JP2571923Y2 - 製パン機の蒸気抜き構造 - Google Patents

製パン機の蒸気抜き構造

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JP2571923Y2
JP2571923Y2 JP1993002779U JP277993U JP2571923Y2 JP 2571923 Y2 JP2571923 Y2 JP 2571923Y2 JP 1993002779 U JP1993002779 U JP 1993002779U JP 277993 U JP277993 U JP 277993U JP 2571923 Y2 JP2571923 Y2 JP 2571923Y2
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bread maker
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田 正 治 柴
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、製パン機の蒸気抜き構
造に関し、例えばパン材料を焼成ケース内で混練、発
酵、焼成してパンを製造する製パン機において製パン中
の蒸気を抜くための蒸気抜き構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の製パン機はパン焼成時
に発生する蒸気を抜くための蒸気抜き孔が必要であり、
従来は上蓋にダクトを設けてこのダクトから蒸気を抜く
様にしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蒸気抜き構造にあっては、蒸気抜き用のダク
トを必要とするため、ダクトやこれを取付けるためのビ
ス等を必要とし、部品数および組立工数共に多くなると
いう問題点があった。
【0004】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、製パン機の本体ケースの上端に設
けられるオーブンリングに蒸気抜き孔を設けることによ
り、蒸気抜きのための特別の部品を必要とせず、部品点
数、組立工数の削減を図った製パン機の蒸気抜き構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は製パン機内の蒸
気を抜くための蒸気抜き構造を備えた製パン機の蒸気抜
き構造において、製パン機の本体ケースと、本体ケース
の上端に取り付けられ周壁部に前記製パン機内と外部と
を連通する複数の蒸気抜き孔を有するオーブンリングと
を備えることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案では、製パン機に通常用いられるオーブ
ンリングに蒸気抜き孔を形成しており、他の蒸気抜き手
段を用いることなく蒸気はオーブンリングに形成した蒸
気抜き孔から外方に排出される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本考案に係る製パン機100の蒸
気抜き構造101の一実施例を示す図である。まず、構
成を説明する。図1において、製パン機100は、上方
に開口した本体ケース1と、本体ケース1の開口を覆い
支軸1Aにより開閉自在に支持された上蓋31と、該本
体ケース1内にオーブンリング33を介して取付けられ
た内ケース2と、該内ケース2内に配置された焼成ケー
ス3と焼成ケース3内に設けた撹拌羽根4と、該撹拌羽
根4を駆動するモータ5と、を備えている。
【0008】前記オーブンリング33は、本体ケース1
と内ケース2の上端に設けられて両ケース1、2を結合
すると共に両ケース1、2の上部を被覆するもので、下
面に形成された凸部33aの外側に前記本体ケース1の
上端が固着され、かつ凸部33aの内側に前記内ケース
2の上端がビス34により固着されている。そして該オ
ーブンリング33の上面外周縁には周壁部33bが一体
に形成され、この周壁部33bには、図2に示すように
製パン機内と外部とを連通する蒸気抜き孔40が複数個
形成されている。41はこの上蓋11の内側に取付けら
れた反射板である。
【0009】焼成ケース3のこね羽根4はモータ5によ
ってそれぞれの軸に固定されたプーリ6,7およびベル
ト8を介して回転され、パン生地をこねるようになって
いる。このこね羽根4の軸11の上端にはパン生地の生
地温度を検知する温度検知手段であるサーミスタ等の温
度センサ12が取付けられ、温度センサ12は後述の制
御ユニット20に接続されている。13はパン生地の焼
成を行う加熱手段であるヒータであり、後述の制御ユニ
ット20を介して電源に接続している。ケース本体1内
のモータ5の上部には冷却ファン15が設けられ、冷却
ファン15はモータ16の駆動により回転し、焼成終了
後の冷却工程に入ったとき、開口部17よりパン上部に
冷風を吹きつけ冷却するようになされている。
【0010】ケース本体1の前部には図2に示すような
制御ユニット20が設けられている。制御ユニット20
は前面の操作パネル21上に調理時間や時刻等を表示す
る液晶表示部22と、焼成時のパンの焼き色例えば、ラ
イト,ミディアム,ダークを設定する設定手段23と、
設定手段23によって設定された焼き色となる時間だけ
基準生地温度Toから焼成時間tを継続する焼き色調整
手段である制御部24と、を有している。ここに、基準
生地温度Toは所定の焼き色、すなわち、ライトの焼き
色となる生地温度である。
【0011】設定手段23は制御部24に接続され、パ
ンの表面の焼き色、ライト,ミディアム,ダークを設定
する、いわゆる図示の焼き加減を設定する押しボタン2
3A,23B,23Cおよび、さらに焼き色を増減する
増加ボタン23D,減少ボタン23Eとを有している。
また操作パネル21上には、メニューを設定するメニュ
ーボタン26、取消しボタン27、スタートボタン28
および、これらの内容を表示する複数の表示ランプ29
が設けられている。
【0012】制御部24はプリント基板及びICからな
りCPU,RAM,ROM,タイマーおよび時計等を内
蔵し、液晶表示部22、設定手段23、温度センサ21
等のセンサ類、ヒータ13及びその他の操作ボタン、表
示ランプ等に接続し、所定の操作を制御するようになさ
れている。すなわち、CPUは、温度センサ12からの
生地温度Tの信号が基準生地温度Toになると、タイマ
ーの計測を開始し、計測する時間が、設定手段23で設
定された焼き色(押しボタン23A,23B,23C及
び増減ボタン23D,23Eにより設定)に対応する時
間になると焼成時間を終了するようになされている。
【0013】次に作用を説明する。本発明では、本体ケ
ース1と内ケース2との上端に設けられるオーブンリン
グ33に蒸気抜き孔40が形成されているので、他の特
別な蒸気抜き手段を設けることなく蒸気は蒸気抜き孔4
0から排出される。したがって、上蓋31にダクト等の
特別の蒸気抜き手段を設ける必要がなく、かつ、オーブ
ンリング33を成形時に同時に蒸気抜き孔40が成形さ
れ、簡単に蒸気抜き構造が得られる。また、特別な組立
も不要であり、部品点数も低減し、組立工数も不要で製
造コストは大幅に低減される。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
本体ケースと内ケースの上端に取付けられたオーブンリ
ングの周壁部に複数の蒸気抜き孔を形成したので、蒸気
抜きのための特別な部品を必要とせず、オーブンリング
に蒸気抜き孔を形成するだけの単純な構造で蒸気抜きが
でき、部品点数、組立工数を大幅に削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る製パン機の蒸気抜き構造の一実施
例を示す断面図である。
【図2】図1に示す実施例の操作部の正面図である。
【図3】図1のIII−III矢視断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 33 オーブンリング 33b 周壁部 40 蒸気抜き孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製パン機内の蒸気を抜くための蒸気抜き
    構造を備えた製パン機の蒸気抜き構造において、製パン
    機の本体ケースと、本体ケースの上端に取り付けられ周
    壁部に前記製パン機内と外部とを連通する複数の蒸気抜
    き孔を有するオーブンリングとを備えることを特徴とす
    る製パン機の蒸気抜き構造。
JP1993002779U 1993-01-11 1993-01-11 製パン機の蒸気抜き構造 Expired - Fee Related JP2571923Y2 (ja)

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