JP3126151B2 - 排気ブレーキ装置 - Google Patents

排気ブレーキ装置

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JP3126151B2
JP3126151B2 JP02413294A JP41329490A JP3126151B2 JP 3126151 B2 JP3126151 B2 JP 3126151B2 JP 02413294 A JP02413294 A JP 02413294A JP 41329490 A JP41329490 A JP 41329490A JP 3126151 B2 JP3126151 B2 JP 3126151B2
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にトラック或いは
バス等の大型車輛において、排気管の途中に介在連設し
て急降坂時に排気ガスの排気流通路を閉塞して車輛に制
動効果を附与するようにした排気ブレーキ装置の構造の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスライド式排気ブレーキ
装置としては、図5にその縦断面をもって例示するよう
に、両側端部を排気管との連結壁部11′,11″とす
る排気流通路12の略直角方向に、板状の弁部材13の
往復作動路14を連通した排気ブレーキの本体ハウジン
グ11の該往復作動路の前記弁部材13を内装し、該弁
部材を、往復作動路14の端部に連設したエアーアクチ
ュエータ装置15との隔壁部を貫通して突出した該エア
ーアクチュエータ装置側のピストン桿16先端部に係着
させて構成していた。尚17は排気流通路12の閉路時
に、弁部材13の背面と当接係合する本体ハウジング1
1側の座面、18は前記弁部材13に掛合するブロック
部材に係着された補助弁13′によって開閉される弁部
材13の底壁部に貫設した排圧調整孔であり、図示の矢
印は排気ガスの流れの方向を示すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
エアーシリンダ装置側のピストン桿の先端部附近に、弁
部材を係着させて排気流通路での開閉作動をピストン桿
の上下方向への移動によって行なわしめる構成では、ピ
ストン桿が常に弁部材の上流側、即ち高圧側にあるため
弁部材と補助弁部材の摺擦部やエアーシリンダ装置等に
排気ガスが侵入するので装置としての寿命が概して短
く、また排気管を開閉する口径を有する弁部材が上下す
る往復路及び該弁部材に直結し、前記往復路以上のスト
ロークを有するエアーシリンダ装置とにより、大きな空
間が必要となると共に、排気ブレーキ装置の取付け位置
を予め選定しなければならず、前記弁部材がエアーシリ
ンダ装置と直結しているため該エアーシリンダ装置に熱
伝達に伴う劣化があり、これによっても寿命が短くなる
等の問題点があった。
【0004】従って本発明は、このような従来の前記問
題点を極めて効果的に解決するために、ブレーキ装置の
弁部材の開閉に必要なエアーシリンダ装置のようなアク
チュエータ、即ち駆動装置を排気ブレーキとは別に、自
由な場所に配置できるようにすると共にブレーキ装置自
体を小型にし、長寿命を有する排気ブレーキ装置を提案
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、排気管の途中に介在連設し、排気ガスの排気
流通路を閉塞して車輛に制動効果を附与する排気ブレー
キ装置において、ブレーキ装置の連設部に当る一組の管
継手の下流側端部に排気ガスの閉塞壁を設けると共に、
その中心に回転軸を取付け、かつ前記閉塞壁の外周部に
複数個の開口部を設けて弁座を構成するとともに、前記
閉塞壁の排気ガス流入側には前記複数個の開口部と相対
する位置に、略同じ大きさの開口部を有し、かつ前記閉
塞壁に面する側面に逃げ部を設けた板状の弁部材を配設
して前記回転軸に固定し、該回転軸を外部に設けた駆動
部により回動することにより前記弁部材を回転させて前
記開口部を同時に開閉できるよう構成し、また前記板状
の弁部材あるいは閉塞壁のいずれか一方に穿設された逃
がし孔をさらに設けた排気ブレーキ装置を特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】本発明は、排気管の途中に介在連設し、排気ガ
スの排気流通路を閉塞して車輛に制動効果を附与する排
気ブレーキ装置において、弁部材を回転することにより
排気流通路を開閉できるようにしたので、適当な位置に
駆動軸を取出し、駆動部を外部の適当な位置に配置して
弁部材を動作させることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明装置の一実施例を示す開口状態
の平面図、図2は図1のA−A断面矢視図、図3は図2
のB−B断面矢視図、図4は全体平面図である。図2に
示すように、1、1′はブレーキ装置の連設部に当る一
組の管継手で、排気ガスの下流側の管継手1′の端部に
は排気ガスの閉塞壁2が設けられ、その中心部に回転軸
3が取付けられる。また閉塞壁2の外周部には複数個の
開口部4を設けて、いわゆる弁座を構成しておく。次
に、前記閉塞壁2のガス流入側には、前記複数個の開口
部4と相対する位置に、同じ大きさの開口部5及び回転
軸3周辺のボス部と外周縁部を除き閉塞壁2との回転摩
擦抵抗を減少させるための逃げ部5′を有する板状の弁
部材6を設け、前記回転軸3に固定し、この弁部材6を
回転することにより弁座の開口部4と弁部材6の開口部
5とが一致して排気流通路が全開し、また反対に回転す
ることにより開口部4が弁部材6の開口部5以外の部分
で密閉できるようになっている。なお弁部材6は椀状に
して、開口部5の外周のみで弁座と密着せしめるように
してもよい(図2参照)。7は逃がし孔で、弁部材6
(図示参照)又は閉塞壁2のいずれか一方に穿設され、
弁部材6が開口部4を密閉した時でも、エンジンが停止
しないようにガスの一部を逃がすようになっている。な
お、図には示さないが弁部材6は開口部4が全開した
時、停止するようストッパーが設けてある。
【0008】回転軸3にはかさ歯車8を介して軸部を管
継手1′の外部に導き、図4に示す通り、例えばシリン
ダ10等のアクチュエータの往復運動をレバー11を介
して駆動軸9に伝えかさ歯車8を回動せしめるか、或い
は図には示さないがロータリアクチュエータによりトル
クチューブを介して直接回転軸3を回動せしめるように
してもよい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排気ブレ
ーキ装置は弁部材を作動させる駆動軸及びこれを駆動す
るアクチュエータが排気ガスの流通路の外部にあるため
装置としての寿命が長いのみならず、アクチュエータに
熱伝達がないため熱劣化を防止でき、更に従来のような
弁部材の往復路を必要とせず、弁部材を回動させる駆動
部を任意の位置に配置して駆動できるので、組立てが容
易で装置全体を小型化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明排気ブレーキバルブの一実施例を示す開口
状態の平面図、図2は図1のA−A断面矢視図、図3は
図2のB−B断面矢視図、図4は全体構成の側面図、図
5は従来例に係る要部の一部切欠き断面図である。
【符号の説明】
1 管継手 2 閉塞壁 3 回転軸 4、5 開口部 6 弁部材 7 逃がし孔 9 駆動軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管の途中に介在連設し、排気ガスの
    排気流通路を閉塞して車輛に制動効果を附与する排気ブ
    レーキ装置において、ブレーキ装置の連設部に当る一組
    の管継手の下流側端部に排気ガスの閉塞壁を設けると共
    に、その中心に回転軸を取付け、かつ前記閉塞壁の外周
    部に複数個の開口部を設けて弁座を構成するとともに、
    前記閉塞壁の排気ガス流入側には前記複数個の開口部と
    相対する位置に、略同じ大きさの開口部を有し、かつ前
    記閉塞壁に面する側面に逃げ部を設けた板状の弁部材を
    配設して前記回転軸に固定し、該回転軸を外部に設けた
    駆動部により回動することにより前記弁部材を回転させ
    て前記開口部を同時に開閉できるよう構成したことを特
    徴とする排気ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 板状の弁部材あるいは閉塞壁のいずれか
    一方に穿設された逃がし孔をさらに設けたことを特徴と
    する請求項1記載の排気ブレーキ装置。
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