JP3320497B2 - 温度制御装置 - Google Patents
温度制御装置Info
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- JP3320497B2 JP3320497B2 JP12668093A JP12668093A JP3320497B2 JP 3320497 B2 JP3320497 B2 JP 3320497B2 JP 12668093 A JP12668093 A JP 12668093A JP 12668093 A JP12668093 A JP 12668093A JP 3320497 B2 JP3320497 B2 JP 3320497B2
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- temperature
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2223/00—Signal processing; Details thereof
- F23N2223/48—Learning / Adaptive control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2225/00—Measuring
- F23N2225/08—Measuring temperature
- F23N2225/19—Measuring temperature outlet temperature water heat-exchanger
Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は被加熱体の温度を安定
にする温度制御装置に係り、特に被加熱体の設定温度を
超えるオーバシュートが発生しても、加熱量の設定を変
更してオーバシュートを防止する温度制御装置に関す
る。
にする温度制御装置に係り、特に被加熱体の設定温度を
超えるオーバシュートが発生しても、加熱量の設定を変
更してオーバシュートを防止する温度制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の温度制御装置は、特公平3―60
015号公報に開示されているように、被加熱体の温度
設定器で入力した設定温度および給湯温度センサからの
給湯温度の偏差に基づいて所定の電圧信号を発生させ、
この電圧信号を被加熱体のガス比例弁を駆動する電流信
号に変換してガス比例弁の弁開度を調節することによ
り、所望の燃焼量が得られるように構成されている。
015号公報に開示されているように、被加熱体の温度
設定器で入力した設定温度および給湯温度センサからの
給湯温度の偏差に基づいて所定の電圧信号を発生させ、
この電圧信号を被加熱体のガス比例弁を駆動する電流信
号に変換してガス比例弁の弁開度を調節することによ
り、所望の燃焼量が得られるように構成されている。
【0003】この温度制御装置は、最大二次圧設定用ス
イッチ、最小二次圧設定用スイッチ、最大二次圧調整用
抵抗、最小二次圧調整用抵抗をおのおの独立に備え、ま
ず、最大二次圧設定用スイッチを投入してガス比例弁の
弁開度を最大に設定し、この状態のガス量、ガス圧を測
定した後に最大二次圧調整用抵抗を調節することによ
り、適正な最大弁開度が設定される。一方、同様にし
て、最小二次圧設定用スイッチを投入し、最小二次圧調
整用抵抗を調節することにより、適正な最小弁開度が設
定される。
イッチ、最小二次圧設定用スイッチ、最大二次圧調整用
抵抗、最小二次圧調整用抵抗をおのおの独立に備え、ま
ず、最大二次圧設定用スイッチを投入してガス比例弁の
弁開度を最大に設定し、この状態のガス量、ガス圧を測
定した後に最大二次圧調整用抵抗を調節することによ
り、適正な最大弁開度が設定される。一方、同様にし
て、最小二次圧設定用スイッチを投入し、最小二次圧調
整用抵抗を調節することにより、適正な最小弁開度が設
定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の温度制御装置
は、工場出荷時にガス量を決定するガス比例弁の最大弁
開度、最小弁開度が設定されるが、設置時の使用ガスが
出荷時の標準的なガスよりもガス圧が高い場合や燃焼量
が大きな場合には、出荷時のガス比例弁の弁開度の設定
値では被加熱体の加熱量が大きくなり過ぎる。
は、工場出荷時にガス量を決定するガス比例弁の最大弁
開度、最小弁開度が設定されるが、設置時の使用ガスが
出荷時の標準的なガスよりもガス圧が高い場合や燃焼量
が大きな場合には、出荷時のガス比例弁の弁開度の設定
値では被加熱体の加熱量が大きくなり過ぎる。
【0005】その結果、フィードフォワード制御型の被
加熱体では、図5の特性に示すように給湯温度Thが設
定温度Tsを超えて安定してしまうオーバシュート現象
が発生する課題がある。
加熱体では、図5の特性に示すように給湯温度Thが設
定温度Tsを超えて安定してしまうオーバシュート現象
が発生する課題がある。
【0006】また、フィードバック制御型の被加熱体で
は、図6の特性に示すように給湯温度Thが設定温度T
sを超えたり(オーバシュート)、下回ったり(アンダ
シュート)を繰返したりするハンティング現象が発生
し、設定温度Tsに安定するまでに時間を要する課題が
ある。
は、図6の特性に示すように給湯温度Thが設定温度T
sを超えたり(オーバシュート)、下回ったり(アンダ
シュート)を繰返したりするハンティング現象が発生
し、設定温度Tsに安定するまでに時間を要する課題が
ある。
【0007】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、使用するガスのガス圧が高い場合、ま
たはガス燃焼量が大きな場合にも適正な燃焼量が得ら
れ、給湯温度のオーバシュート、ハンティングを抑制し
て、迅速で安定した設定温度を得ることができる被加熱
体の温度制御装置を提供することを目的とする。
なされたもので、使用するガスのガス圧が高い場合、ま
たはガス燃焼量が大きな場合にも適正な燃焼量が得ら
れ、給湯温度のオーバシュート、ハンティングを抑制し
て、迅速で安定した設定温度を得ることができる被加熱
体の温度制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る温度制御装置は、被加熱体にオーバシュ
ートが発生した場合、オーバシュート検出信号を出力す
るオーバシュート検出手段と、オーバシュート検出信号
の発生回数に基づいて所定のゲインまたは初期ゲインよ
り小さなゲインを設定し、オーバシュート解消後もこの
小さなゲインを設定、保持するゲイン設定手段を設けた
ことを特徴とする。
この発明に係る温度制御装置は、被加熱体にオーバシュ
ートが発生した場合、オーバシュート検出信号を出力す
るオーバシュート検出手段と、オーバシュート検出信号
の発生回数に基づいて所定のゲインまたは初期ゲインよ
り小さなゲインを設定し、オーバシュート解消後もこの
小さなゲインを設定、保持するゲイン設定手段を設けた
ことを特徴とする。
【0009】また、この発明に係る温度制御装置は、オ
ーバシュート検出手段をオーバシュートが解消した場合
にオーバシュート解消信号を出力するように構成すると
ともに、オーバシュートが発生してからオーバシュート
が解消するまでの間、被加熱体の加熱量をオーバシュー
トの恐れのない加熱量まで大幅に減少させるか、もしく
は加熱制御を停止させるオーバシュート抑止手段を設け
たことを特徴とする。
ーバシュート検出手段をオーバシュートが解消した場合
にオーバシュート解消信号を出力するように構成すると
ともに、オーバシュートが発生してからオーバシュート
が解消するまでの間、被加熱体の加熱量をオーバシュー
トの恐れのない加熱量まで大幅に減少させるか、もしく
は加熱制御を停止させるオーバシュート抑止手段を設け
たことを特徴とする。
【0010】さらに、この発明に係る温度制御装置のゲ
イン設定手段は、オーバシュート解消後に再度オーバシ
ュートが発生した場合、前回のオーバシュート発生時に
設定したゲインより小さなゲインを再設定、保持するよ
う構成したことを特徴とする。
イン設定手段は、オーバシュート解消後に再度オーバシ
ュートが発生した場合、前回のオーバシュート発生時に
設定したゲインより小さなゲインを再設定、保持するよ
う構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明に係る温度制御装置は、オーバシュー
ト検出手段およびゲイン設定手段を設けたので、被加熱
体のオーバシュートの発生回数に基づいて所定のゲイン
または初期ゲインを小さなゲインに再設定するのでオー
バシュートを抑え、被加熱体の温度を安定することがで
きる。
ト検出手段およびゲイン設定手段を設けたので、被加熱
体のオーバシュートの発生回数に基づいて所定のゲイン
または初期ゲインを小さなゲインに再設定するのでオー
バシュートを抑え、被加熱体の温度を安定することがで
きる。
【0012】また、この発明に係る温度制御装置は、オ
ーバシュート抑止制手段を備えたので、オーバシュート
検出手段で被加熱体のオーバシュートを検出すると、加
熱量を小さな値に切替えるか、または加熱を停止してオ
ーバシュートを抑えることができる。
ーバシュート抑止制手段を備えたので、オーバシュート
検出手段で被加熱体のオーバシュートを検出すると、加
熱量を小さな値に切替えるか、または加熱を停止してオ
ーバシュートを抑えることができる。
【0013】さらに、この発明に係る温度制御装置は、
一旦オーバシュートが解消した後に再度オーバシュート
が発生してもより小さなゲインに設定することができ
る。
一旦オーバシュートが解消した後に再度オーバシュート
が発生してもより小さなゲインに設定することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの発明に係る温度制御装置を被加
熱体の例として給湯装置に適用した場合の全体構成図で
ある。図1において、給湯装置1は、給水管2と、給水
管2に接続される熱交換器3と、熱交換器3で加熱され
た湯を給湯栓13に供給する給湯管4と、加熱部を構成
する電磁弁5、ガス比例弁6、ガスバーナ7と、温度制
御装置8と、給湯装置1の設定温度を入力する温度設定
部9と、ガス管14とから構成する。また、給水管2に
は給水温度Tcを検出する給水温度センサ10および給
水流量Qを検出する流量センサ12を配置し、給湯管4
には給湯温度Thを検出する給湯温度センサ11を配置
する。
て説明する。図1はこの発明に係る温度制御装置を被加
熱体の例として給湯装置に適用した場合の全体構成図で
ある。図1において、給湯装置1は、給水管2と、給水
管2に接続される熱交換器3と、熱交換器3で加熱され
た湯を給湯栓13に供給する給湯管4と、加熱部を構成
する電磁弁5、ガス比例弁6、ガスバーナ7と、温度制
御装置8と、給湯装置1の設定温度を入力する温度設定
部9と、ガス管14とから構成する。また、給水管2に
は給水温度Tcを検出する給水温度センサ10および給
水流量Qを検出する流量センサ12を配置し、給湯管4
には給湯温度Thを検出する給湯温度センサ11を配置
する。
【0015】温度制御装置8は、熱量演算部20、ゲイ
ン設定手段30、オーバシュート検出手段40、オーバ
シュート抑止手段50、加熱制御部60を備え、温度設
定部9から出力される設定温度(Ts)情報9a、およ
び給水温度(Tc)センサ10、給湯温度(Th)セン
サ11、流量(Q)センサ12からのそれぞれのセンサ
情報10a、11a、12aに基づいて必要熱量やフィ
ードバック熱量等の演算および処理を行うとともに、給
湯温度Thのオーバシュートを検出して加熱量のゲイン
の再設定や、加熱量の切替を制御し、電磁弁5に電磁弁
制御信号60bを提供してオン/オフしたり、ガス比例
弁6に比例弁制御信号60aを提供してガスバーナ7の
燃焼量を制御する。
ン設定手段30、オーバシュート検出手段40、オーバ
シュート抑止手段50、加熱制御部60を備え、温度設
定部9から出力される設定温度(Ts)情報9a、およ
び給水温度(Tc)センサ10、給湯温度(Th)セン
サ11、流量(Q)センサ12からのそれぞれのセンサ
情報10a、11a、12aに基づいて必要熱量やフィ
ードバック熱量等の演算および処理を行うとともに、給
湯温度Thのオーバシュートを検出して加熱量のゲイン
の再設定や、加熱量の切替を制御し、電磁弁5に電磁弁
制御信号60bを提供してオン/オフしたり、ガス比例
弁6に比例弁制御信号60aを提供してガスバーナ7の
燃焼量を制御する。
【0016】図2はこの発明に係る温度制御装置のブロ
ック構成図である。温度制御装置8はマイクロプロセッ
サを基本に構成し、熱量演算部20、ゲイン設定手段3
0、オーバシュート検出手段40、オーバシュート抑止
手段50、加熱制御部60を備える。熱量演算部20
は、必要熱量演算部21、1/Fs演算部22、減算器
23、乗算器24、27、28、フィードバックPID
演算部25、加算器26、および限定熱量演算部29を
備える。
ック構成図である。温度制御装置8はマイクロプロセッ
サを基本に構成し、熱量演算部20、ゲイン設定手段3
0、オーバシュート検出手段40、オーバシュート抑止
手段50、加熱制御部60を備える。熱量演算部20
は、必要熱量演算部21、1/Fs演算部22、減算器
23、乗算器24、27、28、フィードバックPID
演算部25、加算器26、および限定熱量演算部29を
備える。
【0017】必要熱量演算部21は、温度設定部9から
の設定温度(Ts)情報9a、給水温度センサ10から
の給水温度(Tc)情報10aおよび流量センサ12か
らの流量(Q)情報12aに基づいて給水温度Tcを設
定温度Tsにするため燃焼に必要な必要熱量Fsを算出
し、必要熱量(Fs)情報21aを1/Fs演算部22
および乗算器28に出力する。
の設定温度(Ts)情報9a、給水温度センサ10から
の給水温度(Tc)情報10aおよび流量センサ12か
らの流量(Q)情報12aに基づいて給水温度Tcを設
定温度Tsにするため燃焼に必要な必要熱量Fsを算出
し、必要熱量(Fs)情報21aを1/Fs演算部22
および乗算器28に出力する。
【0018】1/Fs演算部22は必要熱量(Fs)情
報21aに基づいて必要熱量Fsの逆数1/Fsを演算
し、1/Fs情報22aを乗算器24に送る。一方、減
算器23は設定温度(Ts)情報9aと給湯温度センサ
11からの給湯温度(Th)情報11aの偏差ΔT(T
s−Th)を演算し、偏差(ΔT)情報23aを乗算器
24に送る。乗算器24は1/Fs情報22aと偏差
(ΔT)情報23aの積(ΔT/Fs)を演算して偏差
比(ΔT/Fs)情報24aをフィードバックPID演
算部25に提供する。
報21aに基づいて必要熱量Fsの逆数1/Fsを演算
し、1/Fs情報22aを乗算器24に送る。一方、減
算器23は設定温度(Ts)情報9aと給湯温度センサ
11からの給湯温度(Th)情報11aの偏差ΔT(T
s−Th)を演算し、偏差(ΔT)情報23aを乗算器
24に送る。乗算器24は1/Fs情報22aと偏差
(ΔT)情報23aの積(ΔT/Fs)を演算して偏差
比(ΔT/Fs)情報24aをフィードバックPID演
算部25に提供する。
【0019】フィードバック演算部25は、図示しない
比例演算部、微分演算部および積分演算部を備え、偏差
比(ΔT/Fs)情報24aにそれぞれ比例、微分、積
分演算のPID(Proportinal,Integral,Derivative)
演算を施し、演算結果を合計したフィードバック比率α
f算出し、フィードバック比率(αf)情報25aを加
算器26に送出する。加算器26はフィードバック比率
αfと定数1を加算し、(1+αf)情報26aを算出
し、乗算器27は(1+αf)情報26aとゲイン設定
手段30から出力されるゲイン(K=KsまたはKo)
情報30aを乗算して(1+αf)×Kを算出して(1
+αf)×K情報27aを乗算器28に提供する。な
お、ゲインKsは給湯装置1の出荷時に標準的なガスで
設定した値であり、ゲインKoはゲイン設定手段30に
予め記憶してあるゲインKsより小さい複数の値であ
る。
比例演算部、微分演算部および積分演算部を備え、偏差
比(ΔT/Fs)情報24aにそれぞれ比例、微分、積
分演算のPID(Proportinal,Integral,Derivative)
演算を施し、演算結果を合計したフィードバック比率α
f算出し、フィードバック比率(αf)情報25aを加
算器26に送出する。加算器26はフィードバック比率
αfと定数1を加算し、(1+αf)情報26aを算出
し、乗算器27は(1+αf)情報26aとゲイン設定
手段30から出力されるゲイン(K=KsまたはKo)
情報30aを乗算して(1+αf)×Kを算出して(1
+αf)×K情報27aを乗算器28に提供する。な
お、ゲインKsは給湯装置1の出荷時に標準的なガスで
設定した値であり、ゲインKoはゲイン設定手段30に
予め記憶してあるゲインKsより小さい複数の値であ
る。
【0020】乗算器28は必要熱量(Fs)情報21a
と(1+αf)×K情報27aを乗算し、補正熱量Fo
=Fs×(1+αf)×Kを算出して補正熱量(Fo)
情報20aをオーバシュート抑止手段50の切替スイッ
チ53の接点s1に供給する。
と(1+αf)×K情報27aを乗算し、補正熱量Fo
=Fs×(1+αf)×Kを算出して補正熱量(Fo)
情報20aをオーバシュート抑止手段50の切替スイッ
チ53の接点s1に供給する。
【0021】限定熱量演算部29は補正熱量Foより小
さな熱量で、例えば給湯装置1に設定された最小熱量F
mに近い小さな限定熱量Fgを算出するよう構成し、限
定熱量(Fg)情報20bをオーバシュート抑止手段5
0の切替スイッチ53の接点s2に供給する。なお、限
定熱量Fgは最小熱量Fmを下回る値(Fg<Fm)、
または最小熱量Fmと同等以上の小さな値(Fg≧F
m)に設定する。
さな熱量で、例えば給湯装置1に設定された最小熱量F
mに近い小さな限定熱量Fgを算出するよう構成し、限
定熱量(Fg)情報20bをオーバシュート抑止手段5
0の切替スイッチ53の接点s2に供給する。なお、限
定熱量Fgは最小熱量Fmを下回る値(Fg<Fm)、
または最小熱量Fmと同等以上の小さな値(Fg≧F
m)に設定する。
【0022】ゲイン設定手段30は、カウンタ31、ゲ
イン発生部32、ゲイン記憶部33を備え、カウンタ3
1はオーバシュート検出手段40から供給される給湯温
度Thのオーバシュート回数に対応した検出(Jo、J
s)情報40aに基づいて、例えばHレベルであるJo
情報とLレベルであるJs情報との繰返し回数Nを計数
し、カウンタ(N)情報31aをゲイン発生部32に供
給する。
イン発生部32、ゲイン記憶部33を備え、カウンタ3
1はオーバシュート検出手段40から供給される給湯温
度Thのオーバシュート回数に対応した検出(Jo、J
s)情報40aに基づいて、例えばHレベルであるJo
情報とLレベルであるJs情報との繰返し回数Nを計数
し、カウンタ(N)情報31aをゲイン発生部32に供
給する。
【0023】ゲイン発生部32は、カウンタ31から供
給されるカウンタ(N)情報31aに対応したゲインK
o(N=0の場合は初期設定の係数Ks)を発生し、ゲ
イン(Ko)情報30aを熱量演算部20の乗算器27
に出力する。従って、オーバシュートが一旦解消した
後、再設定されたゲインKoに基づいた加熱中に再度オ
ーバシュートが発生する場合、ゲイン発生部32は再設
定されたゲインKoより小さいゲインKoを発生する。
また、ゲイン発生部32はゲインKoに対応したゲイン
記憶情報32aをゲイン記憶部33に提供する。
給されるカウンタ(N)情報31aに対応したゲインK
o(N=0の場合は初期設定の係数Ks)を発生し、ゲ
イン(Ko)情報30aを熱量演算部20の乗算器27
に出力する。従って、オーバシュートが一旦解消した
後、再設定されたゲインKoに基づいた加熱中に再度オ
ーバシュートが発生する場合、ゲイン発生部32は再設
定されたゲインKoより小さいゲインKoを発生する。
また、ゲイン発生部32はゲインKoに対応したゲイン
記憶情報32aをゲイン記憶部33に提供する。
【0024】ゲイン記憶部33は電気的な書込み/消去
可能なROM(EEPROM)等のメモリで構成し、ゲ
イン記憶情報32aが提供された場合、初期設定のゲイ
ンKsまたは既に記憶されているゲインに替えて最新の
ゲインKoに更新し、記憶する。また、ゲイン記憶部3
3は、図1の給湯栓13が開かれて給湯が開始される
と、前回の給湯時に記憶したゲインKoを記憶情報33
aとしてゲイン発生部32に提供し、ゲイン発生部32
を介してゲイン(Ko)情報30aを発生するようゲイ
ン設定手段30を構成する。
可能なROM(EEPROM)等のメモリで構成し、ゲ
イン記憶情報32aが提供された場合、初期設定のゲイ
ンKsまたは既に記憶されているゲインに替えて最新の
ゲインKoに更新し、記憶する。また、ゲイン記憶部3
3は、図1の給湯栓13が開かれて給湯が開始される
と、前回の給湯時に記憶したゲインKoを記憶情報33
aとしてゲイン発生部32に提供し、ゲイン発生部32
を介してゲイン(Ko)情報30aを発生するようゲイ
ン設定手段30を構成する。
【0025】図3はゲイン設定手段のゲイン発生部の実
施例を示すブロック構成図である。(a)図において、
ゲイン設定手段30のゲイン発生部32はカウンタ31
からのカウント数Nに対応してNを指数としたゲインK
o1=(0.9) N を発生する。また、(b)図におい
て、ゲイン設定手段35のゲイン発生部36は乗算器3
6Aおよび減算器36Bを備え、カウンタ31からのカ
ウント数Nに対し、乗算器36Aで定数0.1を掛けて
0.1×Nとし、減算器36Bで定数1から0.1×N
を引いた(1−0.1N)をゲインKo2として発生す
る。
施例を示すブロック構成図である。(a)図において、
ゲイン設定手段30のゲイン発生部32はカウンタ31
からのカウント数Nに対応してNを指数としたゲインK
o1=(0.9) N を発生する。また、(b)図におい
て、ゲイン設定手段35のゲイン発生部36は乗算器3
6Aおよび減算器36Bを備え、カウンタ31からのカ
ウント数Nに対し、乗算器36Aで定数0.1を掛けて
0.1×Nとし、減算器36Bで定数1から0.1×N
を引いた(1−0.1N)をゲインKo2として発生す
る。
【0026】オーバシュート検出手段40は、例えば給
湯温度Th=To1とTh=To2にしきい値を設定し
たヒステリシス特性を有する回路で構成し、給湯温度T
hが設定値To1から上昇して設定値To2を超える場
合、および給湯温度Thが下降して設定値To2からT
o1まで(To1≦Th≦To2)はHレベルの検出
(Jo)情報40a、給湯温度Thが設定値To2から
下降して設定値To1を下回る場合にはLレベルの検出
(Js)情報40aを発生し、設定温度Thのオーバシ
ュート回数を安定に検出するよう構成し、検出(Jo、
Js)情報40aをゲイン設定手段30およびオーバシ
ュート抑止手段50に提供する。
湯温度Th=To1とTh=To2にしきい値を設定し
たヒステリシス特性を有する回路で構成し、給湯温度T
hが設定値To1から上昇して設定値To2を超える場
合、および給湯温度Thが下降して設定値To2からT
o1まで(To1≦Th≦To2)はHレベルの検出
(Jo)情報40a、給湯温度Thが設定値To2から
下降して設定値To1を下回る場合にはLレベルの検出
(Js)情報40aを発生し、設定温度Thのオーバシ
ュート回数を安定に検出するよう構成し、検出(Jo、
Js)情報40aをゲイン設定手段30およびオーバシ
ュート抑止手段50に提供する。
【0027】オーバシュート抑止手段50は、判定部5
1、切替制御部52、切替スイッチ53を備え、判定部
51はオーバシュート検出手段40から提供される検出
(Jo、Js)情報40aの内、Hレベルの検出(J
o)情報40aに基づいて給湯温度Thのオーバシュー
トを判定し、判定信号51aを切替制御部52に送る。
また、判定部51はLレベルの検出(Js)情報40a
に基づいて給湯温度Thのオーバシュート終了を判定し
て、その旨の判定信号51aを切替制御部52に送る。
1、切替制御部52、切替スイッチ53を備え、判定部
51はオーバシュート検出手段40から提供される検出
(Jo、Js)情報40aの内、Hレベルの検出(J
o)情報40aに基づいて給湯温度Thのオーバシュー
トを判定し、判定信号51aを切替制御部52に送る。
また、判定部51はLレベルの検出(Js)情報40a
に基づいて給湯温度Thのオーバシュート終了を判定し
て、その旨の判定信号51aを切替制御部52に送る。
【0028】切替制御部52は、判定部51からのオー
バシュート判定、オーバシュート終了判定の判定信号5
1aに基づいて切替スイッチ53を切替える制御信号5
2aを切替スイッチ53に提供する。
バシュート判定、オーバシュート終了判定の判定信号5
1aに基づいて切替スイッチ53を切替える制御信号5
2aを切替スイッチ53に提供する。
【0029】切替スイッチ53は接点s1、接点s2を
備え、通常は接点s1に接続され、熱量演算部20から
の補正熱量Foを出力熱量Fout(=Fo)とし、加
熱制御部60に出力熱量情報50aを供給する。一方、
切替制御部52からオーバシュート判定に基づく制御信
号52aが供給された場合、切替スイッチ53は接点s
1から接点s2に切替え、熱量演算部20からの限定熱
量Fgを出力熱量Fout(=Fg)とし、加熱制御部
60に出力熱量情報50aを供給するよう構成する。
備え、通常は接点s1に接続され、熱量演算部20から
の補正熱量Foを出力熱量Fout(=Fo)とし、加
熱制御部60に出力熱量情報50aを供給する。一方、
切替制御部52からオーバシュート判定に基づく制御信
号52aが供給された場合、切替スイッチ53は接点s
1から接点s2に切替え、熱量演算部20からの限定熱
量Fgを出力熱量Fout(=Fg)とし、加熱制御部
60に出力熱量情報50aを供給するよう構成する。
【0030】また、切替制御部52からオーバシュート
終了判定に基づく制御信号52aが供給された場合には
接点s2から接点s1に切替えて出力熱量Foutは補
正熱量Foを選択する。ただし、補正熱量Foは、給湯
温度Thのオーバシュートの回数Nに対応したゲイン設
定手段30からのゲインKoにより異なり、Nが増加す
るにつれてKoが小さくなるためFoも小さくなる。
終了判定に基づく制御信号52aが供給された場合には
接点s2から接点s1に切替えて出力熱量Foutは補
正熱量Foを選択する。ただし、補正熱量Foは、給湯
温度Thのオーバシュートの回数Nに対応したゲイン設
定手段30からのゲインKoにより異なり、Nが増加す
るにつれてKoが小さくなるためFoも小さくなる。
【0031】また、オーバシュート終了後の加熱で再度
オーバシュートが発生する場合には、オーバシュート検
出手段40でオーバシュートを検出し、ゲイン発生手段
30でより小さいゲインKoを発生して補正熱量Foを
小さく抑えることにより、オーバシュートを解消するこ
とができる。
オーバシュートが発生する場合には、オーバシュート検
出手段40でオーバシュートを検出し、ゲイン発生手段
30でより小さいゲインKoを発生して補正熱量Foを
小さく抑えることにより、オーバシュートを解消するこ
とができる。
【0032】加熱制御部60は、比例弁制御部61およ
び電磁弁制御部62を備え、オーバシュート抑止手段5
0からの出力熱量情報50aに基づいて、それぞれ図1
のガス比例弁6、電磁弁5を駆動制御するための比例弁
制御信号60a、電磁弁制御信号60bを出力すること
により、ガスバーナ7の燃焼量を調節する。
び電磁弁制御部62を備え、オーバシュート抑止手段5
0からの出力熱量情報50aに基づいて、それぞれ図1
のガス比例弁6、電磁弁5を駆動制御するための比例弁
制御信号60a、電磁弁制御信号60bを出力すること
により、ガスバーナ7の燃焼量を調節する。
【0033】比例弁制御部61は出力熱量Fout(=
FoまたはFg)を弁開度Xoに変換した比例弁制御信
号60aをガス比例弁6に送り弁開度を調節する。電磁
弁制御部62は出力熱量Fout(=FoまたはFg)
を給湯装置1に設定された最小熱量Fmと比較し、出力
熱量Fout(=Fg)が最小熱量Fmを下回る(Fo
ut=Fg<Fm)場合には電磁弁制御信号60bを電
磁弁5に送り弁を閉じるよう制御する。
FoまたはFg)を弁開度Xoに変換した比例弁制御信
号60aをガス比例弁6に送り弁開度を調節する。電磁
弁制御部62は出力熱量Fout(=FoまたはFg)
を給湯装置1に設定された最小熱量Fmと比較し、出力
熱量Fout(=Fg)が最小熱量Fmを下回る(Fo
ut=Fg<Fm)場合には電磁弁制御信号60bを電
磁弁5に送り弁を閉じるよう制御する。
【0034】図4はこの発明に係る給湯装置の動作フロ
ー図である。オーバシュート検出手段40がTh>To
2のオーバシュートを検出する(S2)と、ゲイン設定
手段30がカウンタ31のカウント数Nを1進めてN+
1(S3)としてゲイン発生部32はNに対応したゲイ
ンKoを発生(S4)して熱量演算部20からの出力さ
れる補正熱量FoをゲインKoに対応した値に設定す
る。一方、オーバシュート抑止手段50は、オーバシュ
ート検出手段40がTh>To2を検出すると、加熱制
御部60の出力熱量Foutを補正熱量Foから限定熱
量Fgに切替え(S5)て給湯装置1の燃焼量を小さく
したり0(燃焼停止)に制御する。
ー図である。オーバシュート検出手段40がTh>To
2のオーバシュートを検出する(S2)と、ゲイン設定
手段30がカウンタ31のカウント数Nを1進めてN+
1(S3)としてゲイン発生部32はNに対応したゲイ
ンKoを発生(S4)して熱量演算部20からの出力さ
れる補正熱量FoをゲインKoに対応した値に設定す
る。一方、オーバシュート抑止手段50は、オーバシュ
ート検出手段40がTh>To2を検出すると、加熱制
御部60の出力熱量Foutを補正熱量Foから限定熱
量Fgに切替え(S5)て給湯装置1の燃焼量を小さく
したり0(燃焼停止)に制御する。
【0035】給湯装置1の燃焼量が制御されると、給湯
温度Thは低下してしきい値To2以下になるが、オー
バシュート検出手段40はヒステリシス特性を備えてい
るのでしきい値To1までは状態は変化しない。オーバ
シュート検出手段40がTh<To1を検出する(S
6)と、オーバシュート抑止手段50がこれを検知し、
加熱制御部60の出力熱量Foutを限定熱量Fgから
S4の状態で設定した係数Koに基づく補正熱量Foに
切替え(S7)、この補正熱量Foに対応した燃焼量で
オーバシュートを発生しない加熱を行う(S8)。
温度Thは低下してしきい値To2以下になるが、オー
バシュート検出手段40はヒステリシス特性を備えてい
るのでしきい値To1までは状態は変化しない。オーバ
シュート検出手段40がTh<To1を検出する(S
6)と、オーバシュート抑止手段50がこれを検知し、
加熱制御部60の出力熱量Foutを限定熱量Fgから
S4の状態で設定した係数Koに基づく補正熱量Foに
切替え(S7)、この補正熱量Foに対応した燃焼量で
オーバシュートを発生しない加熱を行う(S8)。
【0036】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る温度
制御装置は、オーバシュート検出手段で給湯温度のオー
バシュート検出し、ゲイン発生手段はオーバシュートの
発生回数に対応して減少するゲインを発生し、補正熱量
を低減するとともに、このゲインを記憶して次回の給湯
開始時はこのゲインに基づいて加熱量を設定することが
できる。
制御装置は、オーバシュート検出手段で給湯温度のオー
バシュート検出し、ゲイン発生手段はオーバシュートの
発生回数に対応して減少するゲインを発生し、補正熱量
を低減するとともに、このゲインを記憶して次回の給湯
開始時はこのゲインに基づいて加熱量を設定することが
できる。
【0037】また、オーバシュートが発生した場合、オ
ーバシュート抑止手段は補正熱量に基づく加熱量を限定
熱量に基づくより小さい加熱量に切替えて加熱制御する
ので、給湯温度のオーバシュートを速やかに抑えること
ができる。
ーバシュート抑止手段は補正熱量に基づく加熱量を限定
熱量に基づくより小さい加熱量に切替えて加熱制御する
ので、給湯温度のオーバシュートを速やかに抑えること
ができる。
【0038】従って、設置時の使用ガスのガス圧、また
は燃焼量に対して所定のゲインまたは初期ゲインが大き
く設定された場合でも、被加熱体の使用状態に応じたゲ
インに更新し、適切な加熱量を得ることができる。
は燃焼量に対して所定のゲインまたは初期ゲインが大き
く設定された場合でも、被加熱体の使用状態に応じたゲ
インに更新し、適切な加熱量を得ることができる。
【0039】よって、給湯温度を設定温度に迅速に安定
させることができる温度制御装置を提供できる。
させることができる温度制御装置を提供できる。
【図1】この発明に係る温度制御装置を被加熱体の例と
して給湯装置に適用した場合の全体構成図
して給湯装置に適用した場合の全体構成図
【図2】この発明に係る温度制御装置のブロック構成図
【図3】ゲイン設定手段のゲイン発生部の実施例を示す
ブロック構成図
ブロック構成図
【図4】この発明に係る温度制御装置の動作フロー図
【図5】従来のフィードフォワード制御型の被加熱体の
オーバシュート現象
オーバシュート現象
【図6】従来のフィードバック制御型の被加熱体のハン
ティング現象
ティング現象
1 給湯装置 2 給水管 3 熱交換器 4 給湯管 5 電磁弁 6 ガス比例弁 7 ガスバーナ 8 温度制御装置 9 温度設定部 10 給水温度センサ(Tc) 11 給湯温度センサ(Th) 12 流量センサ(Q) 13 給湯栓 20 熱量演算部 21 必要熱量演算部 22 1/Fs演算部 23 減算器 24,27,28 乗算器 25 フィードバックPID演算部 26 加算器 29 限定熱量演算部 30,35 ゲイン設定手段 31 カウンタ 32,36 ゲイン発生部 33 ゲイン記憶部 40 オーバシュート検出手段 50 オーバシュート抑止手段 51 判定部 52 切替制御部 53 切替スイッチ 60 加熱制御部 61 比例弁制御部 62 電磁弁制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 透 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日本ユプロ株式会社内 (72)発明者 宗村 浩 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日本ユプロ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−138322(JP,A) 特開 昭57−31722(JP,A) 特開 昭63−83544(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 1/08 101 F23N 5/14 370 F24H 1/10 302 G05D 23/19
Claims (4)
- 【請求項1】 被加熱体の設定温度を出力する温度設定
部と、前記被加熱体の温度を検出して検出温度を出力す
る温度検出部とを備え、前記設定温度と前記検出温度の
偏差と所定のゲインに基づく補正熱量を演算し、前記被
加熱体を加熱制御する温度制御装置において、 前記被加熱体にオーバシュートが発生した場合、オーバ
シュート検出信号を出力するオーバシュート検出手段
と、前記オーバシュート検出信号の発生回数に基づいて
前記オーバシュート前のゲインより小さなゲインを設定
し、前記オーバシュート解消後もこの小さなゲインを設
定、保持するゲイン設定手段を設けたことを特徴とする
温度制御装置。 - 【請求項2】 被加熱体の設定温度を出力する温度設定
部と、前記被加熱体の温度を検出して検出温度を出力す
る温度検出部とを備え、前記設定温度と前記検出温度の
偏差と予め設定された初期ゲインに基づく補正熱量を演
算し、前記被加熱体を加熱制御する温度制御装置におい
て、 前記被加熱体にオーバシュートが発生した場合、オーバ
シュート検出信号を出力するオーバシュート検出手段
と、前記オーバシュート検出信号の発生回数に基づいて
前記初期ゲインより小さなゲインを設定し、前記オーバ
シュート解消後もこの小さなゲインを設定、保持するゲ
イン設定手段を設けたことを特徴とする温度制御装置。 - 【請求項3】 前記オーバシュート検出手段を前記オー
バシュートが解消した場合にオーバシュート解消信号を
出力するように構成するとともに、前記オーバシュート
が発生してから前記オーバシュートが解消するまでの
間、前記被加熱体の加熱量をオーバシュートの恐れのな
い加熱量まで大幅に減少させるか、もしくは前記加熱制
御を停止させるオーバシュート抑止手段を設けたことを
特徴とする請求項1または2記載の温度制御装置。 - 【請求項4】 前記ゲイン設定手段は、オーバシュート
解消後に再度オーバシュートが発生した場合、前回のオ
ーバシュート発生時に設定したゲインより小さなゲイン
を再設定、保持するよう構成したことを特徴とする請求
項1または2記載の温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12668093A JP3320497B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12668093A JP3320497B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 温度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06337114A JPH06337114A (ja) | 1994-12-06 |
JP3320497B2 true JP3320497B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=14941202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12668093A Expired - Fee Related JP3320497B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3320497B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002162083A (ja) * | 2000-11-27 | 2002-06-07 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気調湿システム |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12668093A patent/JP3320497B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06337114A (ja) | 1994-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020610 |
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