JPH0346438Y2 - - Google Patents

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JPH0346438Y2
JPH0346438Y2 JP3599484U JP3599484U JPH0346438Y2 JP H0346438 Y2 JPH0346438 Y2 JP H0346438Y2 JP 3599484 U JP3599484 U JP 3599484U JP 3599484 U JP3599484 U JP 3599484U JP H0346438 Y2 JPH0346438 Y2 JP H0346438Y2
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JP
Japan
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knob
case
seesaw
mounting case
arcuate
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JP3599484U
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JPS60149030U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は例えばテレビジヨン受像機においてそ
の操作部に配置して使用されるシーソー形の摘み
装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来、テレビジヨン受像機で使用されるシーソ
ー形の摘み装置は第1図に示すように構成されて
いる。第1図は摘み装置の配置構成を平面的に示
したものであり、摘み取付ケース1に摘み2が回
動取付けされている。但し、ケース上面は取付去
つた状態を示している。摘み2は略直方体状に構
成され、その前面2aがケース孔3より摘み出し
され、ケース1の内側でかつ摘み2後端側に配設
された回転軸4を中心に摘みの左右端部がシーソ
ーの様に回動可能とされている。摘み2の後面に
は突出部5,5が左右に配設され、この突出部
5,5に対向してスイツチ6,6が基板7に固定
配置されている。そして、摘み前面2aの左端部
又は右端部を指で押すことによつて前記突出部
5,5の一方が対向したスイツチ6の先端部を押
圧し、その時点でスイツチ動作がなされる。
しかしながら、上記のような従来の摘み装置で
は、摘み2が回転した場合、その外形の回転円は
図示の一点鎖線のようになり、摘み2をケース孔
3内に回動可能とするためにケース孔3を摘み2
の外形寸法に対して大きくしなければならない。
即ち、摘み取付ケース1は板厚L1を有し、摘み
2は摘み取付ケース1に対して摘み出し寸法L2
を有しているので、摘み取付ケース1と摘み2の
隙間は大きくなる要因を含んでいる。この隙間が
大きくなると、摘み装置及びこの装置が取り付け
られた機器の外観品位が著しく低下するという欠
点を生じる。
この欠点を解決するために、第2図に示すよう
に摘み取付ケース1の板厚を回転円に対応した円
周に沿つて肉ぬすみした形状としたり、或いは第
3図に示すように摘み2の端部を回転円周に沿つ
て削つた形状とすることが考えられる。
しかし、第2図では摘み取付ケース1の板厚
L1に対して摘み出し寸法L2が大きくなると、ケ
ース1と摘み2間の隙間がほとんど減少されな
い。又、第3図では摘み前面2aの端部が切り取
られた形状となるので、意匠的制約を受けると共
に、シーソー作用の操作点である押す位置が摘み
の中心方向に近づくことになり、シーソー感覚が
回転感覚に近くなる。これを防止するために摘み
2の横幅を広げることはスペース的にも有効な手
段とは言えない。
[考案の目的] 本考案の目的は、上述した点にかんがみ、シー
ソー摘みとしての感覚を出すことができ、摘み出
しされた摘み部分と摘み取付ケース間の隙間が小
さくて済み、意匠的な効果を保持できる摘み装置
を提供することにある。
[考案の概要] 本考案は、摘み本体の対向二面に円弧状係合部
を設け、かつ外装ケースには前記円弧状係合部に
係合した状態で摘み本体を回動可能とする円弧状
固定部を設けて、前記円弧状係合部及び固定部の
中心を外装ケースの摘み出し用孔部付近にくるよ
うにし、前記中心を架空軸として摘み本体をシー
ソー的に回動させるように構成するものである。
[考案の実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施列を説明す
る。
第4図は本考案に係る摘み装置の斜視図、第5
図は摘み部分を示す斜視図、第6図は摘み装置の
要部の構成をケース上面を取り除いて示す平面図
である。
第4図において、符号8は摘み取付ケースで、
このケースの内部には摘み9が収納されており、
摘み前面9aはケース孔10より手前方向に摘み
出しされている。摘み9は第5図に示すように略
直方体の形状を有し、対向する上下面に円弧状突
出片11,11が突設されている。この円弧状突
出片11は摘み後端側に設けられていて、しかも
その円弧の曲率の中心12は第6図に示すように
摘み前端側のケース孔10近傍に存在するように
なつている。さらに、摘み9の後面に突出部1
3,13が形成されていいて、摘み9がシーソー
状に動かされたとき基板14に固定されたスイツ
チ15,15に当接できるようになつている。一
方、摘み取付ケース8の上下面には第4図及び第
6図に示すように2つの固定片16,17が相対
峙した状態で円弧状に設けられていて、固定片1
6,17間に摘みの上記円弧状突出片11が間装
された状態で摺動できるように構成されている。
この場合、摘み9は摘み取付ケース8内に上下面
が挟持された状態で収納され、架空の中心軸12
を中心として回動し、シーソー動作を行えるよう
に構成されている。なお、摘み取付ケース8に設
けられた固定片16はケースに切り込みを入れて
形成され、その摺接面の幅は前記円弧状突出片1
1より幅広に形成され、その曲率中心は前記円弧
状突出片11の曲率中心12に一致するようにな
つているが、固定片17は端面が曲面にされた突
起状にケース8に設けられていればよく、固定片
17によつて前記円弧状突出片11を支えるよう
に構成されていればよい。
このような構成において、摘み前面9aの左右
端部の一方を指で押圧すると、摘み9は第6図に
示すように架空軸12を中心として回動し、摘み
外形の回転円は図示一点鎖線のようになる。この
回転円はその中心12が摘み前端側に(中心12
が摘み取付ケース8のケース孔10に対応した位
置にくるようにして)あるので、第1図で示した
従来の装置のように回転中心ケース内部の摘み後
端側にある場合に比べ、回動時、ケース孔10付
近における摘み外形の左右方向への移動量が少な
くなり、摘み取付ケース8と摘み9との間隙が少
なくて済む。又、固定片16,17と突出片11
間に存在する隙間分だけ摘み9を左右方向に移動
することが可能であり、摘み取付誤差を吸収して
誤動作等の不具合を起こさないシーソ摘みを構成
できる。従つて、シーソー感覚を保ちながら意匠
的効果を出し、しかも誤動作を少くすることがで
きる。
第4図に示したような摘み取付ケース8と摘み
9の組立品は第7図に示すようにテレビジヨン受
像機などの前面枠18に取付ボス19等を用いて
固定して使用される。さらに、摘み突出部13と
基板上のスイツチ15との間にモルトプレンのよ
うな弾性部材20を入れることによつて摘み9の
がたつきが防止され操作感覚が良好となる。
なお、上記実施例では、摘み上下面の円弧状突
出片11を挟んで摺動させる2つの固定片16,
17は摘み取付ケース8に設けられているが、こ
の2つの固定片16,17は前面枠18に一体的
に設けることもできる。即ち、摘み取付ケース8
に相当するものを前面枠18に構成してもよい。
第8図は本考案の他の実施例を示す平面図であ
る。この実施例は、円弧状突出片11の代りに摘
み9の上下面に円弧状溝21を形成し、摘み取付
ケース8(前面枠18でもよい)にこの溝21に
係合摺接可能な円弧状突出片22を形成した構成
とするものである。このような構成においても、
円弧状溝21の曲率中心12をケース孔10に対
応した摘み前端側に位置させればこの点12を架
空軸としてシーソー動作させることができ、上記
第4図〜第6図の場合と同様な効果を出すことが
できる。
なお、上記実施例では、摘み9の後面に突出部
13,13を設けているが、この突出部は基板1
4に配設されたスイツチ15,15を押圧し易く
するために形成されたものであつてスイツチ1
5,15の押圧部の構成によつては摘み突出部1
3,13は必ずしも設けなくてもよい。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、摘み本体の
対向二面に設けられた円弧状係合部と、外装ケー
スに設けられた前記円弧状係合部に係合した状態
で摘み本体を回動可能とする円弧状固定部とを具
備させ、前記円弧状係合部及び固定部は外装ケー
スの摘み出し用孔部付近を中心とする円弧状に形
成され、前記中心を架空軸としてシーソー動作を
行うようにしたので、シーソー摘みの感覚が出
せ、摘み出しされた部分と外装ケース間の隙間が
小さくて済み、外観品位を落さず意匠効果が保
て、しかも取付誤差等による誤動作を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の摘み装置の構成を示す平面図、
第2図及び第3図は他の従来構成を部分的に示す
平面図、第4図は本考案に係る摘み装置の一実施
例を示す斜視図、第5図は摘み部分の構成を示す
斜視図、第6図は摘み装置の構成を示す平面図、
第7図は摘み装置を前面枠に取り付けた状態を示
す側面図、第8図は本考案の他の実施例を示す平
面図である。 8……摘み取付ケース、9……摘み本体、9a
……摘み前面、10……隙間、11,21……円
弧状突出片、12……架空軸、16,17……円
弧状固定片、21……円弧状溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外装ケースの開口よりその先端を突出して配設
    した摘みと、 この摘みのシーソー動作を行う円弧状の案内手
    段と、 この円弧状の案内手段によるシーソー動作の曲
    率中心を、前記外装ケースの開口部に存在する摘
    み先端部としたことを特徴とする摘み装置。
JP3599484U 1984-03-15 1984-03-15 摘み装置 Granted JPS60149030U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3599484U JPS60149030U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 摘み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3599484U JPS60149030U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 摘み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60149030U JPS60149030U (ja) 1985-10-03
JPH0346438Y2 true JPH0346438Y2 (ja) 1991-10-01

Family

ID=30540783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3599484U Granted JPS60149030U (ja) 1984-03-15 1984-03-15 摘み装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4682618B2 (ja) * 2004-12-28 2011-05-11 ブラザー工業株式会社 押しボタンスイッチ

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JPS60149030U (ja) 1985-10-03

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