JP2605828Y2 - スイッチ装置 - Google Patents
スイッチ装置Info
- Publication number
- JP2605828Y2 JP2605828Y2 JP1993000331U JP33193U JP2605828Y2 JP 2605828 Y2 JP2605828 Y2 JP 2605828Y2 JP 1993000331 U JP1993000331 U JP 1993000331U JP 33193 U JP33193 U JP 33193U JP 2605828 Y2 JP2605828 Y2 JP 2605828Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating plate
- case
- rotating
- rotating shaft
- moderation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転軸を操作すること
により回路切り換えを行うスイッチ装置に関するもので
ある。
により回路切り換えを行うスイッチ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のスイッチ装置の断面図を示
しており、ケース1の中央に回転軸2を回転自由に組込
み、回転軸2のケース内側に回転板3を嵌着している。
ピン4を回転板3に付勢するようにコイルばね5がピン
4とともにケース1に組込まれている。回転板3には、
可動接点6と押しばね7が組込まれ、複数の固定接点8
を配置した基板9がケース1と嵌合固定している。
しており、ケース1の中央に回転軸2を回転自由に組込
み、回転軸2のケース内側に回転板3を嵌着している。
ピン4を回転板3に付勢するようにコイルばね5がピン
4とともにケース1に組込まれている。回転板3には、
可動接点6と押しばね7が組込まれ、複数の固定接点8
を配置した基板9がケース1と嵌合固定している。
【0003】上記構成において、回転軸2をつまみ等に
より回転すると、回転板3に設けられた節度用山部(図
示せず)をピン4が乗り越えることにより節度感が得ら
れ、回転板3が回転することにより可動接点6も回転
し、接続回路の同じ基板9の固定接点8と接触接続し回
路を形成している。
より回転すると、回転板3に設けられた節度用山部(図
示せず)をピン4が乗り越えることにより節度感が得ら
れ、回転板3が回転することにより可動接点6も回転
し、接続回路の同じ基板9の固定接点8と接触接続し回
路を形成している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスイッチ装置では、ピン4が節度用山部を乗り越
え、次の停止位置で止まるとき、節度用山部の斜面とピ
ン4が衝突して音が発生し、回転板3が振動することに
より、その音が響いてしまうという課題があった。
来のスイッチ装置では、ピン4が節度用山部を乗り越
え、次の停止位置で止まるとき、節度用山部の斜面とピ
ン4が衝突して音が発生し、回転板3が振動することに
より、その音が響いてしまうという課題があった。
【0005】本考案はこのような従来の課題を解決する
ものであり、回転板の振動を無くし、音を小さくするこ
とができるスイッチ装置を提供することを目的とするも
のである。
ものであり、回転板の振動を無くし、音を小さくするこ
とができるスイッチ装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、ケース下面と回転板上面の一端に回転軸の
軸方向に節度感を得る節度機構部を備えると共に、この
節度機構部を備えた回転軸を中心として対称となる他端
側のケース下面または回転板上面の少なくとも一方に回
転軸の軸方向に凸部を設け、この凸部を介してケースと
回転板が当接するようにしたものである。
するために、ケース下面と回転板上面の一端に回転軸の
軸方向に節度感を得る節度機構部を備えると共に、この
節度機構部を備えた回転軸を中心として対称となる他端
側のケース下面または回転板上面の少なくとも一方に回
転軸の軸方向に凸部を設け、この凸部を介してケースと
回転板が当接するようにしたものである。
【0007】
【作用】したがって本考案によれば、回転板またはケー
スの凸部で節度部の荷重により、常に当接しているの
で、節度用山部とピンが衝突するときに回転板が振動し
なくなるものである。
スの凸部で節度部の荷重により、常に当接しているの
で、節度用山部とピンが衝突するときに回転板が振動し
なくなるものである。
【0008】
【実施例】図1および図2は本考案の一実施例を示すも
のである。図に示すように、ケース10の中央に回転軸
11を回転自由に組込み、回転軸11のケース内側に回
転板12を嵌着している。節度部のピン13を回転板1
2に付勢するようにコイルばね14がピン13とともに
ケース10に組込まれている。回転板12には可動接点
15と押しばね16が組込まれ、複数の固定接点17を
配置した基板18がケース10と嵌合固定している。回
転板12とケース10には、節度部の反対側に凸部19
と半円弧状のリブ20を設けている。
のである。図に示すように、ケース10の中央に回転軸
11を回転自由に組込み、回転軸11のケース内側に回
転板12を嵌着している。節度部のピン13を回転板1
2に付勢するようにコイルばね14がピン13とともに
ケース10に組込まれている。回転板12には可動接点
15と押しばね16が組込まれ、複数の固定接点17を
配置した基板18がケース10と嵌合固定している。回
転板12とケース10には、節度部の反対側に凸部19
と半円弧状のリブ20を設けている。
【0009】上記実施例において、回転軸11をつまみ
等により回転すると、回転板12に設けられた節度山部
(図示せず)をピン13が乗り越えることにより節度感
が得られ、回転板12が回転することにより可動接点1
5も回転し、接続回路に応じて基板18の固定接点17
と接触接続し、回路を形成している。また、回転軸11
の動作途中および動作停止中において、ピン13を介し
コイルばね14により回転板12の一端に傾けるようと
する力が働いており、この力により回転板12の凸部1
9と、ケース10のリブ20が他端で点接続している。
また、点接触であるため、摩擦力は小さく回転軸11の
操作力への影響を少なくしている。
等により回転すると、回転板12に設けられた節度山部
(図示せず)をピン13が乗り越えることにより節度感
が得られ、回転板12が回転することにより可動接点1
5も回転し、接続回路に応じて基板18の固定接点17
と接触接続し、回路を形成している。また、回転軸11
の動作途中および動作停止中において、ピン13を介し
コイルばね14により回転板12の一端に傾けるようと
する力が働いており、この力により回転板12の凸部1
9と、ケース10のリブ20が他端で点接続している。
また、点接触であるため、摩擦力は小さく回転軸11の
操作力への影響を少なくしている。
【0010】このように上記実施例によれば、回転軸1
1の動作途中および動作停止中において、回転板12の
凸部19とケース10のリブ20が常に当接しているの
で、スイッチ動作時の節度用山部と節度ピン13が衝突
するとき、回転板12が振動しなくなる。また、ケース
10にリブ20を設けているので、剛性も向上する。
1の動作途中および動作停止中において、回転板12の
凸部19とケース10のリブ20が常に当接しているの
で、スイッチ動作時の節度用山部と節度ピン13が衝突
するとき、回転板12が振動しなくなる。また、ケース
10にリブ20を設けているので、剛性も向上する。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上記実施例から明らかなよう
にケース下面と回転板上面の一端に回転軸の軸方向に節
度感を得る節度機構部を備えると共に、この節度機構部
を備えた回転軸を中心として対称となる他端側のケース
下面または回転板上面の少なくとも一方に回転軸の軸方
向に凸部を設け、この凸部を介してケースと回転板が当
接するようにしたことにより、節度機構部のコイルばね
による回転板の一端を傾けようとする付勢力によって、
ケースと回転板の他端が凸部を介して常に当接するよう
になるため、スイッチを回転動作させた時の回転板の振
動を抑え、静音化が図れるという効果があります。
にケース下面と回転板上面の一端に回転軸の軸方向に節
度感を得る節度機構部を備えると共に、この節度機構部
を備えた回転軸を中心として対称となる他端側のケース
下面または回転板上面の少なくとも一方に回転軸の軸方
向に凸部を設け、この凸部を介してケースと回転板が当
接するようにしたことにより、節度機構部のコイルばね
による回転板の一端を傾けようとする付勢力によって、
ケースと回転板の他端が凸部を介して常に当接するよう
になるため、スイッチを回転動作させた時の回転板の振
動を抑え、静音化が図れるという効果があります。
【図1】本考案の一実施例におけるスイッチ装置の断面
図
図
【図2】同スイッチ装置の組立前の外観斜視図
【図3】従来のスイッチ装置の断面図
10 ケース 11 回転軸 12 回転板 19 凸部 20 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 上面中央から回転軸の一端が回転自由に
突入したケースと、前記回転軸の他端に固定された回転
板と、この回転板の下面に装着された可動接点と、この
可動接点が接離するように上面に複数の固定接点を備え
前記ケースを固定する基板からなり、前記ケース下面と
回転板上面の一端に回転軸の軸方向に節度感を得る節度
機構部を備えると共に、この節度機構部を備えた回転軸
を中心として対称となる他端側のケース下面または回転
板上面の少なくとも一方に回転軸の軸方向に凸部を設
け、この凸部を介して前記ケースと前記回転板が当接す
るようにしたスイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000331U JP2605828Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000331U JP2605828Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656938U JPH0656938U (ja) | 1994-08-05 |
JP2605828Y2 true JP2605828Y2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=11470918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000331U Expired - Fee Related JP2605828Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605828Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP1993000331U patent/JP2605828Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656938U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |