JP3486623B2 - 電力制御装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

電力制御装置及びこれを備えた画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複写機、
ファクシミリ、レーザビームプリンタ等の画像形成装置
の定着器に供給する電力を、供給電源の波数を変更する
ことによって制御する電力制御装置及びこれを備えた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置の定着器
は、一般に、ヒータを備え、画像形成部において転写材
(例えば紙)上に転写されたトナーを、ヒータの加熱に
よって転写材上に溶融固着する。
【0003】このような定着器は、ヒータに対する電力
の供給を制御することによってヒータの温度を所定温度
に維持する電力制御装置を備えている。この電力制御装
置は、例えば商用電源をON、OFFするトライアック
を備え、さらにそのトライアックを商用電源のゼロクロ
ス付近でそれに非同期でON、OFFするトリガ手段を
備え、このトリガ手段が発するトリガ出力信号のONデ
ューティを適宜に変更することによって電力を制御す
る、いわゆるPWMを行っている。これにより、ヒータ
に供給する波数制御を行い、ヒータの温度をトナー定着
に好適な目標温度に保持するようにしている。
【0004】図8に、トリガ出力信号のONデューティ
を変更して、電力を制御するPWM出力パターンを示
す。同図では、所定時間(140msec)内に1回の
ON、OFFを行うようにし、また最少デューティ幅を
10msecに設定している。レベル1からレベル13
まで設け、そのレベルに応じてONデューティを長くす
ることにより、ヒータに対する電力の供給量を調整する
ようにしている。
【0005】上述の従来例では、特に商用電源のゼロク
ロスに同期するような制御は行っていないが、この他の
電力制御装置として、商用電源のゼロクロスを検知し、
この検知に基づいて位相角を決定する、いわゆる位相制
御を行うことによって、電力を制御するようにしたもの
も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の電力制御装置では、例えば、熱容量の小さい定着
フィルムを利用した定着器の温度制御を良好に行うこと
が困難であった。定着フィルムを備えた定着器を簡単に
説明すると、このものは、耐熱性フィルムをエンドレス
に構成して定着フィルムとし、定着フィルムの内側に配
置したヒータと外側に配置した加圧ローラとの間で定着
フィルムを挟持搬送する。さらに、定着フィルムと加圧
ローラとの間の定着ニップ部に転写材を挿通し、このと
き、ヒータの熱エネルギーを定着フィルムを介して転写
材上のトナーに付与することにより、トナーを溶融し転
写材上に固着させるものである。定着フィルムを利用し
た定着器の特徴は、温度上昇を速やかにおこうために、
加熱体及び定着フィルムの熱容量が小さく(抵抗値が小
さく)設定されていることである。このような定着器に
対する従来の電力制御では、次のような問題点があっ
た。
【0007】(1)定着器の熱容量が小さいために、比
較的短い時間(例えば従来は7Hz程度)で定着器の温
度状態をサンプリングしPWMフィードバック制御しな
ければならず、上述構成のように加熱体の抵抗値が小さ
く、しかも定着器置に接続される商用電源のラインイン
ピーダンスが高いような場合には、上述のPWM周期
(例えば従来7Hz程度)の人間が目視できるフリッカ
ーが発生するおそれがあった。
【0008】(2)トライアックを商用電源のゼロクロ
スに非同期でトリガする構成のために、周波数が変動し
た場合、及び周波数が50Hzと60Hzとの間で変更
された場合に、前述のように、トリガ出力信号の最少デ
ューティ幅が常に固定されている(上述では10mse
c)と、商用電源に対する半波のONあるいはOFFが
行えない場合が発生する。
【0009】(3)トライアックを商用電源のゼロクロ
スに非同期でトリガする構成のために、前述トリガ手段
により前述トライアックをトリガできない場合があっ
た。
【0010】(4)トリガ出力信号のONデューティを
変えて電力を制御するPWM構成で定着器温度を目標温
度に保持するようにしているために、定着器温度にはP
WM周期(上述では7Hz程度)の温度リップルが発生
し、定着むらによる画質の低下が発生した。
【0011】(5)フリッカーレベルを改善するために
位相制御を行うと、端子ノイズ対策手段や、ゼロクロス
検出を追加しなければならず、部品点数が増加するなど
して、全体構成が複雑になる。
【0012】(6)一般に、入力電圧変動等の変化が生
じたときにのみ、制御結果値の微分量により、そのとき
に出力する出力波数を変化させていたので、入力電圧が
変動した後、その変動後の値で固定されてしまうと、制
御結果値が不安定になりハンチングを起こす可能性があ
った。
【0013】そこで、本発明は、上述の問題を解決する
ようにした電力制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
周波数の異なる複数の交流電源に使用可能な電力制御装
置において、前記複数の交流電源の周期のいずれとも異
なる一定周期Tごとにレベル遷移し得る制御信号を発生
する制御信号発生手段と、前記交流電源から負荷への電
力の供給をスイッチングするスイッチング手段と、前記
交流電源の所定単位期間ごとの所定タイミングでの前記
制御信号のレベルに応じて、前記所定単位1期間の前記
交流電源から前記負荷への電力の供給/非供給が切り換
えられるように前記スイッチング手段を制御する制御手
段とを有することを特徴とする。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
電力制御装置において、前記所定単位期間は、前記交流
電源のゼロクロスタイミングから次のゼロクロスタイミ
ングまでの半周期の期間であることを特徴とする。
【0016】 請求項3に係る発明は、請求項1又は
2に記載の電力制御装置において、前記制御信号発生手
段は、前記一定周期Tのn周期分の期間nTのうちの前
記制御信号が所定のレベルになっている周期の数mを変
えることにより、前記交流電源から負荷に供給される電
力を制御することを特徴とする。
【0017】 請求項4に係る発明は、転写材上のトナ
ーを加熱して転写材上に定着する定着器と、前記定着器
に供給する電力を制御する電力制御装置とを備えた画像
形成装置において、前記電力制御装置が、請求項1ない
し3のいずれかに記載の電力制御装置であることを特徴
とする。
【0018】請求項5に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の電力制御装置において、前記所
定の周期Tは、前記交流電源の周波数にかかわらず一定
であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0020】図1に、本発明に係る電力制御装置の一例
として、電力制御装置を複写機等の定着器の制御装置に
適用した場合のシステム構成図を示す。
【0021】同図において、商用電源1から入力された
電圧をトランスT1により変圧し、この変圧した電圧に
よりダイオードD1を介してホールドコンデンサC1を
充電する。このホールドコンデンサC1電圧をCPU1
のA/D入力ポートに接続して、前述の商用電源1から
入力される入力商用電源電圧を監視する。スイッチSW
1は、50Hz/60Hz切り替えスイッチで、本実施
の形態ではスイッチSW1をONすることで50Hz、
またOFFすることで60Hzに対応するようになって
いる。
【0022】熱定着手段(以下「定着器」という。)2
は、セラミックヒータR3によって構成された加熱体を
有し、検出手段としてのサーミスタTHによって温度検
出が行われる。サーミスタTHは、上述のCPU1のA
/D入力ポートに接続されており、CPU1は、このサ
ーミスタTHを介して上述の定着器2の温度状態を監視
する。セラミックヒータR3に対する商用電源1からの
電力は、FSRD信号がHレベルのときに供給開始さ
れ、一方、FSRD信号がLレベルのときに供給停止さ
れる。すなわち、FSRD信号がHレベルのときは、C
PU1を介してトランジスタQ1がONされ、そのコレ
クタ出力によりフォトトライアックPC1がONされ、
さらにトライアックQ2のゲートがONさせて、商用電
源1はゼロクロス付近のタイミングでトリガされてセラ
ミックヒータR3に対する商用電力の供給を開始する。
一方、前記FSRD信号がLレベルのときは、それぞれ
反対に、トランジスタQ1がOFF、コレクタ出力によ
りフォトトライアックPC1がOFF、トライアックQ
2のゲートがOFFさせて、ゼロクロス付近のタイミン
グでトリガされてセラミックヒータR3に対する商用電
力の供給が停止される構成になっている。
【0023】また、本実施の形態においては、前述のサ
ーミスタTHの電圧値VTHと制御目標電圧値Vとの
偏差量e(=V−VTH)に応答して決定される出力
波数と、上述の偏差量eの所定時間T当たりの積分量
i(=e×T)に応答して決定されるバイアス波数
と、上述のサーミスタTHの電圧値VTHの時間T
たりの微分量d(=VTHn−VTH(n−1))に応
答して決定されるバイアス波数との関係をもとに、商用
電源1によって所定時間T毎にセラミックヒータR3
(制御対象)に付与する商用電源波数を決定し、かつそ
の決定に基づいて前述のFSRD信号のON及びOFF
を行う波数制御は、CPU1によって処理する。なお、
以下においては、上述の偏差量eから出力波数を決定す
る動作を「P動作」、積分量iからバイアス波数を決定
する動作を「I動作」、微分量dからバイアス波数を決
定する動作を「D動作」といい、また、これらの動作を
まとめて「PID動作」というものとする。
【0024】図2に、上述のPID動作のフローチャー
トを示し、また、図3に制御結果のサーミスタ電圧値V
THとサンプリングの関係を示す。
【0025】本実施の形態においては、PID動作を1
00V/120V仕様で行った場合について説明する。
S1で制御開始の監視を行う。制御停止状態であればS
11に遷移し、後述する制御カウンタCT_CNTRを
リセットしS1へ戻る。一方、制御開始状態であればS
2に遷移し、制御カウンタCT_CNTRのデータを参
照する。S2で制御カウンタCT_CNTRのデータが
「0」ならば定着器2立ち上げ初期設定と判断してS3
へ、また「1」ならば定着器2立ち上げ制御と判断して
S5へ、そして「2」ならば定着器2定常制御(PID
動作)と判断してS9へ遷移する。S3では、図1に示
すホールドコンデンサC1電圧を参照して、商用電源電
圧が変化しても、セラミックヒータR3に与える電力は
一定になるような出力波数レベルYiを図9の表に示す
ように選択して、S4で制御カウンタCT_CNTR=
1にしてS1へ戻る。S5ではサーミスタ電圧値VTH
を監視して、目標電圧値V0との関係が、VTH>V
ならばS8へ、VTH≦V ならばS6へ遷移する。S
8では定着器2立ち上げ制御を行うために、S3で選択
した出力波数レベルYを前述FSRD信号から出力す
る。S6で定着器2立ち上げ制御を終了したと判断し
て、定着器定常制御(PID動作)へ移行するために制
御カウンタCT_CNTR=2にしてS7へ遷移して、
上述のS3でのホールドコンデンサC1の電圧値によ
り、商用電源電圧に対応したバイアス波数レベルYbを
図10の表に示すように選択してS1へ戻る。S9では
定着器定常制御(PID動作)を行うために所定時間T
毎にサーミスタ電圧値VTHを監視してP動作、I動
作及びD動作による波数の算出を行う。初めにI動作に
より、前述の積分量iからバイアス波数レベルYを以
下の式に基づいてアップデートする。
【0026】Y=K×i×Yb(n−1)[ただ
し、K:I動作ゲイン]
【0027】次に、前述の偏差量eが、偏差量e≧0で
微分量d≦0のとき、及び偏差量e<0で微分量d>0
のときに、D動作により、微分量dから、上述I動作で
アップデートしたバイアス波数レベルYを以下の式に
基づいてバイアス波数可変手段(不図示)によってアッ
プデートする。
【0028】Ybn=K×d×Y[ただし、K
D動作ゲイン]
【0029】最後にP動作により、前述I動作及びD動
作で決定されたバイアス波数レベルYbnに対して上述
の偏差量eから出力波数レベルYを以下の式に基づい
て算出する。
【0030】 Y=K×e×Ybn =(K×e)×(K×i)×(K×d)×Yb(n−1) [ただし、Kp:P動作ゲイン]
【0031】次にS12では、偏差量eが|e|≧e
THのときは、図1の商用電源1のゼロクロスタイミン
グ付近のトライアックQ2のトリガタイミングと、FS
RD信号のトリガタイミングとのずれが発生したと判断
して、FSRD信号の出力開始タイミングをずらしてF
SRD信号出力位相を変える。具体的にCPU1内部の
トリガ出力開始タイミング可変手段(不図示)のタイマ
でウエイト時間を生成してFSRD信号の出力開始の位
相を遅らせる。
【0032】これに対し、|e|<eTHのときは、ト
ライアックQ2のトリガタイミングとFSRD信号のト
リガタイミングとのずれが大きくないと判断して、FS
RD信号出力位相は変えない。ここで、eTHの値は、
入力商用電圧一定で、かつトライアックQ2のトリガタ
イミングと、FSRD信号のトリガタイミングとがずれ
ていない通常の状態で発生する偏差より大きく設定して
いる。S12の関係を図4に示す。S10では定着器定
常制御を行うために、S9で算出した出力波数レベルY
0を、S12で処理した位相で、FSRD信号から出力
する。
【0033】上述の出力波数レベルY、YはCPU
1内部で、図5、図6、図7に示すパターンに変換して
FSRD信号から出力を行う。図5、図6、図7では5
0Hz/60Hz兼用パターン出力としてトリガ出力最
少時間を9.09msecにした場合を示した。また、
図1におけるスイッチSW1のONで50Hzを検知し
てトリガ出力最少時間を10msecとし、そして、ス
イッチSW1のOFFで60Hzを検知してトリガ出力
最少時間を8.33msecとして、周波数に応じて前
記トリガ出力最少時間を変えることも可能である。これ
を行うのがトリガ出力最少時間可変手段(不図示)であ
る。さらに、出力波数レベルY、YをLEVEL0
からLEVEL14までの15段階備えており、かつO
N/OFFの切り替え回数は、例えば本実施の形態では
リミット値は8、すべてのLEVEL(LEVEL0は
常時「L」、LEVEL14は常時「H」)において8
回以下になるようにトリガ信号出力手段(不図示)によ
って設定し、かつLEVELn(n=0〜14)のとき
のセラミックヒータR3へ付与する単位時間当たりの電
力が、 W={(商用電源電圧)÷R3}×(n/14) になるようにON時間を設定している。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
周波数によるトリガ出力最少時間の最適化、出力信号の
位相補正、D動作によるバイアス波数の操作、そして出
力パターンのON、OFF切り替え回数のリミット値設
定等を行うことにより、以下のような効果がある。
【0035】(1)出力パターンを20Hzから30H
z程度に上げることにより、例えば、加熱体の抵抗値が
小さく、かつ商用電源ラインインピーダンスが高いよう
な場合でも、人間が目視しにくいレベルまでフリッカー
を低減できる。
【0036】(2)トライアック出力信号の位相補正を
行うことにより、トライアックを商用電源のゼロクロス
に非同期トリガする構成でも、精度の高い半波のON、
あるいはOFFが行える。
【0037】(3)トライアック出力信号の位相補正を
行うことにより、周波数変動が生じても、精度の高い半
波のON、あるいはOFFが行える。
【0038】(4)出力パターンを20Hzから30H
z程度に上げることにより、温度リップルが低減し、画
質品質の向上を実現できる。
【0039】(5)ゼロクロス検知手段を追加すること
なしに、フリッカーレベルを改善できるため、部品点数
増、及びコストアップは発生しない。
【0040】(6)D動作によるバイアス波数の操作を
行うことにより、入力電圧が急変してその状態を保持し
てしまっても、制御結果値はハンチングを起こさず安定
化させることができる。
【0041】(7)出力パターンを20Hzから30H
z程度に上げても出力パターンの中でON、OFF切り
替え回数を規定することにより、端子ノイズに対しても
有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力制御装置のシステム構成を示
す概略図。
【図2】電力制御装置の動作を示すフローチャート。
【図3】サーミスタ電圧とサンプリングとの関係を示す
図。
【図4】サーミスタ電圧とFSRD信号と商用電源との
位相ずれについての説明図。
【図5】FSRD信号出力パターン(レベル1からレベ
ル5まで)と商用電源との関係を示す図。
【図6】FSRD信号出力パターン(レベル6からレベ
ル10まで)と商用電源との関係を示す図。
【図7】FSRD信号出力パターン(レベル11からレ
ベル13まで)と商用電源との関係を示す図。
【図8】従来のFSRD信号出力パターンを示す図。
【図9】入力商用電源と出力波数レベルYとの関係を
示す図。
【図10】入力商用電源とバイアス波数レベルYとの
関係を示す図。
【符号の説明】
1 商用電源 2 制御対象(熱定着手段、定着器) 3 トリガ手段 CPU1 トリガ出力最少時間可変手段、トリガ出力
開始タイミング可変手段、バイアス波数可変手段、トリ
ガ信号出力手段 d 微分量 eTH 偏差量 i 積分量 Q2 トライアック T 所定時間 TH 検出手段(サーミスタ) V 目標電圧値 VTH 制御結果値(サーミスタ電圧)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高澤 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 梨子田 安昌 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 南部 朋子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−84315(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 1/00 - 1/30 G05F 1/00 - 1/70 G03G 13/20 G03G 15/20 G03G 21/00 H05B 1/00 - 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数の異なる複数の交流電源に使用可
    能な電力制御装置において、前記複数の交流電源の周期のいずれとも異なる一定 周期
    Tごとにレベル遷移し得る制御信号を発生する制御信号
    発生手段と、 前記交流電源から負荷への電力の供給をスイッチングす
    るスイッチング手段と、 前記交流電源の所定単位期間ごとの所定タイミングでの
    前記制御信号のレベルに応じて、前記所定単位1期間の
    前記交流電源から前記負荷への電力の供給/非供給が切
    り換えられるように前記スイッチング手段を制御する制
    御手段とを有することを特徴とする電力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記所定単位期間は、前記交流電源のゼ
    ロクロスタイミングから次のゼロクロスタイミングまで
    の半周期の期間であることを特徴とする請求項1に記載
    の電力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御信号発生手段は、前記一定周期
    Tのn周期分の期間nTのうちの前記制御信号が所定の
    レベルになっている周期の数mを変えることにより、前
    記交流電源から負荷に供給される電力を制御することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の電力制御装置。
  4. 【請求項4】 転写材上のトナーを加熱して転写材上に
    定着する定着器と、前記定着器に供給する電力を制御す
    る電力制御装置とを備えた画像形成装置において、 前記電力制御装置が、請求項1ないし3のいずれかに記
    載の電力制御装置であることを特徴とする画像形成装
    置。
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