JPH0346740B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0346740B2 JPH0346740B2 JP6155786A JP6155786A JPH0346740B2 JP H0346740 B2 JPH0346740 B2 JP H0346740B2 JP 6155786 A JP6155786 A JP 6155786A JP 6155786 A JP6155786 A JP 6155786A JP H0346740 B2 JPH0346740 B2 JP H0346740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature
- feedback
- gff
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 76
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本発明は、製品ごとの器具の効率の違いによる
出湯特性のばらつきを無くすようにした給湯器等
の制御装置に関するものである。
出湯特性のばらつきを無くすようにした給湯器等
の制御装置に関するものである。
＜従来の技術＞
従来の給湯器等の制御装置では、入水温度、出
湯温度、出湯量等から演算されるフイードフオワ
ード要素と、PID動作を行なうために出湯量およ
び設定温度・出湯温度間の偏差に基づいて算出さ
れるフイードバツク要素との合成出力によつてバ
ーナへの熱量を制御するようにしたものがある。
湯温度、出湯量等から演算されるフイードフオワ
ード要素と、PID動作を行なうために出湯量およ
び設定温度・出湯温度間の偏差に基づいて算出さ
れるフイードバツク要素との合成出力によつてバ
ーナへの熱量を制御するようにしたものがある。
いま、入水温度をTc、出湯設定温度をTs、出
湯量をＱ、出湯温度をTh、フイードフオワード
要素をGff、フイードバツク要素をGfb、両要素
の合成値をＧとし、フイードバツク要素Gfbを構
成する積分成分をGi、比例成分をGp、微分成分
をGdとすれば、これらの間には次の関係式が成
立する。
湯量をＱ、出湯温度をTh、フイードフオワード
要素をGff、フイードバツク要素をGfb、両要素
の合成値をＧとし、フイードバツク要素Gfbを構
成する積分成分をGi、比例成分をGp、微分成分
をGdとすれば、これらの間には次の関係式が成
立する。
Ｇ＝Gff＋Gfb (1)
Gff＝Kff・（Ts−Tc）・Ｑ (2)
Gfb＝Gp＋Gi＋Gd (3)
Gp＝Kp・（Ts−Th）・Ｑ (4)
Gi＝Ki（Ts−Th）・Ｑ・dt (5)
Gd＝Kd・ｄ（Ts−Th）・Ｑ／dt (6)
ただし、Kff、Kp、Ki、Kdは比例定数である。
ところで、定常状態においては、出湯設定温度
Tsと出湯温度Thの差は最小であり、したがつ
て、フイードバツク要素Gfbでは、積分成分Giの
みが有効値となる。したがつて、定常状態におけ
る制御値Ｇは、 Ｇ＝Gff＋Gi と見なすことができる。
Tsと出湯温度Thの差は最小であり、したがつ
て、フイードバツク要素Gfbでは、積分成分Giの
みが有効値となる。したがつて、定常状態におけ
る制御値Ｇは、 Ｇ＝Gff＋Gi と見なすことができる。
この状態から出湯設定温度Ts、入水温度Tc、
出湯量Ｑの内の少なくとも一つが変化したとき、
その変化は即時に検出できるので、フイードフオ
ワード要素Gffは短時間の内に適正値まで追従変
化されるが、出湯温度Thはその変化が現れるま
でに時間がかかる。
出湯量Ｑの内の少なくとも一つが変化したとき、
その変化は即時に検出できるので、フイードフオ
ワード要素Gffは短時間の内に適正値まで追従変
化されるが、出湯温度Thはその変化が現れるま
でに時間がかかる。
したがつて。従来の制御装置では、フイードバ
ツク要素Gfbの出力とフイードフオワード要素
Gffの出力との間で制御動作のタイムラグを生
じ、その結果、例えば、フイードフオワード要素
Gffが減少方向に大きく変化したときに、これに
対するフイードバツク要素Gfb、特に積分成分Gi
の割合が非常に大きくなつて適性な温度制御が行
なえなくなる場合がある。その結果、第２図に示
すように、出湯温度が大きくオーバーシユートす
るという不具合を生じていた。
ツク要素Gfbの出力とフイードフオワード要素
Gffの出力との間で制御動作のタイムラグを生
じ、その結果、例えば、フイードフオワード要素
Gffが減少方向に大きく変化したときに、これに
対するフイードバツク要素Gfb、特に積分成分Gi
の割合が非常に大きくなつて適性な温度制御が行
なえなくなる場合がある。その結果、第２図に示
すように、出湯温度が大きくオーバーシユートす
るという不具合を生じていた。
これを防止するため、予めフイードフオワード
要素Gffに対してしきい値を設定し、出湯量Ｑ、
出湯設定温度Ts、入水温度Tc等が大きく変化し
てフイードフオワード要素Gffがしきい値を越え
たときにフイードバツク要素Gfbの積分成分のGi
の一部分または全部を一時的にキヤンセルして出
力値Ｇが急激な変化を起こさないように制御する
ようにした装置も提案されている（たとえば、特
開昭60−159553号公報参照）。
要素Gffに対してしきい値を設定し、出湯量Ｑ、
出湯設定温度Ts、入水温度Tc等が大きく変化し
てフイードフオワード要素Gffがしきい値を越え
たときにフイードバツク要素Gfbの積分成分のGi
の一部分または全部を一時的にキヤンセルして出
力値Ｇが急激な変化を起こさないように制御する
ようにした装置も提案されている（たとえば、特
開昭60−159553号公報参照）。
しかしながら、このような装置では、しきい値
を一義的に設定することになるので、たとえば、
各給湯器の熱効率等に違いがあると、出湯特性が
各給湯器ごとに大きく異なつてくる。したがつ
て、各給湯器を適性な出湯温度に制御するために
は、個々の給湯器について出湯特性を再度調整し
直さねばならなくなる。
を一義的に設定することになるので、たとえば、
各給湯器の熱効率等に違いがあると、出湯特性が
各給湯器ごとに大きく異なつてくる。したがつ
て、各給湯器を適性な出湯温度に制御するために
は、個々の給湯器について出湯特性を再度調整し
直さねばならなくなる。
＜発明の目的＞
本発明は、上記の問題点を解消し、各給湯器の
熱効率等の違いによる出湯特性のばらつきを無く
して、個々の給湯器において安定した出湯温度の
制御ができるようにすることを目的とする。
熱効率等の違いによる出湯特性のばらつきを無く
して、個々の給湯器において安定した出湯温度の
制御ができるようにすることを目的とする。
＜発明の構成＞
本発明は、上述の目的を達成するために、入水
温度、出湯温度、出湯量等に基づいてフイードフ
オワード要素を算出するフイードフオワード演算
部と、設定温度・出湯温度間の偏差にPID演算を
施してフイードバツク要素を算出するフイードバ
ツク演算部とを有する給湯器等の燃焼制御装置に
おいて、フイードフオワード演算部への各入力値
が変化したときにその変化前後のフイードフオワ
ード要素の比率をフイードバツク演算部の積分成
分に乗じて、その乗算値を変化直後の積分成分と
して再設定する積分値補正手段を設けている。
温度、出湯温度、出湯量等に基づいてフイードフ
オワード要素を算出するフイードフオワード演算
部と、設定温度・出湯温度間の偏差にPID演算を
施してフイードバツク要素を算出するフイードバ
ツク演算部とを有する給湯器等の燃焼制御装置に
おいて、フイードフオワード演算部への各入力値
が変化したときにその変化前後のフイードフオワ
ード要素の比率をフイードバツク演算部の積分成
分に乗じて、その乗算値を変化直後の積分成分と
して再設定する積分値補正手段を設けている。
＜実施例＞
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第１図は本発明の一実施例に係る給湯器等の燃
焼制御装置のブロツク図である。同図において、
符号１は燃焼制御装置の全体を示し、２は予め設
定される出湯温度Tsに対応した設定温度信号を
出力する出湯温度設定器、４は入水温度Tcを検
出してこれに対応した信号を出力する入水温度検
出器、６は出湯量Ｑを検出してそれに対応した出
湯量信号を出力する出湯量検出器、８は出湯温度
Thを検出してそれ対応した出湯温度信号を出力
する出湯温度検出器である。
焼制御装置のブロツク図である。同図において、
符号１は燃焼制御装置の全体を示し、２は予め設
定される出湯温度Tsに対応した設定温度信号を
出力する出湯温度設定器、４は入水温度Tcを検
出してこれに対応した信号を出力する入水温度検
出器、６は出湯量Ｑを検出してそれに対応した出
湯量信号を出力する出湯量検出器、８は出湯温度
Thを検出してそれ対応した出湯温度信号を出力
する出湯温度検出器である。
１０は設定温度Ts、入水温度Tcおよび出湯量
Ｑの各信号を入力してフイードフオワード要素
Gffを算出するフイードフオワード演算部、１４
は設定温度Tsと出湯温度Thとの偏差Δ（＝Ts−
Th）と出湯量Ｑとの値に基づいてフイードフオ
ワード要素Gfbを算出するフイードバツク演算部
である。そして、このフイードバツク演算部１４
は、設定温度Ts・出湯温度Th間の偏差Δ（＝Ts
−Th）を求める引き算器１４ｓ、この偏差Δ（＝
Ts−Th）の積分成分Giを算出する積分演算器１
４、上記偏差Δの比例成分Gpを算出する比例演
算器１４ｐ、上記偏差Δの微分成分Gdを算出す
る微分演算器１４ｄおよび後述の積分値補正手段
１６、比例演算器１４ｐおよび微分演算器１４ｄ
の各演算出力Gi′，Gp，Gdを加算してフイードフ
オワード要素Gfbを算出する第１加算器１４ａと
からなる。
Ｑの各信号を入力してフイードフオワード要素
Gffを算出するフイードフオワード演算部、１４
は設定温度Tsと出湯温度Thとの偏差Δ（＝Ts−
Th）と出湯量Ｑとの値に基づいてフイードフオ
ワード要素Gfbを算出するフイードバツク演算部
である。そして、このフイードバツク演算部１４
は、設定温度Ts・出湯温度Th間の偏差Δ（＝Ts
−Th）を求める引き算器１４ｓ、この偏差Δ（＝
Ts−Th）の積分成分Giを算出する積分演算器１
４、上記偏差Δの比例成分Gpを算出する比例演
算器１４ｐ、上記偏差Δの微分成分Gdを算出す
る微分演算器１４ｄおよび後述の積分値補正手段
１６、比例演算器１４ｐおよび微分演算器１４ｄ
の各演算出力Gi′，Gp，Gdを加算してフイードフ
オワード要素Gfbを算出する第１加算器１４ａと
からなる。
また、１６は積分値補正手段であつて、この積
分値補正手段１６は、フイードフオワード演算部
１０への各入力値Ts，Tc，Ｑが変化したときに
その変化前後のフイードフオワード要素の比率
Gff2／Gff1（ここに、Gff1は変化前、Gff2は変化
後の各フイードフオワード要素）を算出する割り
算演算器１６ａと、この割り算演算器１６ａで得
られた上記比率Gff2／Gff1をフイードバツク演算
部１４の積分演算器１４ｉで算出された積分成分
Giに乗じてその乗算値を出力する乗算器１６ｂ
とから構成される。
分値補正手段１６は、フイードフオワード演算部
１０への各入力値Ts，Tc，Ｑが変化したときに
その変化前後のフイードフオワード要素の比率
Gff2／Gff1（ここに、Gff1は変化前、Gff2は変化
後の各フイードフオワード要素）を算出する割り
算演算器１６ａと、この割り算演算器１６ａで得
られた上記比率Gff2／Gff1をフイードバツク演算
部１４の積分演算器１４ｉで算出された積分成分
Giに乗じてその乗算値を出力する乗算器１６ｂ
とから構成される。
１８はフイードフオワード演算部１０の演算結
果出力であるフイードフオワード要素Gffとフイ
ードバツク演算部１４の演算結果出力であるフイ
ードバツク要素Gfdとを加算して制御値Ｇ（＝Gff
＋Gfb）を算出する第２加算器、２０は第２加算
器１８で得られた制御値Ｇに基づいてバーナの開
度を調整する比例制御弁である。
果出力であるフイードフオワード要素Gffとフイ
ードバツク演算部１４の演算結果出力であるフイ
ードバツク要素Gfdとを加算して制御値Ｇ（＝Gff
＋Gfb）を算出する第２加算器、２０は第２加算
器１８で得られた制御値Ｇに基づいてバーナの開
度を調整する比例制御弁である。
したがつて、本発明の給湯器等の制御装置１で
は、出湯温度設定器２、入水温度検出器４および
出湯量検出器６からそれぞれ出湯設定温度Ts、
入水温度Tc、出湯量Ｑに対応した信号がフイー
ドフオワード演算部１０に入力される。そして、
フイードフオワード演算部１０の演算結果出力で
あるフイードバツク要素Gffの値が逐次第２加算
器１８と積分値補正手段１６とに与えられる。一
方、出湯温度設定器２、出湯量検出器６および出
湯温度検出器８からそれぞれ出湯設定温度Ts、
出湯量Ｑ、出湯温度Thに対応した信号がフイー
ドバツク演算部１４に入力される。フイードバツ
ク演算部１４の引き算器１４ｓは、出湯設定温度
Ts・出湯温度Th間の偏差Δ（＝Ts−Th）を算出
し、この偏差Δを各演算器１４ｉ，１４ｐ，１４
ｄに与えるので、各演算器１４ｉ，１４ｐ，１４
ｄによつてその偏差Δと出湯量Ｑの値から前記
(4)、(5)、(6)式に基づいて積分成分Gi、比例成分
Gp、微分成分Gdがそれぞれ算出される。そし
て、積分成分Giの値が乗算器１６ｂに、比例成
分Gpと微分成分Gdが第１加算器１４ａにそれぞ
れ加わる。
は、出湯温度設定器２、入水温度検出器４および
出湯量検出器６からそれぞれ出湯設定温度Ts、
入水温度Tc、出湯量Ｑに対応した信号がフイー
ドフオワード演算部１０に入力される。そして、
フイードフオワード演算部１０の演算結果出力で
あるフイードバツク要素Gffの値が逐次第２加算
器１８と積分値補正手段１６とに与えられる。一
方、出湯温度設定器２、出湯量検出器６および出
湯温度検出器８からそれぞれ出湯設定温度Ts、
出湯量Ｑ、出湯温度Thに対応した信号がフイー
ドバツク演算部１４に入力される。フイードバツ
ク演算部１４の引き算器１４ｓは、出湯設定温度
Ts・出湯温度Th間の偏差Δ（＝Ts−Th）を算出
し、この偏差Δを各演算器１４ｉ，１４ｐ，１４
ｄに与えるので、各演算器１４ｉ，１４ｐ，１４
ｄによつてその偏差Δと出湯量Ｑの値から前記
(4)、(5)、(6)式に基づいて積分成分Gi、比例成分
Gp、微分成分Gdがそれぞれ算出される。そし
て、積分成分Giの値が乗算器１６ｂに、比例成
分Gpと微分成分Gdが第１加算器１４ａにそれぞ
れ加わる。
いま、出湯設定温度Ts、入水温度Tc、出湯量
Ｑの内の少なくとも一つが変化したとき、これら
に対応した信号は直ちにフイードフオワード演算
部１０に入力されるので、フイードフオワード演
算部１０は、前記(2)式に基づくフイードフオワー
ド要素Gffを算出する。そして、この算出された
フイードフオワード要素Gffの値が積分値補正手
段１６に与えられる。積分値補正手段１６の割り
算演算器１６ａは、変化前後のフイードフオワー
ド要素の比率Gff2／Gff1（ここに、Gff1は変化前、
Gff2は変化後の各フイードフオワード要素）を算
出し、続いて、次段の乗算器１６ｂで上記比率
Gff2／Gff1が積分成分Giに乗じられる。したがつ
て、Gi・Gff2／Gff1の値が変化直後の積分成分
Gi′として再設定されることになる。そして、再
設定された積分成分Gi′が第１加算器１４ｄに与
えられ、ここで比例成分Gp、微分成分Gdと加算
されてフイードバツク要素Gfbが算出される。こ
うして算出されたフイードバツク要素Gfbとフイ
ードフオワード要素Gffとが第２加算器１８で加
算されて制御値Ｇ（＝Gff＋Gfb）として比例制御
弁２０に加わり比例制御弁２０の開度が制御され
る。
Ｑの内の少なくとも一つが変化したとき、これら
に対応した信号は直ちにフイードフオワード演算
部１０に入力されるので、フイードフオワード演
算部１０は、前記(2)式に基づくフイードフオワー
ド要素Gffを算出する。そして、この算出された
フイードフオワード要素Gffの値が積分値補正手
段１６に与えられる。積分値補正手段１６の割り
算演算器１６ａは、変化前後のフイードフオワー
ド要素の比率Gff2／Gff1（ここに、Gff1は変化前、
Gff2は変化後の各フイードフオワード要素）を算
出し、続いて、次段の乗算器１６ｂで上記比率
Gff2／Gff1が積分成分Giに乗じられる。したがつ
て、Gi・Gff2／Gff1の値が変化直後の積分成分
Gi′として再設定されることになる。そして、再
設定された積分成分Gi′が第１加算器１４ｄに与
えられ、ここで比例成分Gp、微分成分Gdと加算
されてフイードバツク要素Gfbが算出される。こ
うして算出されたフイードバツク要素Gfbとフイ
ードフオワード要素Gffとが第２加算器１８で加
算されて制御値Ｇ（＝Gff＋Gfb）として比例制御
弁２０に加わり比例制御弁２０の開度が制御され
る。
このように、フイードフオワード演算部１０へ
の各入力Ts，Tc，Ｑが変化した場合には、即時
にその変化分に応じてフイードバツク演算部１４
の積分成分Giが適性値に補正されるので、フイ
ードフオワード演算部１０とフイードバツク演算
部１４との各演算結果出力にタイムラグは生じな
い。このため、従来例のごときオーバーシユート
を大幅に小さくすることができる。
の各入力Ts，Tc，Ｑが変化した場合には、即時
にその変化分に応じてフイードバツク演算部１４
の積分成分Giが適性値に補正されるので、フイ
ードフオワード演算部１０とフイードバツク演算
部１４との各演算結果出力にタイムラグは生じな
い。このため、従来例のごときオーバーシユート
を大幅に小さくすることができる。
＜発明の効果＞
本考案の給湯器等の燃焼制御装置では、フイー
ドフオワード演算部への各入力が変化したときに
その変化前後のフイードフオワード要素の比率を
前記フイードバツク演算部の積分成分に乗じて、
その乗算値を変化直後の積分成分として再設定す
る積分値補正手段を設けたので、フイードフオワ
ード演算部への各入力が変化した場合には、その
変化分に応じてフイードバツク演算部の積分成分
がタイムラグを伴なうことなく直ちに適性値に補
正される。このため、定常状態からのオーバーシ
ユートやアンダーシユートを小さくでき、使い勝
手の良い出湯特性が得られる。しかも、各器具ご
との出湯特性に応じて温度制御を行なえるので、
各器具の熱効率の違いにより各器具ごとに出湯特
性がばらつくといつたことも無くなる。しかも、
積分値補正手段の動作は乗除算のみであるからマ
イクロコンピユータによる制御を行なう場合でも
ソフト的に簡単であり、容易かつ安価に実施でき
る等の優れた効果が発揮される。
ドフオワード演算部への各入力が変化したときに
その変化前後のフイードフオワード要素の比率を
前記フイードバツク演算部の積分成分に乗じて、
その乗算値を変化直後の積分成分として再設定す
る積分値補正手段を設けたので、フイードフオワ
ード演算部への各入力が変化した場合には、その
変化分に応じてフイードバツク演算部の積分成分
がタイムラグを伴なうことなく直ちに適性値に補
正される。このため、定常状態からのオーバーシ
ユートやアンダーシユートを小さくでき、使い勝
手の良い出湯特性が得られる。しかも、各器具ご
との出湯特性に応じて温度制御を行なえるので、
各器具の熱効率の違いにより各器具ごとに出湯特
性がばらつくといつたことも無くなる。しかも、
積分値補正手段の動作は乗除算のみであるからマ
イクロコンピユータによる制御を行なう場合でも
ソフト的に簡単であり、容易かつ安価に実施でき
る等の優れた効果が発揮される。
第１図は本発明にかかる燃焼制御装置のブロツ
ク図、第２図は燃焼制御の特性図である。 １……給湯器等の制御装置、１０……フイード
フオワード演算部、１４……フイードバツク演算
部、１４ｉ……積分演算器、１６……積分値補正
手段。
ク図、第２図は燃焼制御の特性図である。 １……給湯器等の制御装置、１０……フイード
フオワード演算部、１４……フイードバツク演算
部、１４ｉ……積分演算器、１６……積分値補正
手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 入水温度、出湯温度、出湯量等に基づいてフ
イードフオワード要素を算出するフイードフオワ
ード演算部と、設定温度・出湯温度間の偏差に
PID演算を施してフイードバツク要素を算出する
フイードバツク演算部とを有する給湯器等の制御
装置において、 前記フイードフオワード演算部への各入力値が
変化したときにその変化前後のフイードフオワー
ド要素の比率を前記フイードバツク演算部の積分
成分に乗じて、その乗算値を変化直後の積分成分
として再設定する積分値補正手段を設けたことを
特徴とする給湯器等の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155786A JPS62217051A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 給湯器等の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155786A JPS62217051A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 給湯器等の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62217051A JPS62217051A (ja) | 1987-09-24 |
| JPH0346740B2 true JPH0346740B2 (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=13174527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6155786A Granted JPS62217051A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 給湯器等の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62217051A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022196252A1 (ja) | 2021-03-19 | 2022-09-22 | 日立建機株式会社 | 油圧システム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0271044A (ja) * | 1988-09-06 | 1990-03-09 | Rinnai Corp | 給湯器の制御装置 |
| JPH02123408A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-10 | Rinnai Corp | 加熱装置の温度制御装置 |
| JPH02195151A (ja) * | 1989-01-21 | 1990-08-01 | Takagi Ind Co Ltd | 瞬間湯沸器に於けるガスバーナの燃焼量制御方法 |
| JPH0370911A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-03-26 | Noritz Corp | 燃焼制御装置 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP6155786A patent/JPS62217051A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022196252A1 (ja) | 2021-03-19 | 2022-09-22 | 日立建機株式会社 | 油圧システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62217051A (ja) | 1987-09-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6048158B2 (ja) | 給湯装置 | |
| JPH0346740B2 (ja) | ||
| JP2734390B2 (ja) | 給湯器の出湯温度制御方法 | |
| JPH07111268B2 (ja) | 給湯機の制御装置 | |
| JPH046346A (ja) | 給湯器のガス量制御方式 | |
| JPH0456221B2 (ja) | ||
| JPH0410642B2 (ja) | ||
| JP3088207B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
| JPS58115242A (ja) | 瞬間湯沸器の温度制御装置 | |
| JPH0718561B2 (ja) | 湯水混合制御装置 | |
| JPS61228249A (ja) | 温度制御装置 | |
| JPH0711361B2 (ja) | 給湯機の制御装置 | |
| JPS6149683B2 (ja) | ||
| JP3321783B2 (ja) | 給湯装置 | |
| JPH0642162B2 (ja) | フイ−ドフオワ−ドモデルの自動修正方法 | |
| JPH0814419B2 (ja) | 給湯器の制御装置 | |
| JPH0338590Y2 (ja) | ||
| JP3125807B2 (ja) | 瞬間式給湯機の燃料供給量制御装置 | |
| JPH05272804A (ja) | 給湯機等の加熱制御装置 | |
| JPS6122210A (ja) | 流量検出方法 | |
| JPH0373889B2 (ja) | ||
| JP2637837B2 (ja) | 給湯器 | |
| JP2542165B2 (ja) | コ・ジェネレ―ションシステムの最適温度制御装置 | |
| JPS6117445Y2 (ja) | ||
| JPH0559156U (ja) | 給湯機の出湯温度制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |