JPS6122210A - 流量検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、１間湯沸器等の燃焼器具において、出湯温度
を制御する際に用いられる水等被加熱流体の流量検出方
法に関する。

一般に、この種の燃焼器具における出湯温度を制御する
場合、例えばフィードフォワード制御を採用するガス比
例制御方式が用いられている。この方式において、フィ
ードフォワード制御によるガス流ｆｆ１Ｇｆｆは、次式
のから算出される。

Ｇｆｆ＝　　　（Ｔｓ　　　Ｔｃ　　）ＸＱ／７７＠　
　＠　　＠■ただし、η：効率、Ｔ８：設定温度、ＴＯ
＝入水温度、Ｑ：入水量である。

この０式において、入水量Ｑは流量センサからのパルス
入力を燃焼器具に内蔵されたマイクロコンピュータで構
成した演算部に直接受け、このマイクロコンピュータに
おいて所定のサンプリング時間内のパルスエツジ数を検
出することにより、その演算出力に基づいて設定されて
いる。

しかしながら、このような検出方法においては、入水量
が実際には変化していなくても、マイクロコンピュータ
のサンプリング時間を正確に一定化することは困難であ
るため、データとしての入水量Ｑの値は頻繁に変化する
。そのため、前記ガス量Ｏｆｆの値が極めて不安定にな
り、ひいては制御系全体が安定化し得ないという不具合
がある。

本発明では、このような検出方法に対して、誤差変動分
を受は付けず、安定な制御を行ない得るようにすること
を目的とし、次に、その実、施例を具体的に説明する。

第２図は燃焼器具に内蔵された演算部であるマイクロコ
ンピュータ（２）における流量センサ（１）からのパル
ス入力を示し、この図において、該マイクロコンピュー
タ（２）によるサンプリング時間内の検出エツジ数Ｎは
８であるが、このマイクロコンピュータ（２）のプログ
ラムでは前記サンプリング時間を一定化しにくいため、
エツジ数Ｎはサンプリング時間の変動に伴なって変化す
ることになる。このため、このサンプリング時間内のエ
ツジ数Ｎにより、前述の０式に基づきガスＪｉＯｆｆの
演算を行なうと、従来のようにエツジ数Ｎの変動に伴な
って演算出力が変動し、不安定な制御しかできなくなる
。

そこで、本発明ではひとつのサンプリング時間ご表に得
られたエツジ数を最終データとじて保持しておき、今回
のエツジ数Ｎと前回のサン・プリング時に得られたエツ
ジ数Ｎ′との差△Ｎを算出し、Ｎ′が△Ｎ≧ＫＮ・・・
■（ただしＫは１より小である任意定数） を満足する場合のみ、Ｎを最終データとして演算処理す
るようにしている。

このように、エツジ数のデータ処理を行なえば、前記サ
ンプリング時間内におけるエツジ数の所定誤差変動に対
し、演算出力の変動を押さえることができ、有効変動分
に対しては出力変動として反映させることが可能となる
。

なお、本発明方法を一般的な燃焼器具に適用する場合、
その流量変化に対して不感動になることがあるが、■式
における任意定数Ｋを適当な値に設定しておけば、Ｐよ
り制御によるフィードバック制御を併用すれば実用上問
題にならない。

以上のように本発明によれば、サンプリング時間内にお
けるエツジ数の不必要な誤差変動に感動して演算出力が
変動することを可及的に抑制することができ、湯沸器等
のガス量制御を行う場合には安定したガス量の制御を行
なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略図、第２図は入力
パルスの波形図を示したものである（す・・・流量セン
サ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流量センサと、該流量センサからの入力パルスの所定サ
   ンプリング時間内のパルスエッジ数により流量を演算す
   る演算部を備えたものにおいて、当該演算部において前
   回サンプリング時のエッジ数（Ｎ′）と今回サンプリン
   グ時のエッジ数（Ｎ）との差（△Ｎ）が△Ｎ≧ＫＮ（Ｋ
   は１以下の定数）である場合にエッジ数を今回サンプリ
   ング時のエッジ数に更新するようにしたことを特徴とす
   る流量検出方法。