JPH0451463Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0451463Y2
JPH0451463Y2 JP10781189U JP10781189U JPH0451463Y2 JP H0451463 Y2 JPH0451463 Y2 JP H0451463Y2 JP 10781189 U JP10781189 U JP 10781189U JP 10781189 U JP10781189 U JP 10781189U JP H0451463 Y2 JPH0451463 Y2 JP H0451463Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pct
support
cubicle
box
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10781189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0348209U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10781189U priority Critical patent/JPH0451463Y2/ja
Publication of JPH0348209U publication Critical patent/JPH0348209U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0451463Y2 publication Critical patent/JPH0451463Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電力需給用計器用変成器(以下
PCTという。)を内部に収容するキユービクルの
改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種のキユービクルを第8図に示す。
第8図は従来のキユービクルのPCT配置図であ
る。
このキユービクルは、それを構成する箱体31
の上部に、PCTを吊り止める横梁32を備えて
いる。PCTは箱型で、横梁32に上部を吊支さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) 上記のようなキユービクルにおいては、PCT
は、横梁32によつてその上部においてのみ支持
される。従つて、下部が不安定であり、地震等の
振動により、損傷を受けるおそれがある。そこ
で、PCTの下部をキユービクルに支持すること
が望ましいが、PCTは、機種により寸法が異な
るだけでなく、箱型のものと円柱型のものとがあ
るので、そのようなPCTを収容するための汎用
的なキユービクルを予め画一的に製作することは
困難であるという問題点がある。
従つて、本考案は、各種寸法、形状のPCTに
容易に対応して、これを確実に支持することがで
きるキユービクルを提供することを課題としてい
る。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するため、
キユービクルを構成する箱体1内の上部に計器用
変成器PCTの上部を支持する横梁4の如き吊支
部を設けると共に、箱体1内の4隅に垂直に支柱
レール2を立て、かつ箱体1内の対向側面に相対
向するように一対の支持杆5,5を上下の取付け
位置を変更可能に支柱レール2,2間に水平に架
設し、これら支持杆5,5の間にPCTを載置す
るための載置板6を架設し、この載置板6には、
その上に載置された箱型のPCTの対向両側面を
4方から押さえるための4つの押さえ部材7を
PCTの側面に対して直角に、進退自在に取付け
るためのボルト受け突片12の如き第1の4つの
支持部を設けると共に、円柱型のPCTの対向側
面をその中心に向かつて4方から押さえるための
他の4つの押さえ部材7をPCTの側面に対して
進退自在に取付けるためのボルト受け突片13の
如き第2の4つの支持部を設け、4つの押さえ部
材7は第1または第2の支持部に選択的に取付け
るようにしてキユービクルを構成した。
(作用) 本考案のキユービクルにおいては、横梁4のよ
うな吊支部にPCTの上部を吊支した後、PCTの
縦方向の寸法にあわせて、支柱レール2に対する
支持杆5の取付け位置を上下に調整し、載置板6
がPCTの下面に当接する位置に固定する。そし
て、箱型PCTの場合には、ボルト受け突片12
の如き第1の支持部に押さえ部材7を装着し、
PCTの寸法にあわせてその位置を調整して、
PCTの側面に当接する位置にてこれを固定する。
円柱型PCTの場合には、ボルト受け突片13の
如き第2の支持部に押さえ部材7を装着し、同じ
くPCTの寸法にあわせてその位置を調整し、
PCTの側面に当接する位置にてこれを固定する。
こうすると、PCTは、上部において吊支部によ
つて支持されると共に、下部において、載置板6
と押さえ部材7とによつて下面及び側面から支持
されるので、地震によつても揺れ動くおそれがな
い。
(実施例) 第1図ないし第7図に本考案の一実施例を示
す。第1図は本考案に係るキユービクルの概略的
斜視図、第2図は本考案に係るキユービクルの
PCT支持部の斜視図、第3図は箱型PCTを支持
する場合のPCT支持部の平面図、第4図は同
PCT支持部の正面図、第5図はV−V断面図、
第6図は円柱型PCT支持する場合のPCT支持部
の平面図、第7図は同PCT支持部の正面図であ
る。
図において、1はキユービクルの箱体、2はこ
の箱体1の4方を支持する垂直の支柱レール、3
は箱体1の上部4方を支持する矩形枠、4は矩形
枠3に架設されたPCT吊支用の横梁、5は相対
向して垂直支柱2に水平に架設された支持杆、6
は支持杆5,5間に相対向して水平に架設された
PCT載置用の載置板、7は載置板6に取付けら
れたPCT支持用の押さえ部材である。
しかして、箱体1の各部は、第2図ないし第7
図に示すように構成される。垂直支柱レール2
は、4面にねじ止め用の長手方向の割溝2aを備
えた角柱状のレール材から成る。支持杆5は、ア
ングル鋼材から成り、両端において垂直支柱レー
ル2の内側に、取付け高さ位置を調整可能にボル
ト9にて固定されている。即ち、割溝2aの内側
に上下に移動可能なナツト10を挿入し、その上
下位置を選択してボルト9にて支持杆5を締め付
け固定する。
載置板6は、両端において支持杆5の上面にボ
ルト11にて固定されており、支持杆5に直交す
る方向の両縁には、相対向して下方へ延出する一
対の屈折片8が設けられている。各屈折片8に
は、相互に間隔をおいて2つのボルト挿通孔8
a,8aと、2つのボルト挿通用長孔8b,8b
が設けられ、両屈折片8のボルト挿通孔8a,8
a、ボルト挿通用長孔8b,8bは夫々相対向し
ている。また、載置板6の下面には、ボルト挿通
孔8a,8a、ボルト挿通用長孔8b,8bに
夫々対向するようにボルト受け突片12,13が
突設されている。ボルト受け突片12,13は、
夫々押さえ部材7を締め付けるためのボルト14
を螺挿させるねじ孔12a,13aを備えてい
る。ボルト受け突片12は、載置板6の屈折片8
に平行に設けられているのに対し、ボルト受け突
片13は、載置板6の中心に向き、屈折片8に対
して所定角度をもつて設けられいる。
押さえ部材7は、帯板をL字状に屈折して成
り、当接片7aと支持片7bとを有する。当接片
7aの下部には、載置板6の屈折片8に設けられ
たボルト挿通孔8aまたはボルト挿通用長孔8b
に対向してボルト14を挿通させるためのボルト
挿通孔7cが設けられている。しかして、押さえ
部材7は、その当接片7aを載置板6に対して直
角に起立させ、また支持片7bを載置板6の下方
に平行に延ばすように配置される。そして、箱型
のPCTを取付ける場合には、第2図ないし第5
図に示すように、押さえ部材7のボルト挿通孔7
cを屈折片8のボルト挿通孔8aに一致させ、ボ
ルト挿通孔7c,8a、ねじ孔12aを貫通して
ボルト14を螺挿し、押さえ部材7の当接片7a
がPCTの側面に当接するまでボルト14をねじ
込む。押さえ部材7の支持片7bは、第5図に示
すように、屈折片8及びボルト受け突片13の下
縁に当接しているので、常に当接片7aの垂直起
立状態を維持することができる。また、円柱型の
PCTを取付ける場合には、第6図、第7図に示
すように、押さえ部材7のボルト挿通孔7cを屈
折片8のボルト挿通用長孔8bに一致させ、ボル
ト挿通孔7c,8b,ねじ孔12aを貫通してボ
ルト14を螺挿し、同様に押さえ部材7の当接片
7aがPCTの側面に当接するまでボルト14を
ねじ込む。
なお、この実施例においては、載置板6の中央
部周辺の所定位置に、ボルト挿通孔15を備えて
いる。これは、PCTがその底部に固定用のねじ
孔を有する形式のものである場合に、ここを通し
て固定用ボルトを螺合するためのものである。こ
の場合には、押さえ部材7の併用は選択的であ
る。
この実施例のキユービクルにおいては、横梁4
にPCTの上部を吊支した後、予め載置板6の両
縁にボルト11にて固着された支持杆5の垂直支
柱レール2に対する高さ位置を調整して、載置板
6がPCTの底面に当接する位置でボルト9にて
固定する。そして、PCTが箱型であるか円柱型
であるかによつて、上記のように押さえ部材7の
取付け位置を選択し、ボルト14にて押さえ部材
7を締め込んで、PCTの下部の4方を固定する。
従つて、PCTは、上部において横梁4によつて
支持されると共に、下部において、載置板6と押
さえ部材7とによつて下面及び両側面から支持さ
れるので、地震等によつても揺れ動くおそれがな
い。収容されるPCTの寸法、形状が異なつても、
載置板6の固定位置を上下に、また押さえ部材7
の固定位置を左右に、さらに押さえ部材7の取付
け位置を夫々適宜変更することによつてこれに柔
軟に対処する。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、キユービク
ルを構成する箱体1内の上部に計器用変成器
PCTの上部を支持する横梁4の如き吊支部を設
けると共に、箱体1内の4隅に垂直に支柱レール
2を立て、かつ箱体1内の対向側面に相対向する
ように一対の支持杆5,5を上下の取付け位置を
変更可能に支柱レール2,2間に水平に架設し、
これら支持杆5,5の間にPCTを載置するため
の載置板6を架設し、この載置板6には、その上
に載置された箱型のPCTの対向両側面を4方か
ら押さえるための4つの押さえ部材7をPCTの
側面に対して直角に、進退自在に取付けるための
ボルト受け突片12の如き第1の4つの支持部を
設けると共に、円柱型のPCTの対向側面をその
中心に向かつて4方から押さえるための他の4つ
の押さえ部材7をPCTの側面に対して進退自在
に取付けるためのボルト受け突片13の如き第2
の4つの支持部を設け、4つの押さえ部材7は第
1または第2の支持部に選択的に取付けるように
してキユービクルを構成したため、各種寸法、形
状のPCTに容易に対応して、これに確実に支持
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は本考案に係るキユービクルの概
略的斜視図、第2図は本考案に係るキユービクル
のPCT支持部の斜視図、第3図は箱型PCTを支
持する場合のPCT支持部の平面図、第4図は同
PCT支持部の正面図、第5図はV−V断面図、
第6図は円柱型PCT支持する場合のPCT支持部
の平面図、第7図は同PCT支持部の正面図であ
り、第8図は従来のキユービクルのPCT配置図
である。 1……箱体、4……横梁(吊支部)、5……支
持杆、6……載置板、7……押さえ部材、12…
…ボルト受け片(第1の支持部)、13……ボル
ト受け片(第2の支持部)、14……ボルト、
PCT……変成器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱体の内部に電力需給用の箱型または円柱型の
    計器用変成器を吊支して収容するキユービクルに
    おいて、 キユービクルを構成する前記箱体内の上部に前
    記計器用変成器の上部を支持する吊支部を設ける
    と共に、箱体内の4隅に垂直に支柱レールを立
    て、かつ箱体内の対向側面に相対向するように一
    対の支持杆を上下の取付け位置を変更可能に前記
    支柱レール間に水平に架設し、これら支持杆の間
    に計器用変成器を載置するための載置板を架設
    し、この載置板には、その上に載置された箱型の
    前記計器用変成器の対向両側面を4方から押さえ
    るための4つの押さえ部材を変成器の側面に対し
    て直角に進退自在かつ固定可能に取付けるための
    第1の4つの支持部を設けると共に、前記円柱型
    の計器用変成器の対向側面をその中心に向かつて
    4方から押さえるための他の4つの押さえ部材を
    変成器の側面に対して進退自在かつ固定可能に取
    付けるための第2の4つの支持部を設け、前記4
    つの押さえ部材は前記第1または第2の支持部に
    選択的に取付けるようにしたことを特徴とする変
    成器収容キユービクル。
JP10781189U 1989-09-14 1989-09-14 Expired JPH0451463Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10781189U JPH0451463Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10781189U JPH0451463Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0348209U JPH0348209U (ja) 1991-05-08
JPH0451463Y2 true JPH0451463Y2 (ja) 1992-12-03

Family

ID=31656486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10781189U Expired JPH0451463Y2 (ja) 1989-09-14 1989-09-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0451463Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0348209U (ja) 1991-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63285308A (ja) 四角錘状フレーム部材を結合するためのコーナーブロック
JPH0451463Y2 (ja)
JPH0644243Y2 (ja) 変成器収容キュービクル
JP2005042411A (ja) 電算機の床面固定構造体
JPH0451464Y2 (ja)
JPH0530333Y2 (ja)
JP2542010Y2 (ja) 柱型枠締付装置
JP2603268Y2 (ja) 分電盤
JPH0426043Y2 (ja)
JPH06146512A (ja) 太陽電池の架台装置
JP3022671U (ja) 支柱棚の締着装置
JPH0223706Y2 (ja)
CN217580725U (zh) 一种框架式幕墙承重装置及其结构
JPS63129007U (ja)
JPS6327197Y2 (ja)
JPS6117145Y2 (ja)
JP2987401B2 (ja) 吊り床の横揺れ防止装置
JPH0439427Y2 (ja)
JP2531396Y2 (ja) 通信機器装置の補強装置
JPH05321442A (ja) 浮床用高さ調節装置及びそれを用いた床構造
JPS6028154Y2 (ja) 電子機器の防水ケ−ス取付装置
JPH0349439Y2 (ja)
JPH0514992Y2 (ja)
JP2538934Y2 (ja) モザイクパネル
JPS6112684B2 (ja)