JPH0349516A - プレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、配線器共を壁面等の取付面に埋め込んで取り
付ける際に用いられるプレートに関するものである。

１従米の技術１ 壁面等の取付面に埋め込んで取り付けられる埋込型の配
線器具は規格化され、金属製あるいは今戊樹脂製の取付
枠に取り付けることができるようになっており、この取
付枠により取付面に埋設された埋込ボックスに取り付け
、取付面に埋設するようにしてある。この配線器共の取
付に際してはプレートが用いられる。この種のプレート
は、矩形枠状のプレート枠と、このプレート枠に彼着さ
れる化粧プレートとからなる。

［発明が解決しようとする課題１ ところで、従米では第４図に示すように、壁面１０に埋
設された埋込ボックス７内に導入された電源＃ｉ１″！
？の配［８を、取付枠５に取り付けた配線器共６に接続
し、この取付枠５を図中の左側に示すようにプレート枠
１゜を通し、右側に示すように取付枠５をプレート枠１
゛の前面側に嵌め、その後取付枠５をボックスわじ９を
用いて埋込ボックス７Ｉこ固定し、化粧プレート２をプ
レート枠１に被着する取付構造となっている。つまり、
従米ではプレート枠１”を取付枠５と壁面１０との間に
挟んで取り付けていた。このため、結線後には壁材の仕
上げ（クロス貼り）ができず、従来では壁材の仕上げ後
である竣工前に配線器兵６の取付を行う必要があった。

また、この従来のプレートでは、取付枠５の嵌合孔５４
にプレート枠１゛に形成された突起１８を挿入して、プ
レート枠１゛の前面側に取付枠５を嵌めていたため、ボ
ックスねじ９を締め付ける際に取付枠５がプレート枠１
゛から浮き、他方のボックスねじ９を締め付けにくく、
施工性が悪いという問題があった。特に、上記取付枠５
が複数取り付けられる多連タイプのプレートの場合では
これは施工上の大きな問題となる。

本発明は上述の点に鑑みで為されたものであり、その目
的とするところは、配線器共を壁材の仕上げ前に取付面
に取り付けることができ、施工性の良いプレートを提供
することにある。

［課題を解決するための手Ｖｉ．１ 上記目的を達或するために、本発明ではプレートわじを
挿通する挿通孔が形成され埋込ポツスクに取り付けられ
た取付枠にプレートねじで前面側から固定される略矩形
枠状のプレート枠と、上記プレート枠に被若され前面に
配線器具の前面を露呈する窓が形成された背面が開口す
る偏平箱状の化粧プレートとからなり、上記プレート枠
を化粧プレート内に収まる形状に形成し、プレート枠の
挿通孔が形成された固定部を蛇腹構造の架橋片で両側片
に連結しである。

【作用１ 本発明は、上述のように埋込ボッスクに取り付けられた
取付粋に前面側からプレートねじでプレート枠を固定す
ることにより、配線器共を取付枠で埋込ボックスに取り
付けた後に、壁材の仕上げを行うことができるようにし
たものである。また、埋込ボッスクに取り付けられた取
付枠に前面側からプレートねじでプレート枠を固定する
取付構造とすることにより、従米のように取付枠をプレ
ート枠の前面に仮固定する必要をなくして、取付枠を埋
込ボックスに固定する際に取付枠が浮くという問題が起
こらないようにしたものである。

［実施例１１ 第１図に本発明の一実施例を示す。本実施例のプレート
は、プレート枠１と化粧プレート２とで構戊してある。

プレート枠１は矩形枠状で、配線器兵６が取り付けられ
た取付枠５の前面にプレートねじ４で固定される。つま
り、従来ではプレート枠１゜を取付枠５と壁面１０との
開に挾装していたが、本実施例ではプレート枠１は取付
枠５の前面に取り付ける構造にしてある。このために、
プレート枠１の背面側に収納四所を形成し、取付枠５を
プレート枠１内に収めるようにしてある。このプレート
枠１は両端に夫々プレートねじ４を挿通する挿通孔１４
が形成された固定部１２を備えており、この固定部１２
は蛇腹構造の架橋片１３によって両側片に連結してあり
、このプレート枠１の取付面に凹凸があっても蛇腹構造
の架橋片１３で上記固定部１２を浮き沈みさせ、これに
より取付面の凹凸を吸収してプレート枠１が確実に取り
付くようにしてある。上記夫々の架橋片１３が連結され
る両側片部分には化粧プレート２を固定するための嵌合
孔１５を形成してあり、さらに耐火パネルを備える耐火
用のプレートである場合に、耐火パネルを仮固定する挿
入孔１６を夫々の嵌今孔１５の外側に形成してある。

化粧プレート２は、背面が開口する偏平箱状で、前面の
中央に配線器具６を挿通して前面を露呈させる矩形の窓
２１を形成しである。この化粧プレート２の内底面から
は背方に向けてプレート枠１の嵌合孔１５に嵌合する４
個の嵌合爪片（図示せず）を突設してあり、この嵌合爪
片を嵌合孔１５に嵌め込んでプレート枠１に被着される
。なお、上記プレート枠１は化粧プレート２に収まる寸
法に形成してある。

第１図においては配線器具６を壁面１０に埋設された埋
込ボックス７に取り付ける取付枠５として金属製のもの
を用いた場合を示してある。この取付枠５の構造は周知
であるので説明は省略する。

なお、本発明において合戒樹脂製の取付枠も使用できる
ことは言うまでもない。

本実施例のプレートの取付は以下のように行う。

まず、配線器兵６を取付枠５を用いて埋込ボックス７に
取り付けておく。このときボックスわじ９を取付枠５の
取付孔５３を通して埋込ボックス７の取付片７１に形成
されたねじ孔７２に螺合して（第４図参照）、取付枠５
を埋込ボックス７に固定する。そして、その後にプレー
トの取付を行う。

この際にはプレートねじ４をプレート枠１の挿通孔１４
を通して取付枠５のねじ孔５１に螺合してプレート枠１
を取付枠５に固定する。そして、化粧プレート２の嵌合
爪片を嵌合孔１５に嵌合して化粧プレート２をプレート
枠１に被着すると、配線器兵６の壁面１０への取付が完
了する。なお、取付枠５には化粧プレート２の係止爪片
の逃げ孔５２を形成しである。この取付後の要部の断面
図を第２図に示す。このように本実施例では埋込ボッス
ク７に取り付けられた取付枠５にプレートねじ４で前面
側からプレート枠１を固定するようにしてあるので、配
線器！１ｃ６を取付枠５を用いて壁面１０に取り付けた
後に、マンション等の壁材の仕上げ（クロス貼り）を行
うことができる。従って、本実施例では壁材の仕上げ後
はプレートを取り付けるだけで済み、よって壁材の仕上
げ後である竣工前の作業を少なくして工期を短縮する二
とが可能となる。また、埋込ボッスク７に取り付けられ
た取付枠５に前面側からプレートわじ４でプレート枠１
を固定する取付構造となっているので、従来のように取
付枠５をプレート枠１゜に仮固定する必要がなく、よっ
て取付枠５を埋込ボックス７に固定する際に取付枠５が
浮くという問題も起こらない。

ところで、本実施例のプレートの取付は本米は上述した
ように壁材仕上げ（クロス貼り）終了後に行うものであ
るが、取付枠５を埋込ボックス７に固定した後にプレー
ト枠１を取付枠５に取り付け、その後壁材の仕上げを行
うこともできる。この場合には第２図中のＡにて示す化
粧プレート２と壁面１０との間の隙間を０．５〜１．Ｏ
Ｉ稈度にすると良い。このようにすれば、プレート枠１
を取り付けた状態で壁材の仕上げ（なお、壁材はプレー
ト枠１に沿って切断する。）すると、化粧プレート２を
ｖＬ着した際に、壁材の切１部を化粧プレート２で隠す
ことができる。この場合には、竣工直前の作業が化粧プ
レート２をプレート枠１に被着するだけの作業となり、
さらに工期を短縮することができるようになる。

［実施例２１ 第３図に本発明の他の実施例を示す。本実施例ではプレ
ートを耐火用としたものである。このため、第３図に示
すように耐火パネル３を備えている６なお、以下の説明
では耐火用とした場合の特徴とする部分だけについて説
明する。この耐火バネル３は平板状で、中央に配＃ｉ器
兵６を挿通ずる開口３１を形成してある。そして、両側
縁の４隅部分から背方に仮固定片３４を夫々突設し、こ
の仮固定片３４をプレート枠１の挿入孔１６内に挿入し
て、プレート枠１の前面側に仮固定できるようにしてあ
る。この耐火パネル３の両端のプレート枠１のねじ孔１
４に対応する位置にはプレートねじ４を通す挿通孔３２
を夫々形成してある。また、この耐火パネル３の化粧プ
レート２の嵌合爪片に対応する部分には、嵌合爪片を挿
通ずる挿通孔３５を穿孔してある。

この耐火用のプレートでは、プレート枠１を取付枠５に
固定する際に、まずプレート枠１の挿入孔１６に耐火パ
ネル３の仮固定片３４を挿入して耐火パネル３をプレー
ト枠１に仮固定し、この酊火パネル３の挿通孔３２とプ
レート枠１の＃通孔１４とを通して取付枠５のねじ孔５
１にプレートねじ４を螺合して、プレート枠１の取付と
同時に耐火バネル３を取付枠５に固定する。そして、化
粧プレート２をプレート枠１に被着すると取付が完了す
る。

［発明の効果１ 本発明は上述のように、埋込ボッスクに取り付けられた
取付枠にプレートｈじで前面側からプレート枠を固定す
るので、配線器具を取付枠を用いて取付面に取り付けた
後に、壁材の仕上げ（クロス貼り）を行うことができる
。従って、壁材の仕上げ後はプレートを取り付けるだけ
で済み、壁材の仕上げ後である竣工前の作業を少なくし
て工期を短縮することが可能となる。また、埋込ボッス
クに取り付けられた取付枠に前面側からプレートわじで
プレート枠を固定する取付構造とすると、従米のように
取付枠をプレート枠に仮固定する必要がなく、よって取
付枠を埋込ボックスに固定する際に取付枠が浮くという
問題も起こらない。さらに、プレート枠の挿通孔が形成
される固定部を蛇腹構造の架橋片で両側片に連結してあ
るので、プレート枠の取付面に凹凸があっても蛇腹構造
の架橋片で固定部を浮き沈みさせることができ、このた
め取付面の凹凸を吸収してプレート枠が確実に取り付く
利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の分解斜視図、ｔｊＳ２図は
同上の取付後の要部の断面図、第３図は他の実施例の分
解斜視図、第４図は従米例の組立手順の説明図である。 １はプレート枠、２は化粧プレート、４はプレートｈじ
、５は取付枠、６は配線器共、マは埋込ボックス、１０
は壁面、１２は固定部、１３は架橋片、１４は挿通孔、
２１は窓である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）規格化された既製の配線器具が取り付けられた取
   付枠を、取付面に埋設された埋込ボックスに取り付ける
   際に用いられるプレートであって、プレートねじを挿通
   する挿通孔が形成され埋込ボッスクに取り付けられた取
   付枠にプレートねじで前面側から固定される略矩形枠状
   のプレート枠と、上記プレート枠に被着され前面に配線
   器具の前面を露呈する窓が形成された背面が開口する偏
   平箱状の化粧プレートとからなり、上記プレート枠を化
   粧プレート内に収まる形状に形成し、プレート枠の挿通
   孔が形成された固定部を蛇腹構造の架橋片で両側片に連
   結して成るプレート。