JPH03500Y2 - - Google Patents

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JPH03500Y2
JPH03500Y2 JP1982119103U JP11910382U JPH03500Y2 JP H03500 Y2 JPH03500 Y2 JP H03500Y2 JP 1982119103 U JP1982119103 U JP 1982119103U JP 11910382 U JP11910382 U JP 11910382U JP H03500 Y2 JPH03500 Y2 JP H03500Y2
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JP
Japan
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valve
valve shaft
bearing
exhaust
butterfly valve
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JP1982119103U
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JPS5924946U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関、殊に車両用デイーゼル機関
における排気ブレーキ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
排気ブレーキ用弁としてバタフライ弁を用いた
従来の排気ブレーキ装置では、バタフライ弁の径
を排気管内径より小さくし、回転スペースを採つ
ているほか、弁板の側端面を管内壁面に突き当て
てシールしているため、構造上、排ガスの逃げを
完全に防止できなかつた。更に排ガスの圧力は弁
の密閉度を妨げる方向に作用している(実開昭54
−90523号公報参照)。斯様なことから十分な排気
ブレーキの効きを期待するることはできなかつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は前記のような事情から、バタフライ弁
の密閉度を排ガスの圧力を利用して高める所謂セ
ルフシーリング効果を発揮せしめることにより排
気ブレーキの効きを高めんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の排気ブレーキ装置は、排気管途中に管
内径を拡開して設けた排気ブレーキケース内に連
続した単一の段部を形成し、該ケースに回動自在
の軸受を設け、該軸受の偏心位置に弁軸を回動自
在に支承し、該弁軸にバタフライ弁を固着し、前
記軸受と弁軸をそれぞれ回動せしめる弁軸移動用
と弁軸旋回用の各エアシリンダを備え、弁軸旋回
用エアシリンダに連絡したワイヤーロープによ
り、弁軸に連結したリターンスプリング付レバー
を回動し、弁軸移動用エアシリンダにより、、リ
ターンスプリング付ラツクピニオンを回動し、弁
軸の移動とともに弁軸を偏心して回動するように
し、まず、バタフライ弁を旋回して排気通路を絞
り、次に弁軸を移動させてバタフライ弁の受圧部
と反対側の弁板面をケースの段部に接触せしめて
排気通路を閉塞・密閉することを特徴とする。
軸受を回動せしめる駆動手段としては、軸受に
ピニオン部を設けた該ピニオン部と噛合うラツク
から成るラツク・ピニオン機構が好適である。あ
るいはピニオンとインナギヤとの組合わせにして
もよい。さらに、、弁軸を定位置にて旋回せしめ
る手段と、この弁軸をスライド溝に沿つて移動せ
しめる手段とで構成することもできる。
〔実施例〕
排気管1の途中に管内径をやや拡開して、連続
した単一の段部2aを形成した排気ブレーキケー
ス2を設け、このケース内にバタフライ弁3を弁
軸4に己着して設け、弁軸4の両端はピニオン部
5aを有する軸受5と軸受6のそれぞれの偏心し
た位置に通して回動自在に支承されている。弁軸
4の一端部にはレバー7が連結しあり、このレバ
ー7をワイヤーロープ8を介して弁軸旋回用エア
シリンダ9に連絡してある。このシリンダ9でレ
バー7を矢印a方向に引くと、バタフライ弁3が
弁軸4周りで矢印b方向に旋回して排気通路を絞
る。
この場合、レバー7はリターンスプリング10
に抗してストツパー11から離れる。弁軸旋回用
のエアシリンダ9の位置を変えてレバー7を押す
ことによりバタフライ弁3を旋回せしめることも
できる。
軸受5のピニオン部5aはラツク12と噛み合
つていて、ラツク12を弁軸移動用エアシリンダ
13に連結してある。シリンダ13が作動する
と、ラツク12がラツクガイド14に沿つて移動
してピニオン部5aを回転せしめ、軸受5は回転
中心Oの周りに矢印C方向に回転する(第2図
イ)。弁軸4が第2図イの位置から約90゜回転せし
められると第2図ロの状態になる。軸受5がさら
に矢印d方向に回転するとバタフライ弁3も下方
(矢印e方向)へ移動せしめられる。弁軸4が第
2図イの位置から約180゜回転せしめられた第2図
ハの位置まで移動したときにバタフライ弁3の受
圧面と反対側の弁板面3aはケース2の段部2a
に接触して排気通路を閉塞する。本実施例では軸
受5のみにピニオン部5aを設けたものを示した
が、軸受6を一層円滑に回動させるためには軸受
6にもピニオン部を設け、ラツク12と同様なラ
ツクをこれと噛み合わせればよいことはもちろん
である。
バタフライ弁3を開く場合には、リターンスプ
リンク15を介してラツク12が戻る時バタフラ
イ弁3を横方向にずらすことにより、排気ガスを
漏し、その後は自由状態となるので、各リターン
スプリング10,15の復帰力により開放位置に
戻る。バタフライ弁3の開放がスムーズでない場
合、軸受切り欠き部16によりレバー7を押し戻
せばよい。
エアシリンダ9,13の作動順序の一例を示せ
ば、第1図の如く、アクセルSW17、クラツチ
SW18、排気ブレーキSW19がともにONにな
ると、制御指令回路20の出力信号によりエア切
換弁21が開き、エア供給源22からエアが一方
のシリンダ9には直接流入し、他方のシリンダ1
3には遅延回路23を経て流入する。
〔考案の効果〕
本考案はバタフライ弁3の弁軸4の軸受5の偏
心位置に回動自在に支承して、軸受5を回動せし
めることにより弁軸を移動させてバタフライ弁3
の受圧面と反対側の弁板面3aを連続した単一の
段部2aに接触する位置まで移動させる構成を採
ることにより、バタフライ弁3の全面が有効受圧
面積として働くことが可能になり、その結果バタ
フライ弁3が受ける排気ガス圧力により十分に強
大な押圧力によりバタフライ弁3はケース2の段
部2aに押しつけられて所謂セルフシーリングの
効果が得られる。この効果により機関回転速度が
低い場合にも排気管内圧力を高く保つことができ
常に安定した排気ブレーキの効きを発揮し、延い
てはエンジンブレーキ能力を向上せしめることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示すもので第1
図は全体図、第2図はケースの断面図であり、第
2図イ,ロ,ハは軸受が回動するに伴つてバタフ
ライ弁の位置が移動して行く状況を示しており、
第3図は主要部の断面図、第4図は軸受部の側面
図である。 1…排気管、2…排気ブレーキケース、2a…
段部、3…バタフライ弁、3a…弁板面、4…弁
軸、5…軸受、5a…ピニオン部、7…レバー、
9…弁軸旋回用エアシリンダ、12…ラツク、1
3…弁軸移動用エアシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気管途中に管内径を拡開して設けた排気ブレ
    ーキケース内に連続した単一の段部を形成し、該
    ケースに回動自在の軸受を設け、該軸受の偏心位
    置に弁軸を回動自在に支承し、該弁軸にバタフラ
    イ弁を固着し、前記軸受と弁軸をそれぞれ回動せ
    しめる弁軸移動用と弁軸旋回用の各エアシリンダ
    を備え、弁軸旋回用エアシリンダに連絡したワイ
    ヤーロープにより、弁軸に連結したリターンスプ
    リング付レバーを回動し、弁軸移動用エアシリン
    ダにより、リターンスプリング付ラツクピニオン
    を回動し、弁軸の移動とともに弁軸を偏心して回
    動するようにし、まず、バタフライ弁を旋回して
    排気通路を絞り、次に弁軸を移動させてバタフラ
    イ弁の受圧面と反対側の弁板面をケースの段部に
    接触せしめて排気通路を閉塞・密閉することを特
    徴とする排気ブレーキ装置。
JP11910382U 1982-08-05 1982-08-05 排気ブレ−キ装置 Granted JPS5924946U (ja)

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JP11910382U JPS5924946U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 排気ブレ−キ装置

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JP11910382U JPS5924946U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 排気ブレ−キ装置

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JPS5924946U JPS5924946U (ja) 1984-02-16
JPH03500Y2 true JPH03500Y2 (ja) 1991-01-10

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JP11910382U Granted JPS5924946U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 排気ブレ−キ装置

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JPS5490523U (ja) * 1977-12-09 1979-06-27

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JPS5924946U (ja) 1984-02-16

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