節できるギアを駆動に用いることにより、機械の運転中 にも軟性シャフトの回転速度、即ち糸供給要素の回転速度を無限に調節すること ができるという利点がある。
用途に応じて、異なる編み物フィードで2種類以上の異なる糸移動速度が必要な 場合には、糸供給又は駆動要素を有する軟性シャフトを糸供給システムに複数本 平行に設けて、それぞれに対応する駆動源により異なる回転速度で駆動させれば 良い。あるいは、自ら別々に又は軟性シャフトの一つに回転可能に支承されてい る糸供給要素を回転速度の異なる一方又は他方の軟性シャフトに選択的に連結す るようにしても良い。
構造、組み立て、及び維持を簡単にするために、少なくとも1本の軟性シャフト の少なくとも1個のベアリングポイントを有する1個以上の糸供給要素を糸供給 ユニットの一部にすると有利である。この糸供給ユニットは、糸の移動を監視し たり糸の移動に影響したりするそれ自身の糸供給要素や装置を有している。イン レットアイホールダ、結び目やよりのセンサ、糸ブレーキ、インレットアウトレ ットシャント、及び欠陥表示灯がこれに含まれる。いずれの場合にも適切な電子 接触手段を有している。軟性シャフトの支持及びベアリング手段をも支持する機 械支持リングを固定するために、糸供給ユニットに固定装置の付いたホールダを 設け、このホールダで少なくとも糸供給要素を支承すると有利である。このよう な固定装置自体は糸供給システムにおいては公知である。
固定装置はいずれも締付けねじを有するクランプ又はフックとして形成され、支 持リングに取り付けられる溝状の凹所を有しており、その近くに電気端子接点が 設けられている。組み立ての際に電気接点は支持リングに位置する電気的リング ラインと接触する。
簡単な実施例では、軟性シャフトは糸供給ユニットに直に支承されているので、 改めて支持又はベアリング要素を設ける必要はない。しかしながら、代わりに又 は付加的に糸供給システムの軟性シャフト用支持及びベアリング装置に上記の種 類の固定手段を支承するそれ自身の支承アームを設けて、織物機械などの固定支 持リングに固定するようにしても良い。
この場合、糸供給要素の機械に従った構成とは独立に、更に別の支持手段を使う などして、軟性シャフトのベアリング要件を完全に満たすように軟性シャフトを 支承することができる。
糸供給ユニットの前記ホールダに任意に設けられた軟性シャフトの支持要素は、 軟性シャフトを受容しベアリングボックス、スライドベアリング、ローラベアリ ングなどの形態のベアリングポイントを形成する自らのベアリング手段を有して いると有利である。軟性シャフトのそばだけでも、即ち、支持ベアリングポイン トのそばだけでも支持ベアリング手段を一組にすると組み立てが非常に簡単にな る。このような構成にすることにより、例えば、丸編み機の支持リング上で等し い間隔で支持ベアリングを先に組み立ててから、軟性シャフトを正しい位置に置 く。支持ベアリング要素に支承されている軟性シャフトは、残されていた第2の 部分を付は加えることにより完成する。第2の部分は例えば特定の軟性シャフト を覆うハーフボックスの形態をしている。軟性シャフトの取り外しも容易になる 。
簡単な形状の糸供給システムでは、糸供給要素は糸供給要素用のベアリングの一 部を構成する軟性シャフトに直に配置されている。しかしながら、軟性シャフト を少なくとも1個の駆動要素を介して糸供給要素にギアホイール、摩擦ホイール 、ベルト駆動などのギア手段により連結すると有利である。
1個以上の糸供給要素を前記のホールダを有し、丸編み機の支持リングに固定す る別個の糸供給ユニットに連結することができる。ギア手段もまた無限に調節又 はリバーシブル可能である。
異なる糸移動速度が必要な場合には、既に述べたように異なる回転速度で回転す る複数本の軟性シャフトを任意に用いることに加えて、少なくとも1個の糸供給 装置に命令、制御、又は調節手段を設けて、単位時間当りの糸供給量を所定の調 節範囲内で軟性シャフトの回転速度とは独立に個々に変更可能にした糸供給シス テムとすることも可能である。このような調節手段は、例えば、糸供給要素の有 効な外側、少なくとも糸接触領域、の直径を変更する装置を有している。調節手 段にはギア比を変更することのできるギア手段を設けても良い。これにより、糸 供給要素の回転速度を軟性シャフトの回ずれの場合でも、調節手段は糸供給要素 が回転している際に始動可能であると有利である。これは適用可能な糸供給要素 や駆動要素と軟性シャフトとの間に設けられた連結手段にも適用される。
このように、調節手段を有する幾つかの糸供給要素は、例えば、単一の軟性シャ フトに配置することができ、各糸供給要素は個々に調節することができるので、 糸使用ステーションにより要求される単位時間当りの糸の量が正確に得られる。
幾つかの実施例に関する以上の説明により明らかなように、新規な糸供給システ ムは構成が非常に簡単なだけでなく、どのような状況にも容易に応用できるとい うことにより特徴付けられている。用途は丸編み機に限定されるわけではなく、 駆動源の配置や配備又は必要な速度に基づく制限もなく1本以上の糸を正確に供 給することが重要な場合には何時でも使用できる。糸供給システムは、糸を使用 する織り機に隣接して配置された側方又は円形糸パツケージ供給フレームと共に 使用することができる。同期させるために、駆動は1本の軟性シャフト又は付加 的軟性シャフトにより機械から有効になる。
図面は応用の主題の典型的な具体例を示す。
第1図は、この発明に基づく糸供給装置を有する丸編み機の概略的側面図、 第2図は、第1図の線11−11に沿って切断し、針シリンダを取り除いである が第1図の糸供給システムを示した丸編み機の平面図、 第3図は、第1図の糸供給システムの糸供給ユニットを異なるスケールで示す側 面図、 第4図は、第3図の糸供給ユニットを反対側から見た側面第5図は、第3図の複 数個の糸供給ユニットを有する糸供給システムの詳細のエンドオン図、 第6図は、一部を長手方向に断面にして2個の隣接糸供給要素を示す第5図の糸 供給システムの詳細、第7図は、第6図の糸供給システムの糸供給要素を連結手 段と共に一部軸方向に断面した側面図、第8図は、第7図の糸供給要素の連結手 段の詳細を異なるスケールで軸方向に断面にした側面図、第9図は、第7図の糸 供給要素の側面図、第10図は、軟性シャフト用の調節可能な駆動ギアを示す、 第1図の糸供給システムの詳細の異なるスケールによる概略側面図、 第11図は、この発明に基づく糸供給システムの糸供給ユニットを示す更に修正 した実施例の側面図、第12図は、第11図の糸供給システムの平面図、第13 図は、更に修正した実施例におけるこの発明の糸供給システムの糸供給ユニット を示す、一部を長手方向に断面した側面図、 第14図は、この発明に基づく糸供給システムを更に修正した実施例の一部を長 手方向に断面した側面図、第15図は、第14図の糸供給ユニットを軸方向に断 面した側面図、 第16及び17図は、この発明に基づく糸供給システムの糸供給ユニッI・の2 つの異なるセツティングを示す概略側面図、 第18図は、この発明に基づく糸供給システムの糸ホイールとして具体化され調 節可能な直径の糸供給要素の一部を軸方向に断面した正面図、 第19図は、第18図の糸供給要素の側面図、第20図は、第18図の糸供給要 素の別の側面図、第21図は、速度調節可能な糸ホイールの形態のこの発明に基 づく糸供給システムの糸供給要素の一部を軸方向に断面した異なるスケールによ る正面図、 第22図は、装着された糸パツケージ体の摩擦的周囲駆動板のこの発明に基づく 糸供給システムの糸供給ユニットを示す平面図、 第23図は、第22図の糸供給ユニットが横断面としてみられる側面図、 第24図は、この発明に基づく糸供給システムの糸供給ユニットを小形化した実 施例を一部切り欠いて示す側面図、第25図は、第24図の糸供給ユニットを軸 方向に断面した側面図、 第26図は、糸供給ホイールを取り除いた第2図の糸供給ユニットの平面図であ る。
第1図及び第2図に概略のみを示す丸編み機は機械フ1ノ−ム1を有している。
機械フレームは脚2及び参照符号6として概略を示した針シリンダを有している 。脚はフレームリング3を支承しており、フレームリングの周囲にはサイドサポ ートが配置されてしっかりとねじ止めされている。針シリンダ6は第2フレーム リング5を介1−てサイドサポート4に支承されている。針シリンダのカムカバ ーを参照符号7で示す。
針シリンダは参照符号8で示す駆動アセンブリにより駆動される。針シリンダ6 に関係付けられたダイアル10は、駆動手段9により駆動される。
糸パッケージ即ちパーン用のフレーム12は、ダイアル駆動手段9を支承してい るサイドサポート11の上に位置している。糸パッケージフIノームは垂直支持 チューブ13と垂直支持チューブに固定された糸パツケージキャリアリング14 とを有しており、糸パツケージ15はリング14に回転可能に支承されている。
糸供給システムの共軸支持リング16は、糸パツケージキャリアリング14の下 方のサイドサポートに支承されている。
支持リング16は、丸編み機の編物供給数に対応した数の糸供給ユニット17を 周囲に沿って等間隔に支持している。糸供給ユニットの構造は、第3〜6図に示 す実施例との関連で以下に詳述する。各糸供給ユニット17は糸供給要素を有し ている。糸供給要素は、軟性シャフト19を介して支持リング16に固定されて いるホールダ18に回転可能に支承された糸供給ホイール20の形態をしている 。軟性シャフトは水平回転軸を有する供給ホイール20を駆動する。特に第2図 から明らかなように、各糸供給ユニット17の糸ホイール20は、複数個が相互 に重ねられて(明瞭にするために第2図にはその内の1つしか示されていない) 、共通の軟性シャフト19に固定されて同シャフトと共に回転する。共通の軟性 シャフト1つは、ベアリング及び支承要素として機能するホールダ18により支 持リング16と共軸に支承されている。
軟性シャフト19は両端が無限調節ギア22の対応駆動シャフト21に接続され ている(第10図参照)。無限調節ギアは第10図に参照符号23で示す駆動人 力シャフトを介してダイアル駆動手段9にしっかりと固定されているので、丸編 み機の駆動装置に自動的に同期する。無限調節ギア22の調節装置24により出 力速度を任意に微調整することができる。
使用環境に応じて、無限調節ギアの替わりに漸増ギアやギア比の固定されたギア ユニットを用いることはいうまでもない。
総べての糸供給ユニット17の糸供給ホイール20は、いずれも共通軟性シャフ ト1つに取り付けられていて、水平回転軸ど共に回転するので、各糸パツケージ 15から関連1−た編み物フィードまで非常に簡単な糸移動路25ができる。糸 供給ユニット17の辺りで糸を水平面にそらせる必要はない。
糸移動路25は関連した糸パツケージ15から糸パツケージフレーム12の適切 なリング26に装着されたそらせボルト28に通じている。そこから糸は適切な 糸ガイド装置を介して関連した糸ホイール20に正接する。糸ホイールは糸を押 し出し、糸は正接状態でそこを離れて更に別の糸ガイド及び監視装置を通過して 編み物フィードに至る。
第3〜5図に示すように、各糸供給ユニット17のサポート又はベアリングアー ムとして形成されているホールダ18は、端が開口している横断溝の形状の締め 付は装置27を−端に有している。この溝により、ホールダは支持リング16の 半径方向外方に突出するように同リングに取り付けられ、溝内に突出する締め付 けねじ280によりホールダ18が固定される。操作位置に対して垂直に細長い ハウジング29は、実質的に狭いブラケットとして形成されているホールダ18 に横方向に固定されている。ハウジング29は故障表示ランプを内部に備えてい る透明なランプハウジング30を底に有している。糸挿入アダプタ及び繰出しア ダプタはハウジング29内に位置し、このハウジングの枢着されているセンサア ームは31.32はそれぞれが糸25を感知する。アダプタ機構の電気接続及び 故障表示ライトへの電流の供給は、支持リング16に沿って配備された電気コー ド33によりなされる。このコードの電気接続は、ホールダ18の組み立ての際 にコンタクトピン34を介して公知の方法でなされる。
糸供給ユニット17の電気素子は、ホールダ18に固定されているハウジング2 9により、糸を繰出す機械部品から完全に分離されている。
ハウジング29の頂部には糸挿入孔35があり、ハウジングの前側で糸挿入孔3 6と糸ホイール20との間には糸ディスクブレーキ36がある。ハウジングの裏 側には糸ホイール20より下方で相互に離隔して配置された2個の糸繰出し孔3 7.38がある。繰出しアダプタのセンサアーム32は両繰出し孔間の糸を感知 している。
ホールダ18は、参照符号41(第4図参照)でホールダの側面にねじ止めされ てハウジング2つから水平方向に突出しているブラケット39を有している。
この支持アーム39は、第2図に一支持アーム39として示すように、適切な締 め付は装置27を用いてハウジング29にではなく支持リング16に取り付ける こともできるので、必要ならば、糸供給ユニット17間で軟性シャフト19を支 承して、軟性シャフトの振動を防止することかできる。
支持アーム39の各々は、軟性シャフト19の辺りが2個のパーツで構成されて いる。下部パーツ42は横断方向に連続し、頂部が開口したハーフベアリングボ ックス43を有している。このハーフベアリングボックスは、組み立てられると 、上部に装着される上部パーツ44の対応するハーフベアリングボックス43と 共に軟性シャフト19の完全なベアリングボックスを形成する。両パーツ42. 44は参照符号45で示すねじ(第4図参照)により相互に接続されている。
軟性シャフト19は、適切な材料で形成されている両ノ\−フボックス43内で 直に支承されている。しかしながら、必要ならば、軟性シャフト用の独立したベ アリング要素として、例えば、第4図に参照符号46て示すようなローラベアリ ングブツシュやスライドベアリングブツシュを装着して、ベアリング状態を改善 することもできる。このようなローラベアリングやスライドベアリング46は両 パーツ42.44の適切なハーフボックスリセス内に収容される。
ここに示したように2個のパーツを有する支持アーム39の実施例により、組み 立てが非常に楽になる。先ずホールダ18(場合によってはホールダ18及び支 持アーム3つ)を所定間隔で支持リング16に固定し、次にパーツ44を取り外 して糸ホイール20を支える軟性シャフト19を適切な位置に配置し、最後にパ ーツ42.44を相互にねじ止めすれば良い。
糸供給ユニット17が、例えば多くのシステムを有する丸編み機の場合のように 、相互にかなり隣接して配置される場合には、ここに記載したように各糸ユニッ ト17で支持アーム39により軟性シャフト19を支持するようする必要はない 。この場合は、第5図に示すように、軟性シャフト19のベアリングを3番目又 は4番目の糸ホイール20毎に設ければ良い。
軟性シャフト19は、支承されていようといまいと、図示のように各糸ホイール 20のベアリング装置に直に接触している。
軟性シャフト19は、各支持ポイントと糸供給ユニット17との間で、軟性ホー ス状シャフトガイドスリーブ47により適切に囲まれている。このスリーブは、 第6図に示すように、軟性シャフトのベアリング要素としても機能する。この場 合には、関連した支持アーム39のノーーフボックス43の間の端で決まった場 所に挾まれている。
様々な糸供給ユニット17の糸供給要素を構成する糸ホイール20は、例えば、 機械を設置した際などに、手で糸ホイール20を1個づつ回転させたり、ある糸 ホイールの上方を移動している糸によりその糸ホイールを回転させることができ るように、軟性シャフト19に取り外し可能に連結されている。関連した連結機 構の実施例の概略を第7〜9図に示す。
各糸ホイール20は実質的に筒状のハブ48を有している。
ハブ48は、相互に等しい角度をおいて環状に配置されたほぼU字形状をしたワ イヤフープ49を有している。ワイヤフープは自由端がハブ48の対応するリン グフランジ50内に挿入されている。第9図の例では6個のフープ4つが糸ホイ ール20に設けられている。各フープはほぼ軸方向に平行な糸接触領域51を有 している。糸接触領域51の一方の側には回転軸に向かって斜めに延びて糸接触 領域51と鈍角を形成する糸到着領域52が隣接して設けられている。糸接触領 域51の他方の側には、半径が小さく外側に向かって傾斜している糸繰出し領域 530がある。
糸挿入孔35からノット又はスラブセンサ40(第3図)を介して到着する糸2 5は、フープ49の到着用傾斜52に至る。この傾斜により、最初にホイールに 巻き付けられた糸は次に巻き付けられる糸により押されて糸接触領域51に向か って次々に移動する。繰出される糸は、継続的に糸接触領域51よりも軸方向の 先にある糸巻きにより繰出し傾斜53を介して正接で次々に繰出される。
ここに簡単に述べた糸ホイール20は糸の供給に特に適切であることが判明して いる。しかしながら、糸ホイール又はドラム、あるいはより一般的に糸供給要素 がどのように構成されているかは、この糸供給システムを原理的に制限するもの ではない。どのように構成されていても軟性シャフト19により駆動されさえす れば良い。糸供給ホイール20aの更に別の実施例を第13〜17図に示す。
筒状チューブセグメント520は、糸ホイール20のハブ48の2個のリングフ ランジ50に形成された2個の連続して並ぶ軸方向に平行なボア内に挿入される 。軸方向に平行な連結ビン53はこのチューブセグメント520内を軸方向に移 動可能に配置され、連結ビンに取り付けられた圧縮ばね54により係合位置に付 勢される。係合位置では、連結ビンの端面に位置する固定ボルト55が連結要素 の対応する関連ボア56と固定係合する。この連結要素は筒状のブツシュのリン グフランジ57又は軟性シャフトと共に相対的に回転するように固定されたスリ ーブ58により形成される。糸ホイール20はこのスリーブ58上のハブ48に より自由に回転するが軸方向には移動しないように支承されて、駆動要素を構成 している。
簡略化及びより良いアクセスのために、少なくとも幾つかの糸ホイールを以上に 述べたように軟性シャフト19又は19aに直に配置する代わりに、軟性シャフ トとは別個に支承するようにしても良い。このような実施例を第11図及び第1 2図に示す。
両図に示した糸供給ユニットの基本構造は既に述べた糸供給要素17の基本構造 と同じである。従って、同一要素には同一参照符号を付して、説明を繰り返さな いことにする。糸ホイール20は、既に述べた連結器を有しており、支持アーム 3つにより自らの軸60て回転可能に支持されている。この例でも、軟性シャフ ト19の取り付けが容易になるように、支持アーム3つは、直ぐ側に位置する軟 性シャツI・19のベアリング及び支持ポイントの側が、2個のパーツで構成さ れている。軟性シャフト19には、駆動プーリ61が固定されている。駆動プー リは、歯の付いたエンド1ノスベルト62を介して、軸60に回転可能に支承さ れ対応する歯の付いたベルトプーリ63に係合しており、軟性シャフトと共に回 転1−で駆動要素として機能する。プーリ63は第7図を参照して説明したリン グフランジ57の代わりである。
歯の付いたベルトドライブ61〜63の代わりに、以下に説明する実施例(第1 4〜17図)に示すように、歯の付いたギアやギアのような伝達機構を使用する ことができる。
第13〜17図は、以上に述べた実施例に比べて糸供給速度を2段階に変更でき る糸供給システムの実施例を示す。
第13図では、2本の軟性シャフト19a、19bが追加されている。両追加軟 性シャフトは、既に述べたように第13図には図示しない自らのギア22に連結 されている軟性シャフト19と平行に円をなして延びている。この例の場合、軟 性シャフト19.19a、19bは相互に平行になるように上下方向に配置され ている。別の応用では、これらのシトフトは半径方向にずらして配置されたり、 別の関係に配置される。
各軟性シャフト19.19a、19bは、既に述べたように様々な編み物フィー ドに関連した駆動プーリ61を有している。駆動プーリは、既に述べた連結(第 7〜9図)を介して、軟性シャフトと共に回転したり、軟性シャフトとの係合が 外れたりするように軟性シャフトに接続されている。3種類以上の糸移動速度が 必要な場合には、3本以上の軟性シャフトを同様の方法で設ける。
この場合、糸供給ユニット17は本質的に平らなベアリングプレー1・64を有 している。このプレートはホールダ18と一体的に形成されている。第15図に 示すように糸供給ホイール20aはローラベアリング65及び軸60により回転 可能にベアリングツ1ノートに支承されている。糸供給ホイール20aは、糸接 触領域51を有している。糸接触領域は、閉じた円周面として形成されていて、 両側部がそれぞれ傾斜した糸到着領域52及び糸繰出し領域530に連なってい る。
従って、基本的に第7図と同様の形状をしている(第15図参照)。
軟性シャフト19.19a、19bは、ローラベアリング65を介してベアリン グプl/−)64に支承されている(第15参照)。同一の要素には同一の参照 符号を付して説明を省略する。
歯の付いたベルトプーリ63は、相対的な回転をしないように糸供給ホイール2 0aにしっかりと固定されている。軟性シャフト19.19a、19bには、そ れぞれ連結手段が連結ビン53により固定されている。糸供給ホイール20aは 、関連した軟性シャフト19a又は191)と同じ速度で口糸供給ホイール20 aの回転速度を選択的に変更可能な第14.15図に示す別の実施例では、第1 3図のような糸供給ユニットは、ハウジング状でリブを有するベアリングプレー ト64とこのベアリングプレートに一体的に接続されたホールダ18とで形成さ れている。この場合、2本の軟性シャツ)・19.19aは、ローラベアリング 66(第15図)を介してベアリングプl/−)64内に回転可能に支承されて いる。2本の軟性シャフト19.19aは、図示しない駆動源により異なる回転 速度で駆動される。駆動要素と1−で2個のギアホイール67.67aが設けら れている。両ギアホイールは、ローラベアリング66の内部リング内の/’%ブ 部68に支承されている。連結リング69は、両ギアホイールを軟性シャフト1 9.19aに連結して相互に相対移動しないように固定する機能を果たす。連結 リングは締め付けねじ70を有している。締め付けねじは、適切なねじ付ボア内 にねじ止めされて、ハブ部68の関連したボアを貫通して突出している。所望で あれば、このねじを保護真鍮又はアルミライチを介して軟性シャフト19.19 aて支承する。
両ギアホイール67.67aは直径が同じであり、両ホイールの軸はローラベア リング65を介I−でベアリングプレート64に支承されている軸60の周囲の 同一仮想円弧上にある。割出しレバー72は、軸60と共軸のベアリングプレー ト64のベアリングハブ71に枢着されている。この1ツバ−はスナップリング により軸方向に固定されており、一端にベアリングプレート64から突出してい る作動部73を、他端に回転可能に支承された中間ギアホイール74を有してい る。
このギアホイールは、ギアホイール67又はギアホイール67aに選択的に噛み 合わされる(第14図)。中間ギアホイール74は、軸60に取り付けられてい るクラウンギア75に永久的に噛み合っている。このクラウンギアは、軸60に 回転可能に支承されている共軸糸供給ホイール20aに連結することができる。
この連結は回転止めボルト76を介して両者が相対移動しないように固定される 。回転止めボルト76は、糸供給ホイール2Oa内で軸方向に平行に支承され、 圧縮ばね77の動作に抗して長手方向に移動可能に支承され、回転止め位置では クラウンギア75の対応するボアと噛み合う。
糸供給ホイール29aは、回転止めボルト76により相対的な回転をしないよう にクラウンギア75に連結された第15図に示す動作位と、調節などのために軸 上で自由に回転する非連結位置との間で軸60上を軸方向に移動可能である。
糸供給ホイール20aのこの両軸方向の位置は、糸供給ホイール20のハブ上に 位置するばね付回転止め79により決まる。この回転止め79は、軸60の周囲 に設けられた2個の回転止めグループ80の一つに選択的に係合する。
レバ一部73で割出しレバー72を動かすことにより、糸供給ホイール20aの 駆動は軟性シャフト19又は19aのいずれかに選択的に切り替わる。ホイール が非連結位置にあるときに、糸供給ホイール20aをクラウンギア75に再び連 結するには、ホイールを軸方向に押し戻して第15図の作動位置に配置するだけ で良い。回転止めボルト76は、最初に押し戻されるが、クラウンギア75が回 転するので、ボア78内に自動的に入り込み、糸供給ホイール20aとクラウン ギア75とが連結されて一緒に回転する。
第16図及び第17図に示す最後の別の例は、ベアリングプレートが2個のパー ツで形成されている点で第14図及び第15図の例と相違している。両軟性シャ フト1つ、19aは、一体的に形成されたホールダ18を支持しているベアリン グプレートの第1のパーツ64a上の同一の垂直面内で一方が他方の上方に位置 するように相互に離隔して回転可能にジャーナルで支承されている。シャフト1 9.19aは、スパーギア駆動ギアホイール67.67aを支承している。シャ フトとホイールは相互に相対的に回転しないように固定されて駆動要素を構成し ている。
第2ベアリングプレートパーツ64bは、この第1ベアリングプレートパーツ6 4aに支承されて、両ギアホイール67.67aを有する前記の面に平行に蟻ガ イド81により第16図及び第17図に示す両位置の間を移動可能である。
第15図のように、ベアリングプレートパーツ64bは、糸供給ホイール20a 及びクラウンギア75を既に述べたように備えている軸60を回転可能に支承し ている。
両作動位置のそれぞれで(第16.17図)、クラウンギア75は両駆動ギアホ イール67及び67aのいずれか一方と噛み合う。対応する位置は蟻ガイド81 の領域内の詳細には図示しないボール回転止め装置により決まる。
この実施例は、両回転速度量での前後への切り替え機構の設計が特に簡単である 。当然の事ながら、3本以上の軟性シャフト19.19a1・・・にも適用可能 である。駆動ギアホイール67.67 a、・・・はそれぞれの軸が同一の垂直 面上に配置される。
丸編み機の様々な応用において、異なる糸移動速度の選択的動作能(実際上は一 般に最高4個まで)が重要である。各糸移動速度用に別々の軟性シャフトを対応 する駆動源に関連付ける前記の可能性を除いても、関連した糸ホイール又は糸供 給要素に調節機を取り付けることにより、適切なコマンド、制御又は調節手段に より、糸使用ステーション毎に糸移動速度を変更することができる。このような 例は第18〜21図に示されている。
一般に、これらの図に示されている糸ホイールは、構造が既に述べた糸ホイール 20の実施例に等しいので、同−又は類似の要素には同一の参照符号を付して説 明を省略する。
糸供給速度を変更できるように、糸ホイールは有効直径が可変に構成されている ので、例えば、1:3:5の調節範囲で特定の糸供給速度に調節できる。
第18〜20図の実施例では、U字形状のワイヤフープ49は筒状のスリーブ5 8のリングフランジ57上をガイドされる。スリーブは軟性シャフト19に固定 されて一緒に回転する。ワイヤーフープの両並列レッグ49aは枢着スリーブ又 はブツシュ83内を長手方向に移動可能である。枢着スリーブ83は、回転軸に 平行なピボット軸84を中心に揺動可能である。フープレッグ49aは、直角に 曲げられた端部85を介してハブ48に両端部が支承されている。支承用にリン グフランジ50は収容ボア88を有している。ハブ48は、スリーブ58に回転 可能に支承されており、端部でスリーブ58にねじ止めされている締付はリング 89によりスリーブに固定されて、スリーブと共に回転する。
第20図から明らかなように、U字形状のフープ49はハブ48の回転軸に対す る正割面内に位置している。一旦締付はリング89か緩められて、ハブスリーブ 48がスリーブ58に対して回転移動すると、フープ49は、フープレッグ49 aが枢着スリーブ83内を移動可能に案内されるので、傾斜して半径方向の長さ が変化する。従って、糸接触領域51が位置する円形状の通路のサイズが変化す る。
既に述べたように解除可能な連結装置を介してハブ48をスリーブ58に接続し て、糸ホイールと軟性シャフト19とを選択的に連結したり連結を解除したりす ることができる。
有効直径の調節範囲を制限する2種類の状態を第19図及び第20図に示す。
第18〜20図を参照して説明した実施例では、糸供給ホイールの有効直径の変 更は装置が制止しているときにのみ可能であるが、完全性のために、操作中に直 径を変更することも当然可能である。この点は、弾性高分子の糸の場合は特に重 要である。
軟性シャフト19の回転速度を一定にして、糸供給速度を無限に変化させること が第21図に示されている。概略はU字形状のフープ49に類似している糸ホイ ールの糸接触領域の有効外側直径は一定に保たれるが、それでも実際の糸ホイ− ルは無限に調節可能な摩擦ホイールギアを介して軟性シャフト1つに連結されて いる。これにより糸ホイールの回転速度を自由に変更することができる。
ホールダ18に接続されている固定ベアリング要素90(第21図)には、円形 リングディスク91が垂直方向1手堅固に固定されている。そのボア内には軟性 シャフト19と共軸なコマンド、コントロール、又は調節ホイール93が筒状延 長部により回転可能に支承されている。調節ホイール93は、相対的な回転をし ないように筒状延長部に固定されたビベルギア94を有している。軟性シャフト 19を囲むスリーブ95は、調節ホイール93のボア内に補助的に支承されてい る。主要ベアリングポイントは、固定アーム97′を介してリングディスク91 にしっかりと固定されている共軸ハウジング97内に位置している。スケールリ ング96、即ち、目盛りの付いたリングは、調節ホイール93に回転可能に支承 され、固定ねじ970により固着されている。
半径方向に配置された3本の軸方向のピン98は、相互に120°だけ離隔して いることが好ましく、ハウジング97にしっかりと連結されている。中空のスピ ンドル99は軸方向のピン98により回転可能に支承されており、ビベルギア9 4に係合しているビベルギア100に−4が相対的に回転しないように固定され ている。中空のスピンドルはスピンドルナツト101にも係合している。摩擦ホ イール103はボールベアリング102を介してこのスピンドルナツトに回転可 能に支承されている。摩擦ホイール103は、プレッシャーディスク113と協 働する摩擦ライニング104を有している。
ベアリングディスク105も各軸方向のピン98の端部に軸方向に固定されて装 着されている。ビベルスパーギア107か摩擦ホイール103と共軸のベアリン グディスク105にボールベアリング106を介して回転可能に支承されている 。ビベルスバーギア107は相対的に回転しないように端部に取り付けられてい る並列ピン108を介して摩擦ホイール103に連結されている。並列ピンは摩 擦ホイール103の対応する大径貫通ボアに係合する。ハウジング97に取り付 けられている固定ピン110によりベアリングディスク105は回転しない。
3個の軸方向のピンに前記のように関連したビベルスバーギア107は、コモン プレートホイール111に係合する。
コモンプレートホイールは軟性シャフト1つの回転軸に平行な軸を有するボール ベアリング112を介して圧力ディスク113の対応するベアリング部に回転可 能に支承されている。
圧力ディスクは環状ディスクとして形成されている。圧力ディスク113は、相 対的な回転をしないが、スプライン及びリングフランジ114を介してスリーブ 95の筒状延長部上を軸方向に移動できるように固定されている。ベアリングリ ング116も回転軸に平行な軸を有するボールベアリング115を介して圧力デ ィスク113に回転可能に支承されている。このベアリングリング上に、外形が 第7図のフープ49の形状に相当するフープ49又はこの場合にはシートメタル かプラスチック回転体490がベアリングリング116と共に回転するようにそ の一端が固定されている。この回転体490は、既に延べた効果を有する制限傾 斜の他に、糸接触領域51及び到着傾斜52を有している(第7図)。回転体4 90の側面に位置するキャッチ117は、固定ピン118の適切な軸方向の作用 により、プレートホイール111に一定の間隔を置いて穴の開けられたリングの 適切なボア119に係合して、実際の糸ホイールを形成する回転体490とプレ ートホイール111との間の相対的回転を固定する連結が達成される。
スリーブ95の筒状延長部にねじ止めされている制御リング120は、ばねプレ ートパッケージ121.122及び両パッケージ間に位置するリングフランジ1 14を介して、圧力ディスク113を軸方向に付勢して摩擦ホイール103に向 かって移動させる。
以上に述べた糸供給ホイールは次のように作動する。
キャッチ117が所定位置に嵌まり込んで回転体490とプレートホイール11 1との相対的回転を阻止する接続が達成されると、軟性シャフト19の回転運動 により糸ホイールの回転体490が駆動される。このとき回転体の回転速度は、 軟性シャフト19の回転軸に対する摩擦ホイール103の半径方向の位置により 決まる。
ディスク113を駆動し、圧力ディスクは摩擦ホイール103を駆動する。摩擦 ホイール103の半径方向の位置は最初の設定に従って決まる。摩擦ホイール1 03は回転軸から半径方向に離隔した距離に応じた回転速度で軸方向のピン98 を中心に回転する。両者は平行なピン108により相対的な回転が阻止されるよ うに連結されているので、ビベルスパーギア107は軸方向のピン98と同じ回 転速度で回転する。軸方向のピン98はプレートホイール]11及び回転体49 0を対応する回転速度で駆動する。
この摩擦ホイールギアのギア比を変更するには、制御ホイール93だけを回転さ せれば良い。制御ホイールはビベルギア100及びビベルギア94を介I−でね じ付スピンドル99を回転させる。その結果、スピンドルナツト101は摩擦ホ イール103と共に軟性シャフト19の回転軸に対して同一の回転量だけ内側又 は外側に向かって半径方向に移動する。
これにより3個の摩擦ホイール103が回転軸から半径方向に均一に移動するの で、調節を開始する前に連結が解除されているキャッチ117がプレートホイー ル111に円を描くように形成されているボア119の一つに再係合して1、新 たに設定された回転速度のギア比が有効になる。スケールリング96により、一 旦設定されたギア比を繰り返して設定することができる。以上に述べた回転速度 の調節は糸供給装置を停止してからでも、或いは稼働中にでも実施することがで きる。
別の新規な糸供給システムを第22.23図に示す。この例では、適切な糸巻き を糸ホイール20に永久的に維持して糸をスリップさせずに供給するのではなく 、第23図に130として一点鎖線で示した糸パツケージボディーの周囲から糸 25を継続的に引き出している。
この実施例では、糸供給ユニット17aは、第1図の丸編み機の各編み物フィー ドで支持リング16に位置している。
各糸供給ユニットは実質的にフレームのようなホールダ180を有している。ホ ールダは、相互に離隔して平行に延びて横断バー131により離隔関係が維持さ れている2本のアーム39aを有している。支持アーム39aは第3図に基づく 締付は装置27を有しており、平行に並んで延びる2本の軟性シャフト19.1 9aを支承している。両シャフトは同じ回転速度で同じ回転方向に駆動される。
両軟性シャフト19.19aは、第2図と同じように機械の周囲を環状に延びて いて、それぞれの両端は無限調節ギア22に接続されている。
軟性シャフト19.19aには2本の管状セグメント200が一緒に回転するよ うに固定されて装着されている。
両セグメントは、相互に平行に位置し、両支持アーム39a間に相互に離隔して 配置されて糸パツケージボディー130を形成する糸供給要素として機能する。
両糸供給要素200の軸方向の長さは、糸パツケージボディー130の軸方向の 長さよりも幾らか長い。支持アーム39aに形成されている制限止め132は、 糸パツケージボディー130が不意にホールダ180から飛び出すことを防して いる。
両支持アーム39aは両軟性シャフト1つ、19aの辺りでは第4図のように2 つの部分で形成されている。上部は一方のハーフボックスであり、参照符号44 て示す。軟性シャフト1つ、19aは、下部のハーフボックス43で直に支承す るようにしても良いし、図示のように軟性シャフトのベアリングポイントの辺り に別個のベアリングブツシュ又はローラベアリング46を装着しても良い。
以上の説明では両軟性シャフト19.19aは別個のギアにより駆動されるもの と仮定している。しかしながら、必ずしもそのようにしなければならない訳では ない。ここに述べた実施例は修正することかできる。例えば、駆動される軟性シ ャフト19を1個にして、他方の駆動ローラの駆動を省略するか、小さなベルド ライブかギア連結を用いて軟性シャフトから駆動力を派生することができる。こ の場合、所望ならば第2の軟性シャフト19aを省略することができる。管状の セグメント200の代わりに両支持アーム39aに回転可能に支承されたローラ を用いても良い。
両軟性シャフト1つ、19aの一方又は両方を駆動源に接続され、第3図に示し た種類の糸供給ユニットを駆動する更に別の軟性シャフトにより駆動することも てきる。
以上に述べた実施例総べてにおいて、軟性シャフト19.19a、19bはそれ ぞれが単一要素、即ち、1個として示されている。これは最も簡単な実施例であ る。1本の軟性シャフトを複数個の要素で構成することもできる。個々の要素は 連結スリーブで相互に連結される。この例は第10図に示されている。同図では ギア22に隣接して連結スリーブが135として示されている。これらの連結ス リーブは、136で示す連結ねじにより軟性シャフト19.19a119bの挿 入端に固定されて軟性シャフト共に回転する。しかしながら、例示した実施例で は、軟性シャフトの端部に簡単なプラグ接続により連結スリーブ13に回転可能 に連結される挿入可能な連結器を設けることもできる。スプラインなどはプラグ 連結要素に相応しい形状にする。この関連で、各糸供給要素20.200は関連 した支持アーム39.39a又はホールダ18に軸が支承され、前記のプラグ連 結により軟性シャフトとの連結を達成することができることに注意されたい。こ のようにすることにより、必要なときに、糸供給要素の組み立て及び取り替えが 容易になる。
別の構成でも糸供給要素の組み立て及び取り替えを容易にすることができる。即 ち、糸ホイール20のハブ48を第9図の点線のように分割し、2個のハーフボ ックスを136で示すねじで相互に連結する。このようにして、軟性シャフト自 体を除去することなく糸ホイール20を軟性シャフトから除去することが可能と なる。
更に、軟性シャフト19.19a、19bは、軟性シャフトに装着されている総 べての糸供給要素20.200に正確な位相固定糸供給を保証するために本来的 にプレストレスされた糸供給ユニット17を示す。この糸供給ユニットは基本的 な設計は第14.15図の実施例に類似しているが、軟性シャフト19が回転し ている間に糸供給ホイール20aの連結及び連結の解除を選択することができる 。既に述べた要素と同一の要素には同一の参照符号を付して説明を省略する。
ホールダ18と一体に具体化されたベアリングプレート64は、軟性シャフト1 9用にたった一つのベアリングポイントのみを有している。このベアリングポイ ントは、ローラベアリング66により形成されている。ローラベアリングの内側 のリングには、駆動要素を形成するベアリングスリーブ135が装着されている 。このスリーブは軟性シャフト19上をスリップし、連結リング69(第15図 )及び締付けねじ70を介して相対的に回転しないように軟性シャフトに固定さ れる。ベアリングスリーブ135は相対的な回転をしないようにベアリングスリ ーブに固定された連結ディスク136を有している。糸供給ホイール20aもこ のディスク136に回転可能に支承されている。糸供給ホイールは、ベアリング スリーブ135の環状グループ137に係合するアラインメントビン138によ り軸の回りに固定されている。
連結リング140は糸供給ホイール20aの共軸アラインメント延長部13つに 軸方向に移動可能に支承され、軸方向に移動可能でトングとグループとの連結1 41を介して相対的な回転が阻止されているアラインメント延長部139に連結 されている。連結リング140は連結ディスク136に向かった側に一組の半径 方向の爪歯142を有している。この歯は連結リング136の対応する一組の歯 と係合したり係合が解除されたりする。相対的に回転しないように糸供給ホイー ル20aに連結されているカバーディスク143は、ベアリングプレート64の 対応する環状延長部144に着座して、実質的に埃が付かないように連結リング 40を収容する空間を規定している。
この空間では、シャフト146により、U字形状の連結フープ147は、ノーズ ばね148の作用に逆らって2個のベアリングジャーナル145に枢着されてい る(第26図)。
フープ147は2個の共軸駆動ピン149を有している。両駆動ビンは連結リン グ140の環状溝に遊びを持って係合する。連結フープ145には作動シャフト 154のクランク状部153と協働する作動クランク151が固定されている。
クランク状部は、ベアリングプレート64のベアリング部に相当する155で回 転可能に支承されており、端部にベアリングプレートから突出するターニングハ ンドル156を有している。
通常の動作状態では、連結リング140は相対的な回転をしないように爪連結歯 142を介して連結ディスク136に連結されているので、糸ホイール20aは 相対的な回転をしないようにトングとグループとの連結141を介してベアリン グスリーブ13うに、従って、軟性シャフト19に連結されている。クランク部 153がターニングハンドル156の作動により第25図の視点から時計と反対 方向に旋回すると、連結フープも第25図に示すように時計と反対方向に旋回す るので、連結リング140は連結ディスク136との係合がはずれて、糸ホイー ル20aの固定が解除される。作動クランク151に設けられている回転止め凹 所157はターニングハンドル156の作動により連結が再び係合されるまで、 作動シャフト154を連結解除の位置に保持する。
適切なボアを介して外部から接近可能で、ばねにより付勢することもできるアラ インメントビン138が一度解除されると、糸供給ホイール20aも軸方向に引 っ張られてベアリングスリーブ135から離れる。
カバーディスク143に位置するスイッチ159は、連結フープ147の移動位 置を関知する。例えば、電気設備30内に設けられてその時点での連結の作動状 体を示すランプ160を始動する。
第24図から、糸挿入口35及びディスクブレーキ36は、アーム161を介し てベアリングプレートに固定されている。
挿入口センサアーム31及び出口センサアーム32も示されている。関連した糸 モニタはカバープレート143で囲まれた空間内に収容されている。2個の8口 37.38(第3図)は対応する出口フック37 as 38 aに置き換えら れている。
両出ロフックの間で、出口センサアーム32は開いた重大162に到達すること ができる。糸出口センサアーム32は、糸の張力に応じて第24図に点線で示す 2か所の制限位置を占めることができる。第1の位置は動作位置で、第2の位置 は、例えば、糸が切れたりした際に、糸モニタが停止信号を出す停止位置である 。
特表千3−501633 (14) ♀ Cつ の ト 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転可能に支承され、周囲で糸を供給し、環状に位置するシャフトを介して 駆動源に接続されて回転する糸供給要素を少なくとも1個有し、織機や編み機特 に丸編み機に用いられる糸供給システムにおいて、 環状のシャフトは間隔を置いて支えられている少なくとも1個の軟性シャフト( 19、19a、19b)を有しており、このシャフトには糸供給要素(20、2 00)又は駆動要素(58、61、67、135)が取り付けられていることを 特徴とする糸供給システム。 2.丸編み機と共に用いられると、軟性シャフト(19、19a)は針シリンダ (6)の軸と共軸な円弧上に位置し、間隔を置いてベアリングポイント(39、 39a)で機械フレームに支承されることを特徴とする請求項1に記載の糸供給 システム。 3.軟性シャフト(19)は単一の要素であることを特徴とする請求項1又は2 に記載の糸供給システム。 4.軟性シャフト(19、19a、19b)は多重要素であり、要素間に接続手 段を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の糸供給要素。 5.軟性シャフト(19、19a、19b)は本質的にプレストレスが施されて いることを特徴とし、先行する請求項のいずれか一つに記載の糸供給システム。 6.糸供給要素(20、200)は、軟性シャフトに取り付けられている駆動要 素(61)に接続されて駆動されることを特徴とする請求項6に記載の糸供給シ ステム。 7.糸供給要素(20、200)は軟性シャフト(19、19a、19b)か軟 性シャフトに取り付けられて一緒に回転する駆動要素(58)のいずれかに取り 付けられ、関連した連結手段(55、56)により軟性シャフトに選択的に接続 可能であることを特徴とする請求項1に記載の糸供給システム。 8.連結手段は軟性シャフト(19、19a、19b)の回転とは独立に作動す ることを特徴とする請求項7に記載の糸供給システム。 9.少なくとも1個の糸供給要素(20、200)は分割可能なベアリング手段 (48)を有しており、このベアリング手段により糸供給要素が軟性シャフト( 19、19a、19b)か軟性シャフトに取り付けられている要素(58)に取 り付けられることを特徴とし、先行する請求項のいずれか一つに記載の糸供給シ ステム。 10.少なくとも1個の糸供給要素は糸ホイール(20)又は糸ドラムとして形 成されており、その周囲には糸(25)が巻き付けられ、この巻き付けられた糸 に糸供給要素(35、36、37、38)が関連付けられて、糸供給要素により 糸の供給及び繰出しが実質的に正接でなされることを特徴とし、先行する請求項 のいずれか一つに記載の糸供給システム。 11.少なくとも1個の糸供給要素(20、200)は、少なくとも1本の軟性 シャフト(19、19a、19b)用のベアリング(39、39a)を有してい る糸供給要素(17、17a)の一部であることを特徴とし、先行する請求項の いずれか一つに記載の糸供給システム。 12.糸供給要素(17)は、糸供給要素(35−38)及び糸の移動を監視又 は制御する装置(31、32)あるいはそのいずれかを有していることを特徴と する請求項11に記載の糸供給システム。 13.各糸供給ユニット(17、17a)は、糸供給要素(20、200)を支 える固定装置(27)付ホールダ(18)を有していることを特徴とし、先行す る請求項のいずれか一つに記載の糸供給システム。 14.1本又は複数本の軟性シャフトは、ホールダ(18)又はベアリング要素 (39、39a)を有する少なくとも1個の支持体により支持され、ギア手段( 61−63)を介して関連した糸供給要素(20、200)に連結されているこ とを特徴とする請求項6及び13に記載の糸供給システム。 15.調節手段(89、93)は少なくとも1個の糸供給要素(20、200) に関連しており、調節手段により所定の調節範囲内で単位時間当りに供給される 糸の量を個々に変更することが可能であることを特徴とし、先行する請求項のい ずれか一つに記載の糸供給システム。 16.調節手段は、糸供給要素(20)の有効外径を少なくとも糸接触領域(5 1)で変更する装置(89、83、88)を有していることを特徴とする請求項 15に記載の糸供給装置。 17.調節手段はギア比を変えることのできるギア手段(第21図)を有してい ることを特徴とする請求項15又は16に記載の糸供給システム。 18.調節手段は糸供給要素(20、200)が回転している最中に始動可能で あることを特徴とし、先行する請求項のいずれか一つに記載の糸供給システム。 19.少なくとも1個の糸供給要素は、周囲に装着された糸パッケージ体(13 0)を摩擦により駆動する駆動ローラ(200)として形成されていることを特 徴とする請求項1に記載の糸供給システム。 20.軟性シャフト(19、19a)に直に固定されている管状の駆動ローラ( 200)は、両端部がホールダ(18)又はホールダに接続されている部分(3 9a)に支承されていることを特徴とする請求項19に記載の糸供給システム。 21.軟性シャフト(19、19a)用の支持及びベアリング要素(39、39 a)を据え付け用に少なくとも1本有していることを特徴とし、先行する請求項 のいずれか一つに記載の糸供給システム。 22.支持及びベアリング要素(39、39a)は、軟性シャフト(19、19 a)を受容してベアリングポイントを形成するベアリング手段(43、46)を 有していることを特徴とする請求項21に記載の糸供給システム。 23.支持及びベアリング要素(39、39a)は、軟性シャフト(19、19 a、19b)の少なくとも近傍が2個の部品から成ることを特徴とする請求項2 1又は22に記載り糸供給システム。 24.支持及びベアリング要素は支持アーム(39、39a)を有しており、支 持アームは編み機の据え付け支持リング(16)に取り付けられる固定手段(2 7)を支持していることを特徴とし、先行する請求項のいずれか一つに記載の糸 供給システム。 25.糸供給要素(20、200)及び駆動要素(58、61)又はそのいずれ かを有している並列な軟性シャフト(19、19a)を複数本備え、各要素は対 応する駆動源(22)により異なる回転速度で駆動されることを特徴とし、先行 する請求項のいずれか一つに記載の糸供給システム。 26.少なくとも2個の駆動要素の内の一つに選択的に接続されて駆動される少 なくとも1個の糸供給要素(20、200)を有していることを特徴とする請求 項25に記載の糸供給システム。 27.軟性シャフト(19、19a、19b)は、ベアリングの一部である保護 スリーブ(47)により少なくとも一部が囲まれていることを特徴とし、先行す る請求項のいずれか一つに記載の糸供給システム。 31.軟性シャフト(19、19a)は両端部が駆動源(22)に接続されてい ることを特徴とし、先行する請求項のいずれか一つに記載の糸供給システム。 29.駆動ローラ(200)又は駆動ローラに関連した軟性シャフト(19、1 9a)は、駆動源に接続されていて少なくとも1個の別の糸供給要素(20)を 選択的に支承する更に別の軟性シャフトに接続されていることを特徴とする請求 項19に記載の糸供給システム。 30.軟性シャフト(19)用のベアリングポイントは、糸供給要素(20)用 のベアリングポイントをも同時に形成することを特徴とする請求項11に記載の 糸供給システム。 31.少なくとも1個の糸供給要素(20、2a)及びこの又はこれらの糸供給 要素に接続されてこれ又はこれらを駆動する1個の駆動要素(135)を回転可 能に支承しているベアリング手段(64)を有しており、駆動要素が軟性シャフ ト(19)に連結されるように配置されていることを特徴とし、先行する請求項 のいずれか一つに記載の糸供給システムに用いられる糸供給ユニット。
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