JPH0128280Y2 - - Google Patents

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JPH0128280Y2
JPH0128280Y2 JP6230182U JP6230182U JPH0128280Y2 JP H0128280 Y2 JPH0128280 Y2 JP H0128280Y2 JP 6230182 U JP6230182 U JP 6230182U JP 6230182 U JP6230182 U JP 6230182U JP H0128280 Y2 JPH0128280 Y2 JP H0128280Y2
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JP
Japan
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shutter
exhaust pipe
exhaust
passage
cross
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JP6230182U
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JPS58163647U (ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、応答性の極めて良好な排気ブレーキ
装置に関する。
ダンプトラツクやトレーラ車等の大型車両には
エンジンブレーキの効果を大きくする目的で排気
ブレーキ装置が他の制動装置と共に組み込んだも
のが多い。この排気ブレーキ装置は機関の排気管
にブレーキバルブやシヤツタを付設したものであ
り、これらブレーキバルブやシヤツタを閉じるこ
とにより排気管内の圧力を排気弁の弁ばねの強さ
と釣り合うまで高め、この背圧によつてエンジン
ブレーキ以上の制動力を得ることができる。
ところで、排気管内に回動自在に装着されるバ
タフライ弁形式のブレーキバルブは、開放状態に
おいても排気流の抵抗となるため、排気管を横切
るように往復動するシヤツタを具えた排気ブレー
キ装置が近年多用されつつある。このようなスラ
イド式排気ブレーキ装置の主要部の外観を表す第
1図に示すように、排気管1の途中にはこの排気
管1を横切る方向に往復動自在な薄板状をなすシ
ヤツタ2を収納したシヤツタケース3が嵌着され
ており、このシヤツタケース3にはシヤツタ2の
開閉駆動を行う駆動源4が取り付けられている。
又、排気管1内が完全に閉塞してしまうのを防止
するため、シヤツタ2の先端が当接し得るストツ
パ用ボルト5をシヤツタケース3に装着してあ
り、図示しない運転室の運転者の指令により駆動
源4が作動してシヤツタ2の開閉を行うようにな
つている。
従来の排気管1は、その長手方向に対して直角
な断面形状が円形のため、シヤツタ2の作動スト
ロークと排気管1の通路断面積との関係を表す第
2図に示すように、排気管1の通路断面積の減少
割合がシヤツタ2の作動ストロークに対して鈍い
欠点がある。排気管1の通路断面積の変化は制動
効果に直結するため、これが運転者の指令に対す
る応答性を左右することになる。この点でバタフ
ライ弁を応用したブレーキバルブを具えた排気ブ
レーキ装置は応答性が非常に良く、スライド式排
気ブレーキ装置の実用化のネツクとなつていたの
である。
本考案はかかる知見に基づき、応答性の著しく
優れたスライド式排気ブレーキ装置を提供するこ
とを目的とする。
この目的を達成する本考案の排気ブレーキ装置
にかかる構成は、排気管を横切る方向に往復動し
てこの排気管を開閉し得るシヤツタを具えた排気
ブレーキ装置において、前記シヤツタの往復動方
向に対して直角な管径方向の前記排気管の幅を、
閉止状態における前記シヤツタの先端側に近接す
る端部よりも開放状態における前記シヤツタの先
端側に近接する端部が大きくなるようにしたこと
を特徴とする。つまり、本考案はシヤツタの閉止
動作初期に通路断面積が急激に減少するようにし
て応答性の向上を企図したものであり、単に排気
管の断面形状を変えるだけで良い。例えば本考案
の一実施例における排気管の通路断面形状を表す
第3図に示すように、シヤツタ2の開閉往復動方
向(図中、上下方向)に対して管径方向の排気管
1の通路6の幅(図中、左右方向の長さ)を、閉
止状態における前記シヤツタ2の先端2a側に近
接する端部(図中、通路6の下側)よりも開放状
態におけるシヤツタ2の先端2a側に近接する端
部(図中、通路6の上側)が大きくなるように逆
三角形状にする。或いは他の一実施例である通路
断面形状を表す第4図に示すように、通路6の上
半分を矩形にすると共に下半分を逆三角形にして
もよい。これによつて、シヤツタ2の作動ストロ
ークと通路断面積との関係を表す第5図に示すよ
うに、シヤツタの作動割合に対して通路断面積の
減少割合を大幅に向上させることができる。つま
り、応答性の改善が達成されるのであるが、図中
で実線の部分が第4図に示した実施例の場合で、
破線の部分が第3図に示した実施例の場合、二点
鎖線の部分が第1図に示した従来のものの場合で
ある。なお、当然のことであるが通路6を全開放
した場合の通路断面積は、第1図に示した円形の
ものと等しく設定する。又、図中の符号で5はシ
ヤツタ2の先端2aに当接して通路6が閉塞して
しまうのを防止するストツパ用ボルトであり、排
気管1にねじ込まれている。この場合、ストツパ
用ボルト5のねじ込み量を大きく変化させても通
路断面積が急激に変化しないことは第5図からも
明らかであるため、最小の通路隙間(シヤツタク
リアランス)を容易に調整でき、しかもこの最小
の通路隙間のばらつきを小さくすることが可能で
ある。更に、通路6の形状は第3図及び第4図に
示したものに限定されるものではなく、本願考案
の構成を満たすような形状であれば良い。
このように本考案の排気ブレーキ装置による
と、スライド式でありながら排気管の断面形状を
工夫することによつてバタフライ弁を応用した形
式のものと同等か或いはそれ以上の応答性に優れ
たものとすることが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライド式排気ブレーキ装置の
概略構造を表す断面図、第2図はその通路断面積
とシヤツタの作動ストロークとの関係を表すグラ
フ、第3図及び第4図は本考案による排気管の断
面形状のそれぞれ一実施例を表す原理図、第5図
はこれらの通路断面積とシヤツタの作動ストロー
クとの関係を表すグラフであり、図中の符号で 1は排気管、2はシヤツタ、2aはシヤツタの
先端、5はストツパ用ボルト、6は通路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気管を横切る方向に往復動してこの排気管を
    開閉し得るシヤツタを具えた排気ブレーキ装置に
    おいて、前記シヤツタの往復動方向に対して直角
    な管径方向の前記排気管の幅を、閉止状態におけ
    る前記シヤツタの先端側に近接する端部よりも開
    放状態における前記シヤツタの先端側に近接する
    端部が大きくなるようにしたことを特徴とする排
    気ブレーキ装置。
JP6230182U 1982-04-28 1982-04-28 排気ブレ−キ装置 Granted JPS58163647U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230182U JPS58163647U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 排気ブレ−キ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6230182U JPS58163647U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 排気ブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163647U JPS58163647U (ja) 1983-10-31
JPH0128280Y2 true JPH0128280Y2 (ja) 1989-08-29

Family

ID=30072462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6230182U Granted JPS58163647U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 排気ブレ−キ装置

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JP (1) JPS58163647U (ja)

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JPS58163647U (ja) 1983-10-31

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