JP2008011604A - 防水プレート - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチの操作を小さい力で確実に行える防水プレートを提供する。
【解決手段】防水プレートは、矩形板状に形成された合成樹脂製のプレート1と、弾性と透光性とを有する透明な合成樹脂を用いて縦長の四角形状に形成され、プレート1の裏面側から取着されるカバー2と、弾性を有する合成樹脂を用いて矩形枠状に形成され、プレート1及びカバー2の裏面側から取着されるパッキン3とを備える。プレート1は中央に開口窓5が設けてあり、カバー2は開口窓5に対応する部位を前面側に突出させて操作突出部10を形成している。またカバー2の外周縁には、略全周に渡って裏面側に突出するシール片11が形成されており、このシール片11によりプレート1と密着している。さらにカバー2の操作突出部10とシール片11との間には蛇腹形状の可撓部12が形成されており、この可撓部12は操作突出部10を前後方向に押す力に対して可撓性を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、造営材に埋込配設されたスイッチ等の配線器具の前面側に配設される防水プレートに関するものである。
従来より、図10に示すように、外壁等の造営材に埋込配設された配線器具(例えばスイッチ55)を水や塵から保護するためにスイッチ55の前面側に配設される防水プレートがあった(例えば特許文献1参照)。この防水プレートは、スイッチ55が取着される埋込型配線器具用取付枠58(以下、取付枠58という)の前面側に取付けられる矩形板状に形成された合成樹脂製のプレート41を備えており、プレート41の中央にはスイッチ55の操作部55aを前面側に露出させるための開口部45が設けられている。またプレート41の裏面には、裏面側に突出するリブ53が開口部45の周りに一体に周設されており、このリブ53で形成した枠内には平面視四角形状の防雨カバー42が配置される。
この防雨カバー42は、透明な弾性材料で形成されており、プレート41の開口部45に対応する部位に前面側に突出する操作突出部50が設けられている。そして防雨カバー42の操作突出部50をプレート41の開口部45を通して前面側に露出させた状態でプレート41裏面のリブ53で形成した枠内に防雨カバー42を配置した後、さらに裏面側から中央に開口部52を有する矩形枠状の押さえ板43を防雨カバー42に弾接させるとともにリブ53の端面に当接させた状態で、例えば超音波熱着によりプレート41と押さえ板43とを固着することによって防雨カバー42がプレート41と押さえ板43との間で挟着される。
また防水プレートは、中央に開口部56を有する矩形枠状のパッキン44を備えており、パッキン44の前面側には全周に渡って溝54が設けられている。そしてプレート41の裏面側の外周縁に設けたリブ57をパッキン44の溝54に挿入した状態で、プレート41を外壁に取着された取付枠58に固定ねじ49を介して螺着させると、パッキン44がプレート41と外壁との間で挟着される。
上述のように防水プレートが外壁に取着された状態では、スイッチ55の操作部55aは、防雨カバー42の操作突出部50の裏側にできる空所に配置されており(図10(b)参照)、前面側から操作突出部50を押操作すると、操作突出部50が変形してスイッチ55の操作部55aも押され、スイッチ55を押操作することができる。
尚、プレート41には、開口部45を間にして長手方向両端側に固定ねじ49を挿通させるためのねじ挿通孔46がそれぞれ設けられており、固定ねじ49をねじ挿通孔46に挿通して取付枠58のねじ孔(図示せず)に螺着する際に、固定ねじ49とねじ挿通孔46との間にねじ用パッキン48を入れて固定ねじ49とねじ挿通孔46との隙間の防水性を確保している。
特開昭63−161806号公報(第2頁、及び、第1図、第2図)
上述の防水プレートでは、前面側から防雨カバー42の操作突出部50を押操作すると、操作突出部50が変形してスイッチ55の操作部55aも押され、スイッチ55を押操作することができる。しかし、防雨カバー42はプレート41と押さえ板43との間で挟着されており、操作突出部50を押操作した場合の撓み代が少ないので、操作部55aの切替操作を行うためには操作突出部50を大きな力で押す必要があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、スイッチの操作を小さい力で確実に行える防水プレートを提供することにある。
請求項1の発明は、造営材に埋込配設された配線器具の操作部を前面側に露出させるための開口部を有し、配線器具の前面側に配設されるプレートと、弾性材料で形成され、開口部に対応する部位に開口部を通して前面側に突出する突出部を有し、プレートの裏面に取着されて開口部を閉塞するカバーと、弾性材料で形成され、プレートの裏面と造営面との間で挟着されるパッキンと、を備え、カバーの外周縁にはプレートと密着するシール部が全周に渡って形成されており、突出部とシール部との間の形状が操作部を押す方向において可撓性を有する蛇腹形状に形成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、突出部の内側面において操作部と対向する部位に、操作部側に突出するリブを少なくとも1つ設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、カバーとパッキンとが一体成形されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、開口部は、埋込型配線器具用取付枠にプレートを固定するための固定ねじを挿通する挿通孔を有するねじボス部に隣接して形成されており、カバーにおいて、ねじボス部に対応する部位にねじボス部を嵌合させる嵌合凹部を設け、嵌合凹部の裏面側の端部を内側に延出させてねじボス部の底面と当接する当接部を形成するとともに、当接部に固定ねじのねじ部の外径寸法よりも小さい開口孔を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、カバーの突出部とシール部との間の形状を配線器具の操作部を押す方向において可撓性を有する蛇腹形状に形成しており、カバーの突出部を押した場合にはカバーの変形に応じて蛇腹部分が撓むので、突出部の変形量を大きく取ることができ、配線器具の操作部を押すことができる。従って配線器具の操作を小さい力で確実に行うことができ、操作性が向上するという効果がある。
請求項2の発明によれば、リブを設けることにより操作部と突出部との接触面積を小さくすることができるので、突出部が操作部に張り付くことを防止することができる。従ってカバーの突出部から手を離した場合には、カバーを押操作前の状態に確実に戻すことができ、操作性が向上するという効果がある。
請求項3の発明によれば、カバーとパッキンとを一体成形しているので、部品点数及び組み立て工数を削減することができ、コストダウンが図れるという効果がある。またカバーとパッキンとを一体成形することにより水や塵が入り込む虞れがなく、防水性及び防塵性が向上するという効果がある。さらにカバーとパッキンとを一体成形しているので、従来のようにカバーをプレートと押さえ板との間で挟み込んだり、プレートと押さえ板とを熱着したりするスペースが不要であり、これらのスペースを利用してカバーの蛇腹形状の幅を大きくすることができるという効果がある。
請求項4の発明によれば、埋込型配線器具用取付枠はJIS等で規格化されており、この取付枠に取着される防水プレートに設けた挿通孔のピッチも規格化されている。従って挿通孔を有するねじボス部に隣接して開口部を形成することにより、開口部を大きくすることができるとともに、開口部から露出するカバーの突出部を大きくすることができる。その結果、カバーの押操作面積が大きく取ることができ、操作性が向上するという効果がある。
またカバーの嵌合凹部の裏面側の端部を内側に延出させて当接部を形成しており、この当接部が固定ねじを締付けることによりプレートと埋込型配線器具用取付枠との間で挟着されるので、プレートの開口部とカバーの突出部との当接部位からの浸水を防止することができるという効果がある。さらに当接部に設けた開口孔を固定ねじのねじ部の外径寸法よりも小さく形成しており、この開口孔に固定ねじを挿通させると当接部に穴径を戻そうとする復元力が働くので、ねじ部と当接部とを密着させることができ、ねじ部からの浸水を防止することができるという効果がある。また従来使用していたねじ用パッキンを使用しなくてもねじ部からの浸水を防止することができるので、ねじ用パッキンを削減することができ、コストダウンが図れるという効果がある。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1〜図6、図8及び図9に基づいて説明する。本発明に係る防水プレートは、外壁等の造営材に埋込配設された配線器具(例えば、スイッチ26)の前面側に配設され、スイッチ26(配線器具)を水や塵から保護するために用いられる。尚、図8及び図9については、第2の実施形態の防水プレートの図面であるが、第1の実施形態と第2の実施形態とはカバー2とパッキン3とを一体成形した構成以外の構成は同一であり、防水プレートの取付方法を説明する際には、図8及び図9を用いて説明する。
防水プレートは、図1に示すように、プレート1とカバー2とパッキン3とを主要な構成として備えている。プレート1は矩形板状に形成された合成樹脂成形品からなり、プレート1の中央にはスイッチ26のハンドル部26a(操作部)を前面側に露出させるための開口窓5(開口部)が設けられている。またプレート1の長手方向両側には、開口窓5に臨んで円弧状の窪み27が幅方向の略中央にそれぞれ形成されており、各窪み27の底部には、プレート1を埋込型配線器具用取付枠4(以下、取付枠4という)に取付けるための固定ねじ9を挿通させる挿通孔7を有するねじボス部6がそれぞれ設けられている。またプレート1の裏面側の外周縁には、パッキン3側に突出するリブ8が略全周に渡って突設されている。このプレート1には、弾性と透光性とを有する透明な合成樹脂(例えば、軟質塩化ビニル等)で形成されたカバー2が裏面側から取着される(図1参照)。
カバー2は、図4に示すように、前方から見た形状が縦長の四角形状に形成されており、プレート1の開口窓5に対応する部位を前面側に突出させて操作突出部10(突出部)を設けている。またカバー2の外周縁には、外縁部が裏面側に突出するシール片11(シール部)がカバー2の全周に渡って形成されており、プレート1に取付けた際にプレート1とシール片11とが密着される。さらに操作突出部10とシール片11との間には、図5(b)に示すように、操作突出部10からシール片11に向かって上下方向に蛇行する蛇腹形状の可撓部12が形成されており、操作突出部10を上下方向に押す力に対して可撓性を有している。またプレート1のねじボス部6に対応する部位には、各ねじボス部6が嵌合する嵌合穴14がそれぞれ形成されている。この嵌合穴14には、図5(c)に示すように、裏面側の開口端縁を内側に窄めてプレート1のねじボス部6の底面と当接する当接面16が形成されており、さらにこの当接面16には固定ねじ9のねじ部9aの外径寸法よりも小さい穴径のねじ挿通孔15が設けられている。そしてこのカバー2及びプレート1の裏面側から、弾性を有する合成樹脂(例えば、軟質塩化ビニル等)で形成されたパッキン3が取着される(図1参照)。
パッキン3は、図1に示すように、中央に開口窓20を有する矩形枠状に形成されており、前面側にはプレート1のリブ8を挿入する挿入溝17が全周に渡って設けられている。またパッキン3の前面側には、挿入溝17と開口窓20との間にカバー2側に突出する突出片19が全周に渡って突設されている。この突出片19はカバー2のシール片11と係合し、上下の突出片19にはカバー2の嵌合穴14に対応する部位にそれぞれ係合溝18a、18bが形成されている。
ここで、スイッチ26が取着される金属製の取付枠4について図1に基づいて説明する。取付枠4はJIS等で規格化されており、中央にスイッチ26を前面側に露出するための開口窓21を有する矩形枠状に形成されている。この取付枠4の幅方向両端には、裏面側に向かって突出する細長い板状の突片28がそれぞれ設けられており、各突片28にはスイッチ26を取付けるための2個1組の取付孔22が上下方向にそれぞれ3組ずつ並設されている。また開口窓21を間にして長手方向両側には、取付枠4を埋込ボックス(図示せず)等に固定するための固定ねじ(図示せず)を挿通させる長孔23がそれぞれ設けられており、さらに各長孔23よりも長手方向両端側には本発明に係る防水プレートを固定するための固定ねじ9が螺合するねじ孔24がそれぞれ設けられている。さらに取付枠4の裏面側には、取付枠4の開口窓21と連通する開口窓13aを中央に有し縦長枠状に形成された絶縁カバー13が取着されており、取付枠4の両突片28,28が開口窓13aを通して裏面側に露出している。
次に、取付枠4を造営面に取付ける手順について説明する。まず図9(a)に示すように、取付枠4の両突片28,28に設けた取付孔22にスイッチ26の両側面に設けられた2個1組の突起26bを嵌め込んでスイッチ26を取付枠4に取着する。スイッチ26の取付けが完了したら、固定ねじを取付枠4の長孔23に挿通し、取付枠4を固定ねじを介して造営材に埋込配設された埋込ボックスに螺着し、取付枠4を造営面に固着する。そして取付枠4の前面側からハンドル部26aをスイッチ26の前面に取着する。尚、取付枠4からスイッチ26を取り外す場合は、スイッチ26の側面に設けられた突起26cを内側に押すことにより突起26bが後退し係合が外れるので、簡単に取り外すことができる。
続いて防水プレートを取付枠4に取付ける手順について説明する。まずプレート1の裏面側からカバー2を近づけ、カバー2の操作突出部10をプレート1の開口窓5を通して前面側に露出させるとともに、カバー2の嵌合穴14にプレート1のねじボス部6を嵌め込んでカバー2をプレート1に取着する。この時プレート1とカバー2とは、図2(b)及び図3(b)に示すように、カバー2のシール片11の部分で互いに密着している。さらに裏面側からプレート1のリブ8をパッキン3の挿入溝17に挿入しながらパッキン3をプレート1の裏面に取着する。この時カバー2とパッキン3とは、図2(b)及び図3(b)に示すように、カバー2のシール片11とパッキン3の突出片19との接触部位において互いに密着している。そして固定ねじ9をプレート1の挿通孔7及びカバー2のねじ挿通孔15に挿通し、取付枠4のねじ孔24に螺合させると、防水プレートが取付枠4に固着され、防水プレートの取付けが完了する。この時、スイッチ26のハンドル部26aは、図8(b)に示すように、カバー2の操作突出部10の内側に形成された空所に配置される。またパッキン3は、固定ねじ9を締付けることによりプレート1の裏側の外周端面と造営面との間で挟着される。
ここで、カバー2の嵌合穴14の裏面側に設けた当接面16は、プレート1のねじボス部6と取付枠4との間で挟着され、且つカバー2のシール片11とパッキン3の突出片19との接触部位において互いに密着しているので、プレート1の開口窓5とカバー2の操作突出部10との当接部位からの浸水を防止することができる。またカバー2のねじ挿通孔15は、固定ねじ9のねじ部9aの外径寸法よりも小さい穴径に形成されており、このねじ挿通孔15に固定ねじ9を挿通させると、当接面16にねじ挿通孔15の穴径を元に戻そうとする復元力が働くので、ねじ部9aと当接面16とが密着し、ねじ部9aからの浸水を防止することができる。従って従来使用していたねじ用パッキンを使用しなくても、ねじ部9aと当接面16とが密着することにより浸水を防止することができるので、ねじ用パッキンを削減することができ、コストダウンが図れる。
次に操作方法について説明する。前面側からカバー2の操作突出部10を押すと、操作突出部10の変形に伴って内部に配置されたスイッチ26のハンドル部26aが押され、スイッチ26のスイッチ操作が行われる。この時、操作突出部10の変形量に応じて可撓部12が、図5(b)において上下方向に撓められる。ここに、この可撓部12は図5(b)中の上下方向に蛇行する蛇腹形状に形成されており、ハンドル部26aの押方向において撓み量を大きくとることができるので、操作突出部10を大きく変形させることができる。従って、ハンドル部26aを小さな操作力で確実に押すことができるので、スイッチ26のスイッチ操作を確実に行うことができ、操作性が向上する。
またカバー2を弾性を有する合成樹脂で形成しているので、カバー2の操作突出部10から手を離した場合には、変形量に応じた復元力が働き、カバー2の操作突出部10を押操作前の状態に戻すことができる。さらにプレート1に設けた挿通孔7の取付ピッチはJIS等で規格化された寸法であり、この挿通孔7に隣接して開口窓5を設けることにより、開口窓5を大きくすることができる。従って、開口窓5から露出するカバー2の操作突出部10を大きくすることができるので、カバー2の押操作面積が大きくなり操作性が向上する。またカバー2は透光性を有する透明な合成樹脂で形成されているので、カバー2の内部に配置されたスイッチ26のハンドル部26aを前面側から視認することができる。
ここに図6はカバー2の裏面を示しており、操作突出部10の内側面には複数のリブ25(図6では左右方向に4本、上下方向に2本)が形成されている。この防水プレートでは、リブ25を設けることによりスイッチ26のハンドル部26aとの接触面積を小さくすることができるので、操作突出部10がハンドル部26aに張り付くことを防止することができる。従ってカバー2の操作突出部10から手を離した場合には、カバー2の操作突出部10を押操作前の状態に確実に戻すことができ、操作性が向上する。
本実施形態では、使用するハンドル部26aの大きさが1個モジュール用(取付枠4の開口窓21の約3分の1の大きさ)、2個モジュール用(取付枠4の開口窓21の約半分の大きさ)、3個モジュール用(取付枠4の開口窓21と略同じ大きさ)の何れの場合であっても確実にスイッチ操作できるように、1個モジュール用、2個モジュール用、3個モジュール用のハンドル部26aの操作面にそれぞれ対向する部位に左右方向に4本のリブ25を設けている。また上下方向には、ハンドル部26aの揺動動作に応じて接触する幅方向両端側にそれぞれリブ25が設けられている。
尚、本実施形態では、カバー2の操作突出部10の内側面に合計6本のリブ25を設けているが、リブ25の本数は本実施形態に限定されるものではなく、使用するハンドル部26a応じて適宜変更してもよい。また本実施形態では、3個モジュール用のハンドル部26aを例に説明したが、使用するハンドル部26aは3個モジュール用に限定されるものではなく、1個モジュール用、2個モジュール用のハンドル部26aであってもよい。さらに使用する配線器具もスイッチ26に限定されるものではなく、操作部を有する配線器具であれば、どのような配線器具にも使用できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態を図7〜図9に基づいて説明する。尚、カバー2とパッキン3とを一体成形した以外の構成は第1の実施形態と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の防水プレートは、図7、図8(b)及び図9に示すように、カバー2とパッキン3とが合成樹脂(例えば、軟質塩化ビニル等)で一体に2色成形、例えばカバー2を透明に、パッキン3をプレート1と同色に成形しており、その他の構成については第1の実施形態と同様である。
この防水プレートでは、カバー2とパッキン3とが一体成形されており、カバー2及びパッキン3を別体に設けている場合に比べ、部品点数や組み立て工数を削減することができるので、コストダウンが図れる。また一体成形することによりカバー2とパッキン3の接合部から水や塵が入り込む虞れがなく、防水性及び防塵性が向上する。さらに一体成形しているので、従来のようにカバー2をプレート1と押さえ板との間で挟み込んだり、プレート1と押さえ板とを熱着したりするスペースが不要であり、これらのスペースを利用してカバー2に設けた可撓部12の蛇腹形状の幅を大きくすることができる。
第1の実施形態の防水プレートの分解斜視図である。 (a)は同上の正面図である。(b)は同上のA−A断面図である。 (a)は同上のB−B断面図である。(b)は同上のC部断面図である。 (a)は同上のカバーの正面図である。(b)は同上のカバーの側面図である。(c)は同上のカバーの下面図である。 (a)は同上のカバーのB−B断面図である。(b)は同上のカバーのD部断面図である。(c)は同上のカバーのE部断面図である。 同上のカバーの背面図である。 第2の実施形態の防水プレートの分解斜視図である。 (a)は同上にスイッチを取付けた状態の正面図である。(b)は同上にスイッチを取付けた状態のA−A断面図である。 (a)は同上にスイッチを取付けた状態のB−B断面図である。(b)はF部断面図である。 (a)は従来例の防水プレートの分解斜視図である。(b)は従来例の防水プレートにスイッチを取付けた状態の断面図である。
符号の説明
1 プレート
2 カバー
3 パッキン
5 開口窓(開口部)
10 操作突出部(突出部)
11 シール片(シール部)
12 可撓部
26 スイッチ(配線器具)
26a ハンドル部(操作部)

Claims (4)

  1. 造営材に埋込配設された配線器具の操作部を前面側に露出させるための開口部を有し、前記配線器具の前面側に配設されるプレートと、
    弾性材料で形成され、前記開口部に対応する部位に前記開口部を通して前面側に突出する突出部を有し、前記プレートの裏面に取着されて前記開口部を閉塞するカバーと、
    弾性材料で形成され、前記プレートの裏面と造営面との間で挟着されるパッキンと、を備え、
    前記カバーの外周縁には前記プレートと密着するシール部が全周に渡って形成されており、前記突出部と前記シール部との間の形状が前記操作部を押す方向において可撓性を有する蛇腹形状に形成されたことを特徴とする防水プレート。
  2. 前記突出部の内側面において前記操作部と対向する部位に、前記操作部側に突出するリブを少なくとも1つ設けたことを特徴とする請求項1記載の防水プレート。
  3. 前記カバーと前記パッキンとが一体成形されたことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の防水プレート。
  4. 前記開口部は、埋込型配線器具用取付枠に前記プレートを固定するための固定ねじを挿通する挿通孔を有するねじボス部に隣接して形成されており、
    前記カバーにおいて、前記ねじボス部に対応する部位に前記ねじボス部を嵌合させる嵌合凹部を設け、前記嵌合凹部の裏面側の端部を内側に延出させて前記ねじボス部の底面と当接する当接部を形成するとともに、前記当接部に前記固定ねじのねじ部の外径寸法よりも小さい開口孔を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の防水プレート。
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