JP2002075149A - 多光軸光電センサ - Google Patents

多光軸光電センサ

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JP2002075149A JP2000267939A JP2000267939A JP2002075149A JP 2002075149 A JP2002075149 A JP 2002075149A JP 2000267939 A JP2000267939 A JP 2000267939A JP 2000267939 A JP2000267939 A JP 2000267939A JP 2002075149 A JP2002075149 A JP 2002075149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース体および塞ぎ板の寸法管理を厳格に行
わなくても、また、ケース体と塞ぎ板との熱膨張係数が
相違しても、耐水性が阻害されることのない多光軸光電
センサを提供する。 【解決手段】 多光軸光電センサの投光器および受光器
は、光軸方向の一側面と両端面とが開放されたケース体
1と、ケース体1の開放側面および開放端面を密封状態
で塞ぐ塞ぎ板2およびキャップ4とを備える。塞ぎ板2
は、全長がケース体1より長く、両端部がケース体1の
両端面より突出した状態で、ケース体1の開放側面に固
定される。キャップ4は、ケース体1の開放端面に当接
する第1のシール部3Aと塞ぎ板2の突出端部の下面に
当接する第2のシール部3Bとを有するパッキン3を介
してケース体1の開放端面に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレス機械や産業用
ロボットのような各種の機械が設置された工場などにお
いて、前記機械からの作業者の安全を確保するための安
全設備などに用いられる多光軸光電センサに関し、特に
この発明は、複数の投光素子と、各投光素子と対をなす
複数の受光素子とを、対をなす各ケース体の内部に、光
軸が平行となるようにそれぞれ配置して、投光器と受光
器とが形成されてなる多光軸光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多光軸光電センサは、図5に示す
ように、長手形状のケース体80の内部に複数の投光素
子73が配置された投光器71と、同様の長手形状のケ
ース体80の内部に複数の受光素子74が配置された受
光器72とで構成されている。投光器71の各投光素子
73と、各投光素子73と対をなす受光器72の各受光
素子74とは、各ケース体80の内部に、光軸75の向
きを揃えてそれぞれ保持されている。
【0003】投光器71と受光器72とを対向させて設
置したとき、投光器71と受光器72との間には、危険
区域の境界となる2次元の物体検知領域Sが形成され
る。なお、「危険区域」とは、例えば産業用ロボットで
はロボットアームの作業領域を、プレス機械では型の往
復動領域を、それぞれ意味している。前記物体検知領域
Sに作業者の身体の一部が入ると、いずれかの投光素子
73からの光が遮断される結果、前記投光素子73と対
をなす受光素子74がオン状態からオフ状態へ移行す
る。これにより、危険区域内に人が侵入したとして、警
報が発せられたり、機械の作動が即座に停止したりす
る。
【0004】この種の多光軸光電センサにおける投光器
71と受光器72とは、全体の構成がほぼ同じであり、
図6に示すように、光軸方向の一側面(同図では上向き
の側面部分)と両方の端面とが開放されている長手形状
のケース体80と、ケース体80の開放された側面(以
下、「開放側面」という。)を密封状態で塞ぐ透光性を
有する塞ぎ板81と、ケース体80の開放された端面
(以下、「開放端面」という。)を密封状態で塞ぐキャ
ップ82とを備えている。
【0005】ケース体80の開放側面には、塞ぎ板81
の両側縁を支持するための支持壁部80a,80bが全
長にわたって一体形成されている。前記塞ぎ板81は、
両側縁の下面が各支持壁部80a,80bの上面に、表
裏両面が糊着面の帯状のテープ部材83a,83bによ
り固定される。前記キャップ82は、ケース体80の開
放端面に矩形かつリング状のパッキン84を介して固定
される。ケース体80の開放端面にはネジ孔85が2箇
所、形成されており、キャップ82に形成された2個の
ネジ挿入孔86へそれぞれネジ87を挿入して各ネジ孔
85へネジ込むことによりキャップ82がケース体80
の開放端面に固定される。
【0006】上記した構成の多光軸光電センサでは、ケ
ース体80と塞ぎ板81との間はテープ部材83a,8
3bによって、また、ケース体80とキャップ82との
間はパッキン84によって、それぞれ密封されるので、
ケース体80の内部への雨水の侵入が防止され、投光器
71や受光器72の耐水性が確保される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の多光軸
光電センサでは、ケース体80と塞ぎ板81とは長さを
完全に一致させる必要がある。もし、両者の長さに差異
があれば、ケース体80の端面と塞ぎ板81の端面との
間に段差が生じ、その段差に起因する隙間より水が侵入
する。このため、ケース体80および塞ぎ板81は高精
度な加工が必要となり、寸法管理を厳格に行う結果、多
光軸光電センサの製作コストが高価となる。
【0008】ところが、ケース体80および塞ぎ板81
に高精度な加工を施しても、金属製であるケース体80
と合成樹脂製である塞ぎ板81とは熱膨張係数に差異が
あるため、周囲温度が変化すると、図7に示すように、
ケース体80の伸縮度合と塞ぎ板81の伸縮度合とに差
が生じ、塞ぎ板81の端部とキャップ82との間に隙間
dが発生する。
【0009】上記した寸法誤差や熱膨張係数の差異に起
因する問題は、一側面の全体が開放された上記のケース
体80に代えて、図8に示す構造のケース体90を用い
ることにより、その解決が可能である。図示例のもの
は、一側面の全体を開放せずに、投光素子や受光素子の
各配置位置に投受光のための窓孔91を開設したもので
ある。図示例のものによれば、ケース体90と塞ぎ板8
1との間に寸法誤差があっても、また、熱膨張係数の差
異によりケース体90と塞ぎ板81とが異なる長さに伸
縮しても、ケース体90の端面とキャップ82との間に
隙間が発生しないので、耐水性が阻害されることはな
い。
【0010】ところが、図示例のものは、ケース体90
に多数個の窓孔91を開設する必要があるため、ケース
体90の製作コストが高価となる。また、窓孔91が設
けられる側面部90cと塞ぎ板81との間には、幅の広
い孔あきのテープ部材92を介在させる必要があるた
め、テープ部材92の加工費や材料費が高くなり、しか
もケース体90が長い場合、テープ部材92の貼設作業
に手数がかかるという問題がある。
【0011】この発明は、一側面の全体が開放されたケ
ース体を用いた多光軸光電センサであって、ケース体お
よび塞ぎ板の寸法管理を厳格に行わなくても、また、ケ
ース体と塞ぎ板との熱膨張係数が相違していても、耐水
性が阻害されることのない多光軸光電センサを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の多光軸光電セ
ンサは、複数の投光素子と、各投光素子と対をなす複数
の受光素子とを、対をなす各ケース体の内部に、光軸が
平行となるようにそれぞれ配置して、投光器と受光器と
が形成されてなる。前記の「投光素子」や「受光素子」
は、例えば発光ダイオードやフォトダイオードであり、
対をなすケース体の一方に各投光素子を同方向へ向けて
所定の間隔で配列し、ケース体の他方に各受光素子を同
方向へ向けて投光素子と同じ間隔で配列する。
【0013】投光器1と受光器2とを光軸合わせを行っ
て対向させると、投光器1と受光器2との間に、2次元
の物体検知領域が形成される。この物体検知領域に身体
の一部が入ると、いずれかの投光素子からの光が遮断さ
れる結果、対応する受光素子がオン状態からオフ状態へ
移行する。
【0014】前記投光器および受光器は、光軸方向の側
面部分(投光器からの光が出ていく面および受光器への
光が入っていく面に対応する部分)と両方の端面とが開
放されているケース体と、ケース体の開放された側面部
分(開放側面)を密封状態で塞ぐ透光性を有する塞ぎ板
と、ケース体の開放された端面(開放端面)を密封状態
で塞ぐキャップとを備えている。前記塞ぎ板は、全長が
ケース体より長く形成され、両端部がケース体の両端面
より突出した状態で、ケース体の開放側面に固定され
る。周囲温度の変化により塞ぎ板やケース体が伸縮して
も、塞ぎ板の両端部がケース体の両端面より突出した状
態が維持されるように、塞ぎ板の全長をケース体より長
く設定する。
【0015】塞ぎ板をケース体の開放側面に密封状態で
固定するための好ましい一実施態様として、ケース体の
開放側面に、塞ぎ板の両側縁を支持するための支持壁部
をケース体の全長にわたって一体形成する。そして、各
支持壁部と塞ぎ板の両側縁との間に、表裏両面が糊着面
のテープ部材をそれぞれ介在させて、両支持壁部上に塞
ぎ板を固定する。テープ部材の両端部は、ケース体の端
面上へ屈曲して突出させるのが望ましい。ケース体の開
放端面にパッキンを介してキャップを固定したとき、前
記パッキンとテープ部材の突出端部との接合により隙間
の発生が防止される。
【0016】前記キャップは、ケース体の開放端面に当
接する第1のシール部と塞ぎ板の突出した端部の下面に
当接する第2のシール部とを有するパッキンを介してケ
ース体の開放端面に固定される。ケース体の開放端面と
パッキンの第1のシール部との間でケース体とキャップ
との間が密封され、塞ぎ板の突出した端部の下面とパッ
キンの第2のシール部との間で塞ぎ板とキャップとの間
が密封される。
【0017】前記パッキンの好ましい一実施態様とし
て、弾性体より成るパッキン本体と、金属製の補強板
と、表裏両面が糊着面のテープ部材とを一体に貼り合わ
せて構成されたものを用いるとよい。キャップの押圧力
がパッキン本体に作用したとき、金属製の補強板が存在
するので、パッキン本体が変形してケース体の開放端面
より内部へ入り込むようなことがなく、ケース体とキャ
ップとの間の密封状態が保持される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施例であ
る多光軸光電センサにおける投光器および受光器の構成
を示すもので、ケース体1、塞ぎ板2、パッキン3、キ
ャップ4、および固定金具5を備えている。
【0019】前記ケース体1は、投光器では複数の投光
素子を、受光器では複数の受光素子を、それぞれ内部に
収納配置するためのもので、アルミニウムのような金属
材の引抜加工により中空かつ長手形状に形成されてい
る。ケース体1の断面形状はほぼ矩形状であり、光軸方
向の一側面(投光器からの光が出ていく面および受光器
への光が入っていく面)と両方の端面とが開放されてい
る。図中、10はケース本体1の内部に配備されたプリ
ント基板であり、このプリント基板10の上面に複数の
投光素子または受光素子がそれぞれの光軸が平行となる
ようにハンダ付けされる。
【0020】前記ケース体1の開放側面には、図2に示
すように、塞ぎ板2の両側縁を支持するための一対の支
持壁部11a,11bが設けてある。各支持壁部11
a,11bは、ケース体1の対向する側壁1a,1bの
内面に全長にわたって一体形成されている。各側壁1
a,1bの外面には、開放端面から近い位置に、一対の
係合突起12,12が一体形成されている(側壁1b側
の係合突起12は図示されていない。)。これら係合突
起12,12には後述する固定金具5が取外し可能に止
め固定される。
【0021】前記塞ぎ板2は、ケース体1の開放側面を
密封状態で塞ぐためのものであり、アクリル板のような
透明または半透明の合成樹脂板で形成して透光性を持た
せている。この塞ぎ板2は、ケース体1の開放側面に適
合する幅を有し、その長さは、両端部がケース体1の開
放端面より突出するように、ケース体1より長く形成さ
れている。この塞ぎ板2の全長は、たとえ周囲温度が変
化して塞ぎ板2やケース体1が伸縮しても、塞ぎ板2の
両端部がケース体1の両端面より突出した状態が維持さ
れるように、塞ぎ板2の全長をケース体1より長く設定
しておく。
【0022】前記塞ぎ板2は、両端部がケース体1の両
方の開放端面より突出した状態で、ケース体1の開放側
面に固定されるもので、ケース体1の各支持壁部11
a,11bと塞ぎ板2の両側縁との間に、表裏両面が糊
着面の帯状のテープ部材20a,20bをそれぞれ介在
させることにより、両支持壁部11a,11b上に塞ぎ
板2を密封状態で固定する。
【0023】各テープ部材20a,20bは、ケース体
1より長く形成され、各テープ部材20a,20bの両
端部をケース体1の開放端面上へ屈曲して突出させる。
各テープ部材20a,20bの突出部分Dにはケース体
1の開放端面にパッキン3を介してキャップ4を固定す
るとき、前記パッキン3と各テープ部材20a,20b
の突出端部Dとが接合して隙間の発生が防止される。
【0024】前記キャップ4は、ケース体1の開放端面
を密封状態で塞ぐためのものであり、パッキン3を介し
てケース体1の開放端面に押付状態で固定される。この
キャップ4は、たとえば合成樹脂成形体であり、ケース
体1の開放端面に適合する矩形状を有する。キャップ4
の外面には、中央にボス部41、ボス部41の両側に台
部42,42が一体形成され、各台部42の上面にネジ
孔43が開設されている。各ネジ孔43は、投光器およ
び受光器を設置するための金具(図示せず。)をねじ止
めするためのものである。
【0025】前記パッキン3は、図3および図4に示す
ように、ケース体1の開放端面に当接する第1のシール
部3Aと、塞ぎ板2の突出した端部の下面に当接する第
2のシール部3Bとを有する。第1のシール部3Aは、
ケース体1の開放端面に適合する矩形かつリング状をな
すもので、ケース体1の開放端面とキャップ4との間を
密封状態に保持する。第2のシール部3Bは、第1のシ
ール部3Aの上端に屈曲形成されており、塞ぎ板2の突
出した端部とキャップ4との間を密封状態に保持する。
【0026】この実施例のパッキン3は、ゴムなどの弾
性体より成るパッキン本体30と、ステンレスのような
金属製の補強板31と、表裏両面が糊着面のテープ部材
32とで構成されている。前記パッキン本体30は、前
記した第1のシール部3Aを構成するリング状部30A
と第2のシール部3Bを構成する屈曲部30Bとを備え
たもので、リング状部30Aの表面に、リング状部30
Aに対応する形状の補強板31を貼設し、補強板31の
表面とパッキン本体30の屈曲部30Bの表面とにパッ
キン本体30に対応する形状のテープ部材32を貼設し
ている。前記補強板31は、キャップ4の押圧力がパッ
キン本体3に作用したときのパッキン本体30の変形を
防止するためのもので、これにより、ケース体1とキャ
ップ4との間の密封状態を保持する。
【0027】前記固定金具5は、ケース体1の開放端面
へパッキン3を中間に介在させてキャップ4を固定する
ためのものであり、1枚の金属板に折曲加工を施すこと
により、押当部50の両端に脚部51a,51bを形成
している。押当部50はキャップ4に対応する形状であ
り、中心部にはキャップ4のボス部41と台部42,4
2とを臨ませる開口部52が形成されている。各脚部5
1a,51bには、矩形状の係合孔53a,53bが形
成されており、キャップ4上に固定金具5を被せるよう
に嵌め込んだとき、各係合孔53a,53bにケース体
1の外面に形成した2個の係合突起12が係合する。
【0028】上記した構成の投光器や受光器によれば、
塞ぎ板2の全長をケース体1より長く形成して、両端部
がケース体1の開放端面より突出した状態で、塞ぎ板2
をケース体1の開放側面に固定するので、周囲温度の変
化で塞ぎ板2やケース体1が伸縮しても、塞ぎ板2の端
部と端板4との間に隙間が発生するということがない。
【0029】ケース体1の開放側面に設けられた支持壁
部11a,11bと塞ぎ板2の両側縁との間に、表裏両
面が糊着面のテープ部材20a,20bを介在させて、
両支持壁部11a,11b上に塞ぎ板2を固定するの
で、ケース体1と塞ぎ板2との間の耐水構造が確保され
る。また、テープ部材20a,20bの両端部はケース
体1の開放端面上へ突出させてパッキン3と接合させる
ので、ケース体1の開放端面とパッキン3との間に隙間
が発生するのを防止し得る。
【0030】ケース体1の開放端面にパッキン3を介し
てキャップ4を固定したとき、ケース体1の開放端面と
パッキン3の第1のシール部3Aとの間でケース体1と
キャップ4との間の密封状態が保持される。また、塞ぎ
板2の突出した端部の下面とパッキン3の第2のシール
部3Bとの間で塞ぎ板2とキャップ4との間の密封状態
が保持される。キャップ4の押圧力がパッキン本体40
に作用したとき、金属製の補強板41が存在するので、
パッキン本体40が変形することがなく、ケース体1と
キャップ4との間の密封状態が保持される。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、ケース体および塞ぎ
板の寸法管理を厳格に行わなくても、また、ケース体と
塞ぎ板との熱膨張係数が相違しても、隙間の発生により
耐水性が阻害されるようなことがなく、ケース体とし
て、一側面の全体が開放された安価なケース体を用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である多光軸光電センサの
投光器および受光器の構成を示す分解斜視図である。
【図2】塞ぎ板が固定されたケース体の開放端面を示す
斜視図である。
【図3】パッキンの外観を示す斜視図である。
【図4】パッキンを分解して示した投光器および受光器
の分解斜視図である。
【図5】多光軸光電センサの構成を示す斜視図である。
【図6】従来の多光軸光電センサにおける投光器および
受光器の構成を示す分解斜視図である。
【図7】塞ぎ板とキャップとの間に隙間が発生した状態
を示す従来例の斜視図である。
【図8】他の従来例の投光器および受光器の構成を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース体 2 塞ぎ板 3 パッキン 3A 第1のシール部 3B 第2のシール部 4 キャップ 11a,11b 支持壁部 20a,20b テープ部材 30 パッキン本体 31 補強板 32 テープ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中崎 隆夫 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 山本 拓 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 2G065 AB28 BA09 BA36 BB46 CA30 DA15 5G055 AB01 AC02 AD01 AD04 AD10 AE03 AG18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の投光素子と、各投光素子と対をな
    す複数の受光素子とを、対をなす各ケース体の内部に、
    光軸が平行となるようにそれぞれ配置して、投光器と受
    光器とが形成されてなる多光軸光電センサにおいて、 前記投光器および受光器は、光軸方向の側面部分と両方
    の端面とが開放されているケース体と、ケース体の開放
    された側面部分を密封状態で塞ぐ透光性を有する塞ぎ板
    と、ケース体の開放された端面を密封状態で塞ぐキャッ
    プとを備え、 前記塞ぎ板は、全長がケース体より長く形成され、両端
    部がケース体の両端面より突出した状態で、ケース体の
    開放された側面部分に固定されるとともに、前記キャッ
    プは、ケース体の開放された端面に当接する第1のシー
    ル部と塞ぎ板の突出した端部の下面に当接する第2のシ
    ール部とを有するパッキンを介してケース体の開放され
    た端面に固定されて成る多光軸光電センサ。
  2. 【請求項2】 前記ケース体の開放された側面部分に
    は、塞ぎ板の両側縁を支持するための支持壁部がケース
    体の全長にわたって一体形成されており、各支持壁部と
    塞ぎ板の両側縁との間に、表裏両面が糊着面のテープ部
    材をそれぞれ介在させて、両支持壁部上に塞ぎ板を密封
    状態で固定するとともに、各テープ部材の両端部をケー
    ス体の両端面上へ屈曲して突出させている請求項1に記
    載の多光軸光電センサ。
  3. 【請求項3】 前記パッキンは、弾性体より成るパッキ
    ン本体と、金属製の補強板と、表裏両面が糊着面のテー
    プ部材とを一体に貼り合わせて構成されている請求項1
    に記載の多光軸光電センサ。
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