JPH0349439Y2 - - Google Patents

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JPH0349439Y2
JPH0349439Y2 JP14349785U JP14349785U JPH0349439Y2 JP H0349439 Y2 JPH0349439 Y2 JP H0349439Y2 JP 14349785 U JP14349785 U JP 14349785U JP 14349785 U JP14349785 U JP 14349785U JP H0349439 Y2 JPH0349439 Y2 JP H0349439Y2
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 複数のユニツトを多段に取付可能なユニツト取
付支柱構造であつて、ユニツト取付部分とケーブ
ルホルダ部分を併せ備えた支柱組立体となし、支
柱固定部材に任意の配列ピツチで固設可能とする
ことにより、ユニツト幅の変更に対する支柱の配
列ピツチの融通性の向上や、支柱の構造簡略化、
製造コストの低減、保管スペースの節約等を実現
したものである。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、主に電子装置、例えば通信装置のユ
ニツトを取り付ける支柱の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の一般的なユニツト取付支柱構造の例を第
7図に斜視図で示してある。図中、符号1は通信
装置のユニツトを示し、これはユニツト本体1A
を取付板1Bに固定し、取付板1Bの両端部に取
付穴1Cを形成してなるものである。また、符号
10はユニツト取付支柱対を示し、これはそれぞ
れ角形部材からなる左右一対の支柱11,12を
やはり角形部材からなる上下の横桁13,14で
一体的に結合して矩形のフレーム状に形成された
ものである。支柱11,12の前面側、つまりユ
ニツト取付面側(第5図では裏面で見えない)に
はユニツト固定用のタツプ穴が形成されており、
これにユニツト1の取付穴1Cを位置合せしてネ
ジ2を締め込むことによりユニツト1が左右の支
柱11,12に固定されるようになつている。一
方、左右の支柱11,12の裏面(第5図では表
面)には複数のケーブルホルダ15がネジ16で
固着されており、ユニツト1の背面に接続される
束線やケーブル(図示せず)を整線あるいは保持
できるようになつている。
ユニツト取付支柱対10は第8図に示すように
建屋またはキヤビネツト内に横へ複数対10A,
10B,10C,…配列され、上部を建屋の天井
またはキヤビネツトの天井に固設されたケーブル
ラツクを兼ねる固定梁3に結合部材4で固定さ
れ、また下部を建屋の床またはキヤビネツトの底
板5にボルト等で固定されて設置され、各々のユ
ニツト取付支柱対10A,10B,10C,…に
それぞれ複数のユニツト1が多段状に搭載され
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の構造には以下のような問題点があ
る。
(イ) 電子装置のユニツトは各種の幅のものがある
が、従来の構造ではユニツト幅の変更に対処で
きず、ユニツト取付支柱対を新たに製作する必
要がある。
(ロ) ユニツト取付支柱対が左右支柱及び上下横桁
を一体化した矩形フレーム状であり、またケー
ブルホルダが別体部品であるため、組立や塗装
などの工程が煩雑で多大な工数を要し、製造コ
ストも高い。
(ハ) ユニツト取付支柱対が矩形フレーム状である
ため、保管に大きなスペースが必要である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の如く複数のユニツトを多段に
取付可能な左右2本の支柱を1対としてこれが横
に複数対並列させたユニツト取付支柱構造におい
て、隣り合う支柱対の近接し合う2本の支柱どう
しを一体化すると共に、これにユニツト取付側へ
突出するユニツト取付部材及び反対側へ突出する
ケーブルホルダ部分を併せ備えたユニツト固定部
材を設けて1本の独立した支柱組立体となし、そ
して該支柱組立体をそれの上部及び下部にて支柱
固定部材に任意の配列ピツチで固設可能なように
構成したものである。
〔作用〕
上記構成によれば、支柱組立体をユニツトの幅
に合つたピツチで配列することにより、各種の幅
のユニツトの取付に適用可能である。
〔実施例〕
第1図は本考案のユニツト取付支柱構造の一例
の斜視図であり、第2図はそれのユニツト取付状
態での平面図である。図中、符号1は通信装置の
ユニツトを示し、これは第7図に示したものと同
じ構造のものである。また符号20,A,Bが本
考案によるユニツト取付支柱組立体(以下単に
「支柱組立体」と略記)を示し、これは第2図に
明示するように溝形部材から左右2本の支柱2
1,A,B及び22,A,Bを背中合せに接合
し、上下端部をそれぞれアングル部材からなるブ
ラケツト23,24で一体化してなるものであ
る。それぞれの支柱組立体20,A,Bはいわば
第8図に示す従来のフレーム状ユニツト取付支柱
対の互に隣り合う2対10A,10Bまたは10
B,10Cの近接し合う支柱12A,11Bまた
は12B,12Cどうしを一体化した構造であ
り、第2図に明示するように一方の支柱組立体2
0Aの右側支柱22Aと他方の支柱組立体20B
の左側支柱23Bとにユニツト1が取り付けられ
るように構成されている。
各々の支柱組立体20,A,Bの支柱21,
A,B及び22,A,Bにはそれぞれユニツト取
付用のユニツト固定部材30Aが設けられる。こ
れは第3図に示すように丸棒から形成され、その
先端部にはユニツト1の取付穴1Cのガイドを兼
ねたユニツト支持部31と、ユニツト固定用のネ
ジ部32と、スナツプリング用の溝33と、90°
屈曲させたケーブルホルダ部34とを有し、特に
第2図の右端部において示すように、ユニツト支
持部31の一部分とネジ部32とを前面(ユニツ
ト取付面)側へ突出させ、またケーブルホルダ部
34を裏側へ突出させた状態で固設される。つま
りユニツト支持部31には平面切欠31a及び段
差部31bが形成され、平面切欠31aが支柱2
1,22の穴に係合して回止めがなされ、そして
段差部が支柱21,22の前側フランジの内面に
当接して前方への抜止めがなされる一方、溝33
にスナツプリング35(第2図参照)が嵌められ
て後方への抜止めがなされる。
ユニツト1は、それの取付穴1Cを支柱21,
22から突出するユニツト支持部31に嵌合させ
た後、ナツト6(第1図参照)をネジ部32に螺
着して締め込むことにより支柱21,22に固定
される。一方、各支柱組立体20,A,Bの支柱
21,A,B,22,A,Bのユニツト固定部材
30Aのケーブルホルダ部34は互いに向き合つ
ていて第2図に示すようなほぼ閉鎖されたケーブ
ルホルダを形成し、ユニツト1に接続される束線
またはケーブル7がこの中に収容保持される。
尚、ケーブルホルダは比較的大きなピツチで設
ければ良く、従つてユニツト固定部材を全てがケ
ーブルホルダ部34を有する長いものとする必要
はない。従つて第4図に示す如きケーブルホルダ
部34のない短いユニツト固定部材30Bを第1
図に示すように中間に適当に混在させて用いるの
が有利である。尚、ユニツト固定部材30Bはケ
ーブルホルダ部34を持たない点以外はまつたく
ユニツト固定部材30Bと同じ形状である。
第5図及び第6図は支柱組立体20の設置例を
示す。第5図の例は建屋内に直接設置する場合で
あり、建屋の天井部及び床にそれぞれ固定梁40
A,40Bを固定しておき、これらの固定梁に支
柱組立体20の上下のブラケツト23,24(第
1図参照)をボルト等で締結することにより固定
する。
一方、第6図の例はキヤビネツト内に設置する
例であり、キヤビネツト60の天板及び床板に設
けた固定梁60A,60Bに同様に上下のブラケ
ツト23,24をボルト等で締結して固定する。
これらの例において、固定梁40,40Bまたは
60A,60Bにそれぞれ取付穴41または61
を比較的狭いピツチで形成しておけば、支柱組立
体20,A,B,C,…をユニツト1の幅に合わ
せて所望の配列ピツチで設置することが可能であ
る。
尚、横に複数組配列された支柱組立体20A,
20B,20C,…のうち両端の支柱組立体につ
いては、図示例のように2本の支柱21,22を
一体化した構造のものでなく、支柱21,22の
いずれか1本から構成されたものでも良いことは
云うまでもない。
また、上記図示実施例では支柱組立体は2本の
溝形部材を背中合わせに接合した構造であるが、
1本のH形部材を用いれば製作が一層容易とな
る。また箱形部材を用いることも可能であるが、
内面塗装やユニツト固定部材の装着作業を考慮す
ると、薄形部材やH形部材からなる側方開放構造
のものが有利であることは云うまでもない。
〔考案の効果〕 本考案によるユニツト取付支柱構造の効果は以
下の如くである。
(イ) 隣り合うユニツト取付支柱対の近接し合う支
柱を一体化して1本の独立した支柱組立体とし
たことにより、支柱組立体を任意の配列ピツチ
で設置可能であることから、ユニツト幅の変更
に容易に対処できるという融通性が得られる。
(ロ) ユニツト取付支柱組立体は基本的に2本の支
柱だけを一体化した構造であり、またユニツト
のガイド及び支承部材ならびケーブルホルダを
兼ねたユニツト固定部材を設けることから、構
造が簡純で製造や組立が簡単であり、製造コス
トが安価である。
(ハ) ユニツト取付支柱組立体は従来の矩形フレー
ム状のものに比べて小形であり、保管スペース
が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるユニツト取付支柱構造の
一実施例の斜視図、第2図は第1図の実施例のユ
ニツト取付状態での平面図、第3図はユニツト固
定部材の斜視図、第4図はユニツト固定部材の変
形例の斜視図、第5図は本考案のユニツト取付支
柱構造の設置例を示す図、第6図は本考案のユニ
ツト取付支柱構造の他の設置例を示す図、第7図
は従来例の斜視図、第8図は従来例の設置状態の
正面図である。 第1図から第6図において、1はユニツト、7
は束線またはケーブル、20,A,B,C,…は
ユニツト取付支柱組立体、21,A,B,22,
A,Bは支柱、23,24はブラケツト、30
A,30Bはユニツト固定部材、31はユニツト
支持部、32はネジ部、34はケーブルホルダ
部、40A,40Bは固定梁、60はキヤビネツ
ト、60A,60Bは固定梁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のユニツトを多段に取付可能な左右2本の
    支柱を1対としてこれが横に複数対並列されるユ
    ニツト取付支柱構造において、隣り合う支柱対の
    近接し合う2本の支柱どうしを一体化すると共
    に、これにユニツト取付側へ突出するユニツト取
    付部分及び反対側へ突出するケーブルホルダ部分
    を併せ備えたユニツト固定部材を設けて一本の独
    立した支柱組立体となし、そして該支柱組立体を
    それの上部及び下部にて支柱固定部材に任意の配
    列ピツチで固設可能としたことを特徴とするユニ
    ツト取付支柱構造。
JP14349785U 1985-09-21 1985-09-21 Expired JPH0349439Y2 (ja)

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JPS6255394U JPS6255394U (ja) 1987-04-06
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JP7063580B2 (ja) * 2017-11-13 2022-05-09 新電元工業株式会社 取付部材、及び、電子機器の取付構造

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