JPH0342126A - パネル部品のフランジ成形方法 - Google Patents

パネル部品のフランジ成形方法

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JPH0342126A
JPH0342126A JP1175953A JP17595389A JPH0342126A JP H0342126 A JPH0342126 A JP H0342126A JP 1175953 A JP1175953 A JP 1175953A JP 17595389 A JP17595389 A JP 17595389A JP H0342126 A JPH0342126 A JP H0342126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical wall
flange
panel
forming
wall part
Prior art date
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Pending
Application number
JP1175953A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hasegawa
幸男 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1175953A priority Critical patent/JPH0342126A/ja
Publication of JPH0342126A publication Critical patent/JPH0342126A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、予備成形されたパネル部品の周縁部に縦壁部
を介して階段状に連続するフランジ部を折曲成形する方
法に関する。
従来の技術 第2図および第3図にパネル部品としての自動車のドア
インナパネルW、の形状を示す。このドアインナパネル
W、は相手側のドアアウタパネルとのヘミング結合部と
なるフランジ部(ヘミングフランジ部)Fを有しており
、このフランジ部Fを成形する方法としては、ドアイン
ナパネルW。
そのものを成形する際に第4図(A)に示すように7ラ
ング部Fまでも一体に絞り成形し、後工程であるトリム
工程において同図(B)に示すようにフランジ部F以外
の非製品部領域SをトリムラインQから切断除去すると
いう方法がとられている。
この方法によると、非製品部領域SがトリムラインQか
らスクラップとして切断除去されてしまうにもかかわら
ず絞り成形時にブランクホルダで加圧拘束するためには
大きな非製品部領域Sを確保しておかなければならず、
結果的に材料歩留まりが著しく悪くなる。
そこで、上記の方法に代えて絞り成形時にはドアインナ
パネルの形状のみを成形し、絞り成形に続くリストライ
ク工程においてフランジ部を成形するようにした方法が
試みられている。この方法は第5し1に示すように絞り
成形されたドアインナパネルWを、下型としてのポンチ
11とアウタ。
インナ双方のパッド12,13とで加圧拘束した上、ダ
イ14によりポンチll側に絞り込んで縦壁部B、に連
続するフランジ部Fを成形するようにしたものである。
この際、フランジ部Fの根元部分のコーナ一部にしわが
発生するのを防止するため、フランジ部Fの端末部側に
余剰縦壁部B、を成形し、この余剰縦壁部B2の成形に
よって材料を拘束しつつフランジ部Fを縦壁部B、とと
もに成形する一方、材料の端末部Eをダイ14の下側ま
で引き込んてポンチ11とパッド12との拘束から外し
てしまうようにしている。
なお、余剰縦壁部B、は後工程のトリム工程においてス
クラップとしてトリムラインQから切断除去される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の方法によると、余剰縦壁部B、の
深さり、が縦壁部B1の深さり、よりも小さく、しかも
余剰縦壁部B、に微小角度αをもたせているために材料
を拘束する力が必ずしも十分でなく、フランジ部F側に
引き込まれる材料流入量が大きくなり、結果的に成形さ
れたフランジ部Fのコーナ一部にしわが発生して所期の
目的を達成することができない。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、材料歩留まりの向上を図りつ
つ上記のしわの発生を防止した成形方法を提供すること
にある。
課題を解決するための手段 本発明は、予備成形されたパネル部品の周縁部に縦壁部
を介して階段状に連続するほぼ水平なフランジ部を成形
する方法において、パネル部品の端末部と、縦壁部とな
るべき部位の根元部とを下型とブランクホルダとで加圧
拘束する工程と、下霊1とブランクホルダとによる加圧
拘束状態のもとで上型によりパネル部品を下型側に絞り
込み、前記フランジ部となるべき部位の端末側にフラン
ジ部よりも低位の鉛直な余剰縦壁部を成形しながら下型
とブランクホルダとによるパネル部品の端末部の拘束を
解除する工程と、前記余剰縦壁部を縦壁部よりも深く成
形する過程で縦壁部とフランジ部とを絞り成形する工程
と、前記余剰縦壁部を、成形されたフランジ部の端末か
ら切断除去する工程とを含んでいる。
作用 この方法によると、第1図(D)ζこ示すように余!I
I縦壁部の絞り深さが、)2品部となるべき縦壁部の絞
り12さよりも十分に大きいために、余剰縦壁部の成形
に伴うしごき作用によって材料が十分に拘束されるよう
になり、しわの発生のないフランジ部が成形される。
実施例 第1図(A)、(B)、(C)、(D)は本発明の一実
施例を示す図で、第5図と同様にドアインナパネルWの
例を示している。
第1図(A)において、1は下型としてのポンチ、2は
上型としてのダイ、3はブランクホルダとしてのインナ
パッド、4は同じくアウタパッドである。
先ず同図(A)に示すように前工程で所定の形状に絞り
成形されたパネル部品としてのドアインナパネル(以下
、単にパネルという)Wをポンチ1上に位置決めした上
、パネルWの端末部Eのほかフランジ部F(同図([)
 ) f3JjQ )を成形すべき根元部Qをポンチl
と双方のパッド31、■とでそれぞれ加圧拘束する。そ
して、この状(gでパネルWをポンチ1の凹部1a側に
絞り込む。
パネルWを凹部1a側に絞り込むと端末部Eは同図(B
)に示すようにポンチlとアウタパッド4との間から徐
々に引き出され、同図(C)に示すようにフランジ部F
となるべき部位の端末部側に縦壁部B、よりも低位の余
剰縦壁部B、が先行して成形されるようになる。余剰縦
壁部B2の成形が開始されると、端末部Eはポンチ1と
アウタバッド4との間から抜は出てその両者による加圧
拘束状態から解かれる。
この時、端末部Eがポンチlとアウタパッド4とによる
拘束から解かれたとしても、上記のように既に鉛直な余
剰縦壁部B、の成形が開始されているために、その余剰
縦壁部B1の成形に伴うしごき作用によってパネルWの
うちフランジ部Fとなるべき部分が拘束される。
なおもダイ2が下降すると、同図(D)に示すように先
行して成形が開始された余剰縦壁部B。
が縦壁部B1よりも深く成形される過程で、製品部たる
水平なフランジ部Fが縦壁部B1とともに階段状に成形
され、最終的に縦壁部B1は余剰縦壁部B、に対して9
0度の角度をなすとともに端末部Eはダイ2の下側まで
引き込まれる。
そして、上記のようなフランジ部Fが成形されたパネル
Wは、後工程のトリム工程においてフランジ部Fに付帯
している非製品部領域としての余剰縦壁部B、がトリム
ラインeから切断除去され、これによって初めて第4図
(B)に示す形状のパネル部品たるドアインナパネルW
が得られる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、製品部となるべきフラン
ジ部および縦壁部を成形する前に余剰縦壁部の成形を開
始し、この余剰縦壁部を縦壁部よりも深く成形する過程
で前記フランジ部および縦壁部を成形するようにしたこ
とにより、余剰縦壁部の成形に伴うしごき作用によって
フランジ部および縦壁部となるべき部分の材料を十分に
拘束できることから、しわの発生のない高品質のパネル
部品を得ることができる。
また、成形途中でパネル部品の端末部の拘束を解除する
ようにしているので、トリム工程で切断除去されるべき
非製品部領域が少なくて済み、材料歩留まりも向上する
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)、(C)、(D)は本発明の一実
施例を示す工程説明図、第2図はドアインナパネルの要
部の構成説明図、第3図は第2図のIII−III線に
沿う断面図、第4図(A)、(B)は従来の成形方法の
工程説明図、第5図は従来の他の成形方法を示す説明図
である。 1・・・下型としてのポンチ、2・・・上型としてのグ
イ、3・・・ブランクホルダとしてのインナバッド、4
・・・ブランクホルダとしてのアウタパッド、B。 ・・・縦壁部、B1・・余剰縦壁部、E・・・端末部、
F・・・フランジ部、Q・・・根本部、W・・・パネル
部品としてのドアインナパネル。 第1図(A) I ・ポンチ 2 ・グイ 3・インナペッド 4 アウタパッド E 端末部 Q・恨元部 W ドアイノナパネル 第1図(B) 旧 図(C) 第 1図(D) B、 縦壁量 B、 余剰縦壁記 F フラノンZ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予備成形されたパネル部品の周縁部に縦壁部を介
    して階段状に連続するほぼ水平なフランジ部を成形する
    方法において、 パネル部品の端末部と、縦壁部となるべき部位の根元部
    とを下型とブランクホルダとで加圧拘束する工程と、 下型とブランクホルダとによる加圧拘束状態のもとで上
    型によりパネル部品を下型側に絞り込み、前記フランジ
    部となるべき部位の端末側にフランジ部よりも低位の鉛
    直な余剰縦壁部を成形しながら下型とブランクホルダと
    によるパネル部品の端末部の拘束を解除する工程と、 前記余剰縦壁部を縦壁部よりも深く成形する過程で縦壁
    部とフランジ部とを絞り成形する工程と、前記余剰縦壁
    部を、成形されたフランジ部の端末から切断除去する工
    程、 とを含むことを特徴とするパネル部品のフランジ成形方
    法。
JP1175953A 1989-07-07 1989-07-07 パネル部品のフランジ成形方法 Pending JPH0342126A (ja)

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