JP7063580B2 - 取付部材、及び、電子機器の取付構造 - Google Patents
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Description
特許文献1には、電子機器(機器ユニット)を筐体(ラック)に取り付けるための取付部材として、平板の長手方向の両端部を互いに逆向きに折り曲げて形成し、折り曲げた両端部にそれぞれ異なるピッチで配列された複数の取付用ネジ孔(ラック取付用ネジ孔)を形成したものが開示されている。この取付部材は、筐体(ラックフレーム)に形成された複数の筐体側取付孔のピッチに応じて、電子機器に対する取付部材の取り付けの向きを決定した上で、電子機器に取り付けられる。そして、取付部材の一方の端部の各取付用ネジ孔と、筐体の各筐体側取付孔と、にネジを通すことで、ネジ止めによって電子機器を筐体に取り付けることができる。すなわち、特許文献1の取付部材を用いることで、筐体側取付孔のピッチが異なる複数種類の筐体に、電子機器を取り付けることができる。
図1,2に示すように、本実施形態に係る電子機器の取付構造は、筐体1と、電子機器2と、取付部材3と、を備える。
筐体1の具体的な構成は任意であってよい。本実施形態の筐体1は、後述する電子機器2を収容する収容空間12を有する。筐体1の収容空間12は、筐体1の前面13に開口している。
本実施形態の筐体1は、その開口部分に設けられた一対のフレーム部14を備える。各フレーム部14は、収容空間12が開口する方向(Y軸方向)に直交する方向(Z軸方向)に延びている。
各フレーム部14において、複数の筐体側取付孔11の軸方向は、互いに平行している。すなわち、同一のフレーム部14に形成される複数の筐体側取付孔11は、同じ方向に開口している。
複数の筐体側取付孔11のピッチやZ軸方向における筐体側取付孔11の位置は、一対のフレーム部14の間で互いに等しい。
筐体側取付孔11は、少なくともY軸負方向(筐体1の開口が向く方向)に開口していればよい。すなわち、筐体側取付孔11は、例えば有底の孔であってよい。本実施形態の筐体側取付孔11は、フレーム部14を貫通している。本実施形態において、筐体側取付孔11の内面には雌ねじが形成されているが、これに限ることは無い。
電子機器2の具体的な構成は任意であってよい。本実施形態の電子機器2は、機器本体22と、一対の取付部23と、を備える。
一対の取付部23は、機器本体22から互いに逆向きに突出している。取付部23は、例えば機器本体22のケース等に一体に形成されてもよいし、機器本体22と別個に形成された上で機器本体22に取り付けられてもよい。各取付部23は、一方向(図示例ではZ軸方向)に延びている。一対の取付部23の長手方向は、互いに平行している。
各機器側取付孔21は、取付部23を貫通している。各機器側取付孔21の軸方向(貫通方向)は、機器本体22に対する取付部23の突出方向(図示例ではX軸方向)、及び、取付部23の長手方向(図示例ではZ軸方向)に直交する方向(図示例ではY軸方向)に向いている。
本体部31の具体的な形状は任意であってよい。本体部31は、例えば複数の貫通孔33の配列方向(図示例ではZ軸方向)に延びる棒状(例えば円柱状、角柱状)に形成されてよい。本実施形態の本体部31は、Z軸方向に延びる帯板状に形成されている。複数の貫通孔33は、本体部31の板厚方向に貫通している。
図示例においては、複数の筐体側取付孔11のピッチが、複数の第一貫通孔33Aの第一ピッチに対応しているが、例えば複数の第二貫通孔33Bの第二ピッチに対応してよい。貫通孔33の複数種類のピッチ(第一ピッチ、第二ピッチなど)は、例えば、JIS規格(JIS C 6010)やEIA規格(EIA-310-D)などの各種規格で規定されるピッチであってよい。
雄ねじ部32の数は、同一の取付部23に形成された機器側取付孔21の数以下であればよい。本実施形態における雄ねじ部32の数は、同一の取付部23に形成された機器側取付孔21の数と同じである。また、雄ねじ部32の突出長さは、例えば複数の雄ねじ部32の間で互いに異なってもよいが、本実施形態では、互いに等しい。
本実施形態において、取付部材3を各フレーム部14に取り付ける際には、本体部31のうち主面31aと反対に向く面31b(反対面31b)を筐体1のフレーム部14に対向させた状態で、本体部31の各貫通孔33とフレーム部14の各筐体側取付孔11とに順番にネジ4の軸部42を通す。これにより、取付部材3の本体部31をフレーム部14とネジ4の頭部41との間に挟み込んで、取付部材3を筐体1のフレーム部14に固定できる。フレーム部14の筐体側取付孔11に通されたネジ4の軸部42には、例えばナット等の雌ねじ部材を取り付けてもよいが、本実施形態では筐体側取付孔11の内面に形成された雌ねじが噛み合う。
具体的には、取付部材3の複数の雄ねじ部32を、電子機器2の各取付部23の複数の機器側取付孔21に各々挿通させた上で、複数の雄ねじ部32にそれぞれ雌ねじ部材5を取り付けることで、電子機器2の各取付部23が、取付部材3の本体部31と雌ねじ部材5との間に挟み込まれる。これによって、電子機器2が取付部材3に取り付けられる。
以上により、電子機器2が取付部材3を介して筐体1に取り付けられる。
カバー部材7は、導電性を有してもよいし、電気絶縁性を有してもよい。また、カバー部材7は、例えば透明な部材であってよい。この場合には、電子機器2の正面22aがカバー部材7によって覆われていても、電子機器2の正面22aに設けられるヒューズ等の各種部品やスイッチ等を視認することができる。
11 筐体側取付孔
14 フレーム部
2 電子機器
21 機器側取付孔
22 機器本体
23 取付部
3 取付部材
31 本体部
31a 主面
32 雄ねじ部
33 貫通孔
33A 第一貫通孔
33B 第二貫通孔
34 貫通孔群
34A 第一貫通孔群
34B 第二貫通孔群
35 収容凹部
4 ネジ
41 ネジ4の頭部
5 雌ねじ部材
51 第一端部
52 第二端部
6 別の雄ねじ部材
61 頭部
7 カバー部材
Claims (6)
- 所定のピッチで配列された複数の筐体側取付孔を有する筐体に、前記筐体側取付孔と異なるピッチで配列された複数の機器側取付孔を有する電子機器を、ネジ止めにより取り付けるための取付部材であって、
複数の前記筐体側取付孔に対応するピッチで一方向に配列された複数の貫通孔を有する本体部と、前記本体部から突出して複数の前記機器側取付孔に対応するピッチで前記一方向に配列された複数の雄ねじ部と、を備え、
前記貫通孔の貫通方向と、前記雄ねじ部の突出方向とが、互いに一致し、
前記貫通孔が開口する前記本体部の主面のうち前記貫通孔の周縁領域には、前記貫通孔に通されるネジの頭部を収容するための収容凹部が形成され、
前記雄ねじ部は、前記収容凹部を形成した前記本体部の主面から突出している取付部材。 - 複数の前記貫通孔は、互いに異なるピッチで配列された複数種類の貫通孔群を構成している請求項1に記載の取付部材。
- 複数の前記貫通孔及び複数の前記雄ねじ部が、前記一方向に並んでいる請求項1又は請求項2に記載の取付部材。
- 複数の前記貫通孔が、前記一方向における基準位置を中心として互いに対称に位置し、複数の前記雄ねじ部が、前記基準位置を中心として互いに対称に位置する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付部材。
- 所定のピッチで配列された複数の筐体側取付孔を有する筐体と、
前記筐体側取付孔と異なるピッチで配列された複数の機器側取付孔を有する電子機器と、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の取付部材と、
を備え、
前記取付部材は、前記取付部材の各貫通孔と前記筐体の各筐体側取付孔とにネジを通すことで、ネジ止めによって前記筐体に取り付けられ、
前記電子機器は、前記取付部材の各雄ねじ部を前記電子機器の各機器側取付孔に挿通させた上で、各雄ねじ部に雌ねじ部材を取り付けることで、ネジ止めによって前記取付部材に取り付けられる電子機器の取付構造。 - 前記雌ねじ部材は、その軸方向に延びる棒状に形成され、
前記軸方向における前記雌ねじ部材の第一端部には、前記雄ねじ部が取り付けられ、
前記軸方向における前記雌ねじ部材の第二端部には、別の雄ねじ部材が取り付け可能である請求項5に記載の電子機器の取付構造。
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JPH0349439Y2 (ja) * | 1985-09-21 | 1991-10-22 | ||
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