JP2867797B2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2867797B2
JP2867797B2 JP15469592A JP15469592A JP2867797B2 JP 2867797 B2 JP2867797 B2 JP 2867797B2 JP 15469592 A JP15469592 A JP 15469592A JP 15469592 A JP15469592 A JP 15469592A JP 2867797 B2 JP2867797 B2 JP 2867797B2
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bowl
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switch
case
moderation
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良一 谷内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に自動車の各種操作用
やハンドルパット等に装着されるスイッチに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチを図4,図5により説明
する。
【0003】21はケース22のケース側支持部22a
基体部23の基体部側支持部23aに、回動可能に支
持されるとともに、ボタン24を装着した摺動体であ
り、25は摺動体21に装着されているバネ26により
付勢されるとともに、基体部23と一体になっている節
用凹部27に当接している節度ピンである。
【0004】また、28は、基体部23に固定されてい
るプリント基板29に半田付され回路を構成しているス
イッチユニットである。なお、摺動体21には突起30
が設けられており、ボタン24を動作することによりス
イッチユニット28を押圧する構成となっている。
【0005】次に動作について説明すると、ボタン24
を矢印A方向へ操作すると摺動体21は、円弧形状にな
った摺動面の中心Oを支点として回動され、摺動体21
に設けられている突起30も揺動し、スイッチユニット
28が押圧され回路の開閉を行う。この時、摺動体21
に装着され、バネ26により付勢されている節度ピン2
5も同様に回動するが、常に節度用凹部27に当接され
ており、また、この節度用凹部27には対称に傾斜がつ
いているので、この傾斜に沿って回動する。よって節度
ピン25は、中心O方向にも移動し、その移動量分だけ
バネ26がたわみ、その付勢力によって操作力が発生す
る事になる。
【0006】また、操作を解除すると、上記バネ26の
付勢力により操作回動とは逆方向に復帰回動され元の位
置に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
カーエレクトロニクスの高度化に伴い車室内の高密度化
が進み、これに伴いシステムの制御スイッチに対する配
置可能空間が制約を受けている中で、上記従来のスイッ
チでは、ボタン24と回動支点となる中心Oと節度ピン
25が一本の軸上の上記中心Oに対し、それぞれ相反す
る方向に配置されていた。
【0008】図5の原理説明図に置換えると、ボタン2
4が力点、中心O点が支点、節度ピン25が作用点とな
るが、これを小型化する場合単純に、力点から支点まで
の距離a、支点から作用点までの距離bを小さくするこ
とでは対応できるが、極端に距離を短くすると操作フィ
ーリングの悪化、寸法ばらつきによるボタンの戻り不良
などの危険性を有するとともに、ある程度小さくしたと
しても支点Oが力点と作用点の内側に配置されているた
め、スイッチユニット28や、プリント基板29を薄型
化したところで必ず力点から支点までの距離aと支点か
ら作用点までの距離bを合算した長さが必要となり、ス
イッチ全体としての小型化が困難となるものであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、節度用凹部を摺動体の碗状部の内面略中央
に設け、摺動体の碗状部の中心の支点に対し力点、作用
点を同一方向に配置するようにしたものである。
【0010】
【作用】以上のように本発明のスイッチは節度用凹部を
摺動体の碗状部の内面略中央に設け、摺動体の碗状部の
中心の支点に対し力点、作用点を同一方向に配置したの
で、支点から作用点までの距離と支点から力点までの距
離が重複することによって小型化できるとともに、上記
各距離の比率を変更しなければ力学的には、従来同様の
操作力、操作フィーリングを得ることができるものであ
る。
【0011】
【実施例】本発明のスイッチの一実施例を図1〜図3に
より説明する。
【0012】1は下方を開口部とするケース2の上
中央部の開口孔外周下面からなる外側支持部2aと、
体部3に設けられた上記開口孔外周下面からなる側支
持部2aと同心位置に筒状の支持部からなる側支持
部3aに回可能に支持されるとともに、ボタン4を装
着した摺動体であり、各支持部の中心を架空の回転中心
として支持されている。5は、筒状の支持部からなる
側支持部3aの筒状の内側に装着されているバネ6によ
り付勢された弾接部材とした節度ピンであり、この節度
ピン5は、摺動体1の内側支持部3aと同心位置に形成
された碗状部1aとこの碗状部1aの内面略中央に設け
られた節度用凹部11に弾接している。この節度ピン
5、バネ6で節度部材を構成するとともに、碗状部1a
の内面略中央に設けられた節度用凹部11とで節度手段
が構成されている。また、1bは摺動体1の外側支持部
2aと同心位置に形成された碗状部であり、この碗状部
1bと外側支持部2aが節度ピン5に付勢され常に当接
されている。
【0013】一方、プリント基板9に半田付されたスイ
ッチ部となるスイッチユニット8上方には、摺動体1の
碗状部下端に一体化された押圧部14が設けられ、ボタ
ン4を動作することによりスイッチユニット8を押圧す
る。また、プリント基板9からケース2外へリード線1
2が出ており、スイッチ外の機器(図示せず)に接続さ
れている。
【0014】上記一実施例の動作について説明すると、
ボタン4を操作していない状態では、側支持部2aお
よび側支持部3aにより支持されている摺動体1は、
バネ6により付勢されている節度ピン5が節度用凹部1
1の最上部に当接し、節度用凹部11の対称に配置して
いる斜面より発生する回転モーメントは釣合った状態に
なるため、傾くことなく中立位置に保持されている。こ
の状態では、スイッチユニット8に押圧部14は接続し
ておらず、スイッチユニット8の回路は開いた状態とな
っている。
【0015】次に、図2のごとくボタン4の左側を押圧
操作すると、ボタン4が摺動体1の碗状部1aの中心O
を支点に矢印A方向へ回動され、これに伴い押圧部14
も同様に揺動し、スイッチユニット8を押圧し、スイッ
チユニット8の回路を閉じる。この時、節度用凹部11
も摺動体1と同様に回動されるが、節度ピン5が常にバ
ネ6による付勢力によって碗状部1aに当接しているの
で、摺動体1の回動によってバネ6がたわみ、その増加
したバネ6の付勢力によって操作力が発生することにな
る。
【0016】次に、この状態よりボタン4に対する押圧
操作を解除すると、ボタン4は節度用凹部11の対称に
配置している斜面と当接した節度ピン5へのバネ6によ
る付勢力により、矢印A方向とは反対方向へ回動され中
立状態に保持される。従って、押圧部14も回動され元
の位置に戻り、スイッチユニット8に対する付勢力も無
くなり、回路が開いた状態となる。
【0017】上記動作についてはボタン4の右側を押圧
操作した場合も同様であることは勿論である。
【0018】なお、上記実施例においては、側支持部
3aの左右にスイッチユニット8を設けたが、スイッチ
ユニット8は押圧部14によって操作できる位置であれ
ば良く、4方向操作スイッチ、多方向操作スイッチ等へ
の応用展開の図れるものである。
【0019】
【発明の効果】本発明のスイッチは上記実施例より明ら
かなように、節度用凹部を摺動体の碗状部の内面略中央
に設け、節度ピンを側支持部の筒状内に配置したの
で、碗状部の中心(支点)から節度ピン(作用点)まで
の距離と碗状部の中心(支点)から力点(ボタン)まで
の距離を重複させて、小型化を可能としたものである。
また、操作力、操作フィーリングについても支点から力
点および作用点に対するそれぞれの距離の比を同じにす
ることで従来と同等の性能を得ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチの側断面図
【図2】同動作を説明するための側断面図
【図3】同動作を説明するための力の関係を示す原理図
【図4】従来のスイッチの側断面図
【図5】同動作を説明するための力の関係を示す原理図
【符号の説明】
1 摺動体 1a 碗状部 2 ケース 2a 側支持部 3 基体部 3a 側支持部 5 節度ピン 8 スイッチユニット 11 節度用凹

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面略中央部に開口孔を有する箱状のケ
    ースと、このケースの下方に配置され、ケースの開口孔
    と同心位置に筒状に形成された上面に内側支持部を有す
    る基体部と、上記ケースの開口孔外周下面の外側支持部
    に上面の碗状部が回動可能に当接すると共に、碗状部内
    面の略中央に節度用凹部を設けた摺動体と、上記基体部
    の筒状内に装着され、上端が上記摺動体の碗状部内面に
    弾接して、摺動体の碗状部外周面を上記ケースの外側支
    持部に押し付けている節度ピンと、上記摺動体の碗状部
    下端の押圧部により押圧されるスイッチ部からなるスイ
    ッチ。
JP15469592A 1992-06-15 1992-06-15 スイッチ Expired - Lifetime JP2867797B2 (ja)

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