JPH0346684Y2 - - Google Patents

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JPH0346684Y2
JPH0346684Y2 JP1603887U JP1603887U JPH0346684Y2 JP H0346684 Y2 JPH0346684 Y2 JP H0346684Y2 JP 1603887 U JP1603887 U JP 1603887U JP 1603887 U JP1603887 U JP 1603887U JP H0346684 Y2 JPH0346684 Y2 JP H0346684Y2
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JP
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baking
case
bread
outside air
air
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JP1603887U
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は小麦粉及び水及びベーキングパウダな
どをパン焼成ケースに投入し、パン焼成ケース内
で小麦粉などを混練させ、一次発酵及び二次発酵
させた後に焼成させる製パン器の送風装置に関す
る。
「従来の技術」 従来、パン焼成ケース内に外気を送込み、焼成
ケースの温度を維持する技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術はパン焼成ケース内を外気温と略
同温に維持するか或いは外気温まで冷却させるこ
とができたが、冬季など外気温が低くなるとドウ
の発酵に必要な温度が得られず、ドウが良好に発
酵しない欠点があつた。
そこで送風通路にヒータを備えて外気を発酵に
必要な温度まで上昇させる技術を開発したが、外
気吸入口に例えばテーブルクロスが張り付いたり
してヒータへの外気供給量が減少した場合、ヒー
タの過熱によりこのヒータ並びに外壁を損傷する
問題が発生した。
「問題点を解決するための手段」 然るに本考案は、パン材料を投入し混練及び発
酵及び焼成するパン焼成ケースを備えると共に、
焼がま本体に形成するオーブン室に前記焼成ケー
スを内装する装置において、前記焼成ケース上方
に連通させる外気吸入風路を前記焼がま本体に形
成すると共に、該吸入風路の吸気側に送風フアン
を、排風側に加温ヒータを内装し、焼がま本体底
面に前記吸入風路の外気吸入口を設け、外気補助
吸入口を前記吸入風路に形成したものである。
「作用」 従つて本考案によれば、加温ヒータ以前の外気
吸入風路に二経統の外気吸入経路を形成し得、例
え焼がま本体底面の外気吸入口がテーブルクロス
などによつて閉鎖されても、もう一方の補助吸入
口からヒータ側に外気を送風し得、常に一定した
外気をヒータ側に供給してこのヒータの過熱を防
止させ得、従来のような冷却風の供給だけでなく
温風の供給も前記ヒータ作動により安全に行い
得、外気温に左右されることなく一定した送風温
度並びに送風量で焼成ケース内に送風することに
より、その焼成ケース内を発酵最適環境(温度)
に形成維持させ得、適正なドウの発酵作用が得ら
れてより一層美味しいパンを製作することができ
る。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は全体の断面側面図、第2図は同正面
図、第3図は同部分拡大図であり、支脚1…で支
える円筒形の焼がま本体2を備え、時間設定及び
焼上り選択用の操作盤3を焼がま体2の正面中央
に、また焼がま本体2の左右に持運び用の取手4
を夫々配設すると共に、透明なガラス製のドーム
形上蓋5を焼がま本体2上部に開閉自在に装設さ
せ、前記上蓋5後側をこの額フレーム6を介して
焼がま本体2の支点ブラケツト7に連結支持さ
せ、前記上蓋5前側の額フレーム6に握り手8を
一体形成している。
また円筒状の外ケース9と、外ケース9下端側
に嵌合固定させる底ケース10と、外ケース9の
上半分に内設させ、オーブン室Aを形成する上面
開口円筒容器形内ケース11とを備え、各ケース
9,10,11により焼がま本体2を構成すると
共に、外ケース9の前面内側にデイスプレ及びス
イツチ取付基板12と演算回路基板13とを配設
している。
また底ケース10に立設固定する基台14上面
に内ケース11底部を上載固定し、内ケース11
内周に環状の熱線放射ヒータ15を固設すると共
に、小麦粉及び水及びベーキングパウダなどのパ
ン材料を投入して混練及び発酵及び焼成を行う上
部開口円筒容器形パン焼成ケース16を前記内ケ
ース11の略中央に備え、焼成ケース16の回転
によつて係脱させる係止舌片17,18により該
ケース16底部を内ケース11底部略中央に着脱
自在に支持させるもので、小麦粉などのパンの材
料を混練する攪拌羽根19を焼成ケース16底部
に設けると共に、粘土状のパン材料(ドウ)が羽
根19と連れ回るのを防ぐ突条体20を焼成ケー
ス16内部側面に固定している。
さらに前記内ケース11と基台14の間に係止
舌片18を介して軸受板21を挾持固定し、その
軸受板21に軸支させる回転軸22上端に前記羽
根19を着脱自在に嵌着させると共に、前記基台
14にブラケツト23を介して攪拌モータ24を
取付け、タイミングプーリ25,26及びタイミ
ングベルト27を介して前記回転軸22とモータ
24とを連動連結するもので、前記回転軸22上
端に熱センサであるサーミスタ28を設けてい
る。
さらに前記底ケース10にフアンケース29を
固設し、これら各ケース10、29並び外ケース
9によつて焼がま本体2底部から後側に立上がる
外気吸入風路30を形成し、前記底ケース10を
スリツト状に開放して前記風路30の外気吸入口
31を形成すると共に、前記風路30の立上がり
側端を開放し、くま取り形モータ32により駆動
する送風フアン33を前記風路30の吸気側(吸
入口上方)に内設させると共に、前記底ケース1
0のリブ34を介して前記風路30の排風側(立
上が部)に加温ヒータ35を内設させる。また内
ケース11の外側面にダクト36を固設し、該ダ
クト36下端側を前記風路30の排風側に連通接
続させると共に、そのダクト36の上端を上蓋5
を後側に沿わせ内側に湾曲させて焼成ケース16
上方に延設させ、フアン33からの送風を前記風
路30及びダクト36を介して焼成ケース16内
部に送込むようにしている。
そして第3図に示す如く、焼がま本体2と上蓋
5との接合位置で前記ダクト36を焼がま本体2
側の送風ダクト36aと上蓋5側の案内ダクト3
6bとに分割形成し、送風ダクト36a上端に支
点ピン37を介して案内ダクト36b下端を首振
り自在に連通接続させ、送風時に案内ダクト36
bの排風口38を焼成ケース16上方でこっれに
ラツプする位置に板バネ36cを介して起立保持
させる一方、閉鎖状態の上蓋5後部内側面に前記
案内ダクト36b後面が干渉する位置で、前記焼
成ケース16と案内ダクト36bとのラツプを解
除させている。
また前記外ケース9の外周上部にスリツト状の
空気孔39を複数開設(第2図参照)すると共
に、第1図に示す如く、前記攪拌モータ24下方
の底ケース10にスリツト状の空気孔40を複数
開設し、焼がま本体2内部をこの外側に連通さ
せ、その焼がま本体2内部に前記風路30を連通
させる外気補助吸入口41を、前記フアン33上
方のフアンケース29に形成する一方、前記補助
吸入口41から外気を吸引する補助吸引口42を
前記フアン33上面に開設させ、通常は焼がま本
体2底面の外気吸入口31を介して送風フアン3
3下方の外気吸引口33aから外気を吸込みヒー
タ35側つまり排風側へ送風する一方、前記外気
吸入口31が閉鎖される緊急時にフアンケース2
9の気圧が下がることにより、前記補助吸入口4
1及び補助吸引口42を介して排風側へ焼がま本
体2内の空気を送風するようにしている。
本実施例は上記の如く構成しており、第3図の
状態で、小麦粉、ベーキングパウダ、調味料、バ
ター及び水などのパン材料を投入するもので、小
麦粉の上側にベーキングパウダを、また下側に水
を入れてベーキングパウダが濡れないようにする
と共に、操作盤3のスイツチ操作によりパン焼上
り時間などを設定する。そしてモータ24により
羽根19を回転させて焼成ケース16内の小麦粉
などを混練すると共に、前記サーミスタ28によ
りドウの温度を検出し、送風フアン33及びヒー
タ35を適宜作動させて温風又は冷風を焼成ケー
ス16内に送り、該ケース16内の温度を発酵最
適温度約28度に維持して一次発酵及び二次発酵を
夫々行わせ、然る後にヒータ15を作動させてオ
ーブン室Aでパンを焼上げるもので、パンを焼成
時にこの内部温度を前記サーミスタ28により検
出し、その内部温度が設定以上に上昇してパンが
焼上つたとき、サーミスタ28出力に基づいてヒ
ータ15をオフに切換え、送風フアン31により
冷風を送つて焼上つたパンを外気温と同程度に冷
やし、パンの製作を完了するものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、パン
材料を投入し混練及び発酵及び焼成するパン焼成
ケース16を備えると共に、焼がま本体2に形成
するオーブン室Aに前記焼成ケース16を内装す
る装置において、前記焼成ケース16上方に連通
させる外気吸入風路30を前記焼がま本体2に形
成すると共に、該吸入風路30の吸気側に送風フ
アン33を、排風側に加温ヒータ35を内装し、
焼がま本体2底面に前記吸入風路30の外気吸入
口31を設け、外気補助吸入口41を前記吸入風
路30に形成するもので、加温ヒータ35以前の
外気吸入風路30に二経統の外気吸入経路を形成
でき、例え焼がま本体2底面の外気吸入口31が
テーブルクロスなどによつて閉鎖されても、もう
一方の補助吸入口41からヒータ35側に外気を
送風でき、常に一定した外気をヒータ35側に供
給してこのヒータ35の過熱を防止させることが
でき、従来のような冷却風の供給だけでなく温風
の供給も前記ヒータ35作動により安全に行うこ
とができ、外気温に左右されることなく一定した
送風温度並びに送風量で焼成ケース16内に送風
することにり、その焼成ケース16内を発酵最適
環境(温度)に形成維持させることができ、適正
なドウの発酵作用が得られてより一層美味しいパ
ンを製作することができる等の顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の断面側
面図、第2図は同正面図、第3図は同部分拡大図
である。 A……オーブン室、2……焼がま本体、16…
…パン焼成ケース、30……外気吸入風路、31
……外気吸入口、33……送風フアン、35……
加温ヒータ、36……ダクト、38……排風口、
39……空気孔、41……外気補助吸入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パン材料を投入し混練及び発酵及び焼成するパ
    ン焼成ケースを備えると共に、焼がま本体に形成
    するオーブン室に前記焼成ケースを内装する装置
    において、焼成ケース上方に連通させる外気吸入
    風路を前記焼がま本体に形成すると共に、該吸入
    風路の吸気側に送風フアンを、排風側に加温ヒー
    タを内装し、焼がま本体底面に前記吸入風路の外
    気吸入口を設け、外気補助吸入口を前記吸入風路
    に形成したことを特徴とする製パン器の送風装
    置。
JP1603887U 1987-02-05 1987-02-05 Expired JPH0346684Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1603887U JPH0346684Y2 (ja) 1987-02-05 1987-02-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1603887U JPH0346684Y2 (ja) 1987-02-05 1987-02-05

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Publication Number Publication Date
JPS63123233U JPS63123233U (ja) 1988-08-10
JPH0346684Y2 true JPH0346684Y2 (ja) 1991-10-02

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