JPH0342768Y2 - - Google Patents

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JPH0342768Y2
JPH0342768Y2 JP1985061360U JP6136085U JPH0342768Y2 JP H0342768 Y2 JPH0342768 Y2 JP H0342768Y2 JP 1985061360 U JP1985061360 U JP 1985061360U JP 6136085 U JP6136085 U JP 6136085U JP H0342768 Y2 JPH0342768 Y2 JP H0342768Y2
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JP
Japan
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hold
speaker
circuit
telephone
call
Prior art date
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JP1985061360U
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JPS61195151U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は保留音発生機能を備えた電話機に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来の電話機に於いては、例えば特開昭52−
96803号公報に示されるように通話中に話を一時
中断し保留状態にするべく保留釦を操作した場合
には、回線に保留音を発生し相手の人に保留状態
であることを知らせるよう構成したものがある
が、保留音は相手の人に聞えるのみであり保留音
操作した人には聞こえない為、保留状態が分り難
いという問題があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の問題点を解消すべくなされたも
ので、保留状態に設定した人にも保留音が聞かれ
るよう構成し、保留状態を報知することが出来る
電話機を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は通話相手の声を拡声するスピーカ受話
機能用のスピーカに、保留音発生回路の出力を供
給し、スピーカで保留音を発生するよう構成した
ものである。
(ホ) 作用 本考案は上述のように構成したので、保留釦が
操作されると、保留音発生回路の動作で保留音が
スピーカに供給され、保留操作した人に保留状態
を報知する。
(ヘ) 実施例 以下本考案の実施例を図面と共に説明する。1
は電話回線L1,L2に常開のフツクスイツチ2A
及び保留スイツチ3Aを介して接続されたブリツ
ジ整流回路で、電話回線L1,L2より駆動電圧を
取り出すよう構成されている。整流回路1の出力
には直流電圧上に音声信号が重畳されて出力され
ており、トランジスタ4を介してスピーチネツト
ワーク回路5に供給され、スピーチネツトワーク
回路5を介してハンドセツト6と電話回線L1
L2で音声信号の送受を行なえるよう構成されて
いる。7はテンキーで構成されるキーボード8よ
り入力された電話番号データに基づきダイヤルパ
ルス信号を発生する制御回路で、メモリを内蔵し
ており複数の電話番号データを記憶し、簡単なる
操作で自動的に選択された電話番号に対応したダ
イヤルパルス信号を自動的に発生することが可能
である。9は制御回路7よりのダイヤルパルス信
号S0に基づきスイツチングされるトランジスタ
で、トランジスタ10の導通制御で電源ライン間
を短絡しダイヤルパルスを発生する。11はダイ
ヤルパルス信号S0が発出されている期間中、制御
回路7よりのミユーテイング信号S1により不導通
に制御されるトランジスタで、トランジスタ4を
不導通にすることにより、ダイヤル発信中スピー
チネツトワーク回路5を電話回線から分離するよ
う作用する。12はトランス13を介して音声信
号を取り出すスピーカ受話回路で、取り出された
音声信号は音量調整用の可変抵抗器14を介して
増幅器15に供給されスピーカ16で拡声される
よう構成されている。17はトランス13で取り
出された音声信号経路を短絡すべく接続されたト
ランジスタで、増幅器15の出力がフツクスイツ
チ2Bを介してベースバイアスとして供給され、
増幅器出力の発生で導通されるよう構成されてい
る。又増幅器15の出力はコンデンサ18を介し
てトランス13に供給されている。19は保留状
態の時保留を報知する電子音を発生する保留音発
生回路で、駆動電圧が保留スイツチ3Bとフツク
スイツチ2Cを介して供給されており、駆動電圧
の供給で電子音を発生し、可変抵抗器14に供給
している。尚フツクスイツチ2A,2B,2Cは
ハンドセツト6が取り上げられると閉成するよう
ハンドセツト6と連動されており、又保留スイツ
チ3A,3B,3Cは保留釦20の操作で閉成状
態に有つても、図示しない機構により保留釦20
とハンドセツト6が連動するよう構成されてお
り、ハンドセツト6を取り上げると保留釦20の
ロツクが解除され、保留スイツチ3A,3B,3
Cが切換るよう構成されている。又保留釦20は
スピーカ受話機能の選択の役目も兼ねており、ス
ピーカ受話を行なう際はハンドセツト6を取り上
げない状態で保留釦20を操作しておく。
次に斯る構成よりなる本考案の動作につき説明
する。
先ずダイヤル発信し通話を行なう動作につき説
明する。最初ハンドセツト6を取り上げフツクス
イツチ2A,2B,2Cを閉成し電話回線L1
L2を接続した後、キーボード8より通話相手の
電話番号を入力すると、制御回路7より入力され
た電話番号に応じたパルス信号S0が発生され、ト
ランジスタ9,10がスイツチング制御されるこ
とにより、電源端子間の短絡でダイヤルパルス信
号が電話回線L1,L2に送出される。ダイヤルパ
ルス信号S0の送出中は制御回路7のミユーテイン
グ出力信号S1はローレベルでありトランジスタ
4,11は不導通になつており、スピーチネツト
ワーク回路5及びスピーカ受話回路12等は電話
回線L1,L2から分離されている。しかしダイヤ
ルパルス信号の送出終了で、制御回路7の出力信
号S1はハイレベルに反転される為、トランジスタ
4,11が導通しスピーチネツトワーク回路5に
電源が供給され動作状態となる。したがつてダイ
ヤル発信に相手が応答すれば、ハンドセツト6に
より通話を行なうことが出来る。
そこで通話中に通話を一時中断し保留状態にし
たい場には、保留釦20を操作すると保留スイツ
チ3Bの閉成で保留音発生回路19に電源が供給
され保留音発生回路19が動作状態となり、発生
された保留音が増幅器15で増幅されスピーカ1
6で発生されると同時に、増幅器15の出力はフ
ツクスイツチ2B及びコンデンサ18を介してト
ランス13へ供給され電話回線L1,L2へ送出さ
れて通話相手にも保留音を伝送する。したがつて
両方で保留音を聞くことができ保留状態を確認す
ることができる。この際保留スイツチ3Cがトラ
ンス13側に切換つており、スピーチネツトワー
ク回路5は不動作であり、ハンドセツト6から拾
われた周囲の音声が伝送されることはない。又増
幅器15の出力によりトランジスタ17はバイア
スされて導通状態にあり、増幅器15の出力信号
が増幅器15の入力に帰還されハウリングが発生
するのを防止している。保留状態を終り通話を再
開する場合は、再度保留釦20を操作すると、保
留釦20のロツクが外れ保留スイツチ3Bが開き
保留音発生回路19への給電が停止されることに
より、保留音発生回路19が不動作となり保留音
の発生が停止される。したがつてハンドセツト6
により通話を再開することが出来る。通話を終り
ハンドセツト6を置くとフツクスイツチ2A,2
B,2Cが開き初期状態に復帰される。
次にハンドセツト6は置いたままでダイヤル発
信を行なうスピーカ受話動作につき説明する。ス
ピーカ受話動作を行なうには、先ず保留釦20を
操作し保留スイツチ3A,3Bを閉成しスイツチ
3Cをトランス13側に切換えた後、前述と同様
にしてダイヤル発信動作を行なう。ダイヤル発信
に相手が応答すれば電話回線の接続で、通話相手
の音声信号がトランス13で取り出され増幅器1
5に入力されスピーカ16で拡声されることによ
り、通話相手の応答を確認することができる。こ
の際ハンドセツト6は取り上げられておらずフツ
クスイツチ2A,2B,2Cは開いており、保留
音発生回路19が動作されることはないと共に、
トランジスタ17も不導通であり、通話相手の音
声信号のみが増幅器15に入力されスピーカ16
で拡声される。そこで通話すべくハンドセツト6
を取り上げると、保留釦20のロツクが連動して
解除され、保留スイツチ3A,3Bが開き、3C
がスピーチネツトワーク回路5側に切換わると同
時に、フツクスイツチ2A,2B,2Cが閉成さ
れ、前述と同様にしてハンドセツト6により通話
を行なうことが出来る。
尚音量調整用の可変抵抗器14を操作すること
により、スピーカ16の出力音量と電話回線L1
L2に送出する保留音の音量の両方を制御するこ
とができる。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案の電話機は、保留状態に於い
て保留音を発生する保留音発生回路を設け、保留
音をスピーカ受話用の増幅器に入力しスピーカで
拡声すると共に、電話回線にも送出するよう構成
し、保留状態の確認を通話中の双方に於いて行な
うことが出来るもので、実用的効果大なるもので
ある。又、音量調整回路により、スピーカの出力
音量と電話回線に送出する保留音の音量の両方を
連動させて制御することができるため、スピーカ
の出力音量の確認で相手方へ出力されている音量
の大きさを知ることができ、又保留音専用の音量
調整回路を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の電話機の構成を示す電気回路図
である。 1……整流回路、2A,2B,2C……フツク
スイツチ、3A,3B,3C……保留スイツチ、
5……スピーチネツトワーク回路、6……ハンド
セツト、7……制御回路、12……スピーカ受話
回路、19……保留音発生回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドセツトが置かれた状態でダイヤル発信を
    行ない通話相手の応答音声を拡声する増幅器及び
    スピーカを有したスピーカ受話機能を具備した電
    話機に於いて、前記スピーカ受話用の増幅器の入
    力段に接続され、音量を可変する音量調整回路
    と、通話中の保留釦の操作で動作し保留音を前記
    音量調整回路に供給する保留音発生回路と、保留
    釦の操作時、前記スピーカ受話用の増幅器の出力
    を電話回線に供給する手段とから構成したことを
    特徴とする電話機。
JP1985061360U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0342768Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985061360U JPH0342768Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985061360U JPH0342768Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61195151U JPS61195151U (ja) 1986-12-05
JPH0342768Y2 true JPH0342768Y2 (ja) 1991-09-06

Family

ID=30589566

Family Applications (1)

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JP1985061360U Expired JPH0342768Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712345A (en) * 1980-06-24 1982-01-22 Hitachi Koki Co Ltd Storage rack for test tube
JPS60120640A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 Tamura Electric Works Ltd 機能電話機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712345A (en) * 1980-06-24 1982-01-22 Hitachi Koki Co Ltd Storage rack for test tube
JPS60120640A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 Tamura Electric Works Ltd 機能電話機

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JPS61195151U (ja) 1986-12-05

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