JPH0718561B2 - 湯水混合制御装置 - Google Patents
湯水混合制御装置Info
- Publication number
- JPH0718561B2 JPH0718561B2 JP15733887A JP15733887A JPH0718561B2 JP H0718561 B2 JPH0718561 B2 JP H0718561B2 JP 15733887 A JP15733887 A JP 15733887A JP 15733887 A JP15733887 A JP 15733887A JP H0718561 B2 JPH0718561 B2 JP H0718561B2
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- Japan
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- hot water
- hot
- temperature
- water mixing
- control
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、給湯器等の湯水混合制御装置に関し、特に、
湯水混合部が故障した時の使用勝手を改善した給湯器等
の湯水混合制御装置に関する。
湯水混合部が故障した時の使用勝手を改善した給湯器等
の湯水混合制御装置に関する。
（従来技術と問題点） 第１図はミキシング型給湯器等の湯水混合制御装置の構
成を示す構成図である。
成を示す構成図である。
第１図において、（１）は入水サーミスタ、（２）は水
量センサ、（３）は熱交換部、（４）はバーナ、（５）
は比例制御弁、（６）はガス電磁弁、（７）はバイパス
水路、（８）は湯水混合弁、（９）は湯水混合弁ロック
検出手段（ポテンショメータ）、（10）はミキシングサ
ーミスタ、（11）は操作部、（12）は制御装置である。
量センサ、（３）は熱交換部、（４）はバーナ、（５）
は比例制御弁、（６）はガス電磁弁、（７）はバイパス
水路、（８）は湯水混合弁、（９）は湯水混合弁ロック
検出手段（ポテンショメータ）、（10）はミキシングサ
ーミスタ、（11）は操作部、（12）は制御装置である。
従来、この種の湯水混合制御装置においては、熱交換部
（３）で設定より高温の湯を作り、湯水混合部（８）で
水と混合して設定温度にしている。ところが混合出湯温
度は湯水混合部（８）で最終的に設定温度に一致させる
ようにしているので、湯水混合部（８）がロックした場
合には設定温度の湯が得られず、特に湯水混合部（８）
が水量を絞った状態でロックした場合には高温の湯が出
てきて危険であった。
（３）で設定より高温の湯を作り、湯水混合部（８）で
水と混合して設定温度にしている。ところが混合出湯温
度は湯水混合部（８）で最終的に設定温度に一致させる
ようにしているので、湯水混合部（８）がロックした場
合には設定温度の湯が得られず、特に湯水混合部（８）
が水量を絞った状態でロックした場合には高温の湯が出
てきて危険であった。
（問題点を解決するための手段） 本発明に係る給湯器等の湯水混合制御装置は、上記の目
的を達成するために、熱交換器を通る加熱路及び前記熱
交換器と並列のバイパス路とで構成した給湯回路と、前
記熱交換器を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の発熱
量を制御する能力制御装置と、混合湯温を検出する出湯
温度検出手段と、水量と湯量の比率を制御する湯水混合
部と、能力制御装置を作動させると共に湯水混合部を作
動させる制御部と、湯水混合部のロックを検出するロッ
ク検出手段とを備え、上記制御部はロック検出手段の出
力により湯水混合部が制御不能の場合には出湯温度と設
定温度との偏差に基づき前記能力制御装置を制御してフ
ィードバック燃料制御を行う湯側温度制御部とで構成さ
れたことを特徴とする。
的を達成するために、熱交換器を通る加熱路及び前記熱
交換器と並列のバイパス路とで構成した給湯回路と、前
記熱交換器を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の発熱
量を制御する能力制御装置と、混合湯温を検出する出湯
温度検出手段と、水量と湯量の比率を制御する湯水混合
部と、能力制御装置を作動させると共に湯水混合部を作
動させる制御部と、湯水混合部のロックを検出するロッ
ク検出手段とを備え、上記制御部はロック検出手段の出
力により湯水混合部が制御不能の場合には出湯温度と設
定温度との偏差に基づき前記能力制御装置を制御してフ
ィードバック燃料制御を行う湯側温度制御部とで構成さ
れたことを特徴とする。
（作用） 上記の構成によれば、湯水混合部が制御不能のときには
混合出湯温度と設定温度との偏差に基づくフィードバッ
ク燃料制御が行われ、湯水混合部が制御可能であれば、
混合出湯温度と設定温度との偏差に基づくフィードバッ
ク燃料制御を行わずに、混合出湯温度と設定温度との偏
差に基づく湯水混合部のフィードバック制御が行われ
る。その結果、湯水混合部がロックしても設定温度の湯
が得られ使用勝手をよくすることができると共に、高温
の湯が出る危険もなくすことができる。
混合出湯温度と設定温度との偏差に基づくフィードバッ
ク燃料制御が行われ、湯水混合部が制御可能であれば、
混合出湯温度と設定温度との偏差に基づくフィードバッ
ク燃料制御を行わずに、混合出湯温度と設定温度との偏
差に基づく湯水混合部のフィードバック制御が行われ
る。その結果、湯水混合部がロックしても設定温度の湯
が得られ使用勝手をよくすることができると共に、高温
の湯が出る危険もなくすことができる。
（実施例） 以下、図例に基づき具体的に説明する。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図であり、第２図
はその制御装置のブロック回路図である。
はその制御装置のブロック回路図である。
第１図において、（１）は入水の温度を検出する入水サ
ーミスタ（入水温度検出手段）、（２）は加熱路流量を
検出する水量センサ（湯側流量検出手段）、（３）は熱
交換器、（４）はバーナ（加熱装置）、（５）は比例制
御弁（能力制御装置）、（６）はガス電磁開閉弁、
（７）は熱交換器（３）と並列のバイパス路、（８）は
加熱路（17）とバイパス路（７）との集合部に設けられ
た湯水混合部、（９）は湯水混合部が制御不能か否かを
検出するポテンショメータ（湯水混合弁ロック検出手
段）、（10）はミキシングサーミスタ（出湯温度検出手
段）、（11）は操作部（出湯温度設定手段）、（12）は
制御部である。
ーミスタ（入水温度検出手段）、（２）は加熱路流量を
検出する水量センサ（湯側流量検出手段）、（３）は熱
交換器、（４）はバーナ（加熱装置）、（５）は比例制
御弁（能力制御装置）、（６）はガス電磁開閉弁、
（７）は熱交換器（３）と並列のバイパス路、（８）は
加熱路（17）とバイパス路（７）との集合部に設けられ
た湯水混合部、（９）は湯水混合部が制御不能か否かを
検出するポテンショメータ（湯水混合弁ロック検出手
段）、（10）はミキシングサーミスタ（出湯温度検出手
段）、（11）は操作部（出湯温度設定手段）、（12）は
制御部である。
この制御部（12）は、湯側温度設定手段（13）と、湯側
温度制御部（14）と、湯水混合比制御部（15）と、判別
回路（16）とを備える。上記湯側温度制御部（14）は、
入水温度検出手段（１）、湯側流量検出手段（２）及び
湯側温度設定手段（13）からの入力に基づきガス電磁開
閉弁（６）及び比例制御弁（５）を制御して湯側出湯温
度THを制御するように構成されている。上記湯水混合比
制御部（15）は出湯温度設定手段（11）及び出湯温度検
出手段（10）からの入力に基づいて混合出湯温度を設定
温度に一致させる方向に湯水混合比を変更するように湯
水混合部（８）の湯水混合比をフィードバック制御する
ものである。そして湯水混合部（８）の動きを抵抗値の
変化としてポテンショメータ（９）がとられ、混合部
（８）への駆動出力とポテンショメータ（９）からの出
力とを判別回路（16）が比較して制御不能か否かを判別
するようになっている。
温度制御部（14）と、湯水混合比制御部（15）と、判別
回路（16）とを備える。上記湯側温度制御部（14）は、
入水温度検出手段（１）、湯側流量検出手段（２）及び
湯側温度設定手段（13）からの入力に基づきガス電磁開
閉弁（６）及び比例制御弁（５）を制御して湯側出湯温
度THを制御するように構成されている。上記湯水混合比
制御部（15）は出湯温度設定手段（11）及び出湯温度検
出手段（10）からの入力に基づいて混合出湯温度を設定
温度に一致させる方向に湯水混合比を変更するように湯
水混合部（８）の湯水混合比をフィードバック制御する
ものである。そして湯水混合部（８）の動きを抵抗値の
変化としてポテンショメータ（９）がとられ、混合部
（８）への駆動出力とポテンショメータ（９）からの出
力とを判別回路（16）が比較して制御不能か否かを判別
するようになっている。
上記湯側温度制御部（14）には、ガス量演算部（14a）
が設けられ、このガス量演算部（14a）は、入水温度検
出手段（１）、湯側流量検出手段（２）及び湯側温度設
定手段（13）の出力に加えて判別回路（16）、出湯温度
設定手段（11）及び出湯温度検出手段（10）の出力を入
力し、湯水混合部（８）が制御不能のときには、入水温
度Tc、湯側設定温度Ｔ′ｓ、湯側流量QHに基づいたフィ
ードフォワード燃料制御量GFF＝（Ｔ′ｓ−Tc）Q
Hと、混合出湯温度TM、設定温度Ts、湯側流量QHに基づ
くフィードバック燃料制御量GFB＝∫（Ts−TM）QHdt
との和からなる燃料量Ｇ＝GFF＋GFBを演算し、湯水混合
部（８）が制御可能なときには入水温度Tc、湯側設定温
度Ｔ′ｓ及び湯側流量QHに基づくフィードフォワード燃
料制御量GFF＝（Ｔ′ｓ−Tc）QHからなる燃料量Ｇ＝G
FFを演算するように構成されている。
が設けられ、このガス量演算部（14a）は、入水温度検
出手段（１）、湯側流量検出手段（２）及び湯側温度設
定手段（13）の出力に加えて判別回路（16）、出湯温度
設定手段（11）及び出湯温度検出手段（10）の出力を入
力し、湯水混合部（８）が制御不能のときには、入水温
度Tc、湯側設定温度Ｔ′ｓ、湯側流量QHに基づいたフィ
ードフォワード燃料制御量GFF＝（Ｔ′ｓ−Tc）Q
Hと、混合出湯温度TM、設定温度Ts、湯側流量QHに基づ
くフィードバック燃料制御量GFB＝∫（Ts−TM）QHdt
との和からなる燃料量Ｇ＝GFF＋GFBを演算し、湯水混合
部（８）が制御可能なときには入水温度Tc、湯側設定温
度Ｔ′ｓ及び湯側流量QHに基づくフィードフォワード燃
料制御量GFF＝（Ｔ′ｓ−Tc）QHからなる燃料量Ｇ＝G
FFを演算するように構成されている。
上記の構成によれば、湯水混合部（８）が制御不能なと
きには入水温度TC、湯側設定温度Ｔ′ｓ及び湯側流量QH
に基づくフィードフォワード燃料制御及び混合出湯温度
TMと設定温度Ts及び湯側流量QHに基づくフィードバック
燃料制御が行われる。また、湯水混合部（８）が制御可
能なときには、混合出湯温度TMと設定温度Ts及び湯側流
量QHに基づくフィードバック燃料制御を行わずに、入水
温度Tc、湯側設定温度Ｔ′ｓ及び湯側流量QHに基づくフ
ィードフォワード燃料制御及び混合出湯温度TMと設定温
度Tsとの偏差に基づく湯水混合部（８）のフィードバッ
ク制御が行われる。
きには入水温度TC、湯側設定温度Ｔ′ｓ及び湯側流量QH
に基づくフィードフォワード燃料制御及び混合出湯温度
TMと設定温度Ts及び湯側流量QHに基づくフィードバック
燃料制御が行われる。また、湯水混合部（８）が制御可
能なときには、混合出湯温度TMと設定温度Ts及び湯側流
量QHに基づくフィードバック燃料制御を行わずに、入水
温度Tc、湯側設定温度Ｔ′ｓ及び湯側流量QHに基づくフ
ィードフォワード燃料制御及び混合出湯温度TMと設定温
度Tsとの偏差に基づく湯水混合部（８）のフィードバッ
ク制御が行われる。
尚、本実施例では湯水混合部（８）が制御可能な時、湯
側出湯温度THの制御をフィードフォワード燃料制御する
ものを示しているが、湯側出湯温度THを検出してTH＝
Ｔ′ｓとなるようフィードバック燃料制御するものでも
良いものである。又、湯側設定温度Ｔ′ｓを高温（80
℃）固定設定したものを示したが、これは可変に、例え
ば設定温度Tsの関数（Ｔ′ｓ＝（Ts）、但しＴ′ｓ＞
Ts）として自動的に設定されるものであっても良い。
側出湯温度THの制御をフィードフォワード燃料制御する
ものを示しているが、湯側出湯温度THを検出してTH＝
Ｔ′ｓとなるようフィードバック燃料制御するものでも
良いものである。又、湯側設定温度Ｔ′ｓを高温（80
℃）固定設定したものを示したが、これは可変に、例え
ば設定温度Tsの関数（Ｔ′ｓ＝（Ts）、但しＴ′ｓ＞
Ts）として自動的に設定されるものであっても良い。
更に、湯水混合部（８）が制御不能の時、燃料量ＧはG
FFにGFBを加算したものを示しているが、GFBのみで温度
偏差をなくすように、即ちTs−TM＝０となるように燃料
量を制御しても良いものである。
FFにGFBを加算したものを示しているが、GFBのみで温度
偏差をなくすように、即ちTs−TM＝０となるように燃料
量を制御しても良いものである。
（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、湯水混合部が制御
不能なときには混合出湯温度と設定温度に基づくフィー
ドバック燃料制御を行い、湯水混合部が制御可能なとき
には従来と同様に混合出湯温度と設定温度とに基づく湯
水混合部のフィードバック制御が行われる。
不能なときには混合出湯温度と設定温度に基づくフィー
ドバック燃料制御を行い、湯水混合部が制御可能なとき
には従来と同様に混合出湯温度と設定温度とに基づく湯
水混合部のフィードバック制御が行われる。
従って湯水混合部がロックした場合でも設定温度の湯を
得ることができ、しかも高温の湯が出る危険もないので
ある。
得ることができ、しかも高温の湯が出る危険もないので
ある。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図であり、第２図
はその制御装置のブロック回路図である。 （３）……熱交換器 （４）……加熱装置 （５）……能力制御装置 （７）……バイパス路 （８）……湯水混合部 （９）……ロック検出手段 （10）……出湯温度検出手段 （12）……制御部 （14）……湯側温度制御部 （15）……湯水混合比制御部 （16）……判別回路 （17）……加熱路
はその制御装置のブロック回路図である。 （３）……熱交換器 （４）……加熱装置 （５）……能力制御装置 （７）……バイパス路 （８）……湯水混合部 （９）……ロック検出手段 （10）……出湯温度検出手段 （12）……制御部 （14）……湯側温度制御部 （15）……湯水混合比制御部 （16）……判別回路 （17）……加熱路
Claims (1)
- 【請求項１】熱交換器を通る加熱路及び前記熱交換器と
並列のバイパス路とで構成した給湯回路と、前記熱交換
器を加熱する加熱装置と、前記加熱装置の発熱量を制御
する能力制御装置と、混合湯温を検出する出湯温度検出
手段と、水量と湯量の比率を制御する湯水混合部と、能
力制御装置を作動させると共に湯水混合部を作動させる
制御部と、湯水混合部のロックを検出するロック検出手
段とを備え、上記制御部はロック検出手段の出力により
湯水混合部が制御不能の場合には出湯温度と設定温度と
の偏差に基づき前記能力制御装置を制御してフィードバ
ック燃料制御を行う湯側温度制御部とで構成されたこと
を特徴とする湯水混合制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15733887A JPH0718561B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 湯水混合制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15733887A JPH0718561B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 湯水混合制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS643438A JPS643438A (en) | 1989-01-09 |
| JPH0718561B2 true JPH0718561B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=15647504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15733887A Expired - Fee Related JPH0718561B2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | 湯水混合制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718561B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2508566B2 (ja) * | 1992-05-07 | 1996-06-19 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
| JPH0827070B2 (ja) * | 1992-08-04 | 1996-03-21 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
| JP5842576B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2016-01-13 | 株式会社ノーリツ | 貯湯式給湯システム |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP15733887A patent/JPH0718561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS643438A (en) | 1989-01-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |